交通法規6

最終更新日:2024.3.10 ●青切符導入の閣議決定(施行は今後)
 〃 ●「取り締まりは現在と同様、通勤・通学時間帯の指導啓発重点地区・路線などに限る。」


2024.2.25 ●自転車事故でも救護報告義務違反は適用される

2024.1.28 ◆タクシーなど職業ドライバーの防衛運転


2024.1.21 ●[佐賀]警察官が青信号で渡る横断歩道の歩行者を跳ね後に死亡した事故で書類送検

2024.1.7 ◆自転車専用レーンの大規模敷設など絵空事でしかない理由

2023.12.31 ◆【重要】松村祥史国家公安委員長
青切符は「指導・警告に従わないなどの”特に悪質、あるいは危険な違反に限る”」


2023.12.24 ◆[中間報告]検討段階の自転車への青切符は【指導・警告に従わない場合、具体的危険が生じた場合】予定
 〃 ◆「自転車追い抜き時、車に罰則付き義務」

2023.12.17 ●[北海道]自転車の歩道通行を遮られて暴行の男が逮捕

2023.11.26 ▲まともそうに見えて何か全体的に違和感のある内容(日テレ) [イヤホンは遮音関連5に記載]

2023.10.29 ▲[宮崎]中身が伴わない交通啓蒙活動

2023.10.22 ●[東京:世田谷]極狭の自転車走行箇所?、●[栃木]逆走自転車の事故
 〃 ●[自動車]青切符はほぼ不起訴ではあるが…(自転車の警告カードの矛盾)
 〃 ▲自転車への反則金導入検討の背景に電動キックボードが?

2023.10.15 ●自転車免許制度ではない周知方法の記事と言えるのかもしれないが…
 〃 ●[茨城]自転車通学許可のための試験

2023.9.24 ●[広島]信号のない交差点で道路横断中の自転車事故

2023.9.17 ●[長野]自転車での歩道の通行方法の指導

2023.9.3▲周知機会のなさに触れていた題名に期待したが拍子抜けの記事
 〃 ●自転車の反則金の導入の裏には「納付額を増やしたい」思惑が?
 〃 ●第一回青切符導入検討会議、●自転車での酒気帯び運転に罰則規定を設ける方針

2023.8.6 ▲▲▲自転車の違反に対して懲りずに「反則金」導入の検討へ

2023.7.9 ●自転車店ブログで交通安全に触れることは良いことでも・・・

2023.7.2 ●[徳島]自転車の飲酒運転と信号無視の取り締まりを強化

2023.6.25 ●[鳥取]警告カード最多が「並進」という問題
2023.6.4 ●"実態"を考慮しない机上の交通ルール「勘違い」に「勘違い」を重ねる無意味さ
2023.5.21 ●正式な自転車道を全国各地に張り巡らせることは「不可能」だからこそ考える必要があること

2022.12.11 ●[東京]赤切符発行している取り締まりに密着、●道路のハンプ(物理的な起伏)の課題?


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「警視庁=東京の警察」と理解できてない人は全国共通だと思っている節もあるので要注意。
紛らわしいですが、全国の警察のトップは「警"察"庁」です。
※「サイクルベースあさひ」と「アサヒサイクル」のように全く違います。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

★【重要】「赤切符で前科が付く」のは「起訴されて有罪の場合」
交通事故解決.jp/kotsujiko-18716.html
「前科」とは、裁判にて有罪判決を受けた場合の犯罪歴のことです。
「前歴」とは異なり、起訴され有罪判決を受けないと「前科」はつきません。

【"起訴"され"有罪"判決を受けないと「前科」はつきません】
不起訴処分で「前歴」はついても「前科」にはならない。

更に
交通違反の場合は、ほとんどが不起訴処分となります。

3年以内2回での講習制度も自転車への青切符相当も「絵に描いた餅」でほぼ無意味。

要するに「自転車の違反に大したペナルティはありません」ということ。
(だからといって、普段から徐行・一時停止を連呼していることから分かるように、
違反推奨するわけもでもない)

事故扱いにならない細かい接触事故であれば日常茶飯事でも、
実際は年間数件あるかないかという程度で自転車の加害側ケースは稀で
「▲保険加入の種に"利用"されている」のが現状。

しかし、事故発生の原因としては「自転車側の違反」も珍しくないことから、

自動車免許のような自転車免許制度は実現不可能ではあるが、
(スケアードスレートや講演垂れ流しではない)
「通年での交通ルールを学ぶ機会を真剣に考えるべきでは?」
という話が増えるのではないだろうかと思うが・・・。

※教師の負担云々を心配する前に、山ほどいる「警察OBの力」を借りるとか、
教える内容を絞り込むなどして工夫は可能。
そもそも「議題のテ-ブルにも挙がってないこと」が異常では?

─────────────────────────────────────────────────────────────────
─────────────────────────────────────────────────────────────────
─────────────────────────────────────────────────────────────────
─────────────────────────────────────────────────────────────────
─────────────────────────────────────────────────────────────────
◆【重要】松村祥史国家公安委員長「指導・警告に従わないなどの
”特に悪質、あるいは危険な違反に限って”は、青切符による取締まりを行う」
news.yahoo.co.jp/articles/8337f66327ad2fec296ee28d7abd015a5c6e59c1
trafficnews.jp/post/130242

勘違いしている人を1人でも減らすために再度強調しておきます。

【指導・警告に従わないなどの特に悪質、あるいは危険な違反に限って(青切符)】
これが公安委員長直々の言葉。

これで、現場の警官が
「指導・警告もせずに自動車への取り締まりのように"隠れて行う"こと」は絶対に不可能
と証明された形。

◆要するに・・・
「14項目+1の講習対象」「東京などでの重点4項目赤切符発行」の設定から、
今度は「金を巻き上げる"場合もある"」が、それは
★「指導・警告が必須条件」のため「実際の運用は今まで通りで大して変わらない」ということ。

そのため、もし指導警告なしで「はいそこの自転車違反だから青切符ね」というケースがあれば
それは警官ではないコスプレ一般人の詐欺か、
もし本物の警官であれば、この公安委員長の言葉をしっかりと覚えておいて
「この青切符は指導警告を行っていないため無効ですよ?」と言える。

●厳しくしろとやたら煩いノイジーマイノリティと内部の金儲けしか頭にない輩達向けには・・・
「今度は、いよいよ待望の青切符制度ですよ」
「講習制度の認知度が薄れてきて自動車の違反も減ってきて(金集め減って)困ってるので
"チャリンコ"向けに枠組み新しく作りました」

でも実際には・・・

●そんなに厳しくされたら乗りにくくなって困る多くの「主婦層・高齢者」向け
「主婦の皆さん・高齢者の皆さんご安心ください。
実際には指導警告に素直に応じて頂ければ、お金とるなんてことはないですからね」

●現場の警官向け予想
「飲酒・スマホ注視は格上げされるけども、まあ基本は今まで通り
安全活動の期間に街頭で指導してくれればいいから。元々厳しい地域もまあそのままで、
慢性的人手不足のところは出来るわけもないので当然今まで通りで
ああでもイヤホンへの通達はちゃんと理解して誤解のある指導は今後しないように。」


自転車の違反処理について、警察庁の有識者検討会が反則金通告制度、
いわゆる“青切符”を導入する報告書
(良好な自転車交通秩序を実現させるための方策に関する中間報告書)をまとめました。
2023年12月26日、松村祥史国家公安委員長はこの導入について、次のように話しました。

《自転車の交通違反が検挙された際には赤切符等によって処理されているが、
犯罪行為として例外なく刑事手続きの対象とされており重すぎる面がある一方、
送致されたとしても、結果として不起訴になることが多く、
違反者に対する責任追及が不十分であるという問題も指摘されている》

そのために講習対象の14+1項目定めたのでは?
講習開催実績は全国で「年間1桁開催」?・・・せいぜい多くて「2桁」程度でしょうね。
そもそも赤切符自体大して発行されない上に、
(警察側での手続きが面倒なので)全く発行されていない県も圧倒的に多いのに
1000件以上の講習なんて行われているわけがない。
「結局のところ全く意味なかったです無駄でした反省してます」くらい言えませんかね・・・
矢羽根マークといい・・・本当に失敗を省みない役人達。

青切符が適用される“反則”は犯罪行為に当たりません。
違反者が同意すれば裁判手続きが不要で、反則金を納付することで決着します。

一方で、制度が導入されると、自転車を対象にした手軽な摘発が行われるのではないか、
という不信感も利用者の間に広がりました。
現実にクルマの違反摘発では、運転者から見えない場所での摘発を問題視する
SNSの書き込みが絶えません。
同じことが、自転車でも起きるのではないか、という懸念が広がっています。
ただ、松村委員長は、これを打ち消します。
「報道等では、違反即、青切符というようなイメージが残っておりますが、
交通ルールを守っていただき、結果的に事故が起こらないことが、私どもの目的でございます」

「自転車は取締りを受けない」という誤解の元に、
違反者が警察官の指導に従わないこともありました。
反則金の納付を求める場合は、こうしたケースです。松村氏は話します。

いや、だからこのための「赤切符」であり「赤切符累積での講習制度」だったのでは?
効果なかったなら、何が問題だったのかという反省のもとに
「通年での交通教育」の話に向かうべきなのだが・・・そうした観点は一切無し。


「指導・警告に従わないなどの特に悪質、あるいは危険な違反に限っては、
青切符による取締まりを行うことにより、
(取締りの)目的である違反者の行動改善を促すこと、
こういった取り組みをしっかりとやってまいりたいと考えております」

その一方で、飲酒運転や、他の交通への妨害運転、交通の妨げになる携帯電話の運転中の使用には、
今までと同じく刑事事件としての処理“赤切符”を活用します。

実質的には「飲酒」「携帯注視」が格上げされたということだけが今回の肝に思える。
それに伴って地方条文の改正で携帯関連の条文が重複になるため抹消されるかどうかなど、
どのような変化があるのかだけに注目している。

警察庁は2024年の次期通常国会で、この報告書の案に沿って法改正を行う方針です。

ヤフコメ欄見てると相変わらずで・・・
余程"無意味な"首輪付けられたい「お犬様」が多いようで。
「己の都合のいい解釈でストレス発散したいだけ」にしか見えないどころか
所謂「ネズミ捕り」のような青切符発行は"しない"という内容なのに
「自動車のような取り締まりになる」などと、その「誤解内容で認識している人」もチラホラ。

教育が先だろうという内容にはマイナスが圧倒的に多く賛同ほぼなしというのはさすがに呆れる。
全ての違反内容を一言一句暗記できてるわけがないのによく自らの無知を棚に上げていられるなと。
「自動車にも自転車にも乗らない(乗れない)」か「自動車だけ厳しいことに不満」なだけか。
「自転車の違反は多くても過失割合が低いことに納得できない」と吠える以前に、
自らの「オラオラ運転」を見直すのが先と考えられないのが間違い。

しかしもし「青切符バンバン発行すべきだ」と言ってるのが一切車両を運転しないのであれば分かるが、
「自転車だけでなく自動車・オートバイ乗り」もいれば
余程自分の道交法の"完全順守"に自信があるようで・・・
「どんな些細な違反でも違反切符を全て切ってもらうように報告しますが構いませんか?」
密着されてもそれでも全く問題なしと言えるほどなのだろうか、
「もしどんな小さな違反でもあれば警察に金は全額(もちろん違反がない前提なので最高金額で)払う」
と言えるとすれば本当に凄いと思うので
是非とも全走行記録を見本として司法学生の卒論テーマ用の教材にでも全て提出しては如何か。

「隠れて待機しているかどうか」ではなく、
「指導警告無視などの"要件を満たしている場合にしか青切符発行しない"」
と読めば分かるだろうに・・・どうやら文字をまともに読む気はないようだ。
そういう人は未だに条件なしでイヤホンが全て違反と思ってそうだが、間違いに気付いても
聴覚試験なしのオートバイ免許を以前に戻せと逆切れするのだろうか?
そういう人達には「台風でも他車の走行音を全力で聞こえやすくするために窓全開で運転しましょうね」
と言ってあげたい。

規制というか行動制限にしても「監視カメラの設置義務付け」のような有益性があるわけでもない
重大でもない軽微な違反にも切符を切りまくれと吹聴している人は
110番や119番に何でも屋のように電話をかけて業務妨害するほどではなくても
もしかしたらそれに近い「国家機関の一部機能を麻痺させたい目論み」でもあるのだろうか。
いや単に「何ら現状認識が出来てない短絡的な発想しか出来ない"残念な人達"」というだけか。

しかし「バンバン青切符切るべきだー」などと「"絶対に"出来もしない理想」を掲げられましても
警察もそこまで暇じゃないのは
「自転車盗難届を出してもロクに捜索しない」ことからして分かりきったことだろうに。
青切符大量の理想を実現するためには
「警察と司法だけで1億人中1000万人くらい居れば」可能かもしれないので
そんな国がまともに成立するのかどうか知りませんが
そういう妄想を小説にでもすれば「暇つぶし用の読み物には」なるんじゃないですかね・・・。



●青切符導入の閣議決定(施行は今後)

news.yahoo.co.jp/articles/c67818b2f8819164ae96d3b5927aa70f315606a8
また、車道を走る自転車を保護する目的で、
自動車が追い抜く際に十分な間隔がない場合には、自動車には安全な速度で走行すること、
自転車にはできる限り左端に寄ることを義務づける自転車との間隔に
「思いやり」規制も盛り込まれる。
この「思いやり」規制に違反すると自動車側には、
「3ヶ月以下の懲役または5万円以下の罰金」、
自転車側には「5万円以下の罰金」の罰則が設けられる。




●「取り締まりは現在と同様、通勤・通学時間帯の指導啓発重点地区・路線などに限る。」

news.yahoo.co.jp/articles/3c59189728714bbbbeb34da7d3520c5ff19cc81f
警察庁によると、青切符で取り締まる対象は16歳以上とする。

幼児はともかく中学生でも違反し放題でいいのか…?

警察庁が設置した有識者会議は、2024年2月にまとめた報告書で
「現場において安易かつ恣意(しい)的な取り締まりが行われることがないよう、
対象となる反則行為については、警察庁において基本的な考え方を提示すべきである」と求めた。

警察官が違反行為を確認しても、まずは指導・警告するのが原則だが、

やはり取り締まりの方針には変更なく今まで通り。

横断歩道を渡ろうとしている人をのけぞらせたり、
携帯電話を使用しながら赤信号無視や一時不停止をしたりする危険な行為は、
ただちに青切符で取り締まる可能性があるという。

警察庁はこうした摘発すべき違反行為の具体的な態様を、施行までに都道府県警に示す。
取り締まりは現在と同様、通勤・通学時間帯の指導啓発重点地区・路線などに限る。

つまり「路地裏や住宅街は変わらず無視する」とのこと。

news.yahoo.co.jp/articles/702f369cd0ca530a9925c45a3e2e6f283381d096
さらに、“泥はね運転”も対象です。
これは、ぬかるみや水たまりで泥水などを飛散させて他人に迷惑をかける行為です。
これらが反則金の支払い対象になります。

泥はね運転を挙げるが、徐行も救護報告義務も触れない。

news.yahoo.co.jp/articles/43e8bb17f26e4c11d40bf194f4e9c1bc3cdf2956
信号無視、一時不停止、徐行せずに歩道を通行

珍しい「徐行」の文字。


「115種類」
news.yahoo.co.jp/articles/e7615b125a25d35f663dc7fe055abe56c2d90380
年齢は16歳以上とし、取り締まりの対象は「信号無視」や「右側通行」、
「一時不停止」や「携帯電話を使用しながらの運転」などで、およそ115種類に及びます。
「112種類」
news.yahoo.co.jp/articles/d9ff9ff43a03ab0a45c9f7c1e5b214e87d463617
対象は信号無視や一時不停止、遮断踏切への立ち入りなど112種類

「100種類以上も対象」として正確な数すら分かっていない。
現場の警察官すら全て一言一句間違えず把握できるとでも?

news.yahoo.co.jp/articles/d9ff9ff43a03ab0a45c9f7c1e5b214e87d463617
青切符の交付は、違反行為を継続したり歩行者に危険を生じさせたりした場合に限り、
酒酔い運転やあおり運転など24種類の悪質違反は、刑事処分対象の「赤切符」で対応する。

 青切符はじめます
 飲酒と携帯使用に厳しくなります
 自動者は自転車に対して側方距離の規定が一応できます

でも中学生以下は責任能力から地域差も学校差もあるテキトーな交通教室で済ませておいて
高校に入り16歳になれば青切符対象。

路地裏?住宅街?大して事故なんて起きないから取り締まりなんてしないですよ?

こんな有様で青切符が始まることに喜べる短絡的な思考力しかない鈍感な人達が羨ましい。
最初から出来るわけがなかったのだが
重大な場合を除けば警告に応じない場合のみなので
「実態としては殆ど何も変わらない」。






◆[中間報告]検討段階の自転車への青切符は

【指導・警告に従わない場合、具体的危険が生じた場合】発行
www.npa.go.jp/koutsuu/kikaku/bicycle/kentokai/04/chuukanhoukokusyo-honbun.pdf
(基本39ページ以降だけ見れば十分)

14+1項目の違反による自転車講習は青切符導入後の様子を見て変更するかもしれないとあるが
そもそもまともに運用されているとは思えない状況で
一体年間何件の講習が実際に開催されているのだろうか?
それ故に、今すぐ撤廃したところで懸念される影響などあるわけがない。
普通に「赤切符発行」を残しておけばいいだけ。
全国そこらにありもしない環状交差点安全進行義務違反等の規定を
盛り込んだ意味の無さからして無駄。

news.yahoo.co.jp/articles/b0389e676665d757446f1159544c2c39d1fd5758
2026年から導入予定とされる自転車の青切符。

青切符の対象は約115種類の違反で、
「信号無視」や「遮断踏切立ち入り」を重点対象行為と位置付ける。

「今まで通り」の当たり前。「遮音や並走」なわけがない。

で、現場の警官に、講習対象になる14項目+1すら把握してるかどうか怪しい状況で
その約115種類の違反全て何も見ずにスラスラと"正確に"言えるかどうか確認していいのだろうか?
もしかして現場の警官が言えもしない=「取り締まる気一切なし」の項目まで含めるつもりだろうか。
例えば「泥はね運転禁止」など存在することすら把握しているのかどうか。
言えなくても構わない?ではそれは何のため?
もし交通教育のためというなら"文科省"の役人を公安が呼び出して
「義務教育課程で交通の通年教育を実施してください」直談判すればいいのでは?

交通反則通告制度が適用されている原付などの利用資格がある16歳以上を対象とし、

16歳以下なので「中学生は不問」。
しかし年齢制限があろうがなかろうが↓の条件下のみ青切符要件を満たすので気にするほどでもない。

これまで道交法で罰則がない「携帯電話使用(ながら運転)」も対象とした。
反則金額は大半が原付並みを想定している。
また新たに罰則を設ける「酒気帯び運転」など、二十数種類は赤切符の対象。

しかし良く見ると「実際にはほぼ無意味」なのでは?と思った重要な一文が・・・

青切符の交付は現場での指導・警告に従わない場合に限って行うことを条件にした。

news.yahoo.co.jp/articles/fdd205ced3437c70004704da9c1befbd49e8675f
「青切符」の対象となるのは、
携帯電話を使用しながらの運転のほか信号無視や一時不停止などですが、
警察官の警告に従わなかったり、歩行者の通行を妨げるなど悪質な場合に限るほか、

通勤通学など事故の発生が多い時間帯や駅の周辺など
事故が起こりやすい場所を中心に取り締まる方針です。

相変わらず「生活道路の交差点(出会い頭事故)」は無視する様子ではあるが・・・

「現場での指導・警告に従う場合には青切符発行"対象外"」
「具体的な危険を生じていない場合は青切符発行"対象外"」

news.yahoo.co.jp/articles/ff4b845609f90f69879be255ed3d81b2c6d15ef6
具体的には信号無視や、右側通行などの通行区分違反、携帯電話使用などの違反者を対象に
指導・警告した上で従わない場合などに交付するとしています。

「など」もしっかり書いておいてもらいたのだが・・・
中間報告によれば「違反により車両・歩行者に具体的な危険を生じさせた場合」は積極的に発行とある。
「具体的危険が生じたら赤切符発行」でいいと思うが
赤切符発行は今後「酒酔い、酒気帯び、携帯使用運転での危険事案」のような
「余程」の内容以外には今後発行しないつもりに変更するつもりなのだろうか?

kuruma-news.jp/post/726460
news.yahoo.co.jp/articles/798fa77deb3b9f206ca96ae291d65605e19ee09e
自転車への反則金制度導入に関しては
「わざと厳しい取り締まりがおこなわれるのではないか」との懸念も聞かれますが、
警察庁はあくまで青切符による取り締まりは
特に悪質性・危険性の高い違反に限定するという考えを示しています。

つまり迷惑性・危険性の高くない違反は指導警告となる可能性が高く、
基本的な交通ルールを守って運転していれば、反則金が科される事態にはならないものとみられます。


まずもって、防犯登録していて盗難にあっても「見つけてもらえるケースが1割」の
警察に期待できるのが不思議ではあるが
「取り締まり人員不足」などの理由から「そもそも全く対応が不可能な地方警察」にしてみれば
強制的に駆り出される交通安全運動のときに
「指導・警告」を行い、もし「従わない輩が"いれば"」青切符発行しなければならなくなっただけ
と見れば、実態としての負担は非常に少ない「良い落とし処」になりそうだ。

"通年での"交通教育拡充ではなく
「自転車違反を取り締まれ!」と息巻いているような人達は概ね"深く考えることができない"ため
「青切符導入だ!これで悪質自転車を駆逐できる!」
などと短絡的に歓喜している様が目に浮かぶが、結局は14項目+1と同様。
最初だけわーわー喚き散らして喜んで1年もしないうちに忘れる。
「典型的な"取説読まない"ような人」には
表面上「はいはい作りましたよ。これで文句ないね?」でお膳立てすれば満足するのだろうから
面倒ではあるが単純な人達で助かる。

そもそも、自転車を目の敵にしても道路交通には大した影響などなく、
せいぜい過失割合が1変わるか?程度。
「実際には絵に描いた餅ですよ?残念でしたね」としか言いようがない。

なぜなら、始めから「厳格化など警察人員からして不可能」なことは明白すぎるわけで。
「しない」のではなく「出来ない」のだが…
この違いすら理解せず「自己陶酔し歪んだ正義感」を掲げても何ら状況改善などしない。

フル電動の取り締まりにも言えるが
警察を「法の便利屋」か何かと勘違いしているのだろうか?
(フル電動は元の「販売を制限」しなければ無意味)

「赤切符発行→99%不起訴」からして、
小手先の取り締まりという「エサ」で根幹の安全意識まで簡単に治れば苦労しない。

いい加減目を醒ましてもらいたいものだが
視野が狭く思考力がない人達に「理解」できるわけもないか。


news.yahoo.co.jp/articles/5f00b7aa21b5258c13c8a0f59fa242eadb6e4cdf
(弁護士JPニュース)
導入の本当の狙い
これまでなかったものが追加されるため、あたかも自転車の取り締まりが強化される印象があるが、
小林氏は、「勘違いされがちだが、強化ではなく、”緩和”です。
本来、自動車同様の赤切符ベースの取り締まりをすべきですが、
それでは大量に”前科者”がでてしまう。
そうしないために、原付きや自動車で導入されている青切符を活用することで、
ルールの徹底により実効性を持たせるのが本当の狙いなんです」と解説した。

曲りなりにも弁護士系サイトで「自転車赤切符など99%不起訴になるという事実」を無視で
"大量に前科者"などという認識は信頼性皆無になると思いますが・・・
青切符も大量発行なんて「できるわけがない」ので徹底など到底無理な話。

せいぜい、虫の居所が悪い警官が「イライラするからチャリ1匹釣りあげてくるわ」で
「青切符発行するリアルゲーム」がしやすくなったという程度でしかない。
しかしこの記事では意図的に触れていないが「警告に従わなかった場合や具体的な危険があった場合」
なので実際にはそれも難しい。


news.yahoo.co.jp/articles/4496c8df1434042d27df962f76701a8f5c83ed02
キャスターの辛坊治郎が12月21日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送
「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。
警察庁の有識者検討会が同日、16歳以上の自転車利用者にも
「青切符」を交付する反則金制度を導入するとの中間報告をまとめたことを巡り、

交通違反件数が減る中、自転車利用者から罰金を稼ごうという思惑もあるのではないか」と
持論を展開した。

「警告に従わなかった場合や具体的な危険があった場合」なので、それほどは増えないとは思うが、
関連団体の防犯登録料よりは身入りのいい集金制度であることには違いない。



news.yahoo.co.jp/articles/3a8bf873558659754b155e74ab83d62f0f875b47/comments
[コメント欄]
机上の空論はいい加減やめたら?
無意味な事ばかり

簡潔且つ的確な内容。ヘルメット努力義務化という(高齢者など一部を除き)無駄な制定然り。
仕事した気になって実際そこまで意味があるのかといえば・・・?



◆「自転車追い抜き時、車に罰則付き義務」

news.yahoo.co.jp/articles/78cafc4eaeb8b5e970657a702a290f9d6d7b2311
追い抜き時に自転車側方距離を空ける規定が制定されるらしい。

間違えやすい「追い越し」は既に規定があるので別・・・ではない?

追い抜きに関する規定は、「自動車が自転車の右側を通過する場合、
十分な間隔がない時、自動車は間隔に応じた安全な速度で進行する」よう義務づける。

「側方距離が十分に確保できなくても」自転車の速度と同じか時速+10km程度であればOK
「十分な間隔が"あれば"自動車は安全な速度で進行しなくて良い」
となるので、
「側方を"猛スピードで"前に出ることは」禁止というだけのようだ。

でもこれ…ロードバイク等で時速40kmで走行している場合、
「自動車は"側方ギリギリを"時速50kmで前に出ても全然OK」になりますが・・・?

つまり「速度差がほぼないなら」「風圧で巻き込まれそうになっても全く問題なし」ということのようで。
速度の速い自転車を目の敵にする輩達には格好の煽りネタになってしまうのでは?

「前後間隔」は煽り運転の件がなくても「車間距離保持義務違反」に該当するも
側方距離については随分と緩い概念で広めるしかないのは、
狭い車道の存在を無視し「自転車は車道原則主義」を押し出してしまったために、
交通麻痺を引き起こしかねないから「速度さえ近ければギリギリ通過も合法」と
むしろ危険な方向にコマを進めてしまうように思えるが・・・。
「速度の速い自転車の人達はヘルメット着用で公道に命を預けられる」のだから問題ないのだろう。

同じ状況で自転車には「できる限り道路の左側端に寄って通行する」義務を課す。

これは既にある以下道交法の紹介・・・?
「細幅タイヤだから不安定になるので路肩に寄れない」という言い訳が通用するかどうか。

───────────────────────────────────────
「道路構造令」「(路側帯ではない路肩」は道路の一部
elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=345CO0000000320
十二 路肩 道路の主要構造部を保護し、又は車道の効用を保つために、
車道、歩道、自転車道又は自転車歩行者道に接続して設けられる帯状の道路の部分をいう。

「道路交通法」
elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=335AC0000000105
(他の車両に追いつかれた車両の義務)
第二十七条 
2 車両(乗合自動車及びトロリーバスを除く。)は、
車両通行帯の設けられた道路を通行する場合を除き、最高速度が高い車両に追いつかれ、
かつ、道路の中央(当該道路が一方通行となつているときは、当該道路の右側端。
以下この項において同じ。)との間にその追いついた車両が通行するのに
十分な余地がない場合においては、第十八条第一項の規定にかかわらず、
できる限り道路の左側端に寄つてこれに進路を譲らなければならない。
最高速度が同じであるか又は低い車両に追いつかれ、かつ、道路の中央との間に
その追いついた車両が通行するのに十分な余地がない場合において、
その追いついた車両の速度よりもおそい速度で引き続き進行しようとするときも、同様とする。
(罰則 第百二十条第一項第二号)
───────────────────────────────────────

「十分な間隔」や「安全な速度」の具体的数値は法令では規定せず、
今後検討して目安を定めて示す。
間隔は1~1・5メートルが基本になるという。
速度については、自転車は通常時速20キロくらいで走ることが多く、
追い抜く車はそれを5~10キロ上回る速度が目安になるという。

罰則は、車側が3カ月以下の懲役または5万円以下の罰金、
警察庁は改正法案を来年の通常国会に提出する方針。

news.yahoo.co.jp/articles/d4d51f52b906a9023276a962cb32d6355fd03c90
中間報告は「自転車の車道通行を徹底するため、自転車保護の法制上の措置を講ずる」と指摘。
車道上の自転車と自動車の事故は、自転車右側の接触が多いため、
双方が間隔を取って安全な速度で進行することを義務化する。

自転車通行空間での違法駐車対策についても「駐車スペースを確保する」と言及。
同庁は幅が広い歩道の車道側に切り込みを入れて、駐車スペースを作ることなどを想定している。
整備数や時期は未定という。



●自転車事故でも救護報告義務違反は適用される

otonanswer.jp/post/194315/
東京などで徐行違反の話が出ることがあるので徐行は皆無ではないが
同じくらい記事になっていたのを見たことがなかったといえば
この「救護報告義務」。

スタントマンショーや講演会の自転車教室で教えているような例も
簡単な○×クイズでも見たことがなかったと思うほど何故か「周知させる気がない」。
「軽い接触程度でも全て110番通報で報告されても面倒だから」という理由から
あまり知られなくないのだろうか。

しかし事故そのものは問題でも「ひき逃げ推奨のような無教育」では
「自転車事故で警察に報告する必要があるとは思わなかった」と
救護報告義務を怠られても仕方ないのではと思ってしまう。


◆タクシーなど職業ドライバーの防衛運転

news.yahoo.co.jp/articles/ba4f489a836e27d715df8842ebec0f306960b48a
そこで相手に悪意があったり交通ルールを守ろうという意識が極めて希薄な場合には、
そのような行為に対して自己防衛するための運転を心がけるというのが、「防衛運転」となる。

たとえば、信号のない交差点で相手方のほうに一時停止義務があるとする。
たまたま交差点で出合い頭になりそうだというシチュエーションとなると、
「こっちが優先」というのは確かなのだが、
相手がしっかり一時停止するかを見極めることも防衛運転ということになる。
「相手が一時停止を無視して交差点に進入してくるかもしれない」と思いながら運転するだけでも、
何も意識しない時とは心構えがあるだけ事故回避の可能性がより高まってくるともいえよう。

そして様子を見て「このクルマは一時停止を無視しそうだ」と思ったら、
相手を先に行かせるように減速するなどして事故回避を心がけるというのも、
いまの状況で身を守るという観点でみると一考すべきかと思う。

悪を黙認しろとはいわない。しかし、善悪を優先したばかりにいらぬトラブルに遭うのならば、
そして「このままではトラブルが発生しそうだ」と判断できた時は、
許容できる範囲でそのトラブルを回避する「防衛運転」を心がけるのも、
いまの交通環境を考えると全否定すべきものでもないと考える。

個人的に徐行一時停止に並び強く推奨している「自転車での予測運転」と同じ意味。

「何を今更当たり前のことを…」と言いたくなるほど自転車走行でも”普通であるべき”行動規範なのだが、
これが全くと言っていいほど浸透していないどころか
まず「予測運転を浸透すらさせようとすらしていない」のだから呆れるのが自転車の交通安全。

「職業ドライバーだから」予測運転が必要ではなく、
自転車でも事故に遭わない起こさないためには「絶対に必須」。
なのに何故かヘルメット着用や保険という意味不明な方向にばかり注目する。

まず大前提として「行動規範」の改善こそ必要なことであり、
事故後や事故被害の軽減可能性を上げることが最優先でいいわけがない。

「▲優先道路は~ 道交法では違反で~」
守れもしないような、まともに違反切符すら切る気がないような違反まで
イチイチ「違反だ違反だ」と幼児のように囃し立てたところで
世間の行動規範の改善になるわけなどなく・・・
酷いものでは、遮音のように違反条件すら提示せず
「全て違反」のような妄言を平然とまき散らす様は、もはや「口害」と言ってもいいほど。

「右側通行するな!」「無灯火運転するな!」と見ず知らずの相手に喧嘩腰で言って
素直に従ってくれるような洗脳能力は通常の人間には備わっていない。
だから、
「自己防衛のために」「予測運転や、徐行・一時停止を最優先で守りましょう」と案内を
「事故の完全防止のための活動の最初の1歩として」続ける。

●[佐賀]警察官が青信号で渡る横断歩道の歩行者を跳ね後に死亡した事故で書類送検

news.yahoo.co.jp/articles/0c567ce4245b2ab010366d46853281604744306c
佐賀県警本部の刑事部に勤務する50代の男性警視が19日、重過失致死容疑で書類送検
警察によりますと、警視は去年10月25日午前7時半すぎ、
小城市三ヶ日町の県道で、青信号で横断歩道を渡っていた近くに住む70代の男性を自転車ではね、
頭の骨を折るなどの重傷を負わせた疑いが持たれています。
男性はすぐに病院に運ばれ手当を受けていましたが、
頭の骨を折るなどの重傷で、先月17日に死亡していました。
警察の取り調べに対し警視は「前方を良く見ていなかった。安全確認ができていなかった」などと供述し、
容疑を認めているということです。

警視は本部長訓戒処分を受け、19日付で依願退職しています。

「青信号で横断歩道を渡っていた歩行者」を跳ねたということは
「赤信号で進行していた」と思われる。
刑事部とはいえ警察がこのような有様で
佐賀での自転車交通指導のニュースすら稀なので、当然形だけにしかならないが
表面的にしか実施できるわけがない取り締まりの青切符を導入したところで意味がないことがよく分かる。

「自転車ユーザーの1人1人が自覚できるような機会」が必要なことよりも、
実現不可能な「青切符の”乱発”」「(青矢羽根マークではない)自転車道の整備」に縋る無駄さ加減。

◆自転車専用レーンの大規模敷設など絵空事でしかない理由

merkmal-biz.jp/post/56096
news.yahoo.co.jp/articles/030632779496597afd55646ed397af80d43c7d01

「自転車の(法的義務のある)免許」「自転車の車検」と並ぶ、3大「不可能」案件。
何故「自転車のための道が整備してもらえる」などと思えるのか…
そもそも「どこにそんな原資があるのか」と、
実現可能性が1%でもあると思っている人に聞いてみたい。

まさか幼児子供車も含めて「1台年間1万円以上の自転車税」のような徴収を目論む道路族?
車種に応じて累進課税で総額100万円以上なら年間10万円とか?
自転車免許ともどもそんなに世界の笑い者になりたいのだろうか。

現実的には
「ヘルメット着用で"自転車側が被害軽減”に勤しんで何とかしましょう」
「青切符発行のための指導警告を増やしても"従う限りは"切れませんよ?」

そう。これも警察の自転車への青切符乱発が不可能と同じで「しない」ではなく「出来ない」。
少しの想像力があれば分かりそうなものだが・・・

日本はなぜ「自転車専用レーン」の整備が遅れているのか?
そもそも利用者が少ない根本原因も考える

専用レーン整備の困難さ
日本では効果的な専用レーンは開発されていない。
その理由は、
 ・既存の道路構造を変えることの難しさ
 ・交通法規の複雑さ
 ・地域間の整備基準の不一致
 ・市民意識とのギャップ
などさまざまである。

特に高度経済成長期以降、自動車中心の交通システムが導入された影響が大きい。
自動車をスムーズに通行させるため、新たな専用レーンの設置は困難である。
また、路上駐車対策や荷下ろしスペースの確保も必要となる。

2014年に開催された国土交通省の
「安全で快適な自転車利用環境創出の促進に関する検討委員会」で発表された資料では、
自転車のためのスペース不足の問題が取り上げられている。

 ・整備形態は幅員に大きく左右されるものであるので、
場合によって道路の大規模改修が伴う。
しかし、自転車通行空間の整備だけを目的とした大規模改修は理解を得にくい部分がある。
 ・道路は完成済みが多く自転車通行帯を考慮した幅員構成の再配分が難しい。
 ・右折レーンが整備される区間では、専用通行帯の幅員が確保できなくなる。

専用レーンが整備されている道路では、専用レーンが突然なくなったり途切れたりする、
ちぐはぐな場所に遭遇することがある。これらは、制約のなかで形だけ整備された結果である。

結局のところ、理想的な自転車道を実現するには、
これらの問題に対する具体的な解決策と、
都市計画における自転車利用の優先順位の再考が必要なのである。

自転車事故と安全教育の急務
前述の「市民意識とのギャップ」いう点では、最大の問題は自転車の安全意識の欠如だろう。

つまり、今必要なのは、自治体や学校、職場における自転車安全教育の充実であり、
事故を未然に防ぐための意識改革なのだ。

各家庭にテキトーに任せているだけでは全く足りないから現状なわけで、
義務教育以外では、乱発できない青切符以外に「どのような教育」が必要か。
そうした「具体的な話」を挙げることこそが必要ではないのだろうか。

また、自転車道の必要性を啓発するための広報活動や実証実験も求められている。

教育の話で終わっていれば良かったものを
「拡幅やら大規模改修など不可能に近い」と分かった上で自転車道の必要性を説くとは・・・?
気休めでも少しは自転車専用道を増やすべきだとして
その前に「青い矢羽根マークの大失敗」を認める役人などいるのだろうか?
駐車スペースも「検討する」から具体的な話を進めるのは何十年後?



●[北海道]自転車の歩道通行を遮られて暴行の男が逮捕

news.yahoo.co.jp/articles/040bfe33d203b7700757992631452d7d21d3b7bc
10日夜、北海道岩見沢市で、自転車が通れないことに腹を立てて、
歩道にいた22歳と19歳の姉妹に暴行を加え、
けがをさせたとして自称35歳の男が逮捕されました。

引き倒したり、顔を殴ったりする暴行を加え、22歳の姉にけがをさせた疑いが持たれています。
姉は、唇を切るけがをしました。

当時、姉妹は両親と4人で歩いていたところ、
後ろから自転車に乗ってきた男が4人に文句を言ったことで、口論となっていました。

姉妹の母親が警察に「男の人に暴行された」と通報し、
男は駆けつけた警察官にその場で逮捕されました。
取り調べに対し、自称35歳の無職の男は
「2人とも殴打したが、引き倒してはいない」と話し、容疑を一部否認しています。
警察は、歩道に4人がいたため、自転車の男が通れずに腹を立てたとみて、
事件の詳しいいきさつを捜査しています。

引き倒したかどうか以前に殴打した時点で即逮捕案件。

通年での教育が行き届いているかどうかも然るべきだが、
この場合は根本的に「暴力を振るってはいけない」という
感情のコントロールができないから事件が起きたといえる。

そもそも、すぐカっとなるような人間に
「人並みの理性的な判断能力がある」などと考えて説得を試みること自体が時間の無駄。
威嚇する猿に人間の言葉や説得が通じるだろうか?

最適解は「関わらないこと」これに尽きる。何も答えず無言で1秒でも早く道を空け、
心の中で
「歩道の歩行者優先も知らず、他人に配慮もできないなんて"可哀想"」
と嘲笑い
そうした輩にはならないように反面教師として、
友人知人に歩道での歩行者への配慮について話し合う「ネタ」として有効活用すれば良かった。


▲まともそうに見えて何か全体的に違和感のある内容(日テレ) [イヤホンは遮音関連5に記載]

news.yahoo.co.jp/articles/8f835dbbe189b8ce6f41257aa5b19f7ce0a7bccd
■横断歩道での自転車通行は?
横断歩道を自転車と人が行き交っているのはよく見る光景ですが、ここにルール違反があります。
答えは……人が横断歩道を歩いているときに横断歩道を自転車で走ること自体が「×」です。

国家公安委員会が定めた自転車の乗り方のルールでは、「歩行者の横断のための場所なので、
自転車に乗ったまま通行してはいけません」と定められています。
つまり、降りて自転車を押して通行しなければいけないのです。
ただ、横断歩道に歩行者がいなければ、乗ったままでも問題ありません。

「守ったほうが良いであろうルール」としては当然理解できるが、
法的拘束力がある規定があるとは思えないが…


■片手運転はどうなる?
片手で運転は、バランスも崩すことにもなり、とっさに対応できない可能性もあるので
国家公安委員会の定めたルールでも「×」ですが、

これでは「片腕が無い人や障害を持っている人が自転車に乗ることも×になる」のだが
意味が分かって×にしてるのだろうか。
感動ポルノと揶揄された似非チャリティ番組の局だけのことはある。
何のために片手で前後のブレーキ操作ができるブレーキレバーがあると思うのか。
「両手で」ブレーキ操作しなければならないという規定など存在しない。

それに片手運転禁止なら、まず手信号(手合図)を廃止して貰わないことには。

バランスという意味で、買い物袋をハンドルにぶら下げて走るのはどうなるのでしょう。
答えは「△」です。
バランスを崩すほどの重い荷物をぶら下げるのは「×」で、
ティッシュのように軽くてハンドル操作の邪魔にならない大きさの物をぶら下げていても違反にはなりません。

それが「ポケットティッシュ」程度なら良いとしても、
「5連パックのボックステッシュ」をハンドルにかければ
道交法70条ができない可能性がありそうな時点で問題ないとは思えないが・・・
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=335AC0000000105
第70条 車両等の運転者は、当該車両等のハンドル、ブレーキその他の装置を確実に操作し、
かつ、道路、 交通及び当該車両等の状況に応じ、
他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しなければならない。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


■歩行者にベルを鳴らすこと
自転車に乗っていて、歩いている人などへの注意喚起で、よかれと思ってベルを鳴らしたことはありませんか。
これは「×」です。
道路交通法で定められていて「法令で警音器を鳴らさなければならないとされている場合、
あるいは危険を防止するためにやむを得ない時を除き警音器を鳴らしてはならない」と定められ、
違反すると2万円以下の罰金などが定められています。

歩行者にベルを鳴らすことは×になっているが・・・違法性がなさそうな場面というのもあるような気はする。

例えば、車道を自転車で走行中に「横断禁止の場所を」前方で歩行者が突然横断しかけていれば
当然ブレーキ操作は先にするとしても、歩行者の横断を防止するために警音器を鳴らしたとしても
「やむを得ない状況」として問題は無いように思うが…
もしベルを鳴らしたことに歩行者が激高し仮に裁判沙汰にでもなって「口頭で注意すれば済む」という言い分が
まかり通ることがあれば、「日本語が通じなそうなことが明らかな外国人」などの要件まで必要になるのだろうか?

いや、自動車であれば「横断禁止の場所を」前方で歩行者が突然横断しかけている状況で
窓を開けて話しかけるのは現実的ではないため、
まず行動を止めさせるためにクラクションを鳴らすことに問題があるとは思えないため
やはり違法性は問えないはず。

こういう場合でも、当たり屋対策に自転車でもドラレコがあったほうが良さそうに思うが
まだ当たり屋が頻発するほど社会的に終わってはいないところが救いか。


難癖付けに見えるかもしれないが、ルールや法的拘束力の差のある内容紹介など1コーナーで済む話ではない。
実際こういう側面があるから「通年」での教育が必要ということなのだが
「こんなこと」よりも、ヘルメットが売れて着用率が上がれば満足なんだろうから呆れる。


▲[宮崎]中身が伴わない交通啓蒙活動

news.yahoo.co.jp/articles/ba72b627ebffad213816be28aa7a27e56374758f
(宮崎北警察署 脇屋敷義明交通課長)
「自転車事故の約6割が出会い頭の事故です。ですから、
一時停止のある場所ではしっかり一時停止をしていただいて、
安全を確認したうえで交差点に入っていただくと、自転車の方もですね」
なお、朝と夕方の取り締まりでは、
自転車の並進と通行区分違反であわせて3件の警告を行ったということです。

何故「一時不停止」への警告が1件もない??全く意味が分からない。
並進と通行区分違反を減らしたところで一時停止順守率が上がるわけがない。
一時停止の遵守を呼びかけるなら、実行できてない違反自転車には
最優先で警告するのが当たり前では?

●[東京:世田谷]極狭の自転車走行箇所?

kuruma-news.jp/post/687285
これはもう何年も前にネタになっていた箇所ではないだろうか。
敷設当時からツッコミの嵐で看板も即撤去されていたはずだが・・・。

そもそもこの手のペイントが即時に
自転車が法的義務によって走らなければならない箇所かどうか
瞬時に判断ができない時点で完全に欠陥があったのだが、
意気揚々とこんなものに効果があると息巻いていた「自称自転車に詳しい識者」もいたが・・・

駐車場扱いになっていたり、
依然として「車道走行は怖いので歩道走行当たり前」の現状もあって
結果として「車道へのペイントそのものが無意味だった」と言わざるを得ない。

だから何度も何度も"通年"での教育拡充を!と繰り返しているのだが
どうにもこういう方向ではなく、
「出来もしない」国が行う自転車免許制度やら道路構造の変化を望む人達も居て、
現実の見えなさに呆れる。

少なくとも青ペイントは今後一切禁止で、その予算で少しでもオレンジポールの敷設でもして
路駐を禁止することに予算を割いて欲しいところ。


●[栃木]逆走自転車の事故

news.yahoo.co.jp/articles/6565cb55863b71b738426d781f4230392f6b7810
自転車が結構すごい勢いで、あそこは緩やかな下り坂なので。
結構なスピードで自転車が逆走していた感じ。
自転車はライトをつけているが、歩道ではなく車道脇の路肩を逆走している。

(「歩道での徐行違反」は「車道逆走」との対比になるので置いておくとして)
◆では、この自転車がもし「歩道を走行していれば」・・・
ガタガタで走りにくく凹凸も多いのだから
★「必然的に速度が抑えられて事故が起きなかった可能性」がある。

しかし「スマホ注視で前方見ていなかった」とか、
そもそも「車が曲がってくることを全く予想しなかった」のであれば
前方不注意で事故はどのみち避けられなかったかもしれないが…。

●車道逆走は歩行者右側通行の延長というよりも
「何故違反なのか」という概念すら存在していないからこそ選択できてしまうのだろう。
「反対側通ってたほうが目的地に近いから」のような感覚で、違反という意識が皆無。
車道走行自転車の特にスポーツ自転車ユーザーからは連呼される
「とにかく逆走が邪魔」という意見も、事故割合としては珍しいからこそ
こうした危機感のない逆走輩達に届くこともないのだろう。

●歩道の徐行違反
これは「栃木」というのもあるが…、
歩行者が頻繁に通行しているようには到底見えないからこそ、
いい加減条文に「明らかに歩行者がいない状況であれば徐行の義務は課されない」
ような内容に改訂すべきと思っている。

「歩道の危険」を訴える人は往々にして都心や都市部のことしか考えていない。

普段から一時停止や予測運転と同様に徐行厳守も連呼しているが、
あくまでそれは「歩行者の安全を守ることが必要な条件下あれば」のこと。
それ以外の膨大な
「歩行者が明らかにいない・その歩道に店や公園や家など面していない環境」
徐行義務が徹底されて意味があるのだろうか。

そもそも徐行違反での取り締まりされること自体が
警告カードすら皆無に等しく、
赤切符発行実績から見ても「レア中のレア」すぎるあまりに
もはや話のネタになるような違反になっている。

もちろん、爆走の許可を求めているわけでないので、
実態として「"歩行者が居ないことが明らかであるならば"安全な速度と方法での通行」
緩和すべきではと思う。



●[自動車]青切符はほぼ不起訴ではあるが…(自転車の警告カードの矛盾)

「違反が事実ならアウト」は大ウソ。交通違反の不起訴の93%は「起訴猶予」
driver-web.jp/articles/detail/40544
「青切符の人の不起訴率は100%に近い」という事実
driver-web.jp/articles/detail/40545

大抵の人は「不起訴になることを知らない」とは思うが、
「1日潰れる」「万が一でも数万円罰金になったら面倒」だから
「反則金を支払ってさっさと終わりにしたい」という思惑なのだろう。

ましてや重大な加害事故の割合も極めて低い自転車であれば、
尚更、分かってない人がよくネタにしている「前科モノ」になる可能性は極めて低い。
しかし無論、人身事故を起こすようなことがあれば金銭的な賠償が発生しても不思議ではないし、
「自転車でも」事故後の救護報告義務がある。

一方で「一時停止線を少し超えて止まったので切符切られた」としても
こんなケースで"前科モノ"になるとは到底思えない。
しかし、自転車の場合代わりに「注意」の意味を込めて
「警告カード」になることは稀にあっても、
その「優先順位がおかしい」ことに何の疑問もないというのがサッパリ分からない。

特に未だに遮音関連優先発行しているような地域。
警察庁からの通達があってさえも、しばらくは
「無意味ということに気付けない」ために、交通安全ではなく
「己の都合最優先」で頭の固い変えられない人達はそう簡単には消えないだろう。

東京ではその反省を活かして赤切符の優先発行に徐行違反まで含めたが…
導入された当初の取材時でさえ、誰一人として徐行違反で切符を切られる様子は見られなかった。
それもそのはず
「警察官が自転車で歩道通行時に徐行違反しているのが普通の光景」とすれば、
取り締まりなんてできるわけがない。
出来もしない目標を「一応目立つようにしておこう」程度の感覚で掲げてしまったために
導入段階で無意味という本末転倒さ加減。

話を戻し、自転車に青切符のような反則金制度が
地方での導入困難を無視して押し切ったとして、
想定段階で対象が「極一部の違反」に留まることもあり、
結局のところ意味があるのかといえば、上の徐行違反取り締まりよりは
マシかもしれないが、効果は限定的になり、
特に地方では人員不足から「14+1項目」同様に、
「あってないようなもの」になってしまうだけに思える。


▲自転車への反則金導入検討の背景に電動キックボードが?

news.yahoo.co.jp/articles/f901345ad11dd4a3f75f6d3d886536cc0d8d2bee3
――電動キックボードの一部が、7月から「自転車並み」の扱いになったことも、
今回の検討の背景にあると聞きました。

この電動キックボードの取り締まりには青切符が運用されており、
自転車と均衡が取れていないと指摘されています。

これが事実ならますます電動キックボード特小原付の厄介物感が増す。
そもそも「原付区分からの派生」であり、
半自動で進む乗り物を、漕がなければ進まない自転車と
「速度だけ」で比較してしまったことが間違いの始まり。

大層なロビー活動を受けたか自分達の手柄が欲しかっただけのお役人達は
区分制定でご満悦かもしれないが、
現場単位では「迷惑極まりない愚行」と糾弾していることは想像に難くない。

フル電動でさえ規制が全く追い付いていないというのに
キワモノの自転車擬態まで許可する始末には呆れる。

ゴチャゴチャと余計なものを次々と始めたばかりに余計な作業や手間が増やされる。
その上更に反則金導入と…。

コンビニや教師のように便利屋のごとく仕事を増やし続け
こんな行き当たりばったりなことをしていれば警察の担い手が減るとは
微塵も考えないのだろうか?

――自転車の交通違反を自動車と同じように取り締まることは
本当に可能なのでしょうか。青切符導入に向けて、どのような課題がありますか。

自転車は運転免許が不要なので、運転者の本人確認が難しいという意見もありますが、
青切符を交付する際には身分証明書の提示を求められます。

自転車で買い物に出かけるときにいちいち身分証を持ち歩くだろうか?
持ち歩いていたとしても持ってないと言い張っている可能性に賭けて
荷物をひっくり返して血眼になって探して本当になければ?
最近引っ越してきて「住所がすぐに言えない」という場合もあるだろうし。
名前などが実名ではないという場合の対策は?



●自転車免許制度ではない周知方法の記事と言えるのかもしれないが…

bestcarweb.jp/feature/column/719229

免許証制度を導入するよりも、
いかに交通マナーを根付かせるかに力やお金をかけるほうが効果的ではないか、
と筆者は考えます。

この論調なら何故ヘルメット着用努力"目標"の話に触れないのか分からない。
まずヘルメット着用などではなくルールの周知が先では?となるだろうに。

自転車の交通違反については現状、
罰則を伴わない「警告」が行われているようですが、
反則金制度が導入されることで、
ルールが定着していくことが考えられ、導入されることを期待したいです。

いや普通に赤切符発行もされていますが?何故触れない?
反則金導入ハードルとして「地方警察の限界」を
どうクリアするという対案も是非お伺いしたいところ。

また同時に、自転車が走るための道路整備も進めてほしいところです。
自転車専用道路の設置は難しいケースも多いと思いますが、
交通事故を減らしていくためにはできる限り整備されていくことは
必要なことだと考えます。

だからその「財源」はどこに? 
仮に「道路が悪い」という人達の資産全て没収したところで間違いなく無理でしょう。
既存の整備方法を根本から覆し作り直すために
一体どれだけの「ポケットマネー」が必要か試算した上で
実現可能性があると思うのだろう。
社会福祉を削り、更に消費税を30%や50%にでもするのがお望みですか?
「埋蔵金なんてものはない」と分かった上で
どうすれば実現可能かご教示頂きたいところです。

しかし狭い車道での無理な追い抜きは、そもそもそんな場所であれば
その区間「(歩道があれば)自転車の車道走行自体禁止」
     (歩道がなければ通行そのものを禁止)
「相互通行を禁止。1車線を自転車用に左右空ける」
「車幅の広い車種や大型バストラックの通行を厳格に禁止するために狭窄柵の設置」
いずれかの対策は絶対に必要なはずなのだが・・・
大幅な作り変えなどは無視すればいいとしても、
「"通行規制"で対策が必要な箇所」は、早々に動くべきではとは思うが、
こうした細かい具体的な案を出している人がいるのだろうか。

そして何より、警察による自転車ユーザーへの指導も、
もっと徹底するべきではないでしょうか。

ヘルメット着用に憑りつかれてしまった警察に何を期待?
遮音関連で分かったように「極一部のまともな人」以外に何も期待など出来ない。

「免許制度の代わりに自動車の免許更新時に自転車の講習を盛り込むのはどうか」
というが、
大人になってから新たに学んだところでそれが本当に身に付きますか?という疑問。
歩道通行時の細かいルールの前に
まず予測運転すらロクに遂行できているとは思えない。

それはもう「根本の芯」がどうしようもないためであり、
付け焼刃でうっすら情報を上書きしたところでもう手遅れではないのだろうか。

(※編集部注/自動車情報専門メディアとしては、
自転車の危険走行に心を痛めるとともに、
一部の自動車ユーザーの「自転車の”動き”や関連法規”に対する敵意」にも
心を痛めております。

正直「ノールック横断」などは自転車の側の過失割合を高めても良いような気はするが
講習云々などより
★「自動車・オートバイ・自転車、全てドラレコ強制装着義務」
自転車は子供車もあるので無理でも、18歳以上の乗車時と限定したり、
自動車とオートバイだけでも強制すれば
警察の手を煩わせるようなことはほぼなく相当交通マナーは改善するでしょうね。
その後の雑多な逃亡犯の足取りも非常に追いやすくなるはずなので一石二鳥でもある。


▲相変わらずイヤホン使用を平然と混ぜ込んでくるあたりに
誤解を広めているという問題意識はなさそうですが、
良くも悪くもこうした意見が上がるメディアということだけは
オートバイサイトにしてもまだ「まともな感性がある」ように思う。

自転車メディアが軒並み終わってるというか腐ってると思うのは
とにかく何でもかんでも競技スポーツ一辺倒の怖さ・・・
趣味向けのジャンルやクロスバイク向け書籍こそあれど
シマノは一般車関連情報のSNSを完全に捨て去り、
パナレーサーも当初こそ初心者向けの内容もあったtwitterが
今やスポーツ自転車向けの広報機関のような様相で
一般車ユーザー向けの内容など見る影もなく悲しい限り。

それもそのはず。自転車は生活の「下足」として
「通販で買って防犯登録だけしとけば、
あとは何か不具合起きたらそんときに持ってけばいい」
気軽に買える「ちょっと高い靴」のような感覚。

「まともで快適な自転車とは何か」を知っていれば、そんな"非常識"が
当たり前のようにまかり通っているのは、自転車とは何なのかを
本質的には全く知らずに生きて来れてしまうことが全ての元凶。

空気圧管理どころか、パンク修理の方法1つでさえ
注意点なども様々あって奥深いのに、
なぜ何も知る必要などないと思えるのか。

全て店に任せるだけだから?

そうして、理不尽を店に投げるモンスター化するか、
逆に無知をいいことに店に食い物にされるか。
これの何が健全なのだろう。
そしてなぜ「何もする必要がない」などと平気で思えるのか。

どれだけ噛み砕いて丁寧に説明しても分からない者はいる。
それはそうとして、そうではない人達までも全て無い者とされている情勢には
とてもじゃないが理解できないしついていけない。

だからこそ孤軍奮闘でしかないとしても、
一石を投じるためにも続けているのだが、
「説明不足を実感できる参考になる助言」こそあっても、
あまり貢献できているようには思えないのもある。


とはいえ、遮音関連では遂に警察庁からの通達があり
「自転車でのイヤホン使用"そのものは"禁止ではない」とされ、
期せずとも一定の成果は得られたように思うのと、
自転車でも信号以外の「一時停止」を守ることの意義が
"地域によっては"少しずつ浸透しているような明るい兆しもある。

エアチェックアダプターも着々とレビューは伸び続けているのだから、
空気入れの頻度が下げられるという誤った理解が始まりだったとしても、
「空気圧管理」の第一歩と英式虫ゴムからの脱却を計る一助となっているとすれば
どれだけ業界の「(適正感覚を持ちえない熟練者ではない者達にとっては)悪しき慣例」で
踏襲されようとも、それにNOといえる人達が少しづつでも
増えていることには意味があるように思う。

つまり何が言いたいのかといえば
「自転車業界」には一切期待せず、教育改革もされないのであれば、
制度ではなく「自分たち自身」で理解を深めるより他にはない。


●[茨城]自転車通学許可のための試験

news.yahoo.co.jp/articles/5912d44992bd354ba41af0d698745fd17b0e49b0
自転車通学許可へ毎年交通安全テストを行うユニークな制度を導入している
茨城県神栖市の市立神栖四中(同市大野原中央、米川貢喜校長)は
今月、全校生徒を対象に2023年度の試験を実施した。

自転車通行に関する計26問を制限時間10分間で解く。
自転車の乗り方で禁止されていることや
例外的に歩道を通行する場合の注意、
信号付き交差点での進み方の正誤などが出題された。

テスト合格の目安は9割以上。
不合格者はしばらく徒歩通学となり、追試が予定されている。

是非とも遮音に関しては「ひっかけ問題」を作りたいところ。
Q「イヤホン使用で自転車に乗ってはならない」○か×か。
正解はもちろん"条件提示がないので"「×」。

「補聴器や警察官以外でも、イヤホン使用で自転車に乗っても良い場合がある」であれば当然「○」
こうであれば法文主旨を理解している出題方式。

具体的な記述式にするのであれば
「厳格に囲まれている私有地内」以外の一般公道の場合に絞ったとしても
「音量などが適切で"聞こえる状態"」とあればOK。

教育としては"禁止"ではなく、あくまで「※未使用を推奨します」が妥当。

しかし既に条件なしで一律違反とするような"誤答"
正解としている警察庁の通達を無視するような「最悪の教育」をしている可能性もあるが・・・。

Q「灯火を使用しなければならないのは 夜間 である」
【×】濃霧やトンネルでも使用必須のため。
こういう引っ掛け問題も作れる。

歩道走行に触れないはずはないが、歩行者優先は当然としても
「徐行」まで書ききれているかどうか。
重要な「救護報告義務」も触れてなさそうだ。

さすがに「泥はね禁止」まで網羅しているとは思えないが
どこまで踏み込んだ内容なのだろう。

「予測運転」は無くても
せめて「停止状態から、信号が青に変わったので進行した」
="左右の確認せず"なので「×」くらいはあって欲しい。

こうした教育を"通年で"当たり前に受けれる環境こそ事故防止のためには必須。
警察監修でもその担当者が分かってなければ
「間違いを含む内容がある恐れもある」ので
それをどうするのかということでもあるが、
それでもこうした学校単位での免許制は少しは意味がある。


●[広島]信号のない交差点で道路横断中の自転車事故

news.yahoo.co.jp/articles/f11952ac52c56ccdd6b811db423e3677c5ab308e
事故があったのは、福山市沖野上町の交差点です。
9月21日午後6時40分頃、軽貨物自動車が、道路を横断していた自転車と衝突しました。
この事故で、自転車に乗っていた75歳の男性が体を強く打ち、病院に搬送されましたが、
およそ2時間半後に死亡しました。
軽貨物自動車を運転していた60歳の男性にけがはなく、
死亡した男性は、信号のない交差点の横断歩道付近を渡っていたとみられています。

「どこをどのように渡れば安全か、左右確認は十分できているか」
信号があっても慎重に、ないなら尚更、
安全確保のためには十分に気をつけて渡らなければならない。
「自転車に気付いてくれるとは"限らない"」のだから。


●[長野]自転車での歩道の通行方法の指導

news.yahoo.co.jp/articles/f0281d5fd0a5dd56df38af46c376d41e4e920352
とあるが・・・やはり徐行は一切出て来ない。

elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=335AC0000000105
(普通自転車の歩道通行)
第六十三条の四 普通自転車は、次に掲げるときは、第十七条第一項の規定にかかわらず、歩道を通行することができる。
ただし、警察官等が歩行者の安全を確保するため必要があると認めて
当該歩道を通行してはならない旨を指示したときは、この限りでない。

一 道路標識等により普通自転車が当該歩道を通行することができることとされているとき。

二 当該普通自転車の運転者が、児童、幼児その他の普通自転車により
車道を通行することが危険であると認められるものとして政令で定める者であるとき。

三 前二号に掲げるもののほか、車道又は交通の状況に照らして
当該普通自転車の通行の安全を確保するため当該普通自転車が歩道を通行することがやむを得ないと認められるとき。

2 前項の場合において、普通自転車は、当該歩道の中央から車道寄りの部分
(道路標識等により普通自転車が通行すべき部分として指定された部分
(以下この項において「普通自転車通行指定部分」という。)があるときは、
当該普通自転車通行指定部分)を徐行しなければならず、
また、普通自転車の進行が歩行者の通行を妨げることとなるときは、一時停止しなければならない。

ただし、普通自転車通行指定部分については、当該普通自転車通行指定部分を通行し、
又は通行しようとする歩行者がないときは、歩道の状況に応じた安全な速度と方法で進行することができる。

運用実態の希薄な法文に何の意味が・・・?

自動車等が歩道横断時に必要なケースは別で、
自転車は「自転車の車道原則主義者」からすれば忌み嫌われる上記道交法63条の4がある限り
歩道の通行は可能。

しかし、東京の赤切符優先には一応入っていても
「徐行義務の周知させる気がないのに」を定める必要があるのだろうか。

歩行者と衝突したとして、道交法では概ね「70条」違反の
適切なブレーキ操作ができていたかどうかとなれば、
やはり「交通閑散なことが明らかな場合に限り徐行は不要」と
実態に則した変更をし例外条件を残していても
歩道上に危険が発生しやすいと言えるのだろうか?

全国の「全ての歩道」で、歩行者が常にいる割合は低いのは当たり前であれば、
交通頻繁な道路とそれ以外では考え方を切り離す必要があると考える。

つまり、歩道での徐行無視を取り締まることが不可能であれば、

2 前項の場合において、普通自転車は、当該歩道の中央から車道寄りを通行し、
普通自転車の進行が歩行者の通行を妨げることとなるときは、一時停止しなければならない。
と変更。
※「普通自転車通行指定部分」については
ただし、普通自転車通行指定部分については、当該普通自転車通行指定部分を通行し、
又は通行しようとする歩行者がないときは、歩道の状況に応じた安全な速度と方法で進行することができる。
がある限りは徐行厳守ではないが、それ以外も含めて以下のように変更。
「普通自転車通行指定部分」の有無に限らず、歩道にて通行する歩行者がないときは、 
歩道の状況に応じた安全な速度と方法で進行することができる。
と簡略化し「徐行原則」を撤廃し「安全な速度と方法」に委ねるか、
「交通閑散なことが明らかな場合に限り徐行は不要」と明記することが妥当。



▲周知機会のなさに触れていた題名に期待したが拍子抜けの記事

news.yahoo.co.jp/articles/48b365326ed2e70007849441e278de50d8397de5
merkmal-biz.jp/post/47085
自転車の違法運転は現在、悪質な場合は交通切符(赤切符)による
取り締まりの対象となっている。しかし、捜査や事務手続きが煩雑なため、
実際に刑事事件として処理されるケースは多くない。
仮に赤切符で捕まったとしても、よほどのことがない限り、
最終的には不起訴になるケースが大半である。

「"前科になる"煽り」が趣味な人達にしてみれば「知られては困る都合の悪い事実」に違いない。

青切符取り締まりの対象になるとしても、具体的に何を取り締まるのかという大きな問題がある。
夜間無灯火やふたり乗りなどは取り締まり対象として異論を挟む余地はない。

二人乗りは「違反であることの周知」こそ必要で
「表現方法として慎重な扱いは必要」でも
「危険度」で見れば「並走」程度で、そこまで目の敵にするほどでもないとは思う。

問題は歩道逆送や並走、一時停止無視などで、多くの自転車利用者は違反であることにほとんど気づいていない。
これらは一見小さな違反のように見えるが、歩行者や自動車との衝突など重大な事故の引き金になりかねない。

一時不停止と並走を同列で語るのは頂けない。
一時不停止は、事故に"直結"する違反の「筆頭格」
並走は「見れば分かる通行の邪魔」程度のもの。
「並走していたことによる事故」がどれほどあるのか?

そして論外は「▲歩道逆送」
いや「歩道に逆走」という概念は存在しませんが・・・
"歩道には"順走方向なんてありませんよ?

(自動車ジャーナリスト)あぁ…なるほど。
イヤホンこそ挙げられていなかったことは評価できるものの
この程度の初歩の知識すらなくて文章書いてお金貰えるってスゴイ社会だほんとに。

「見通しの悪い交差点での徐行義務って何?知らない」と言っているようなもの。
実行するかどうかで事故リスクに各段に差が出るとは思わないのだろうか。

自転車の「青切符」導入 危険運転に効果てきめんも、摘発強化より情報周知が先決だ
と記事にあっても・・・
また、自転車に運転免許がないことや、法規の周知徹底自体が十分ではないことも問題だろう。
そうした情報弱者対策も含めて、青切符制度を導入するには、
広報対策や新たな教育機会の提供が不可欠だろう。

これだけですか・・・はぁ。
「教育機会をどのように設けるのか」は取締強化の前段階としての「最重要課題」でしょうに。


●自転車の反則金の導入の裏には「納付額を増やしたい」思惑が?

news.yahoo.co.jp/articles/4f23531b062be81126ed19b2dcf12a91ca7f98a1
最近、どうやら交通違反が減ったため、青切符を交付する件数も減っているらしいんです。
青切符で納付される反則金の総額は、ピーク時に約500億円もあったそうです。
この反則金の行き先は国庫、言ってみれば特定財源であり、信号機の整備などに使われています。

しかし今や、青切符による反則金の納付額はピーク時から半減しているんです。
“業界”としては、反則金の納付額を増やしたいと考えるでしょ。

そうだとしても、「特定財源を増やしたいからといって、
何でもかんでも青切符だと言って金を取るなよ」と、
自転車ユーザーの私なんかは言いたいですね。
もちろん、私は交通ルールにのっとって自転車を走らせていますよ。

「金ないから金とるはおかしいのでは」という真っ当な意見。

まず隠しきれていない警察側の「金とりたい」に疑問を持たずに
締め付けを厳しくしろと同調している
主に自動車ドライバー層にしても自動車免許もない都会の徒歩だけ層が何も分かっていない。

そして「道路構造の見直し」も簡単に出来るわけがないのに
そっちが先だと言っている層も財源もないのに、何故実現可能と思うのか分からない。

「通年での交通教育・周知を徹底しました」
しかし、それでもまだ不十分のようなので「違反金を考えます」ならまだ分かる。

「はい、じゃあ金ないので、まず金とります」
安易に賛同できてしまう大衆達の思考力の無さには呆れる。

「自分たちは一切自転車を使わないから影響がない」と高を括って
いざ、極稀にしか使わない自転車に乗って金をとられるようなことがあったときに
「あのとき反対しとけばよかった」と後悔しても遅いと何故分からないのか。



●第一回青切符導入検討会議

trafficnews.jp/post/127858
news.yahoo.co.jp/articles/dad42e174854c56b5e1d166beef809cde5ea8658

また、自転車の交通違反者に対しての現行制度や教育の問題提起もしました。

「警察では、悪質な違反には取締りも行っているが、
それが十分に効果を上げているのかという疑問の声がある。
また、自動車のように免許取得時の教育機会が制度上用意されていないので、
安全運転の知識をどのように身につけるかが課題」

「そもそも道路交通環境や交通ルール自体が守られやすい設定になっていないのではないか、
という指摘もある」

今更ですか・・・
▲教育機会が年1回あるかないか程度のスタントマンショーや講演(独演)会
そのくせヘルメット着用や保険加入やイヤホン自転車にだけには過剰に熱心な地域の多さ

「▲手信号(手合図)と安全運転義務との矛盾」
「▲遮音規制に対して原付など免許取得時に聴覚試験なしの矛盾」
「▲運送車両法に普通の2輪自転車が含まれず、警音器の基準や装備義務の曖昧な状態」
「▲ほぼ誰も通行していない田舎の歩道でも徐行義務の無意味さ」
今まで誰も何もおかしいと思わなかったのだろうか。

news.yahoo.co.jp/articles/a5b6e7fb925ee1375d79d23b5cd9193b6bdd2d78
自転車の「青切符」導入など有識者の議論開始 年内に提言取りまとめ方針

こうしたことを受け、警察庁は「反則金制度」を自転車にも適用し、
違反者がいわゆる「青切符」の交付を受け、
反則金を納付すれば、刑事処分は行わないという選択肢も検討しています。

そもそも免許携帯義務もないのに偽情報や未納付が当たり前になって
その都度裁判所への出頭を促すようなことをするのだろうか?
違反であったとしても「ほぼ不起訴」というのに。



●自転車での酒気帯び運転に罰則規定を設ける方針

news.yahoo.co.jp/articles/18c1cdf9a765a0cd0510dfe84fe9140d240e2052
警察庁が自転車の酒気帯び運転に罰則検討
警察庁が、自転車の酒気帯び運転に対して罰則を設けることを検討していることが30日、
同庁への取材で分かった。現行法には罰則規定がない。
同日、開いた自転車の取り締まりの在り方を検討する有識者検討会で提案した。

これも今更感が・・・








▲▲▲自転車の違反に対して懲りずに「反則金」導入の検討へ

自転車の交通違反に「反則金」制度導入を検討 信号無視や逆走が対象か 警察庁
news.yahoo.co.jp/articles/24614fe3c58ad2f3509eba86d47f28c26adb999b

────────────────────────────────────────
★既に1回計画頓挫した経緯をしっかり確認しましょう

2021.12.26◆自転車への少額違反金制度は見送り
news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20211223k0000m040053000c.html
自転車違反金は見送り 利用者からの反発考慮 道交法改正案
警察庁の有識者検討会が求めていた自転車運転に対する違反金制度の創設について、
同庁は今回の道路交通法改正案には盛り込まない方針を固めた。
担当者は「さらに時間をかけた丁寧な議論が必要。引き続き検討する」としている。
最終報告書は2021年4月の中間報告書と同じく
「少額の違反金を課すなど、非刑罰的な手法も含め、
違反の抑止のために実効性のある方法の検討」を求めた。
立件されても起訴率が低く、刑事罰が問われない現状への強い問題意識がある。
しかし、自転車の取り締まりは都道府県警で力の入れ方に差があり、
全国一律での実施は現場で混乱が生じることなどから今回は見送りが決まった。
自転車利用者からの反発が予想されることも考慮したという。
同庁は今後、交通ルールの周知の徹底を図る。

主な理由は
【自転車の取り締まりは都道府県警で力の入れ方に差がある】ことから、
【全国一律での実施は現場で混乱が生じる】ため。

赤切符どころか、警告カードの発行割合からして、ゼロや一桁しか発行していないような地域もあるわけで、
例えば「沖縄県ならほとんど自転車の取り締まりしていないから走り放題」でも、
元々厳しい「東京都・大阪府・兵庫県」だけ「違反切られまくり」という可能性があるのは
「法の下の平等に反する」という主旨?でもあり、
単純に「日常的に交通取り締まりに割けるだけの人員が足りない」という話でもあるのだろう。

数千~数万年後に無人の取り締まりロボットが市中を常に巡回しているような状況であれば
導入できないことはないと思うが、その頃には自転車自体があるかどうか。

「自転車利用者からの反発」については、「弱者・貧困層への圧力からくる反発」というよりは、
前後子供乗せに対する許可の顛末からして、
ピンポイントで「主に傘の支持具や子供乗せを使っている世代からの反発」を恐れているように思う。
────────────────────────────────────────

◆【全国一律での実施は現場で混乱が生じる】
→警察の人員不足はいつ解消しましたか?

◆【自転車利用者からの反発が予想される】
→ヘルメットこそ努力義務なので無視できたが、
これは本格導入となれば子育て層も黙っていないのでは…?
それとも「子育て層だけは違反を無視する」のでしょうか?
「歩道爆走」の反則金を「逃す」のはありえないと思いたいが・・・
「徐行違反に赤切符」をまず聞かないだけに
「実質一律で非対象」となることは確定か。

1回頓挫したにも関わらず凝りもせずまた検討・・・
そして、約1年半前から【交通ルールの周知の徹底】で何をしてきたのか。
いつ「自転車でも止まれの標識で止まる」ことを
「全国一律」で周知公報活動していたのだろうか。

「地方での人員不足による取り締まりの不公平さが出ること」について
以前と比べて地方の警官の人員が激増でもした事実があって解決した?

それとも「単に集金できる枠組みだけ作れればいい」として
電動キックボードのような「見切り発車」の愚行を繰り返すつもりだろうか。

そもそも、「事故防止」のための取り組みが
教育でもなければ一時停止でもなく、「ヘルメット着用」という意味不明さ加減で、
全国一律で一時停止の"最優先"指導もせず、
なぜか事故件数すらデータにない使っている人すら少ない遮音を
目の敵にするような頓珍漢なことをしていて
教育のきの字もなく、「はいじゃあ反則金制度始めるから」に
諸手を挙げて歓迎できる人達の頭の中はどうなっているのだろうか。

まずもって、遮音への無意味な優先的警告カード発行のように
「▲恣意的運用が横行する恐れがある」との懸念が拭えない。

一応は【赤信号無視】【逆走(右側通行)】【歩行者妨害】
対象とする計画のようで
他にも遮断踏切侵入のような即赤切符対象ならまだしも・・・

◆「はいそこの自転車!「止まれ」の標識で止まらなかったから反則金!」
◆「見通しの悪い交差点で徐行してなかったので反則金ですね」
◆「そこの競技自転車たち!車間距離保持義務違反!はい反則金対象」

こんな有様が「気が向いたとき」にも出来るようにもなるのでは?

現場の警察としては「どれだけ軽微な違反であっても」
「これは反則金対象の違反」と思えば、
今までのように赤切符発行までに至らなくても
「反則金対象」と出来てしまうかもしれないのに何故歓迎できるのか意味が分からない。

はっきり言えば「全ての自転車乗り」から反則金とろうと思えばとれるような
仕組みを作ろうとしている「異常さ」に気付かないとすれば
楽観主義が過ぎるのではと思うが…


◆◆◆実際のところ「自転車免許が実現不可能」であり、
「点数制度なんて出来るわけがない」ため、
「どうせ不起訴なんだから別に払う必要がない」となれば
何のための制度なのか分からなくなる。

しかしそんなに「警察に金が入る仕組みを作りたい」なら、
国交省や文科省にも掛け合って「"通年での"交通教育」を提言し、
入り込める枠組みを作ればいいだけでは?

物事の「順番」って分かりませんかね…
「止まれの標識では自転車でも止まらなければ違法です」と
いったいどれだけの周知ができているのか?

仮に決まればニュースで一時的に流して終わりで、
「はい明日から一時停止違反は青切符だから」で済むとでも?

「東京では一時停止違反を優先赤切符発行にシフトした」となっているのに
2022.10.16 ◆[東京]警視庁が自転車の【特に悪質で危険な違反[4種類]】の取り締まり強化
(★歩道での徐行無視、各種一時不停止の違反も含む)
この枠組みを活かせないのは裁判所のパンクもあるとして、
ではなぜ「教育面での拡充」という話が一向に出て来ないのか。
この異常性に声を上げる有識者は政治"屋"にも自転車業界にも存在しないのだろうか。

絵に描いた餅の「自転車免許」などではなく、
各学校単位で「警察OBを活用した」表向き自主的な取り組みを促すことを
誰も提案できていないとすればあまりにも「交通安全」を軽視している。

そもそも「事故を防ぎたい」はずなのに、
なぜ(道交法ロクに知らない人から)「金を巻き上げること」に必死なのか。
手段と目的が逆転してるとは思わないのだろうか。

自転車の事故が後を絶たない?
自動車事故に比べて危険性が遥かに低く、
重大な加害者になるケースも多いとは言えない。

自転車の被害者のケースで「自転車側の違反も多くある」ために、
自動車ドライバーに迷惑をかけているという話であっても、
それは「基礎の"継続的な"教育が足りない」とは考えが及ばない?

「歩道を歩行者感覚で自転車に乗る」なら、その「正しい乗り方」が周知できてますか?

事故の「データ」を元に、どのようにすべきかの「"継続的な"教育」が先では?

信号無視・遮断踏切侵入に赤切符発行していて
結果として事故の減少に効果が上がっていないのであれば
その「原因」が何なのかをまず検証して頂かないと。

まさかの「高齢者が増えたから」という理由を無視していれば笑い者になりますが・・・
それが分かっているなら高齢者向けの自転車教育を
地域のコミュニティ活性という意味でも導入できるはず。
でも実際にある高齢者向けの自転車教室はニュースになるほど稀で数人が集まる形だけ。
これでどうやって事故防止・抑制に?

「世の中頭の良い人はそれなりに居るはず」なのに、
上にいる人達の頭の中はどうにも「金」のことしか頭にないようで。

もし「安全第一」なら遮音関連など優先順位が低すぎるため
ほぼ無視すると思いますが…「カーオーディオが認められている」こと、
「原付等の免許に聴覚試験なし」「遮音関連での"事故統計なし"」。
それなのにこんなものに未だに警告カード発行していて
事故に直結する徐行無視や止まれの標識での一時不停止を軽視する。

拝金主義に乗せられいいように首に縄をつけられて操られてることに気付かない人達。

ヘルメットの時点で「はっきり言って余計なお世話。着けたい人だけ着ければいいだけ」
「そもそも年間"何百人も"被害者がいるんですか?」
「保険といいロビー活動でも受けたんですか?」
と全面的にNOを突き付けていれば、
何度もこういう頭の悪い方向に引っ張られることはなかったろうに…
報道しない自由といい、いかにもな「衆愚政治」が繰り広げられるのは滑稽。

news.yahoo.co.jp/articles/ce71379a1e2b918e10e4a2afee0bf8d277732534
自転車も「青切符導入を検討」報道 賛成の声あがる一方
「道交法学ぶ機会を」「子どもにどう対応?」環境整備求める声

やっと「学ぶ機会」について書かれた記事。
しかし「2021年に計画頓挫したこと」はどこにも書かれていない。



●自転車店ブログで交通安全に触れることは良いことでも・・・

(個人店攻撃と思われるのは心外なのでURL割愛致しますが
目指す方向は同じはずなのでエールの意味を込めて長文にしました)

どの項目を優先するかは個人の感覚次第なのでもちろん自由ですが
残念なことに徐行どころか、最重要の「一時停止」すら影も形もありません。

千葉県ではこれらの内容が基本なのだろうかと千葉県警を確認すると・・・
www.police.pref.chiba.jp/kotsusomuka/traffic-safety_defend-05.html
しっかりと「基本」の自転車安全利用五則の紹介がトップにあり「一時停止」も当然あり。

1.●車道が原則、●左側を通行  歩道は例外、歩行者を優先
2.交差点では信号と一時停止を守って、安全確認
3.●夜間はライトを点灯
4.飲酒運転は禁止
5.●ヘルメットを着用

【歩行者優先】【交差点の一時停止】【飲酒運転】はこちらのお店では
特に「最優先として」重視するほどでもないということなのかもしれません。

「並走」「2人乗り」「携帯他」「傘さし」については
「基本ではない補足」として、千葉県警では下にまとめて並べられていますが、
イヤホンは「安全運転に支障がある音量」となっているので
一律禁止認定の誤解を与えかねない「イヤホン」だけでは不適切。

「携帯」も画面注視や通話と書いていないので微妙なところ、
2人乗りに至っては千葉県警では
泥はね運転禁止のように特に挙げるまでもない違反のようです。

※2人乗り禁止は「反対に、2人乗り走行可のタンデム自転車」の紹介とセットが理想的。
せっかく全国47都道府県で解禁されたのだから、扱いがなくても周知しておきたい。

「ながら」は並走など「まとめて1項目」という時点で、
「実際そこまで気にしていない違反」となる。
道交法内で直接ではなく「間接規制」でもあるため。

しかし不思議なことに「交通ルール紹介」で、
「一時停止」よりも「ながら」を最優先にする傾向があるのは、
実際の県警の基本方針としては特に事故の危険度も低いから後回しにしたくても、
「事故防止のための優先順位を理解できず」クレームを入れる「市民?」がいるので、
それに応えるために「やむを得ず並べている」のと、
ほどほどに少ないので適度に配りやすく「警告カード優先発行に"利用"している」
というのが実情に思える。

暇で虫の居所が悪くストレス発散の場所を常に探しているような市民?が
並走を目の敵にして学校に何度もクレーム入れてるような話も聞いたことがあるだけに、
交通安全ではなく「自分が邪魔と思うかどうか」で判断するようなことは
そういう人がいるなら正直勘弁願いたいというか、学校でも警察でも
「はいはいそうですね。注意しときますね」と
これこそ「テキトー処理」すれば良いと思うのだが・・・。

(ヘルメット項目こそ余計なお世話でも)
何のために「自転車安全利用五則」があるのか理解できれば、
優先すべきは「この4項目」であることは明白。
1.車道が原則、左側を通行  歩道は例外、歩行者を優先
2.交差点では信号と一時停止を守って、安全確認
3.夜間はライトを点灯
4.飲酒運転は禁止

車道原則の強調と歩道の例外は「原理主義」に繋がり、
「自転車も歩行者共に、歩道での安全な共有空間の確保」を妨げている傾向が強く、
実態として「子供や高齢者が自転車で歩道を通り、それ以外の人々でも
車道走行での安全確保に危機感を持っていて、その安全のためにも」
歩道拡張整備を続けているであろう行政の行動とも明確に矛盾しており、
個人的にはあまり賛同できない内容。


続いて千葉県警で重複で紹介している内容としては・・・
 ・自転車保険に入ろう
 ・点検整備をしよう
 ・反射器材を付けよう
 ◆ヘルメットをかぶろう
 ◆飲酒運転はやめよう
 ◆車道の左側を走ろう
 ◆歩いている人を優先しよう
 ・ながら運転はやめよう
 ◆交差点では安全確認しよう【赤信号・★止まれの標識】
 ◆夕方からライトをつけよう
 ・ながら運転の例(通話・画面注視・安全運転に支障がある音量・●傘さし・●並走)

千葉県警のページで「◆2度も」紹介しているということは
「最優先で守ってもらいたいこと=基本」となるので、
千葉県に限らずですが【歩行者優先】【交差点の一時停止】【飲酒運転】
忘れずに重視しておきたいところです。

「歩道は常識的に多くの一般車ユーザーが使う」からこそ、
「歩行者優先」を特に忘れてはならない。
側方1.5m程度避けて通れない狭い歩道で安全に通りたいなら
「降りて押す」「声をかけて通らせてもらう」のが最善。

本来は見通しの悪い交差点に限らず歩道通行時にも必須の「徐行」。
「本当の事故防止が目的」であれば
間違いなく「徐行」も徹底されていなければおかしいんですけどね・・・。

そして当然ヘルメットのような「罰則なし」の「努力"目標"」
「事故"後"の被害軽減」を気にするよりも
「予測運転」のほうが「事故"前"に事故を防ぐ」効果が高いため、何百倍も重要。

そもそも予測運転の意味すら理解できないような人達が
ブレーキに急制動が絶対必要のようなことを言うのだろうと思うと根は深い。

そして、自転車店であれば「点検整備をしよう」を
「タイヤ」でも「ブレーキ」でも「ワイヤー」でも「チェーン」でも「ネジ締め」でも
角度を変えて毎週のように案内しても少なすぎるということはないし商機になるはずでも
紹介しないのも不思議。

「交通安全」を祈るのであれば、
まずは「一時停止を含む基本を周知させること」に協力して頂きたい気持ちが強いです。


●[徳島]自転車の飲酒運転と信号無視の取り締まりを強化

news.yahoo.co.jp/articles/0f81df183fe62b71a835b011fe145072b8cf76b2
自転車の危険性の高い違反について取り締まり強化の方針(県議会・総務委員会)

徳島県警は26日開かれた徳島県議会・総務委員会で、
今後は事故につながるような飲酒運転や信号無視など危険性の高い違反について、
取り締まりを強化する方針を明らかにしました。

自転車が関係する事故の「直接的な原因」を列挙した上で、
その事故を減らすための優先順位を定めればいいだけなので
具体的な方針はそこまで難しいことのようには思えないが
飲酒運転と信号無視が最も多いという判断で、
東京のように「徐行や(止まれの標識での)一時停止」は含まず、
今まで同様に特に気にしないつもりなのだろう。

これまで自転車の飲酒運転などについては、罰則のない警告にとどめることが多く、
徳島県内で自転車の交通違反での検挙は、過去5年間でわずか4件にとどまっています。

この通りで、そもそも徳島県が自転車の取り締まりに積極的なイメージもなければ
未だ防犯登録の有効期限が「不定?」という話もある「全国唯一の特殊な地域」の
イメージがあるだけに「絵に描いた餅」になるだけのような。


●[鳥取]警告カード最多が「並進」という問題

news.yahoo.co.jp/articles/2b8a81fecc4e8731c2b5cc69c37f4f1ff0e605d0
公開自転車指導取り締まり 違反者には「自転車指導警告票」 去年約800件…最も多かったのは「並進」鳥取県警
遮音ではないだけマシではあるが・・・
主に若年層に対して「だけ」についての活動がメインで、
「全年齢・全世代への交通ルールの啓蒙活動になっていない」という自覚の無さが浮き彫りに。

そもそも、並進状態は「一目瞭然で危険な状態が分かる」ので、大した問題とは言えない。
当然、交通の妨げになっていることは事実で、適法走行ではないが、
「万が一」並進が原因での自転車事故が過去10年間で「最も多い」のであれば、意味はあっても、
鳥取のように元々さほど交通量も多くないであろう地域で並進を第一優先事項に上げる必要があるのだろうか?

並進の目の敵にして、「徐行や一時停止」は置き去りで本当に問題ないのだろうか?
並進をしていない人でも、それらを軽視・無視していることは「全年代で」危険ではない?

並進さえしていなければ、脇見運転の追突を避けられる芸当が身につくはずもなければ、
見通しの悪い交差点での徐行義務を遂行していなくても
横道からの飛び出しに必ず対応できるわけもない。

ヘルメット着用で事故そのものが"防止"できるかのような「幻想」のように、
原因と結果が全く繋がっていない。
並進をスケープゴートにして、全世代での「事故を」防ぎたいという感覚が希薄なことを危惧する。

それに、並進を問題とするなら「車間距離保持義務違反に該当するトレイン走行」も
しっかりと「違法」であることを周知すべきでは?


●"実態"を考慮しない机上の交通ルール「勘違い」に「勘違い」を重ねる無意味さ

forzastyle.com/articles/-/67737

※序盤の「自転車用ヘルメットを知らず工事用ヘルメットを買い与えた」という話は
普段から(内容は偏向的でも)ニュース番組をよく見ているなら、自転車用ヘルメットを知らないわけがないので
「創作文」としか思えないので全て無視すれば良い内容。

道路交通法が改正され、自転車のヘルメット着用が努力義務になって一ヶ月あまりが経つ。
(略)
遠藤和子(仮名・62)は、この改正に賛成だと話す。
「自転車って車に比べるととても手軽な乗り物に感じますけれどね、本当はとても危ないと思うんです。
私自身自転車に乗りますが、乗っている側でも、歩いている側でもヒヤッとすることがしょっちゅうあります」

※ヘルメットを被っても「事故に遭わなくなる効果」も「道交法を遵守するような暗示効果」も一切ありません。

3ヵ月ほど前には、自転車でスーパーに出かけた際、
曲がり角で同年代の男性とぶつかって怪我をしたという。
「二人ともママチャリに乗っていました。スピードが出ていなかったことが幸いして、軽傷で済みました。
でも、自転車のカゴが曲がってしまいました」
大事故になっていてもおかしくはない状況。
しかし、和子が最も恐怖を感じたのは、ぶつかった相手の態度だった。
「急に怒鳴りつけてきたんです。どっち側を走ってるんだ、とか言って。

forzastyle.com/articles/-/67212?page=4
以前の事故は和子にも原因があったと伝えられた。
自転車は基本的に左側通行だが、当時、和子は右側を走っていたのだ。

ヘルメットさえ購入して被れば、このような事故や危ない状況にあった「原因」が
VRゴーグルのように脳内に映像が流れて教えてもらえる機会が得られるのだろうか?

●終盤の講習会に行ったという話以降で気になる点をピックアップ
forzastyle.com/articles/-/67212?page=5
「そこで自転車が車両で、歩行者が歩く歩道を走ってはいけないと教わりました。

そもそも私たちは自転車にまつわる道路交通法を知る機会、学ぶ機会がないまま、自転車に乗っているのだ。
これは分かる。講演会やスタントマンショーで知る機会や学ぶ機会とするには余りにも薄い。

「自分が知っている常識がすべてだと思い込んで、いろいろ言っていたことを反省しています。
孫には車道は危ないから歩道を走れ、なんて話していましたからね」

確かに「普通自転車通行指定部分という前提条件がない場合」は「徐行」が義務であり、
徐行を守らなければ原則的には罰則もあるので、
徐行で通行することは出来ても「走る」ことは間違いということになるが・・・

これは「安全や事故防止の観点から見れば、実際の法の運用方法からも」
歩道の徐行義務違反に(事故なしで)すぐに赤切符が発行どころか、
「警告カードすら」発行件数が少ないデータもあるため、
果たして「実態として」間違いと言えるのだろうかという疑問がある。

「歩道を走ることが問題」とすることよりも、実際の事故を防止するためには
「歩行者に対して配慮し、通行の阻害をしない」そのものを大原則にすべきに思えて仕方ない。
そして、自転車を降りて押せば即歩行者扱いになるので、過失云々を気にすることなく対等な立場。
※但し、"降りかけ"で激突すれば当然責任は自転車側が重くなるのと、
「自転車の重さを支えきれないほど筋力がない」場合など、
接触させて歩行者が転倒してしまった場合、自転車側の責任となっても不思議はない。

「原則通り車道の左端を走行していると、追突事故に遭って大怪我しました」までなくても、
「何回か(左折時の左端寄せではなく)明らかに幅寄せされたり、クラクションを鳴らされました」
ということは珍しい話でもない。

このときに「ヘルメット着用してれば被害軽減するから安全」?
あくまで「事故に遭う前提」で物事を進めようとすることが不可解。
「事故とは"避ける"・"遭わない"ことが前提」では?

「ヘルメット信仰」に熱心な時間は、あまりにも「社会的な時間の浪費」としか思えない。

「歩行者の安全も大切、でも自転車の自分も大切」だからこそ、
「歩道を"通る"ことは自身の安全のためにも有効」とすれば、
なぜ「歩行者がいる場合」の「安全な通行方法」を、
まず最初に徹底的に教えようとしないのか、さっぱり分からない。

交差点の安全な通行方向についても、
分からないから、知る機会がないから「危険な状況」に陥るわけで、
予測運転も徐行も一時停止も、ヘルメット着用率のアップに比べればどうでもいい話だろうか?

「学ぶ機会の無さを問題とすべき」なことから目を逸らせ、小手先の「金策」に走ることに取りつかれ
必死に「スケープゴート」を作ろうとしている「奇妙な光景」にしか見えない。

※但し、自転車免許は各地方での警察人員の差など少額違反金制度の頓挫を考慮し、実現は不可能とする。
あくまで(教師には負担をかけず)、地域住民・警察OBなどを有効活用した
「通年での交通教育」が前提。


●正式な自転車道を全国各地に張り巡らせることは「不可能」だからこそ考える必要があること

各所の自転車ニュース記事にあるコメント欄で
相変わらず「自転車道の整備」という
「財源などあるわけがないのに整備を望む声」もあるが、
なぜそんな絵空事を夢見ることが出来るのか分からない。

自転車免許や少額違反制度同様に「不可能」としか思えないのだが
国家規模レベルで予算や財源を持つ独立国家からの支援でもあっての話だろうか?

縁石のような工作物の仕切りなど当然無理で、
それ以前にオレンジポールの敷設で区切ることすら出来ないからこそ
無意味な矢羽根マークでお茶を濁すことで
お役所にありがちな「仕事してる風」を出してるだけというのに。

それに、各所で「歩道は拡幅している」ということ、
「歩道の徐行無視は道交法違反にもかかわらず、赤切符どころか警告カードすら稀」ということは、
「半ば歩道も走行が黙認」となっていることから分かるのは、
つまり自転車の車道走行の基本の義務は
「規定があっても"多くの一般車向けとしては"実質的には建前」でしかないことから、
「歩道での歩行者の安全を確保するために必要なこと」といえば
警察の一時的な街頭活動などではなく、
継続的な「通年での交通教育」で「マナーアップの"底上げ"」が肝心と考える。


●[東京]赤切符発行している取り締まりに密着

news.yahoo.co.jp/articles/ca5af70ef12b6e025bb9e09b681e5ab6ee0eee6e
罰金刑も…自転車の悪質な交通違反「取り締まり強化」 現場に密着
実際に罰金刑になった件数を伝える気はないようだが
「赤切符発行の」現場の取り締まりの様子が見られるのは貴重。
(結果から明らかな時間と人員の無駄になっている警告カードの発行の様子は見る価値なし)

4項目を紹介してても、
実際に赤切符発行していたのは
「●赤信号無視」と「●一時停不止(止まれの標識)で止まらず」だけ。

止まれの標識の傍で取り締まりをしている様子を初めて見たが
(恐らく1時間程度の僅かな時間と思われる中でも)
当たり前のようにカメラに簡単に収められるだけの違反者が存在。

「●歩道で徐行せず」に赤切符発行するつもりであれば
特に歩行者がそれほどいない歩道であれば
「ほぼ全ての走行自転車が対象」で
実質「赤切符切り放題」になってしまうのが分かりきっているためか
今後実行している様子が見られるかどうか。

「●車道の逆走(右側通行)」も場所によっては
いくらでも見られるはずだがそういう場所で狙って行うような
パフォーマンスが見られるだろうか。

「見せしめ」という意味であれば4つの違反に
しっかりと赤切符発行していると見せつけるための生贄が必要だったと思うが、
そこまでの残酷ショーを展開するのは気が引けたのか2つの違反のみ。

一番敵にしたくないであろう「子供乗せ車種(子供乗車なし)」で
一時不停止取り締まりのシーンで
「子供が乗っていても(止まれの標識で)止まらなきゃいけない?」ような質問を投げかけていたが、
こういうのを見るとやはり
入園前に各園で最低限の自転車使用許可のための試験を行って
ルールの把握や走行方法についての周知を徹底すべきではと思う。

恐らく変速を切り替えて使う意味を9割以上の確率で知らないはず。

リアカー牽引やタンデム自転車やカーゴバイクのような特殊自転車ではない
一般に普及市販されている自転車では「乗車人の全体重込みで最重量」だからこそ、
「止まる前に変速を軽くしておくと言う意味と効果」として
過度にアシスト依存することなくスムーズに走り出しやすくなることで
安全にも快適にも走行できて、自転車自体も"壊す"確率が減るということを知って実行してもらいたい。

タイヤの"適正な"空気圧についても(腕が確かな)自転車店任せで充填してもらっていなければ
酷い有様になっているだろうから、こういうところにもまだまだ「可能性」がある。


●道路のハンプ(物理的な起伏)の課題?

trafficnews.jp/post/123137
news.yahoo.co.jp/articles/f121fa5da9ac369cfb2fe24421a391d5746ab22e
維持費がかかるとはいうが・・・
大型トラックなどが通れない「抜け道」で
台形が崩れて轍跡がくっきり分かるようになるまで数年というのは考えにくい。

真夏の日射による熱が問題で崩れやすいというなら
熱の上がりにくい新型アスファルトもあるはず。
高額になっても事故の防止のために必要な経費として計上する必要があるのでは。
それこそ年度末調整で優先度の低い箇所の整備を無理矢理行っているようであれば、
こうした問題点の解決を行ってもらいたい。

近隣住民のクレームは・・・
実際にどの程度から騒音と思うのかは個人差があるとして
イヤカフが必要なほど過敏であれば別の話になるだろうし、
認知症での過度な反応であれば行政がまともに取り合う必要はなく
相応の人材に心のケアをしてもらうのが先ではないだろうか。

その前に、「カスタマーハラスメント」の問題も出ている昨今、
あまりにも酷ければ普通に着信拒否をしたり、
職場で喚き散らすなどの業務妨害にでもなれば、
裁判で立ち入り禁止命令を出してもらい粛々と対処するような方向性の
専門の「クレーマー処理部門」を別に立ち上げるべきなのだろうと思う。
最終更新:2024年03月10日 18:21