ヘルメットへの疑問3




▲「頭守って事故防がず」 これが正しい交通安全ですか?
ヘルメットは「被害軽減のため」であり「事故の発生そのもの」を防ぐ催眠効果なんてありませんよ?
賢明な皆様は、予測運転・徐行・一時停止を徹底的に守り、周囲の状況確認も【自動車同様に視覚で】怠らず「事故を」防ぎましょう。

「▲カブって安心ヘルメット」「★止まらずサヨナラあの世行き」
news.yahoo.co.jp/articles/4d35803af2bca5c0d0d5a467052fb439fb5dbab0
「『カブって安心ヘルメット』みんなでヘルメットをカブろう!」
「井の中の蛙大海を知らず」に続く「されど海の青さを知る」を知らないようなもので、
「現実に」【ヘルメット着用でも死亡事故は起きている】

なぜ事故が起こったのか? 事故を起こさないためにどうすべきだったのか?「本末転倒」で良いと思いますか?
”その先”を想像できないと、物事の本質は掴めない。

「本当に”事故を防ぎたい”のであれば」もっと真剣に考えるでしょうね。

【買って防ごう”頭の”事故? 買わずに守ろう”全ての”怪我】




最終更新日:2025.06.01 ●[長野]サイクリングロードにてヘルメット着用ロードバイク乗り転倒で重体

2025.05.18 ▲[愛知]一時停止遵守よりも役立たず装具着用を優先した結果…「命を失う」

2025.04.27 ▲[愛媛]ヘルメット着用でも出会い頭の事故で意識不明の重体

2025.04.06 ●安全基準に満たないヘルメットが流通しているか国民生活センターが調査した結果・・・

2025.03.02 ▲[高知]ヘルメット着用でも重体の事故

2025.02.09 ●[岐阜]ヘルメット着用でも重体事故(←だからこそ「事故に"遭わない"ための行動が重要」)

2024.12.15 ▲「ヘルメット着用では防げない事故そのもの」を全く考慮しない論点の記事
 〃 ▲基準不適合のヘルメットの販売、【安全性が確保されていない商品が多数出回っている】
 〃 「▲カブって安心ヘルメット」「★止まらずサヨナラあの世行き」

2024.12.08 ★「かもしれない運転」こそ重要

2024.11.24 ●事故そのものを「防ごうとしなかった原因」への反省は何処へ?
 〃 ◆ヘルメット着用の絶対主義者達には合理的な思考力がない…?

2024.11.17 ●ヘルメット着用の小学生が横断歩道を自転車で渡っていてトラックと衝突し死亡
 〃 ●ヘルメット着用の重要性?

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★「かもしれない運転」こそ重要

x.com/ASAHICYCLE/status/1863405959286325392
私が走ってる時の考え方としては
「横道、交差点では"絶対"何かしらが飛び出してくる」です

はなから危ないことが起こると想定してそれを回避できるような行動
(すぐに安全に止まれるように減速しておくなど)をしておけば
万が一本当に起こっても対処できる確率が上がります
実際それでヒヤリで済んだこともしばしばあります

いちいち横道とか交差点で減速してたら時間かかってしょうがない!
そう思ってしまうかもしれません

車やバイクのかもしれない運転だと思えばやりすぎではないのかな?とも思います
それに転んだりぶつかったりするよりは遥かに速く目的地に行けます

本当にこれだけ。
ヘルメットをわざわざ買って被っていても、この”予測運転”が出来ていなければ
「顔面から」地面に叩きつけられて前歯を折って高額治療費が必要になったりするわけで…。

「ヘルメットさえ被れば顔面から落ちない効果」なんてあるわけないですし、
腕や足が骨折しなくなる効果もないですよ?

それなのに、なぜ警察など「ヘルメットありき」なんでしょうね。
(ロビー活動の賜物でもなければ)単純に気が狂ってるとしか思えません。

◆そもそもどれだけ頭部の被害を”軽減”したところで「事故件数そのものは」減らないですよ?

頭は守れても衝突すれば物損でも軽微でも本来「救護と報告義務が発生」します。
自動車やオートバイだけでなく「自転車でも事故の報告義務がある」と周知活動しない警察もどうかしてますが
110番増やされたくないとは言えないから
「軽微な接触程度は示談で勝手に済ませてくれ」というのが本音なんでしょう。

原付オートバイとは速度が近くても駆動が異なりますし
無論、同じ自転車でも
「速度を出しやすく、細幅タイヤゆえに転倒リスクも高いロードバイク等」であれば
ヘルメット着用にまだ意味があるとは思いますが…

生活用の時速15km程度巡行の一般自転車で
「事故そのものを防止」するための「予測運転の徹底遂行」を完全無視
ヘルメット連呼の意味が本当に全く分かりません。
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●[長野]サイクリングロードにてヘルメット着用ロードバイク乗り転倒で重体}

news.yahoo.co.jp/articles/c9954b5a4b3dfa1e8decd7ebe312c82e03eb6ac9
25日正午過ぎ、千曲市野高場のサイクリングリードで
ロードバイクの男性が倒れていると通りかかった人が消防に通報しました。
警察と消防によりますと、倒れていたのは上田市の63歳の男性会社員で、
目立った外傷は無いものの意識が無い状態で病院に搬送されました。
首の骨が折れていて意識不明の重体ということです。
警察によりますと、現場は見通しの良い直線で、
男性は当時2人でサイリングをしていたとみられています。
男性はヘルメットを着用しており、事故と病気の両面で調べています。

曲がり角ではなく「見通しの良い直線」での転倒。

昔番組で「どのスポーツ競技が一番骨折が多いのか」という話で
「自転車競技(室内トラック)」だったのを思い出した。

プロでも危険と隣り合わせで走ってるのに
素人で60歳も過ぎて20代の感覚でいれば事故るでしょうね。

これが屋外ではなく例え室内のローラー台であっても
血圧の変化で倒れる可能性も高くなるのだから、
命が惜しいなら、いい歳になったら身の程弁えて
「生活用の電動アシスト自転車」に乗り換えて
「整備を楽しむ」とか、気ままな緩いサイクリングに興じたほうが身のためでしょう。

高齢スポーツと化している自転車競技イベントでも
これからこんなことがどんどん増えてきそうですが大会開催者達も頭抱えそう。

「自分の命なんて安いもの」と思うなら
これからも命懸けでスピード狂を気取ればいいと思いますが・・・
「自転車はスピード命」で本当に命まで賭けてどうすんだろう。

免許返納しても自動車運転したがるとかアルコール依存症みたいな感じで
衝動が抑えられないんでしょうかね。
「自制心って本当に大切ですね」と反面教師の教えは賜りました。


▲[愛知]一時停止遵守よりも役立たず装具着用を優先した結果…「命を失う」

news.yahoo.co.jp/articles/122dfb91991ce9b1aa102e17ce05556391646d87
自転車と軽乗用車が出合い頭に衝突 自転車の男子児童(11)が死亡
“ヘルメットは着用” 愛知・扶桑町

ヘルメット信奉者達は一体何人の犠牲者達を知れば悔い改めるのか。

まずは「”通年での”教育」その上での「補助的な装具」がヘルメットだろうに。

「車両だから」と原付同等の速度なんて出せない子供にまで
「止まれの標識で止まるという最低限のことを教え込むよりも」
ヘルメット着用こそが絶対と植え付け、
【肝心の一時停止の重要性は蔑ろ】でこうして命が犠牲になる。

news.yahoo.co.jp/articles/12cc464b1877138ad648d4fc4c14eedbe5927dc1
自転車の11歳小学生が交差点で軽乗用車と衝突し死亡 自転車側の道路に一時停止の標識

愛知県扶桑町の交差点で5月15日午後、自転車と軽乗用車が衝突し、
自転車に乗っていた小学生で、11歳の男子児童が死亡しました。

現場は信号のない交差点で、自転車が走っていた南北の道路に
一時停止の標識があり、警察は詳しい事故の原因を調べています。

止まれの標識は「自転車でも止まれ」という常識すら浸透させず
「▲ヘルメット着用」だの「▲100種類以上の項目への警察注意が必須の青切符」だの
直接の事故そのものを起こさないための活動が不十分なことを
なぜ反省し改善しようと思わないのか。
綺麗事を宣うだけで、本音では事故を減らしたいとは思ってない?

だから何度も書いているように「通年での」交通教育こそ必要。

警察やマスコミの恐怖を煽るプロパガンダにはウンザリ。
必要な事故防止のためには動かずに
「ヘルメット買え」「お上の言う事を従い反則金で金払え」
金金金…目先の金のことばかり。人の命よりも金か?

同じ金かけさせるにしても【ブレーキ装置の保守点検】
 【自転車交通講習】を自主的に受けてもらえるような制度を作ろうとは思わないのか?

▲[愛媛]ヘルメット着用でも出会い頭の事故で意識不明の重体

news.yahoo.co.jp/articles/22c028937f8979fb3827fe58ff17d4998f739db4
警察によりますと、事故があったのは、愛媛県松山市東野の市道交差点で、
21日午後5時ごろ、自転車と軽乗用車が出合頭に衝突しました。
この事故で、自転車に乗っていた近所に住む、中学2年生の男子生徒(13)が
愛媛県松山市内の病院に搬送されましたが、意識不明の重体となっています。
現場は住宅街にある信号機のない交差点で、
事故当時、自転車に乗っていた男子中学生はヘルメットを着用していました。
警察は、軽乗用車を運転していた77歳の女性から、当時の事情を聞くなどして、
事故の詳しい原因を調べています。

何度でも書きますが、【ヘルメット着用していても命が助かる保証などありません。】
「▲頭を守っていれば跳ね飛ばされても骨や内蔵まで絶対に無事」と思えるなら今すぐに考えを改めましょう。

【事故を起こさないように・遭わないように】「走行意識そのものを慎重に」しなければ
こうした事故の被害者は減りません。

「警察の街頭活動や学校の指導方法が間違っている」からこそ、このようなことが起きます。

ヘルメット着用に重きを置くのではなく、
【交差点では止まれの標識がなくても「徐行」が絶対!】
これだけでも失わない命は多くあることをどうか学んでください。



▲[高知]ヘルメット着用でも重体の事故

news.yahoo.co.jp/articles/2648fe67eb90dc9ee6602cdf0f84537e06eb3d54
事故があったのは南国市稲生の県道です。
南国警察署の調べによりますと、26日の午前7時半ごろ、男子中学生が運転する自転車と、
走ってきた乗用車が出会い頭に衝突しました。
この事故で南国市の13歳の男子中学生が、頭を強く打ち高知市内の病院へ搬送されましたが、
意識不明の重体となっています。
中学生は通学途中で、ヘルメットを着用していたということです。
現場は見通しの悪い道路で、警察が詳しい原因を調べています。

これでもヘルメット原理主義者達からすれば
「▲即死は免れたから問題ない。ヘルメット着用で重体になるのはレアケースでしかない」とでも言うのだろうか。
とても被害軽減になっているとは思えませんが・・・。

スポーツ自転車で「転倒」当たり前の
「勝手に公道レース気分で安全意識も低く速度を上げたがる輩達」には
神アイテムなのかもしれませんが、

生活自転車の場合、「徐行レベルの低速でもフラフラ走行の高齢者であれば」
ヘルメット着用に意味があるかもしれない程度で
やはり街頭指導などで最優先で案内するようなこととは全く思えない。

高校生等に強制したところで、むしろ被りもしないヘルメットを
ハンドル周りにぶら下げて走行させてしまっているようなほうが
余程「ブレーキ操作が遅れる危険行為を助長している」と言える。

そんな危険状態を招かせてしまうより、
【見通しの悪い交差点】では、特に「命を守るために徐行や一時停止を”絶対に”守ること」という
安全の常識を最重要の最優先で指導すればいいだけなのだが
なぜこんな簡単なことができないのか本当に全く理解できない。

news.yahoo.co.jp/articles/412ce03b81acdfdab529170d0ca987d9334534a1
現場は高架下付近の丁字路でカーブミラーがありますが、信号や横断歩道一時停止の標識などはありません。

徐行義務があったはずなのに何故報道されない?

「本当の意味で」人の命を軽視しているとは考えてなどいないから
「まずヘルメット着用推奨することこそ正しい」と思い込んでいるのだろうが
そんなに「ヘルメットを売りつける金儲け」のほうが大事なのか?

遮音規制は(誤解の温床になるだけで紛らわしいので条文自体を全て抹消すべきとは思いますが)
長年経てようやく明確に警察庁から「原則禁止ではない」と示されたように、
無駄に10年くらい経て
「▲やっぱり自転車のヘルメット着用指導なんて事故減少に全く効果なんてなかったわ(笑)」と反省して
それからやっと重い腰を上げて「ブレーキの補修と正しい使い方キャンペーン」にでも勤しむのだろうか。


●[岐阜]ヘルメット着用でも重体事故(←だからこそ「事故に"遭わない"ための行動が重要」)

news.yahoo.co.jp/articles/892e34a6c4c11c35eb0b01b2d761ccb7d361b508
ヘルメット着用し帰宅途中か…自転車の14歳男子中学生が軽乗用車にはねられ意識不明の重体 76歳の女性が運転
警察によりますと、3日午後4時15分ごろ、山県市伊佐美の信号のない交差点で、
自転車に乗っていた中学2年の男子生徒(14)が、
76歳の女性が運転する軽乗用車にはねられました。

この事故で男子生徒は頭を強く打ち病院に運ばれましたが、意識不明の重体です。
男子生徒はヘルメットをかぶっていて中学校から帰宅途中だったとみられ、
女性は新聞の集金の途中だったということです。

事故のあった交差点には信号はなく、軽乗用車側に一時停止の標示や標識はありませんでした。

コメント欄を見ても・・・多くは
ヘルメット着用で被害軽減があったであろう点に着目していても、
【事故が防げていない】という事実に対して
具体的にどうすべきだったのかという観点は少ない。

交差点あっても見通しの悪い交差点であったかどうかは定かではないが、
自転車側にも「止まれ」(一時停止)の標識はなかったようなので
「道路幅に極端な差でもなければ」自転車も、自動車も
どちらが優先車両ということを考える暇があるなら
「双方ともに」徐行や一時停止から確認をしていれば事故が防げたことは間違いない。

そもそも、「止まれ」の標識が自転車にも適用されることや
見通しの悪い交差点での「徐行義務」を知らずに
公道走行させてしまうこと自体が異常なのだが・・・
なぜか「そんなことより」ヘルメット着用のほうが余程重要らしく
少なくとも「徐行遵守するように」という交通指導が行われているケースを知らない。
(歩道はゆっくり走ろう程度)

その結果がこうした事故に繋がっていても、
省みて今後の交通指導に活かすなんてことはない。
その理由は「警察の街頭指導のマニュアルにないから」でしょうね。

被害の軽減「可能性だけ」上げられれば良いか、
「事故を防ぐため」に何をすべきか行動そのものを改めるか。
両方できる人は両方どうぞ。

しかし、低速でふらついたりで転んでしまい受け身がとれないであろう
多くの高齢者向けとしては意味があるのかもしれないが、
特に中高生であれば、わざわざお金を払ってヘルメットだけ買っても実質消費期限もあり、
本当に回避不可能な状況であれば顔面や他の全身までヘルメット程度では防げるとは思えない。

一方で、衝突する危険がある状況を把握し回避する行動を採ることは
ブレーキ装置さえ正常であれば無料で出来る。

自転車店の言う事だけを信じ虫ゴム使い続けたりワイヤー錠で防犯は十分と似たようなもので
「上っ面の言い分」を鵜呑みにしていれば損するのは自分自身。
不利益を避けるには「自らで考えて行う」より他にない。



▲「ヘルメット着用では防げない事故そのもの」を全く考慮しない論点の記事

president.jp/articles/-/88955
まず、LUUPでも電動キックボードだけでなく最近は自転車も投入されているのもあり、
自転車でも「段差や側溝の蓋での転倒を防ぐためには公道走行に不向きな細幅タイヤ車種」と
圧倒的に安定感の増す「ファットバイク(自転車)」、
「電動アシスト自転車か、非電動の一般自転車か」
「大人用、子供用」でも異なるそれらを全て一緒にしているのも暴論ではないのだろうか。

●何故「事故そのものを防止」するための
「速度抑制」や「交通法規の遵守」の話が一切ないのか。

【買って防ごう”頭の”事故?、買わずに守ろう”全ての”怪我】という当たり前が
まずこの手の記事には出て来ない。

「門構えだけ立派なら無施錠でも泥棒に狙われない」わけがないのだから
肝心な事柄に関する話が足りないことには疑問しかない。

当然のように「ヘルメット着用による転倒時の頸椎損傷リスク」が出て来ることもない。

何度も書いているが、
ヘルメット着用で「事故”発生そのものが”防げるようになる”催眠効果”があるなら」
推奨することに意義があるのは理解できるが、
「頭部”だけ”」被害軽減の”可能性”を上げることに躍起になって何の意味があるのかと。

『どんなに気を付けていても事故に遭う場合がある』

「▲前方不注意になるような走行方法:速度など」(”視覚”で慎重な走行を心がけない)
「▲予測運転もせず、ブレーキ操作を適切に出来ていない」

だから、事故が起きたのでは???

ヘルメット会社や卸会社、自転車が売れればいい店であれば、
絶対に言えるわけがないが
『事故が増えてくれたほうが売り上げに繋がるから有難い』
『無料で交通法規を徹底遵守されると”困る”』と内心では思っていても不思議ではないが、

例えば、クローズドでもレースでも区間規制も行っていない一般公道で、
無闇に速度出してまともに見通しの悪い交差点で「法的に義務のある」徐行もせず
砂や落ち葉の堆積を予測せず速度を十分に落とさずカーブを曲がっておいて
「まさか事故になるとは思わなかった」などと言われても噴飯モノ。

圧倒的に誤解しているのは「自転車は歩行者の仲間」だと思い込んでいることだ。
まずそこが違う。自転車はスピードが出るのだ。
ママチャリであっても歩行者の3倍や4倍の速度が普通に出る。
歩行者が約4km/hだから、そういう勘定になる。いや、それ以上だって楽々だ。
3倍? 4倍? その数値も実は甘いのだ。衝突時の運動エネルギーというものは
質量×速度の二乗に比例するので、自転車の衝突エネルギーは、
歩行者の9倍から16倍になるのである。

そしてもうひとつ、事故のダメージは「相対速度」で決まることだ。
ママチャリレベルの15km/h前後で、
何かの移動体と衝突した際(ママチャリ同士であっても)、
相対速度は十分30km/hに届く。

「▲双方15kmでも相対速度でダメージが増す」などと
「机上の空論」に熱弁奮っても「事故そのものは」絶対に消えませんが・・・。

「自転車は車道が原則論」に縛られて実態が見えていない。

もしそんなに歩行者の仲間として相応しくないほど「危険」というなら
自転車・歩行者用道路の設定や、自転車の利用も想定して敷設してる道幅のある「歩道」は
全国的に少なくとも矢羽根マーク(笑)をペイントするようになった頃から「完全に禁止」され、
「縁石で隔離された正式な自転車専用道」が全国各地で続々と増やし、
「道交法63条の4の歩道通行可の例外規定」も撤廃されているはずですが・・・?

実際そんなことは全くなく、
今日も子供前後乗せ電アシが歩道を快走していることでしょう。

たとえばオランダーやデンマークなどの自転車先進国においては、
ヘルメットをかぶっている人はあんまりいない。
自転車の走行スペースが完備していて、クルマとぶつかる可能性がきわめて低いからだ。
かの国々では「自転車ヘルメットが必要なほど危険な道路は、
インフラに問題がある」というのが常識となっている。

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top10.sakura.ne.jp/WHO-RS-246-RS-DDC-CYCLISTS.html
オランダでは自転車の人気が非常に高く、同国内の自転車の台数は人口を超えています。
自転車道の整備も進んでいますが、交通手段に占める自転車の割合が高いため、
交通事故でも自転車運転者の死亡割合が高くなっています。
日本の交通事故死に占める自転車運転者の割合は、16.2%で、
世界ランキングの順位は2位です。
ランキングの1位はオランダの25.3%、2位は日本の16.2%
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自転車環境が良いというオランダのほうが事故が多いですが…?
自転車道整備したらますます自転車事故増えそうです。
先進国で括る前に事故が少ない国は
「国土が広い」「防犯上自転車に乗っている人が少ない」「軽微な事故など記録してない」というだけでは?

●歩行者への危険を憂うのであれば
遮音では「カーオーディオ禁止署名案」のように
まず【道交法63条の4の歩道通行可の例外規定】撤廃運動でも初めてみればと思いますが
矢羽根マークで車道走行を促しても「路駐だらけ」だったり
「トラックやバスがスレスレ走る車道走行のほうが遥かに危険」と考える
政治家連中も一番敵に回したくないであろう多くの子育て層や高齢者からも大顰蹙も買うので
協力してくれる有力政治家なんて(余程の泡沫候補以外)誰一人いるはずもない。


●「ヘルメット着用であればダメージ軽減できる」とは言っても…
「全ての自転車事故の発生件数」から
まず「法令遵守が行われていれば事故が発生しなかったケース」は年間何件?
更に「ヘルメット未着用により重大な被害があったケース」に絞り込んで
それが「年間何件あるのか」教えてもらえませんかね・・・。

もしそれを『レアケースでも危険なんだ』というなら、
年間数件どころではないと思われる細幅タイヤでの公道走行は
”落車”という妙な用語を論うほど
◆「転倒事故が起きやすいので公道走行禁止」ということにもなりますが・・・

遮音に関してはようやく警察庁が「不適切な運用の問題」に気付いて
通達による大本営発表が行われていても、
依然として
「オートバイ等に聴覚試験不問」という明らかな矛盾を含んでいる問題もあるように
警察単位でも解釈が異なっているような法規といい・・・

今後、青切符での罰則主義を持て囃す記事も出て来るでしょうけども
警官が声をかけて従わなかった場合と重大な危険がある場合に限るという
今までと「取り締まりの方法」が変わらないと国家公安委員長の話もあるので
反則金制度など絵に描いた餅でマナー向上が見込めるわけもないんですが、
「これで原付並みに厳しくなったんだ」という「勘違い記事」も量産されそうです。

本当に目指すべきは「個別の事故原因の検証」や「法令遵守への周知への課題」
具体的に話し合い議論を活発に行うことが必要なんですが、
止まれの標識厳守であればまだしも、見通しの悪い交差点での徐行厳守すれば
まともに走れなくなるスポーツ自転車ユーザー達としては
話題にしたくないのでしょう。

スポーツ自転車の識者であれば、ヘルメット着用をどうこう言うよりも
まずはこうした「右折レーン侵入」のような
news.yahoo.co.jp/articles/15c4cf8bc963380c86735be288ffe85bebe4a26a
【あ然】「何してんのチャリ」右折レーンで信号待ちをしていたのは自転車
「飲み物を飲んで普通に待っている感じ」 東京・八王子市
「選手風のコスプレ装具に身を纏った」スポーツ自転車ユーザー集団にも居がちな
「れっきとした違法行為」への警鐘を鳴らすべきなんじゃないですかね…。
車間距離保持義務違反のトレイン走行も合わせて。

朝の通勤時間帯。ドライバーを“あ然”とさせた瞬間です。
東京・八王子市の交差点の右折レーンで信号待ちをする自転車。
ドライバー:びっくりしました。(自転車の人は)30代か40代ぐらい。
それもそのはず、本来自転車は左側を走り、右に曲がる際は「二段階右折」をする必要があります。
ところが、問題の自転車は右折レーンで堂々と信号が変わるのを待っています。
ドライバー:何か飲み物飲んで普通に待っている感じでした。

そして
▲特小原付電動キックボードがヘルメット着用義務なし
「自転車だけはヘルメット着用に煩い」のは
無論「利用者が多い」のは言うまでもないが、

「簡単に最高限度の時速20kmまで出せる」特小原付電動キックボードに対し、
高齢者や子どもが時速15kmで「簡単に走り”続ける”」ことが出来るのかと言えば違うし
事故の原因で「正面衝突」が多いはずもないので
取り立てて相対速度など考慮する必要があるとは思えない。

そもそも「逆走や飛び出し」「走行しているのが何処か」を予測していれば
ヘルメット着用での事故の「軽減の可能性」よりも、
遥かに重要な事故発生防止効果があるため。

例えば歩道であれば、歩行者の影の先を見通しそもそも歩行者がいれば徐行義務。
徐行義務のない名ばかりサイクリングロードの遊歩道でも
歩行者がいれば隠れて歩行者の先に自転車を予見する前に
急に進路変更されてしまうことまで予測しておけば減速は事故防止には必須でしょうに。

だからこそヘルメット着用は後回しで
「優先順位」として、「徐行・一時停止の重要性を徹底する」ことこそ
「最大限の周知活動」を求める。

※「優先順位を歪める」ことを見本とするなら
遮音でカーオーディオは問題とされず、
これまでは何故か自転車だけ過剰に危険視する風潮があったからこそ、
「徐行無視の自動車達」がいても、それらも気にせず、
まずは「自転車こそ徐行を守る」となっていても、何らおかしくはないでしょう。
今までの「遮音規制での誤った流儀」と同じことですし。


▲基準不適合のヘルメットの販売

www.caa.go.jp/notice/entry/040293/index.html
www.caa.go.jp/notice/assets/representation_cms204_241212_02.pdf

news.yahoo.co.jp/articles/35c990b94cf9872118767cb3471d108523481210
自転車用ヘルメット 「EUの安全規格」を売りに販売→規格適合せず

欧州連合(EU)の安全規格に適合していないにもかかわらず、
適合しているかのような表示をして自転車用ヘルメットを販売していたとして、
消費者庁は12日、通信販売会社3社に対し、
景品表示法違反(優良誤認)で措置命令を出し、
再発防止策などを講じるよう命じたと発表した。

3社は、「インフィニティ」(東京都豊島区)と、
その子会社「蔵前製薬」(同目黒区)=処分はともに11日付=、
2社とは別会社の「クロマチック・フーガ」(福岡県太宰府市)=処分は10日付。

消費者庁によると、3社は今年1月、自転車用の帽子型ヘルメットを
ネット上で販売する際、EUの安全規格に適合していることを示すCEマークの説明とともに、
「CE認証済み」などと宣伝し、1個1280~1780円で販売していた。
消費者庁が調べたところ、実際には規格に適合した仕様になっていなかった。

では他の全てのヘルメットは
【各種マークがついていても】基準クリアしているのか?
それも怪しくなってくる。

どれだけ自分達のところはまともな製品なんだという風にアピールしていても
「JIS取り消し」というメーカーもあるほどなので全く信用できません。

これでもヘルメットに命を預け、事故防止の大前提となる
「安全走行に必要な徐行や一時停止を軽視し続けるつもり」なのだろうか?

news.yahoo.co.jp/articles/e33fbd653a4529bf39f744bf3c4a2d01b6033421
昨年4月の道路交通法改正で、自転車乗車時のヘルメット着用が努力義務となって以降、
安全性が確保されていない商品が多数出回っているといい、同庁が注意を呼びかけている。

【安全性が確保されていない商品が多数出回っている】
「頭を守るためにヘルメット買ったつもりが頭も守れませんでした」
というオチも現実に起こり得ることになるが、全く笑えない。
金を払って鬱陶しい物を頭に乗せるだけ。

でも無いよりマシ?と思うなら
事故時に「頭部のみ+極僅かのダメージしか起こり得ない」
という「奇跡」でも信じて被ればいいんじゃないですかね。

他にも
 ・高温の場所では発泡スチロールの融解が起こるリスク
 ・機能維持のためには毎年買い替え?
 ・落としたら機能発揮できないので買い替え?
など
到底大衆が納得できるはずもない「都合の悪い事実」は積極的に伝えようとしない。

どこの誰がママチャリのために毎年ヘルメットを買い替えるのか。

まず「盗まれないように・いたずらされないように持ち歩く手間」からして
何もかも「気軽な自転車利用とは正反対」の
”仕来り”を押し付けられるのは勘弁願いたい。

そもそも、努力「義務」などという
【読解力ゼロの大衆には理解できない難しい言葉】を使うから
罰則がなくても「被らなければならない」ような風潮が蔓延る。

挙句、「▲止まることの重要性を置き去りでヘルメット推奨」なのだから訳が分からない。

ネット内でヘルメット着用信奉しているのは
「自分達が少数派ではなく多数派になりたいという寂しさがあるだけなのでは?」
と思ってしまう。
※「自動車乗りで死亡事故が減るのが助かる?」というのは
双方とも見通しの悪い交差点での徐行も守らず「事故を起こした時点で」負け。

しかし、どれだけ連呼しようが
「全ての自転車ユーザーへ毎年ヘルメット買い替えを義務付けるなど現実的に不可能」
でもあるため、所詮は理想論に過ぎない。
もし大家族なら「子供達全員共用できないためいくつも購入」など出来るだろうか?
そんなに規制がお好みなら「12歳未満は公道での自転車走行禁止」くらいまで
規制強化すればいいんじゃないでしょうか。


●事故そのものを「防ごうとしなかった原因」への反省は何処へ?


体験談を見ていていつもモヤモヤするのですが‥
頭部「は」無事でも他の箇所を怪我したことは大した問題ではない?

「▲聴覚さえ完全フリーであれば、歩行者を避けるし、
飛び出しも警戒した走行するに違いない」という【思い込み】に近い。

フルフェイスメットを被って走行するようなオートバイとは違い
(自転車だけでなく、原付オートバイ等でもいますが)
「半分ヘルメット」で十分防御効果の役目を果たしているとする。

「LUUPの電動キックボード乗ってて歯が折れた女性タレント」も
ヘルメットしてたら前歯折らずに済んだ?…わけないでしょうに。

トレンチコートを巻き込んで転倒して顔面から落ちて
「ヘルメットの重要性がー」と言われましても…

まず「命は助かって良かったね」と
事故の発生そのものを衝撃的な話題の一環のような感覚で紹介するのではなく、

「なぜその事故が起こったのか」
事故の検証が行われ「直接的な原因」が判明した時点で、

例えば
「ブレーキ操作が遅かった」ことが原因であれば
その原因は?
1:居眠り運転
2:スマホ等画面注視・脇見運転
3:急な発作
4:赤信号や点滅赤信号点の見落とし・信号無視
のような分かりやすいものだけでなく、
5:「止まれ」の標識で止まらなかった
6:徐行「義務」の場所で徐行していなかった
という
「無知と遵法精神の希薄さ」からくる事故原因を
まるで「そんなことは大した問題じゃない」かのように
注意を払う警鐘を鳴らしているような記事を見た試しがない。

それもそのはずで、自動車では当たり前の「予測運転(かもしれない運転)」
自転車では、当方以外では、数々の自転車事故の記事を見て来て
記憶の限り「全く」見たことがない。

事故に遭った状況によって「全く異なる」根本的な原因を無視しておいて、
ヘルメット着用を神格化して事故問題なんて解決しませんよ…?

それに、そこまでヘルメット着用が大切なら
以前も書きましたが、室内でも転倒リスクが大きい高齢者や赤ん坊には
ヘルメット着用を義務とは言わないまでも「推奨」しましょうよ。

あとは
◆自転車の「スピードの出し過ぎ問題」を考えたほうがいいような気はします。

公道をレース場や私設練習場と勘違いしている困った人達だけでなく
電動アシストによって前後2人乗りの重戦車状態で
歩道を爆走しやすくなっていることも
主婦層の反発を恐れているのかあまり問題として取り上げられない。

シマノを筆頭に「自転車はスピードこそ命」のような
「レースではない市販自転車」にまで、スポーツ自転車の乗り味を肯定するような
到底まともではない感覚を持ち込んでくるのは
そろそろ見直すべきではないでしょうか。

何度でも書きますが
★ヘルメット着用しても、保険入っていても「事故そのものは」防げません。

「▲ヘルメットさえ被っていれば交差点で飛び出しても、後方確認しなくても、
 止まれの標識で止まらなくても、何も心配しなくて大丈夫」ではありません。

自転車乗車中の事故を防ぐには、
「行動そのものを」改めることが何よりも大切であり、
それは(基本的には前後ブレーキ装置がともに正常であれば)
1円もお金は必要ありません。

なぜこんな簡単なことを、もっと「真剣に」伝えないのでしょうか?
気味が悪くて仕方ありません。

もちろんそれが「ヘルメット会社であれば」売り文句なので分かりますし
「思考力のない大衆」は、救いようがない存在として諦めるしかありませんが、
警察自ら安全の大前提となる「止まることの大切さを蔑ろ」で良いわけがない。

信号無視で赤切符の発行数こそそれなりにあっても、
警告カードの優先順位がおかしいことをしていて
まともな安全活動していると思っているとすればどうかしている。

周知こそまだまだ足りないものの、
基本的にイヤホン禁止されているわけではないという通達を出すまでに至った
「まともな安全意識の優先順位の感覚」がある人は
今のこの「おかしな状況」を黙って見ているだけなのだろうか。

一時期東京で、実際どれほど効果があったのか分かりませんが
徐行や一時停止などに優先的な赤切符発行を決断できたような
「まともな勢力」は「旧態依然の金満主義の勢力」と
内部で抗争が行われてるように思えてならない。


◆ヘルメット着用の絶対主義者達には合理的な思考力がない…?

news.yahoo.co.jp/articles/703f6afe9c85c8f2a9c9dcfe6d17f2bba13f1419?page=2
警察庁によると、19~23年の自転車乗車中の死者は1898人。
うち、5割超が頭部に致命傷があった。

これは一般車だけではなく「スポーツ自転車」も含まれているはずだが割合は不明だが

そもそも「5割は頭部への致命傷ではない」
「▲頭部が守られればそれで十分」ではないことがよく分かる。

「★事故の発生そのものを抑える施策」を何故しない?
いつ高校は「教育機関」ではなくなった?
「本当の役目を果たさず」大して役に立たない「物」だけで
簡単に済ませようとするその心根が腐っている。

一方、年齢層別の死傷者数は、高校生が含まれる15~19歳が
各年とも全体の18%前後で最多だった。

「僅か20%弱」でしかない。
なぜ運動機能が低下する「高齢者」を中心にしないのか?
「生い先短いからと見捨てられている」としか思えないがこれも酷い話だ。
「通年での交通教育をする気が無い」くせに若年層狙い撃ちにする意味とは?

読売新聞が22日までに九州・山口・沖縄の各県と政令市、
県庁所在市の教育委員会に取材したところ、
中学では自転車通学を許可している自治体の多くで義務としていたが、
県立高で義務化しているのは山口、大分両県だった。

ヘル中ならぬ「ヘル高」と揶揄されることのほうが
高校生にとっては余程死活問題という理解が足りない。

沖縄県教委「家庭の経済的負担を懸念」
義務化に慎重な姿勢を示す自治体も。

佐賀県教委は「交通安全は生徒自身が主体的に考え、
安全な行動を取ることが重要」と説明。

【★安全な”行動を”取ることが重要】
素晴らしい。これこそ在るべき姿。
ヘルメット着用すれば事故が起きなくなるお守り効果など絶対にないのだから
「行動規範を改めることこそ」事故防止に必須の観点。

ヘルメットの費用負担を踏まえ、子どもの貧困を課題とする沖縄県教委は
「家庭の経済的負担が増すことが懸念される」と難しさを指摘した。

そもそも自転車利用者がさほど多くもないのと
沖縄の場合「暑さ」という最大のネックも忘れてはいけない。
「熱で変形する前に毎年買い替え」なんて出来るわけがない。

(法的な拘束力などなくても)義務化した地域では
ロビー活動の賜物?という見方も出来るだけに
推進者達は地域の気候や事情も加味し、もっと「合理的に」考えましょう。



●[埼玉]ヘルメット着用の小学生が横断歩道を自転車で渡っていてトラックと衝突し死亡

news.yahoo.co.jp/articles/b8f1946a5be04fd989473805169960bf88b50065
警察によりますと、大型トラックが交差点を左折したところ、
横断歩道を自転車で渡っていた小学3年生
(8)と衝突したということです。

ヘルメットをかぶっていましたが、頭など全身を強く打ち、
搬送先の病院で死亡が確認されました。

ヘルメット着用していれば命を守ってくれるわけではない。
「どこに事故が起きる危険があるのか」を認識し、
その事故の可能性に対して
「どのように具体的な行動を起こし」防ぐのかを考えるべきでしょう。

この場合は「周囲をよく見る」、前をよく見ていない運転手がいる想定で
もし危なそうであれば、すぐに自転車を乗り捨てて離れることも
練習しておく必要がある。


●ヘルメット着用の重要性?

news.yahoo.co.jp/articles/b202ac3f38e61dc83b743ebdf35abf1a22b8d51a
ヘルメット着用の重要性を実験を通して認識 高校生の交通安全教室(島根・江津市)

生活用自転車がエクストリームレースにでもなったのだろうか。
ヘルメットの「効果」でいえば衝撃吸収できて被害を軽減する「場合もある」が
徐行一時停止を守らず、予測運転もせず、
ヘルメット着用だけしていて一体何が「安全」なのかと。

遮音規制のように10年ほど経過して
「事故そのものを防止する効果などないことに気付いた」
公には言えなくても反省し、ようやく一時停止に注力するか、

自転車業界からの献金が少ないことを理由に?
ユーザーの数そのものを減らすために
最悪の「違反者には罰則のあるヘルメット着用完全義務化」に移行するか。

しかし…もし万が一そうなったとすれば、
今度は「基準をクリアしているかどうか」をイチイチ調べるわけもないので、
今現在も普通に帽子を被せたヘルメットもあることから
「ヘルメットのようなデザインを模したヘルメット風帽子」が流行することになるだろう。

■そして「経年劣化しているか否か」も確認するわけがないので
酷暑で劣化した発泡スチロールや数回落とした結果、
実際に事故が起こったときには「被害軽減効果など皆無」で
「ただ重いだけのアクセサリーによって頸椎損傷のリスクを高めるだけ」と
分かる頃には手遅れ。

生活用の自転車の「実用上」必要なことは「行動を変えること」であり、
レース機材では当たり前で必須のヘルメット着用なわけがない。

特小原付やフル電動の公道走行を禁止し、
{ヘルメット着用ではなく、
「通年での交通教育の機会」}にこそ、
警察OBが首突っ込んで利権作れば「必要悪」として賛同もできるというのに…
なぜこうも誤った方向にばかり触手を伸ばしてしまうのか。

それに迎合する愚かな思考停止でヘルメット警察達も救いようがないが
今のところリアルな生活環境で影響されている人達は少ないのは
むしろ「経済情勢が苦しいことが良い方向に働いている」といえよう。

仮に「全額補助」でもすれば、「自動車族・電車バス移動者達」からの反発、
そしてそのヘルメットの大小金額問わず間違いなく転売が激増し
中古買い取りショップには
100円どころか10円で基準クリアしたヘルメットが溢れることになり
違反者への罰則規定が出来ない限りは「ヘルメット風の帽子」すら増えることはない。


●安全基準に満たないヘルメットが流通しているか国民生活センターが調査した結果・・・

trafficnews.jp/post/533966

購入で最も問題とされるのが、安全基準に関するウェブサイト上の説明です。
商品テストを実施したヘルメットのひとつは、
《欧州委員会のCE認証を受け、安全規格(E1078)を満たしている》
《米国/カナダ消費者製品安全委員会による安全規格CPSC認証を受け、
(CPSC1203基準)を満たしている》
《2種類の国外基準を満たしているので、補助金対象商品です》
と、説明していました。
しかし、欧州規格E1078に準拠した商品テストを行った同センターによると、
この自転車用ヘルメットは、一定の高さ(約154cm)から落下させた衝撃吸収試験で基準値以下。
あごひもに対する一定の衝撃時に、瞬間的な伸び率や試験後の伸び率が大きく、
基準を満たさない商品でした。

(1)ヘルメットの内側全体に衝撃吸収層がついていない
(2)あごひもの幅が15mm以下、あごひもにチンカップが付いている
(3)あごひもが取り外し可能 確実に取り付けられていない
(4)帽子のひさし部分のようにつばが広く、着用時に視野が隠れる
自転車用ヘルメットの中には帽子タイプもありますが、
発泡スチロールなどの衝撃吸収層が内側全体にないと、
地面などに頭部が衝突した場合のショックを受け止められません。
折りたたんで持ち運べることに配慮してウレタンパッドだけという製品では衝撃吸収性が低いです。
また、ヘルメットの帽体以上にあごひもは重要です。
衝撃時にあごひもは伸びるので、それに耐える強度と首への衝撃を和らげるために
15mm以上の幅のあるベルトのようなあごひもで構成されている必要があります。
さらに、あごひもは帽体に固定されていること。
ひも状のあごひもだったり、首にかかるのを防ぐためにチンカップが付いていたりする製品は、
事故時に簡単に脱落してしまうため、自転車用ヘルメットには適当ではありません。
さらに、帽子タイプでも、サンバイザーのようにつばが広く、
視野が隠れてしまうデザインはヘルメットとしての安全性が低いとみなされます。
「顔中央の垂直軸から左右それぞれ105度の視野の確保が必要」と国民生活センターは話します。
国内には法令基準はありませんが、第三者認証型のJISマークやSGマークがあります。
また、日本自転車競技連盟も公認推奨基準を定め、第三者認証を行っています。

そもそも「ヘルメット被っていても自動車との衝突で被害軽減できていない事故ニュース」もあり、
「とりあえず形だけでもヘルメット被っていればOK」のようなことをしていて
何の意味があるのか?

今後ますます高温多湿でヘルメットの耐久性を保てない恐れがあり
毎年買い替えが必要になるかもしれない物を法的に義務化することなど
「到底不可能」なので、オートバイのような完全義務化などありえないと断言できるが

【被害軽減できるつもりでいる】【安全基準を見たしていない無意味な物】
有難がって買っている消費者は良い「カモ」以外の何物でもない。

「自分で考えることができない」からこそ特殊詐欺の被害が一向に消えないことでも分かる。

なぜ「ブレーキ装置の状態」や「操作方法」など、安全に直結する走行を見直させようと思わないのか。
罰則に頼らず「守らなければ損をするどころか命も危ぶまれる、その慢心走行を忌避させる」
本来であればこの目標こそ真っ先に掲げなければならない。
最終更新:2025年06月01日 13:38