季節と空気圧の変化について

最終更新日:2020.5.24 4月→5月計測値
4.26 3月→4月計測値、序文を追加
3.29 書き忘れの1→2月と先日計測の2→3月の計測データを追加
2.2 UP

※ここで計測に使用している「前輪/後輪ともに米式チューブ」「ストレートの米式専用空気圧計」は、
一般車での空気圧管理として「出来るだけ正確な計測値を知るための方法」のためであり、
必ずしも同じ道具を購入するための費用をかけなければ米式化での恩恵が受けられないというわけでありません。

●【(前後用2個セットで)約600円~】エアチェックアダプター(ACA-2)を
取り付けることができれば米式になります。

◆「エアチェックアダプターを取り付けても空気漏れがある」?
=「相性問題の疑いがある場合」

「別の自転車で試す」他、バルブ口ではなく、
「チューブ」や「空気入れ」が「壊れている場合もある」ので要確認。

※別の自転車のバルブ口には使えて、別のチューブや空気入れで使えた場合は、
「商品自体に問題はない」と分かるが、
「最初の自転車のチューブとは相性が悪く取り付けられない」ことになるので、
一気に「米式チューブ」に交換。

▼米式化について【0~約2000円 [※工賃別]】──────────────────────

●(0円~) → エアチェックアダプター(ACA-2)を友人などから借りるor譲り受ける。

●(定価以下) → オークションやフリマサイトなどで購入。(※不良品の可能性もあるので要注意!)

●【(前後用2個セットで)約600円~】エアチェックアダプター(ACA-2)をヨドバシ.com他で購入。
※実店舗の「自転車も扱う量販店」で売っていることもある。

●【工賃別】【(1本)約1000円】米式チューブをヨドバシ.comなどで購入。
(前後とも交換する場合は2本必要なので「約2000円」)
シュワルベの米式チューブをならヨドバシ.comに一通り揃っているので買いやすい。
※詳しくは【米式チューブ一覧】のページにて。

※※※チューブ交換する場合の要注意ポイント!!!※※※
【工具などが揃っていて自分で[慎重且つ正確に]取り付けできるのであれば自分で作業】する方法はあるものの、
よくある「チューブ噛み込み」でパンクしても自業自得になります。
もう1本チューブを買う羽目になったり、誤った取り付けで不具合になりかねない場合もあるため、
基本的には工賃をしっかり払ってでも【持ち込み歓迎の】【技術が信頼できそうな】店を探して、
取り付け依頼をすることが確実です。
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◆空気圧計付のポンプを借りることができるなら約600円で準備は完了。
(米式化が「0円で可能なケース」も考えられるが、稀とする)
空気入れも友人などから借りる以外に、[必ず許可を得て]ガソリンスタンド等の店での
(空気圧計付ポンプも無料で使用可能な自転車店が存在すれば可能)
ポンプ付き空気圧充填が可能であれば、以下の空気圧計やポンプを購入する必要はないので、
普通に新品のエアチェックアダプターを購入で「約600円だけ必要」。

◆空気圧計付のポンプを借りることが難しい場合 約2500円~
空気圧計約1000円
+(クリップ部分が外せるなどで)米式にも使える1500円くらいの空気入れを購入するのが最も安上がり。
(※胴体が樹脂製のポンプは使用経験上で耐久性が低かったのでオススメしません)
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◆上記の通り、空気圧計付のポンプを借りることができるなら、
以下にある空気圧計や(空気圧計付き)ポンプの購入は後回しでもOK。

   ↓

▼空気圧計について【約1000~3000円】──────────────────────

★空気圧計は約1000円~1500円くらいの「GIYO」のものが初心者向けとしては便利

↓文字盤が小さい・目盛りが狭いと思ったら

★★更に「見やすい・分かりやすい」を重視する場合は、
ここで計測に使用している「ストレートの米式空気圧計」をオススメ!

▼空気入れ(ポンプ)について【約1500円~5000円ほど】──────────────────────

※空気圧計付のポンプを購入する場合は空気圧計は買わないという選択もある。
(しかし、その代わりとして「目盛りの狭さ」は我慢するしかない)

◆安い空気入れを所持している場合
本当に新しく購入しなければならないかどうかは
【ポンプの先に鎖が付いているかどうか】が判断基準の1つとなる。
鎖付きであれば口金部分のクリップが外せるはずなので、外した状態であれば米式に使える。

◆基本的に3000円以上するような空気入れであれば米式に対応。
※「英式専用」は米式に使えないので絶対に避けること。

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空気入れの頻度は常用空気圧300kpa前後(※要タイヤ側面確認)の一般車であれば、
「7~9月のみ"月2回充填"が望ましい」が、それ以外は毎月1回の充填でOK。



★「季節と空気圧の変化について」───────────────────────────

英式虫ゴムで空気圧計付きポンプすら持たず「独自の感覚だけ」に頼っていると
季節(気温変化に伴う)空気圧の減少量の
「具体的に数値で見ることができる」違いに気付くことは出来ない。

▲「年間通じて(同じ量充填で)一定の空気圧減少」は間違い」
理論だけとか、何ら調べもせず(もしくは1,2ヶ月程度だけ調べ)
あとは憶測で書いている内容よりも、
【"実際に"年間通じて調べた上で出しているデータ】なので
「情報の信憑性が増す」と考える。

■比較用チューブと車種

購入時期が異なる2つの米式チューブ。
パナレーサー米式チューブ(630:27×1-3/8 以下630)は
「シュワルベ米式チューブよりも数年前に購入したチューブ」で
「車両自体はデッドストック状態」だが比較実験のために毎月欠かさず空気を同じ量まで充填。

シュワルベ米式チューブ(540:24×1-3/8 以下540)は電動アシストに使用。
購入時期は新しいが単距離用途。

■極端な差をつけるのであれば

エアボリュームのある120mm幅以上のファットバイク極太タイヤ、
反対に相当少ない12インチ車のデータがあれば良かったのだが未計測。
極端なサイズ差があれば
もしかしたら「結果が異なる可能性があるかもしれない」ということは最初に明記しておきたい。
(もちろん「同じ空気圧充填であればサイズに関係なくほぼ同じ傾向」という可能性もある)
超小径車の場合は使用していれば路面からの衝撃も受けやすいので
そのぶんゴムが押し広がり空気量が減りやすいと考えることもできる。

■タイヤの設定空気圧は一般的な【標準300kpa】

540は車重のある電動アシスト自転車のため330kpaまで充填。
630は内装変速のよくある一般車だが比較のために330kpaまで充填。

もちろん、気温などの条件によって異なるので全国各地でも一律同じとは言えないが
一定の参考にはなるはず。

■使用空気圧計

ポンプの空気圧計では精度以前に目盛りが細かすぎて分かりにくいので
しっかりと【米式専用空気圧計】を使用。
「2018年1月~10月まではパナのアナログ米式空気圧計(廃盤品)」
「2018年11月からストレートのアナログ米式空気圧計」
(◆空気圧計については以下のページに集約)
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/112.html

「ストレートのアナログ米式空気圧計」は「数値が見やすい(分かりやすい)」
www.straight.co.jp/item/15-640/
「差込む際にもヘッドが筒型で押し込みやすい」ので値段以上の安心感がある。
(使い方のコツとしては、斜めに差し込まないように軽く置いてから揺らし位置を整えてから
"垂直に"勢いよくグっと押し込む)

空気圧管理でタイヤを長持ちさせたい一般ユーザーに限らず、英式バルブに否定的な自転車店でも、
空気圧計付のエアーコンプレッサーではなく手動空気入れを常用しているのであれば、
一般車に(米式チューブも含め)「このような米式専用の空気圧計」を積極的に使ってもらいたい。

※シュワルベの英式バルブコアと専用計測器のエアマックスプロでは
「そのエアマックスプロの計測数値データが正確ではない場合の
「英式としての比較対象がない」ので比較実験として選ぶのは少々厳しい。

※MPプランジャー+ポンプの空気圧計では
「一般車ユーザーには"無駄に"高い空気圧まで測れるようになっている影響で」
目盛りが細かく読み取りにくいので却下。

※仏式はデジタルゲージもあるが・・・
仏米アダプターも万能というわけでもなく、
校正機器を通せるような空気圧計がなさそうなので却下。

▼充填→計測

2018
1月→2月:330kpa→300kpa(前/後)
2月→3月:330kpa→300kpa(前/後)
3月→4月:330kpa→300kpa(前/後)
4月→5月:330kpa→300kpa(前/後)
5月→6月:330kpa→280kpa前輪のみ(後輪は300kpa)
6月→7月:330kpa→240kpa(前/後) (未使用車は前後260kpa)
7月→8月:330kpa→220kpa(前/後) (未使用車も前後220kpa)
8月→9月:330kpa→240kpa(前/後) (未使用車も前後240kpa)
9月→10月:330kpa→280kpa(前/後) (未使用車も前後280kpa)

10月→11月:330kpa→(計測ミス) (未使用車は前260kpa後240kpa)
11月→12月:330kpa→310kpa(前),300kpa(後) (未使用車は前後310kpa)
12月→1月:330kpa→290kpa(前/後) (未使用車は前後300kpa)
2019
1月→ 2月:330kpa→290kpa(前/後) (未使用車は前310kpa,後300kpa)
2月→ 3月:330kpa→310kpa(前)350kpa(後) (未使用車は前330kpa,後320kpa)気温差からか気圧上昇。
3月→ 4月:330kpa→330kpa(前)290kpa(後) (未使用車は前290kpa,後290kpa)
4月→ 5月:330kpa→280kpa(前)270kpa(後) (未使用車も前280kpa,後270kpa)
5月→ 6月:330kpa→270kpa(前)260kpa(後) (未使用車も前270kpa,後260kpa)日中30度超え、夜は20度前後
6月→ 7月:330kpa→260kpa(前)255kpa(後) (未使用車は前260kpa,後260kpa)どうやら湿度は影響なさそう
7月→ 8月:330kpa→230kpa(前)220kpa(後) (未使用車は前240kpa,後230kpa)気温35度を超える7,8月は月2回充填が必要
8月→ 9月:330kpa→245kpa(前)235kpa(後) (未使用車は前250kpa,後250kpa)まだ35度を超える日も続く
9月→10月:330kpa→265kpa(前)260kpa(後) (未使用車は前270kpa,後270kpa)少しマシだが残暑の影響で減少気味
10月→11月:330kpa→280kpa(前)280kpa(後) (未使用車は前285kpa,後280kpa)さほど減らなくなってくる
11月→12月:330kpa→295kpa(前)290kpa(後) (未使用車も前295kpa,後290kpa)20度以下で安定、去年より確実に暖冬
12月→1月:330kpa→310kpa(前)310kpa(後) (未使用車も前310kpa,後310kpa)先月よりは気温低め
2020
1月→2月:330kpa→300kpa(前)300kpa(後) (未使用車は前310kpa,後310kpa)暖かい日もあった影響から若干減り気味?
2月→3月:330kpa→310kpa(前)300kpa(後) (未使用車は前310kpa,後310kpa)先月と同じくらいで大差なし。
3月→4月:330kpa→290kpa(前)290kpa(後) (未使用車は前300kpa,後290kpa)少し暖かい日もあって若干減る量も増えた。
4月→5月:330kpa→300kpa(前)290kpa(後) (未使用車は前300kpa,後300kpa)寒暖差があっても先月と大差なし。

[※計測時の押し込み漏れの差でプラスマイナス5kpaほどの差はありそうなので厳正なデータに非ず]

今後も測定を継続。

◆日中の気温差が極端に激しい日はその影響を受ける。

※「直射日光の当たる室内や冷暖房のある部屋の中にチューブ放置」でも
気温差があるため、あまり参考にならない。

※「室内約25度以上の暖かい室内(自転車店内など)で充填」
 →「気温約10度以下の外に出る」
  →「空気圧が減少しやすい」
という状況もあり得る話なので、注意が必要。

【このページにある計測データは外気温と同じ状態で充填】
(時間帯は「走行路面熱の影響を受けない意味でも年間通じて朝方に空気充填」)

★これまでの結論としては

ママチャリ型の場合は「後ろ荷重」になるので後輪の空気圧が【若干】下がりやすい傾向。
(未使用車でも後輪が減り気味なことがあるが、基本的に「誤差の範囲」と判断)

そして、既に書いているように「タイヤに書いてある空気圧の基準が300kpa」の場合、
気温35度を超えるような「夏場(7~9月)は2週間に1回」
その他は毎月1回を基準に充填を推奨。

◆米式チューブへの移行に躊躇しているのであれば

まずは英式(虫ゴム)→「エアチェックアダプター」で「お試し」がオススメ。
▼米式への不安に対する答えなど、全般の内容についてはこちらの米式バルブのページを参照。
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/128.html

■もしデータを疑うようであれば

「パナレーサーもしくはシュワルベの米式チューブ」を「実際にタイヤ内に収めた状態で」
GIYOの簡易空気圧計ではなく、少なくとも「ストレートの米式空気圧計」を購入用意し、
(もちろん校正機器にかけている自動車向けの超高級空気圧計でも構わない)
年間通じて計測してみて欲しい。

データは多ければ多いほど良いので
計測データが他に上がっていれば紹介したいところだが、
米式バルブを良く思わない店のほうが多いようなので店からのデータは期待できない。
個人で興味を持って調べようと思う人が他にいるかどうか。