季節と空気圧の変化について

最終更新日:2025.4.27 3→4月計測値

2025.3.23 2→3月計測値
2025.2.23 1→2月計測値
2025.1.26 12→1月計測値


※ここで計測に使用している「前輪/後輪ともに米式チューブ」「ストレートの米式専用空気圧計」は、
一般車での空気圧管理として「出来るだけ正確な計測値を知るための方法」のためであり、
必ずしも同じ道具を購入するための費用をかけなければ米式化での恩恵が受けられないというわけでありません。

●【(前後用2個セットで)約600円~】エアチェックアダプター(ACA-2)を
取り付けることができれば米式になります。

◆エアチェックアダプター(ACA-2)専用ページ


◆「エアチェックアダプターを取り付けても空気漏れがある」?
=「相性問題の疑いがある場合」
「(英式)チューブ」や「空気入れ」が「壊れている場合もある」ので要確認。

※別の自転車の(英式)チューブや空気入れでは問題なく使えた場合、「商品自体に問題なし」。
と同時に、「最初の自転車のチューブとは相性が悪く取り付けられない」ことになるので、
一気に「米式チューブ」に交換。

▼米式チューブ一覧
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/50.html


▼米式化について【0~約2000円 [※工賃別]】──────────────────────

●(0円~) → エアチェックアダプター(ACA-2)を友人などから借りるor譲り受ける。

●(定価以下) → オークションやフリマサイトなどで購入。(※不良品の可能性もあるので要注意!)

●【(前後用2個セットで)約600円~】エアチェックアダプター(ACA-2)をヨドバシ.com他で購入。
※実店舗の「自転車も扱う量販店」で売っていることもある。

●【工賃別】【(1本)約1000円】米式チューブをヨドバシ.comなどで購入。
(前後とも交換する場合は2本必要なので「約2000円」)
シュワルベの米式チューブをならヨドバシ.comに一通り揃っているので買いやすい。
※詳しくは【米式チューブ一覧】のページにて。

※※※チューブ交換する場合の要注意ポイント!!!※※※
【工具などが揃っていて自分で[慎重且つ正確に]取り付けできるのであれば自分で作業】する方法はあるものの、
よくある「チューブ噛み込み」でパンクしても自業自得になります。
もう1本チューブを買う羽目になったり、誤った取り付けで不具合になりかねない場合もあるため、
基本的には工賃をしっかり払ってでも【持ち込み歓迎の】【技術が信頼できそうな】店を探して、
取り付け依頼をすることが確実です。
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◆空気圧計付のポンプを借りることができるなら約600円で準備は完了。
(米式化が「0円で可能なケース」も考えられるが、稀とする)

【1】「英式クリップが外せる空気入れ」を所有している場合

「GIYOなどの空気圧計だけ購入」で空気圧管理は可能になります。

■空気入れと空気圧計を別々に使うということは・・・

デメリット:空気入れ→空気圧計と若干確認に手間がかかる。
メリット:どちらかが壊れた場合、壊れたほうだけ買い直せばいいので安上がり。

▼空気圧計(エアゲージ)単体ページ
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/112.html

▼空気圧計について【約1000~3000円】──────────────────────

★空気圧計は約1500円くらいの「GIYO」が初心者向けとしては便利
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amazonは価格変動が激しいのであまり参考にならないが扱い自体はある。
www.amazon.co.jp/dp/B00C3B0CSY/
www.amazon.co.jp/dp/B003H06APO/
(2000円未満の場合は送料410円~。別途購入で調整するなら問題なし)
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↓文字盤が小さい・目盛りが狭いと思ったら

★★更に「見やすい・分かりやすい」を重視する場合は、
ここで計測に使用している「ストレートの米式空気圧計」(約3400円[送料含む])をオススメ!
www.straight.co.jp/item/15-640/

【2】「英式クリップが外せる空気入れ」を所有して"いない"場合

本当に新しく購入しなければならないかどうかは
【ポンプの先に鎖が付いているかどうか】が判断基準の1つとなる。
鎖付きであれば口金部分のクリップが外せるはずなので、外した状態であれば米式に使える。
※「英式専用」は米式に使えないので絶対に避けること。

◆基本的に3000円以上するような空気入れであれば米式に対応。

▼空気圧計付フロアポンプでオススメできる最安値品
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/46.html#RP

※基本的に空気圧計付のポンプが所持していないのであれば、
優先的に購入をオススメします。

米式対応の空気圧計を持っている自転車店や、
自転車店以外でもガソリンスタンド等やカーショップ系店でも
「許可を得ることができれば」借りられますが、
日時の都合関係なく充填できるのは楽なので、自身で空気圧管理をしましょう。

※もし借りる場合は、必ず無料で借りられるとは絶対に考えず、
「出来るだけお店に対して金銭的な利益の提供を心がけてください。」

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空気入れの頻度は常用空気圧300kpa前後(※要タイヤ側面確認)の一般車であれば、
「7~9月のみ"月2回充填"が望ましい」が、それ以外は毎月1回の充填でOK。


★「季節と空気圧の変化について」───────────────────────────

英式虫ゴムで空気圧計付きポンプすら持たず「独自の感覚だけ」に頼っていると
季節(気温変化に伴う)空気圧の減少量の
「具体的に数値で見ることができる」違いに気付くことは出来ない。

◆年間通じて(同じ量充填で)「▲一定の空気圧減少」ではありません。
「気温が高い夏季に減りやすくなります」。

理論だけとか、何ら調べもせず(もしくは1,2ヶ月程度だけ調べ)
あとは憶測で書いている内容よりも、
【"実際に"年間通じて調べた上で出しているデータ】なので
「情報の信憑性がある」と考えます。

■比較用チューブと車種

購入時期が異なる2つの米式チューブ。
パナレーサー米式チューブ(630:27×1-3/8 以下630)は
「シュワルベ米式チューブよりも数年前に購入したチューブ」で
「車両自体はデッドストック状態」だが比較実験のために毎月欠かさず空気を同じ量まで充填。

シュワルベ米式チューブ(540:24×1-3/8 以下540)は電動アシストに使用。
購入時期は新しいが単距離用途。

■極端な差をつけるのであれば

エアボリュームのある120mm幅以上のファットバイク極太タイヤ、
反対に相当少ない12インチ車のデータがあれば良かったのだが未計測。
極端なサイズ差があれば
もしかしたら「結果が異なる可能性があるかもしれない」ということは最初に明記しておきたい。
(もちろん「同じ空気圧充填であればサイズに関係なくほぼ同じ傾向」という可能性もある)
超小径車の場合は使用していれば路面からの衝撃も受けやすいので
そのぶんゴムが押し広がり空気量が減りやすいと考えることもできる。

■タイヤの設定空気圧は一般的な【標準300kpa】

540は車重のある電動アシスト自転車のため330kpaまで充填。
630は内装変速のよくある一般車だが比較のために330kpaまで充填。

もちろん、気温などの条件によって異なるので全国各地でも一律同じとは言えないが
一定の参考にはなるはず。

■使用空気圧計

ポンプの空気圧計では精度以前に目盛りが細かすぎて分かりにくいので
しっかりと【米式専用空気圧計】を使用。
「2018年1月~10月まではパナのアナログ米式空気圧計(廃盤品)」
「2018年11月からストレートのアナログ米式空気圧計」
(◆空気圧計については以下のページに集約)
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/112.html

「ストレートのアナログ米式空気圧計」は「数値が見やすい(分かりやすい)」
www.straight.co.jp/item/15-640/
「差込む際にもヘッドが筒型で押し込みやすい」ので値段以上の安心感がある。
(使い方のコツとしては、斜めに差し込まないように軽く置いてから揺らし位置を整えてから
"垂直に"勢いよくグっと押し込む)

空気圧管理でタイヤを長持ちさせたい一般ユーザー(&英式バルブに否定的な自転車店)も、
空気圧計付のエアーコンプレッサーではなく
「手動の空気入れ」を常用しているのであれば、
一般車に(米式チューブ化も含め)「ストレートの米式専用の空気圧計」を積極的に使ってもらいたい。

※シュワルベの英式バルブコアと専用計測器のエアマックスプロ
「専用空気圧エアマックスプロでの計測数値が正確ではない場合、
「英式としての比較対象がない」ので比較実験として選ぶのは少々厳しい。
 ↑一応「空気入れの空気圧計」でも参考になる。

※Gプランジャー+ポンプの空気圧計
「一般車ユーザーには"無駄に"高い空気圧まで測れるようになっている影響で」
目盛りが細かく読み取りにくいが一応参考になる。
※しかし「Gプランジャー自体の構造的な問題」から薦めない。

※仏式はデジタルゲージもあるが・・・
仏米アダプターも万能というわけでもなく、校正機器を通せるような空気圧計がなさそうなので却下。

▼充填→計測

2018
1月→2月:330kpa→300kpa(前/後)
2月→3月:330kpa→300kpa(前/後)
3月→4月:330kpa→300kpa(前/後)
4月→5月:330kpa→300kpa(前/後)
5月→6月:330kpa→280kpa前輪のみ(後輪は300kpa)
6月→7月:330kpa→240kpa(前/後) (未使用車は前後260kpa)
7月→8月:330kpa→220kpa(前/後) (未使用車も前後220kpa)
8月→9月:330kpa→240kpa(前/後) (未使用車も前後240kpa)
9月→10月:330kpa→280kpa(前/後) (未使用車も前後280kpa)

10月→11月:330kpa→(計測ミス) (未使用車は前260kpa後240kpa)
11月→12月:330kpa→310kpa(前),300kpa(後) (未使用車は前後310kpa)
12月→1月:330kpa→290kpa(前/後) (未使用車は前後300kpa)

2019
1月→ 2月:330kpa→290kpa(前/後) (未使用車は前310kpa,後300kpa)
2月→ 3月:330kpa→310kpa(前)350kpa(後) (未使用車は前330kpa,後320kpa)気温差からか気圧上昇。
3月→ 4月:330kpa→330kpa(前)290kpa(後) (未使用車は前290kpa,後290kpa)
4月→ 5月:330kpa→280kpa(前)270kpa(後) (未使用車も前280kpa,後270kpa)
5月→ 6月:330kpa→270kpa(前)260kpa(後) (未使用車も前270kpa,後260kpa)日中30度超え、夜は20度前後
6月→ 7月:330kpa→260kpa(前)255kpa(後) (未使用車は前260kpa,後260kpa)どうやら湿度は影響なさそう
7月→ 8月:330kpa→230kpa(前)220kpa(後) (未使用車は前240kpa,後230kpa)気温35度を超える7,8月は月2回充填が必要
8月→ 9月:330kpa→245kpa(前)235kpa(後) (未使用車は前250kpa,後250kpa)まだ35度を超える日も続く
9月→10月:330kpa→265kpa(前)260kpa(後) (未使用車は前270kpa,後270kpa)少しマシだが残暑の影響で減少気味
10月→11月:330kpa→280kpa(前)280kpa(後) (未使用車は前285kpa,後280kpa)さほど減らなくなってくる
11月→12月:330kpa→295kpa(前)290kpa(後) (未使用車も前295kpa,後290kpa)20度以下で安定、去年より確実に暖冬
12月→1月:330kpa→310kpa(前)310kpa(後) (未使用車も前310kpa,後310kpa)先月よりは気温低め

2020
1月→2月:330kpa→300kpa(前)300kpa(後) (未使用車は前310kpa,後310kpa)暖かい日もあった影響から若干減り気味?
2月→3月:330kpa→310kpa(前)300kpa(後) (未使用車は前310kpa,後310kpa)先月と同じくらいで大差なし。
3月→4月:330kpa→290kpa(前)290kpa(後) (未使用車は前300kpa,後290kpa)少し暖かい日もあって若干減る量も増えた。
4月→5月:330kpa→300kpa(前)290kpa(後) (未使用車は前300kpa,後300kpa)寒暖差があっても先月と大差なし。
5月→6月:330kpa→265kpa(前)265kpa(後) (未使用車は前275kpa,後270kpa)気温30度を超える日が続くと減少量も増加。
6月→7月:330kpa→260kpa(前)260kpa(後) (未使用車は前270kpa,後270kpa)先月より少しだけ減少した程度。
この時期あたりから空気充填は毎月2回(約15日ごと:2週間おき)が望ましい。
7月→8:330kpa→235kpa(前)235kpa(後) (未使用車は前245kpa,後235kpa)
去年ほどではないが、やはりこの時期が最も空気圧の減少量が多い。
(今月は「ポンプの空気圧計」が感覚的にも不調のように思えたが、こういうとき空気圧計が別にあるので便利)
8月→9月:330kpa→240kpa(前)240kpa(後) (未使用車は前245kpa,後240kpa)先月よりは酷暑日が減り減少量も若干緩和。
9月→10月:330kpa→260kpa(前)250kpa(後) (未使用車は前270kpa,後260kpa)やはり暑さ軽減で減りは緩やかに。
10月→11月:330kpa→280kpa(前)290kpa(後) (未使用車は前290kpa,後280kpa)去年と大差なし。
11月→12月:330kpa→295kpa(前)290kpa(後) (未使用車は前300kpa,後295kpa) 同上
12月→1月:330kpa→310kpa(前)300kpa(後) (未使用車は前310kpa,後310kpa) やはり大差なし。バルブコア劣化の様子もない。

2021
1月→2月:330kpa→300kpa(前)300kpa(後) (未使用車は前310kpa,後310kpa)偶然にも去年と同じ。
2月→3月:330kpa→300kpa(前)300kpa(後) (未使用車は前310kpa,後300kpa)まだ寒暖差はさほどないので先月と大差なし
3月→4月:330kpa→340kpa(前)340kpa(後) (未使用車は前310kpa,後350kpa)
◆先月の空気充填から自然の気温変化だけで「10kpa増加」
気温上昇の影響から空気圧が自然上昇。
未使用車の前輪のみ減っていたのは一定圧がかかり続けてることが原因か、
単純に測定時の空気漏れがあったかは分からない。
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もし、スポーツ自転車向けタイヤで、高めの上限設定があれば
それを超えてしまう前に、減少率のほうが勝ちそうではあるが・・・、
そもそも、ラテックスチューブや700kpaを超えるような場合「毎日」、
クロスバイク用など500kpa運用のような高めの空気圧設定のタイヤであっても、
少なくとも「毎週充填する確認するのが当たり前」、
且つ、標準300kpaに330kpa充填から「10kpaの上昇」なので実際はあまり気にする必要はない。
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4月→5月:330kpa→300kpa(前)290kpa(後) (未使用車は前290kpa,後290kpa)
後ろ荷重になる車種の場合、約5~8kpaほど多めにしておくと丁度良いかもしれない。
(※目盛りの幅が大きく、[適切に使えば]空気漏れしにくいストレートの空気圧計での調整)
(※GIYOの空気圧計であれば、前320kpaなら後ろは約340kpaに調整でも可)
標準300kpaでも上限350kpa未満にしているのであれば、
「余程の安物タイヤでもなければ」そこまでシビアに考える必要はなさそうだが、
そういうタイヤであれば「長期使用前提ではなく耐候性そのものが低い」と思われるので、
空気圧調整云々を気にしてもしょうがない。

それでも、きっちりと300kpaを維持し続ける前提であれば、
一般車でも季節問わず毎週空気圧充填を余儀なくされかねないので、
使い方の荒い人も考慮すると、チューブのバルブベースや、
ポンプヘッドや空気圧計の口金部分の摩耗度合いを心配する必要も出てくる。


5月→6月:330kpa→265kpa(前)270kpa(後) (未使用車は前290kpa,後280kpa)
6月→7月:330kpa→270kpa(前)260kpa(後) (未使用車は前260kpa,後260kpa)去年とほぼ変わらず。
7月→8月:330kpa→240kpa(前)230kpa(後) (未使用車は前250kpa,後240kpa)気温差があっても最高温度次第で似た傾向?
8月→9月:330kpa→240kpa(前)240kpa(後) (未使用車は前250kpa,後240kpa)
9月→10月:330kpa→250kpa(前)250kpa(後) (未使用車は前270kpa,後260kpa)去年とほぼ変わらず。
10月→11月:330kpa→270kpa(前)270kpa(後) (未使用車は前280kpa,後270kpa)去年よりは若干気温高めだった?
11月→12月:330kpa→310kpa(前)310kpa(後)[計測ミス] (未使用車は前320kpa,後310kpa)去年よりは若干気温低め?
(バルブは計測しやすい位置に移動させること)
12月→1月:330kpa→305kpa(前)300kpa(後) (未使用車は前310kpa,後305kpa)去年よりは若干気温高め?でも300kpaは維持。

2022
1月→2月:330kpa→310kpa(前),305kpa(後) (未使用車は前310kpa,後310kpa)気温低めでほぼ減らず。
2月→3月:330kpa→320kpa(前)320kpa(後) (未使用車は前320kpa,後320kpa)暖かい日の影響から差引で減少抑制になった
3月→4月:330kpa→300kpa(前),300kpa(後) (未使用車は前310kpa,後300kpa)今年は上昇とはならず順当に減少。
4月→5月:330kpa→280kpa(前),280kpa(後) (未使用車は前295kpa,後280kpa)一部高かったのは充填多めだった?
5月→6月:330kpa→265kpa(前),265kpa(後) (未使用車は前280kpa,後270kpa)昨年とほぼ同じ。
6月→7月:330kpa→245kpa(前),[※230]kpa(後) (未使用車は前260kpa,後245kpa) ※計測ミスのため推定
7月→8月:330kpa→240kpa(前),250kpa(後) (未使用車は前255kpa,後250kpa)いつもより少し早め充填でも結構減っていた。
やはり本来は気温の高い時期は「(300kpa標準では)2週間おき」というのが正解。
8月→9月:330kpa→230kpa(前)230kpa(後) (未使用車も前230kpa,後230kpa)
9月→10月:330kpa→275kpa(前)270kpa(後) (未使用車は前280kpa,後280kpa)
やはり暑さが軽減されるとチューブやタイヤの自然劣化状態は無関係で減少率も低下。
10月→11月:330kpa→280kpa(前)270kpa(後) (未使用車は前280kpa,後270kpa) 先月とほぼ同じ。
11月→12月:330kpa→290kpa(前)300kpa(後) (未使用車は前300kpa,後300kpa) 冷え込んできて減少量も低下。

2023
12月→1月:330kpa→290kpa(前)300kpa(後) (未使用車は前310kpa,後300kpa) 先月とほぼ同じ。やはり減りにくい。
1月→2月:330kpa→315kpa(前)315kpa(後) (未使用車は前320kpa,後315kpa) この時期が年間で最も減りにくい。
2月→3月:330kpa→305kpa(前)305kpa(後) (未使用車は前315kpa,後305kpa)
3月→4月:330kpa→300kpa(前)295kpa(後) (未使用車は前310kpa,後300kpa) 先月よりも若干減りが増えたかな程度。
4月→5月:330kpa→275kpa(前)270kpa(後) (未使用車は前285kpa,後280kpa) 暑い日があったので去年よりも減りが増えた。
5月→6月:330kpa→280kpa(前)280kpa(後) (未使用車は前290kpa,後280kpa) 先月と大差なし
6月→7月 (※↓減少量からみて間違いなく充填はしていたと思うが記入忘れ)
7月→8月:330kpa→250kpa(前)245kpa(後) (未使用車は前250kpa,後250kpa) 去年と大差なし
8月→9月:330kpa→210kpa(前)210kpa(後) (未使用車は前220kpa,後210kpa) 若干期間が空いたため減りも多くなった
9月→10月:330kpa→260kpa(前)260kpa(後) (未使用車は前265kpa,後260kpa) 去年より暑めだった影響かやや減り多め。
10月→11月:330kpa→280kpa(前)280kpa(後) (未使用車は前290kpa,後280kpa) 寒い日も増えて減少量が緩やかに。
11月→12月:330kpa→305kpa(前)305kpa(後) (未使用車は前310kpa,後305kpa) 昨年よりも減らず。

2024
12月→1月:330kpa→300kpa(前)295kpa(後) (未使用車は前305kpa,後300kpa) 先月とほぼ同じ。やはり減りにくい。
1月→2月:330kpa→310kpa(前)310kpa(後) (未使用車は前310kpa,後310kpa) 先月よりも減らず。毎年最も減らない時期。
2月→3月:330kpa→315kpa(前)310kpa(後) (未使用車は前320kpa,後310kpa) ほぼ先月と同じ。
3月→4月:330kpa→290kpa(前)300kpa(後) (未使用車は前305kpa,後300kpa) やや減りが増えてきた。
4月→5月:330kpa→280kpa(前)270kpa(後) (未使用車は前290kpa,後280kpa) 昨年とほぼ同じ。減りやすくなる気温。
5月→6月:330kpa→270kpa(前)270kpa(後) (未使用車は前---kpa,後---kpa) やはり先月と大差なし。
6月→7月:330kpa→260?kpa(前)255kpa(後) (未使用車は前225kpa,後240kpa) 夏は減りやすい。
そして後輪は両立スタンドで浮いていても未使用でも若干減りやすいようだ。
7月→8月:330kpa→230kpa(前)230kpa(後) (未使用車は前240kpa,後230kpa) 2020年並み。酷暑の影響か減りやすい。
8月→9月:330kpa→240kpa(前)240kpa(後) (未使用車は前250kpa,後240kpa) 気温高めの日中なので?去年より多め。
9月→10月:330kpa→240kpa(前)240kpa(後) (未使用車は前250kpa,後240kpa) 昨年より更に暑かった影響か8~9月同様。
10月→11月:330kpa→270kpa(前)270kpa(後) (未使用車は前280kpa,後270kpa) 昨年より暑かった影響か若干減り多め
11月→12月:330kpa→300kpa(前)305kpa(後) (未使用車は前305kpa,後305kpa) 昨年とほとんど同じ。

2025
12月→1月:330kpa→300kpa(前)300kpa(後) (未使用車は前305kpa,後300kpa) 先月とほぼ同じ。やはり減りにくい。
1月→2月:330kpa→320kpa(前)320kpa?[計測ミス](後) (未使用車は前325kpa,後325kpa) ほぼ減っていない。
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◆夏は300kpa基準で2週間に1回推奨でも、2か月に1回は真冬に限り可能と分かり、
夏の気温上昇によるバーストや過小空気圧でのパンクを防ぎ、真冬は手間を減らすことも出来るが
わざわざこのような【減少量の推移】をこうして年単位で計測しているわけがない自転車店は
英式バルブのチューブの空気充填のタイミングを触診の「なんとなく」で済ませてしまっていることで、
こうした適切な案内をすることが困難と言える。
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2月→3月:330kpa→310kpa(前)310kpa(後) (未使用車は前320kpa,後310kpa) 春が近づき若干減りやすくなった。
3月→4月:330kpa→290kpa(前)290kpa(後) (未使用車は前300kpa,後290kpa) 昨年よりも若干減り多め。





[※計測時の押し込み漏れの差でプラスマイナス5kpaほどの差はありそうなので厳正なデータに非ず]

今後も測定を継続。

◆日中の気温差が極端に激しい日はその影響を受ける。

※「直射日光の当たる室内や冷暖房のある部屋の中にチューブ放置」でも
気温差があるため、あまり参考にならない。

※「室内約25度以上の暖かい室内(自転車店内など)で充填」
 →「気温約10度以下の外に出る」
  →「空気圧が減少しやすい」
という状況もあり得る話なので、注意が必要。

【このページにある計測データは外気温と同じ状態で充填】
(時間帯は「走行路面熱の影響を受けない意味でも年間通じて朝方に空気充填」)

★これまでの結論としては

ママチャリ型の場合は「後ろ荷重」になるので後輪の空気圧が【若干】下がりやすい傾向。
(未使用車でも後輪が減り気味なことがあるが、基本的に「誤差の範囲」と判断)

そして、既に書いているように「タイヤに書いてある空気圧の基準が300kpa」の場合、
気温35度を超えるような「夏場(7~9月)は2週間に1回」
その他は毎月1回を基準に充填を推奨。

◆米式チューブへの移行に躊躇しているのであれば

まずは英式(虫ゴム)→「エアチェックアダプター」で「お試し」がオススメ。
▼米式への不安に対する答えなど、全般の内容についてはこちらの米式バルブのページを参照。
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/128.html

■もしデータを疑うようであれば

「パナレーサーもしくはシュワルベの米式チューブ」を「実際にタイヤ内に収めた状態で」
GIYOの簡易空気圧計ではなく、少なくとも「ストレートの米式空気圧計」を購入用意し、
(もちろん校正機器にかけている自動車向けの超高級空気圧計でも構わない)
年間通じて計測してみて欲しい。

データは多ければ多いほど良いので
計測データが他に上がっていれば紹介したいところだが、
米式バルブを良く思わない店のほうが多いようなので店からのデータは期待できない。
個人で興味を持って調べようと思う人が他にいるかどうか。

◆夏場の空気圧について

news.yahoo.co.jp/articles/be7ad834804410738575ea1921fb697f98e2ecdc
猛暑で異変 タイヤのパンク修理が急増 例年の2倍以上 対策は? ハチミツは収穫量が減少 福岡県

暑さで空気が膨張し破裂したタイヤのチューブ。
中心部は膨張した影響で波打つように伸びていて、耐えきれなかった部分が破れていました。
この夏は、このようなパンク修理が急増しています。
掲載画像の通りであれば、
リムテープが「古くなっていた」か「ズレていた」可能性があるように見えるが・・・。

「こんな感じで結構タイヤもツルツルになってきてて、一カ所から空気圧に我慢できずに破けちゃったり」
ひび割れたりすり減ったりしているタイヤは
耐久性が弱っているため、チューブの膨らみに耐えきれず破けやすくなっているのです。
これは分かる。
普段から空気圧管理が雑で「チューブが削れ」、
タイヤ内部も損傷や劣化しているのにタイヤ交換を頑なに拒否すれば
「結局2度手間で時間もお金も追加で必要になる」という無駄。

「暑い時期は、適正空気圧よりも少し少なめで入れていただくのがベストだと思いますね」
夏のパンク防止には、空気圧を通常より低くすることが重要です。
タイヤの適正空気圧はタイヤの太さで変わりますが、
適正空気圧の8割~9割ぐらいにしておくと、チューブが膨張してもパンクのリスクは減ると言います。
当然「夏場は空気が抜けやすい」と分かっているからと、
多めに充填すればいいというのは大間違い。

そして、残念ながら英式虫ゴムでは"適正な"空気圧管理はプロや玄人向けで「難しい」ことが
周知されていないという大問題が立ちふさがっているのだが、
多くの人達はこの問題に気付いていない。(気付かされる機会がない)

「月に1回空気を入れて、近くの自転車店にタイヤを見せに行っていただいて確認すると、
状況に応じての修理はできますので、パンクやバーストは防げるんじゃないかと思います」
「先に自分で空気を入れてから、店に毎月タイヤを見せに行く」理由は
タイヤに空気が少ない状態で走行すると過剰充填以前のリム打ちパンク等の問題が起こることを想定。
つまり、「"明らかに減っているのに気付いてから"店に行ってから充填するのでは遅い」。

やはり、毎月1回以上という習慣付けもさることながら、
英式虫ゴムという「問題規格」を除去しないことには、
適正空気圧の管理を身につけるのは「困難」と言わざるをえない。


●温度と気圧変化の関係

「寒い2月下旬に充填した空気圧。
3月下旬の暖かい日に計測したら充填時よりも増えていた箇所があった。」

wakariyasuku.info/熱・音・光/気体の膨張とは? シャルルの法則とは?/
温度が高くなると気圧は高くなる
=「寒い時期に充填していたチューブ内の空気は少し暖かくなって膨張する」
という現象が起こるとして、
それはチューブ自体の組成力に影響がない範囲での場合と考えるべきなのだろう。

一方で、日中の気温が40度を超えるような酷暑期では、
今度は「チューブ自体が膨張しゴム自体の組成が弱くなる」
=分かりやすく言えば「暑いと毛穴が開くようなもの」なので
その小さな隙間から空気が少しづつ漏れることによって
「空気が抜けやすい」という状況に陥ると考える。

実際に試してみて経過観察してみると興味深いデータが取れて面白い。
理科の実験をするにしても、こうした日常的に意味のある方向で
(例えば1ヶ月後の空気圧を競うような方法など)
「だからこそ自転車の空気圧を疎かにできない」と
思わせる「実のあるもの」であって欲しい。

▼もっと高い気圧の場合
上記は主に一般車(ママチャリ)の標準3気圧のタイヤの話であって
スポーツ自転車のタイヤで標準が7気圧や8気圧であれば、もっと減る量は多くなるため月1では遅すぎる。
(縦軸を気圧で横軸を日数のグラフを作れば(例えば8気圧→7気圧の間は)急激な右下がりになる)
特にタイヤも細く、チューブも軽く薄いといったものは要注意。
ママチャリ感覚で不良品だと思い込んでクレームを入れても無知ゆえの門前払いを食らうのがオチ。
通販は当然として、実店舗でも「購入時に説明を全くしない店」でそうなったとしても
それは比較的高価な自転車に対しての万能感に夢を見過ぎの「自業自得」。

▼リムの差
アルミリムとステンレスリムの差は誤差の範囲ながら
アルミリムのほうが抜けが若干少ないという話もあるが、
リムがステンレスリムのほうが重いぶん微妙な圧力の差なのだろうか。

▼組み合わせ
他に考えられる組み合わせとしては
 ・ノーマルチューブ+シュワルベの英式バルブコア
 ・スーパーチューブ+エアチェックアダプター
 (スーパーチューブでもパナレーサー・サギサカ・BSなどで差があるのかどうか)
 ・スーパーチューブ+シュワルベの英式バルブコア
 ・シュワルベの英式チューブ
 ・シュワルベの米式チューブ
※スーパーチューブよりも厚い「ストロングチューブ」もある。
www.kyowa-ltd.co.jp/products/wheel7.html
チューブの重さがあって一般車ではちょっと辛いとしても、
電動アシストで使うぶんにはさほど気にならないはずなので、用途次第では便利?
(26HEにあるようなダウンヒル向けの厚いチューブの空気の抜けづらさの有用性の証明にもなる)

▼タイヤでの差
使用せず荷重がかかっていない状態であればタイヤを交換する意味はあまりないとしても、
タイヤで比較するなら以下が候補。
安物自転車の代表格「KENDAのコスモス」
時々引き合いに出される「重いパンクしにくいタイヤ
国産で最軽量な「590:グランボアのルナール」「630:パセラブラックス」
国産の上級「タフレックス」「カスタムタフ」

ただ、タイヤ変更の意味は手で触って感触が異なるとか、
使用過程での荷重のかかり具合(タイヤの変形率)の話になってくるので、
厚みがあるぶん僅かに透過率が低くなるといった差は出るかもしれないが、
直接タイヤに空気を入れるわけでもなく、
放置での空気圧の変化量を測る実験で変更する意味はあまりなさそうに思える。


●季節と自転車の空気圧

※標準空気圧が300kpaのタイヤの場合
※米式化(米式チューブまたはエアチェックアダプター)で空気圧が目で見て判断できるようにしている状態
※常に空気圧不足でチューブが削れて弱っていないことが前提

「夏」
特に真夏は気温だけでなく、地面(アスファルト)の気温も上昇することで
タイヤ内部の空気が膨張することを考えると300kpaちょうどでも十分。

また、熱せられたアスファルトを「熱した鉄やすりの上でゴムを滑らせるような状態」とすれば、
タイヤが削れやすい時期とも言えるので要タイヤ交換になりやすい時期と言える。

「秋」
気温が下がり始めると暑い時期に空気を入れたタイヤの空気圧が低くなるため、
反発力が低くなることでタイヤが若干沈み込むような感覚になりやすい。

当然放っておくと空気圧不足状態になりやすいので、
季節的に日中の気温も下がってきたと思ったら300kpaから+10%ほどの
330~350kpaくらいまで入れるとちょうど良いかもしれない。

自動車の場合は空気量の容積からして誤差の範囲で済んでも
自転車の場合は意外に変化量が無視できないのではと思っている。




●とりあえず諸々分かりにくさ満載

tobesaikuru.livedoor.blog/archives/5629120.html
タイヤの空気は早い物でパンクして居なくても一週間でなくなります。
まず基準となるタイヤの空気圧が分からない。
(標準空気圧■■■kpa、推奨空気圧■■■kpa、最大▼▼▼kpa、下限~上限[■■■kpa~◆◆◆kpa])
次に「充填後に一週間で"具体的に何kpaなくなるのが問題か"を書いていない」ので分かりにくい。

一般的なママチャリ用タイヤの話であれば
標準300kpaのタイヤに300kpa充填後に1週間で200kpaを下回るような状態であれば
それは「(スロー)パンク」では?

一方で、中間700kpaのタイヤにラテックスチューブを使っているなら
夏冬関係なく1日で500kpaを下回りそう。

まして冬は気温が低い為に減りやすいのです。
↑これは(一般的な自転車の管理状態から見れば)違う。
実際に「米式チューブに換装し」「ストレートの"米式専用"空気圧計を用いて」
「複数台を調べている」ので言える。

【圧倒的に冬(気温約10度以下)のほうが減りにくい】
【夏(気温30度以上)は空気圧が減少しやすい】。
これは断言する。

(暑い時期のほうがパンク割合が増えるのは分かりそうなものだが、
一発二錠の1件1万円?という内容でも確証記事ではなかったりよく分からない。
tobesaikuru.livedoor.blog/archives/5590459.html
もしくは夏は海外の店のように長期休暇しているのであれば分からなくても仕方ない。)

もっとも「真冬でも室内(約25度以上?)で保管している自転車に充填した場合は」
「"外気温(約10度以下)との差で"下がりやすい」と言えるかもしれないが、
「一般車を暖かい室内で保管している人が多いのだろうか?」という話に。

いや、もしかしたら、
「室内約25度以上の暖かい自転車店内で充填」
 →「気温約10度以下の外に出る」
  →「空気圧が減少しやすい」という話?
そういう観点からすれば「実店舗ならではの事象」という点で、
誤りではないのかもしれないが、改善の余地ありと見る。

とはいえ・・・「1週間で」という点だけで見れば、
基本的には室内保管のスポーツ自転車の話なのかなと思っていたら、
英式について書いているくらいなので恐らく一般車向けと思われる
「本来は参考すべきではない解説図」を持ち出しているという。

接地面9~10㎝
日常的にユーザーに対する空気圧管理案内の解説だと仮定し、
(単身者は想定しないというのはありえないとして)
「店員など誰かに見てもらうことが前提」以外の方法として、
自分が乗った状態でどうやって見て測るのだろう・・・。
地面に物差しを置いて、更に状態確認するために大きめの鏡まで用意?

ここまでするくらいなら、まずはエアチェックアダプターで米式化して
「空気圧計付のポンプまたは単品の空気圧計」を買って使うか、
「米式への空気入れもあるまともな自転車店」に2週間に1回~毎月1回依頼が確実。

それに、IRCの一般車向けでも「海外製の安めタイヤ」から
いわゆる「パンクしにくいタイヤ」に属する「シティポップス 耐パンク(CITY POPS))」もあるわけで、
タイヤのゴムの厚さや硬さが異なるタイヤもあると思われるが、
その場合でも9~10cmなんていう曖昧な基準で十分なのだろうか。

そう考えると、やはり面倒な方法でしか測りにくい方法そのものに問題があると言わざるを得ない。
そして、このことに何の疑問も持たなくなった時点で
「業界の自己都合だけが最優先の悪しき慣習の言いなり」に思えて仕方ない。

むしろ、その「本来は参考すべきではない解説図」で注目すべき箇所は
「分かりやすい空気圧の測定を阻害する英式(虫ゴム)」であるべき。

※一応、シュワルベの英式バルブコア、Gプランジャーであれば測定できなくもないのと、
「虫ゴム」の場合はポンプの空気圧計の示す数値に"概ね+130kpaを参考"という話もあるが、
分かりやすい空気圧測定は不可能。

「自分にはプロ感覚があるのでIRCの図の方法で何ら問題がない」という意味だとしても、
それを素人ユーザーに薦めること自体が誤りであり「業界特有の怠慢や驕り」に見えてしまう。

既存の分かりにくい方法で「何ら問題はない」と信じ切っている人達には、
何を言っても聞く耳を持たないと思われるので自由にしてもらえれば構わないが、
既存の曖昧な空気圧測定方法に不信感を持っている方々には
「分かりにくい空気圧管理方法を鵜呑みにしないように」警告する。



◆冬は空気が抜けやすいという矛盾した実験データの謎解き

▼「冬のほうが空気が抜けやすい」???
www.e-myring.jp/jitensya-lab1.html
http://web.archive.org/web/20161101220552/http://myring.jp/jitensya-lab1.html
この実験では冬のほうが抜けやすい結果となっている。
(米式でも厚みのあるチューブがある559サイズや、仏式でも厚いチューブがあるサイズもある)

▼「夏のほうが空気が抜けやすい」という内容としては
http://web.archive.org/web/20170520214040/http://www.geocities.jp/jitensha_tanken/tube.html
ガス透過率は温度が高いほど大きくなるので、冬より夏の方が、チューブの空気抜けは早い。
かなりの 高温状態で導き出されたものではないかと思われます。

●気温の変化で圧力も変化する
www.cycling-ss.com/blankpage9.html
暮らしに役立つ 小さな へぇ~ NO10
自転車のタイヤの空気が突然、無くなていたり、少なくなっていたりすることがあります。
 (いたずらかな?やられたのかな?パンクしたのかな?)
 「ボイル・シャルルの法則」
 ・ボイルとは一定の温度下での体積と圧力の関係
 ・シャルルとは一定の圧力下での体積と温度の関係
温度で圧力と体積は変化します。ボイル・シャルルの法則を合わせて、温度と圧力と体積の関係を導くことができます。
夏の路面温度は50度以上、冬の夜は水が凍ったり、霜が降りたり、0度近くまで気温が下がります。
一日の中でも昼と夜の温度差でタイヤの中の空気が温められたり、冷やされたり、
空気の入口(バルブ)に空気圧の変化が起こり突然空気が抜けたものと考えられます。
夏冬問わず昼夜の温度差が大きいほど空気は抜けやすくなると見るべきか。
上の室内実験の場合では
冬の室内のほうが温度変化が大きく、夏は一定気温が保たれていたので抜けにくかったという見方もできるのだろうか。
実際に走行する場合では路面温度が高く夜は低くなる夏に比べ、低温が保たれる冬のほうが抜けにくい?

●自動車の場合
www.avc-hakase.com/03HP/03-02f.html
メーカー回答では気温については無視できる範囲ということだが、実際に変化はしているという個人調べの結果。

●結局
変化することは確かだが、基本的には一般車でも走行前に3気圧を下回らないように
季節関係なくチェックしていればいいということで良いのではないだろうか。


2024.12.29 11→12月計測値
2024.11.24 10→11月計測値
2024.10.27 9→10月計測値
2024.9.22 8→9月計測値
2024.8.25 7→8月計測値
2024.7.28 6→7月計測値
2024.6.30 5→6月計測値
2024.5.26 4→5月計測値
2024.4.21 3→4月計測値
2024.3.24 2→3月計測値
2024.2.25 1→2月計測値
2024.1.28 12→1月計測値

2023.12.24 11→12月計測値
2023.11.26 10→11月計測値
2023.10.29 9→10月計測値
2023.10.1 8→9月計測値
2023.8.20 (7→8月計測値)
2023.6.25 5→6月計測値
2023.5.28 4→5月計測値
2023.4.30 3→4月計測値
2023.3.26 2→3月計測値
2023.2.26 1→2月計測値
2022.8.14 ◆夏場の空気圧について
2023.1.29 12→1月計測値
2022.12.25 11→12月計測値
2022.11.27 10→11月計測値
2022.10.23 9月→10月計測値
2022.9.25 8月→9月計測値
2022.8.21 7月→8月計測値
2022.7.24 6月→7月計測値
2022.6.26 5月→6月計測値
2022.5.22 4月→5月計測値
2022.4.24 3月→4月計測値
2022.3.27 2月→3月計測値
2022.2.27 1月→2月計測値
2022.1.30 12月→1月計測値
2021.12.26 11月→12月計測値
2021.11.28 10月→11月計測値
2021.10.24 9月→10月計測値
2021.9.26 8月→9月計測値
2021.8.29 7月→8月計測値
2021.7.25 6月→7月計測値
2021.6.27 5月→6月計測値
2021.5.30 4月→5月計測値と補足
2021.4.25 3月→4月計測値(◆330→340kpa「空気圧減少せず、10kpa増加」
3.28 2月→3月計測値
2.28 1月→2月計測値
1.31 12月→1月計測値
2020.12.27 11月→12月計測値
11.22 10月→11月計測値、(別ページから過去内容3件を追加)
10.25 9月→10月計測値
9.27 8月→9月計測値
8.30  7月→8月計測値
7.26 6月→7月計測値
6.28 5月→6月計測値
5.24 4月→5月計測値
4.26 3月→4月計測値、序文を追加
3.29 書き忘れの1→2月と先日計測の2→3月の計測データを追加
2.2 UP
2020.02.02 ●とりあえず諸々分かりにくさ満載
2019.3.24 ●温度と気圧変化の関係
2017.9.24 ●季節と自転車の空気圧
____.__.__ ◆冬は空気が抜けやすいという矛盾した実験データの謎解き
最終更新:2025年04月27日 14:31