雑記いろいろ(8)

最終更新日:2025.06.01 ◆NHKのマネー系番組で自転車を扱った回

2025.5.04 ●スポーツ自転車の価格高騰での終わりの先に見える物は何か

2025.4.20 ◆客は店を映す鏡、●スポーツ自転車終焉の兆し、●フリーパワーもどきのバネ型クランク

2025.04.13 ●自転車店の『説明してもネットで買われてしまう』という嘆きに思うこと
 〃 ●CBあさひがEC売上伸長?

2025.04.06 ◆自転車販売業の限界
 〃 ●スポーツ自転車ショップ経営者へのインタビュー記事
 〃 ●バイシクルアカデミーにシマノが協賛

2025.03.09 ●「"みて"くれるだけでいい」の問題
 〃 ◆「接客・技術など総合力が高い店ほど」技術の安売りを回避しやすい
 〃 ●現在風にアレンジした約5万円のヴィンテージMTB?

2025.03.02 ◆極力関わらないほうが良いと思う店の特徴

2025.2.16 ◆無料空気入れ問題の解決案、▲ブロンプトンのタイヤは告知するパナレーサー

2025.2.2 ●出張修理に密着の動画
2025.1.26 ◆超小型EV車の可能性、◆スポ-ツ自転車のユーザーを広げるために必要なこと
2025.1.12 ●自転車屋店主の対談から思う内容多数の長文

2024.12.29 ●自転車店同士のトラブル
2024.12.15 ◆6大困り事と対策(店向け)
2024.12.09 ●「卸視点での店選びのポイント」の補足、●スポーツ自転車業界の向かう先
2024.12.01 ◆自転車店が空気入れサービスをやめた理由、●工賃の安さは消費者の意識に比例する
2024.11.17 ▲新商品を告知しないパナレーサー/●「自転車=競技スポーツだけ」ではない
2024.10.27 ★自転車趣味を始めるなら覚えておきたいこと
 〃 ●自転車が売れなくても5年以上店を続けられる理由(追記11.10)
 〃 ●自転車屋になりたい人なら知っておきたいこと?
 〃 ●話術も機転も無さ過ぎる店員(店主)の問題
 〃 ●リミッター解除方法を聞かれてしまう店

■雑記いろいろ(8)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


◆NHKのマネー系番組で自転車を扱った回

tver.jp/episodes/epnazj3r6s
有吉のお金発見 突撃!カネオくん
街乗りからレジャーまで!進化する自転車!
NHK総合・東京 5月25日(日)放送分 6月1日(日)18:43 終了予定

「サイクルトレインは全国に60以上」というが
「生活用の一般車そのまま乗せOK」
全く別種の「スポーツ自転車立て掛けのみ」を一緒にされてもねぇ…

●電動アシスト自転車
「スポーツ自転車原理主義番組」ではタブー的に扱われないので
こういう番組くらいでしか特集はされることはなさそうだ。
「e-bike」=スポーツ電アシなら扱うことがあっても
人力じゃなく運動にならないのは邪道とされるのが当然。

▲2018年には電アシのほうが出荷が増えている…?
(「経産省の生産動態統計調査」)
国内「出荷」ではなく「生産(最終組み立て含む)」の話じゃないのか?
黒ハンや通販の安物自転車よりも
必然的に値段の上がる電アシのほうが多く走ってるなんてわけがない。

●「大阪のパナの電アシ生産工場」
完全自動でオペレーターが3人。
9人の溶接職人はPOSに配属されてなければクビ?
まぁビルダーとしては間違いなく需要ありなので心配いらないか。

「色被りを防ぐためにカラーバリエーションを増やしている」
限定色だけでなく、一般車電アシでもオーダーメイドの「完全前金」で
自由に色変更できる車種販売もすれば良さそうだが…。

いや・・・そういう悩みは「グリップ」「アウターケーブル」「カゴ」などの色を
変更する提案を「店が」商機にすれば良いのでは?
でも修理と販売しか頭にない店では思いつかないか。

●充電回数が700回に
それより「85%上限の満充電」と
「20%下回ったら完全0%を待たずに充電案内」の機能追加しましょう。

●3.7kg→2.8kg(カルパワーユニット)
でもその「軽くなるメリット」を伝えないと
一般消費者には何の意味があるのか分からない。
(充電の減りを抑えられる・登坂や持ち上げ時に有利)

●75のパーツを手作業で組み立て
中華の「安物自転車の」工場の組み立ての様子を並べて紹介して欲しいものです。
「パナ電アシなら量販店で買っても不良率が低くできる」
という理由なんて一般消費者が知るわけない。

更に丁寧な店ではパナ電アシだろうが
ほぼバラして「細かくチェックしてグリスアップからまた再組立て」
なんてしているのに、
「数年後に差が出る」なんて理解できない人達には凄さが全然伝わらない。
それは「店の宣伝下手」もある。

●22インチという問題規格
近年になってようやく主要な自転車からは消えたものの
まだしぶとく残ってますが子供車含め撤退が妥当でしょう。
ロクに種類がないタイヤを使うメリットなどありません。
451の20x1-3/8車や520や650Cも避け、
サドルとハンドルの「高さ調整」でカバーしましょう。

★20インチ「406」という正義
小径車の便利な汎用規格。
種類のバリエーションもあり選びやすい。
但し「低重心」でも、回転数から「タイヤ摩耗」は必然的に早くなる。

●S型R型やステップスルーのフレームが一般車のメリット
構造的にパイプを太くしたり補強は必要でも
「後ろ荷台」前提であれば必然の形。
▽のスポーツ自転車にリアキャリアつけて乗るのは使いにくい。

●押し歩き
スイッチ操作に慣れている人達には便利でも
覚えられない高齢者には完全な無駄機能。
それよりも1ボタンのSWのほうが便利。

●電子キー
これは「錠前が正常であれば」・・・なので
店に不適切な液剤を吹かれて破壊されるような問題が起こり得る…。

▲空気圧の残量メーター
これは本当に要らない。
エアチェックアダプター取付か米式チューブに交換し
空気圧計付き空気入れを購入し
毎月1回以上の充填の日時をスマホか手帳に記入し充填すればいいだけ。
タイヤの減り具合想定の案内でもしてくれたほうがマシだが種別で異なるか…。

◆「すぐに壊れたら意味ない」
JIS耐久実験だけでなく
海岸沿いに住んでる人も自転車乗らないわけないので
「塩水噴霧実験」があることで、大手メーカーとして
「みすぼらしい車両」になることを避けているのは素晴らしい。

でも【メンテ習慣】もつけさせましょうよ…

論外の「悪態ボッタクリのチャリ屋」のせいでもあるが
ロクに周知してないために
店に近づかない人を量産している業界の闇。

●急坂でも2人子乗せの女性でも登れるように設計
(4度・8度・12度)
でも長崎はこの比じゃないような。

◆16m20s「スピードが出る自転車」を作らない?
時速24kmでアシストゼロにならないのは
自転車ではなく「電動オートバイ」になるから。

ペダル付き電動バイク」と紹介。(原付バイク・オートバイ)
商品名でもあった誤用の「モペット」を
NHKとしては正式な「モペッド」と紹介したいが
警察発表ではモペットとなっている問題があるから避けた感じか。

免許にヘルメットにナンバープレートやら方向指示器やら…
手軽さが損なわれ利用者も限られる。
その自転車もどきの「違法フル電動」は社会問題化しつつある。

この番組の肝はこの
「違法フル電動」の問題を知ってもらうためでもあったのだろう。

有吉が知ってたのは意外だが
ラジオやコンプラ的な話を確認していたのだろうか。

ゲストの支持層的に「使ってそうな輩」が多そうな2人を呼んでいるのは良い判断。
その説明時に無言になっているのはお察しします。
むしろ番組きっかけで
「お前ら適法状態にしないなら絶対に乗るんじゃねえぞ」と
メッセージ発信すれば見直されると思うがしないでしょうね。

▲ブレーキの話は?
「ローラーブレーキ」のIM31→C3000変更になった車種紹介なし。
ブレーキは安全の命綱なのだが
どうにも軽視されてるのが腑に落ちない。

エアハブ紹介するくらいなら
前後ブレーキ揃ってないピストは公道走行違法や
標準で片手レバーにできるコースターブレーキや
BMXのジャイロブレーキでも紹介してくれたほうがためになる。

●18m23s 縦長のカゴ
形状は良いですが…耐久性のないメッシュカゴではなく
樹脂カゴに出来なかったのだろうか。

●ブレードロック付きサドル
機能は良くても1.5万は…

▲エアハブ
もう消えていてもおかしくない何十年前の規格の話を今頃?
20年以上で7万台って・・・
前輪はハブダイナモ、後輪は内装ハブ型もあるが、まだ流通していることに驚き。

これも米式化で習慣化すれば済む話。
(1か月に1回か2回5分程度の充填時間もない人は自転車に乗る時間があるとは思えない)

●シェアサイクル
フル電動問題があったなら、レンタル繋がりで
「LUUP(電動キックボード)問題」についても紹介あれば良かったのだが。

●駐輪場
最寄りの空きのある駐輪場を簡単に検索できれば
違法駐輪も減らせそうですが…
よく停める場所なら有料の屋内の少数向け駐輪場を契約したほうが楽。

●26m14s 町の自転車屋
(東京中野区 小林輪業)[看板はブリヂストン]

グーグルレビュー高めだが★1を見ると
「▲乗り試しできない車種への不満」いやなぜ全部試乗できると思うのか。
「▲ぼったくり」修理内容を書き出してみれば一目瞭然と思うが…
まぁ十中八九「酷い使い方をしてボロボロだった」のに
これなら5000か、どんなに高くても1万円とでも思ってただろう。

こういう輩に対して多くの店員の気持ちを代弁すると
「自分で「部品」と「工具」を揃え、「整備情報を集め」
「グリスアップ」し、「正しい組付け」で「正しい力加減」で
締め付けし調整し自分で何円が妥当か計算してみたらいかがでしょう?
それでも本当に格安で十分と思うなら店開いてみればいい。
どれほど愚かな発言だったか思い知るだろう。」
と言いたい気持ちもあるでしょうね。

ぼったくりというのは
一般車の500円で売ってるブレーキシュー交換だけで5000円”とる”店のことや、
勝手にバック広げ工具使って「破壊」しておいて金を請求するような悪辣店のことを言う。

「月平均40台販売」
「販売と修理は半々か修理のほうが若干多い」

「空気入れ」コイン式に見えるがエアコンプレッサー式だが無料のようだ。
しかし年期入りすぎてるが・・・3万円は中古?
もし一定以上で排出する機能なければバーストし放題の罠。

しかし、有料であることに十分納得させられそうな
デザイン重視のレザインポンプを使い
(英式は米式化必須で)充填してあげるほうが特別感あって満足度高そうな気がする。

「▲空気無くなったら便利なんでタダなんで入れさせてもらってます」
店の人の半分くらいは怒りのスイッチ入りそうな言葉でも
無料貸し出しすれば使われるのは当然。

【空気入れくらい買えよ】と怒るのではなく、
無料になる条件(掃除手伝い、未開封の密閉されている飲食物差し入れなど)
を提示して了承した人だけに対応したほうが得な気がする。

「電動空気入れ」は耐久性と音量を気にしなければ
市販されている小型品もあるにはあるが、

非電動の普通のポンプでも
習慣化していれば1輪に「冬は約1~夏は約5回ポンピングするだけ」で終わりなのに
米式化で目視確認するクセがついてないから面倒なイメージを持たれているのだろう。

●(英式虫ゴムでの)バルブキャップの役目は
雨水からの(貰い)サビや虫ゴムの劣化を防ぐというなら
「ゴミや埃の混入を防ぐため」というのも言うべきでは。

●パンク修理が多い
でもその「多くの原因が空気圧管理不足」ということは番組では触れない。
まともに空気圧管理されたら困る店からクレーム来ることを予想してのことだろう。

「電動やすりで穴の周囲を削る」
「ゴムの補修材を塗り」

【3分~5分(直射日光に当たらない場所で)”完全に”乾かしてから】の説明なし。
www.youtube.com/watch?v=S20VW8KOmRc

「専用パッチを貼る」

www.maruni-ind.co.jp/products/bicycle/bicycle_adhesive/
パンク修理用"接着剤"なんて書くと勘違いの元なのに
「溶剤」とは書かないから「▲乾く前に接着が正解」と思われているのだろう。

●伸びたチェーン
伸びきっているチェーンだけ交換しても
「チェーンリング・プーリー・スプロケ」まで交換しないと解決しない場合もある。

●ギアの軸が空回り(カセットハブ)
ラチェット不良なら「フリーボディ」の交換をしているはずですが
「ギア」交換と称してスプロケ取付だけの映像。

●チューブ飛び出し
バーストということはチューブ組付けミスでければ
ほぼ間違いなく「過剰充填」の結果と予想して見ると
前輪具合から判断でやはり「空気入れすぎ」
だからこれも【空気圧管理】をすれば防げるというのに。

もちろん適正空気圧の紹介などあるはずもない。
側面の300kpaなどの紹介だけしても
英式の複雑怪奇な枝分かれ規格のせいもあり

空気圧計のあるポンプでの空気圧計を信じて300kpaまで充填しても
今度は「少ない(約-130kpa)」となり、英式(虫ゴム式)は本当に害悪。
そして、空気圧計のないポンプかシュワルベ英式と専用空気圧計か
米式化での空気圧計を使わない
素人の管理は論外という説明だけで10分以上かかる。

●出張修理
店番出来る人いないワンオペなら店閉じてまで行くのだろうか?
出張修理は基本専業ではないと厳しいと思うが…。
あぁ「学校・病院・配送業者のような事業所」単位か。
病院は個別に頼む人いるかもしれないが
他は新規店ではそう簡単に関われない聖域。

でもいくら仕入れが少なく儲けが良いとは言っても
「修理を待たないと店が立ち行かないような地域」では
やはり「カスタム・快適化」「講座」から便利屋的なことまで
僻地など特に広く請け負わないと生活は不可能だろう。

◆カスタム [大阪府枚方市のサイクルフラワー]
子乗せ座席を外してステム・ハンドル・前カゴ交換で3万円。
しかし前カゴはサドルまでの距離もあって
重さはハンドルとられやすくなるので避けるとしても
場所をとるポテチ袋やティッシュ箱など
「量の積載力」のあるカゴに変更できるメリットを捨てるのは微妙な気がする。

英式の米式化のような自転車店のタブーは言うわけもないが、
406や559であれば
(耐久性を考えないなら)タイヤの色交換あたりは言えるはず。

●盗難防止に「3台まとめて施錠」
サドルやバッテリー外し、他にも色々な方法が考えられる。
GPSの紹介が無かったのは一般車には仰々しいということか。

「バッテリー盗難問題」は紹介すると換金アイテム紹介になり
U字錠紹介しても対策されやすくなるだけで
更なる犯罪助長になるだけか・・・。

大衆には無関係のe-bikeやスポーツ自転車全般から
フリーパワーやノーパンクタイヤを紹介しないだけ良心的な番組ではあったが
やっぱり異口同音で禁句とされているのか
単に取材のリサーチ不足か知らないが
様々な内容に関わる「空気圧」の詳しい話が出ることはなかった。

交通法規は「ニュースで無駄に113項目強調するなら」全て解説する番組でも立ち上げて
交通に詳しい弁護士を「複数」集めて
NHKとしての役目を果たすべきだが、そんな「まともなこと」などするわけない。

チャリダーとかいう蔑称番組とは異なっても
まともに自転車番組作れる人などまずいない。
まず「基礎知識が圧倒的に足りない」のに作れるわけがない。

道路事情や日本独自の部品など全然違う問題はあっても、自転車そのものを深堀するなら
オランダのディレクターにでも頼んだほうが良い番組作れるのでは。


●スポーツ自転車の価格高騰での終わりの先に見える物は何か

www.youtube.com/watch?v=X0A629Zu0pQ
一部の「スポーツ自転車趣味」からマニア度が深くなり
もはや価格帯から初心者が立ち入れない領域の趣味へと変貌を遂げようとしている。

まぁでも…偏狭なスポーツ自転車主義には辟易していたのもあり、
一般車系統の超がつく初心者を「クロスバイクまででも」馴染みを持ってもらうのかという
努力を放棄し続けてきた結果なので
自業自得ですねとしか言いようがないですが・・・

これで価格帯の上限がクロスバイクに向けられて
「とりあえずロードバイク」という速度思考の妙な流れを断ち切り
「今ある自転車をどう予算内でカスタムすることがベストか」という流れが強くなれば、
その手のカスタム・セレクトショップが躍進する可能性は出てくる。

そもそも、空気圧管理のために「一般車メーカーのクロスバイクだけでも全て米式化に強制移行し」
毎月1回以上適切に充填調整することで「タイヤを長持ちさせられる」という
初歩の初歩さえ教えようともせずに
「英式虫ゴム信奉」の次は一気に「仏式」「スポーツ自転車」という
極端すぎるスポーツ自転車主義へと向かうのも異常。

例えば「ローラーブレーキに造詣が深いスポーツ自転車マニアの人」っていますか?と。
一般車部品に興味を示さない人だらけで、どうやってスポーツ自転車ユーザーに育てるというのか。
仏式空気入れの使い方すら学ぼうとしない無知なユーザーを増やして何の意味があるのか。
店としてはイラつく案件が増えても金さえ入れば満足なのかもしれませんが。

ド標準のIM31から、電アシでは大手のパナ・ヤマハでC3000系統に移行の兆しがあり
海外ではステンレス殻の高耐久型もあるなど、
適宜利用すればIM31の放熱板だけ大きいIM35への交換が行われれば
坂が多い地域などでは有効だったのに、そんなことさえも常識として知らない店が多すぎるせいで
需要が得られずIM35は廃盤に追い込まれたようなもの。
IM31でも100mm放熱板の物があることさえ知っている店がどれだけあるのだろうか。

「内装5段は罠だ」という店もあるが…その割にギア比変更提案しないのはなぜ?
電アシの速度アップでの小ギア化ではない
速度を落とすためのスプロケ大への交換でも仕様変更したら保証効かなくなるという思い込み?
だったら純正品以外のタイヤチューブすらも禁止でなければおかしい。

●自転車優位の政策
「健康促進法」の一環で、自転車利用者を「増やす」ために
まずはヘルメット云々の努力”目標”を白紙か、高齢者や子供限定に戻し、
交通安全の「通年教育」を開始する。

その上で自転車の規格を学び、買い替えを促すのではなく
長持ちさせるように丁寧に使い「基本的な整備スキル・工具の使い方を学び」「節約志向」を促す。
家族でサイクリングしやすい環境を整える、
「一般自転車(クロスバイクまで)の」修理やカスタムへの補助金を作る。
(趣味性の高い高額スポーツ自転車は不可)

「無知ゆえの無駄な修理」を極力減らすことで「カスタム」への裾野を広げる施策が大事。
(サドル、タイヤ、バルブキャップグリップ、ペダル、ライト、ブレーキシューなど)

「▲広域へ自転車用のレーン作れ」は自転車免許並に不可能。
「▲青切符バンバン発行すべきだ」も警察人員も足りないので不可能。
(そもそも警官の指示に従わない場合などの限定発行条件をクリアする必要がある)

「★教育の拡充」まずはこれから始めないことには何も変えられない。


▲実現不可能な広範囲への自転車レーンに夢見がち
これ何なんでしょうね。

まず、厳格な「(縁石で隔離された)自転車道」なんて全国各地に多数敷設できるわけがないんですが
青切符のニュースに便乗して相変わらず夢を見ている人達がいるのは何なのか。
「ちょっとでも想像力あれば無理」って分かりそうなものですが…

「▲莫大すぎる費用」「▲道幅」「▲車自体の横幅の拡大傾向」「▲自動車業界への忖度」
「▲自転車業界のあまりにも貧弱な支持基盤」など

もし「無量大数がイチ」その「縁石ありの完全な自転車道」を敷設できたとして
子供も高齢者もそのレーンを走ることになり
「車道走行”不可”で、その縁石で囲まれた自転車専用道の走行が法的に義務付けられる」ことで
スポーツ自転車が速度を出して走行することが出来なくなるのに
なぜにそのような方向を歓迎しているのかも毎回理解に苦しむ。
本当に想像できないのだろうか???

間違いなくスポーツ自転車としては今の幅寄せされる状況よりも
安全にはなっても、少なくとも郊外へ向かうまでも、帰路につく際も
「街中でスピードを出して公道レース気分で延々走ることは不可能になる」という
想像力が全くないことに疑問しかない。

縁石道じゃなくても、道路端を全て青塗装して「自転車専用道」としても
雨天時にはその細いタイヤでは滑りやすくなるのでは?

それに、路駐を全て取り締まりなんて出来るわけもないので
ペイントでの自転車専用道を作っても、
最低限オレンジポールでの「隔離」すらできなければ
結局は「走りにくい」だけ。
そして、オレンジポールで仕切りを作れば・・・
やはり「縁石道のように速度を出して走りにくくなる」

どっちにしても、何をどう敷設しても、
【スポーツ自転車だけが我が物顔で走りやすい環境】になんて未来永劫不可能。
これからも危険と隣り合わせで自動車との命懸けのチキンレースを楽しむ以外の道は無い。

思い切り走り込みたいなら
延々直線が続く北海道まで行くか、競輪バンクやレーシング場を身内で貸し切って
勝手に草レースでも開催するしかないでしょう。

●後半の自転車のジエメトリー云々は
「意味がある」のは週末数百キロでも走り込むような人向けのマニア目線の話なので興味ないですが…
「ビルダーに頼んで個人に合ったフレーム作りましょう」で終わる話。

2、30万円そこらも出せないなら「気にするレベルに達していない」ので
一般車やクロスバイクのタイヤ交換や空気圧管理などで満足していれば十分。

商売であれば当然「売るための蘊蓄考えるのが仕事」でも・・・
それが一般車ユーザーの延長で「生活自転車を趣味」とするには関係ないこと。



◆客は店を映す鏡

飲食店は汚くしていればすぐに害虫・害獣の住処になる。
 ・店の外装も内装も雑であれば相応の雑感性の客が寄り付く
 ・説明が下手すぎて自分だけにしか理解できない構文では
 聞き手側にとって理解が難しく、結果としてまた同じようなトラブルが繰り返される。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
※当atwikiも雑掲載ですが、各自で探して考えて頂ける方だけのようで助かります。
「画像の非掲載」は文章とは違い細かく許可取りするのが面倒なのと
想像し、疑問を持ち、「自分で調べる」ことを目的としているのもあり、
エアチェックアダプター1つでも相当な数のトラブルシューティングがあるように
例えば、細かい事例が重なっていれば原因は1つではない「異音トラブル」などに関する
具体的なメンテ情報などはキリがありませんので書いていません。

◆【自ら学び悪辣店に騙される被害者】を減らし、
「業界健全化から、ひいては交通マナー向上のためにも」賢くなって欲しいという意味もあります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

一方で、なぜ自転車店主店員は「業界やその店の常識」が理解できていて
【だろう経営】で問題など起こらないと思うのか?

 ・順番は守ってくれる「だろう」
 ・無料空気入れは丁寧に扱ってくれる「だろう」
 ・どれだけ雑説明でも話を理解している「だろう」
 ・丁寧に説明すればウチで買ってくれる「だろう」
 ・大衆ユーザーでも自転車のメンテナンスという概念がある「だろう」

そんなに簡単な対策を採るのが面倒なのか、性善説に毒されすぎて自分の城では
「マイルール」が自動的に洗脳発動するとでも思っているのか分かりませんが・・・

最悪のケースを想定すれば
「▲順番は守らない、▲空気入れは放り投げる、▲話は聞かない、▲買うのは安い店、▲ノーメンテ」になるので
それぞれに
「◆順番札、◆破損ポンプと有料化お知らせの貼り紙、◆有料講座化、◆工賃差で儲ける、◆メンテ講座」
予防策を敷けば済むだけのこと。(守れないなら粛々と丁重にお断り)

自転車店は看板も出していない店でもなければ
通年での交通教育も行われないまま、生活の足で自転車を使う人間が来るので
あまり賢くない人達の割合も高いことなど分かること。

◆「賢く稼ぐ」なら「賢い店」にならないと健全化は不可能。
IQ云々じゃなくて、「困ったときにどう工夫してトラブル回避するのか」
経営の基本中の基本ではないのだろうか?
なぜ同じようなクレームがあっても対策を行わないのか全く理解できない。

よくある勘違いで「▲犬が言うことを聞かず暴走するのは犬が賢くないから」ではない。
「ロクでもない飼い主」が「犬の習性を理解せず、群れのリーダーとしての躾を放棄した結果」と同じ。

そもそも「犬に人間の細かい複雑な言葉のニュアンスまでは通じない」
すなわち、聞く気がない客にもその怒りの言葉の意味までは通じない。
コマンドはシンプルに且つ子供にも分かりやすくするのが鉄則。

「▲相手は自分の知っている常識を全て理解してくれている」
それでいて「▲程々に自分の知識よりも下で従順であることが望ましい」などという
「都合の良いカモ客」に夢を見ていても、
現実はそう都合よく自分中心に回っていないので【ストレスの原因】にしかなるわけがない。

逆に例えば「40-590のタイヤ探してます」と伝えて店主店員が理解できず
「ETRTO知らないんですか?」と言えば、雑多な店では相当な確率で怒りを買うのだろうから
どっちのほうが自分勝手なのかということでもある。
(※40-590=26×1-1/2は590(26WO)も584(27.5/650B)もあるのでETRTO確認が正解)

(通年での交通教育の無さが根底にあるとはいえ)「客が低レベル」なのではなく、
接客技術も、トラブル対応も、知識レベルも
「多くの自転車店が低レベル」ではトラブルは減らない。

各種得意な内容の講座の有料化すらも出来ないようでは
顧客からの本当の信頼を得ることさえも難しい。

●スポーツ自転車終焉の兆し

dime.jp/genre/1942190/
news.yahoo.co.jp/articles/0af09f6b5a4c26d53ff5b5d270f5576db7c21145

イベント参加者に若年層が減り続けているのは少子化問題だけではなく
物価高騰があっても所得が増えていないのだから
趣味に使う自転車の売り上げが手堅いわけがない。

おかしくなり始めた原因の1つでもあるロードバイクでのディスクブレーキ化なんて
「絶対に雨でも乗る」「峠攻めする」「ガチ乗りするレースに参加する」など
【極々一部】のニッチな需要を満たすものでしかなく、
圧倒的多数の一般車やクロスバイク乗りのようなエントリーユーザーには不要。

そもそも、雪路でも猛スピード走行する人なんているわけがないのだから
雨でリムブレーキであれば、危険を減らすためにも「ゆっくり走ればいい」だけのこと。

なぜレース状況でもない一般公道の雨天に軽装備で速度を出して走ろうとする?
よくよく考えてみればおかしいことに気付く。

ワイドリム化だけは分かるが、
転倒ヒビ入りで終わりのフルカーボン車種、ケーブルのフレーム内装化、
チューブレス、電動化、12速化など、
プロ競技者でもない素人がタイム短縮を目指して何の意味が・・・?

STIレバーもワイヤー断線のウイークポイントになってることは明らか。
どれだけダサかろうが「触覚」のほうが整備もしやく壊れにくいだろう。

まぁこれからもシマノが強気を崩さず不要なコンポを祭り上げ値上げが続けば
リムブレーキコンポを始めとする「廉価な中華コンポ」が台頭する隙が広まるだけなので
シマノとしては初級~中級クラスまでレース主義の高価格思想を勝手に突き進めばいいのではないだろうか。

同じ高価な価格でも、なぜ「趣味の乗り物」なのに
コンポーネントに「デザイン」や「カラー」の選択肢が著しく少ないのかということでもある。
シマノ外のBMXパーツであれば黒かシルバーのみなんてことはない
カラフルなパーツが様々あるというのに。

そもそもいい加減、まずその「▲レース一辺倒主義をやめたら?」としか言いようがない。

なんで自転車コンポの選択肢が「基本速度アップ思考」だらけなのか、
【乗ってて楽しい・取り付けてみたいと思えるワクワクする趣味】の可能性を
何故探ろうとしないのか、シマノの経営陣の思想が理解できない。

よっぽどレース屋企業からの補助金でもあるのかUCI?との癒着か旨味が多すぎるのか知らないが、
その立場に胡坐をかいていたから今のようなザマになってるのに、
一般生活自転車ユーザーから裾野を広げようともせず
なぜ未だに「競技だ!レースだ!」なのか・・・スポーツ脳筋にも程があるが大丈夫か逆に心配になる。

まず「ファミリー」に自転車に興味を持ってもらえるように
地道に取り組まないと先細りすることくらい分かるでしょう。
そこに「自転車”競技”一家」なんて何組いると思っているのか。

どれだけ下層コンポを追加したところで
ディスクブレーキコンポなんて「一般ユーザーには」要らないんですよ。
雨の日でも効くことを目的とするなら「ローラーブレーキ」もある。
重くなろうが知ったこっちゃない、ディスクブレーキもリムブレーキよりは重量増す。
整備性?「インナーケーブルクイックリリース」で多少楽になる。
ディスクブレーキではなく、ローラーブレーキ対応のハブを増やせばいい。
一般車にも使われるくらいなので数を増やせば価格は下げられる。

価格が上昇傾向にあるなら今は新規投入ではなく、
どれだけ「既存のコンポを安く販売するために製造数を増やすか」や
走りなど無視で「趣味性の高いレトロだったり
ゴテゴテした面白いデザイン寄りで買いたいと思わせる商品」を目指すのが当たり前。

●フリーパワーもどきのバネ型クランク

www.gizmodo.jp/2025/04/reloda.html
news.yahoo.co.jp/articles/d4b54d5e98356f8c241c4e25d06ecdec1e6ba61f
car.watch.impress.co.jp/docs/news/2006523.html
エクセディ、自動車用クラッチダンパーの仕組みを活用して
自転車ペダリング時の負担を軽減する駆動系パーツ「リロダ」

リロダは、自動車に搭載されている「クラッチの減衰装置(ダンパー)」が
差動回転する仕組みを自転車に応用した商品で、
クランクの先にあるペダルを踏みこむことで、
リロダのダンパー内部とチェーンリングがねじれ、内蔵されたスプリングが収縮。
このスプリングの動きをペダリングのサポートに利用することで、筋肉の負担を軽減する仕組み。

「▲歴史に学ばない」懲りない珍アイテム。
フリーパワー以前にもバネ型クランクがあって全く普及しなかった過去があることを
本気で知らないのだろうか?
「凄い発明だ!」とでも思っているのかもしれないが
いやそれもう遥か昔に作られていて「とっくに消えてます」よ…

フリーパワーに騙される人はそう多くないように
こういう素人騙しのキワモノ作っても
メカメカしい見た目が好きな「盆栽用」でしかない。

こんなものより「タイヤと米式化と空気圧調整のための空気圧計」にお金を使ったほうが有意義。
改造なんて考えずに、
まず全ての銘柄のタイヤを試す勢いで交換して空気圧を細かく調整しましょう。


●自転車店の『説明してもネットで買われてしまう』という嘆きに思うこと


自転車本体の場合は最初に「店からどれくらい離れた場所に住んでいるのか」を確認してから
接客を開始したほうが、どういう魂胆で話を聞きにきているか判断つきやすいと思います。

相当離れているなら「買う気がない」か
「買っても壊れるまで1回も来ることはない」可能性が高いので、話半分で対応。

そしてそれがパーツであれば互換性の確認をしたいのだろうと思えば
特殊な規格でもなければ混雑具合で暇つぶしに雑に回答か、
「扱っていない商品なので分かりません」
「現物合わせが基本なので組み合わせてみないと何とも言えないです」で流せる。

◆「自転車本体」「そこまで遠くない距離」「価格優先でネットで購入された」としても
自店購入車ではないことで「各種工賃やサービスに大きな差がある」と説明しているのであれば
それが必要ないのであれば、
目先の安さを選んで先のことが考えられない人達への勉強代としても有効になるので
今後平然と持ち込まれても「遠慮なく工賃で稼がせてもらえば良いだけ」と思うので
落ち込む理由が分からない。

むしろ「金払いが渋そうな客を厄介払いできて良かった」と思えるのでwin-winでは?

もし工賃差があまりないのであれば
自店購入者にはその他店購入者からの利益で補填するくらいの「大幅な差」をつければ
「相手をしたくないのに持ち込まれてしまう」ようなことも抑えられ、
それでも依頼してくるなら、ここぞとばかりにガッポリ儲けられるので一石二鳥。

つまり、売れなかったことよりも「説明した時間が無駄だった」ことを嘆く前に、
「客がどういうニーズで自転車購入を計画しているのか」を端的に聞き出して
「ああこの人は値段でしか考えないのか」と分かった瞬間に省エネ対応に切り替え
「ウチは(余程変な規格でもない限り)持ち込みでも修理などは受け付けてますよ」
「でも工賃は割引なしで値段が高くなります」
目先の値段でしか考えられない相手に障壁を築けば良いだけの簡単な話では?

それもこれも、ノルマも課せられるような完成車の「販売」を軸に考えてしまうから
「今売らないと明日が無い」ような感覚に陥って泣きを見るのであって、
自転車の下限価格も上がっていることから
「もう自転車は使い捨てではない乗り物」という認識を広め、
完成車は本当にオススメできる車種のみ扱うか、
何なら車種相談の上で通販や量販で買ってきてもらい「その車体の全バラ整備費用」や、
「こちらの言い値で請け負いやすい出張修理」や、
車体カバーやメンテや講座などの「自転車販売"以外"」で稼ぐ方法を進めることが
向かい風の時代でも生き残る手段ではないだろうか。

◆まともな車種でも「扱い・在庫し・売るのは量販や通販」の【販売屋】
その代わり【整備・メンテは全て(知識と技術があり明朗会計の)個人店】の【整備屋】に任せる。
もちろん初期不良による交換対応は全て【販売屋】持ち。

営業スタイルから「技術者の囲い込みが困難な量販系」を上手く利用する仕組みは
時代が進むにつれて、必然的に明確になって行くと思われます。

●CBあさひがEC売上伸長?

netshop.impress.co.jp/node/13789
自転車のあさひ、EC売上は23%増の127億円でEC化率16%。受け取り拠点拡大のOMO戦略が寄与

2025年2月期の新規出店は12店で期末の店舗数は545店。
EC販売の受け取り拠点・修理修繕の受け皿となる都市型店舗の出店が進み、
「認知工場→客数増加→収益向上」の流れが確率してきたという。

単に「自転車本体やパーツの価格が上がり」終わりの近いスポーツ自転車方面とは違い
「生活自転車としては底堅い需要が堅持できていること」
雑多な自転車店が高齢で閉店が相次いでいるなどの「外的要因の恩恵」を受けているだけであって
分析が的外れに思える。

●スポーツ自転車ショップ経営者へのインタビュー記事

bioracer.jp/2025/03/24/media-interview-cyclefreedom/

●他店購入車両持ち込み可【整備で】生計を立てる
「フリーダムは15年前の時点で整備メイン&他店購入車両持ち込み可としたんです。
今でこそ小規模のメカニックショップが存在しますが、当時としてはかなり珍しかったと思います。
もちろん物販もやりますが、物販で得られた収入は仕入れに上乗せして、
お店の経営と私の生計は整備料で得るようにする。
だからどれほど通販が増えて物販が少なくなってもお店が成り立つ。

基本ロードバイク店でハイエンド中心であれば、
ママチャリもどきの似非ロードバイクに
触れば壊れそうな怪しい通販車両や謎のパーツは一瞥でお断りしないと
保証どうこうでトラブルになることが目に見えているので
さすがに線引きはしているものと思われる。

●店構え
当たり前に綺麗で整然とされている店。
対照的に、途上国の雑居市場のような薄暗く
小汚いPOPに汚染されているような店に優良客だけしか来ないわけがない。

●でもワンオペ
しかし、いくら店舗が大きくなったとはいえ、フリーダムはずっとワンオペである。
15年前だって今だって整備費を稼ぎ出す作業をしているのは岩佐さん一人だ。

利益を追求できるようになっても
結局それが「ワンオペ」という縛りから抜け出せなければ
自身が体調不良に見舞われてしまうと保険や貯金を切り崩すとしても
稼ぐことができなくなって終わる。

●料金体系が不明瞭
お金も時間もみんな雑なんです。これは15年前からずっと思っていることで、
今でも改善されていないと感じます」

これは特に一般車系統の場合、明瞭工賃化されている量販に流れる原因にもなっている。

「そこを改善するには、技術はもちろん、効率化と体力です。
整備において無駄な動きが多ければ多いほど時間がかかり疲れてしまう。
立って座っての繰り返しですから。だからフリーダムの整備スペースって、
右手に工具台が、左に作業テーブルが、目の前に整備台があって、私は整備中ほとんど動かないんです。
結果的に体力がセーブできて、より集中力の高い整備ができるようになる。

数十年前の自転車整備で死蔵のパーツや工具を引っ張り出して整備するような場合は例外として
これは大半の店が出来ているような?わざわざ遠い場所に工具や補修パーツを置く意味がないので。

こんなにも高い商品を取り扱い、イベントに行けばお客さんもいっぱいいるのに、
どうして自転車屋だけが貧乏なんだろう?
やり方に問題があるのでは?

スポーツ自転車の場合はそのイベントに来るような層は実態としては
全自転車ユーザーの極僅かな一部の人口でしかないので
通販台頭どうこうではなく、
為替相場の影響で生活費も増え、補修パーツ高騰にもなれば
生活必需品ではないスポーツ自転車を続ける理由がなくなるというだけでしかない。

自転車店である前に、小売店としての基礎理論が理解ができていないのでは?
そのあたりをちゃんとすれば、ちゃんと儲かるのでは?
「それら一つ一つをちゃんと分析して
改善できるのかできないのか、したほうがいいのかしないほうがいいのか、全部はっきりと答えられます」

これは技術以前の「接客スキル」として自店では何が出来て、
こういうサービスを提供できる知識があることを訪問者に「理解させる」能力が低い問題と、
それ以前に生活自転車の場合は特に低所得者が多いその背景に
知能的な問題で理解できないユーザーが一定数いることをどうクリアするのかということになる。

「そうじゃないと、モチベーションを持った若い人が入ってきても、
若くなくなったときに辞めていってしまう。
リスクを負って自営しているのにサラリーマンより給料が低かったらやる意味ないでしょう。
その現状を見て若い子が自転車屋を始めたいと思うかといったらやらないですよね。

量販の人材使い捨て…いや圧倒的に人材不足で売り手市場なので「捨てられる」のは必然。
部品からしてまだまだ安タイヤが当たり前に流通しているようでは…

●コミュニティスペース?
「自転車はそういう場があったほうが楽しいでしょう。自分一人が食べていくだけでいいのであれば、
こんなに大きな店舗は必要ないんです。今の1/8くらいの大きさで十分。
だから残りの7/8をユーティリティースペースとしてお客さんに開放してるんです。

これは勘違い。「常連の溜まり場」ほど初心者が入りにくい店もない。
特に他人の自転車を見て本体やパーツを値踏みしマウントをとってくるような輩達は害悪でしかない。

●整備だけで儲けを出す
整備を効率化する。整備だけで儲けがでるようになる。商品をたくさん置く必要がなくなる。

これは分かる。量販やネット通販と値段競争するのは最も愚かな経営。

▲どれだけ自転車高騰しようがこれからもノーメンテでしか運用するつもりがないので使い捨てにする
そんな人達相手に商売を一生続けることも必要なニーズに応えているだけなので間違いではないが
そういう店は「技術や整備スキルが低い」とか「客からの整備の信頼度が皆無」という裏付けでもあり
やたら無料の項目をアピールしていたり安売りに必死な店ほど近寄るべきではないことは確かと言える。


◆自転車販売業の限界

安物自転車の販売や値段の安さを売りにしてしまう店が苦境を迎えているのも当然。

売りたくもないなら軒先に客寄せに置くのをまずやめたほうが良さそうですが、
あまりにも話が通じない者達の下限損切りは必要でも、
多くの普通の客を優良客に育てる苦労をするよりも
「都合の良いカモ」だけが転がり込んでくることを願っているようでは・・・

コンポーネントもどんどん高額になり続けるスポーツ自転車も衰退の一途を辿りつつある。

非電アシのエントリースポーツ自転車すら購入できる層が減り続けるいるだろうに、
この期に及んで非生活自転車のスポーツe-bikeに夢を見ている記事を書いてる夢想家達には
日本の現在の生活環境の実態を把握した上で、見向きされることなどないのが分かっている
極一部の休日にはゴルフに興じているような富裕層にターゲットを絞っているつもりなのだろうか。

●販売よりも整備へ
ボロボロ中古の「とりあえず動く」自転車のようなものしか買えないというわけではなくても
雑に扱って廃棄して買い直すという酷い流れは減り、
今後ますます「直して使う」という意識は高まると思われます。

「自転車のこと分かってます感」を出して載せているような記事は
こうした現状の問題や、この先を見据えてユーザーとしても
正しい自転車管理の方向としてどう動くべきなのかということが
書かれている記事があっても良さそうですが・・・

まず一般車業界について関心を持っている有識者など
交通マナーを咎める方向くらいにしか存在しないようで、
本当にあるべき芯を食った内容を見かけないのは
「記事が表示されにくいので金にならない」だけでなく、
口うるさい既得権益連中からの文句を受け付けたくない自分可愛さから言えないのもあるのでしょう。


●バイシクルアカデミーにシマノが協賛

bicycleacademy.jp/release2503/
全国で子ども向け自転車スクールを展開しているバイシクルアカデミーは、
このたび世界的自転車部品メーカーであるシマノより協賛を受け、
自転車教育の普及・発展をさらに加速させていきます。
バイシクルアカデミーは『遊んで学ぶ、スキルアップで身を守る』をコンセプトに掲げ、
子どもたちが楽しみながら正しい自転車の乗り方を習得できるスクールを開催しています。

【主な取り組み内容】
 ・全国でのスクール開催のさらなる拡充
 ・指導者(インストラクター)の育成と指導体制の強化
 ・初心者や未経験者にも参加しやすい体験会・イベントの充実
 ・オンラインプラットフォームを活用したデジタル学習コンテンツの提供
 ・メンテナンス講習の開催:BAイベント開催時などに、子供や保護者向けにコンポーネントの
メンテナンスや、安全に乗るための基本技術を指導
 ・シマノ製品を活用した体験イベント:最新のシマノコンポーネントを搭載したバイクの試乗会や、
プロライダーによるデモンストレーションを企画

教育拡充を図ることはもちろん歓迎なのですが、
こういう「意識高い系」スクールでも、競技人口も少ないニッチなスポーツ自転車でもなく、
膨大な利用者のいる「生活自転車が中心の」自転車番組を立ち上げスポンサーになるとか、
義務教育下での通年での交通教育など、「実のある広報活動」に勤しんで欲しいものです。



●「"みて"くれるだけでいい」の問題

x.com/ASAHICYCLE/status/1897148790244802587
本当に外観を「見て」眺めるでいいなら1秒で終わるのでそれは無料で済んでも
実際そうするとそういう輩はキレるのだろう。

100歩譲って「ぶ・た・は・しゃ・べる」のような簡易点検ならまだしも、
分解作業を伴う「診る」ことを無料で可能と思えてしまうような輩を
まともに相手するだけ時間の無駄でしょう。

細かい金額どうこうではなく「▲作業が有料になることに納得してない」と分かれば

「当店で販売されている自転車でも、そのような『分解作業を伴う点検依頼』に関しましては、
料金に差がありますが全て有料で承っており、
お客様に皆様にご納得頂いてご依頼を受けておりますので、
有料での対応にご納得頂けないようでしたら、
まずは(どんなに遠いお店様でも)購入されたお店様に、お断りされた場合は
他に無料での分解点検作業を受け付けているお店様が実際にあるかどうか分かりませんが
各自でお探しくださるようにお願いしております。
わざわざお越しいただいたところ大変恐縮ですが、
当店では無料点検のご期待に沿うことは出来ません。何卒ご了承ください。」

要はこんな感じで「丁重にお断り」をして、
以降は持ち込まれても「大変申し訳ございませんが、対応致しかねます」と出禁扱いにするしかない。

(試乗車にもしない黒ハンの廃棄品ボロ自転車を「整備練習用」に渡し)
「これを分解し元通りに戻す作業を他のお客様への対応という意味でも10回連続で行って頂き、
それでも本当に無料が適切と思うかどうかご自身で作業を体験されてみてはいかがですか?」
と言う方法も「知能の問題」で、理解できないと思うので
やはり、いかにして的確で素早くスマートな断り方が出来るのか
そういう輩は「人間未満の喋る人形」とでも思って実地研修の手段として
逆に「接客の練習台」くらいに思って利用すればいいのでは?

◆恫喝者への対策は
「防犯カメラ」を(ランプ点灯するだけの中古のジャンク品やダミーでも良いので)
デカデカと貼り紙をして出入口に真正面に向けておくだけで簡単に萎縮させられるはず。
やましい行動の自覚がある輩達は萎縮して黙るので効果的、
防犯カメラ関係なく激高するネジが壊れてるモンスターは
余程のことでもなければ警察を呼んで逆恨みされても困るので
「何らかの帰りたくなる動機」を提供してあげれば良い。

◆会員制を敷くとしても
まずそのシステムに文句を言う輩を相手にイチイチ毎回一悶着あるなら結局同じ…?
「少数でもどうしても気になる」なら、
競輪ショップのように看板を出さず自転車店の外観を消し、
「一見さんお断り経営するしかない」でしょう。



◆「接客・技術など総合力が高い店ほど」技術の安売りを回避しやすい


例えば…▲店の外観がトタン屋根敷きや崩壊寸前で小汚い
▲内装は天井も壁紙も無ければ、床は冷たいコンクリ打ちっぱなし
そんな店がもしあるとすれば、見た目も居心地も最悪と思わない感覚からして厳しい。
「汚い場所には汚い"虫"が集まりやすい」のは自然の摂理。

なぜデザイン業が存在し、商品はパッケージにこだわる必要があるのか。
意味が分かるなら自転車販売でも決して軽視はできない。

高くしても良いだけの「総合力」があれば、相応の値上げは已む無しでも、
「特に何の”技術向上の”努力なんてしてないけど物価に合わせてついでに便乗で大幅値上げしてみた」
自滅へのカウントダウンでしかない。

なぜ「高級ホテルには高い料金を支払まで泊まってもらえる客が集まるのか」
立地が良いだけ?そんなわけがない。

★細かい言葉遣いも含めたサービス内容の充実
★安心して宿泊できるという価値の提供
などが保証されているからこそ利用者が居る。

「満足できる」環境があるからこそ高額でも金銭のやり取りに納得していてスムーズに行えるというのに
店を経営した途端に人格変わったように、急に目先の小銭稼ぎの狡猾さだけ覚えて
消費者感覚が完全に消え失せるとすれば、それは「元々販売業ではなく"接客業"を営むスキルがない」か、
大事な社会インフラの1つを担っているという考えなどなく
単に「金稼ぎの商材として自転車がある」くらいの感覚でしか考えていないことになる。

一度想像してみて欲しい。
無愛想で常にイライラして血走った目で注文すれば舌打ちされ、
ギトギトに油ぎった店内で食う飯が、
いくら美味くても「定食で2000円以上もするような郊外の店」に客が喜んで集まるとでも?

小汚い店で愛想はサービスしてないなら「780円」のような安いセットメニューを提供することに
需要と供給のバランスが取れていると言える。

●例外としては、不愛想でも、店がそこまで綺麗でもなくても
【命をかけた最高級の技術を売り】
「メッシュカゴや100均反射板のような安物のゴミのような部品は一切取り付けないし扱わない」
胡散臭いビルダーのような営業は断固として拒否する「本物の自転車職人」であれば
高額であることに価値もある。

一方で、「▲ロクな接客スキルもない」「▲低品質の商材を並べ」
更にはまともに技術の研鑽も行っていないその低い技術水準に
「全く釣り合っていない」のに工賃だけは社会情勢に”便乗で”大幅値上げを強行すれば
「暴利を貪ってるだけのボッタクリ店」と呼ばれてしまうのも無理はなく、
”客が”我慢してその場をやり過ごしたとしても
他の店が全く存在しない地域でもなければ、2度と訪れることはない。

高いなら高いだけの「多くの消費者が気持ちよく納得できる」理由が絶対に必要。

「▲俺様の城だから俺様がルールなんだからお前らは何も聞かず全て従え」
こんな店が当たり前で自転車への印象が良くなることなど未来永劫存在しない。

それが広く「自転車環境にまで影を落としている一因」という自覚もないのだろうから困りもの。

身勝手な公道スピード命のスポーツ自転車主義者といい、
自転車愛皆無の総合力の低すぎる金儲け第一主義者達も
「安全な交通を阻害し、無知な消費者を量産する培養土」として危機感を持っておきたい。


●現在風にアレンジした約5万円のヴィンテージMTB?

www.youtube.com/watch?v=pyhs0mzUVbk
ブロックタイヤなのでMTB扱いにはなるとしても
当時はなくても今では「クロスバイク」にブロックタイヤ履かせただけにしか・・・

当時のカンチブレーキから機械式ディスクブレーキが
用途的に本当にアップグレードかどうかはともかく、
補修や【メインを街中使用】と想定するのであれば「Vブレーキ」
スリック系(グラベル等)タイヤを履かせるほうが現実的でしょう。

ハイテンスチール、フロントシングル、リア8速、26×1.95。バークランプ径は25.4、
シートポスト径は27.2で一般的。BBはJIS。クイックハブ。
559(26HE)は、今でもスリック系の選択肢は
MTBフレームでサイズに余裕もあるので上下のサイズも極端に少ないというほどでもないので特に問題ないですが

セカンドバイクというのであれば飴色サイドタイヤを使って使い切れるほど乗るわけでもないので「全黒」タイヤに、
街中用途なら「本所のフル泥除け」を設定するなど、
野良クロスバイクでといえばボスフリーまみれでまともなカセットハブの車種が少ないのもあり
MTBより実用性重視で販売チャンネルを広く持てるようにするほうが良いのではと思います。



◆極力関わらないほうが良いと思う店の特徴

新学期も近く店を探している人もいると思うので追加で再掲。

▲電話口での第一声が「は?」「あ?」など【接客意識皆無の言葉遣い】
 モンスター訪問者退治の果てに、店というより「業務対応の”作業所”」になってしまったのでしょう。

▲エアチェックアダプターや一般車サイズもある自転車の米式チューブの存在すら知らない
 あまりにも情報収集力が低すぎて何一つ作業を任せる気にならない。

▲ホイール組み対応できない
 ※「ホイール組の工賃がやたら高く設定されている店」も要注意。
 (2025年2月現在)CBあさひで「1万を超える工賃」が分かりやすい例で
 一応飾りのように振れ取り台が置いてあるとしても「出来るけどしない」
 つまり「ホイールごと交換したほうが安くなるような料金設定にしている」ということは
 技術の研鑽や自転車への理解を深めてもらうためのきっかけ作りという認識が皆無であり
 「”面倒だから”作業したくない」と思われます。
(家業で引き継いで仕方なく業務として続けているような場合も典型的で)
 「▲自転車そのものへの思い入れや愛が皆無」だからこそ、不義理なことが平気で出来てしまう。

 ▲空気入れ売りたいから(自分で作業するのがダルいから)自店販売車でも全て数百円
  空気入れ拠点化を防ぐためにも訪問者全て無料にとは言いませんが、自店販売すら優遇しないのはさすがに…
  空気圧チェック時に不具合の案内や会話を交わすことで「見えない”信用度を稼ぐ”」ということは考えもしないのでしょう。

 ▲変速切り替えずフルパワーで電アシ使ってさっさと壊してくれればラッキー
 本来であれば安全な走行方法や変速機切り替え講座だけでも稼ごうと思えば稼げる。

 ▲事故ゼロの安全走行意識を高めることよりもヘルメット売りつけられればOK
 まず「ブレーキ装置・反射板・ライトを完全修理する意味」を理解してもらうことのほうが遥かに重要。

 ▲英式→米式化なんて不要「テキトー触診で誰でも問題なし!」
 頻度として手帳やスマホ記入も絶対案内しない。何しろ「壊してくれると有難い」のでしょうから。

▲会話で意思疎通を図るのが難しい
そもそも巷での自転車への理解度の無さもあり「金額に不満を集めやすい」自転車業だからこそ、
「▲会話が苦手で説明下手」では、どう考えても業務に支障がある。

だからこそ、自転車整備士資格とは別に「◆自転車店員業務接客スキル」の資格も作るべきと常々思う。
変な人でも冗談交じりに「角が立たないように上手にあしらう」ことすらできずに
正面衝突の「事故接客」していれば自分(の店)も相手も傷つくだけと何故分からないのだろうか。

厳しい条件提示があっても、一旦話を聞いている素振りを見せ「その怒りを真に受けず」
「それで受けてしてしまうと冗談じゃなくて店続けられなくなりますよー」と
「本質的には人好き(お人好しでボランティア精神を持てという意味ではない)」で
笑顔で受け流し、軽く冗談も言えるような、知らず知らずのうちに相手の心理を誘導する
楽しい会話術を「業務上の見えない道具」として持たずに接客するのは無茶にも程がある。
その正面突破では心身ともに消耗すると分かりそうなものなのに。

もし「整備しかできない・会話は苦手」で「別に自転車への思い入れなどない」なら
量販下請けか、他店から忌み嫌われるフル電動整備の公式下請けにでもなれば
「金は」それなりに稼げると思いますが、そんな繋がりも持とうと動かず
孤軍奮闘を続けることが生き甲斐であれば他人がとやかく言うことではないですが・・・。

(世間では全くと言っていいほど認知されていませんが)
「自転車の”面倒”を見るためにも自店販売車を優遇するという業界の慣習」を常識と思っているなら
【人付き合いは絶対条件】なわけで、
尚更「会話が下手」でも相手(客側)が気遣ってくれるなんて期待することに無理がある。

そもそも自転車も人も好きではないなら「会話術が一切不要で黙々と作業する職業」として
複数業務が必須で愛想笑いも必要ないコンビニ業務や単純労働の工場、
力があるなら林業や引っ越し作業や工事や介護、
外国人研修生を組み込まないと成り立たないような農業手伝いなどのほうが
自転車業に就いていることで毎日イライラしているよりも遥かに精神的に楽で適職なのではと思う。


◆無料空気入れ問題の解決案


まず基本的に、無料で空気入れやコンプレッサーを置いておくということは、
その空気入れも、ヘッドも
遅かれ早かれ「100%壊される」と割り切って設置する覚悟がなければ無駄に怒りを溜めるだけ。

●そのため「コンプレッサー設置」はなかなかの無謀な策。
(「道具を壊れされたい欲」という衝動でもあれば別ですが)
→空気入れを設置するとしても【最安値の鉄ポンプか樹脂ポンプのみ】がベターでしょう。
(※「規定値の通りに充填してもらいたい方で、無料希望の方は条件のクリアをお願いします」と下記を紹介)

●仏式バルブは下記対応のみで質問が多いのであれば
スマホ持ってる人には→【自転車 仏式 空気の入れ方 で スマホで調べてみては?】の一言で済ませるか、
「空気入れ講座」や、店頭でポンプ購入してくれた人向けのサービスもあると紹介するだけ。
高齢者で新規に仏式バルブ車持ってくるとは思えないがいるとすればその人達にも同様の対応。

●順番待ち問題には、病院や市役所のような「待機札カード」でも適当に画用紙をラミネートして作る。
(場合によっては電話での通知も可とする)

▼有料空気入れの代わりとなる方法
 ・「差し入れ」・・・作業に対して「ジュースやお菓子パックの未開封の少額物品」と交換する。
 ・「作業への理解」・・・特に必要ではないが「やすりがけ錆び落とし5分」のような作業を体験してもらう。
 ・「清掃活動」・・・周囲の草むしりや掃除を手伝ってもらう。
など
要は「有料での空気入れでは角が立ち抵抗感を示す者が多い」原因として、
「お金を払う」ことへの抵抗感があると思われるため、
それ以外の方法を選択できるように提示すれば、
「自ら率先して協力してやった」という優越感を持たせることができる心理的な効果から、
不満を抑えられると考えられる。

◆もし「自店購入者以外の空気入れは修理時以外完全にお断りで受付しない」という意思表示であれば
壊されたポンプを店先に置いておき、
「苦渋の決断ですが、何度置いてもポンプを壊されるので店頭に空気入れを置く無料サービスは断念しました…」
「ご不便おかけ致しますが、ご理解の程よろしくお願いします。」
と貼り紙を貼り、紙を見ずに聞きに来ても「その貼り紙の通りなんです…」と
申し訳なさそうに答えていれば多くの人達には納得してもらえるでしょう。


▲ブロンプトンのタイヤは告知するパナレーサー

([349]アジリスト16x1.35)
x.com/PanaracerJ/status/1888785461079863521
x.com/PanaracerJ/status/1888785209673343262
x.com/PanaracerJ/status/1888784971038408802
x.com/PanaracerJ/status/1887745126421963171

同じ新商品でもパナレーサー公式Xで
生活用途で耐久性重視の「ツアーガード プラス(700C)」 は一切告知しなかったですが
ブロンプトン向けタイヤは告知というのが・・・。

生活用途でのタイヤ告知をSNSでするのが無駄と思っていて
直接店や問屋への案内で済ませているのか知りませんが
そうして需要喚起を行わないから生活用途でのパナレーサータイヤの需要が伸びないのでは?

この先には20インチを画策しているようでも、
406の28幅は特に必要とは思えず、451の軽量タイヤもこれ以上増やすよりは
451の「1-3/8」の耐久性に振ったタイヤが「ハードランナー3」くらいしかない問題を直視して
過剰な細幅タイヤを減らしてでも補修需要に応えるほうが必要な気がしますが
パナレーサーという名称すら知らないような雑多な店向けに新投入しても
どうせ売れるわけがないと諦めているのだろうか。

しかし、そうだとすればカスタムタフをわざわざ復刻した意味とは?
ホームセンター販路に日本製タイヤの需要が高いわけではなかったからこそ
スーパーハード折り畳みも廃盤にしたのであれば
パナソニック自転車の補修用カタログにしか載っていないという「カスタム」だけで十分のはず。

過剰にラインナップを増やし過ぎたグラベルキングといい、
スポーツタイヤの名称をわざと覚えにくくしているだけとしか思えないIRCにしても
何かこう合理性に欠ける日本企業的な経営が世界市場での立場の弱さを露呈しているというべきか。

いや、コンチネンタル本国では、日本で絶滅寸前の635の28インチのタイヤが多かったりするようなので
お国事情で「理解しがたい風習」は続くのだろう。



●出張修理に密着の動画

www.youtube.com/watch?v=iQscI3nxaq4

ニュース番組でたまに見かけるような修理店密着動画。

本来は「自転車番組で」こうした取り組みを紹介すべきなんですが
「スポーツ自転車」で「走ること」だけが唯一の正解であり
それ一辺倒しか能がないような
「もどきバラエティ番組」くらいしかないのが情けない。

こういう密着でリアルな映像を収めるなら
「定点カメラ」で自転車店に複数長期間密着すれば・・・

「▲空気入れろ、通販購入での無料点検、防犯登録だけ、違法電動オートバイ、ついでに直して(タダで)」など
社会の底の縮図のような場面が見れて面白そうでも
モザイク有りでも映ってることに怒鳴り込んでくるヤバイのが居そう。
でも、店の入り口と店内に掲示し、
作業前にも口頭で面と向かって「防犯のために常に撮影しています」と
堂々と見える位置にカメラを向けていれば偉そうな輩も一気に減って一石二鳥。

▼気になった内容など

動画としては、わざわざサイトを見ていくらか確認するまでもなく
各種修理例でのレシート料金が確認できるのが良い点。

自転車店や修理店の視点で作られた動画では
「都合の悪そうな内容など一切出すわけがない」ので
こうしたリアルな現場作業で第三者が映像に残しているからこそ
(内容は上げる前に確認してもらうとしても)価値がある。

●整備スタンドは安定の「GRK WST-DX 電動自転車対応 修理台」
安くて高さ調整できて耐荷重もあるのでこれは基本ですね。
パークやHOZANのが高すぎるのもありますが。

●「素手作業」は個人的には薦めません。
傷が出来ても少々の痛みくらいには耐えられるのであれば問題ないかもしれませんが
それでも精神的に余計なイライラが増えることで「作業効率が幾分でも落ちる」のはあり、
そのリスクや手の汚れ落としの時短も考えると
隙間だらけの軍手ではなく「メカグローブ」が最適。

●タイヤの在庫
近年増えつつある27.5x1.95用、迷惑サイズの20x1-3/8、650C程度であればギリ用意するとしても
24WOでも「520」や、モールトン17インチ、
22インチでもトートボックス専用のような特殊サイズはさすがに用意なさそう。

極太タイヤの電動アシストが他店で断られるのは、
フル電動の電動原付オートバイではなく
日本国内基準に準拠ている正式な電動アシスト自転車でも、
「乗ってる層」自体が厄介そうなので関わることを遠慮したいだけでなく
ネジ切りでその場で対処の荒業のように
専用のネジが必要だったりすると対応しきれないのもあるから断るしかない
ということを「メーカー側で」周知させてないのも
巷の自転車店は困ってるでしょうね。

作業としては「ネジが外れている」ということは
外れにくいように「ネジロック中強度」は塗布したほうが良さそうです。

●パンク修理のやすりがけは
小型の「電動のグラインダー(リューター)」を使ったほうが早いのでは?

◆一例でHOZAN「C-715 チューブグラインダー」
www.hozan.co.jp/corp/g/g15715/

実勢価格は約2万円
www.saiyasune.com/J4962772157152.html

※電源は【シガーソケット コンセントプラグ変換】

●タイヤレバーを使わずに外せることが多いのは
たまたま外れやすいタイヤとリムの組み合わせが多いだけ?
ノーパンクタイヤ交換依頼があればタイヤごと切断してチューブにするのだろうか。

●ダイヤル式のロック
プレスキー型やO形鍵は論外として
シリンダー式でも特殊な方法で開錠できないことはないのだろうとは思いますが
ダイヤル式は基本やめといたほうが良いのが分かります。

●独立しようと思ったきっかけは
「勤めていた店がパッチ貼りで済むケースでもチューブ交換で利益を出そうとする店だったから」

そもそも水調べなんて手間のかかることをして、その上で安い料金で対応していることが
自転車業界の賃金を上げられない原因でもあると思うのと、
水調べでは分からない「微細な穴からの漏れ」も有り得るので
一概に即チューブ交換が間違いとは言い切れないのはあります。

しかし、チューブレスでもないのに、ノーメンテ常套の一般車に
液剤注入をすすめるような量販店に賛同は出来ませんが
そんな店を選ばせるようにさせてしまった
虫ゴムを廃止し米式化での空気圧管理の重要性を周知させてこなかった
業界の怠慢もあるので同情はできません。



◆自転車・原付の代替となり得る超小型EV車の可能性

evdays.tepco.co.jp/entry/2021/11/04/000022
1人乗り~軽自動車規格の4人乗りまで様々。

「mibot」
kg-m.jp/mibot/
「最大積載量は45kg」「値段は税込みで100万円」
「2人乗りはできない」「原付ミニカーでも要普通自動車免許」
「ミニカー登録で車検なし」

www.youtube.com/watch?v=MURTMUB3b2g
元々は狭い道をゆっくり走るための車として開発。

www.youtube.com/watch?v=zedryyJ13ls
電アシ・原付にはない圧倒的な雨天時の強さ、
軽自動車よりも税金や購入費用の安さ。

高速なんて乗らない、スーパーか病院程度の近所を回るだけの
自動運転車以外の移動に便利な乗り物に出来そうだ。

TOYOTAのコムスは扉もエアコンも無いので別物で
「C+pod (シーポッド)」がライバル車種でしたが・・・
www.youtube.com/watch?v=IAdmXJL0IZQ
www.netdenjd.com/articles/-/296330
こちらは2人乗り可でブレーキサポートもありましたが
2024年夏で生産終了してました。累計販売は2千台程度。
166万5000円のリース契約がネックだったのでしょうか?

◆スポ-ツ自転車のユーザーを広げるために必要なこと

x.com/MS758/status/1881532784587743345
前提条件としてレギュレーションで
高価なパーツのフレームを排除したカテゴリを作らないとね。
これが変わらないと、「やっぱ高いのが良い」ってなっちゃうし。

イベント開催するにしても
「機材自慢したがるような層」を集めて満足していいわけがないんですが
金満主義に走りたがるのがどうにも。

◆「初心者向けのカテゴリ」としては
「パーツも含む」カスタム価格(部品のみ定価・自作不可)の上限設定も必要でしょうね。
クラリスグレード車種に数十万円のホイール突っ込んで
悦に浸るような輩を混ぜたら本末転倒になるので。

どうせなら「価格実売上限」だけでなく「メーカー制限」や
反対に「無制限カスタム地獄カテゴリ」でも作って
軽量化しすぎて平地100メートルで大破も当たり前の
MTB以上に全身各所の防具装備必須の面白レースでもすれば良いのではと思いますが。

純粋なレースで言えば、
法的積載上限30kgぶんの砂袋を前後パニアバッグに積み
ステンレスリム、ノーパンクタイヤ、36本スポーク、ホイールカバーを着けた
スチールフレームに両立スタンドの「電動オンにしない・変速不可のビジネス電アシ車レース」をすれば
短距離じゃなくても細い体形ではまともに進めなさそうなので
「本気のパワー自慢対決」は迫力がありそうです。
競輪選手現役は参加不可としても優勝は直近で引退したような人か
通学で数十キロ走る高校生になると思いますが。


●自転車店同士の対談から思う内容多数の長文

www.youtube.com/watch?v=QO8swzxu090
◆内側(リム側)のパンク
 ・リムテープ内の異物残り
 ・そのチューブの「特定ロット製造固有の成形不良」
 問屋の倉庫奥で眠っていた滞留在庫が取り寄せで店に来たときには
 既に経年劣化してたなんてことも珍しくない。
 ・「リムの継ぎ目」の微細なバリ残り
 ・「ニップル頭」の微細なバリ残り
 ・スポーク収まりがニップル内にギリギリで走行時に動いて飛び出るため
 ・スポーク張りすぎて衝撃吸収できていない
 ▲過積載・過体重(耐荷重オーバー:小学生以上を乗せる・2人乗りなど"違法"積載)
 ▲走行方法の問題(高めの段差から抜重せず跳び降りるなど)
など可能性は様々。

特に「自転車側にしか問題がない」と思い込むのは落とし穴。
ユーザーの「ありえない行動」も想定しておきたい。

◆タイオガ・シュワルベ・パナレーサーに少なくとも一般車300kpa運用での差はないような。
「チャオヤン、シンコー、ミリオン」のような「ザ・安値重視」の品であれば
安さゆえに品質それなりでもしょうがないのは当然と思いますが。
あまり出ないサイズの製造年月が古くて最初からスローパンク状態の亀裂があったとかは
それは店で充填前にチェックしておくべきでは…?

500kpa以上のような高圧運用時での問題であれば
それは硬すぎて縁で挟まって切れるとか、柔すぎてガードしきれてない
「リムテープ種別」を様々な物に変更。

それとやはり「ユーザーの乗り方」の問題。
無茶苦茶な使い方しててもそれを隠して言わないことが多いはずなので。
性善説は除外して考える。

◆ママチャリの空気圧管理の問題
「管理方法が分からない」
▲まず、メーカーも店も「売る」か「修理」ばかり
「教えること」を蔑ろにしているのでどうしようもない。
取説には無駄情報が多すぎて肝心な「虫ゴム交換すら書いていない」のが実情。

ママチャリに至っては「整備マニュアル本すら未だ1冊も存在しない」というヤバさ。
※個人的には出版したい意欲はあります。

「月1回空気充填も知らない」は業界の周知不足。
「入れてるつもりでも入ってない」は空気入れの使い方か故障。
不器用なら不器用で的確にヘッド固定できる物を探す。
英式は単独空気圧計がシュワルベのみなので使わず米式化する。

◆”救えそうな人は”救う
何度教えても理解できない人は残念ながら切り捨てるしかない。
自転車ユーザーの知能指数が子供や高齢者を含めて
全体的に低そうなこともありますが
まず「聞こうとする意欲かある人」じゃないと時間の無駄になる。

遮音関連で条文1行の規制の意図すら理解できていないような「弁護士」もいたほどなので
大衆ユーザーの読解力など言わずもがな。

【まず持ってきてもらって見る。敷居を下げる】
新品状態からの継続的な点検、もしくは
既にオーバーホールが完了しているような状態を見てれば
その比較でどこに問題が起きてるのか分かると思いますが・・・
非分解で分かることは限られます。

そもそも、虫ゴムのような分かりやすい状態を除けば
大抵問題が起こっているのは
「BBやヘッドやハブやタイヤ内部」のような「それなりに作業工賃必須の場所」でしょう。
チェーンケースの歪みやネジの緩みが不具合の大半であれば楽ですけどね…。

◆自転車チャンネルの動画視聴は中年以上
まず、一般車系の動画といえば9割がパンク修理のような簡易的内容か
長距離走行のような狭い範囲の動画しかない。
スポーツ自転車系の動画が何千本あっても一般車ユーザーには無意味。

◆動画の作りにしても
自転車関連の動画は、動画のチャプター見出しもなければ
サムネも見栄えしない酷い物が多く総じて「雑」で見辛い。
根本的に「視聴者」を意識していない怠惰や傲慢さが目立つ。

小綺麗な動画があっても、そういうのは大概ステマ系の動画だったりで
大半が「中身が空っぽ」で見る価値もない。

「通販で買える自転車ランキング紹介」とか
「売りっぱなし上等」気分の迷惑極まりないサイトまで野放しになってる時点で・・・、

自転車振興にあたっては
各種「スポーツ系自転車の走行系イベントばかり」で対象者が狭すぎる。
「自転車関連”ではない”動画やイベント」で、積極的にアピールしないと
本当に知って欲しい人達には伝わるわけがない。

それこそ「素人参加できる番組に応募してみる」とか
登録者数が多めの自転車とは無関係のチャンネルに片っ端からコラボ依頼かけてみるとか。

◆「技術の安売り」は後継が育たず
自ら疲弊し摩耗消耗する持久戦になるので相当リスクのある挑戦。
更には、同業他店から地域の平均値を下げられ客を奪われて恨まれるというオマケつき。

「値段の安さ・早さ」ではなく、
待ってでもお金を払うだけの「意味と価値がある」と気付かせ
「”顧客”満足度の高さ」での利益追求を目指したほうが良いでしょう。
つまり、中古パーツでどうのこうのという「場当たり的対応は不十分」であり、
根本的に大衆に蔓延っている「無知という腐った根の除去」を図るためには
【話を聞いてもらう時間や精神的余裕がある人】を探し集めることから。

そして、「出来そうな人には」
「簡易的な整備スキル」を身に着けてもらうための施策こそ今の時代に必要と考えます。
※不器用すぎる人は整備よりも「扱い方」の習得が先決。

◆「通年の交通教育」に
「ママチャリユーザーを救いたいと思う有識者達」を
どう組み込むのかが鍵ですが…
教育カリキュラム的な物を策定しているらしい自転車振興協会だけでは
「自分達の飯の種」しか興味無さそうなので無理でしょうね。

◆「自転車店は敷居が高く話しかけづらい」のは
モンスタークレーマーの存在であることは言うまでもありませんが、
これまで自転車が高級品で大切にしていた時代から
横柄な態度で散々偉そうに殿様商売してきて
「接客の重要性」を大切にしてこなかった「慣例・通例」
安物ホムセンや量販や通販に客を「奪われた」反省すら
多数の店ではどこ吹く風で全く気にしていなさそうなことも改善が見込めなさそうで先行きは暗いです。

▲「自転車の米式チューブを知らない店」
(シマノが一般のメール問い合わせ不可の時点でありえない話ですが)
「▲ネット注文できない店に配慮で?未だFAX注文という異常なメーカーの問題」も、
発展のためには中小の問屋に投げられないなら潔く見捨てる覚悟を以って早急に改善する必要があり、
大手の下請け作業所にでもなれないなら「作業の指導員」か何かで別の道を模索してもらうべきでしょう。


●自転車店同士のトラブル

何となく直感的にURL貼らないほうが良さそうな気がしたので貼りませんが・・・

「どれだけ故障した地点から近くても、軽い気持ちで他店で修理するのは
余程の事情でもない限りは避けたほうが良い」ようです。
(余程遠くなければ押して向かう、
遠ければ軽トラやロードサービスで運んでもらう)

●互いに意見の食い違いはあるとしても・・・
直接的に目に余る営業妨害行為が横行しているとすれば
「賠償金1円でも簡易裁判」を行い、主張の正当性を明らかにして、
「お互いにレビューや対応も含め関わることを禁止する」ように
取り決めを行ったほうが良いでしょうね。

その前に話が通じる人であれば
「不義理な事はやめてください」「作業前に当店に確認してください」
「恐れ入りますが当店車の対応をお断りください」と言えば
普通は理解してもらえるはず。

●作業前に確認しない問題
これは勝手にエアチェックアダプターを廃棄してしまうような悪辣店にも言えることで、
「他者の所有物を預かっている」という感覚が薄いのと、
「これまで作業修理してきた自分の整備内容に絶対に間違いなどないんだ」という
【驕りの塊】はさっさと溶かしたほうが良いでしょうね。
鍵穴に556とか吹いてしまうような対応も大間違いだったりしますが、
誤りに気付こうとしなければ店のレベルも客の満足度も
何より信頼度からの利益も上がらないと思うのですが、
そこまで考えている店がどれほどあるのだろう。

「バック広げ工具」なんてものを廃盤し禁止できない業界。
HOZANだけの問題ではなく、必要な店があって、
「安値で短時間で修理できれば後先考えない」ユーザーの問題もあるが
下に合わせて迎合していれば何も解決しない。
英式虫ゴムだけでなく、こういうのが「終わってる」と言える。

真っ当な工賃が支払えないなら自転車に乗る資格などあるはずもない。
生活保護でも自転車が認められないなんてことはいくらなんでもありえない。
酒やギャンブルに使う金を修理に回せないなら徒歩か公共交通機関だけ乗りましょう。

●Googleレビューは・・・
高評価には「ありがとうございます。またのご来店をお待ちしております。」的な
簡単にお礼を付記すれば良くても、
低評価には「事実関係の経緯」を、火種を消しておくという意味でも
改めて店側から毎回つけておく必要があるとは思います。
でも、そもそも評価自体を店側で「可・不可」の設定をできるようにすべきでしょうね。
Googleの一存で勝手に評価欄設置されても
対応できない店にとっては迷惑極まりないでしょうし。

しかし【虫除け策】としては、やはり【(簡易的でも)会員制】や、
最低限の理解力やコミュニケーション可能な知能を有しているかどうか
チェックシートをつけたり、
出禁にするまでもなく、厄介そうであれば「特別待遇」と称して
何百ページにも渡る細かい規定を見せ、丁寧で明るい口調で
過剰に早口でまくし立てて理解の範疇を超えてあげれば、勝手に呆れて
近寄らなくなるだろうとは思います。

●匿名での書き込みについて
当atwikiは「個人的な情報収集」として開始し、10年以上続けてきていますが、
「匿名だからこそ」英式虫ゴムのような
高齢者にしてみれば充填時に力を込める必要がある問題規格のように
「不利益を被っている人達」の救済を兼ねて、情報発信ができると考えています。

匿名なら何をやっても良いわけではないからこそ、
法的に認められている「引用」を駆使し、
「真実」を伝えるように心がけているからこそ、
遮音関連やヘルメットやスマートコントロールブレーキ問題など、
特定の個人や店やメーカーが発信してしまえば
メーカーからの対応が酷くなってしまいかねなかったり、
炎上に遭ってしまうリスクもある内容まで、
十分その発言の「根拠」や「合理的・客観的内容」を示し
自由に意見を述べることも出来ています。

結果として遮音関連では、(元々矛盾だらけだったので当たり前ではありますが)
地道な活動を知ってか知らずか「警察庁の通達」により
一気に完全撤廃までは出来なくても、
「イヤホン運転そのものが禁止されているわけではない」と発表があるまでに至りました。

「匿名だから問題」ではなく、「主張の根幹が何なのか」を
読み取ることができれば「安全面や現実的な運用でのトラブル避け」から
最も優先すべきことを各個挙げており、
陥れようとする意図などないことはお分かり頂けると思います。

●トラブルの原因となった車種は不明
しかし、充填頻度の案内から見れば、ママチャリ~ファットバイクのような太め幅ではなく、
恐らく「折り畳みを含む小径車」や「高圧充填前提のロードバイク」と思われるため

「トラブルの”根幹そのもの”で見れば」店がどうのこうのではなく、

(表立って「お前の自転車の扱い方・空気圧管理に問題あるからこんなことになったんだよ!」
と店の看板を背負って堂々と書いているのは今のところ知る限り
1店舗のブログでしか見たことがないので)

やはり「▲ユーザー側の空気圧管理の意識が低すぎる」という
根の深い問題が横たわっているように思えてならず。

そう考えるといつものように
まずは幼少期から馴染みを持たせないように
【英式虫ゴムという化石規格にはどうにかしてご勇退頂く】しかなくても、
その既得権益を守る感覚は「ディスクブレーキ普及の障壁」として優秀なだけで、
BEタイヤすら完全廃盤にできず、
FAXや電話注文しか出来ないような店が未だ蔓延ってしまっていることから
「▲今まで何も問題なかったやり方にケチをつけるのは皆反乱分子の敵だ」としか
考えられないような状況に追い込まれてしまっている現状を打破するのは困難であり、
結局は、
「通年での交通教育から始めましょう」という結論に到達する。

※ただ、自転車振興協会でも
(実現継続可能性の低い自転車の免許制度やナンバープレートではなく)
「教育機会拡充の必要性」については理解しているようで、
内密に?草案を策定しているような話もあるようです。

●「自転車売って修理していればどの店でも巻き込まれそうなトラブル」
を逆手に取れば、「じゃあ販売も修理もしなければいいよね?」という
捻くれた発想もありますが、これも
まず「各種様々な講座や体系化の実現」という道筋なくして成し得ることは難しく。

「▲高額な競技自転車だけアピールしてれば勝手に自転車ユーザーの裾野が広がるんだ!」
という意味不明な思考回路で
杭も打たずにグラッグラの沼地に100階建てのビル建設しようとしているようなもの。

「足場固め」は政治家じゃなくても基本。
それが「不十分」で大顰蹙を買っているのが電動キックボード。
導入経緯からしてあまりにも急ぎすぎていたことは明白だったこともあり、
これからも少なくとも、特小”原付”なので自転車とは違い「ヘルメット着用”完全”義務」、
そして「電動キックボード型を大幅縮小」でもしなければ評価反転とはならないでしょうね。

最後は脱線しましたが、とにかく
★「原因があれば取り除く」
★「説明をする」
★「厄介者の虫除けの障壁を作る」
★「空気圧管理の意味を習熟させる」
★「関わらないほうが良い場合もある」
★「Googleレビュー」はレビュー欄閉鎖できないなら
量販車で割引ではない通常工賃を有難く稼がせて貰うように、上手く活用するしかない。


◆6大困り事と対策(店向け)

 ・空気入れ:基本”有料”(自店購入車のみ無料)・無料空気入れは置かない or 無料空気入れを犠牲にする
 ・工具借り:100均工具のみ50円で貸す・専用工具は貸さない+「作業前に自己責任書に記入必須」
 ・価格:基本全て「定価」オープン価格は地域「最”高”値」但し【丁寧な納車前整備や工賃メリットなどの説明】
 ・防犯登録:基本扱わない(登録店にならない)。警察が発行可なら警察・それ以外は量販へ流す
  (盗難対策としてはAirTagや強固な錠前のみ扱う)
 ・割り込み:「順番待ちカード」や「完全予約制」にするだけ
 ・持ち込み:代用品がない「老舗の国内代理店がある」未扱いパーツは可とする。
 扱いがあるパーツの場合は各種割引なしの通常工賃。
 品質に疑問がある海外通販の安物、メーカーサイトすら無い素性の分からない物は非対応。

原因を見極められれば対策は可能。
「虫除け」の策を練らず安易に受け付けておいて文句を垂れ流すのは愚の骨頂。

客寄せしたいなら「駅前で地道にチラシ配り」や、
ネットで「SNSやブログ等で施工を中心に真面目に更新」する。


●「卸視点での店選びのポイント」の補足

www.youtube.com/watch?v=NQrkpj7mc2Y
行きつけのバイクショップが欲しいあなた必見!!人で選ぶ?ラインナップで選ぶ?

「万人ウケする店は恐らく存在しない」
軽くて頑丈という矛盾した条件の錠前など存在しないように、
「安く・詳しく・丁寧」な店も存在しないと思って差し支えないと思われます。

▼【欲しい自転車が決まっていない】
※パーツに関しては交換意欲がある時点で
この項目の範疇からは除外して良いでしょう。

端的に言えば【用途】
ロングツーリングにミニベロ、普段の買い物使いにロードバイクが最適なわけもない。

「車種のジャンル」が定まっていて、各メーカーでの細かい違いが知りたい
というのであれば、規格やパーツのメーカーの持ち味などを
理解できている店員がいるかどうか。
何でも客の要望にイエスマンを貫くような日和見接客は信用できない。
結果、明らかに合っていない大柄体型なのに
「サーカスのクマ」になるミニベロを可としてしまうような「間違い」に繋がる。

●老舗店の罠
スポーツ自転車寄りの店であれば当然生活用途の自転車の観点は希薄であり、
反対に生活自転車が得意な店であれば、その方向を勧められる。

●コミュニケーション可能かどうか
モンスタークレーマーと対峙しすぎて目が血走り
会話も常に横柄で喧嘩腰スタイル常套な店も少なくない。
エアチェックアダプターであれば勝手に英式虫ゴムに変更することを
何の悪びれもせず行うような悪辣店も当然含まれる。

反対に、量販の場合はライトで話はしやすくても「責任感に乏しい」
概ね「若年層の使い捨て」のため、
「商品知識に疎い」という問題もあり、本当に難しい。


▼【欲しい車種やカスタムの方向性が決まっている】
”絞り込めているのであれば”「各種専門性のある店」へ。
(MTB、BMX、シングルスピード、ロード競技寄りなど)

「方向性が定まっていない」場合、
「まずはクロスバイク」というのが最善手となる。

しかし正直…街乗り・郊外20~30km程度であれば、
余程のことでもない限りは「前3段(フロントトリプル)」の必然性は皆無。
その原因の最たるものはシマノの最下層のターニーグレードで
フロントシングルのコンポーネントを据えていないという
「基本理念の大間違い」が根底にあることは言うまでもない。
メトレアのような高級な専用規格ではなく、
あくまで「ターニーと互換性」を持たせ、
「一般車用途からのグレードアップ」という目的で構成していないために
ほとんど居もしないMTBユーザー層向けの入門グレードという歪な部品を
無理に充てられてしまっているのが大問題。
(独禁法に抵触するために廉価車向けのフロントチェーンリング・クランクを出せない
という事情もあるのかもしれないが…)

●ポジション調整か、パーツ交換か、車種変更か。
見極められる店員がいる店でなければならないが…
これも結局その「店員次第」でしかない。
「スポーツ自転車サドルが合わない」と言っても
駆動効率や、余程鍛えてでもなければ太ももが当たることなど無関係でも
細めのサドルだけが正解のようなミスリードを
「プロの視点という思い上がり」から繰り返されてしまう不幸もある。

▼【雰囲気】
特に「廃墟同然の薄汚い・小汚い店」に
見た目やカスタム提案で「まともな答え」が返ってくるとは思わないほうが良い。
 ・狭い店でもそれなり清潔感があり明るい店
 ・広くても薄暗い陰湿そうな淀んだ空気感
後者にどれだけ技術力があったとしても、あまり近寄りたいとは思わない。
もちろん店が綺麗なだけで中身空っぽや妙に偏屈だったりする場合もあるので
電話口でも十分だが2,3回会話のラリーで判断しておきたい。

「オシャレな店員がいる」雰囲気は…
「▲素人騙しのノリで押し切ろうとする思惑」もあることは
警戒しておくべきでしょうね。
※よくある芸能人相手のような店もこの手の商売スタイル。
※BS車やパナ車が一番良いなどという質実剛健な概念とは対極にあり、
あまり聞いたことのないような見た目特化の車種や
綺麗でもやたら値段の高いパーツを勧めてきやすいので要注意。

▼【自転車談義】
「暇つぶしに来られても普通に迷惑と思う場合も往々にしてある」ため、
最低限のメンテナンスや「有料で」調子を見てもらうときに、
会話を交わすのであれば大丈夫とは思いますが
ミーティングのように長話をしたいのであれば
それは日時の予約をして「相談」という形で商売として
時間を融通してもらうことを心がけるべきでしょうね。

作業や発注や書類作成に追われているときに
「俺様はのんびり話をしたいんだ」とかの気分で来られても
どれだけ常連で金を落としてくれていても出禁にしたくもなるのが当たり前、

▼【オンラインショップ】
自分で作業できる、またはその店で扱いがない商品で
店が持ち込みに納得しているのであれば有りでも、
基本的には、その店だけで完結することが好まれる。

そのため、特に持ち込みに関しては事情を考慮する必要あり。


●スポーツ自転車業界の向かう先

www.youtube.com/watch?v=feZGXNiZ6yI
高額コンポの煽りを受けてスポーツ自転車は100万どころか200万300万円の世界へ?

一方のエントリーグレードは「脱シマノ」を模索する動きが強まるとされる。

シマノとしてはミドル以上は
どんなに今まであった需要を否定する軽量化を阻害してでも
意地でもディスクブレーキに移行させたいという最悪手から、
リムブレーキモデルをほぼ駆逐してしまったことが誤りで
ホビーユーザーのニーズを捨ててしまったこと。

一応、まだクラリスだけはどうにか廃盤ではないが、
それこそ「初心者なんざスポーツ自転車もどきのターニー搭載車種でも乗ってろ」
とも言わんばかりの方針について行けない人がいるのも事実で、
「もう買い替え出来んし自転車趣味なんざ辞めるわ」というケースが増えたとしても
別に大事な顧客層ではないので知ったことかくらいな感覚なんでしょう。

しかし、シマノが立ち塞がっていたために今までは極めてニッチな需要だった
シマノ以外のコンポが、シマノではエントリーユーザー層を捨てたからこそ、
リーズナブルな価格帯で拾い上げようとする新規参入の新興企業の動きも、
表舞台へ上がる気運が高まっているのもある。


◆自転車店が空気入れサービスをやめた理由

tobesaikuru.livedoor.blog/archives/21501929.html
以前も書かれていましたが、

tobesaikuru.livedoor.blog/archives/26326445.html
「業界の闇」とも言うべき真実。

地域的に有料にすればますますクレームが増えることが予想されるため
「空気入れサービス自体を終了」という選択は已むを得ない判断と思われます。

空気入サービス廃止前は子供・女性・老人の場合手押し式の空気入れでは押し力が無い
これは完全に【虫ゴムの規格そのもの】が原因でもありますが…

厄介者たちのせいで礼儀正しく使える人達が割を食う形。
そもそも空気入れくらい3000円もあれば空気圧計付きが買えるので
自分で購入して家で定期的に充填すればいいだけでもある。

しかし【頻度】の案内を予定として記入するように案内してくれたり、
【適正量】を「素人の勘」で必ず適正充填できるわけもないので
シュワルベ英式コア、エアチェックアダプター、米式チューブ化などを
教えてくれるような懇切丁寧な自転車店など皆無に等しいのもあり、
自ら情報を調べようと思わない限りは一生気付かずに過ごすことになる。

そして、「空気入れ難民」は、今後延々と無料空気入れ拠点を探して彷徨うのでしょう。

●工賃の安さは消費者の意識に比例する

x.com/MS758/status/1861948852179509564
自転車修理の工賃が安いから、消費者の意識も低いままってのはあると思う。
工賃高かったら、タイヤの空気圧も敏感になるし、
すぐ壊れる安物自転車にも手を出さない筈。

ママチャリから電アシに乗り換えて
急にメンテ意識が高まるということは無いにしても、
それだけの金額の商品が買えるだけの「心の余裕がある」からこそ
電アシ電門店が成り立つのだろうと思います。

逆に言えば「中古の激安ママチャリ系を中心に扱う専門店」の客層が
どうかと言えば…リサーチするまでもなくお察しでしょう。
出張修理で客を選べるほうがどれだけマシかという。

「▲工賃を高くすると客は減る」
しかし(同じ日本人でも)
「★話の内容を理解できる知能を持つ割合は相対的に高くなる」
というだけで、線引きを行う意味があるはずなのですが…
未だ簡易的な障壁すら敷かず、
公道を自転車で塞ぐような並べ方をしてしまう
「どこにでもあるような自転車店」をアピールをしても、
今の時代マイナス効果にしか作用しない気はします。

「まともに整備されている”普通の”自転車」がいかに貴重か。
自転車未満の「安”チャリ”」で満足できるような層は
量販たらいまわしでどうにもならずに廃棄し
もう1万円台で購入することなどできなくなった自転車を探し求め
高くても納車前整備がロクに出来ないような店や通販で買い替えるか、
ボロ中古を買って整備費用をケチって
結局はガタガタで我慢して乗るのを繰り返すしかないでしょうね。

▲新商品を告知しないパナレーサー

「ツアーガード プラス」
panaracer.com/products/urban/tourguardplus-ja/tourguardplus/

一般車系で言えば復刻された「カスタムタフ」・・・よりも遥かに重い
「耐異物パンクタイヤ」。

※恐らく「側面を押して空気圧を確認する」のは困難と思われるので
雑多な自転車店では扱わないほうが良いですが
「完全な勘」で対応し、過小充填で問題なしとするか過剰でバーストするとしても
英式虫ゴムで良しとするユーザーや店なら気にすることなどないことかもしれません。

そんなこともより問題は、サイトにページこそありますが
動画どころか新商品の情報を公式トップページにすら載せないのは
「商売下手」以外の何物でもない。

それが例え販路が限られる商品であったとしても、
「パナソニック自転車向け」や「クランボアのルナール」のように
委託生産品であれば載せないのは分かりますが、
サイトに通常掲載しているタイヤの新発売情報を
海外向けサイトではなく日本用のサイトで告知を躊躇う意味が分からない。

「画像を載せて」特徴を他のタイヤとの違いなど5,6行載せるだけ。
たったこれだけのことをしない。
そのくせ「多くの生活やスポーツではないゆるポタ系趣味での」自転車乗り
にとってはどうでもいいレース系の情報やイベントは頻繁に行い過剰に載せる。

公式SNSのXでも何ら新商品として告知しない。

ロード系のアジリストと、混乱を招くとしか思えないほど過剰に増やしてしまった
グラベルキングを売りたいのは分かりますが
せっかく新商品を投入するのに「主に日常用途」であるために
スポーツ系に埋もれて告知すらしなくて
「自ら販売阻害」というのは本末転倒でしょうに。

(●卸問屋の野口商会に記事が乗れば十分なんだろうか)
www.noguchi-shokai.co.jp/blog/5195/

シマノといい、なぜそこまで「スポーツ一辺倒」に傾倒するのか。

「近所の買い物や通勤通学」にコスプレ衣装を着て走るわけがなく
一般車がどれほどの販売数とシェアを占めているのか知らないはずもないのに
色んな他業種イベントに首突っ込んで「自転車趣味の裾野」を広げようとせず
視野狭窄で1から10までスポーツ偏重に異常さを覚えないことが理解できない。

自転車「全体」の地位向上や人口が増えることを歓迎すべきなのに
スポーツ用途だけを正解とする。
一般車でいえば英式虫ゴムを過度に信奉する店のように「唯一の正解」として思考停止で
変えなければならない意味に気付こうとしない。

一般車用品を多く扱う代理店は、発送や入荷や商品の整理や値段の管理など
「膨大なアイテム数に囲まれ」日々忙しく、
需要の拡大を狙うようなことをする暇もなく、
「商品を知ってもらう機会」を作る事すら難しいと思われるだけに、
せいぜいBtoBで店向けの展示会を開く程度。
しかし、本来は不具合の早期発見から細かいカスタム需要を掘り起こすためにも
様々な取り組みはすべきでしょう。

●「自転車=競技スポーツだけ」ではない
そもそも「ゆるポタ前提のe-bike層」と「アンチe-bikeのスポーツガチ勢」でも
競技の有無を含めて基本思想が全く異なるわけで、ほんとにいい加減
特に企業公式ではスポーツ専用を「別」で運用してくれませんかね…

それか「日常用途:アーバン・コンフォート・ライフスタイル」
専用アカウントを作って、
「レースに参加しない、ガチなスポーツ自転車には乗らない人」向け
上限はe-bikeとクロスバイクまでの
基本的にミニベロだったりシングルスピード系の【街乗りファッション系】を中心に
一般車情報も交えた「スローライフ向け自転車」のジャンルも
しっかりフォローすべきでは。

人事で採用権限のある人というか社長が海外でのスポーツ需要を見込んで
(日本程度でしか使われていないような一般車サイズのタイヤも原因としても)
勝ち目のないアーバン系ではなく、
摩耗から交換頻度が高いスポーツ系に特化した需要喚起に必死なのかもしれませんが…

プロの登録競技者が多くても1万人も居ないであろう
先細りしている「ニッチな趣味としてのスポーツ系統」に狭く深い周知活動だけでなく、
広く浅く「生活用途」からの周知活動を行うことも
企業経営として必要な観点ではないのだろうか。

x.com/PanaracerJ/status/1855786683272491129
地域の小中学生や一般の方々に向けて、
会社案内でだけでなく私たちの活動を分かりやすくお伝えできないか、
という想いから今回絵本の出版に協力させていただきました。

絵本協力以上に
「全国の小中学生や一般の方々に向けて活動をお伝えする」という気はないんですかね…
ポンプの寄贈だけではなく、「英式に頼らない」適切な空気圧管理方法も
地域から各種イベント会場で教えることも出来るはず。


★自転車趣味を始めるなら覚えておきたいこと

www.youtube.com/watch?v=XAmDZ6wZp90
【1】何を重視するのか考えて店を選ぼう
『量販店ではない実店舗を勧める理由』

◆量販店は「値段に特化」の一方で相談や踏み込んだ話ができる環境に非ず。
「数量多く販売すること」が仕事なので「何となく整備」が仕事であり、
テキトー状態でも「安く乗れればそれで構わない」ならこちら。

◆個人店は「値段は高そうでも」懇切丁寧な整備や
「相談できて情報を集められる環境」があり、初心者には望ましい。

但し「当たり外れが極端」なので見極めることができないと悲惨なことになる。


(◆通販は「7分組の箱買いでも初期不良を判別でき、自分で工具を揃えて、組み上げられるスキルがあるなら」
その場合のみ、お得なだけでしかない。本来は完全に玄人向けの購入方法)

【2】ランニングコスト(維持費)を意識しましょう
買ってもチェーンやタイヤなど使い続けていれば”必ず”交換が必要になる。
スポーツ自転車の場合は「自転車だけ」なので空気入れや錠前やライト、
クロスバイク系であればスタンド・泥除け等も購入する費用も別途必要。

【3】人と一緒に走る?
これは初心者レベルに合わせてくれるかどうかなので微妙。
「機材マウント取りたがる輩」が1人でもいれば自転車まで楽しめなくなる。
タンデム自転車でもなければ、自転車は車間距離の観点からも「個人で楽しむもの」なので
スタート・ゴールだけ設定して飯時以外は自由にルート設定するくらいがベストでしょう。

【4】自転車は趣味である
それぞれの「自転車宗派」があるので、お互いに自分が満足していれば気にしないのが最良。

スポーツ自転車であれば
 ・チューブド vs チューブレス(レディ)
 ・リムブレーキ vs ディスクブレーキ
このあたりは火種になりやすい。

●一般車で争点になりやすいのは2つ。
 ●非電アシ vs 電アシ
 ●(LED)ブロックダイナモ vs オートライト

◆この3つは互換性や機能の違いをそもそも大衆が理解できていない。
 ◆米式 vs 英式
 ◆外装 vs 内装 vs 変速なし
 ◆カセット vs ボスフリー

個人的には「大したメリットがない英式虫ゴムが絶対」だったり
「”一般車でも”ヘルメット被ることだけが正義」のような方々とは
相容れないので話すことは何もありませんが、

例え変速なし安物ママチャリでも1点こだわりがあって綺麗に使っていて
エアチェックアダプター取付や三ヶ島ペダルに交換など1点でもあれば、
それは十分「趣味の範疇」と言えます。

●補足として
店の当たり外れについては言及し辛いと思うので代わりに書いておくと、
シンプルな判別方法は2点。

1◆電話対応
誇張なしで第一声が「あ?何?誰?」のようなヤバい店も普通にあるので
この時点で店に行って様子を確認する必要すらないので近づくことも避けましょう。

2◆ホイール組みの有無
手組ホイールが出来ない店は「修理できない」と宣言しているようなもの。

●追加で確認するなら「ワコーズのケミカルの有無」と
「(スポーツ自転車専門店ではないのに)ママチャリ系を露骨に嫌う店」も
偏屈な傾向があるため避けた方が良いでしょう。

または、エアチェックアダプターを持って行って
「これ便利なので愛用してますが、こちらには置いていますか」と確認して
1秒もかからない回答を渋りイチイチ答えるのが面倒そうな態度だったり、
「米式変換できるのは知ってるけどウチには置いてないねぇ」も避けたいところですが、
「▲何それ?」と全く知らない(=▲情報収集力無し)と分かれば、
それは(初心者相手でも空気圧調整なんて
テキトーで十分としか考えていないことになるので)「ハズレ店」確定です。


●自転車が売れなくても5年以上店を続けられる理由

www.youtube.com/watch?v=5HtprhA8sSc
「1」自転車のカスタム・修理・OH・販売を
 情報発信していることにより他府県からの依頼があるから

対照的に、「”ロクに情報発信していないくせに”売れない」などと
言っていても 時代に適応できていない「淘汰される立場」に変わりない。

この場合の『情報発信』とは、
【★技術的な内容】【★自店で購入することでどのようなメリットがあるのか】など
「事細かに伝えること」であって、
単なる「商品の入荷」や「在庫状況や営業日」は「当たり前」なので情報発信ではない。

ましてや、本気でどうでもいい「▲走行情報」やら
「▲見ても何の役にも立たない愚痴」
「▲(営業時間に影響するからと)イチイチ家族の健康状況を書き記す」ことではない。

※「1」のような情報発信が「正しく」できていれば、
 自ずとメーカー側から公式認定整備店のような話の誘いも上がってくるとは思いますが、
 修理か販売くらいでしか経営出来ないような店には一生声がかかることはないでしょう。

「2」70~150万円ほどの車種の自転車メーカーからの仕事の依頼があるため

「3」今後は自転車に関する体験やスキルを販売予定
(サイクリングツアー・自転車をより良く使い続けるためのノウハウの販売)
◆ツアー
これは観光に携わっているからこそお土産や飲食店と協力したり、
通常では体験できない「タンデム」「ファットバイク」「ローライダー」のような
特殊な自転車の乗車も含めたアトラクションのようなサービスや
まともに整備されている自転車と全く整備できていない自転車の違いなど、
体験する価値がある経験を利益の観点から見れば「グループや家族単位」で行うほうが楽。
個人的には「交通安全完全順守ツアー」なんてのも開催できますが、
どこが本当の法的に走行しなければならない自転車通行帯かは事前に下調べは必要。

◆ノウハウの販売
絶対に関わるべきではない愚劣な輩達を切り捨てる意味でも、
客を育てるために講座を商材にすべきというのは何度も書いていることで、
学校のような教習ではなく「ワークショップ」という形にするのは必然。
それも方向は1つに限らず、「店側のスキル次第で自転車に関することであれば何でも」
全年齢層に対応した情報提供が行えるだけの下地はある。

しかし、「自転車なんてちょっと便利なサンダル扱いのような客しかいるわけがない」と
量販に押し付けるべきモンスターまでロクに障壁を敷かず拾い集め、
文句を言いながら小銭稼ぎに終始するような低次元の店が蔓延っているせいで
進むべき道へと進んでいないことに気付けない。


●自転車屋になりたい人なら知っておきたいこと?

youtu.be/3s9C4myypNw
量販のセカンドオピニオンなど生活用の一般車に関する話はなく、
「最低でも7万円以上の「クロスバイク」~100万円以上のハイエンドバイク」扱いの話。

まず、ハイエンドバイクの場合「仕入れ費用」の捻出が困難であれば
銀行から借金が出来るとは限らず、その時点であまりにもハードルが高く
あまり参考にならない。

 ・自転車整備士の資格の有無は関係なく店舗は持てるとか、
 ・防犯登録は受付しないほうが良い理由(書類もなく登録に来る輩の問題)とか、
 ・「在庫を抱えるリスク(防犯上・経年劣化)」を考えると自転車本体を扱わないとか、
具体名を挙げずとも
 ・「扱わないほうが良いヤバそうなメーカーの見分け方」のような話が聞きたかった。

「1」ネット限定販売メーカーはショップの力を必要とする(修理・整備・カスタム)
これは今更説明するまでもなく当たり前というか…
高価なフェイシング&タッピング工具まで全ての工具を揃えて
完全に自己完結整備ができるユーザーなんて一握りもいないので
1万円以下の中古自転車~数百万円の自転車でも同じ。
「売りっぱなしで終わり」なんて些末な売り方をしているのは
整備士が1人も居ないような「使い捨てのチャリンコ」を売ってる店だけ。

「2」ハイエンドはメーカー直販が強くなる
「7万~15万くらいのエントリーグレードであれば店舗のほうが強い」?

スポーツ自転車の基幹店が潰れているのは知っているので
直営の実店舗が増えるということは考えにくい。

無責任なバイトならまだしも、
そもそも「安い工賃」だけでなく「クレーム狂人」の悪影響から
自転車屋になりたがる物好きなんて人は皆無に等しいからこそ
「空白地帯」が続々と出来てきているのが現状。

特に一般車であればネット通販の割合は今後も増え、
1台2万円以上しても「パンクで廃棄」か「雑なパッチ貼り」で
漏れる空気と戦いながら使い続けるような貧相な自転車は増えると思われる。

スポーツ自転車で、どれだけキャニオンへの良い印象があっても、
世間的に自転車のネット通販といえば
アマゾンや楽天で無意味なディープリムでボスフリーの
「似非スポーツ自転車」のイメージがあまりにも強いのは
サクラが混じっているとしてもレビューの多さからも分かります。

「そういう層は論外なので全て切り捨てて門前払いにする」ことで、
機材やパーツへのまともな理解と工賃払い渋りがない相手を
「選んで」商売に勤しむのであれば、
確かに精神衛生上も順調な経営が出来そうではありますが…

「3」実店舗は競技系かファッション系の店が強い
生活自転車に一切触れることなく除外しているので
あさひやヨドなどの量販系は登場しない。

この動画は【”趣味系の”自転車店を始めるなら…】のほうが相応しいタイトル。
出張修理も含む生活自転車全般の店の話ではないので
当サイト向けではない動画でした。


●話術も機転も無さ過ぎる店員(店主)の問題

まず「自店購入車は優遇し他店購入車は冷遇」という業界の通例すら
世間一般には全くと言っていいほど浸透していないことを
いい加減知って欲しいものですが…

「断り方」にしても「商品の説明」にしても、
そんな感覚で店を経営できてるのが奇跡としか言いようがない記事もチラホラ。

どれだけ整備が得意でも「▲接客力が壊滅的な様子」を見ると
笑顔でなくてもまだ無感情で、どれだけ高くて整備っぽいことしか出来なくても
消費者が量販を選んでしまうのも頷ける。

「店員か玄人しか分からないような用語」で、
完全に無知な素人に意味が通じて説明できているとなぜ思えるのか。

「丁寧で分かりやすい説明には時間がかかる」ならば、
単刀直入に、説明にお金を払おうと思える説得力のある根拠やワードの提示が必須であり、
それを商材にする価値があると思えないのが分からない。

「ギリギリ日常会話はできるが会話の意図が理解できない層」が
正常な営業に差し支えることが分かっていて、
それでも美容院程度の極簡単なチェックテストすらせず、
客として相手にしようとすることも全く理解できない。
もし1人でも断れば悪評を流されるというなら誰一人出禁にはできないはずなのに、
出禁には出来ているようなので、簡易チェックとどれほどの差があるというのか。

度々話題になる「無料空気入れの設置」にしても、
ポンプを犠牲にすることで「厄介な虫が入らないようにする捨て石」目的ならまだしも、
元の位置に戻してくれる”だろう”、仏式くらい分かる"だろう"、
親切にしていれば自分の店で買ってくれる”だろう”と思い込んでしまう問題は、
「自店購入車は優遇し他店購入車は冷遇されることくらい知ってる”だろう”」と同じで、
大衆層にしてみれば、そんなことは知ったこっちゃないし
店の都合やルールなんて知ろうとするわけがないんですよ。

「性悪説」に基づいて、最悪のケースを常に想定していれば
必然的に程度の差はあれど会員制しかないと分かりそうなものですが…
何ら対策を講じないということは、
その「虫」相手に時間を費やすことが大切なのでしょうから何も言うことはありません。

●「簡単な無料作業をしてあげればお礼はマナーで言われるのが当たり前”だろう”」は
 ▲「音が聞こえていれば避けてくれる・飛び出さない”だろう”」
 ▲「ヘルメット被っていれば些細な接触事故の発生まで抑えられる”だろう”」
と似たような「妄信」に近い。

核家族化が進んで、礼儀を学ぶ機会も減り、心の余裕のない世間情勢や
店員と客の関係も旧来の商形態とは変化しているため、
ドライに「物を売るか買うか、修理するだけ」に終始してきたツケで
「お礼など言わず、無料で使えるなら利用してやればいい」くらいの
感覚しかないことを理解していれば、
どうしてもお礼の言葉が欲しければ、「作業前」に、
「今回御代は頂きませんが、もし作業後にお礼の言葉を何一つ頂けない場合、
作業後に元に戻しますね」と笑顔で言うくらいの対応は欠かせない。

会話を挟んで自転車の調子を伺ったり気になる箇所を聞き出して
「信頼しているからこそ店を頼って早めに交換」ではなく、
デフレ時代以前から粗悪な安物自転車が長く台頭してしまったことで
完全に手遅れになるまで放置して買い替えという
「最悪の循環」を野放しにしてきたことを今さら悔いても遅い。

そもそも、量販を引き合いにするまでもなく、
【当店で自転車を購入するとこのようなメリットがあります】
というアピールが全くできていない店があまりにも多い。

どの程度「納車前の整備」を行っているのかすら
ブラックボックスで秘密裏に進めるなら
「量販より高いだけの店で買う意味なんて何もないよね」となるのは当たり前。

買った後でも他店購入車より「安く整備できること」すら、
周知できている店が多いとは思えない。

更には、無料で簡単に開設できる店のSNSで何一つまともに更新されていなくて
どうやって選ばれると思うのか。

チラシで値段勝負を量販に挑む愚行は
技術があるなら客層の質まで落とすことになるだけ。

高級菓子店の店員から親切にしてもらっていれば
何も言われずともお菓子は全てその店で買うわけでもあるまいし。

自転車は「パーツの集合体」で「買ってからが本当の始まり」だからこそ、
店の整備次第で長期使用の耐久性から、綿密な空気圧管理の徹底も習得すれば、
パンク防止だけでなく節約や快適度合いにも差が出るというのに、
英式虫ゴムを崇拝する余り、誤った方向から
軌道修正が未だに出来ていないことすら問題視している様子もない、

挙句、新車が売れないと困っているのを見ても、
それは、各種講座で正しい使い方を理解させ、
パーツの交換で寿命を延ばせることを周知させず、客を育ててこなかった
これまでの報いを受けているだけで「自ら選んだ道」なのではと思う。


●リミッター解除方法を聞かれてしまう店

x.com/ASAHICYCLE/status/1848188960683802675
この週末やたらと聞かれたe-bikeのリミッターの解除の仕方、
解除できるパーツの取り付け方法や店でやってくれるかどうか
大前提としてやらないでください&承れないです
なぜ違法(グレー?)なことをわざわざしたいのかわかりません
最初からバイク買えばよかったんじゃないですか?

なぜ電動アシスト自転車のアシストが減衰し時速25kmで0なのか
「想像力」が全くないのでしょう。
「自分さえ良ければそれでいい」という
道が公道という概念などなく全て自分都合で
身勝手が許される私有地とでも思っているような知能しかないのは確か。

あと、単純に原付以上で「ヘルメットが鬱陶しい」というのもありそうです。
見通しの悪い交差点での法的義務のある徐行を無視し
不意の飛び出しに対応しないほど「速度を出すなら」
ヘルメット着用は”事故を起こす側の自動車側の損害軽減”のためにも
有効ということも理解できる頭脳はないからこそ
リミッター解除できれば楽になると思っているのでしょう。

結局は「改造部品、フル電動」そのものに対して
「私有地限定での使用していることが”継続的に”確認」でもできない限りは
「原則的に販売禁止」しないことには、この手の輩は消えない。

そして当然この背景にある、特小「原付」を免許もなく
ヘルメット着用せず乗れるようにしてしまった役人どもの罪は大きい。
最終更新:2025年06月01日 14:20