◆27.5×1.95関連

最終更新日:2024.1.14 ◆雑感
 〃 ◆(27.5インチ)27.5×1.95補修用の一番安い推奨タイヤ「1本」(2024.1.14現在)【実売価格 約2000円~】

2023.6.4 新◆SERFAS「シティ シティ(CITIE-CITIE)」 27.5×2.00 (745g)【最大450kpa】

2022.2.6 ●Vittoria「TOWNEE」27.5×1.75の空気圧は【240~450kpa(2.4~4.5bar)】

2022.1.9 ●ビットリア「TOWNEE」27.5×1.75の実測値は814gという例(2021年5月29日投稿)
 〃 ◆[海外通販]27×1.95の交換用タイヤ(コンチネンタル編)[※全て工賃別の価格]
 〃 ▲共和ミリオン&シンコーの27.5×1.95「セミブロック」タイヤ

2021.7.25 分類別に並べ替え


◆27.5×1.95関連━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

量販店で近年見かけるようになってきたサイズ。
しかし、その割に詳しい解説がないため、今後のことを考えて専用ページで補足。
初心者向け情報として基本情報も掲載。

【基本】27.5は27インチの親戚ではありません。
27.5の補修用に27インチのタイヤは使えません

「650B」と呼ばれる規格で、互換性を確認するETRTO(ビード座径)サイズは「584」です。
タイヤの側面に「584」と書いてあるタイヤのみ可。27インチは「630」なので使えません。

◆タイヤ交換の際には、泥除けとの併用を考慮すると、
上限は2.00【幅:約50mm】、下限は1.50【幅:約40mm】あたりまでにしておいたほうが良いでしょう。
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584◆27.5インチ[650B]タイヤ
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/114.html
↑※27.5に関する全般的な内容は元ページで確認
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費用面× でも… 選択肢○ & 乗り心地◎
スリック系タイヤの選択肢は増えつつあるものの、
まず基本的に「MTBのタイヤサイズ」なので、今のところ
2本約2000円で不要な英式チューブまで付属するような質の低い安物タイヤチューブセットはありません。

オススメできるタイヤの最安値は「タイヤ1本だけ(前または後ろ1本のみ)」で、約2000円~(送料・工賃別)。
※(米式に限らず)同時にチューブ交換が必要であれば別途購入が必要。(1本約1000円)

つまり、安物ママチャリ感覚で27.5×1.95の自転車を購入してしまうと、後々修理費用で困ることに。

その一方、特長としてMTB系なので一般的なママチャリタイヤよりも「タイヤの選択肢が多く」
「幅が太め」でエアボリュームもあるので「ちょっとした段差に強く」
「乗り心地も良くなる」という最大のメリットがある。
(体重80kg以上のような人にも最適)

◆適正空気圧を知るために「米式化」を強くオススメします

◆米式化のお手軽変換はACA-2(エアチェックアダプター)約600円

https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/147.html
▼「タイヤを交換する場合」は「米式チューブへの交換」を薦めます。
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/172.html#27x1.95-tube-A

◆【米式化が必要】空気圧計のないポンプを使う場合は、適正な空気圧の判断のために別途「米式用」空気圧計

◆オススメできる空気圧計付きポンプは約2500円~


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◆(27.5インチ)27.5×1.95補修用の一番安い推奨タイヤ「1本」(2024.3.29現在)【実売価格 約2200円~】

(※処分価格、オークションやフリマなどの個人売買サイトを除く国内通常流通品)

補修や交換用で一番価格を抑えたい店とユーザー。
未だにどのタイヤが一番安いのか意外と知らない店も多いようなので調査。

最初に…「わざわざ高くて販路も狭いKENDAを選ぶ必要は全くありません」(敷島・ホダカでも扱い有り?)
●CBあさひ扱い「KENDA K-841A KOMFORT(コムフォート)」27.5×1.95 約3500円(税込):最安でも約2700円(送料別)
store.shopping.yahoo.co.jp/aris-c/k-488.html

↓よりも安い3点のいずれかを選択しましょう。

★IRC INTEZZO インテッツオ 27.5×2.00 オープン価格 → ★最安約2200円~(送料別)
www.saiyasune.com/J4571244746949.html
★パナレーサー パセラブラックス 27.5×1.75 約3500円(税込) → ★最安約2400円~(送料別)
p.akibaoo.co.jp/c/item/4931253013898/
★※ビットリア TOWNEE タウニー 27.5×1.75 3300円(税込) → ★最安約2400円~(送料別)
www.saiyasune.com/J8022530016063.html


◆Vittoria[ビットリア]の扱い卸
www.vittoriajapan.co.jp/contactus/business/
 ●関東:インターマックス、Many’S、横浜山王スポーツ、野口商会
 ●関西:岩井商会、シマノセールス、城東輪業社
※野口商会も2023年12月から扱いを開始したことから、余程の泡沫店以外は取り寄せ可能が当たり前なので、
在庫切れでなければ、やや細めになっても良いなら価格面でも「最安で2300円」タウニーがオススメ。
★Folding(折りたたみ)型のタイヤなので「省スペースで済む」というのもメリット

▼他にも3000円台の選択肢は豊富にあります。
 ●MICHELIN「カントリー ロック」27.5×1.75 約3600円(税込)[深谷価格]:最安は約2700円~
 ●CST製:GIZA PRODUCTS(マルイ扱い) 「センサモ」27.5×1.75 約3900円(税込):最安は約3200円~
 ●ライトウェイ扱い「SERFAS シティ シティ(CITIE-CITIE)」 27.5×2.00 3300円(税込)
 ●IRC「BRILLO(ブリロ)」27.5×2.10 約3600円~
 ●CST製:GIZA PRODUCTS(マルイ扱い) 「センサモ スピード」27.5×1.50 約3700円

▲側面が黒以外で耐久性に劣るため非推奨
パナレーサー▲コルデラヴィランドナー26×1-1/2(38-584)

▼以下のセミブロックタイヤは「安ければいい・乗れればいい」という鈍感な人以外には一切お薦めしません。
 ▲シンコー SR-056 27.5×1.95 ●最安約1800円~(送料別)
 ▲野口商会など ミリオン(CST) C1820 27.5×1.95 ●最安約1900円~(送料別)

※そもそも電動アシスト以外では「27×1.95(以下)を厳守しなければならない理由は何もありません」ので、
もしこれらしか在庫しておらず、
「IRC・ビットリア・パナレーサー」の取り寄せも持ち込みも不可であれば、
(商品知識に乏しく、雑整備される恐れも強いため)迷わず別の店へ行きましょう。




★27.5×1.95用の「安めの交換用タイヤ」(前または後1本のみ、付属チューブなし)

▲【KENDAの純正:補修用タイヤ】は割高です。(サギサカでも扱いがあるようでも流通ルートの関係か非掲載)
●27.5×1.95タイヤ「KENDA K-841A KOMFORT(コムフォート)」3520円[税込]
CBあさひのカタログ(2024)掲載
asahi-wsd.jp/pdf/2024parts-catalog.pdf
「注文コード 64718000」27.5x1.95 ETRTO:50-584 450kpa 936(±30)g
ec.cb-asahi.co.jp/catalog/products/2B0022E1049B4814853036E3C18BE78F

●楽天「KENDA ケンダ 27.5X1.95 BK K841A」(約2700円+送料 3980円以上で送料無料):敷島扱い?
item.rakuten.co.jp/aris/ken-4965345703251/

しかし・・・わざわざKENDAしかも個人店が忌み嫌うCBあさひが代理店のタイヤを選ぶのは考えにくい。

www.amazon.co.jp/dp/B01N311CTW/

▲KENDA日本公式サイトに「K-841A」は載っていない
代わりに「SMALL BLOCK 8K1047」に27.5×1.95があるが、
国内流通してなさそうな時点で無意味どころか混乱の元。
www.kendajp.com/bicycle/item-detail.php?product_id=16


1.95に近いサイズの有名メーカー品で最も安いタイヤ(前後セットではない1本のみ)は・・・

新◆SERFAS「シティ シティ(CITIE-CITIE)」 27.5×2.00 (745g)【最大450kpa】
www.riteway-jp.com/itemblog/ブランド-45379/2022/12/_kamata
www.riteway-jp.com/pa/shop/10811/
黒(側面反射テープ)
商品コード 729042
3300円(税込)
参考:745g
最大空気圧:450kpa
ビード:ワイヤー
www.riteway-jp.com/itemblog/ブランド-45379/2022/12
リフレクタブルサイドで視認性が高い
競合品のタウニーやインテッツオと実勢価格でもほぼ横並びなので、
新発売でありゴムが新しいことでの耐久性の高さへの期待も込めて
軽めのシティシティは良い選択肢といえる。

●ビットリア「TOWNEE タウニー」27.5×1.75 (785g)【240~450kpa】
www.vittoriajapan.co.jp/vittoria/townee/
(2022年7月現在メーカー価格:2915円[税込])「実勢価格は約2200~2600円(税込)。」
(2023年2月現在メーカー価格:3300円[税込])「実勢価格は約2500~2900円(税込)。」
www.amazon.co.jp/dp/B082CSCTH2/
uemura-cycle.com/products/detail.php?product_id=134113
更に、シマノ扱いもあるので、スポーツ自転車も扱う店から
【品番:R2VT016063X】で、「シマノ側に在庫があれば」購入可能。
set.shimano.co.jp/bc_catalog/vittoria/
(他にも実店舗で定価購入であればジャイアントストアでも購入できそう)
giant-store.jp/sakai/parts/8848/

若干のサイズアップで足楽のようなトレッド面の
●IRC「INTEZZO インテッツオ」27.5×2.00 (960g)【250~450kpa】
ircbike.jp/product-list/urban/intezzo/
オープン価格だが、「実勢価格は約2000~2700円(税込)。」
www.chari-o.com/goods/0312720002.html
www.amazon.co.jp/dp/B079RF3H1H
※INTEZZO インテッツオの「トレッド面がひび割れる」というネガティブレビューは、
ほぼ間違いなく【空気圧計(付きポンプ)を使っていない】か、
【使っていたとしても「充填頻度が少なく常用空気圧が低すぎるか、上限ギリギリ、または上限を超える過剰充填」】
と思われるので気にする必要なし。

▼敷島自転車でも扱いあり【品番:K-471】IRC インテッツオ 27.5×2.00
catalog.ds-ai.net/fq1c33/views/detail/71/126

▼選び方としては・・・
 ・「"やや"軽めなので"気持ち"走行性寄り」であればシティシティ。
 ・「保管に嵩張らない」という点ではフォールディングビードのタウニー。
 ・重くても「頑丈重視」ならインテッツオ。
インテッツオは電動アシストであれば960gでも問題ないとは思うが・・・
現状大手3社に27.5×1.95の「一般車系統の」電動アシスト自転車は無いので
重さを頑丈さに変換するとしても「販路が比較的広い」以外の優位性は低いかもしれない。


★「軽め&走行性重視であれば」1本約6000円のグラベルキング27.5×1.90[F650B48-GK-B2]をオススメ
panaracer.com/products/gravel/gravelking/gravelking-tlc/
※舗装路メインの場合、SSやSKではない普通がベスト
※通常通りチューブを入れて使用可能
※前後とも交換する場合は2本で約1.2万円 [※チューブ交換もするのであれば別途購入が必要]

雑多な店に持ち込んだ後に、取寄せが必要と分かっても、
「▲安物自転車」&「▲安物タイヤ」しか扱っていないような店では、
「ビットリア(シマノセールス他扱い)やIRC(リンエイ他扱い)との取引がない」
という事態もあり得るので、購入前に店で扱いがあるかどうか、しっかりと確認しておきたい。

※■27.5×1.95ブロックタイヤならGIZA(マルイ)にもあるが、舗装路向けではないので省略。
gizaproducts.jp/products/tires/tir25300.html
gizaproducts.jp/products/c-1837/

●ビットリアタウニー27.5×1.75の実測値は814gという例(2021年5月29日投稿)

www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R1G5T1QPD55P6S/
(画像あり)
サイズ27.5-1.75の実測重量は814gでした。
クッション重視のため重さを気にして選ぶようなタイヤではないが、
公称値よりやや重めになることもあるようだ。
それでも(幅が太くなるので当たり前だが)インテッツオは約1kgと考えれば確実に軽い。
(幅を保ったまま軽量にしたければ、パナレーサー「グラベルキング 27.5×1.90」一択。)

●Vittoria「TOWNEE」27.5×1.75の空気圧は【240~450kpa(2.4~4.5bar)】

mall.shopee.co.id/Tire-Ban-Luar-Vittoria-Townee-26x1.75-27.5x1.75-kevlar-i.118938501.10974547266
cf.shopee.co.id/file/3a61956197e1e83b9a81556c0430ec4b


◆[海外通販]27×1.95の交換用タイヤ(コンチネンタル編)[※全て工賃別の価格]

以前はタイヤ自体の元値が1本約1500円から(冬用タイヤは例外)で送料込みでもそれほど高くなかったが
「2024年3月29日現在」では…
615g●CONTACT Urban 27.5x2.00(50-584) ◆側面反射あり 約15ユーロ:約2100→2900円 +(送料2600→約40ユーロ:6500円)=タイヤ2本で約12300円
www.continental-tires.com/bicycle/tires/urban-tour/contact-urban
www.bike24.com/p2360138.html

▼比較参考 ~幅広[クッション重視]維持で軽量化目的~
520g●パナレーサー「グラベルキング」F650B48-GK-B 27.5×1.90(48-584)◆日本製 5191円+税6600円(税込):タイヤ2本で[実売]約1.2万円
610g●シュワルベ「ハリケーン」11159182 27.5×2.00(50-584) 約4700円税込
960g●IRC「インテッツォ」186263 27.5×2.00(50-584) 実売2500円税込

◆片道10km以上 → 約1.2万円[タイヤ2本]:520g:グラベルキング(27.5×1.90)【軽量特化】
●片道5km程度 → 約1.2万円[タイヤ2本]:615g:CONTACT Urban【値上げで微妙】
◆最安値狙い  → 約5000円[タイヤ2本]:960g:インテッツオ 【1km程度の近隣使用のみ】

●クッション性能を落として1.75(47幅)にする場合
◆軽量特化   → 約1.2万円[タイヤ2本]:360g:パナレーサー「グラベルキング」27.5×1.75
◆最安値狙い  → 約5000円[タイヤ2本]:785g:ビットリア「タウニー」27.5×1.75

640g●Top CONTACT Winter II Premium 27.5x2.00(50-584)◆ドイツ製 Folding ●冬向け 約33ユーロ
www.continental-tires.com/bicycle/tires/urban-tour/top-contact-winter2-premium
www.bike24.com/p2197627.html

700g●CONTACT Speed 27.5x2.00(50-584) ▲黒スキンサイド ◆側面反射あり 約16ユーロ
(これはミズタニ自転車でも扱いあり)
www.continental-tires.com/bicycle/tires/urban-tour/contact-speed
www.bike24.com/p2199417.html

860g●Double Fighter III Sport Wire Bead Tire 27.5x2.00(50-584) black Reflex 約15ユーロ
www.continental-tires.com/bicycle/tires/mountainbike-tires/double-fighter-3
www.bike24.com/p2197427.html

610g▲マキシス(マルイ)リフューズ TIR31200 27.5×2.00(50-584) 7600円+税 → 9400円+税


▲共和ミリオン(CST)&シンコーの27.5×1.95「セミブロック」タイヤ

▲「セミブロック」なので舗装路用としては不適。
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●敷島自転車扱いパーツ
catalog.ds-ai.net/fq1c33/views/
▲シンコー「タイヤ27.5×1.95 SR-56 ブラック」【発注コード:K-443】

●2020年4月から扱い開始
www.amazon.co.jpdp/B074Z7P43C
▲しかし「セミブロックタイヤ」なので「一般的なタイヤと比較して乗り心地は悪くなる」。

▲当然のように未登録(2022年8月2023年2月でも未だ掲載なし)
www.shinko-ltd.co.jp/bicycle/

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▼[ミリオン扱い] C1820 27.5×1.95(50-584) タイヤ1本(ミリオン品番:T75GM172B)
www.kyowa-ltd.co.jp/products/wheel01.html#product10
280-450kpa

▼[敷島自転車扱い] C1820 27.5×1.95(50-584) タイヤ1本(敷島自転車品番:K-391)
catalog.ds-ai.net/fq1c33/views/detail/71/108

▼[野口商会扱い] C1820 27.5×1.95(50-584) タイヤ1本 (野口品番:1141080)
noguchi1904.blog109.fc2.com/blog-entry-1428.html

▲扱い店ほぼ無し

●「国内販売サイト:画像なし」
store.shopping.yahoo.co.jp/akibaoo/4971620169711.html
(海外通販サイト:画像確認用)
ja.aliexpress.com/item/4001178198476.html
www.k2-bike.hu/shop/kerekparos-termekek/alkatreszek/kerek-gumi/kulsok-belsok/cst-mtb-c1820-275195-650b-53-kulso
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◆「セミブロックを着けられるくらいなら、断られたほうがマシ」とはいえ、

(「IRCかビットリアのタイヤを仕入れることができない店」では)
シンコー・ミリオン扱いのタイヤくらい最低限把握しておいて欲しいところ。

しかし、多くの雑多な店では、完成車メーカー(輸入代理店)から
「補修用パーツとして割高なKENDAの純正品」を仕入れるのだろう。
改めて「情報の重要性」を思い知らされる。

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▲27.5×1.95対応の「▲英式チューブ」

続々と▲英式チューブは増えてきているものの、安物(粗悪)タイヤ2本セットはないので、あまり意味がない。

●もしも量販店で補修27.5×1.95英式チューブの在庫がなければ、
店頭に並べている27.5×1.95の自転車からチューブだけ引っ張り出すと思われるが、
そこまでして使うようなものではないので・・・

★英式バルブと軸径で互換性のある【米式チューブへの交換を推奨】。
公開されている情報に一定の信頼性があるメーカー各社で扱いがある。

※ポンプの英式クリップが外せるなら米式でも使えるのでポンプの新規購入の必要なし。
 但し、GIYOなどの米式対応の空気圧計だけは別途購入することをオススメ。
●空気圧計(エアゲージ)単体
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/112.html


【1】KENDA(CBあさひ扱い)27.5×1.50~1.95 軸長35mm▲英式チューブ
asahi-wsd.jp/
asahi-wsd.jp/pdf/part-2021_catalogue.pdf
●KENDA「93170000 英式 27.5×1.5~1.95 JAN:4562333449162」900円+税
ec.cb-asahi.co.jp/catalog/products/B865410D334E4230A302C5C8E82B3D3B
CBあさひ以外に、
サギサカでもKENDAの27.5×1.95の英式チューブ扱いがあるようだが、こちらもサイト非掲載。
「まともな情報公開をしていない=売る気がない」として、おすすめしない。

【2】IRC 27.5×1.95~2.10 軸長60mm▲英式チューブ
(リンエイ品番:200-70511)
www.rinei-web.jp/products/7259
IRC品番:297151
WO650×47B-52B
ircbike.jp/product-list/tube/bicycle-tube-wo/
「(英式)60mm軸」が必要なリムの利便性が著しく悪いので「リムの交換」を薦めたいが・・・、
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/43.html
ホイール手組が出来る店を探し出し、組み替えてもらうほどの価値があるとも思えないので、
何処かに不具合が出た時点で早々に乗り換えるべきに思える。
いや、そもそも「無駄にディープリムが使われているような車種を買わない」というのが最適解。

【3】シンコー 27.5×1.95~2.10 軸長48mm▲英式チューブ
www.charitaro.com/products/detail.php?product_id=5608
シンコー デミングチューブ27.5X1.95~2.10英式 48mm 4つ折り
www.shinko-ltd.co.jp/bicycle/others/
27.5 × 1.95-2.10 H/E  ノーマルチューブ 【英式48mmバルブ】

twitter.com/noguchi_shokai/status/1698609446271033846
27.5×1.95~2.10 軸長60mm▲英式チューブ
野口コード:00139020 JAN:4573383620807

【4】DURO(リンエイ扱い)27.5×1.90~2.125 軸長48mm▲英式チューブ
www.rinei-web.jp/products/7261
品番:160-50213
品名:MTBチューブ
1500円+税

【5】ミリオン(共和) 27.5×1.95~2.125 軸長48mm▲英式チューブ
www.kyowa-ltd.co.jp/products/wheel03.html
品番:C75PNEV48

主要メーカーでも現行のMTBは仏式なこともあって仏式が殆ど。
シュワルベ(PRインターナショナル扱い)でも1.95対応は英式なし。
ネット通販でも見かけないのでBSや野口商会など扱い品非公開メーカーにもなさそう。

どうしてもポンプヘッドを手早く外すのが苦手な人」であれば、仕方なく英式チューブで解決することが出来るものの、
タイヤも摩耗や破損で交換が必要になったときに、
◆650B(27.5)は本来一般車向けではない規格のため、
「2本で2000円のような安物のタイヤ・チューブのセット品が(2022年7月現在も)存在しない」
="最安"で「タイヤ1本が約2000円(2本で約4000円)」(もちろん工賃が別途必須)
ということからしても、
中途半端に「チューブだけ一般車向けの英式」に揃える必然性は低いと思うので、
正直、完成車の輸入代理店(メーカー)側で、初期状態から米式にしてもらいたい。
(米式バルブを理解できず修理拒否するような店には、お互い損なので関わらない)



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★27.5×1.95対応(英式チューブと互換のある)米式チューブ一覧

※送料まで考慮するとヨドバシで(1)を買うのがお買い得。
(1)シュワルベ(PRインターナショナル) 【21-AV(品番:10400050) 】27.5×1.50~2.40(40~62-584)◆リムナットあり
www.yodobashi.com/p/pd/100000001003272145/
(2)スペシャライズド 【品番:03115-1333】650B×1.75~2.40(47~60-584)◆リムナットあり
www.specialized-onlinestore.jp/shop/g/g03115-1333/
SV=Schrader Valve(シュレーダー・バルブ)=米式
(3)タイオガ(マルイ)【品番:TIT12603】27.5×1.90~2.35(47~57-584)
www.chari-o.com/goods/tit12603.html
(4)Vittoria(シマノ) 【品番:R2VT009683X】 27.5×1.50~2.00(40~52-584)
(5)Vittoria(シマノ) 【品番:R2VT009706X】 27.5×1.95~2.50(50~63-584)
www.vittoriajapan.co.jp/vittoria_all_products/vittoria_tires/vittoria_tires_inner-tubes/
www.vittoriajapan.co.jp/vittoria_all_products/vittoria_tires_inner-tubes/
set.shimano.co.jp/bc_catalog/vittoria/#target/page_no=35
(6)CST(CBあさひ扱い)【品番:51117000】27.5×1.90~2.125
ec.cb-asahi.co.jp/catalog/products/2B7CEADB7A6E4E53817CA293A146F50A
(7)KENDA(CBあさひ扱い) 【品番:128394000】27.5×1.50~1.95(38~50-584)
ec.cb-asahi.co.jp/catalog/products/B865410D334E4230A302C5C8E82B3D3B
(8)マキシス(マルイ)【品番:TIT15139】(袋入り)27.5×1.75~2.40}
www.saiyasune.com/J4935012354581.html

マキシス(マルイ)【品番:TIT15019】(箱入り)27.5×1.90~2.35
マキシス(マルイ)【品番:TIT15119】(袋入り)27.5×1.90~2.35




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◆雑感

「▲650B/27.5規格はMTBだけにしろ。一般車規格に使われるのは迷惑だ」

時代に取り残されていることに気付けないほど既得権益にまみれていると
日本で主流の自転車タイヤ規格が、問題の英式チューブも同様に、
「世界シェアから見れば超異端規格でしかない」という事実を理解できず、
ユーザー贔屓名目での「利益」のために「安値販売だけが正義」と思い込んでしまうのだろう。

そうして、輸入代理店側でETRTO:590(650A:26WO)や630(27WO)の慣例を変えようとしなかったのだから
「海外生産でのコスト」がどんどん値上がりで、その優位性神話が崩壊しつつあっても何ら不思議はない。

「▲584(650B:27.5)タイヤが高い」のではなく、そもそも汎用規格590や630のタイヤ1本換算で1000円以下が安すぎる。
「▲安物自転車はタイヤも安く買えるから雑に扱っても構わない」
「▲だからテキトー空気圧管理でもいい」に繋がっている問題の根は深い。

だからもっと早い段階で自転車の基本タイヤ/リム規格を「一般車でも700C」を基本に、
地方の荒れている路肩や段差前提の道も考慮で559(26HE)、584(650B:27.5)を「補助サイズ」、
小径は406(20HE)に徹底集約の大改革を行っていれば価格の上昇も緩和できていたろうに、
放置し続けた結果が「海外生産メーカーの都合」という外圧で
徐々に安物自転車の規格が半強制的に移行させられようとしているのは面白さすらある。

しかし、時代の変化に「適応できない・しない店やユーザー」は「ご自由に拒否」すればいいだけの話でもあり。
いずれBEタイヤのような「面倒な存在」になっても旧来の規格にメリットがあり
修理だけではない「他の商機」に全く繋げる発想が出来ず、変えないことに意義があると思うなら、
その古臭い信念を貫き通せばいいだけで、
その結果として「ユーザー側の利点(クッション性能の向上)」だけでなく
「"その先にある"新時代の利益の芽」まで自身で摘み取っていることに気付かないのもまた「自由」。

「構造と規格の意味」を理解できて、優良ユーザーを育てる意思があれば
(27.5×1.95に拘る意味はないが)「584(650B:27.5)規格」にする意味は十分ある。


●一般車27.5タイヤの問題というより基本的な概念があるかどうか

「584(650B:27.5タイヤ)はダメだが、590(650A:26インチWO)タイヤなら空気入れなくても問題なし」なわけがない。
"まともな自転車を維持したいのであれば"空気圧の適正管理は"絶対に"必要。
「耐パンクタイヤ」然りで、どのように扱う必要があるのかを
「理解・実行できない(しない)のであれば」本来の性能を活かし切ることは出来ない。

▲「ノーメンテこそママチャリの至上命題だ」という人達は、
まともに快適な自転車を維持するために適切な管理整備する気がないのだから
「安物で変速なしの24WO,26WO,27WOのママチャリ」だけを
空気も入れず完全ノーメンテで壊し買い替えという
負のサイクルを生涯延々と続けてもらうしかない。

それにしても、油圧ディスクブレーキ整備のような面倒さなど一切必要ないだけに、
「客も店も思考力と理解できる機会があれば」
【ゴムの品質そのものは無名タイヤであれば値段相応だったとしても】
決してデメリットだけが強調されるような代物ではないのだが、
雑多な自転車店では、商品だけ否定し「パンク予防」という概念を定着させる動きもなく
安物タイヤチューブセットがないことで「在庫管理が煩わしい」ためか
「米式チューブ等」と同じく「存在の否定」をするしかないのだろう。

他にも、1.95に近いサイズの有名メーカー品で最も安いタイヤに
ビットリア「TOWNEE」、IRC「INTEZZO インテッツオ」があっても、
シンコーやらミリオンのようなメーカーを主軸に扱っているような店では、
扱いたくない以前に取寄せすらできなければ不満の槍玉にされてしまうのは已む無しか。

確かに、上記2種でいえば値段の安さ重視で「頑丈さはあっても重量のあるタイヤ」ということで、
クッション性能はあっても「ストップ&ゴーが多い街中では
「変速を使いこなせなければ」「タイヤの重さ」が気になることにはなるが・・・、
1本5000円以上のコストを惜しまなければ、
比較的軽量な「グラベルキング 27.5×1.90」で解決できる話でもある。
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/114.html#1.90

 ・米式化した上で、(英式の場合、最低でもMPプランジャー等に変更)
 ・空気入れの習慣化が出来ていて、
 ・急ブレーキ多用するような誤った走行をしていなければ、
「余程のヘビーユーザーのコスト面を除き」
「クッション性能の良さ」や「ある程度のタイヤ幅の選択肢を得られる」ことに意味がある。

とはいえ、過体重な人に限らず規格自体の優秀さで言えば、
700×45Cの「ステップクルーズ」【スタンダード】のように、「27.5ではなく700C車種」を薦める。
www.bscycle.co.jp/items/bicycle/stepcruz/#anc02

交換タイヤで安めのものなら45→40Cにサイズダウンで
◆「DURO(リンエイ) DB-7044 Cordoba 160-01901 700×40(40-622)」約1700円
www.yodobashi.com/product/100000001003401841/
◆45Cに近い47Cで手頃な価格なら「シュワルベ レンジクルーザー 29×1.75 (47-622)」が約3000円。
www.cycle-yoshida.com/pc/syousai.php?SYOCODE=00629249



●廉価品に650Bタイヤ(ETRTO584[27.5インチ])の兆し?

「27.5×1.95」という表記をチラホラと見かけるようになってきた。

今のところ2本約1000円で不要な英式チューブまで付属するような
質の低い安物タイヤチューブセットはなさそうなので、

交換タイヤとしては「1.95(約50mm幅)」であれば、
「タイオガのシティスリッカー 40-584(27.5×1.50)」(1本約2500円)が「安めタイヤでそれなりに使える基準」。
tiogajpn.com/products/tire/tir17600.html

代替品:ビットリア「タウニー」27.5×1.75をオススメ!

★40mm幅(1.50)であれば「レール式の駐輪機」の幅にもほぼ間違いなく対応可能になるのがメリット。
(しかし50mm幅ほどのクッションの良さはなくなる)

▼700×32Cサイズのレビュー記事でも街中使用には十分な性能と判断できる
blog.livedoor.jp/kanz1127/archives/51435568.html
耐候性はよさそうな感じで、空気圧が低いのもあってか、約1年と4000kmでもヒビが目に付かない。
露天駐輪なので、風雨に晒され半日ほど直射日光を浴びる環境にあるのだが。

■もし50mm幅(1.95)のエアボリュームを損ないたくないのであれば
前後どちらかタイヤ1本だけでも5000円以上必要になるとしても、
軽さ重視で「パナレーサーのグラベルキング」や
ある程度の耐久重視で「シュワルベのビッグベン」を薦める。

★チューブはもちろん空気圧管理がしやすい「米式チューブ」をオススメ。[1本で約1000円]
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/50.html#584
▼1.50対応であれば・・・
 ●ネジ切りのある軸   → シュワルベ12-AV(品番:10423340)
 ●ネジ切りのないゴム軸 → タイオガ TIT12602
どちらかを選択すればOK。

▼2.00対応であれば・・・
 ●ネジ切りのある軸   → シュワルベ19-AV(品番:10430340)
 ●ネジ切りのある軸   → スペシャライズド 650B×1.75~2.40 (商品番号:03115-1333)
 ●ネジ切りのないゴム軸 → タイオガ TIT12603



━今後のシナリオとしては、
◆「27.5を押し進める輸入代理店側の敗北」であれば、市場から消えるとして、
もし「27.5を押し進める輸入代理店側の勝利」であれば、
「安物タイヤメーカーが27.5のセット品を製造(依頼)し、新規投入」という可能性はある。

しかし、当面は
「ママチャリのタイヤなんて安いセットがあるだろうに、なんでこんなに高いんだ!」と、
どれだけ理不尽な文句を言われるとしても、
「そう仰られましても、無い物はないんですよね」(ロクに相談も調べもせずに買った貴方のせいでもありますけどね)
としか言いようがないことから、
「ビットリアかIRC」を「"実際に修理に携わる店が"新規で扱う」か「客の持ち込みを歓迎する」か、
実売価格で1本3000円超えの割高な「KENDA K-841A」をサギサカあたりから仕入れるしかないという。

※イXンもこのKENDAの約3000円くらいのタイヤしかなさそうなので割高なだけでなく、
人材の長期育成が2の次にならざるを得ない「量販」というシステム上、技術にもあまり期待できない。
(無論、個人店でも色々と酷い店は少なくないので警戒が必要)

それにしても、採用したメーカーによる買い替えさせるための策略のように見えて、
間接的には27.5から「世界基準の米式チューブ」に変更させるための「きっかけ作り」にも思えてくる。
(当然リム穴が仏式バルブ用なら仏式チューブ)



2021.6.6 ●DURO(リンエイ扱い)27.5×1.90~2.125 軸長48mm▲英式チューブ
2021.5.9 ●IRC「27.5×1.95~2.10」軸長60mm ▲英式チューブ
2021.3.28 ●27.5×1.95の「▲英式チューブ(シンコー製品)」
2021.3.14 ◆27.5×1.95に対応する米式チューブ追加 → (2)●スペシャライズド
2021.2.14 ページ分割
1.17 ▼27.5×1.95一般車向け補修用タイヤ、27.5×1.95英式チューブの情報
2020.9.20 ★27.5×1.95用の「安めの交換用タイヤ」と「(英式と互換のある)米式チューブ」
 〃 ■27.5×1.95の英式チューブの行方
 〃 ▼27.5×1.95対応(英式チューブと互換のある)米式チューブ一覧
 〃 ●一般車27.5タイヤの問題というより基本的な概念があるかどうか
2020.9.6 ▼「費用面×、選択肢○、乗り心地◎」
2019.12.15 ●廉価品に650Bタイヤ(ETRTO584[27.5インチ])の兆し?
最終更新:2024年01月14日 06:58