最終更新日:2022.2.13 ★ハブダイナモの端子について(蘇州山田機電有限公司:SANYO→中華パナ→hapyson)
2021.1.31 ページ分割のみ(内容は未改訂)
2018.03.04 ●[NEXUS] DH-C2300-N【ナット留め】,●[NEXUS] DH-C2300-N-QR【クイックリリース】
2018.01.21 ▼ハブダイナモありとなしの抵抗感の実感の差
2017.05.21 ●ハブダイナモのグリスアップ(DH-2N30-J)
2017.02.05 ●特殊なハブダイナモ「6V0.8W パナソニックNRH001 E2端子」(OLD、軸径不明)
2016.09.25 ハブダイナモ(ヒルモ)のハブ
●DH-C2100-N-QR「6V、0.9W」【OLD100mm,軸径M9[QR]】(スポーツ車向けハブダイナモ)【J2-A端子】
●DH-C2100-NC「6V、0.9W」【OLD93mm,軸径5/16[ナット留め]】(一般車向け20~24ハブダイナモ)【J2-A端子】
●DH-C2100-N「6V、0.9W」【OLD93mm,軸径5/16[ナット留め]】(一般車向け24~28ハブダイナモ)【J2-A端子】
2016.04.10 【OLD100、E2端子】DH-C3000系の4種、【OLD100?】DH-2N40-JW
2016.02.07 ●BSのJ2-Aハブが搭載されている車種の一例(「ワイドコンパクト点灯虫」ハブの互換性に注意)
2016.01.17 ●ミツバの一般車ハブ(BS品)でもJ2-A端子
2015.12.05 ★スプロケ交換できる一般車のシングルハブ「FH-IM37の特殊仕様版」説明追加
2015.12.05 廃盤●「SM-DH50」(J1端子→J2端子にする金具)
2015.09.22 ●軽量なE2端子ハブダイナモ「シャッタープレシジョン ダイナモハブ PV-8」(OLD100mm、M9)
2015.09.20 前「HB-T3000」、後「FH-T3000」、■ボスフリーからカセットへ変更(FH-IM20)、他
2015.08.30 ★OLD:100軸径:M9のハブダイナモを流通・非流通に分離、内装・外装・シングルの概略
2015.05.06 ハブダイナモの故障・修理・分解・グリスアップなど
2015.02.21 ハブメーカーリンク追加
2015.02.15 軸径の判断方法、ハブメーカーの一部リンク
2015.01.25 一般車向けエアハブの参考掲載、スポーツ系ハブ
2014.12.23 ■ハブダイナモ「J1,J2,J2-A端子」ライトの互換性について
2014.11.24 シマノの解説リンク多数追加
2014.11.11 製品仕様ver1.9に伴う修正、スポーツ系ハブダイナモ他
2014.11.01 UP
▼ハブダイナモ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【一般車用:前ハブ】
★ハブダイナモの端子について
(蘇州山田機電有限公司:SANYO→中華パナ→hapyson)
kosunacycle.com/archives/5882
Aタイプ(1線式)・・・シマノ「J1端子」
Bタイプ(2線式)・・・シマノ「E2端子?」
Cタイプ(2線式)・・・シマノ「J2端子」
と思われる。
E2端子はシマノのJ2端子やヒルモ専用のJ2-A端子とも異なる。
(新規格ハブに対して不適合なライトと組み合わせにくくするためという意味があるとしても)
こうして端子を乱立させているのが、ハブダイナモを良しと思えない理由の1つ。
ただでさえ日進月歩の懐中電灯としてのLEDライトと比べ、自転車LEDライト自体の進化が遅いのに
規格競争に持ち込むこと自体が無駄に思えて仕方ない。
●一般車用ノーマルハブでお馴染みの中野鉄工所には「エアハブ」というものがある。
www.nakano-iw.co.jp/air_hub/index.html
ebkyoto.web.fc2.com/
最近の完成車で採用されているものはあまり見かけないが・・・
自分好みの空気圧に調整できない?とか、
補修費用が普及ホイールに比べ高くなるのと、機構が増えるだけ壊れやすくなるといった
デメリットのほうが目立つようだ。
●エアハブの仕組みなど
cycleshop-harmony.com/?p=867
パーツ点数が増えて結局面倒になるような。
この場合は3気圧(約300kpa)でそれ以上が排出される設定なので
タイヤの標準空気圧が4.5気圧(約450kpa)の場合には常に空気圧が少ない状態になる。
「便利な側面はあっても万能ではない」ということからも普及しなかったのだろう。
基本的には「ノーマル」な何の変哲もない軽いハブと、「ハブダイナモ(オートライト)」の重いハブ。
★【OLD:93mm / 軸径:BC 5/16】
「ノーマル」と「”一般車向けの”ハブダイナモ」には互換性があるので
ホイール自体の付け替えは案外楽。(スポーツ系ハブダイナモとは端子も互換性なし)
若干異なる軸長とランプの取り付け場所がなければ多少悩むくらい。
※前用の
ローラーブレーキハブはシマノのカタログに記載があるが搭載車に乏しいため省略。
★【OLD:93mm / 軸径:BC 5/16】
▼一般車用:ハブダイナモ
現行品ではシマノ・丸善・ミツバの3択。(メーカー在庫でSANYO製も僅かに流通)
ハブダイナモの
完組みホイールは5000円程度~で比較的リーズナブルなため、
ハブ単体のみで交換するケースは極めて希だろう。
■シマノ
一般車向けなので【OLD:93mm / 軸径:BC 5/16】
「20-24インチ」●DH-2N40-JC 28Hのみ 【J2端子】 #14スポーク 軸長150mm PCD穴69mm 2014~
「20-24インチ」●DH-C2100-NC 28Hのみ 【J2-A端子】 #13/#14スポーク 軸長155mm PCD穴60mm 2014~ 更にPCDが狭くなりハブが小さく。
「24-28インチ」●DH-2N40-J 36Hのみ 【J2端子】 #14スポーク 軸長150mm PCD穴69mm 2014~
「26-28インチ」●DH-C2100-N 36Hのみ 【J2-A端子】 #13/#14スポーク 軸長155mm PCD穴60mm 2014~ 更にPCDが狭くなりハブが小さく。
▼廃盤
「24-28inch」●DH-2N30-J 36Hのみ #14スポーク J2タイプ 軸長150mm PCD穴74mm(新型との違いはここだけ)
※一般車向け(OLD93mm,5/16径でJ1端子)の「HB-NX23」や「HB-NX22」は古い型になる。
●DH-C2100-NC「6V、0.9W」【OLD93mm,軸径5/16[ナット留め]】(一般車向けハブダイナモ)
20~24インチ向け(たぶんETRTO:406~507,540)の小径専用ハブ
◆端子はJ2-A端子(既存のJ1,J2端子と互換性なし)
・本体色は黒か銀を選べる
・28Hのみ
・491g
・対応スポーク#13/#14
●DH-C2100-N「6V、0.9W」【OLD93mm,軸径5/16[ナット留め]】(一般車向けハブダイナモ)
24~28インチ向け(たぶんETRTO:507,540~635)
◆端子はJ2-A端子(既存のJ1,J2端子と互換性なし)
・本体色は黒か銀を選べる
・36Hのみ
・491g
・対応スポーク#13/#14
参考:一般車向けの「DH-C2100-N(OLD93mm,軸径5/16)」の一般車向けヒルモの概要紹介ページ
entry-parts.shimano.co.jp/tsugaku/hilmo.html
ライトの配光も基準となる明るさも分からず、動画なんてもちろんない。ライトの本体バリエーション5色の掲載すらない。
●[NEXUS] DH-C2300-N【ナット留め】
色:シルバー
6V 1.5W
26-28インチ(ETRTO:559~635)
OLD 93mm
PCD 60mm
軸長155mm
スポーク #13/#14
穴数 36H
端子:J2-A or new
ハブ素材:アルミ
軸素材:スチール
●ハブダイナモ(DH-2N30-J)の回転抵抗
potapotabicycle.blog.fc2.com/blog-entry-793.html
さて、この3点をオーバーホールしたわけですが、やはりハブダイナモと
ローラーブレーキの回転抵抗は結構あるようです。
他に持っている一般自転車(オーバーホール済、ダイナモ、サーボブレーキ)の方が伸びるフィーリングが気持ちいいですね。
ハブダイナモの抵抗は皆さんご存知と思いますが、
ローラーブレーキも回転が重くなります。
シマノさんの取り扱い説明書を確認して見ましょう。「
ローラーブレーキ搭載車はごくわずか回転が重くなります(特に冬季)」と説明があります。
ハブダイナモも
ローラーブレーキも積極的に進めたい装備ですが、マニアックな領域だと力不足になることもあるという例でした。
▼DH-2N30補修パーツ確認用の展開図
si.shimano.com/php/download.php?file=pdf/ev/EV-DH-2N30-J-Jp2875.pdf
▼DH-2N40補修パーツ確認用の展開図
si.shimano.com/php/download.php?file=pdf/ev/EV-DH-2N40-3822.pdf
▼DH-2N40 約2600円 OLD93mm、軸径5/16、軸長150mm、J2端子、6V-2.4W、ナットタイプ、PCD穴69mm
■-JC=(20-24インチ[406~540]) 28H [銀:ADH2N40JCFS]・[黒:ADH2N40JCFL]
■ (26-28インチ[559~635])36H [銀:ADH2N40JDS]・[黒:ADH2N40JDL]
▼DH-C2100 約2200円 OLD93mm、軸径5/16、軸長155mm、J2-A端子、6V-0.9W、ナットタイプ、PCD穴60mm
■-NC=(20-24インチ[406~540]) 28H [銀:ADH2N40JCFS]・[黒:ADH2N40JCFL]
■-N (26-28インチ[559~635])36H [銀:ADH2N40JDS]・[黒:ADH2N40JDL]
軽量化で価格も抑えたが出力は低下。
■要注意■端子と許容範囲の点で既存ライトとの互換性なし。
○:J1 端子のハブ軸にJ1 端子のライトを取り付け
○:J2 端子のハブ軸にJ2 端子のライトを取り付け
○:J2-A端子のハブ軸にJ2-A端子のライトを取り付け
ここまでは簡単。
○:J1端子のハブ軸にJ2 端子のライトを取り付け →金具「SM-DH50(廃盤)」を取り付ける。
J1端子ハブ→J2端子ハブへの変換アダプター
www.kyuusyuusyaryou.com/products/3378
廃盤●「SM-DH50」
www.cycle-yoshida.com/pc/syousai.php?SYOCODE=00100142
現在シマノ自体J1端子のハブの生産をしていないため終了。
素直に現行品のJ2端子のハブダイナモに組み替えか、車輪ごと交換になる。
×:J1端子のハブ軸にJ2-A端子のライトを取り付け
detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1447695979
○:J2 端子のハブ軸にJ1 端子のライトを取り付け →キャップが最初から付いていない左側の端子に繋ぐだけ。
キャップがなければ「アースコネクターカバー」(約100円)を注文購入しアース側(右側)に被せる。
×:J2 端子のハブ軸にJ2-A端子のライトを取り付け
×:J2-A端子のハブ軸にJ1 端子のライトを取り付け
×:J2-A端子のハブ軸にJ2 端子のライトを取り付け
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「DH-C2100」は端子が「J2-A」で専用ライト(LP-C2100、LP-C2101)しか使えない。
DH-2N40は今のところ併売なので安心。
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★【OLD:93mm / 軸径:BC 5/16】
■ミツバ
「36-mt05.A」 軸長:150mm 【OLD:93mm / 軸径:BC 5/16】 J1端子?
www.mitsuba.co.jp/products/generaluse
www.katayama-cycle.com/428_1165.html
●ミツバの一般車ハブ(BS品)でもJ2-A端子
www.ranobe.com/2016/01/285v-058w.html
MITSUBAの低負荷ハブダイナモで、ボルトとワットは2.85V-0.58W。シマノの0.6Wとほぼ同じワット数です。
↓
BSのハブダイナモでも「J2-A端子」(恐らくミツバ製)
blog.goo.ne.jp/cyclehouse-tomo/e/8c9dc2188f53e553a5cbfb253843b265
BSの
ハブダイナモ用ライトは基本補修パーツ扱いになっているので(=車種指定で修理交換が前提)
互換性を知らずに間違えて買うような人は最初から考慮していないから問題ないのだろう。
●BSのJ2-Aハブが搭載されている車種の一例
「トレンディーR6」TR76R6 TR66R6
(特別廉価品のためBSの通常カタログには掲載なし)
ライトの名称は「ワイドコンパクト点灯虫」
www.jitensya-ya.com/goods.shtml?05
「ワイドコンパクト点灯虫」とあれば既存のハブダイナモ(J1,J2端子)との互換性がない
丸善のJ1端子のハブダイナモライトを付けたい場合は車輪丸ごと交換するしかないので注意が必要。
▼通常カタログ品ではスクリッジにも採用
www.bscycle.co.jp/items/commuting/scridge/#anc01
www.bscycle.co.jp/products/brands/scridge/RS63T62016/
ameblo.jp/cycle-plus/entry-12163646742.html
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★【OLD:93mm / 軸径:BC 5/16】
■丸善電機
www.magnix.co.jp/pdt_cycleinfo.htm
18~22インチ:MHD102・・・直営ネットショップの(20HE)406
完組みホイールの仕様では「MHD101」。
24~27インチ:MHD101
定格 :6V-2.4W
スポーク数 :36H
スポークサイズ :#14
OLD : 93mm
ハブ軸サイズ :BC5/16 軸長:145mm
接続端子 :J2端子
重量 :660g
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■スポーツ系ハブ
※ディスクブレーキ除くリムブレーキのみ
QR=クイックリリース
◆スポーツ系:ハブダイナモ【J2-A端子】
●DH-C2100-N-QR「6V、0.9W」【OLD100mm,軸径M9[QR]】(スポーツ車向けハブダイナモ)
youtu.be/vcNCUTmT53o?t=13m23s
◆端子はJ2-A端子(既存のE2端子と互換性なし?)
・20~24インチ向け(たぶんETRTO:406~507,540)と24~28インチ向け(たぶんETRTO:507,540~635)がある。
・本体色は黒か銀を選べる
・32H、36H
・491g
・対応スポーク#13/#14
◆スポーツ系:ハブダイナモ【E2端子】
【★OLD:100mm 軸径:M9】
であればシマノのハブダイナモを取り付けられるが・・・、
今度は【E2端子】という新たな問題が出てくる。
確かにE2端子のハブダイナモは載っていて購入もできる。
しかし、シマノハブダイナモのE2端子のシマノのライトは少なくとも日本では売っていない。
(一般車向けのJ2端子のライトはJ1端子変換アダプターがある。J2-A端子は互換なし)
↓
■J端子を加工してE2端子のハブに取り付ける
torapo.com/other/bicycle/bridgestone-tentoumushi.htm
(J端子を加工して取り付けることは可能のようだが、あまり加工をしないお手軽交換がいいので却下。)
E2端子用の他社製ライトを使う必要があるが、欧州向けに販売しているものでも
シマノの端子に対応するライトではないものもあるそうなので非常に面倒。
そして
▼抵抗感について
ec13ec.blog89.fc2.com/blog-entry-188.html
街乗りで夜間使うなら毎回外す手間が無いというのは確かにメリットではあるのだが、
軽さが損なわれるのはやっぱり微妙。
明るさでも、ある意味上限が無いとも言えるバッテリー(充電式)より劣るのは間違いないので
結局スポーツ系自転車の良さを削ぎ落とす形になるのでは・・・と。
電動アシストであれば多少重くても問題ないが、アシスト力の限界もあるのでやはりスポーツ系としては厳しい。
※前用:
ローラーブレーキハブ除く
※対応ホイールサイズ(外径)をリム径(ビード径)に換算
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【★OLD:74mm 軸径:M9?】
▼349(16WO)~406(20HE)程度まで スポーク穴 参考定価(実売は割引価格が多い)
Capreo DH-F703 24H QR ---g 約4800円 出力3W
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【★OLD:100mm 軸径:M9】
▼349(16WO)~635(28WO)まで スポーク穴 参考定価(実売は割引価格が多い)
SHIMANO DH-2N35-QR 32H or 36H QR ---g 約3500円 出力2.4W
SHIMANO DH-2N35-NT 32H or 36H ナット ---g 約3000円 出力2.4W
DH-C3000-3N-NT 6V-3.0W NEXUS
DH-C3000-3N-QR 6V-3.0W NEXUS
DH-C3000-2N-NT 6V-2.4W NEXUS
DH-C3000-2N-QR 6V-2.4W NEXUS
●[NEXUS] DH-C2300-N-QR【クイックリリース】
色:シルバー
6V 1.5W
26-28インチ(ETRTO:559~635)
OLD 100mm
PCD 60mm
軸長108mm
スポーク #13/#14
穴数 28H
端子:J2-A or new
ハブ素材:アルミ
軸素材:スチール
▼OLD100?
DH-2N40-JW 24-28インチ NEXUS
▼355(18HE)~635(28WO)まで
Nexus DH-C6000-1N 32H or 36H ナット ---g 約4500円 出力1.5W
▼559(26HE)~635(28WO)まで
DEORE XT DH-T780 32H or 36H QR ---g 約12000円 出力3W
DEORE LX DH-T670-3N 32H or 36H QR 550g 約8800円 出力3W
DEORE LX DH-T670-2N 32H or 36H QR 550g 約7900円 出力2.4W
SHIMANO DH-3N80 32H or 36H QR 490g 約12000円 出力3W
SHIMANO DH-2N80E 32H or 36H QR 490g 約10000円 出力2.4W
SHIMANO DH-3N72 32H or 36H QR ---g 約11000円 出力3W
SHIMANO DH-2N72 32H or 36H QR ---g 約9000円 出力2.4W
●軽量なE2端子ハブダイナモ
【★OLD:100mm 軸径:M9】
▼推定:406(20HE)~622(700C)まで?
シャッター・プレシジョン(代理店:トライスポーツ)
ウルトラスモール ダイナモハブ PV-8 32H 390g 約1万円 出力3W(20インチの場合) E2端子
www.trisports.jp/?q=catalog/node/6073
www.worldcycle.co.jp/item/92795.html
www.sp-dynamo.com/8seriesdynamo%20hub.html (20/24/28/36Hもある)
www.sp-dynamo.com/8seriesdynamo%20hub-JP.html
20(たぶん406)のような小さい輪径での発電出力6V3W。
26(たぶん559),700C(622)大きい輪径の場合は、発電出力は6V2.4W。
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▼国内流通なし?
▼349(16WO)~635(28WO)まで
SHIMANO DH-3N31-QR 32H or 36H QR ---g 約??00円 出力3W
SHIMANO DH-3N31-NT 28H or 32H or 36H QR ---g 約??00円 出力3W
▼355(18HE)~635(28WO)まで
ALIVIO DH-T4000-1N 32H or 36H QR 580g 約??00円 出力1.5W
Nexus DH-C3000-1N 32H or 36H ナット ---g 約??00円 出力1.5W 塗装の違いだけ?
▼406(20HE)~635(28WO)まで
DEORE XT DH-T780-1N 32H or 36H QR 425g 約??00円 出力1.5W
▼簡略掲載のみ
【ディスクブレーキ用】
DEORE XT DH-T785
DEORE LX DH-T675
ALIVIO DH-T4050-1D 国内流通なし?
ALFINE DH-S501 国内流通なし?
ALFINE DH-S701 国内流通なし?
DH-3D80
DH-3D72
DH-3D37-QR,NT 国内流通なし?
DH-3D32-QR,NT
【(前輪)
ローラーブレーキ用】
DH-C6000-3R-QR、NT
DH-C6000-2R
DH-C6000-1R 国内流通なし?
【(前輪)
ローラーブレーキ用】
(M9軸、OLD100mm)DH-2R30-J
▼ハブメーカー・販売代理店
日本で購入できず、海外生産時にコスト削減のために完成車組み込みで使用されるケースが多い。
性能と整備性向上のために即交換することもあるが、そのときにも互換性を把握しておく必要がある。
●リンエイ扱いのハブと関連品(ハブ毛も含む)
www.rinei-web.jp/product_list/?cid=130
●RIDEA
www.rinei-web.jp/product_list/?cid=359
※クイック軸なので一般車向けに非ず。
主にDAHONなどのカスタム用。
●JOYTECH
www.joy-tech.com.tw/
●MODUS(中野ハブの技術移転)
www.modusnakano.com/adout.php
●ENE CICLO(ハブ&ボスフリー)
www.diacompe.co.jp/original43.html
www.diacompe.co.jp/parts4#a07
古いツーリング自転車向けのクイック軸(M10)のボスフリーハブと
8段も使えるクイック軸(M10)の130mmリアハブなど
●ASSESS
www.assess-hubs.com/products.html
DAHON Route(2013)などに使われているハブ
minivelo-dego.blogspot.jp/2013/04/dahon-route-wheelset.html
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●ハブダイナモの故障
まず原因はどこかを突き止める。
「ライト本体」・・・内部の基盤が錆びや劣化などで正常に動作しないのであれば「新しいものに交換」
「ライトのコード」・・断線しているとして、使えそうなコードを探し購入し分解してハンダ付けし直すより、
これもライトごと交換したほうが早い。
「ハブの配線」・・・端子部分から伸びる線が切れている場合でも交換。※1
「金属端子」・・・ハブから出ている金属部分が腐食していて、 全く点灯しない、
または一時的に点灯するだけであれば、やはり修理方法としては「交換」になる。※2
「グリスアップ」「玉押し調整」は走行回転性を向上させるもので点灯部分とは切り離して考える。
【1】「内部一式」だけを交換
シマノの場合、基本的に「現行品であれば補修部品がある」ので
内部が錆びてしまっている場合、コイル部分の内部一式を購入し、胴部分がまだ使えるようであれば
磨く工賃も払うことで修理も一応可能。SANYOやBSのミツバのハブダイナモ(点灯虫仕様)は
新品単体でのパーツ設定がないようなので、「車輪ごと交換してください」と言われるのがオチ。
●BSのハブダイナモの内部一式は交換できるのか
BSから部品供給されているヤマハの
電動アシストで確認すると・・・
バッテリーから電源供給されているのでハブダイナモを使用していない。
パーツカタログは公開されておらず、補修部品を販売しているようなサイトでも特に扱いがあるような気配はない。
【2】「ハブ」だけを交換
シマノ「ハブダイナモ[コイル部分と胴部分のセット]を購入し、スポーク・リム・ニップルを組み替えてもらう(手組)」
手組の予算を考えると、下記のミヤタが扱う完組ホイールを買ったほうが安く早く済むだろう。
【3】車輪ごと交換(ハブダイナモ)
一般車サイズホイール(540(24インチ),590(26インチ),630(27インチ))であれば車輪ごと
(ミヤタのカタログにも載っている市販の)シマノハブを使った車輪一式に交換することを薦める。
「ライト別」「取り付け調整の工賃込で約1.1~1.3万円」が目安だろうか。(取寄せ送料は店による)
ネットで純正品をまだ安く購入できるところもあるが、組み付けに自信がないなら店に任せる。
【3.1】車輪をノーマルハブに変更
夜間あまり走らないので夜間点灯時の走行抵抗は多少増えてもいいということであれば、
昼間の走行抵抗感をハブダイナモよりも減らすことができ、
今後の修理費用もライトごとでもホイールも別途新規に買いなおすとしても安く済み、本体の重量も減らし、
回転性能とグリスアップ性向上のために、「ハブダイナモ」から「
ブロックダイナモ」に変更する手もある。
(ライトは古い豆電球タイプ(フィラメント式)や、暗いLEDタイプのものは避ける)
具体的には、一般車用のナカノハブを使ったノーマル(5/16軸)の完組ホイールを購入し取り付け。
ライト取り付けのためには、「Panasonic かしこいランプ用ブラケット」などフロントフォーク部分にライト用金具を追加。
※ハブのグリスアップ調整方法はtakaよろず研究所が参考になる。
www11.plala.or.jp/taka-lab/20050422-bicycle-front/bicycle-front.html
自分で交換できるなら安くできるが、工具も必要で、
不器用さを考慮せず誰にでも安易に自分でどうぞとは言えない。
なお、シマノハブを推奨する理由としては「補修部品」が手に入るという最大の利点にある。
BSで採用されているミツバハブや、メーカー消滅したSANYOハブだけでなく
得体のしれないメーカーのハブでも
「海外通販など国内で簡単に購入できない」
「店単位取引のため一般客が簡単に取寄せ購入が出来ない」
「ホイールごとでもそこまで高価な商品ではなく、部品単体を用意すると却って高くなるので、
そもそも補修部品が存在しない」
いずれかであり、補修ホイールを導入する場合にもシマノ(ハブ)指定をしたほうが後々楽。
シマノ以外のメーカーでは細かい部品でも
シマノパーツとの互換性が必ずあるとも言えず、部品修理が出来ると思わないほうがいい。
また、ベアリング球は基本的に片方しか調整できないため
調整で補えないまで回転がおかしいなどガタが目立つようになれば交換。
「錆びているケース」
shuuri.exblog.jp/20136171/
接着剤で分解できないようにしているケースもある。
▼グリスアップを目的とした整備
www.soaring.co.jp/rwstuff/bike/071008.htm
端子側でも隙間からグリスの「追加」だけは可能にはなっているようだが分解修理はあまり薦められない。
↓
▼一般車用ハブダイナモの例「DH-2N40展開図」
si.shimano.com/php/download.php?file=pdf/ev/EV-DH-2N40-3822.pdf
ベアリング球が交換できるのは片側だけで
端子側をグリスアップするためにはハンダを溶かすなどの処理も必要になるが、
そもそも部品単位設定すらない=シマノ推奨の方法ではないため推奨しない。
ハブダイナモにはこういうデメリットもある。
また、
ハブの内部には注油しないでください。グリスが流れ出したり、通電不良が発生したりする恐れがあります。
と販売店マニュアルにもあるので、ベアリングではない部分へ安易に注入するようなことは禁止。
※1▼J1端子のハブダイナモ
blog.zaq.ne.jp/goto/article/40/
内部の線が切れているケース。
BSなどのミツバハブの参考にもなる。これには回り止めがないようだ。
ハンダ付けで修理しているが、軸受けやワンにもトラブルを抱えていて
これも本来は廃棄するケース。
▼一般車のシングルハブ(スプロケ交換互換性のないFH-IM37など)のグリスアップ
homepage1.nifty.com/kitot/mamatyarisarvobreak&gurisuup.htm
↓
別タイプの古いシングルハブ
fixclover.blog.fc2.com/blog-entry-222.html
▼ハブダイナモの分解
mabos-world.blogspot.jp/2012/03/blog-post_18.html
構造把握のために完全分解。
※2
ハブの種類によっては錆びた端子部分を磨くだけで復活もするようだが、
一般車用とは異なるので参考程度。
ameblo.jp/t-are/entry-11540746710.html
●ハブダイナモのグリスアップ(DH-2N30-J)
片側は通常のハブと同じように洗浄・グリスアップ出来ても、
端子側はハンダを溶かさないことにはベアリングを洗浄してグリスアップ出来ない。
(もし内部一式を交換する場合でもハブダイナモではないノーマルハブよりも当然費用がかかる)
こういう難点もあり「整備性を重視する場合は」ハブダイナモは適さない。
「ライト単体では約2000円と安い・交換しやすい・非点灯時の回転抵抗がない・総重量も軽くできる」
として、個人的には(回転抵抗の低い)LEDの
ブロックダイナモを薦める。
最初からハブダイナモであればフォークを交換してでも、ノーマルハブに付け替えて
ブロックダイナモ化したいと思うほど。
▼ハブダイナモありとなしの抵抗感の実感の差
youtu.be/uhNXVekesLg?t=10m2s
「ハブダイナモは鉄下駄」
実走行上、走行中は抵抗感をさほど体感できないとされるが、
空走状態ではハブダイナモなしのほうが進みやすいという感想。
ここではスポーツ車向けのLXグレードへの感想だが
一般車向けのヒルモではないハブダイナモでも似たようなことが言える。
●「速度が出にくいので安全」という点でいえば、
通学用として常時点灯を強制させることで利点があるのは確か。
これに関してはやはり文科省からの通達のような形でも
無整備の安物自転車を減らす意味でも、通常は
ブロックダイナモ不可にすべきだろうと思う。
●「負荷トレーニングになる」というが、
近所の20km圏内で実走行での負荷トレーニング目的ということであれば、
車体重量30kg超の業務用の
電動アシストを電源OFF状態で走ったほうがよさそうな気もする。
●旧来のハブダイナモの代わりとしてヒルモの紹介をしているものの・・・
スポーツ車向けのE2端子ではなく、J2-A端子という特殊な端子となっていて
「ライトはJ2-A端子専用品しか使えない」という点に注意が必要というところまでは言及がなかった。
前からライトのページに書いている通り
「夜間使うことのほうが多ければ抵抗感があってもハブダイナモが便利」
(走行抵抗感ゼロで街灯もない場所も走るのであればVOLT800ランク同等の
バッテリーライト)
しかし、
「基本的に日没後に走行する時間が少ないのであれば(最近のLED式の)
ブロックダイナモのほうが安価で便利」
※細かいことを言えば、
接触でタイヤ側面にダメージを受けるのを気にするのであれば、
最初からゴムローラー部分を交換できるものを選んでリム接触にするとか(雨天時に滑るならその日だけ調整)
定期的にゴムローラー部分だけ交換推奨だが、(環境次第でも)大抵1年で交換が必要なほど頻度が高いわけでもない。
●特殊なハブダイナモ「6V0.8W パナソニックNRH001 E2端子」
(サカモトテクノ「27ルールマン6Sオート」(27-6CR-WSR AT))
ameblo.jp/cycle-plus/entry-12242530603.html
ハブダイナモは「6V0.8W パナソニックNRH001 E2端子」
OLDも軸径も分からない。
何故わざわざE2端子のハブを使うに至ったのか経緯を知りたいところだが、
こういう肝心の情報を載せないのが常。
最終更新:2021年01月31日 20:29