道交法「遮音関連」2

最終更新日 2019.10.13 ●[福岡]警告の効果は?、●[佐賀]着用自体は問題ではないことを知らない記事
9.29 ●地方条文をしっかり書いているが詰めが甘い記事、●例によって優先順位を履き違えた街頭指導
9.22 ●情報の過不足
9.8 ●事故を未然に防ぐために必要な状況を正しく理解できていないと思われる例
8.11 ●[警察庁]報道機関において「事実誤認、誤解を与えかねないもの」が見受けられる
8.4 なぜか規制根拠として参考にしている情報元がバラバラの不思議
7.7 ●誤った交通指導の実態と「真の安全運転」への心がけ
6.23 ●[福岡]イヤホンだけで警告?、●断定断罪?
6.9 ●質の低い偏向報道、●2019年6月2日放送「行列のできる法律相談所」の記事
6.2 ●事故とは無関係なイヤホンを唐突に混ぜる虚しさ、●相変わらずの印象操作
5.28 ●無音に近い状態で近づく乗り物
4.28 ●ながら強調と3つの疑問
4.21 ●さりげなく禁止に混ぜる
4.14 ●誤解シリーズ
4.7 ●規制の意義?、●相変わらずの誤解
3.31 ●3つのポイント、●例によって「イヤホン自転車の印象操作」19:25-
3.17 ●イヤホン着用の自転車を問題視する内容
2.10 ●音量に触れている珍しい記事
1.13 ●以前のニュースの追加記事
2018.12.23 ●[東京]相変わらず「イヤホン強調事故」の記事
12.16 ■批判的な考え方への回答、●惜しい記事、●日常会話可能なヘッドホン(聴覚過敏)
 〃 ●[大阪](イヤホン非使用と思われる事故でも)ひき逃げ容疑で逮捕
12.9 ●自転車イヤホンは危ない?、●弁護士でも問題の本質を見誤っていると思われる記事

▼遮音関連(イヤホン・ヘッドホン・カーオーディオ等の規制)━━━━━

単純にイヤホンとしなかった理由に関しては、カーディオ規制も含む場合もあることを一切考慮しないことへの懸念。

●[警察庁]報道機関において「事実誤認、誤解を与えかねないもの」が見受けられる

www.npa.go.jp/news/koho/index.html
各種報道機関において、警察行政に関し様々な報道が行われております。
しかしながら、これらの報道の中には事実誤認と思われるものや、
説明が十分でないために国民に誤解を与えかねないものも見受けられます。
このページ内では一部の週刊誌報道に対するコメントとしても
まさに遮音関連の
「自転車乗車中のイヤホンは着用(使用)だけで違反」という"事実誤認"を真っ先に思い浮かべる。

▲「規制根拠となる条文自体を全く確認していない」
▲「どういう規制なのか"中身"を理解していない」
というケースが目に余る。

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●3つのポイント

【1】着用だけで違反とは言えない
【2】原付等の免許取得時に「聴覚は不問」
【3】大多数の事故防止のためには【徐行・一時停止・確認】を厳守することが先決

分かりやすさ重視で簡潔な解説。
1:「交通に関する音等が"聞こえない"状態」でなければ違反ではない
2:自転車だけ聴覚重視することへの明確な矛盾
3:"事故の傾向を見れば"遮音を優先的に問題視すべきとは思えない

他にも色々あるが・・・
「救護義務の重要性」や「印象論に影響されない判断力」
忘れずに覚えておきたいところ。
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現状「片耳・両耳問わず」全都道府県で”使用そのものは”禁止されていないと認識しています。

問題は「交通に関する音または声が”聞こえるかどうか”」の「定義が不明瞭」なため、

「自動車の走行音」や「警官が道端から呼びかける声」さえも聞こえなければならないという風潮があること。

実際は「大音量」等の使用音量を記載していること、また、カーオーディオへの規制も含むため、

「サイレン音」や「拡声器を使用した場合の警官の声」が聞こえなければならないとは思いますが、

聴力がない自動車運転者への許可もあり、聴力そのものを問題視することに疑問があります。

「危険運転」と「遮音状態」は必ずしもイコールで結びつけることはできないというのが見解です。


「カーオーディオ、カーステレオ」、または「車両全般」も含む地域が大半。

(わざわざ自転車に限定しているのは「青森・岩手・秋田・山形」のみ)


※警告表(イエローカードや地域独自のレッドカード)は交通違反切符ではありません
注意された=違法というのは大きな勘違いであり、「注意して運転してください」という啓蒙活動の一環。
但し、「事故を起こした場合」、や著しく正当性を主張することで
他にも危険運転を引き起こす意思があると判断されれば、ピンク色の赤切符(交通違反切符)が発行される可能性が
ゼロとはいえないだけに外すよう勧告されれば従うべきだろう。

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■遮音(イヤホン・カーオーディオ)規制のQ&A

今一度、遮音規制について考えてみる(個人的解釈も含む)。
以下の解釈に至った経緯については長々と書いてあるこのページを全て読み込んでみてください。

まず大前提として「(同様の内容もあるが基本的には)各地域で規制文が異なります」。
「道路交通法で”直接”イヤホン着用で自転車運転が規制されているという事実はどこにも存在しません」

▼片耳ならセーフだけど両耳はアウト?

両耳でも「音量等の条件次第」であり、
基本的には「交通に関する音または声」が聞こえていれば、両耳でも問題は無いと解釈。

▼使っても問題ないとか書いてたけど実際注意された!(警告カードを渡された)

(現状の条文を見る限りでは)「大音量」での使用でも問題ないと書いたつもりは全くないです。
「口頭で注意・警告」「警告票」「警告カード」等は「赤切符のような交通違反切符ではありません」
「何回注意されても」「何枚累積しても法的拘束力は一切ありません」
「3枚で講習受けさせられるとか、赤切符に変化するという効果も一切ありません」
(もし本当にそういう事実があれば、その証拠と共に経緯を教えてください。事実確認後に紹介します)
実際の目的は
「事故になる危険性もあるので運転を見直して安全を心がけましょう!」というアドバイスの意味があるもの。
但し、そこでゴネて過剰に反抗的な態度をとると「反復的な犯罪を起こす意志がある」と判断されて
「警告票のつもりだったが赤切符に変更」という可能性がゼロとは思わない。

▼「大音量」などの条件がわざわざ書いてあるのは何故?

小音量でも規制してしまうと、
自動車のカーオーディオ使用+窓を閉め切った状態でも規制にかかる可能性が高いため。

▼交通に関する音または声って何?

主に「救急車やパトカーのサイレン音」が該当。踏切音も該当すると思われる。
個人的には「警官の”拡声器使用で”の交通整理」も含まれていると解釈。
「手招きをするアクションを一切なしで道端から呼びかける声」では
自動車である程度の距離が離れていては聞き取ることは不可能と判断できるため。

▼「警察官の指示」ってあるけど道端から呼びかける声も聞こえないとダメ?

自動車やオートバイでも「誘導棒やアクションで気付く前に」
「道端から呼びかける声での内容をはっきりと聞き分けられるのであれば」、
自転車でも道端から呼びかける声を聞き取れないと違反になるだろうと考えているが、
現実的には不可能なので、拡声器を使わない声量で聞こえる必要はないと考えている。
※各地域の条文だけを見れば基本的には「救急車やパトカーのサイレン音」が聞こえていれば十分に思えるが、
確認時はイヤホン・ヘッドホンを外さない状態で呼びかける声も聞こえなければならないこともあるらしい。
しかし実質的に環境音レベルまで聞こえる必要があるのかどうか疑問。

▼「警官の存在に気付いて停止してからイヤホンはずしたらアウト?

自動車で停止して窓を開けること、オートバイでフルフェイスのヘルメットを外すことと何ら違いはないのでは?
窓を絶対に開けない、フルフェイスヘルメットをいかなる場合でも脱がずに交通取り締まりに応じることが
「普通」であれば、(自転車で停止してイヤホンを外す前の)耳につけたままの状態の違反を問えるかもしれない。

▼「青森・岩手・秋田・山形」は「自転車に限定」してるけど何で?

自動車の場合、聴覚障害でも特別に許可された場合に道路を通行できるため、
その整合性がとれないことを考慮したものと考えられなくもない。
しかし、制定時期は不明ながら、単に、他地域を参考にせず深く考えずに定めたに過ぎないような気もする。
(他の多数の地域では特例として処理しているため考慮していないと見ている)

▼条文に「イヤホンやヘッドホンを付けて運転しないように」とある地域では着用しているだけで違反では?

よくある勘違い。
「イヤホンやヘッドホンを書いている地域は規制対象で、書いていない地域でのイヤホン・ヘッドホンは規制対象外」という話ではなく、
交通に関する音または声が「聞こえない状態」を規制していると見るのが正しい見方。

「イヤホンやヘッドホンを付けて運転しないこと」
「イヤホンやヘッドホンを付けて”交通に関する音または声が聞こえない状態で”運転しないこと」
正しく理解するためには、両者は似て非なる内容ということを把握しておく必要がある。
※秋田県の「周囲の音が十分に聞こえないような状態で」も「聞こえない状態」を規制しているため同様と解釈

【どういう状態が違反になる?】
イヤホンまたはヘッドホン着用で自転車に乗って走行していた
遠くからでは「状態が分からない」ので判断できない。交通に関する音または声が「聞こえない」状態で使っていれば違反。
※使用者自身で判断する場合は踏切音が聞こえるかどうかを基準にすれば十分なはず。

(確認された上で)イヤホンまたはヘッドホン着用で「交通に関する音または声が聞こえる状態で」自転車に乗って走行していた
法的には問題なし

×(確認された上で)イヤホンまたはヘッドホン着用で「交通に関する音または声が聞こえない状態で」自転車に乗って走行していた
これは違反

基本的に停止させて確認しなければ分からないため、遠目で確認しただけで「違反」とは言えない。
「注意力が散漫になることで事故を頻繁に起こしそう」という
「イメージ優先」で危険性を語るのは、事故防止の本質を見失っている恐れが強いので要注意。

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●「注意力が散漫になるから危険」という考え方を作り出している原因とは

遮音規制は多数の地域で車両全体への規制ということで「自動車」も含まれる。
では「カーラジオ・カーオーディオ」が問題視されないのは何故だろうか。
集中力を欠くという点で言えば「車内での会話」も十分に気を取られる要因になる。
「寝不足や考え事」でも危険に繋がると言える。

それらに対して「免許があるから気を付ける」とすれば、
「(条文の理解/読解力も含めた)交通教育が不十分」ということになるのだろう。

逆に言えば、自動車免許を持っている人であれば、
自転車で「(一応音量条件は問題ないとする状態で)両耳で音楽を聞いている状態でも」
「気を付けるのは当たり前なので、問題にならない」ということになる。

●一方で、「環境音が全く聞こえない状態」が危険かどうか
「聴覚がなくても運転免許が取得できる」ことを健常者でも再現するなら、
「イヤホンやヘッドホンをしていても、音楽やラジオなど全く流れていない状態」で
「ノイズキャンセング」のみとすれば近いだろうか。

その場合、「音に気を取られるということがありえない」ため
「環境音の情報量は減る」として、少なくとも「注意力が散漫になる」という構図は成立しないため
「着用=悪」のような見方自体に無理が生じる。
むしろ「音がない」ことで、減った環境音の情報を補うために「集中力が増す」とも考えられる。

●肝心なことは「徐行や一時停止や状況確認」
これらを徹底的に守るだけで事故の7割以上は防げるのでは?と思うだけに、
それを無視して、遮音状態に優先的に警告カードを発行しているようなこと自体が
あまりにも不思議。
事故データとしても遮音状態だったから事故に遭ったとか事故を起こしたというケースが
全国的にも多いとは到底思えない。
事故に遭っている高齢者の多くがイヤホンやヘッドホンを着用していたとも思えず。

街頭での警告カードの発行対象として
「少なすぎず多すぎず、状況が分かりやすく、交通安全活動していることも分かりやすい」という
「都合の良い存在」として扱われているような印象が強い。

これがもし「徐行無視や一時不停止」に警告カードを優先的に発行するようにすれば
交通量が多い時間帯であれば1分どころか1秒で1人以上配る必要すら出てくるので困難を極める。
それでも自動車などのスピード違反取り締まりのように、
列の先頭の者に対して連続で次々と発行したほうがいいのではとは思うが、
今度は自転車への注意を優先するあまりに
自動車取り締まりでの徐行義務違反まで徹底していないことへの不公平感が増すことになる。

諸々考えて「色々と難しい」としても、誤解の温床となっている警告カード発行基準は見直して欲しいと思うが、
通年でのまともな交通教育が浸透するまでは、今のような誤った解釈を続ける者達が続くことだろう。

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●自転車イヤホンは危ない?

(遮音状態ではイマイチ伝わりにくい可能性もあるので今回は分かりやすくイヤホン表記)

事故防止の観点から
「徐行や一時停止などを徹底厳守できる」のであれば、過度に危険視する必要はない。

「危険だと言われているから」「なんとなく危険だと思うから」を鵜呑みにせず、
「何がどう危険なのか」を冷静に判断することが重要。

もし危険な状況になったのであれば
「その状況に陥らないために」(音以外に)何をどうすれば良いかを考える機会とする。

 ・常用速度が交通状況を一切考慮しない危険な速度(過度な急加速や急ブレーキも多い)
 ・交通状況の確認をしない(追い抜きや追い越し時/歩道→車道/車道→歩道)
 ・生活道路の交差点で飛び出しを予測しない

これらのように「安全走行を軽視する」のであれば、

イヤホン使用していても、していなくても「どちらでも危険」。


特に「生活道路の交差点」は要注意。
オフィス街・住宅街など見通しの悪い場所こそ最も気を付けなければならない。

●具体的な場面を想定
例えば、カーブミラーが設置されていない路側帯のある交差点で
左側通行を厳守していない(=右側通行)自転車が
速度をほとんど落とさずに曲がってくる場合を想定すると、

「その自転車の走行音を聞いて、どの位置に避ければ衝突を防げるか」分かるだろうか。

速度を出しているのであれば直角に曲がってくることは考えにくいが
左端を走行していたとして、相手が一旦外側に膨らんでからこちら側に向かってくる場合は
速度差から予めこちらが減速し速度が遅ければ遅いほど、または完全に停止していれば
回避しやすいとはいえるが、
初めから相手がこちらを確認する前から衝突コースを辿っていた場合は
「その自転車の走行音が聞こえていたとしても」絶対に避けられないという可能性も高い。

この場合でも「聞こえなかったから危険」で済ませて、
「聞こえていれば事故防止できた」と判断してしまうと、
同じ状況でも「聞こえている状態で遭遇して防げなかった場合」は
「相手が悪かった」だけで済ませるのだろうか。

「状況判断の切り分け」が、いかに重要かということになる。

●結局のところ
「他車の走行音や環境音にまで依存しなければ安全な走行ができないような速度や状態」そのものを
「事故を防ぐ気がない」という見方もできる。

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■批判的な考え方への回答

◆「自転車走行中にイヤホンで音楽を聞いていたので一時停止を守れないんだ!」
というなら
「自動車走行中にカーオーディオで音楽を聞いていたので一時停止を守れないんだ!」
という構図が当たり前として成立するだろうか。

◆カーオーディオは「耳までの距離が違う」「ある程度の音は聞こえる」
というなら
自転車でも「適度な音量」で「骨伝導やオープンエア型」を使っていれば問題ないことになる。

こうして比較すれば、自転車イヤホンを悪として決めつけることに無理があることがよく分かる。

★最も重要な点は「一時停止を日常的に守るかどうか」に尽きる。

「自転車で一時停止は日常的にしていないから問題にしたくない」けど、
「自転車イヤホンは自分はしないから消えて欲しい」というような
「交通安全とか本当はどうでもいい」という感覚で、
もはや単なるレッテル張りのような「都合のいい批判」を繰り返していれば
いずれその矛盾に気付く人が増えたときに
「イヤホン自転車の批判は交通安全に繋がるはずと思っていたが、
実際はそれよりも優先すべきことがあった」と分かるはず。

●「イヤホンをして自転車に乗っているような奴らが交通ルール遵守するわけがない」
と言う人達は
自ら徐行や一時停止を遵守しているのだろうか?
歩行者に配慮した走行ができているだろうか?

「なかなか予期しないような突発的な状況に遭うことも十分にある「公道」ということを気にせず、
身勝手に公道レースを楽しむような感覚で無闇に速度を上げて走行していないだろうか?」

己の事故防止への意識の低さと安全軽視を棚上げにして
「あいつらは危ない」ということにすれば、交通安全が保たれるのだろうか。

そもそも、大抵のイヤホンをせずに自転車に乗っている人も「交通ルールなんて遵守するわけがない」
という感覚で走行していなければ、現実的な事故防止にならないと思うがどうだろうか。

●「強引な解釈で危険なイヤホン走行を合法のような錯覚をさせようとしている」
という人がいれば、とりあえず
「こちらで47都道府県の遮音関連の条文を全て提示している【遮音(47都道府県別)条文】ので、
お住まいの地域(都道府県)の条文を確認してください」と言いたい。

その上で短い条文を読み込んでも違反と信じてやまないのであれば
警視庁・道府県警単位の「"一般人にも口調が丁寧な道交法の詳しい人"に」直接
単に「イヤホンなどを着用し音楽を聞いていること"だけ"で違反に問えるかどうか」
確認してみることを薦める。

その際「交通に関する音などが"聞こえるかどうか"は無関係で」ということを
念入りに強調して確認してみれば、
「聞こえているのかどうかという主旨のため、聞こえるのであれば法的に問題がない」と分かるだろう。

「但し、事故を起こせば違反に問われる」という場合でも、
道交法71条「その他の規定」から派生する条例である遮音関連の"間接的な"因果関係を導き出すことに時間をかけるよりも、
道交法72条で直接規定のある「救護義務に違反するひき逃げ」や、
道交法70条「適切にブレーキ等の操作を行い、他人に危害を及ぼさないような速度と方法」のような、
「悪質な人命軽視や事故の結果」を優先される可能性は高いと見る。

「徐行・一時停止無視」が原因でもあまり優先されている傾向が見られないことは残念だが、
(専門家風の人達も含む)マスコミ的には本質を一切考慮せず、
根拠の乏しい感想や印象論で「イヤホン自転車は危険」と当面は過度に問題視するのだろう。

●規制の意義?

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そもそも自転車の加害者・被害者に含まれる全ての事故で
遮音状態の自転車が「「実数として」」どれだけあるのだろうと考えると、
規制対象に置くことそのものへの疑問がある。
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「全ての自転車事故で遮音状態が半数以上」であれば
規制することに一定の意味があると考えるが、実際は
数えるほどの件数が物珍しくニュースになるくらいではないだろうか。

遮音規制は実質的な用途では迷惑装置でしかない「警音器の装着義務」や、
使えば危険な状態にもなり得る「手信号」のような、
"意味を成さない規制"に思えて仕方がない。

例えば、音情報を過信するあまり、選挙カーの爆音が原因により、
交差点で侵入する他の自転車の存在に気付き遅れ衝突した場合、
選挙関係者を相手取って裁判を起こして勝てるだろうか?

この場合、音情報を阻害した選挙カーに問題があるとは認定されず、
自転車側が「徐行・(標識標示があれば)一時停止の義務を怠ったことが原因」
とされるのではないだろうか。

そもそも、そんなに音情報が大切であれば
真っ先に「カーオーディオ全般を規制」していなければならない。
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もし「他車の走行音のような環境音が聞き取りにくい」ことを槍玉に挙げるつもりであれば
普通自動車でもトラックでもオートバイでも
「走行音がうるさい車種も公道走行不可」でなければならない。
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「運転に集中できなくなる」→ 「考え事」や「寝不足」はなぜ問題視しない?

もし耳までの距離を考慮するなら「音量等を適切に使いましょう」と案内すればいいだけ。

「免許がないから」 → 義務教育・家庭内での交通教育が全く足りないからでは?

「イヤホン使用は違反!」と言うことで間違いなく自転車の交通安全になる
あまりにも的外れ。「事故を"防止"すること」が最優先ではないのだろうか?

交通教育で事故防止のために
「非遮音状態であることは一時停止・徐行よりも優先されなければならない」と
本気で信じているとすれば、
「実は事故防止など全く考えていない」と思わざるを得ない。

●[福岡]警告の効果は?

3000件 福岡県の自転車事故 9月までの1年間 若者の危険運転が増加 イヤホンや携帯使用で警告
news.goo.ne.jp/article/tvnc/region/tvnc-05265.html
福岡市早良区の西新交差点では、午前7時から警察官や地域住民など
約30人が自転車の安全利用を呼びかけるチラシを配布しました。
警察によりますと、自転車が関係する事故は2018年10月から2019年9月までの1年間に
福岡県内で3003件発生していて、全体的には減少傾向にありますが若者による危険運転は増えているということです。
8日朝の活動にあわせて行われた取り締まりでは、イヤホンの使用などで56人が警告を受けました。
「若者」「危険運転は増えている」の結果としても、肝心の事故加害者/被害者としての割合は書いてない。
携帯はまだしも
「(聞こえる状態かどうかを無視し着用や音楽を聞いていることだけでは違反にならない)イヤホン使用などへの警告」
に繋がる意図が理解できない。
もし危険運転は増えていても「イヤホン着用者の自転車事故自体が少ないのであれば」優先すべきとも思えない。

繰り返しになるが
■「イヤホン非装着であれば安全な走行をする割合が高くなるだろうか?」

「周囲の音が聞こえると無謀な走行をしなくなる」?
=「イヤホン非装着の人達の一時不停止や徐行無視の割合が低い?」

実際にそのような地域が存在しているのであれば、是非とも直接その「奇跡の光景」を見てみたい。
一体どんな催眠効果があるのだろうか。

実際には「周囲の音が聞こえているかどうかに関わらず、一時不停止や徐行無視が横行している」というのが現実だろうと。
なぜ「被害者/加害者の事故当時の状況」を参考に、交通啓蒙活動に従事しようとしないのか本当に不思議。

■「イヤホン装着者による事故全数データがどこに存在?」
当然、傾向が強まるという印象操作や結果ありきの試験走行などではなく、「実際の事故者数」で示してもらいたい。

なぜ全ての自転車利用者への啓蒙活動に"絶対的に必要"な
徐行や一時停止よりも、イヤホン着用を優先的に注意しなければならないのか、あまりにも奇妙。

「遮音状態かどうか以前に」
★「(歩道では特に)歩行者優先」
★「交差点の危険性」
★「予測運転を心がけること」

理解させ、安全な走行環境を作り出すためには
「徐行」「一時停止」(周囲の【目視】確認)が最優先事項であるべきだろうと。

▼現実として、イヤホン自転車に警告を繰り返したところでマナー向上するとは言えない
「これまでのイヤホン自転車への警告が全く効果がない」と言わざるを得ないのは
("イヤホン着用/使用が事故原因としても直接は関係ないので当たり前"だが)
これまでも各地で同様のイヤホン自転車への警告を繰り返してきている様子からすれば、
奇しくも「その効果がない」からこそ「若者による危険運転は増えている」ということを
「自ら証明している」という虚しさ。

※一方で、高齢者が免許返納で自転車へ乗り換えをしたとして、
最早自転車走行が不可能なほど判断力が欠如していれば
必然的に事故を起こす/遭う傾向が高くなるが、それは無視しても構わないとすれば
その意味も分からない。
万が一でも内心では高齢者への排斥主義的な考え方があったとして、
「未来のある若者だけは救いたい」としても、
どう考えても回避不能な危険な飛び出し走行に巻き込まれてしまうような事故の
若者などの当事者とその家族を想定すれば、迷惑極まりないと思うのだが・・・。

「まるで無理問答のような状態」とでも言えばいいのだろうか、
「足が痛いのに便秘薬を飲んでいる」ようなもの。
一言でいえば「的外れ」。
若者の交通マナー改善を促したいのであれば
「"学校単位での"独自の自転車免許発行」や
「通年での交通教育の義務化」に積極的に取り組むようにすべきだろうと。

▼「実質効果がないことを続ける意味とは一体何なのか」
を考えると
ただの「警察が仕事してます感を演出するためのパフォーマンス」に
「利用されているだけに過ぎない」と気付けないようでは
全ての自転車の利用者に「きっちりと徐行や一時不停止を遵守させる」
「真の交通安全」など夢のまた夢。

▼「お上に利用されていることに気付かない」
しかし、こうした"実質"無意味な啓蒙活動に素直に影響されてしまうような
純朴で(読解力も理解力にも乏しい)人達が、無邪気に「問題だ違法だイヤホン自転車は悪だ」と
勝手に勘違いし、広めてくれるお蔭で、
「徐行」「一時停止」を徹底的に守らせることから
目を背けさせることができるので
少なくとも「事故が減ると困る」という謎の勢力にとっては
大いに助かっていることだろう。

●警察による効果が見込めるであろう真の交通安全啓蒙活動とは
「通年」で「止まれの標識のある場所」で
「一時停止しなかった者達」に「"老若男女問わず"警告カードの発行」。
もしくは
「(※)歩道上で徐行義務を怠っている者達」に「"老若男女問わず"警告カードの発行」。
(※普通自転車通行指定部分がない=もし指定部分があれば歩行者不在での徐行義務は発生しない)
あまりにも反抗的であれば「赤切符発行」で淡々と処理。
警察の仕事としては何も難しくはない。たったこれだけ。

両輪軸として義務教育過程において「交通教育」も通年単位で習得させる必要もあるが、
教師の質の問題や更なる過重労働を強いることになるので
基本は"天下りしそこねた警察OBの受け皿団体やら非営利団体や民間企業への外部委託"が現実的か。

●[佐賀]着用自体は問題ではないことを知らない記事

news.goo.ne.jp/article/sagatv/region/sagatv-2019100701141.html
スタントマンが交通事故を再現 高校で自転車安全教室【佐賀県佐賀市】
3年前から佐賀県警などが開いているものです。
傘さしやヘッドホン着用といった自転車運転の危険性を再確認していました。
着用の有無に関わらず「止まること」「交差点で警戒すること」といった基本事項よりも、
「とりあえず着けなければ安全」という思考停止の啓蒙活動らしき記事。

▼反証根拠:「佐賀県道路交通法施行細則」より
sy.pref.saga.lg.jp/kenseijoho/jorei/reiki_int/reiki_honbun/q201RG00001121.html
(7) 安全な運転に必要な交通に関する音又は声が
聞こえないような状態でラジオ等を聞きながら車両を運転しないこと。
【聞こえる状態であれば】禁止されていない。

未だに自転車への警音器着用義務の条文が存在しないのはまだしも、
さすが「まともな防犯登録のサイトどころか紹介ページすらない県」だけのことはある
とでも言うべきか。記者の質が低くても仕方ないのだろう。

●地方条文をしっかり書いているが詰めが甘い記事

kuruma-news.jp/post/179529
【画竜点睛を欠く】とでも言えばいいのだろうか。
道路交通法施行細則については、2011年に神奈川県が全国に先駆けて改正しており、
神奈川県道路交通法施行細則第11条の(2)第5号の以下のとおり規定されています。
「大音量で、又はイヤホン若しくはヘッドホンを使用して音楽等を聴く等
安全な運転に必要な音又は声が聞こえない状態で自動車、原動機付自転車又は自転車を運転しないこと」
これは、クラクションや緊急車両のサイレン、警察官の指示などが聞こえないという状況を指します。
神奈川県からというのが何とも質の悪いジョークに思えてしまう。
「聴覚不問の原付等での免許取得条件」を考慮する気はなかったのだろうか。

しかし、この条文制定以前から注意はしていたような気もするのと
そもそも「警察庁からの街頭指導での優先すべき通達が誤っている」という
可能性も高いので一概には言えないが、
「本来優先しなければならない徐行や一時停止を後回しにするような街頭指導を後押しすることになった」
ことすら何とも思っていないのだろう。

その影響もあって【聞こえない】という状況 =【聞こえる】状況は含まれない。
これを全く理解できていない人が後を絶たない。

常識の範囲内であれば違反となることは少ないとされていますが、
明確なラインがないため、警察の判断によっては注意されるようです。
【警察の判断によっては"注意"されることもある】
残念ながら「現場の警官の条文理解度すら差がある」ということになる。

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▲【音量の大小関係なく両耳が密閉されている状態は禁止されています】???

なお、イヤホンの使用に関しては
音量の大小関係なく両耳が密閉されている状態は禁止されていますが、
片耳のみの使用や両耳が密閉されない形状のイヤホンであれば問題はないとされています。
安全な運転に必要な音又は声が"聞こえる"状態には

「両耳」や「密閉」は重要ではなく【聞こえているかどうか】だけが重要。

「両耳」「密閉」によって聞こえないのであれば×でも、
「聞こえるのであれば」禁止されているわけでもない。
要は
【両耳で聞こえないほど密閉】=問題あり
【両耳で密閉してるけど聞こえる】=問題なし
となる。
「両耳で密閉しているということは完全に遮音している状態」とは限らないので
この箇所の判断は見誤っているため、唯一惜しい点。

みっぺい【密閉】
(容器の口や部屋の戸などを)すきまのないよう、ぴったり閉じること。
(google検索より)
例えば、耳の型を取って「ぴったり両耳とも"接着"までした」としても、
「通音できる素材や状態」であれば聞こえる状態といえる。

★簡単に試す方法としては「両手で両耳を塞ぐように双方押す」
鼓膜を圧迫するほど強く押しても「サイレン音よりも小さい走行音すら十分聞こえる」ので
両耳を密閉していれば聞こえなくなるというのは勘違い。
※無論、難聴や高齢者など聴力が低い場合はこの限りではないため
個人差もあるが「絶対に両耳密閉をしていれば問題」とはならない。

反対に「片耳のみの使用」であっても、過度な音量等で、
交通に関する音などが「聞こえない状態」であれば問題がある。
よって「片耳使用だから問題がない」とはならない。
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都内の地域警察官は、大音量の音楽やイヤホンの使用について、次のように話します。
「信号待ちなどで、車外に音が漏れていたりする場合、声をかけることがあります。
単に通常職質の一環でしかないようなケースを、
取材があったから「我々は音漏れも気にしていますよ」という"体(テイ)"で
思わず自己保身で口走っただけのようにすら思えるので俄かには信じがたいが・・・。
イヤホンについては、両耳を塞いで運転に支障をきたすとみなした場合は違反となる可能性があります。
【運転に支障をきたすとみなした場合は】≒ 支障がないと判断できる場合は、
【可能性があります。】≒ 問題視しないこともあります。


●例によって優先順位を履き違えた街頭指導

headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190924-00010001-ksbv-l33
警察官や教諭合わせて8人が自転車で並んで走る生徒や
イヤホンをして走行している生徒を注意しました。
はっきり言ってしまえば、並走に関しても
何よりも率先して注意しなければならない項目とはいえない。

なぜなら「並走しているという状態が明確」なので、
他車は本来不要な回避を余儀なくされるとしても、居眠りなどしていなければ
前方の必ず目に入る「目立つ位置に居るのだから」
意図的でなければ、そのまま「跳ね飛ばされる」ということは考えにくい。
(可能性として、並走原因での事故被害は"極めて低い"と思うが
もし、そのまま跳ね飛ばされた場合には、自転車側の過失割合が高くなるのは自己責任)

そして、実際の全ての事故データから、地域的に
「突出して」並走や遮音状態での事故が多いというのであれば
理解できるが、全国的に見てもそのような傾向があるようには思えない。
代表的といえば「圧倒的に出会い頭事故」が多いのではないだろうか。

一方で、そうした出会い頭の事故を防ぐためにも歩行者への配慮にしても欠かせないのに
「徐行や一時停止を守らせることは"むしろどうでもいい"」としか思えない感覚で
「何がどう交通安全に大きく影響するのか」には思考停止したまま微塵も考えず、
「目の前にある最も危険な兆候」を見逃し、
なぜか本来優先度の低い項目ばかりに注目し注意を続けるという
"異常さ"に気付こうとは思わないのだろうか?

そんなに「徐行や一時停止は交通安全に影響ない」と思い込みたいのだろうか。
「イヤホン走行していると絶対に徐行も一時停止もできなくなるのだろうか。」
「イヤホン走行していなければ絶対に安全な走行ができるのだろうか。」
実数からして年間累計で何百人何千人に注意したところで
効果が極めて薄いと言わざるを得ない内容に目くじらを立てて
一体「それのどこが交通安全活動なのだろう」という疑問しか湧かない。

またこう書くと「並走や遮音走行を促している」という
謎解釈しかできないような困った人もいると思うので補足しておくと、
一言で分かりやすく示すと【優先順位】

徐行や一時停止を【最優先】することで
まずは手っ取り早く「事故削減」が期待できる。

「正しく"止まる"という意味が理解・実行できていない」のは根の深い問題。
「止まるとは、(目的地以外では)赤信号で止まればいいだけのこと」なわけがない。

「目の前にある違反(かもしれない状態)を見逃していいのか」ではなく、
「止まれ」の標識で、まともに止まる意味を知らないような
明らかに問題のある輩達を野放しにしているということは、
あまりにもリスクの高い「事故の温床を放置しているのと同意義」という
ことに気付いてもらいたい。

それでも、余程人員に余裕があるのであれば、
並走にも注意はすればいいとは思うが
そもそも「イヤホン走行に関しては、交通に関する音(サイレン音,他)が
"聞こえる状態であれば違反ではない"」ため
音量や状態を確認する手間が必ずかかるという点でも
広く多くの人に交通ルールを周知させなければならない主旨から逸脱していると
思わざるを得ないが・・・、それでも意地で優先したいのであれば、
「(基本的にサイレン音が聞こえるかどうかを)確認した上で」問題がなければ、
「違法性は無いのだから誤解を与えないためにも」
特に注意することもなく、協力に感謝し、開放すべきだろうと思う。

※ついでに「違法性がある走行方法であれば全てにおいて事故の確率があがるというわけでもない」ことは、
皮肉なことに、手本にならなければならないようなスポーツ自転車乗り達の
(レース時ではない)日常的な光景としての
「トレイン走行による車間距離保持義務違反」が明確に証明しているといえよう。

もし「優先度を徹底的に無視し、事故割合に関係なく違反を問題視するつもりがあるなら」
この問題も避けては通れないはずだが、
「彼らは無知な一般人達とは違い人一倍気を使っているから事故を起こすはずがない」などと
勝手な判断で無視を決め込むというのは解せない。


●情報の過不足

www.fnn.jp/posts/00048205HDK/201909211700_FNNjpeditorsroom_HDK
「英語ではどう言うのか」
外国人向けに日本の交通マナー紹介も兼ねているつもりかもしれないが、
その英訳自体も酷く
スマホ片手にイヤホンも…増え続ける自転?“ながら運転”
“Distracted cycling” keeps increasing as people use smartphones while cycling with even headphones on.
なぜか「イヤホン」を「headphones」に置き換えて意訳している。
「earphones」は和製英語というわけでもないようだが・・・?
一体何の意図があるのだろうか。

しかし、イヤホン・ヘッドホンのどちらでも
「オープンエア型」で「小さな音量」であれば
交通に関する音などが聞こえない状態になるわけでもない時点で
「聞こえるのであれば違法性なし」として同じこと。

参考として貼られている事故そのものは2018年のものを持ってきて紹介
www.fnn.jp/posts/00354230HDK
しかも「スマホ注視」を問題の主軸に据えている内容のため、
わざわざイヤホン着用であったかどうかを強調しなければならない理由もない。

もし「イヤホン着用によってもブレーキ操作が遅れるかもしれないので
事細かに状況説明が必要だったという点で紹介しているだけ」
というのであれば、
「情報は少しでも多いほうが事故原因を追及することができる」
という考え方になるが、そうであれば・・・、
   ↓
●「くしゃみが出るかもしれない」ので「半そで」だったかどうか
●「急な腹痛が起きるかもしれない」から「事故当日と前日に食べたもの」
●「悩み事で上の空だったかどうか」を知るために「交友関係」や「家族構成」
●「蚊柱などで急に視界が遮られた可能性がないのかどうか」
●「周囲の状況的にニオイで気をとられるようなことがなかったかどうか」
など
このような、「その他の要件」まで、きっちりと紹介していないのは納得できない。

そもそも自動車での事故時の情報として
わざわざ「カーオーディオ使用可否を紹介する」例を見たことがないことからも
そこまで調べて公開する意味がないというのであれば、
「直接原因になるとは考えにくいようなイヤホン着用を情報として残す必要があったのかどうか」
ということになる。

「本当に交通安全を目的とするのであれば」
まともに「条文を理解し、原因の切り分けをした上で」問題視してもらいたいと思う。


●事故を未然に防ぐために必要な状況を正しく理解できていないと思われる例

jbra.or.jp/
「一体何をどう勘違いしているのだろう」という妙な例がトップページに載っているが大丈夫なのだろうか。

周りは見えてますけど何か問題が?
お気に入りの音楽と一緒にいつもの通勤。
イヤホンをつけていても周りがしっかりと見えているから大丈夫です。
次は何にするかな・・・なんて思っていたら、
前を歩いていた子どもがいきなり立ち止まって、ぶつかってしまいました。
もう~いきなりなにすんの!
恐らく誘導方向としては・・・「イヤホン走行は法律で禁止されているのです」とでも続けるつもりなのだろう。
(※その後そのまま逃げたかどうかは分からないので救護通報義務については割愛)
しかし、適切な方向性としてはこうなる。

<回答例>
実際、音楽を聞いている事そのものは問題ではありません。

”音量が過剰など”で
 交通に関する音などが”聞こえなければ”(一応は)違法」にはなりますが、
「音楽を聴きながらの走行そのものに違法性はない」のです。

イヤホン自転車=完全遮音状態として、何故か既成事実にしたい勢力もあるようで、
よく勘違いされている人が後を絶たないので改めて順を追って確認していきたいと思います。

■<具体的な反証>
この事例で見ると、
道交法71条6より派生する、各地方条例で定められている
「その他の規制」から、「"完全"遮音状態(交通に関する音などが"聞こえない"状態)」であれば
確かに違法性は問えるとしても、

本質的に「事故予防・交通の安全を守る観点からすれば」

「日頃から予測運転を怠っていると思われる」
「安全運転意識の欠片もなさそうな走行方法そのもの」が大きな問題になります。
つまり、
道交法「70条」の「ブレーキその他の装置を確実に操作」を怠ったことが原因となります。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼「道交法71条6項」
道路又は交通の状況により、公安委員会が道路における危険を防止し、
[その他交通の安全]を図るため必要と認めて定めた事項

完全遮音規制はここから派生する全国47都道府県の条例内にて
定められている「間接的」な内容。

▼例えば東京であれば「道路交通規則」
(5) 高音でカーラジオ等を聞き、又はイヤホーン等を使用してラジオを聞く等
安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえないような状態で
車両等を運転しないこと。ただし、難聴者 が補聴器を使用する場合
又は公共目的を遂行する者が当該目的のための指令を受信する場合に
イヤホーン等を使用するときは、この限りでない。
【聞こえないような状態】で車両等を運転しないこと。
とあるので、やはり、
イヤホン使用時でも「聞こえる状態」は禁止されていない。

※交通に関する音などが"聞こえる状態"であれば違法性はありません。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼「道交法70条」
車両等の運転者は、当該車両等のハンドル、ブレーキその他の装置を確実に操作し、
かつ、道路、交通及び当該車両等の状況に応じ、
他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しなければならない。
この70条に直接完全遮音状態の禁止が含まれるわけではありません。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

★例文から注目すべき箇所は・・・
「前を歩いていた子どもがいきなり立ち止まる」
という
「”状況を予測し”"歩行者優先"を基に安全に走行出来ていたかどうか」が最も重要であり、
それは
「音楽を聞いていれば必ずできないわけでもなく、
反対に、音楽を聞いていなければ必ず遂行できるというわけではない」ことは
正常な想像力があるなら理解できるはず。

では、実際に分かりやすく文章を非遮音状態に置き換えてみると・・・
イヤホンを"つけていない(音楽も聞いていない)"ので
「周りの音がしっかりと聞こえているから」大丈夫です。
今日の予定は何かな・・・なんて思っていたら、
前を歩いていた子どもがいきなり立ち止まって、ぶつかってしまいました。

果たして、その止まれなかった(止まらなかった)原因として
以下の内容は成立しないだろうか?

今日の予定は何かな・・・なんて思って
「子どもは急に止まることはない"だろう"と思い込んでいたら?」
「考え事をしていて上の空だったら?」
「よそ見をしていたら?」
「急な腹痛が起きたら?」
「寝不足で周囲への注意が向いていなかったら?」
「ブレーキが突然壊れてしまったら?」

そう「イヤホン走行に関係なく」【予測運転】を怠り
ブレーキ操作ができなければ、ぶつかる危険はあります。

だからこそ「事故を起こさないため」には、
「歩行者をしっかりと目で認識」し、
安全な速度」と「側方距離を十分にとって」「挙動を予測し」通り抜けなければならないのです。
(ブレーキが適正に効くように日頃の整備も重要です)

「自動車では窓を閉め切ってカーオーディオを使用していても歩行者に注意して走行することが当然です」
「オートバイでも(標準の)走行音がどれだけうるさくて歩行者の走行音が聞こえなくても安全な走行ができます」

「自転車だけは歩行者に気を付けることなく走行して許されるでしょうか?」
そんなはずはありません。

イヤホン走行でも「あなた次第で」安全は十分守れます。
イヤホンをつけていても周りがしっかりと見えているから大丈夫です。
次は何にするかな・・・なんて思っていたら、
前を歩いていた子どもがいきなり立ち止まったけど、
「子どもが急に動いたり止まることは"当たり前"として予想していたのと」
道交法18条も把握していて予め徐行していたので、
ぶつかることなくブレーキでしっかり停止しました。
(道幅が広ければ)
(子供を目視してから予め大きく避けていたので何も問題なく通り抜けました)

【道交法18条】(歩道と車道の区別がないような細い道などでは)「安全な間隔を保つか徐行」の義務
歩道と車道の区別のない道路を通行する場合その他の場合において、
歩行者の側方を通過するときは、これとの間に安全な間隔を保ち、又は徐行しなければならない。
(罰則 119条1項2の2 → 3か月以下の懲役または5万円以下の罰金)


「あなたは自転車で音楽を聞いていたら
目の前にいる歩行者を見失ってブレーキをかけられなくなりますか?」
(飛び出しを想定した場合:交差点を認識できなくなりますか?)
もし本当にそのような症状があれば、
絶対に自転車には乗らず、然るべき医療機関を速やかに受診してください。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
条文内容として、具体的な内容を提示している地域を参考にすると
「主に緊急車両のサイレン音が聞こえるかどうか」
(警官の声は自動車で窓を閉め切ってカーオーディオを流していて聞こえないケースを想定)
がメインにも関わらず、
その主旨を捻じ曲げてでもイヤホン走行を絶対悪と誘導したがる姿勢には
毎度のことだが呆れるしかない。

これも繰り返しになるが・・・音楽を聞きながら走行を問題にするのであれば、
「カーオーディオを全面禁止」且つ「窓閉め状態での走行の禁止」
「走行音の煩いオートバイの販売禁止」
これらを達成できてから
一般的に常用速度の遅い自転車への規制を声高に掲げてもらいたいと心底思う。

「交通安全とは何か」
「事故を"未然に防ぐ"ためには本当はどうすべきなのか」

これからも妙な論調に安易に取り込まれて「つまずかないように」気をつけたい。













●なぜか規制根拠として参考にしている情報元がバラバラの不思議

そもそも自転車情報では極端に遮音関連に偏っていることに違和感を覚える。
nrbm-music.com/category/work/bike/
「一時停止」「徐行」「車間距離保持義務」「信号の遵守」「救護義務」「飲酒運転の禁止」
「遮断状態に関わらず踏切前でも一時停止(信号に従う必要がない場合)」
「傘」「スマホ・携帯電話」「2人乗り」「灯火/反射板」
「並進は並進可の標識がある場所以外は禁止」
「車道・路側帯は左側通行」「歩道は歩行者優先」「警笛について」など
結構色々あって選び放題な中、ほぼ1つに絞り込んでいるからには
アレコレしっかり調べているのかと思って期待していたら・・・

nrbm-music.com/2697/
全国地域の条文をしっかりと確認したのであれば「ヘッドホン等を使用しても
安全な運転に必要な音若しくは声が「聞こえる状態」は禁止されていない」のだが、
それを見事にほぼ無視し、違反や禁止を過度に強調している
典型的な「違反に該当する遮音状態を誤解している」内容。

否定するにしても・・・
「着用し音楽を聞いていても条件次第(聞こえる状態)で
使用そのものが違反にならないようですが、
"環境情報は少しでも多いほうが良いと思うので"個人的には使わないほうがいいと思います」
という「感想」であれば、どうこう言う筋合いはないのだが、
交通安全や事故ゼロなどは最初から眼中になく
「イヤホン」「違反」「禁止」で文字遊びしているように見えるのがどうにも。
それでも不完全で大雑把な内容ながら、今年から片手間で一生懸命調べた様子は伺える。

こちらとしては様々な観点から判断し「事故ゼロに向けての安全面からの"優先順位"」から
指導的立場にある人や一次発信元については「誤解」を放置すべきではないという結論に至ったわけで・・
闇雲に脱法指南講座でもしているように見られているとすれば非常に残念。

序文の
「これだけの都道府県で危険と判断され禁止されているので、自転車でのイヤホン使用をやめてもらいたい」
むしろ「項目としての遮音規制そのもの」は全ての都道府県で存在する」と言い切ってもいいが、
一方で「禁止」について、多くの地域で「交通に関する音などが"聞こえないような"」という
「実際に赤切符対象に該当する違反になるかどうか」という点でも
最も肝心なこの「限定要件」を満たす必要があるのだが・・・
「まず規制ありき」で"うっかり"見落としてしまうと「事実の誤認」に陥りやすいのだろう。
※遮音規制では傘の規制で用いられている「おそれがある」という曖昧な条文は存在しない。
秋田県は同じ項目で「周囲の音」になっているが「又は」で区切られている。

条例に書かれている/書かれていないに関わらず、危険な運転はやめましょう。
繰り返しになるが、何も「遮音状態そのものを推奨しているわけではありません」。
「法的規制の有無に関係なく一時停止を無視するような危険運転はやめましょう。」という案内にはなる。

特に、日常的にまともに一時停止すら守る気がないような輩であれば、
(当人は自己責任で気にしないとして)「他人の安全のために」"自転車そのものを"使うべきではないと断言する。

◆散見される「誤解」と「現実的で有意義な指導」を希望
「イヤホンは着用(使用)で違反です」とか
「音楽を聞いて自転車に乗ることは(無条件で)禁止です」などに対する問題提起

「事故ゼロに向けての優先度合い」として他の項目に対して優先的に指導カード発行すべきでは?
という意味で、
「事故に占める遮音状態が"直接原因"での違反」を鑑みれば、
実際には交通指導に関わるような人々の「時間と労力の無駄」を省くために、
条文をわざわざ時間をかけて調べて全て記載しているつもりなのだが・・・、
その真意まではなかなか伝わりにくいのだろう。

もっと具体的には、交差点で「一時不停止」
(「単に適切に止まればいいだけ」というケースも含む)での違反による事故は
一時停止のページに書いているように珍しくないが、
なぜか世間一般(この場合はバイラルメディア込み)的には
そこまで問題視されていない「異常事態」に
もっと目を向けるべきなのでは?と。

既に書いているように、もし遮音状態での事故が「圧倒的多数」であれば、
指導警告だけに止まらず、赤切符を最優先でバンバン発行すべきとは思うが・・・
遮音での希少な事故例を「わざわざまとめている」ようにしか見えないのが不思議というか。



そして、ようやく本編へ・・・

◆北海道:道路交通法施行細則とURLと条文内容
重要なのは「安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえないような状態で車両等を運転しないこと」の部分。
周囲の音が聴こえない状態ならば
両耳イヤホンや片耳イヤホン、開放型イヤホンでも違反となる可能性はあります。
肝心の「聞こえないような状態で」もしっかり書いてあり、罰則も含めて示している。比較的丁寧。
※逆になぜ最初に確認するであろう地域には書いているのかというのも謎。

◆青森県
(青森県道路交通規則とURLのみ)
早くも条文を貼るのを省略・・・。

◆岩手県「自転車の交通安全」
(早速URL変更していたようなので補足、自動で変更先に飛ぶように岩手県サイト側で設定してくれと思う)
www.pref.iwate.jp/kurashikankyou/anzenanshin/koutsuu/1004336/1004337.html
ここで唐突に条文でも警察でもなく県が登場し、驚かされる。

ヘッドホン等をして音楽などを聞いていると、運転に必要な周りの音が聞こえないため危険です。
「危険です」は感想。
(条件を伴わない)「ヘッドホン等の使用禁止!」はページ作成担当者の「解釈」であり、
条文内容に則した内容ではない「誤った解釈を与えかねない」ことに注意が必要。

しかし、このような意訳ページ使うのであれば、最初の北海道から道路交通法施行細則ではなく
北海道サイトから情報を引用したほうが良かったのでは?
www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/dms/kat/contents/bicyclerule.htm
www.pref.hokkaido.lg.jp/file.jsp?id=1188392
と思ったが・・・イヤホン情報が無かったから断念したのだろう。

岩手県の例規集↓が見つからなかっただけ?
www3.e-reikinet.jp/iwate-ken/d1w_reiki/reiki.html
(3) 携帯電話等を使用した状態(携帯電話等を手で保持することなく、かつ、
その映像面を注視することなく使用することができる場合を除く。)
又はヘッドホン等を使用して安全な運転に必要な音若しくは声が
聞こえないような状態で自転車を運転しないこと。ただし、公益上緊急やむを得ない場合は、この限りでない。
ヘッドホン等を使用して安全な運転に必要な音若しくは声が
【聞こえないような状態】で自転車を運転しないこと。
なので
ヘッドホン等を使用して安全な運転に必要な音若しくは声が
「聞こえる状態」は禁止されていない。

◆宮城県「宮城県警」もURLだけじゃなくて内容貼ったほうが良いのではと。
また、ヘッドホン又はイヤホンを使用して音楽を聞くなど、
安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえないような状態で、
車両(自転車を含む。)を運転することが禁止されています。
安全な運転に必要な交通に関する音又は声が【聞こえないような状態】が禁止
なのでやはり、
イヤホン使用時でも「聞こえる状態」は禁止されていない。

◆秋田県で「道路交通法施行細則」に戻るもURLのみ

途中で「事故の紹介からの保険案内セット」と本の宣伝が入ってくるので
その宣伝がメインなんだろうかという気もしてくる・・・。
ついでに「車道左側走行」と「ヘルメット」の紹介はしなくて良かったのだろうか?


あとは参考にする人が多いであろう東京だけ紹介

◆東京都「条文」と情報元となるリンク先の提示。

しかし東京都の自転車安全利用五則では、
自転車運転中のイヤホン・ヘッドフォン使用はルール違反であるとイラスト付きで警告しています。
つまり、イヤホン使用での自転車運転は東京都道路交通規則に違反するといえるでしょう。
www.tomin-anzen.metro.tokyo.jp/kotsu/kakusyutaisaku/jitensha/anzennriyou-sokushin/jitensha-gosoku/index.html
「都のサイトに違反と書いているから違反!」という解釈に向かう。
都の方針としては違反扱いだから実際に取り締まる警視庁の運用も「違反扱いに違いない」という結論付け。

しかしそのページ先の参考リンクには
(5) 高音でカーラジオ等を聞き、又はイヤホーン等を使用してラジオを聞く等
安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえないような状態で
車両等を運転しないこと。ただし、難聴者 が補聴器を使用する場合
又は公共目的を遂行する者が当該目的のための指令を受信する場合に
イヤホーン等を使用するときは、この限りでない。
【聞こえないような状態】で車両等を運転しないこと。
とあるので、やはり、
イヤホン使用時でも「聞こえる状態」は禁止されていない。

【聞こえないような状態】をなぜ消すことができないのかは、
他でも書いているとおり、「原付免許等の発行条件に聴覚が不問であること」にも
関わらず、「自転車だけは聴覚に頼って走行しなければならない」
ということ自体に無理がある。

「予測運転は道交法にも条文にも書いていないから実行する意味がない」かといえば
第七十条 車両等の運転者は、当該車両等のハンドル、ブレーキその他の装置を確実に操作し、
かつ、道路、交通及び当該車両等の状況に応じ、他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しなければならない。
(罰則 第百十九条第一項第九号、同条第二項)
これに予測運転も含まれていると「解釈」できる。

念のため補足するなら
「私は周囲の音も重視するので遮音状態では他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転できない」
というのであれば、「イヤホンを使わないほうがいいでしょう」とは案内できる。

逆にいえば
「私は周囲の音を過度に重視せず、しかし交通に関する音など(サイレン音など)は聞こえるような状態で
自転車乗車中にイヤホンを着用し音楽を聞いていますが、
他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しています」
(徐行や一時停止などを厳守しています)
という場合、実際に何も事故を起こすようなことがないように
交通ルールを遵守し明確には法文化されていない予測運転も徹底できていれば違反には問えるはずもない。

ついでに、
「実際に事故を起こして過失割合が増えるかどうか」を気にするなら
「最初からイヤホンは使わないほうがいい」どころではなく、
事故抑止の観点からすると、スポーツタイプの自転車には絶対に乗らず、車道は走らず、
内装3段の後輪ギアを大型化して高速回転しても歩道をゆっくりしか進めないようにカスタムしたほうがより安全です。
保険に入っていれば金銭面ではカバーできるから大丈夫という話でもありません。


以下の地域は省略。

<<結論として>>
情報源がバラバラでは、最も言いたかったことを補足するために
「条文」を提示したかったのか、
「条文ではなく」「実際の指導の案内や方針について」伝えたかったのか、
内容が違うものを同じ場所に並べてしまうと
閲覧者も混乱する恐れが強いので、避けたほうが良かったのではと思う。

▼100歩譲って・・・
「使うよりは使わないほうがいい」というのは分かるが、
「イヤホン自転車は絶対悪だ」として、
一時停止や徐行などを重視しない自転車乗りを無視していていいのだろうかと。

「イヤホン自転車だから止まらない」ではなく「元々止まっていない」だけで、
「止まる意志があれば止まれる」ものを、「止まらなくても大丈夫"だろう"」と
思っていることが問題で、
反応速度が遅れる云々も「最初から予測運転をしていない」とか
車道も歩道も我が物顔で走行しているような「危険な状況を作り出している」ことが
「イヤホン使用は無関係の」根本的な問題ではないのだろうか

そして条文を理解せず条件を無視して「違反」と声高に挙げているが、
全国的に見ても「その他」に分類される遮音関連への
赤切符発行数が先日の発表を見ても多いわけではなさそう。
●2018年の検挙・指導数とその傾向
trafficnews.jp/post/88050
警察庁によると、検挙件数の内訳は信号無視が9316件と最も多く、
踏切への立ち入りが4711件で続いた。傘を差しながらの運転など、
各都道府県の公安委員会が定めた禁止事項に違反する行為も685件あった。

そう思うと、何をそこまでムキになって悪者扱いする必要があるのだろうかと不思議。

実際に「自分の子供や親や兄弟が遮音状態の自転車の事故の被害者になったので心の奥底から憎い」
というのであればその心情は察して余りあるが、
「音楽趣味」というだけでは曲解してでも断罪的スタンスを見せなければならない状況がよく分からない。

聴覚絶対主義者の人達は分かりやすいといえば分かりやすいが、ほとんど「一点」限定で
「一時停止や徐行を守らない自転車乗りも憎い!」という方向で書いている人を見た試しがないことからして・・・
やはり警察の指導のような
今のところ違反に該当する「交通に関する音などが"聞こえない"」完全遮音かどうかは"無関係で"、
「多数の一時不停止の人々に注意が向かないように」
「目立って分かりやすいから問答無用で厄介者」として担ってもらいたいだけなのだろうかとも思う。

しかし北風と太陽の話じゃないけども・・・
実際の条文を捻じ曲げてでも「イヤホンは違反だよ!禁止されてるんだ!危険なんだ!!!」と、
どれだけ不特定少数?に見せ聞かせたところで、
「OK。そこまで言うなら使うのやめるわ」となるピュア人間が多いのかどうかという。

「そもそも違反にならないケース(聞こえる状態)が存在する」ことからして、
真っ向から叩き潰そうとしてどうにかなる話でもないと思うのと、
現在進行形で使っている者達が改めるとも考えにくいので、
「交通安全目的であれば」「柔よく剛を制す」で
上手く力を受け流すように利用すべきなのではと。

つまり、現実的に
「目立つ格好をしている人ほど他人には手本になる存在であるべきだ」と思うわけで、
スポーツ自転車でチームジャージを着て
「2段階右折をせず右折レーンから右折する」とか「車間距離保持義務違反」を
恥じもせず平然とやっているような問題のある人達を参考に、
それを反面教師として
「イヤホン使うなら音量控えて、自分と他人の命を守るために徐行や一時停止などの交通ルール厳守しよう」
「非遮音状態の自転車乗りよりも断然交通ルールを守っていることを見せるくらいでちょうどいい」
「どんな小さな交差点でも飛び出しが絶対あると思うこと」
「駐車車両を避けるときも、踏切手間でも一時停止」
「歩行者は絶対優先」
という
「使い方そのものを"是正→誘導"する方向」で対処したほうが余程
「事故減少に繋げられる良い"機会"」ではないだろうか。



●誤った交通指導の実態と「真の安全運転」への心がけ

news.goo.ne.jp/article/abematimes/trend/abematimes-7008893.html
多様化する補聴器、イヤホンと誤認し「外せ」と注意も…難聴当事者の思いは
補聴器については細則に「記載がある地域」もあれば
「記載がない地域」もあるので、全国同じ対応になるとは限らない。

しかし、そもそも原付免許取得条件に「聴覚試験がない」という時点で、
「自転車では安全のために音が聞こえることが必要」ということ自体に無理がある。

いい加減に手信号と同時に遮音規制そのものを
「優先すべきではないもの」として撤廃すべきに思えて仕方ない。

それ以前に、健常者か障害者という話ではなく、何度も書いているように
「周囲の音が完全に聞こえなければ安全な運転ができない」というのであれば
「カーオーディオ」も全て禁止にしてもらわないことには、
「歪な規制」になってしまうことを理解している人がどれだけいるのかという。

そして、これも繰り返しになるが、
周囲の音さえ聞こえていれば
「徐行・一時停止・左右の安全確認」を「絶対に忘れなくなる」というわけがないということ。

つまり「徐行・一時停止・左右の安全確認」を徹底した上で、
"あくまで補助的に"聴覚を利用するのではなく、
「周囲の音に頼って走行するような方法そのものが危険」と言わざるを得ない。

もし「音が聞こえていれば安全と言い張るのであれば」
その結果として、枚挙に暇がないほどの
「交差点での事故」について、どのような苦しい言い訳を並べるのだろう。

聴覚絶対主義の人々に問いたいのは、そのような事故に対して
「"周囲の音が聞こえているのだから"事故が起こらないように安全走行するのではなかったのでしょうか?」
と聞きたい。

実際には「補助的なものでしかない」音が聞こえるかどうかよりも、
まずは「止まる」という一時停止の重要性を理解できず、
まずは「イヤホン着用せず音が聞こえていることが最も重要」のような
意味不明な交通指導を続けていれば
いつまでも目に見えて事故者数が効果的に減るとは思えない。

「聞こえにくくてもなんとかなるんじゃない?」といった意見
一見すれば実態を理解していない呑気な声のような意見に思えるかもしれないが、
よく考えれば、
「聞こえにくいという状態」を「実感できる危険」として理解していれば、
そのために「徐行や確認適切に停止することを徹底しないと危ない」として、
日常的にそれらを実行することができれば、
「音が聞こえるかどうか」ということは優先すべき事柄ではないと断言する。

つまり現状では「交通に関する音などが」"聞こえない"状態であれば
違反になるとしても、実際のところ、事故防止の観点からの規制という意味で
挙げていること自体に大した意味があるとは思えず、
ヘッドホンで爆音を流しながら完全遮音状態であったとしても、
徐行・一時停止・左右確認に対して
異常に神経質なほど徹底できるのであれば、(一応)違反になるということよりも、
「事故に遭いやすい」とか「絶対に危険だからやめたほうが良い」
と言うこと自体がおかしいことになる。

むしろ、遮音状態ではないのに
見通しの悪い交差点で「止まれ」を無視して進行したり、
止まれの標識や標示がなくても「徐行義務を無視」するような
「道交法で直接罰則のある違反行為」こそが
「遮音状態よりも事故に直結する」ことを忘れてはならないし、
それは「完全遮音状態であれば絶対に不可能な行動」でもないので、
取り締まりの方向性や有無に関わらず、
「自分の身を守るためにより安全な方法を考えるのであれば」
誤った風潮に惑わされることなく、何をすべきかということは
「状況を思い浮かべることができる"当たり前の想像力"があれば」理解できるだろう。




●[福岡]イヤホンだけで警告?

www.tnc.co.jp/news/articles/NID2019061804355
自転車が加害者となった重大事故はないものの、16日熊本市では79歳の男性が
無灯火の自転車にはねられて死亡していて、交通ルールの順守とマナーの向上が課題となっています。
18日朝の啓発にあわせて行われた取り締まりでは、イヤホンの使用などで95人が警告を受けました。
数の多さで最初にもってきていたのかどうかは分からないが、
「条件問わずイヤホン着用走行に問題があるような誤解を与える」内容。

そもそも
「イヤホン使用で走行していれば」他者に配慮した走行ができないのだろうか?
「イヤホン使用で走行していなければ」他者に配慮した走行ができるのだろうか?
少し考えるほどもなく「どちらも間違い」ということが分からないのであれば
街頭活動そのものが無駄に等しい。

「一時停止」を優先することよりもイヤホン着用しているほうが問題ということなのだろうか。
相変わらずの方向性だが、優先度を見誤っているとしか思えない。
分かりやすさ重視でも
見通しの悪い交差点で「徐行」、「標識などがあれば一時停止」を徹底するのが先。

「実際の事故傾向を知っているのであれば」
イヤホン走行をわざわざ目の敵にして優先すべきとは到底思えない。

●断定断罪?

blogs.yahoo.co.jp/bsjdw917/16261537.html
tobesaikuru.livedoor.blog/archives/2500479.html
県警伊丹署によると、現場は信号のない三差路。
女子生徒は自転車で登校中だったといい、調べに対し
「前をよく見ていなかった」と話しているという。
元記事内にはどこにも前をよく見ていなかった原因については
書かれていないにも関わらず・・・
「前をよく見ていなかった」ではなく
ハンズフリーで話に夢中で見て居なかったぐらいではないのか。
この様に事故が起きるのであればハンズフリーもすべて禁止し
イアホンをしているだけで逮捕する事が一番の対策ではないだろうか。
基本として「交通に関する音などが聞こえる状態で違反にならない」。

そして、遮音規制するということは
カーオーディオを取り付けている全ての自動車も
走行禁止しなければならない地域が多数出てくる。

自転車だけ過度に聴覚重視でなければならない整合性のある理由も
「原付免許取得時の聴覚不問の時点で」存在しない。

それにしてもなぜ
「スマホの視覚狭窄」と「イヤホンの聴覚遮断」を繋げて考えてしまうのだろう。

「ノーブレーキ自転車」で「セミアップハンドル」ということは、
「ノーブレーキ自転車でセミアップハンドルは(全て)犯罪者」
というくらいの「無理のあるこじつけ」としか思えない。
(当たり前だがノーブレーキ自転車は違反でも、
(歩道走行する場合は適正幅の)セミアップハンドルに違法性などない)

本当に交通安全を願うのであれば、
「前方認識すること」の重要性、
「交差点は事故多発地帯」と周知させること、
何より「止まることは自分も他人も命を守ることに直結する」という
大前提を忘れてはならない。

「事故が起こる原因を見失うことの恐ろしさ」は
反面教師として覚えておきたい。

●質の低い偏向報道

www.fnn.jp/posts/00418730CX/201906041738_CX_CX
2019年6月4日 火曜 午後5:38(動画記事なので恐らく近日中にに消えるはず)
大分の5/29事故の件についての内容で
なぜか冒頭から(明確に違反になるスマホはともかく)
「イヤホンしながら乗っている女性もいます」などと強調。
その次にいきなり何の脈絡もなく「逆走」。

この世界には自転車の交通違反は「逆走」と「ながら運転」しか存在しないのだろうか?
それくらい極端に偏った内容が目に余る。

事故情報を見る限り
スマホを見ていたわけでも完全遮音状態でもないのに
「なぜ前方不注意だったのか」に焦点を当てなければならない
と微塵も思いつかないとすれば酷すぎる感性。

─ 千葉市川市で一斉100台以上の逆走の様子を紹介
本当に危険だと思うなら
毎日のように警察が交通検問でも敷いて逆走できないように
取り締まっていなければならないはず。
しかしそのような様子はない。
この地点での「逆走が原因での事故数」も具体的に知りたい。

そもそも「車と正面衝突の危険性がある」というが、
実際に目の前に自動車が来ていて
「わざわざ正面衝突を選ぶような奇特な人」が存在するのだろうか・・・。

「"逆走"を最優先で極端に問題視する人達」の傾向として・・・
当然車道や路側帯の右側通行は違反でも
「キープレフトできないと困る」という大義名分を掲げるも
根底には"自分達が回避することなく思う存分速度を出したいがための思惑"」が強く見える。

なぜ「一時不停止」「徐行無視」に触れずに
直接的な事故に繋がるとは言えない項目を
まるで危険性の筆頭のような扱いにしているのかが
全く分からない。

─ 東京北区の赤羽の商店街で自転車に乗ったまま移動する危険な様子
赤羽警察が「"道の脇に"時間帯禁止看板を置いている!」で
通り抜けしている人達がどうやって気を付けるのか知りたい。

実際に事故が起きているなどがあってもなくても、
「本気で自転車通行を拒否するのであれば」
商店街の出入り口に
「12~20時の時間帯は通り抜けできないようにできる昇降式の車止め」や
(従事者にはクーポン券や優待者特典などをつけるとして)
「ボランティアを募って"年中"降りて押して走行するように案内を続ければいい」だけ。

そうした効果が見込める具体的且つ継続的な対応もせずに、
全く無関係の部外者が気まぐれにやってきて
「歩行者とのすれ違いで接触するかもしれない危険な状態」と紹介するだけで
状況が改善するわけがないのは当たり前だろうと。

商店街の人達に直接「なぜ具体的な対策をとらないんですか」と
聞いてみてもらいたい。

想像でしかないが
「この時間帯は自転車通行できないはずなのにおかしい」と思っていても
実際の商店街の人達の中には
「飛ばしている人達は迷惑だが、お年寄りで自転車を押すのがしんどいという人達もいるので、
自転車で通り抜けを完全に禁止されると客足が遠のくので困る」
という感想もあるかもしれない。

そして、そのような声に対して「自転車の危険を放置する危険人物」として
レッテルを貼ることが許されるのだろうか。

─ 自転車対歩行者の死亡・重傷事故データ
自転車運転者の年齢層が25歳までが52%で
被害者は65歳以上の高齢者とあるが・・・
主に使う利用者層を考えればデータとして見るまでもないが、
割合ではなく「実際の利用者数」を考慮しなければ意味がない。

「若者は危険を認識せず速度を出して走行するから危険」というのであれば
まず「交通教育の不徹底ぶり」を糾弾するのがどう考えても先。
偏向的な内容を含んでいるような「ただの講演」や
スタンマンの過激なショーを1回見せただけで
教育と呼んでみたりするようなことでは解決するはずもない。

●最後の若者っぽい人のインタビューで
「角がみえないときとかはベルを鳴らして知らせてから出る」という謎の締め。
質の低いジョークのつもりかもしれないが・・・
普通に答えると
「"徐行も一時停止もせずに"ベルを鳴らせば安全を確保できますか?」と言いたい。

この部分を使って反対に若者の無知さを強調したい意図があったのかもしれないが、
本気で安全意識が高いという意図でチョイスしたのであれば
もはや「制作者の無知は度を越している」と言っても過言ではないほど。

(編集で意図的に切り取った可能性も十分にあるが)
「交差点」「止まれ」「一時停止」「確認」「徐行」のワードもなく
いかにも「作為的に取ってつけたような内容」で無意味。

●2019年6月2日放送「行列のできる法律相談所」の記事

news.goo.ne.jp/article/ntv_topics/entertainment/www.ntv.co.jp-horitsu-articles-21u5ahdu61pp2vknjk-html.html
車道歩道の走行ルールから脱線して
「直接的な」交通安全に繋がるとは言い辛い取ってつけたような補足
■本村弁護士の見解
自転車の運転で要注意なんですけどね、スマホを見ながら運転する、傘をさして運転する、
イヤホンを耳に挿して運転する。
まぁ、都道府県によって違うんですが、こういうのは全部違反になって
五万円以下の罰金になる可能性がありますから、気をつけてください。
同じ番組で以前北村弁護士は「条件付で」違法となる可能性を解説しているが・・・
単にスタッフが忘れているとしても難だが、
分かっていてわざと印象操作のために誤用させたとすれば悪質。
www.ntv.co.jp/horitsu/20140504/1-a.html
「自転車のイヤホンをつけての運転は、法律的に大丈夫なのか?」
条例ごとに罰則規定
北村弁護士の見解
乗る事自体は道路交通法上は直接は禁止されていません。
例えば、条例でですね、
東京都の場合でいうと、
イヤホンをして音楽などを聞いて、
安全に走行するために必要な音や声が聞こえない状態で運転した場合には、
これは違法になります。(※違反指定は自治体によって異なる)
5万円以下の罰金に科せられる可能性があります。
ただ、これ全国的にも非常に危ないですよね。
だから立法化されてもいいんじゃないかなと思います。
【安全に走行するために必要な音や声が聞こえない状態で運転した場合には】
という条件を無視して「着用や音を流しているだけ」では違反を問えるとはいえない。

「条文の中身をしっかりと確認していれば」
「聞こえていない」という条件に該当しない場合は罰金の"可能性"すらありえない。

例え事故を起こしたとしても
「救護義務違反」や「適切なブレーキ操作をしなかったこと」が問題視され、
(一時停止や徐行違反も無視されているのが現実だが)
「遮音」がそれらの重要項目よりも優先されなければならない理由がない。

毎度繰り返しになるが、イヤホンを耳に挿して運転していても
「交通に関する音など」が「聞こえる状態であれば」違反にはならない。
※47都道府県の道交法付帯条文を全て調べた上での話なので勝手な解釈ではない。
※カーオーディオと同じ項目で規制という地域がほとんど
※原付免許取得時の「聴覚は不問」という事実

番組内でついでに紹介したようなものでしかないので
当たり前のように「一時停止も徐行も交差点も救護義務」に全く触れない。
「事故防止に直結するという客観的データもない」のに
異口同音に"ながら"を強調する異常さに気付かないことが恐ろしい。


●事故とは無関係なイヤホンを唐突に混ぜる虚しさ

www.oita-press.co.jp/1010000000/2019/06/01/JD0058129934
歩行者優先を徹底し、スマートフォンを使いながらの運転禁止、
夜間の点灯といった交通ルールを守るよう求めた。
事故は5月29日午後8時45分ごろ発生した。
男子高校生の自転車が前方から歩いてきた主婦に衝突。
主婦は頭を打ち、30日に急性硬膜下血腫で亡くなった。
大分中央署などによると、現場は自転車が通行できる幅3・5メートルの歩道。
付近に街灯はない。高校生は下校中で、スポーツタイプの自転車に乗り、
見通しの良い緩やかな坂を上っていた。
主婦は知人と2人でウオーキングをしていた。
同署は高校生の前方不注視などが原因とみて調べている。
無灯火であったとは書いていないので灯火はあったと思われるが、
歩行者を把握できる十分な明るさがあったかどうかが分からない。

自転車は道交法上、車道を走るのが原則。歩道は交通量が多い幹線道路などに限って走行が認められている。
イヤホンで音楽を聞く行為や傘差し運転などのルールに違反し事故を起こせば、
重過失傷害などの罪に問われる可能性がある。多額の賠償責任を負う恐れもある。

●大分では「自転車で走行中にイヤホンで音楽を聞く行為」だけでルール違反になったのだろうか?

www1.g-reiki.net/pref_oita/reiki.html
内容現在: 平成31年1月1日
 ▼第13編 警察・消防
  ▼第1章 警察
   ▼第2節 警察権能
    ▼第2款 行政警察
     ▼第4項 交通「大分県道路交通法施行細則」
第14条 法第71条第6号の規定により車両の運転者が守らなければならない事項は、
次の各号に掲げるとおりとする。
(5) スピーカーの音量を大きくし、又はヘッドホンを使用して音楽を聞くなど、
警音器、緊急自動車のサイレン、警察官の指示等安全な運転に必要な交通に関する音又は声が
聞こえないような状態で車両を運転しないこと。(以下略)

つまり【聞こえないような状態】での走行は禁止されているのであって、

ヘッドホンを使用して音楽を聞いていても
骨伝導やオープンエア型のイヤホンやヘッドホンなどを使い小音量で、
【安全な運転に必要な交通に関する音又は声】
【聞こえる状態】での走行することは何ら禁止されていない。

もし走行中に音楽を聞くこと自体を禁止しているのであれば
自転車だけでなく「自動車でも」カーオーディオを全て禁止していなければ整合性がとれない。
そして「原付などでの免許取得時に聴覚の有無は不問」という事実。

今回の事故では「音楽を聞いていた」という事実は存在しないようだが、
「聴覚絶対主義の落とし穴」を理解していないと
「なぜ今回は音楽を聞いていないのに事故が起こったのだろうか」という
意味不明な方向性まで考慮しなければならなくなる。
まさか「歩行者の足音で存在を把握できた」とでも言うつもりだろうか?
靴底が樹脂ではなく木や金属等であれば聞こえたかもしれないが、現実的な話ではない。

(前照灯の明るさや角度の状態については不明なので割愛するとして)
そもそも
「歩道走行中には歩行者最優先で(普通自転車通行指定部分がなければ)徐行」
が定められていることを十分に把握できていなかったことが問題で、
更に直接的な事故を防ぐには「適切に一時停止すること」が最優先で語られなければならない。

事故とは無関係且つ、「明確に誤解している内容」を安易に並びたてて交通事故が減ると
本気で考えているとすれば、記者としての資質を本気で疑う。

●相変わらずの印象操作

www.nishinippon.co.jp/item/n/513529/
スピードを緩めず歩行者の間を縫うように走る自転車、両耳にイヤホンをしてペダルをこぐ若者…。
22日、天神の朝の通学・通勤時間帯は危うい運転やマナーの悪い自転車が目立ち、署員らが安全運転するよう呼び掛けた。
具体的に「どういう状態であれば違反」で「どういう状況が事故に繋がるのか」かということを考えていない典型的な内容。
まるで音量状態も関係なく両耳イヤホンが問題のような書き方だが、
この部分以降に遮音関連の内容は一切出てこない。

少し考えれば分かることだが、記者には想像力が欠如しているのだろうか。
「両耳イヤホン走行でなければ違反を起こさないという確証などあるはずもない」
「両耳イヤホン状態で歩道走行でも歩行者に配慮し徐行や一時停止などをしっかり守れば安全走行はできる」
むしろ
「周辺の環境音がなければ安全走行ができない」という考え方のほうが危険な傾向。



●無音に近い状態で近づく乗り物

twitter.com/MS758/status/1126298285755359232
上海のスクーターは、ほぼ100%電動。無音で近づいて来るので、めちゃ怖い。
海外の話でも日本も同様の乗り物はないのだろうか?

やはり「止まれ」の標識や一時停止義務、徐行義務などを徹底的に無視して
「周辺の音が聞こえていれば安全」なわけがない。

jafmate.jp/blog/news/2-1.html
ちなみに中国国内で販売された電動スクーターの数は累計2億台超。
中国では年間約26万人が交通事故で亡くなっているが、その6割にあたる約15万人が
電動スクーターやオートバイと衝突して亡くなる歩行者とのことだから凄まじい(WHO世界保健機関調べ)。
電動スクーターは「無音の殺人機械」という異名もあるそうだが、まさにその通り。
無灯火で音もなく走ってくるのは本当に怖い。無灯火なのは、少しでも節電して航続距離を延ばすためなのだろうか。
閑静な住宅街は聞こえるとしても、こちらも自転車で走行していてチェーン駆動音がしている状況で、
ある程度他の環境音のある状況で、果たして非遮音状態でも「その相手の走行音がはっきり聞こえる」というほど
十分に聞こえるケースが多いだろうか?

www.中国出張好き.com/entry/2017/01/09/中国の電動バイクが危険すぎて笑えない、音も
音が全然しない:いやー、最大の恐怖は本当コレですよ。
最初はスタイリッシュな原付か自転車かと思っていたんですが、普通にスピード速いんですよ。
自転車よりも確実に早い。なのに音がしない!原付だと、エンジン音がするので反応というか察知できるんですが、
この電動バイクはほぼほぼ無音。無音で速度い乗り物ってマジでやめてほしいっす。
幸いにも事故ったことはまだありませんが、いつか不幸な目に会いそうです。

とにかく乗っている人が多すぎ:上の特性に加えて、乗っている人が多すぎます。
上述しましたが、オートバイクや自転車よりも需要があるみたいです。
中国あるあるですが、やはり数の暴力は至るとこで見られます。電動バイクも数が増えると恐怖感が増します。

歩道とかも割とガンガン走る:ルール的にどこを走るのが正解か知りませんが、
道路(車道の端)を走っている人が多い気がします。
けど、歩道もけっこう走っています。歩道を走ったらダメなのかは知りませんが、個人的には走ってほしくないっす笑
上でも書きましたが、音なくて、スピードあって、かなりの数が走ってて、それで歩道ってどんだけ危険やねん! 
「あくまでペダル走行という名目で」歩道走行実験を試みようとしている同種もいるから笑えない。

kakakumag.com/car/?id=10353
ある程度の音が出るものもあるようだが・・・
他車を確認するためには「目視」が確実であることは言うまでもない。

カーブミラーで見える範囲ではなく、
なんとなく走行音で位置を把握できているので「大丈夫だろう」と思い込み
そのまま進めば「出会い頭事故」が待っている。

事故を避けるために「目視できる」状況を作りだすためには
「徐行」や「一時停止」後にしっかりと確認することが欠かせない。

本来は「複合的に判断するために利用できたほうが良い」という意味でも、
それを曲解し「周囲の音が聞こえてさえいえればいい」として、
「音を過剰に信頼して状況を確認することで安全確認を怠ることが前提になれば、
間違いなく事故に遭う危険が高くなる」と言える。

●ながら強調と3つの疑問

news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20190425-567-OYT1T50167.html
2014~18年の5年間に全国で起きた自転車が歩行者をはねた死亡・重傷事故で、
自転車を運転していた1528人を警察庁が分析したところ、
10代が最多の36%を占めたことがわかった。
スマホ操作やイヤホンで音楽を聴くなどの「ながら運転」による事故も相次いでおり、
全国の警察本部は、5月11日から始まる「春の全国交通安全運動」で自転車の指導取り締まりを強化する。

警察庁によると、自転車対歩行者の事故で、自転車を運転していた1528人のうち、
10代は555人。高校生が301人で最も多く、中学生(132人)の約2・3倍だった。
高校生の事故の約4割は、登校時間帯の午前7~8時台に集中していた。
8割近くは安全運転義務違反や、一時不停止などの法令違反があったという。
「交通に関する音などが聞こえない状態での」遮音状態も
安全運転義務違反に該当するとして、3つの疑問がある。

【1】違法に該当するような音量状態での遮音状態だったかどうか
 違反を強調する記事で「音量や状態に関する内容まで触れているケース自体が稀」で、
 正しい法の理解をさせる気が一切なく、マイルールの押し付けをしている印象があまりにも強い。

【2】加害者側の法令違反で事故の直接原因は遮音状態が最多であったかどうか
 もし最多であれば優先順位として警告カードを発行したり注意をするのは妥当といえるが、
 その内訳を公表せず、この記事にもあるようなスマホ注視事故を、
 まるでイヤホンも含む事故として強引につなげて取り上げることは印象操作以外の何物でもない。

【3】そもそも「非遮音状態であれば一時不停止をせず事故はなかった」と言えるかどうか
 これについて触れている記事を見たことがない。
──────────────────────────────────
news.goo.ne.jp/article/nishinippon/region/nishinippon-1000506130.html
2016年12月、自転車で坂を下っていた当時小学1年の(児童)は、
見通しの悪い交差点で、右から来た乗用車にはねられた。頭などを強く打ち、命を落とした。
「一時不停止が出来ていれば」命を落とすことはなかったと思われるが、
このケースでは遮音状態だったのだろうか?
それとも、「速度の出る自動車側が注意してさえいれば防げた事故」だろうか?

「事故ゼロ」を掲げるわりに
記事内で「一時停止の重要性」を全く伝えようとしないことが、あまりにも不可解。
──────────────────────────────────
 非遮音状態で環境音が聞こえていることに何故理想を持てるのか分からない。
 ※注意力散漫は「寝不足や考え事」を規制できない時点で無理がある。

 「一時停止を日常的に遵守している」のであれば、
 「補助的な意味で」効果があると言えなくはないとしても、
 大小問わず交差点で完全ノーブレーキで突っ込むような無謀運転が常であれば
 環境音が聞こえているからといって
 他人や他車に配慮した走行ができるようになるとは微塵も思わない。

 「環境音が聞こえていれば」「止まる"だろう"」という「だろう指導」
 事故抑止に繋がり、正しい交通安全の在るべき姿と本気で考えているとすれば
 それはもはや「交通安全活動の体を成していない」と言わざるを得ない。

「非遮音状態であれば」「他者に配慮し一時停止も遵守するという根拠」
 が存在するのであれば是非とも教えてもらいたい。

 正確な情報も伝えず「とりあえず禁止だから」という感覚で
 原付免許等の取得条件を無視し、理不尽にルールとして守らせることに意味があるのだろうか。

 遮音状態云々よりも、まず「徐行や一時停止と確認の徹底」と、
 それ以前の「心がけ」としては
「とにかく慎重に臆病に走行する」ことこそ命を守るために必要。








●さりげなく禁止に混ぜる

blogos.com/article/372319/
イヤホンの使用も禁じられており
大見出しではないものの、さらっと禁止カテゴリーに混ぜるあたりが何とも。
「(他車の走行音ではなく、例えば緊急車両のサイレンのような交通に関する音などが)聞こえる状態」であれば
イヤホンの使用が禁止されているという条文は日本全国どこにも存在しない。

●交差点では一時停止する
信号や一時停止の標識を守り、狭い道から広い道に出る時は徐行を。
大抵は存在していないものとして全く触れないので
登場はしていることは評価するが「4番目」。

飲酒運転の車両よりも多く日常的に見られる光景で
圧倒的に事故の直接的な原因と見るのが自然だが、
あまり触れたくはなかったのだろう。

しかも徐行は同じ項目に混ぜてしまっている。
「歩道では歩行者優先」として別枠で徐行にも触れるべきではないのだろうか。


●誤解シリーズ

news.searchina.net/id/1677719
中国向け情報であれば、防犯登録よりも「フル電動自転車」への注意喚起が先では?
このほか、乳幼児を乗せることが認められた自転車を除き、2人乗りが禁止されていること、
イヤホンを装着しての運転や、携帯電話を使用しての運転も禁止されていることを紹介した。
(具体的にどの地域を指しているのかすら分からないが)
「タンデム自転車」の存在を知らないのも然ることながら、
「イヤホン装着での自転車運転自体が禁止されているわけではない」。
弁護士サイトの記事でも問題があるくらいなので、
煩雑情報サイトではこうした誤解が共通認識になるのも已む無しか。

やはり重要な一時停止や徐行には触れず。

●相変わらずの誤解

www.bengo4.com/c_2/n_9463/
「イヤホン使用(≒着用)だけでは違反は問えない」
「大音量、安全な運転に必要な音又は声が聞こえない」という条件が必要なのだが、
「とりあえず違反だから」ということにしたくてしょうがないのだろうか。
違反の状況としては、交差点の斜め横断やイヤホンの使用、信号無視などが目立ちました。

また、信号無視やイヤホン、スマホの使用は厳禁です
(道路交通法7条、71条、神奈川県道路交通法施行細則11条(5))。

■信号
第七条 道路を通行する歩行者又は車両等は、信号機の表示する信号又は
警察官等の手信号等(前条第一項後段の場合においては、当該手信号等)に従わなければならない。

「音量などの条件を伴わないイヤホン使用(着用)を禁止している条文は存在しない」

反証根拠となる条文の提示

まず・・・「71条だけでは泥はね禁止のような項目も含まれる」
【道交法】
第七十一条 車両等の運転者は、次に掲げる事項を守らなければならない。
一 ぬかるみ又は水たまりを通行するときは、泥よけ器を付け、又は徐行する等して、
泥土、汚水等を飛散させて他人に迷惑を及ぼすことがないようにすること。
六 前各号に掲げるもののほか、道路又は交通の状況により、公安委員会が道路における危険を防止し、その他交通の安全を図るため必要と認めて定めた事項
遮音規制はこの71条6から派生する地方条例にて規定

■神奈川県
www3.e-reikinet.jp/cgi-bin/kanagawa-ken/d1w_startup.exe
(平成30年12月28日)
「神奈川県道路交通法施行細則」
第11条 法第71条第6号の規定により公安委員会が定める運転者の遵守事項は、次に掲げるとおりとする。
(5) 大音量で、又はイヤホン若しくはヘッドホンを使用して音楽等を聴く等
安全な運転に必要な音又は声が聞こえない状態で自動車、原動機付自転車又は自転車を運転しないこと。
【安全な運転に必要な音又は声】が【聞こえない状態】を規制。

※「聞こえる状態」は規制されていない。

●音量条件などを無視して「使用(着用)だけ」で違反に出来るかどうか
使用(着用)だけで違反に該当するためには
イヤホン若しくはヘッドホンを使用して音楽等を聴く等 の 
状態で自動車、原動機付自転車又は自転車を運転しないこと。
という条文でなければならない。

そして、もしもこの条文に改訂された場合、
【1】「カーオーディオ」全般も禁止になる。

それは自動車の利用者が困るということで配慮し・・・
【2】自転車のみに限定した場合

基本的に常用速度の遅い自転車に対して、
原付等の免許取得時に聴覚試験がないことと整合性がとれなくなる。
(スポーツ車種の割合は一般車との比較では少ないのでこの場合は考慮しない)

では、自転車への規制のために原付でも聴覚試験を再導入するのだろうか?
障害者だけ例外的に許可するということになれば、それもまた問題になるだろう。

しかしやはり(●規制の意義?に書いているように)
「わざわざ遮音規制する必要があるのだろうか?」と思う。



ついでに・・・
また、信号無視やイヤホン、スマホの使用は厳禁です
(道路交通法7条、71条、神奈川県道路交通法施行細則11条(5))。
(3) 携帯電話用装置を手で保持して通話をし、若しくは操作し、
又は画像表示用装置に表示された画像を注視しながら自転車を運転しないこと。

神奈川県の場合、画面注視規制は遮音と同じ条文(5)ではなく(3)。
個別の関連付けが面倒だったとしても、せめて(5),(3)と書いていなければならない。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
施行細則について触れていることは1歩前進したといえるものの・・・、
弁護士サイトを名乗る場所で、
「あたかも事実を歪曲するような内容を広める」ことを
携わる人達が誰も何とも思わなくなったら終わりのような。

「解釈の相違」で片づけるにしても軽率と言える。

■一方で、一時不停止も徐行無視も一切出てこない奇妙さ
恐らく信号がある交差点ということで、
「一時停止=信号無視していたかどうか」だけ見ていればいい
という判断なのかもしれないが
果たしてその調査方法が適切なのだろうか?

また、「歩道」は出てきているのに
「徐行」の文字は一切出てきていないのも解せない。

このことから今回の調査自体が
「交通安全や事故防止が目的ではない」と推測できる。

「(厳密というほどでもないような条文を確認するだけで分かる)
違反かどうかという正確な情報よりも」
「危険だと思うから問題視したい」という思惑が見て取れる。



●例によって「イヤホン自転車の印象操作」19:25-

www.youtube.com/watch?time_continue=2&v=bXy5R4hMUSw
「絶対にしないように」として"推奨"しているだけではあるが・・・、
この表現では「着用だけでも違反・禁止されている」という
存在しない規制を既成事実として作り上げたくてしょうがないような印象が強い。

そもそも「交通に関する音などが"聞こえる状態"であれば違反にはならない」
「原付免許取得に聴覚は不問」
「窓を閉め切ってカーオーディオをかけている自動車は問題ではない」
ということを理解していれば、問題にすること自体がおかしいことに気付く。

▼「後方からの自動車の接近に気付かないので危険」という絵になっているが
そもそも子供は「例外的に(安全のために)車道ではなく歩道を走行しているのでは?」
というだけでなく、
片側が2車線以上あれば
「自動車側は側方距離を十分に保って自転車を追い越せばいいだけ」でも、
下記のような危険運転者から身を守るためには
やはり「安全のためには歩道走行を推奨すべき」ということになる。

そして、片側1車線の場合は道交法27条の[追いつかれた車両の義務]としても・・・

「歩道があれば」
音が聞こえるかどうか以前に
大型トラック・バスに並ばれると危険ということで,やはり歩道走行し車道を走行しない。

「歩道がなければ」
そもそも"その道は通らない"か、もし通らなければならないとしても、
予め追いつかれることを前提で「路側帯部分だけ」を走行しているしかない。

<実際の事故から>
hicbc.com/news/detail.asp?id=00049F00
27日夜、名古屋市守山区の国道302号で、車が自転車に追突し、
自転車に乗っていた男性が、意識不明の重体です。
この状況で「走行音が聞こえていれば安全に回避できた」だろうか?
もし、自転車に配慮する気が一切ない危険運転車を
走行音で判断できるとすれば、それは間違いなく超能力者。
※自転車にバックミラーを付けていたとしても
「気付いたときには衝突していた」という状況もあり得る。
視線がこちらを向いていたかどうかを確認するまで後方を注視していれば
その状況によって前方不注意にもなり危険という時点で
「絶対的な回避は不可能」となる。

また、遮音状態だけでもフラフラ走行するかもしれないことも危険視するなら
遮音状態ではなくても筋力の衰えている高齢者は危険ということになる。

そして、いつものようにスマホの画面注視とセット。
一部同じ項目にまとめているような地域もあれど、
基本的に別の項目の規定を
「周囲の状況を確認できなくなる」と同一視することは、
「正確な内容を伝える意味などない」
=「誤った法解釈を植え付ける危険な思想誘導」ではないのだろうか。


●イヤホン着用の自転車を問題視する内容

melos.media/children/2602/
「無灯火やイヤホン着用の自転車が見られた」
どういう状態が違反に該当するのか「知らない」から
着用だけでも問題があるかのような感覚。

違反かどうかは目視ではなく確認される必要があるだけでなく、
原付免許の取得要件から聴覚は問題にすべきではないのに、
なぜか「イヤホン自転車は悪」と決めつけてきた関係各所の間違いが原因。

本来であれば
(無灯火に関しては灯火が確認できるので「基本的に夜間」は省略するとしても)
「1日通して一時不停止の自転車が多数見られた」
となるべきところを、
"事故防止の本質"よりも「交通安全活動をしているという建前」として
「自分達の中で納得できればそれでいい」という本末転倒な状況に陥っていることに
気付くことはないのだろう。

●音量に触れている珍しい記事

melos.media/hobby/2561/
また、周囲の音が聞こえないほどの音量で音楽を聴きながら走行したり、傘を差しながら運転したりするのも危険です。
最近では、スマートフォンを操作しながら自転車に乗っている方もよく見かけるでしょう。
そうした場合、状況によって警察などから注意されることがあるかもしれません。
もちろん、例えばブレーキ不良など自転車自体に不備のある場合も危ないため、定期的な整備を心がけたいものです。
「周囲の音が聞こえないほどの音量で」と書いてあるのでニュアンスとしては近いものの、
どうせなら「危険です」の部分は、各地方の条例で・・・と詳しく書いて欲しかった。

違反の強調ではないのは、補足説明が必要になる「交通に関する音など」ではなく、
大雑把な「周囲の音」になっていて正確には多くの地域で該当しているとはいえないのと、
傘の場合も細かく「交通閑散な場所では使用可となる地域もある」ことに触れるのを
避けたかったから感想に止めているのだろうか。

●以前のニュースの追加記事

www.nikkei.com/article/DGXMZO39492020Y8A221C1CC0000/
警視庁は2018年11月、30代の医師の男を重過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで書類送検した。

事故は東京都大田区で18年5月中旬の午前8時ごろ発生。
都内の医師が運転する自転車が一時停止の義務を怠り交差点に進入、乗用車に接触した。
避けようと急ハンドルを切った乗用車が近くにいた自転車の40代女性をはねた。

交通問題に詳しい加茂隆康弁護士は「交通事故の関係者は自分が人をはねていなくても、
今回のように事故を誘発した場合にはけが人の救護義務が生じる。
何もせずに立ち去れば『ひき逃げ』に問われる可能性がある」と説明。
「自分が事故に関係しているか曖昧な場合でも、救護すべきだ」と指摘する。
しっかりと今回の要点である救護義務について触れているのは分かる(本来当然)として・・・

ここでは肝心の【一時停止の義務を怠り】については補足説明なし。
どうしてこう必要な項目が毎回揃っていないのか。

一方で・・・
また、加茂弁護士は「イヤホンをつけて外部の音を聞こえないようにするのは運転をする上で極めて危険」とも強調する。
「イヤホンをつけたり、傘を差したりしたまま自転車を運転し、事故の原因をつくった場合、
過失を問われる可能性は高い。乗用車と同様に運転には注意が必要だ」と警鐘を鳴らす。
やはり遮音状態を危険視する方向。
確かに現状では47都道府県全て「聞こえないような状態」そのものが
(原付などの免許取得時に聴覚不問ということを無視しているにも関わらず)違反なので
危険以前に「各地域の条例を見る限りでは」走行不可。

しかし、「極めて危険」という感想の根拠が乏しいのが残念。
「自転車で乗車中のイヤホン使用は危険」ということは、
逆に言えば「周囲の状況を"聴覚で"把握することは間違いなく安全に繋がると考えている」と思われるが、
やはりそれは「思い込み」の域を出ないと思わざるを得ない。

※イヤホン着用で音を流さないほうが、環境の情報量が増えるので
 「ヘルメット着用のように全く無意味というわけではない」ということは無論理解できるが、
「聞こえていれば一時停止も救護義務も守り、極めて危険な状況を作り出さない」という方向は無理がある。


そして、ここで注目しておきたいのは「乗用車と同様に」という箇所。

これは「カーオーディオと同じ括りで考えたときに」「運転には注意が必要」ということで、
言い換えれば、
「自転車で音楽を聞きながらでも

【絶対的に注意して運転するのであれば】

乗用車と同様に過度に危険視する必要はない」ということになる。


そして、忘れてはならない重要な点を付け加えるなら、
「ただし、現実的にイヤホン着用で音楽を聞きながら自転車で走行している人達"も"、
「その他のイヤホン非着用の自転車と同様」に、

【一時停止の重要性を大雑把な部分しか理解しておらず】

漠然と、「歩道ですれ違えないような場合には止まる」とか、「赤信号では止まる必要がある」程度でしか
交通法を遵守できていないのと、

「全国的に街頭での交通指導も自転車の一時停止を重視するような傾向が見られない」ということから、

【”止まる”を過度に軽視していること】を、

まずしっかりと改めて考えなければならない。

文章を読んで少し考えれば
「ほとんど守られていない一時停止が事故原因」として明白なのに、
まるで「イヤホン非着用であれば事故が起きなかったし、救護義務も果たした」というような
「問題のすり替えトリック」に嵌らないように注意を強く促したい。

ついでに罰則を強調したい意図で引き合いに出したと思われるが、酒酔いの部分は今回とは無関係の蛇足。
「つまり最終的に言いたいのは保険の宣伝」という余りにも残念な記事になっていないだけマシだが、
例えばここで環状道路の走行方法や泥はね運転禁止の項目に触れて意味があるのだろうかという。

どうせなら関連付ける意味として
「(非遮音状態で)一時停止を無視して起こった事故」を紹介して少しでも危険を認識してもらい、
「事故防止」を訴えかけるほうが遥かに意味がある。


●[東京]相変わらず「イヤホン強調事故」の記事

(最初の記事タイトルのみイヤホン強調なしだが、ギタリストという職業紹介も不要な印象操作に思える)
後述するが今回は「自転車同士の事故”ひき逃げ”で書類送検」が妥当。
ギタリストの男性書類送検 自転車事故で女性死亡、重過失致死容疑
www.sankei.com/affairs/news/181221/afr1812210031-n1.html
女性が死亡する自転車同士の衝突事故で相手を救護せずに逃げたとして、
警視庁下谷署は21日、重過失致死などの疑いで、東京都足立区のギタリストの男性(24)を書類送検した。
イヤホンを耳に入れた状態で、右手はアタッシェケースを持ち、左手だけで運転していたという。

男性は容疑を認めており、「歩行者を追い越すのに気を取られてぶつかった」と供述している。
事故後、「急いでいる」と言って立ち去ったという。
現場は国道4号上の歩道で、幅は約5・5メートル。自転車は相互通行できる場所だった。
状況をまとめると・・・
●自転車同士の事故で「時刻は夕方」
とあるので薄暗い状態だろうか。
灯火義務がある状況だったかどうかは分からない。

●【歩道】互いに歩道走行
【道路交通法63条の4】に違反していたかどうか。
徐行速度かどうや普通自転車通行指定部分があったかどうかも不明。
記事内にそれらを問題視している様子はないが、
徐行速度であれば「直ちに止まることで」恐らく事故は回避できたはず。

●【操作】ブレーキ操作が片手でしかできない状態
片手で前後同時にブレーキ操作ができる状態だったとは考えにくいため、
今回は直接的な原因として
【道路交通法70条】「ハンドル・ブレーキ操作などを適切に行い、他人に危害を及ぼさないような速度と方法」
に違反している。

●【積載】なぜ片手で持ち運んでいたのかという疑問
アタッシェケースをリアキャリアに取り付けた際に
条例の規定内サイズに収められないようなサイズであれば、
「そもそも自転車を使うこと自体が間違い」。

●【救護】救護報告義務を怠り現場から逃走
最も悪質な点としては【道路交通法72条】救護(報告)義務に違反。

●【遮音?】そもそも交通に関する音などが「聞こえなかった」かどうか不明
「イヤホンは事故当時の状態を示しているだけに過ぎない」としても
「イヤホンを付けていなければ片手運転をせず
「歩行者を追い越すのに気を取られず」
「ぶつかってひき逃げもしなかった」とは言えない。

自動車でカーオーディオをつけて、片手でケースを持ちながら、路地裏を走行中に
「歩行者を追い越すのに気を取られて」自動車同士で衝突事故になったとき、
「カーオーディオが原因だ!」と言う人が果たして存在するのかどうか。

以下イヤホン強調することが妥当と勘違いしている記事たち
www.fnn.jp/posts/00408263CX
イヤホン・片手運転でひき逃げ 女性死亡 男を書類送検

www.yomiuri.co.jp/national/20181221-OYT1T50084.html
イヤホン付け片手自転車衝突「まさか死ぬとは」

■逆に言えば、イヤホンをしていても、
(積載物の大きさ、速度、詳しい歩道状況については不明なので割愛)
片手運転はせず「歩行者を追い越すことだけに気を取られず」
事故を起こさない走行が絶対に出来ないとは全く思わない。

根本的に「歩行者も対向車も意識した予測運転とブレーキ操作ができていれば」
今回の事故は起きなかったと断言する。

よって今回の事故を受けて重視すべきは
【操作】【救護】の2点を重点的な問題として取り上げるべきだったといえる。

しかし、もっと言えば、片手運転も確かに問題だが「傘差し自転車が事故多発している」という
社会問題化させていない時点で警察としては片手運転を大した問題にする気もないのだろう。
(交通閑散な場所での走行が認められている地域もあるので複雑にもなる)
(※自転車での手信号は一般的に形骸化しているのと、使用時も一時的なものなので今回とは別扱い)

つまり
「自転車事故も救護報告の必要があるので、ひき逃げは違反になります」と
いう点を最も危険視する必要があるといえるので
相応しいタイトルとしては

「自転車同士の事故「ひき逃げ」で書類送検」

とあれば、最も簡潔で要点を絞った分かりやすく適切な表題と言える。

もし仮に今回の加害者がひき逃げをしなかった場合、
ブレーキ操作が適切にできなかったことで書類送検されたとしても、
イヤホン非着用であれば、
「なぜか強調することに意味があると思っている記者たちにとっては
さほど興味がない事故」としてわざわざ記事にはしなかった気はしている。

いや、今度は「ママチャリでも車道走行であるべき」とか
「ヘルメット着用や保険加入を促す"道具"として」
「歩道での事故」と強調したかもしれない。
(片手走行を過度に強調するなら傘差し運転を放置できないのであまり触れないはず)

■記事を精査するには読者自身の判断力が必要
そもそも事故を内容を簡易的に伝えるだけで、(紙面の都合や時間的な制約を含めて)
詳細な違反内容について条文等を紹介することもないため、
「まともな解説が付帯しているわけではない」ので、
結果的に「マスコミとしては無責任な内容に終始せざるを得ない」という側面も
理解しておくべきなのかもしれない。






●惜しい記事

otakei.otakuma.net/archives/2018121103.html
小学生以上の子どもでも、自転車を使わせる時に過度なスピードを出させない、
大音量の音楽をイヤホンで聞きながら自転車に乗らない・歩かない、など、
普段から安全に対する意識づけをしていくように心がけましょう。
「大音量」と書いていることは、遮音規制の条文内容を正しく判断しているといえるものの、
(意図的に削除されていなければ)「一時停止を守ること」という点に触れていないのが非常に残念。
事故防止には「(適切に)止まる=命を守る」と捉えておきたい。

●日常会話可能なヘッドホン(聴覚過敏)

withnews.jp/article/f0181212002qq000000000000000W07n10101qq000018469A
(音を流しているわけではないのと、自転車走行するとは書いていないので直接は関係ないかもしれないが)
自転車走行時に周囲の音まで完全に聞こえなければならないと思っている人達は
このような「聴覚過敏」でヘッドホンを装着しなければならないようなケースでも、
たとえ安全に留意し、どれだけ慎重に徐行や一時停止などを厳守していても、
「絶対に危険だから自転車に乗るな」というつもりなのだろうか。
個人的にはそのような考え方は到底理解できない。

●[大阪](イヤホン非使用と思われる事故でも)ひき逃げ容疑で逮捕

cyclist.sanspo.com/443238
逮捕容疑は11月12日午前7時50分ごろ、同区浮田の市道を自転車で走行中、
安全確認をせずに歩道から車道に移り、
自転車で対向してきた同市の会社員男性(39)の転倒を誘発。
男性に頭の骨を折るなどの重傷を負わせたにもかかわらず、逃走したとしている。
東京での"誤報としての"イヤホン強調事故と容疑としては同じ「ひき逃げ」。

イヤホンをして音楽を聞いてれば間違いなく"過度に強調して"書いていたはずだが
書いていないということは「非使用」と思われる。

非使用にも関わらず「歩道から車道に移るときに安全確認をしなかった」ことに対して、
【周囲の音が聞こえていれば安全を守る"だろう"】と根拠のない期待を持っている人達は一体どう思うのか。

事故を防ぐ安全な走行方法として紹介するなら
◆車道側であれば「相手は安全確認をして車道に移ってくるわけがない」ので、絶対に徐行!
◆歩道側であれば「相手はこちらを認識するわけがない」ので、絶対に一時停止(と確認)!

この場合でも結局は間違いなく
「徐行や一時停止して(交通状況をしっかり確認して)いれば」事故を防げていたはず。
どうあっても「徐行や一時停止など大した問題ではない」と言い張るような人がいないことを願う。



●弁護士でも問題の本質を見誤っていると思われる記事

www.bengo4.com/c_2/n_8961/
◆最初から結論ありきだったとは思いたくないが「弘法も筆の誤り」というべきか・・・
ーー書類送検された男性のどの行為が問題となったのでしょうか
「東京都道路交通規則では、イヤホンを使用して安全な運転に必要な交通に関する音
(車のエンジン音やクラクション、サイレンなど)又は声が聞こえないような状態で
車両等を運転してはならないと定めています。これは自動車やバイクだけでなく、自転車も同じです。

■東京都
www.reiki.metro.tokyo.jp/reiki_menu.html
(内容現在 平成30年10月15日)
「東京都道路交通規則」
第8条 法第71条第6号の規定により、車両又は路面電車(以下「車両等」という。)の運転者が
遵守しなければならない事項は、次に掲げるとおりとする。
(5) 高音でカーラジオ等を聞き、又はイヤホーン等を使用してラジオを聞く等
安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえないような状態で車両等を運転しないこと。
ただし、難聴者が補聴器を使用する場合又は公共目的を遂行する者が
当該目的のための指令を受信する場合にイヤホーン等を使用するときは、この限りでない。
【安全な運転に必要な交通に関する音又は声】が【聞こえないような状態】を規制。
※「聞こえる状態」は規制されていない。

◆「交通に関する音又は声」に該当する具体例として、
東京の道路交通規則には具体的には書かれていないが、
三重県・大阪府・広島県では【警音器、緊急自動車のサイレン、警察官の指示、他】を挙げている。

さらっと「車のエンジン音」という意訳を混ぜ込ませているのがどうにも解せない・・・。
安全のために「自動車の走行中でも他の自動車のエンジン音が聞こえなければならない」のだろうか?
そもそも、エンジン音で他車を判断するような走行に頼るということは
「電気自動車を全く想定していない」ので事故の元でしかないのでは・・・?

今回、男性はこのルールにまず違反しています。
「高音でカーラジオ等を聞き」のような内容がある上に、
聞こえないような状態で車両等を運転しないこと。」
とあるので
「着用そのものを違反とする内容ではない」ことは条文を見れば明らか。

また、「聞こえない状態」であったかどうかを
現場検証で確認したものが警察から発表されていたのだろうかという疑問。

当然「聞こえている状態」であれば違反になるのはおかしいし、
「事故を起こしたときは(音量や状態など関係なく)着用だけでも違反」のような法運用がされるべきでもない。
原付等の免許発行要件からも安全運転に聴覚を絶対重視する必要があるとも思えないし、
まして注意力散漫などという寝不足や考え事も含まれなければならない曖昧な基準に左右されるものでもない。

◆一時不停止について
加えて、報道によると、横断歩道もある住宅道路で、
一旦停止のある交差点に一時停止をすることなく進入しています。
その結果、実際に乗用車と接触しています。
そして接触した車がそのまま、交差点近くの女性と接触しました。
そもそも男性の運転する自転車が飛び出していなければ、接触事故は起こっていなかったでしょう」
各種報道では(意図的に?)ほぼ無視されているが、
この点については弁護士としてさすがに「客観的な感覚」を持ち合わせていることに安心する。
マスコミ的にはこの本質には触れて欲しくないところかもしれない。

◆救護義務について
今回、男性が書類送検されたのは、警察が事故の最も大きな原因を自転車の男性のイヤホン運転と
一旦停止をしていないことと捉えており、
その後、事故処理もせずに現場を立ち去ったことを悪質であると評価したのでしょう。
しかし、救護義務違反を最後に「オマケ」のような扱いで軽く触れているだけなのが、
「人命軽視」のような気もするのでちょっと理解できない。

★【道路交通法72条】救護(報告)義務
第七十二条 交通事故があつたときは、当該交通事故に係る車両等の運転者その他の乗務員
(以下この節において「運転者等」という。)は、直ちに車両等の運転を停止して、負傷者を救護し
道路における危険を防止する等必要な措置を講じなければならない。

この場合において、当該車両等の運転者(運転者が死亡し、又は負傷したためやむを得ないときは、
その他の乗務員。以下次項において同じ。)は、警察官が現場にいるときは当該警察官に、警察官が現場にいないときは
直ちに最寄りの警察署(派出所又は駐在所を含む。以下次項において同じ。)の警察官に
当該交通事故が発生した日時及び場所、当該交通事故における死傷者の数及び負傷者の負傷の程度
並びに損壊した物及びその損壊の程度、当該交通事故に係る車両等の積載物並びに当該交通事故について
講じた措置を報告しなければならない。

「自転車でも救護義務は発生します!」くらい強調して欲しかったし、
今回の肝はむしろこの「ひき逃げ」が最も悪質と判断されたと思うので
この弁護士と感想は違う。

◆表題にもある「イヤホン自転車」という謎
何度も書いているように「イヤホン着用で音楽を聞いていたこと(またはそれが完全遮音状態であっても)、
その状態であれば絶対に安全軽視の走行しかできなくなるのだろうか?」と。
自転車は免許取得に聴覚試験のない原付やオートバイ以上に
エンジン音すら聞こえなければならないという意味での規制ではないはず。

遮音状態を悪質な運転の一種に決めつけるということは、
反対に「イヤホン非着用で音楽を聞いていなければ、安全を重視した走行を[する/できる](だろう)」という
「現実とかけ離れた理想像を希望的観測で勝手に作り出した」に過ぎないのではないだろうか。

もっと分かりやすく具体的に言えば、
今回の場合「イヤホン非着用で音楽を聞いていなければ「一時停止と救護義務」を遵守していただろうか。

イヤホン着用し音楽を聞いていれば、絶対に「一時停止と救護ができなくなる」という
根拠でもあれば、是非とも提示してもらいたいところ。

問題の本質は

【1】自転車でも「一時停止の義務を守らなければならない」

【2】自転車でも「救護義務措置を講じる必要がある」

ということを、そもそも「知っていた」かどうかと、「日常的に遵守出来ている」かどうか。

この2点について見直してもらう必要があるという意味で
事故に直結するにも関わらず、あまりにも日常的な「一時不停止」という根深い問題と、
今回特に「ひき逃げ」に焦点を当てて悪質と糾弾しなければならないはず。



「なんだ、やっぱりイヤホン自転車が悪いんだ」という誤った感覚を育てて欲しくない。

「イヤホンとかそれ以前に、一時停止も守らないうえに、救護もせずに逃げるとかありえない」
という人を増やさなければならない。

「違反の有無を過度に気にするよりも、どうすれば事故が起きにくい」かを1人1人考えて欲しい。



ここで勘違いして欲しくないのは、何も無闇に擁護したいわけではなく
むしろ「イヤホン自転車」を糾弾し、無くすことを目標に掲げることで
「事故の総数が減って交通安全に本当に繋がるのであれば」いくらでも批判すればいいと思っている。

しかし、(優先的な警告カード発行要件?のような謎の固定概念に捕らわれた色眼鏡を持たずに)
実際の事故の様子や問題点を冷静に判断すれば、
「徐行や一時停止」であることは明白であり、
それでも事故を起こしたとすれば「人命救助を最優先」しなければならないことが
「事故総数を減らし真の交通安全のあるべき姿」に違いないからこそ、
何らかの意図的なバイアスのかかった意見に惑わされるようなことがあってはならないとして、
微力でも反抗する必要があると思っている。

「原付等の免許発行要件に聴覚試験がない」ということに対して
根本的な矛盾が存在していることも忘れてはならない。