最終更新日:2021.11.28 ●ベルトドライブ自転車への懸念点
2021.10.10 ●「フローティングベルト」と「カーボン・ソリッド・ドライブ」
〃 ▲フローティングベルトの弱点?
■ベルト駆動について──────────────────────────────────────
「注油しなくて済む」ことで、メンテの手間を省けると思っている人も多そうだが、
その他の部分はチェーン駆動の自転車と同じように劣化するため、
自転車全体そのものは「ノーメンテで済むわけがない」ので注意しておきたい。
(例えば「タイヤの空気圧が300kpa基準で毎月1回空気充填」などは欠かせない[※夏場は2週間に1回が不可欠])
●ベルトドライブ自転車への懸念点
tobesaikuru.livedoor.blog/archives/12186046.html
自転車店としては通学自転車のフラグシップでもある
ベルト車に対して苦言を呈すること自体が禁忌のようなものなので、
ベルトドライブの問題点を見ることは珍しく非常に貴重な意見。
「Pがベルトドライブの電アシを発売しないのは何故か」と考えたときに、
「単なるコスト面」以外の観点からのアプローチで、
「(電アシの場合)フレーム強度」を挙げている。
「ベルト鳴き」についても「解消できない」可能性について書かれている。
●ベルトの不具合
prestigebike.hamazo.tv/e8246267.html
当店で確認後、ベルトの張りを調整したり、専用オイルで対処してまいりました。
音鳴りの症状は一瞬は良くなるのですが、何日かすると、また音が鳴りだします。
その繰り返し。もう、お手上げ状態。お客様も納得はいきませんよね。快適に乗れないのですから。
ということで、考えられえる箇所をガッツリ交換することにしました。メーカーへクレーム申請をします。
すると、ここで、信じられな~いことが起きました。交換するベルトの長さが違うではあ~りませんか!
ど~やってもはまりません。長さが合っていません。明らかに短い!確認しましたら、メーカーの出荷ミスですよ。
対照的にチェーンならその場で交換もしやすいので、
こういうベルト特有のデメリットもあることを憶えておきたい。
●ベルトを称える中でチェーンの問題点を上げているものの・・・
prestigebike.hamazo.tv/e8249960.html
チェーンは走行しているうちに伸びてきてきます。
全ケースでなくて、半ケースでチェーンががむき出しの自転車は、特に伸びが早いです。
どんどん伸びてきて、カチャカチャと鳴り出します。その時に締めればいいのですが、
そのまま放っておくと、チェーンは確実に外れます。走行不可能になります。
何故「完全無整備での使用が前提」なのだろうという疑問。
そういうユーザーのほうが圧倒的に多いとしても、
店の目線からすれば、そのような酷い使い方を真っ先に否定し
「定期的な整備がされている自転車"本来の実力"」を伝えるべきだと思う。
「定期的に店に訪問しなくてもベルトなら外れないから便利」と言われても・・・、
根本的な扱い方の問題を置き去りしていることをユーザーに対して良い考え方とは思えないし、、
むしろ、他の部分で例えば「前後のベアリングやBB部分の不具合まで」
ついでに確認できるので「早期発見によりトータルでの修理費用が安くなる」と考えられる。
契約ノルマを達成するためにやむを得ないという事情があるとか、
販売した客の相手をするのが面倒でしょうがないなら仕方がないとして、
そうではないなら、むしろ店に訪問することが極端に少ないことで
「ベルトならノーメンテでも大丈夫だと思って買ったのに不具合が出るとか聞いていない」
という無茶苦茶なクレームの種も消すことができるという点でも
ベルト頼みではなく「まともな自転車に必要なことは何か」を知ってもらう必要があると考える。
それにベルトに走行部分でもメリットがあるなら
プロの競技で使うようなスポーツ自転車はベルトドライブだらけでも良さそうなものだが、
カーボンベルトかどうかという話でもなく、
実際は全くと言っていいほど使われていない時点で
本来積極的に薦めるようなものでもない気がする。
用途的にローメンテのほうが楽だとしても、
「自転車はメンテナンスが必要な乗り物です」という広報よりも
完全ノーメンテを促しかねないような
「なるべくメンテナンスしなくてもいいほうが便利でしょう?」で
本当にいいのだろうか・・・。
その先の「チャリンコなんてテキトーでいい」という考えから
「交通安全への無頓着さ」にも繋がっていると考えたこともないとすれば残念。
「とにかく店に訪問したくない」「金をかけたくない」という
ユーザー達に寄り添うという形で、ある意味迎合するしかない環境を察すると
自転車を取り巻く環境が変化するのは厳しいと言わざるをえない。
●ベルトドライブのメンテナンス
チェーンと比べてローメンテナンスで済んでも、
「音鳴りなど無視すれば完全にノーメンテで使えるから」と言って、
それが最善の方法のはずもなく。
何のためにメーカー純正で専用品があるのかを理解しているのであれば
ベルトドライブに妙な完全メンテフリー幻想を持つことはないはず。
そして、何も理解せずに自身の整備力を過信し、
チェーンオイルやグリススプレーや556を安易に噴いてしまうようなことをすれば、
結局壊して店に持ち込んで余分に費用が必要になるという。
●ベルトが伸びる?
単にチェーンに比べ、ベルト車種自体の生産流通数が圧倒的に少ないというのもあるとして、
ベルト車種のデメリットとして「ギア交換の自由度が低い」ことにある。
電アシでは(もちろん非合法改造は論外として)合法にアシストしてくれるぶんには大して重要ではないとして、
非電アシで常用段数に応じて使いやすいギア歯に交換することができるということがあるが、
メーカー保証の点やギア歯が交換できると考えたこともないであろう多くのユーザーにとっては「どうでもいいこと」なので、
(ベルトスプレーはあっても)チェーンのように注油のメンテナンスの頻度が高くないことが
安くない金額を支払ってでも「価値があると見いだせれば」ベルトドライブも悪くはない選択になる。
※乗り心地云々はベルトの種類や個人の感覚にも差があるので一概には言えない
●ベルト駆動→チェーン駆動に換装
ameblo.jp/cycle-plus/entry-12243292460.html
「クランク」と「チェーン」と「駆動体」の交換は工賃込で推定総額は2万円以上?
そもそもこうした改造を受けてくれる店が珍しいはずなので、気軽にどの店でも頼めると思わないほうがいい。
最初からベルトではなくチェーン駆動を購入しておけばこういう改造費用がかからずに済んだはずだが、
使った上で「合わない」と納得できたからこその変更なのだろう。
「内装5段の場合」
チェーン→ベルトへの交換は「ベルト用はOLD145mm」「フレームが分割できない」ので不可のようだ。
チェーンドライブ用の内装5段ハブ(SG-5R30)の
オーバーロックナット寸法は「132mm」
フレームのエンド幅もそれに合わせて作られていますよね自転車
では、ベルトドライブ用内装5段ハブ(SG-5R30-BT)は?
オーバーロックナット寸法「約145mm」です。
132mmのフレームに145mmのハブは入りませんね汗
そうなんです、つまりはホイールがフレームに収まりません。
■ベルト vs チェーン
ベルトドライブは
【1】:音鳴きすることがある
【2】:適切な調整をしなければ歯飛びする危険性がある
【3】:歯欠けで交換必須?
【4】:交換用ベルトが高い(チェーンの倍~カーボンベルトなら4倍以上)
【5】:基本的にどこでも在庫しているわけでもないのですぐに交換できない
【6】:ギア比を自由に交換しにくい
【1】音鳴き
【2】歯飛び
●音鳴き対策用のケミカル
サイクルフィニッシュ
www.bscycle.co.jp/products/option/other/CF-420/
www.bscycle.co.jp/products/option/other.html
CF-420(P3303) ¥1,714(税抜き)
・高品質潤滑防鎮剤
・逆さ吹き可能
・ベルト鳴きにも使用できます → ・ベルトクリーニングにもおすすめ
・420ml
高品質は「何がどう高品質を意味するのか分かりにくい」から消したとして、
「ベルト鳴き」はベルト自体の性能が向上して症状が出なくなったというよりは、意図的に消去したかったと見るべきか、
それとも単に無闇に使われすぎて困るから避ける意図だろうか。
●「フローティングベルト」と「カーボン・ソリッド・ドライブ」
www.cycleshop110.com/ベルトドライブについて/
「フローティングベルト」
搭載車種:アルベルトシリーズ・カジュナ ・ロココ....etc
「カーボン・ソリッド・ドライブ」
搭載車種:アルベルトe・ステップクルーズ・ロングティーン ・シルヴァF5B、F8B....etc
▲フローティングベルトの弱点?
当店が、アルベルトを通学車としてお勧めしない理由の一つ。
blog.goo.ne.jp/zagato4153/e/40c8f212d9c90b5b39d80acb8edbf816
アルミのクランクアームに鉄のクランクギアを嵌めこみ溶接ですので、数年以内に剥がれることが多々あります。
blog.goo.ne.jp/zagato4153/e/bcac45bb39c8903033dc719380cef007
アルベルトに採用されているフローティングベルトドライブ機構は、
ソフトな踏み心地で 走り出しが滑らかですが、
内側のロータリーギアを内包するケース側がプラスティック製な為、
使用開始後2年目以降にケースがヘタレてきてしまい、
ベルトと噛み合わせ部の摩擦を低減する白いスペーサー部が脱落し、
ベルトが劣化しきれてしまうこともございます。
●「カーボンソリッドドライブ」ヘルムズ・アルミーユなど
www.bscycle.co.jp/pdf/index.php?step=5&func=dl&category_id=3&products_id=233&year_id=2014&shashu_id=2004&pdf_id=576
ベルトの張りが弱いと歯飛びを起こしやすくなり、ベルトの寿命低下の恐れがあります。
ベルト、前後プーリに付着した泥や汚れはふき取ってください。泥や汚れの付着は異音や磨耗の原因になります。
永く使用しているとベルトの歯面に白い繊維が露出してきますが、異常ではありません。
●「フローティングベルト」アルベルトなど
www.bscycle.co.jp/pdf/index.php?step=5&func=dl&category_id=3&products_id=227&year_id=2014&shashu_id=1962&pdf_id=562
10~20mmのたるみがあること
ベルトに付着した泥や汚れはふきとってください。
泥の付着は部品の磨耗を早め、異音の原因となることもあります。(ベルトドライブ仕様車)
▲廃盤:「スマートベルト」(オルディナの廃盤車種)など
www.bscycle.co.jp/pdf/index.php?step=5&func=dl&category_id=4&products_id=130&year_id=2010&shashu_id=1136&pdf_id=431
2~8mmのたるみがあること
ベルト、前後プーリ、上下アイドラプーリに付着した泥や汚れはふき取ってください。泥や汚れの付着は、異音の原因となることがあります。
▲廃盤「スポーティベルト」(廃盤▲エアルト)など
www.bscycle.co.jp/pdf/index.php?step=5&func=dl&category_id=4&products_id=130&year_id=2011&shashu_id=1135&pdf_id=385
2~8mmのたるみがあること
手でクランクを回すと通常のチェーン車に比べて回転が重く感じますが、スポーティベルト車特有の現象で異常ではありません。
ベルト、前後プーリ、上下アイドラプーリに付着した泥や汚れはふき取ってください。泥や汚れの付着は、異音の原因となることがあります。
■チェーンの音鳴り
チェーンケースに擦れている音か、サビすぎてシャリシャリと音を立てている場合。
適切に注油しなければ音が出てくるし、ピストル型ケースやハーフケースならチェーンオイルが飛びやすいのは欠点ではある。
しかし、まともなチェーンオイルで、雨天使用後には必ず注油し、定期的に汚れを落とし、
適量を塗布し適切にふき取ることで、音もさほどしない。
歯飛びに関してはなかなかないのでは?
コマが伸びて(磨耗して)チェーンが外れるとか、ミッシングリンクの取り付けミスで外れるくらい。
スプロケやチェーンリングの磨耗に関しては
余程の長距離を走るような場合に注油を怠っていれば削れやすくはなるだろう。
【3】歯飛びで交換
多少山が飛んでようが気にしないなら問題ないのだろう。
もちろんベルトがすぐにガタが出て歯飛びするとは言わない。
適切に使えば5年以上ノートラブルだったとしても不思議ではない。
チェーンも同様。
●エアルトマチノリ(廃盤)での状態
detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14131266709
エアルトマチノリ(175cm80kgという酷な条件という前置きで)
気になったのは急な登り坂を立ち漕ぎすると
クランク周りから(ガキッ)とチェーン駆動のギア飛び様の音が鳴ることがあるので、最近はあまりトルクをかけてません。
【4】交換時の部品代
●ブリヂストン ベルトドライブ用ベルト
www.katayama-cycle.com/426_916.html
最も高いもので8450円+税 カーボンベルト:4590008BL (RS8B48 [オルディナ ordina (2013年モデル)内装8段])
最も安くても4518円+税 フローティングベルト:4590022GR (AR65S5 [アルベルトロイヤルS型 2016年モデル 内装5段])
一方、チェーンの場合
シングル・内装の防錆チェーン「Z410RB」で約1200円
7・8速用の防錆チェーン「X8EPT」約2300円
「最大で約7倍の価格差」でも「頻繁に切れたり欠けたりしないから関係ない」で済めば良いが、
いざベルトの山が欠けて(万が一切れて)交換するときに「高すぎる」と愚痴っても廃車にするか払うしかない。
もちろん「工賃別」なので上記の部品代金+工賃がかかるのは忘れてはいけない。
【5】取寄せ時間(日数)
同様に、もちろんベルトがすぐにガタが出て歯飛びするとは言わないが、
もし交換する場合、ベルト自体の費用もチェーンに比べて高いだけでなく時間もかかってしまう。
(但し、あまり扱っていないチェーンを購入しようとすれば通販や取り寄せになるので同じ)
zitensyaya.cocolog-nifty.com/blog/2014/10/post-d792.html
ベルトの取寄せ修理。カバーの歪みを無視して乗り続けた場合なので通常こうはならないが・・・。
【6】ギア比交換
外装や内装ハブの場合、使い勝手が悪ければスプロケ(コグ)部分を交換し、
各自に合う適正なギア比に導くことができても、
ベルトの場合、ギア比が実質メーカーの指定のみでしか使えない。
(スプロケのページ参照)
www.helmz.jp/detail/de_gearpulley.html
ロードバイク用ホイールのフリーボディに装着可能な、ベルト用のギアプーリーを独自に開発。
www.beltdrive.jp/#about
ギアプーリー ¥2,900(NO-TAX)
[25T] ハイ(ギアレシオ2.92、フロント73T×リア25T)
[27T] ミドル(ギアレシオ2.70、フロント73T×リア27T)
[29T] ロー(ギアレシオ2.52、フロント73T×リア29T)
high=73T×25T(チェーン50T×17T相当)
mid=73T×27T(チェーン50T×18.5T相当)
low=73T×29T(チェーン50T×20T相当)
25T(F448025)、27T(F448027)、29T(F448029)
HELMZ用のプーリーってアルベルトのハブにも使えるもんなのか?
と思ったら・・・
bacsy.hamazo.tv/e4993925.html
アルベルト2014年モデルのおはなし⑤
まず「プーリー」がS型とL型で違います。
★「プーリー画像1個あり」★
S型は26TでL型は28Tです。
ということは26T28Tが専用ハブじゃないとすれば交換できるのか・・・
www.tanisada.com/topics/58/?calender=2
2014年は、L型(Rギヤ28T)軽いがスピードが出ない。女性向き
S型(Rギヤ26T)重いがスピードが出る。男性向き
ボトムブラケットがシールドユニットハンガーになってることはカタログに書いていない?(写真8番目)
www.helmz.jp/detail/de_gearpulley.html
www.beltdrive.jp/#about
HELMZ用のプーリー
ハイ(ギアレシオ2.92、フロント73T×リア25T)
ミドル(ギアレシオ2.70、フロント73T×リア27T)
ロー(ギアレシオ2.52、フロント73T×リア29T)
今回、“カーボン・ソリッド・ドライブ”が搭載された〈HELMZ SSSD〉は、
シングルスピードバイクです。変速がないので、ギア比の選択はとても重要です。
そこで用意されたのが、3タイプのプーリーです。
登りが多いのでギアを軽めにしたいとか、もっとスピードを出したいなど、
好みや走り方に合わせてハイ、ミドル、ローの3つのギアプーリーが選択でき、
オプションで着け替えることもできます
▼ベルト車のBB関連でのトラブル
これらはチェーン車でも起こり得ることなのでベルト車特有の問題というわけではないが、
ベルトドライブに「極端な万能感」を信じ込んでも仕方がないという点で紹介。
●ミヤタのベルト車のBB修理
shuuri.exblog.jp/19890293/
旧い右ワンは、大きなヒビがはいっていました。シャフトもごらんの通り・・
ベルトは、チェーンより幅広なので、右のシャフトの突き出しが大きいのです。
そのシャフト先に大きな力がかかる(てこのちから)ので、
パワフルなひとや距離を走る人は、ココが痛みやすくなります。
●アルベルトのBB椀破損
katochansk.exblog.jp/19934230
店長さんから病状の説明
「BBの中でワンが割れてしまっていて、ねじが変形しているんです。
こんなのは滅多にないですね。こんなにするなんて、すごい脚力ですね。」
●アルベルトのBB破損
www.phoenix-c.or.jp/~olfa/cycling/52_break_bb.html
ある朝、通勤中にクランクがカタカタとぐらつき始め、ついにはバキッと軸受が破損...
次の休日に自転車屋さんへ持っていくと、軸受がネジの谷でスパッと切れていて、
上から見るとハンガーの縁で切断したようになっていました。
おまけにハンガーのメスネジも傷んでいて、中に残ったカバーを取り出すのに苦労していました。
●BBの修理
fixclover.blog.fc2.com/blog-date-201307.html
ブリジストン アルベルトです。
「急に
ペダルが回らなくなり漕げなくなった。」と修理のご依頼がありました。
クランクが回らなくなった原因は、ベアリングリテイナーの破損でした。
がなりサビが回り、摩耗でリテイナーが変形していました。
進行方向に対して左側のベアリングです。
長年の使用によりグリスが減少、劣化がありました。
屋外保管、片足スタンドなので左に傾斜した状態で駐輪されているそうです。
雨水やホコリ等の侵入で左側が激しくサビてしまったようです。
右側のベアリングに破損はありませんでした。
●アルベルト音なり修理!
tanisada.com/topics/87/
2014/05/27
ブリジストン、アルベルト4年前のモデルでペタルを回すと音がする、ベルト駆動なのでチェーンがサビた音はでません。
そうなるとボトムブラケット(BB)の交換したら直ります。
写真1 この部分、
写真2 中はこんな感じ、
写真3 上がはずした部品、ベアリング(玉)がサビてリテナーからはずれている
音なりの原因です。
下が新品の状態。
●BSの補修品供給の体制
prestigebike.hamazo.tv/e8201266.html
「費用は思ったよりも高く、しかも納期まで遅い?・・・じゃあもう多少歪んだまま走ってもいいや」
ということにもなる。
汎用品が使えればそれに越したことはないが、専用品であれば不可能。
別の色ならあったとしても「色が合わないので格好が悪い」という人に納得してもらえるはずもなく。
補修パーツが用意しやすいように色数やパーツは
互換性の高いものを選び、なるべくパーツも少なくなるように設定し、
在庫を絞り込むことで在庫管理の手間や費用も抑える」というのは常識に思えるが、
車種も色数も極端に絞り込むという方向にはなっていない。
むしろパーツは電アシ偏重により「機構を増やす方向」になっているので
今後もますます納期は遅れることになるのだろう。
■BSのベルト押し
ishida.eshizuoka.jp/e1313958.html
ラインナップのほとんどをベルトドライブにするのがブリヂストンの夢だと熱く語ってくれました
その前に英式チューブとボスフリーをどうにかすべきだろうと・・・
同じオートバイで使用されている実績耐久性であっても、ベルトはなぜか
米式バルブと違って使いたがる不思議。
・粗悪な安物自転車との差別化を図れる一方で、ベルトは専用品ということで儲かるのだとは思うが・・・、
利便性としては疑問なところも。
軽快車特有のチェーンのまわる音もなく、静かで快適な走行
「唄うベルト」
blog.livedoor.jp/akimitusaeri/archives/39229993.html
「自転車のベルト鳴き」
gonzaburou.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/belt.html
メンテナンス頻度がチェーンに比べて少なくて済むとしても
汚れや異物が巻き込まれていないかのチェックも必要なのは言うまでもなく。
油が飛ぶというのも安オイルを付けすぎているからであって、
「チェーンで音がする?」というのも
ワコーズのチェーンルブのような信頼性のあるチェーンオイルを適切に吹いてから
適度に拭くと外装でも汚れはつきにくく、不快な音もほとんどなし。
錆まみれにすることが避けられないような人に対してアピールするなら、
IZUMIの防錆チェーンを使用すべきだったかと。
(しかし防錆チェーン自体は「動きが渋い」という問題もあるので解決するわけでもないが・・・)
最終更新:2021年11月28日 07:39