BAAについて

最終更新日:2020.2.9 ●機材上でのテストでは不十分
1.26 一般車(ママチャリ)の選び方から移動
2019,3.10 ●BAA
2018.3.25 ●BAAだけを絶対視すればいいというものでもない(他BAA関連の記事も上部に移動)
3.18 ●自転車選びは人選び(BAAは参考程度)
2017.5.21 ●BAAの見直し
2015.12.20 ●BAA、完成車への苦言、資格のある店について考える


●BAAについて─────────────────────────────────────

「BAAを過信することなかれ」
自転車は【初期整備】でどれだけ手間暇かけて仕上げたかで異なる。
BBAだけを気にしていても「本当に良い自転車」は手に入らない。

●機材上でのテストでは不十分

twitter.com/MS758/status/1224749605482401792
個人的にはラボで行われるテストに依存するのは危険だと思っている。
やはり一番信頼できるのは過酷な条件での実走(壊れるまで乗る)なのではないかな。
ただ加速度的に負荷を掛けられる人を探すのが大変ですけど
BAAもスマートコントロールブレーキも然り。
「歩道と車道の段差超え繰り返し」などであれば再現できるとしても、
その程度の機材の上で何万キロ走らせるよりも、
実生活上で
「駐輪機や駐輪場などでの粗雑な扱い」
「度重なる風での転倒」
「砂埃や豪雨や強い直射日光や照り返し」
「体重100kg超えの柔道部員や相撲部員などが立ち漕ぎを毎日のように繰り返す」
そして当然のように「完全ノーメンテ」。
本来の意味での「耐久性テスト」とはこういうものであるべきなのではと思ってしまうが、
そうするとトップチューブが水平に近い形ではない一般車であれば強度を出すために、
車体重量がリアキャリアなどなしで
最低でも30kg以上ということにまでなってしまうような気すらしてしまう。
ベアリングへのグリスも最低限度の注入量が定められるようになれば、
「壊れにくくなってしまう」ので都合が悪いのだろう。


●2013年の記事

f30-tora.hatenadiary.org/entry/20130810/1376148894
中国自転車製造における孤軍奮闘記録−479−BAA−自転車産業振興協会
初期整備以前に、製造時点で信用に値しないような状況でもあったらしい。
多数の一般消費者に「とりあえず走れればいい」としか考えさせないような方向での
キャンペーンに終始していれば製造側も販売側のメーカーの意識も変わるわけもなく。
中身が伴っているとは限らない「付加価値」を付けることで価格を上げるという点では成功していると言えるのだろう。

そもそも「英式チューブ(虫ゴム)という問題のある規格を少しづつでも廃することが出来ない時点で期待はできない」ことは明白。

●BAA

ameblo.jp/ring5199/entry-12442212418.html
「単にBAAマークさえあれば大丈夫というわけではない」のと同様に
「自転車整備士の資格を持っている店員が作業していれば安心」とも言えない。
全体的な傾向としては「あったほうがマシ」かもしれないが、
「そもそも実技試験が一般車組立ではない」時点で
資格を誇らしげに自慢するような店は「その程度でしかない」として個人的には避ける。

TS発行するためというよりも、
「持っていることで有利になるかもしれない情報等を仕入れるために仕方なく持っているだけで、
別に特別でも何でもない」という感覚の店を信用したい。

●自転車選びは人選び(BAAは参考程度)

cyclist.sanspo.com/389141
委員会は90項目以上の安全基準を満たしたことを示す「BAAマーク」をつけた自転車を購入することなどを呼びかけている。
BAAマークの有無は絶対的な目安にはならないと断言できる。

スポーツ自転車向けとしてはSBAAもあるが付いている車種自体が稀なことが何よりの証拠。
「なぜ厳しい基準をクリアしたSBAAが付いていないようなスポーツ自転車のほうが多いんですか?」
と訊かれれば
「趣味用としてそれなりの値段がする自転車で、
コストを切り詰め、まともに整備もされないことが前提になるような実用未満の半廃棄物を提供することはありえないから」
のような答えになるのではないだろうか。
(無論、それでも危険な兆候があるものに関してはリコールも出されている)
(一般車系統の場合は出荷台数の点から、個別修理対応ではない全数リコールというケースは極めて稀)

確かに「得体の知れないメーカーの自転車よりはBAAマークによって一定の信頼基準にはなる」というのはある。
しかし、問題はそれが十分に活かされているかどうかという点に尽きる。

★何が一番大事かといえば「最終点検・整備した店員の腕」
最終点検が疎かであればいくら装備が合格基準であっても無意味になる。
そういう点でBAAは自転車整備士の資格の有無に近いものがある。

「自転車整備士の資格があれば絶対に信用できるかといえば、そうとも言えない。」
量販やネット通販で実務経験の乏しい人が整備したものよりは、資格を持っている人のほうがある程度はマシ。

「BAAのマークがあれば絶対に安全かといえばそうでもない。」
BAAがないよりはあったほうが2万円未満の激安自転車や、まともに整備されていないであろう中古自転車よりは多少はマシ。

ではどういう店員が信用足りうるのかといえば
整備士資格合格の要件でもある「手組ホイール」が作れるかどうかが1つの基準になる。
反対に選ぶべきではない明確な基準としては、
日常的にバック拡げ工具を使っているような店とは距離を置くことを薦める。

★(厳密に言えば)「店ではなく人」というのがポイント
業態だけで見ると一般的に「人材定着率の低さ」から技術水準が低いとされる量販店。
でも個人店より詳しく丁寧という人も中には居る。
技術があって当たり前の個人店。
でも「まともに米式チューブすら知らないような店員」も存在する。
店員によっても技術や知識の差は歴然。
もちろん相性が合う合わないもあるので、違うなと思ったらすぐに別の人に頼んでみたほうが良い。

●BAAだけを絶対視すればいいというものでもない

www.e-myring.jp/baa.html
BAAはサビ等もちの部分を規定していませんので、、
安全に直接関係ない部分の品質をそぎとってもちが悪くなっていると考えるべきです。

●BAAの見直し

cyclist.sanspo.com/334199
従来は公的機関での試験が必須だったが、新制度では自社検査での申請が可能になる。
つまり極端な話「検査していなくても検査したと言い張れば基準はクリアする」ことになるようだ。
一方で、市場に出回っている自転車の商品検査を従来の3倍に増やすほか、
検査項目を見直し、同一箇所で不具合が連続発生した際の対処を厳しくするなどして安全性を高める。
但し「無検査で流通させたような商品も勝手に検査するので不具合が見つかったときは覚悟してくれ」
ということで、違約金や強制リコール等で是正を求めるということになるのだろう。

いや、しかしながら「納車前整備、納車後のメンテナンス」がしっかり出来ているのかということでも
全く違う結果になると考えられるだけに、BAAだけを信じればいいというものでもない。

「2万円以下自転車だが完全分解し全て再組立て、グリスやオイルも適正使用」を施した自転車

「4万円程度の自転車だがグリスアップなど放棄、ねじ締めも雑」なもの
を比べると、
(各部品群そのものに不具合がないと仮定すれば)安全性で言うなら前者のほうが安全という見方もできる。
しかしそんなことをすれば整備コストが全く見合わない
(整備工賃だけで2万円以上になる可能性大)ので、そんなことをしようとする人が多いとは思えない。

BAAへの信頼度については
自転車産業振興協会2017年1月の月報では
「BAAマークが付いていたがフレームの精度が悪くて交換した」という感想もあるので、
フレーム精度までしっかり確認する店にとっては完全に信頼できるというものでもないようだ。

●店選び、購入方法での失敗例

BAAでもブレーキシューの取り付け位置不良。
zitensyaya.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/post-2642.html
「リム面に対して平行、上の隙間は1mm」というのが正しいはず。
リムに当たる面積が小さいので当然正常な取り付け方法に比べると制動力は落ち、
より強く握る必要もある状態になっていて、快適性度外視の整備。
偏摩耗も起こすので将来的にも問題が起こりやすい。
「部品もBAAマークも付いていればいいわけではない」ということ。
どういう店で買っても自分で気付くことができるなら、そのリスクを回避できるが、
その判断ができないなら、単純に値段で比較するようなことはしないこと。「店選びは慎重に」
(追記:店の形態で判断するほうが早くても「知識や技術は人による」と言える)

●BAA、完成車への苦言、資格のある店について考える

ameblo.jp/cycle-kintarou/entry-10041982733.html

▼BAAについて

BAAだと絶対に安全か?と言われれば答えは大きな声で答えはノーです!
その性能を生かすも殺すも、販売する際の組み立てと、のちのちのアフターが重要です。
BAAでは定期的な整備をするようにと呼びかけております。
いくらBAAの自転車だからといって、販売する際にいい加減な組み立てをしてたら、
せっかくの性能も殺す事になります。

▼問題の多い部分

最近輸入車などで問題が多いのがベアリングです!
自転車でベアリングを使用してる部分はBB(ボトムブラケット クランクがついてる根元の部分です)やハブ軸(車輪の軸の部分です)、あとヘッド部分ですね。
この中で不具合が出やすいのがハブ軸とBBの部分。
原因はグリスが最初から少なかったり、ネジなどの精度の問題でガタツキが出やすかったりと。
もちろん使用条件によってもかなり変わるのですが、輸入車に関しては特に多い部分です。
その際、これらの部分は、消耗品って事で保証の対象外になってる事・・・。
しかし、通常の使用で1年以内でハブ軸のオーバーホールをしないと駄目ってのは、僕はどうかと思うのです。
もちろん買ってから廃車にするまで油すらやったことがないって方は
さすがに「ん~」ってなってしまいますが、通常の使用でなる場合はやはりどうかと思います。

これも低価格化によるコスト削減の影響で目に見えない
このような場所のグリスの量などが減らされたり、
ベアリングの玉の強度が落ちてる為になる現象です。

しかし自転車の修理などを出来ない量販店などは、一度自転車をお預かりしてメーカーに出してメーカーに修理をしてもらうのです。
しかし、時間もそうなのですが、そのような判断を出来ない方たちが自転車を売ってるのが僕は問題だと思うのです。
その程度の修理もできない人が自転車を販売してるって事はまともに組み立てすらも出来ないものだと僕は思います。

ハブ軸やBBのオーバーホールなどは、自転車組み立て整備士の試験の基準に入っておりません。
自転車組み立て整備士の資格を持ってます~っと高らかにうたってるお店もありますが、
自転車組み立て整備士の資格は自転車を少しいじるのに本当に最低限の事だけです。
自転車組み立て整備士の資格を持ってるからと言って安心してはいけません!!!
自転車組み立て整備士の資格を持っているのに、
ハブ軸のオーバーホールすら出来ない量販店も結構多いと思います。
後からも出て来ますが自転車を購入の際は、このような事も聞いたりして、
そのお店がどの程度安心できるのかを確認するのもいい方法かもしれません。