レインボーロケット団

登録日:2018/03/11 (日) 00:05:57
更新日:2019/08/13 Tue 04:41:29
所要時間:約 10 分で読めます





※この項目はポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーンのネタバレを含みます!












悪の組織

集結


概要

レインボーロケット団とはポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーンのクリア後のイベントにて登場する組織。
略称はRロケット団。もしくはRR団と略されることもある。

クリア後にアローラ地方に襲来して来た悪の組織。
かつてロケット団を率いていたサカキがロケット団を再構成し、ウルトラホールを利用して歴代の悪の組織のボスを集結させたことで誕生した。

ただし、世界を移動する術を身につけているのはサカキのみで、他の組織のボス達はサカキの思想とウルトラホールが共鳴したことにより、一人飛ばされて来た。

裏切ったザオボーの手引きによってエーテルパラダイスの代表邸と研究施設を乗っ取り、アローラ地方全土に向けて宣戦を布告し、主人公と対立する。
その目的は全世界の全ポケモンを手中に収めること。

したっぱは過去のロケット団と同じ格好をしているが、シンボルマークの「R」が赤から虹色に変わっている。


主要構成員

上述の通り、構成員は主にサカキと歴代の悪の組織のボス達からなる。
本ストーリーではORASでも見られたパラレルワールドの設定がさらに強調されており、サカキ以外のボスたちはみな「その行いを阻止する主人公がおらず、本当に野望を達成した世界線」からやって来ている。
それを示すかのように、ボスたちはみな自分達に所縁のある伝説のポケモンを手持ちとしている他、ポケモンはマスターボールから繰り出してくる。
マスターボールから出てくるグラエナやギャラドスは見てて物凄く勿体ないように感じる

また、悪の組織の面々はみなサカキに忠誠を誓っているわけではなく、あくまでも利害の一致から手を貸しているだけに過ぎない。
そのためかバトルの際の肩書きはみなRロケット団ではなくもとの組織の名前となっている。
また、サカキもそのことは承知しており、彼らを部下ではなく客人として扱っている。

なお、スカル団については下っ端にもチンピラと見下されており、グズマはスカウトの対象にはされていない。
そのため、元々本編で大分更生していたことや、敬愛するルザミーネのピンチということもあり、グズマはRロケット団と対立し、主人公に手を貸すこととなる。

アオギリとマツブサはORASではなくオリジナルのRSのキャラとデザインに準拠しており、きっぱりと別人になっている*1
ゲーチスもBW2ではなくBW1のデザインに準拠している。

また、歴代のボスとの戦闘では各作の戦闘時に用いられていたBGMのアレンジが使用されている他、これまで専用BGMのなかったサカキには専用のBGMが用意されている。


ええ……! なんでぇ?全員で 行こうって いったじゃん
すみません 先輩! タイミングがつかめなくて…

Rロケット団のしたっぱ
ロケット団ある所にしたっぱあり、今回も大人数が作戦に参加している。
基本的にサカキが赤・緑時代に近いためか、はたまたカントーからの構成員がメインのためか使用するポケモンはオコリザルラッタなどのカントー図鑑に登録されるポケモンばかり。何故か一人だけゴースト使いがいる。誰か交換してあげなよ…
RR団編が全体的にシリアスな空気の中したっぱはいつも通りのテンションの者が多く、こき使われたフラダリには悪態をついていたりアオギリやマツブサには好印象を抱いていたりする。
スイッチの順番を覚えるのを妨害して来たり、グズマに頭をがっしり捕まれて腕をブンブン振り回して無駄な抵抗をとったりと見所はたくさん。
あといつものように女したっぱの見た目が良いのでそっちの意味でも盛り上がった。


アジト

ルザミーネ邸を乗っ取り、特殊な装置を作動させて似て非なる異空間と化したレインボーロケット団の城というアジトにしてしまっている。
エントランスや寝室などの間取りは同じだが、各部屋にワープパネルが設置され、歴代のボスの部屋がある。
ただし歴代のボスと出会うには途中に設置された仕掛けを攻略しなければ先に進めないようになっている。
各部屋の仕掛けは過去作に登場したロケット団関連施設にあった仕掛けのリスペクトとなっている。

  • マツブサの部屋…記憶トラップ。これのみ本作オリジナルだが、仕掛けのパネルの色が赤緑青黄、すなわち初代ソフトの各バージョンの色に由来している。
  • アオギリの部屋…テレポートブロック。初代のシルフカンパニーに設置されていたもの。
  • アカギの部屋…くるくる回って滑る床。タマムシのアジトやトキワジムにあった仕掛け。
  • フラダリの部屋…監視するニャース像。チョウジのアジトにあった仕掛け。
  • アイテムボールに紛れたマルマイン…チョウジのアジトにあった地雷地帯や怪電波発生装置の電源だったマルマインに由来。

なお、マルマインは例によって捕獲可能な上、USUMではここでしか野生個体をゲットできない。
しかしこれまたお約束のだいばくはつを覚えており、特性しめりけなどで無効化しないと捕まえる前に自滅する。





支部長ザオボー! お子さまたちに現実を見せて差し上げますよ!



本編にも登場したエーテル財団の支部長。
出世欲と権力欲に駆られた結果、エーテル財団やルザミーネたちを裏切ってレインボーロケット団に加担し、エーテルパラダイスにレインボーロケット団を招き入れる手引きを行った。
主人公がリーリエとレインボーロケット団に乗っ取られたエーテルパラダイスに乗り込んだ直後に現れ、自身が裏切ったことを暴露すると、部下と共に勝負を挑んでくる

勝負ではリーリエとのタッグバトルになる。
実質的には他のリーダー達の前座だが、部下との連携が上手く、ナメてかかると思わぬ苦戦を強いられることも。

RR団イベント解決後もエーテル財団を追い出されることはなかったが、ヒラ研究員に降格させられ、かつての部下達に逆にこき使われるハメになった。

使用ポケモン





私には野望がある!大地を増やすことで人とポケモンの発展を目指す!



ホウエン地方にて活動していたマグマ団のリーダー。
大地を増やし、陸地とポケモンの活動領域を広げることによって、領土争いを始めとした人同士や人とポケモンの争いを無くすことを理想として掲げる。
だが、ポケモンなどの事は考えていないのは基のゲームと同じ。

自分の世界で野望を達成した直後に大地が裂け、気がついたらこの世界にいたらしい。
いずれは自分の世界に帰るつもりでいるようだが、それまでの間に異世界の未知の知識を身につけ、さらなる自分の力とするべくレインボーロケット団に加担する。
ザオボーがうるさいと神経質な性格ではあるが、レインボーロケット団員からは「知的な感じがするステキなおじさま」と好印象だった。
また、それまでの間にアローラ地方もホウエンと同様に海を干上がらせて陸を増やすことを画策する。
自分の世界ではアクア団のアオギリを倒していたようだが、RR団に別の世界からアオギリが招かれていたことは知らなかった。

戦闘では「GBAのルビーから飛ばされて来た」事の再現か、クロバットの一致技がヘドロばくだんやエアスラッシュになっている(第三世代では物理・特殊の区分がまだタイプでの分割だった為)。
さらにバクーダはメガシンカせず、グラードンもゲンシカイキしてこないし、だんがいのつるぎも覚えていない。

使用ポケモン





命は海から生まれきた…海を増やすことで未来の生命の可能性すべてを育むことになるのだ



ホウエン地方にて活動していたアクア団のリーダー。
陸を沈め、生命の誕生した海を増やし、未来の生命に対してさらなる可能性を見出すことを理想として掲げる。
だが、陸に暮らす人間やポケモンなどの事は考えていないのは基のゲームと同じ。

自分の世界で野望を達成した直後に大波に飲み込まれ、気がついたらこの世界にいたらしい。
いずれは自分の世界に帰るつもりでおり、それまでの間、レインボーロケット団に間借りするような形で加担する。
レインボーロケット団員からは「アニキみたいな人で一致団結しやすい人」とマツブサとは違うベクトルで好印象であり、アオギリ自身も「借り物とはいえかわいい部下」というなど関係は良好だった様子である。
また、それまでの間にアローラ地方もホウエンと同様に陸を沈めて海を増やすことを画策する。
自分の世界ではマグマ団のマツブサを倒していたようだが、RR団に別の世界からマツブサが招かれていたことは知らなかった。

主人公との対決後にマツブサと鉢合わせし、アローラの支配権を巡って彼と決着をつけようとするが、決闘を始める直前に、突如出現した力場の力によってマツブサ共々彼らのいた元の世界へと飛ばされていった。
明言はされていないが、おそらく姿を隠していたアクロマがアクロママシーン1102号を使って彼らを強制送還したものと思われる。

戦闘ではマツブサと同じく「GBAのサファイアから飛ばされて来た」事を強調するためか、クロバットは特殊型の構成。
サメハダーがメガシンカ、カイオーガがゲンシカイキしてこないのも同じ。こんげんのはどうも使ってこない。
ただしベトベトンとサメハダーはダストシュートやアクアブレイクといった新技を使って来るので注意。


使用ポケモン






愚かな…私の正義 誰にも邪魔はさせない



シンオウ地方にて活動していたギンガ団のリーダー。
自らが理想とする“心が存在しない完全な世界”の創造を目標としている。
空間と時空を操るポケモンを手中に収め、新たな世界を作り出したと思った瞬間に大きな影に飲まれてこの世界に飛ばされて来た。
この世界が自分の世界ではない新たな世界だと理解しつつも、自身の理想とする“心のない世界”ではなかっためこの世界を作り変えるべく活動している。

レインボーロケット団員からは「無愛想でカンジ悪いヤツ」と言われ、マツブサやアオギリとは対照的にあまり評価はよくなかったようだ。

主人公の持つロトム図鑑に強い興味を抱き、感慨深そうな態度を見せるが、「もう私は止まれない」と語ると自身の理想をこの世界でも実現すべく主人公に戦いを挑んでくる。

主人公に敗れた後は、ポケモンと心を通わせ、心の繋がりを力に変えられる主人公の強さの理由に疑問を投げかけるが、ロトム図鑑に「それは主人公がみんなに優しいからだ」と返されるとそれに納得し、
「君たちと出会っていれば何か変わっただろうか」と心象を吐露すると、ロトム図鑑のいるこの世界には何も手出しせずに元の世界に帰ることを決める。

プラチナ版の時に一部で考察されていたロトムとの因縁に対して、本作ではほぼ答えが出された形となっており、本作で登場した過去のリーダーの中では一番キャラクターが掘り下げられている。

使用ポケモン





世界を美しく変えるための可能性があるならば、私はその道を進む!
たとえ一握りの何かしか救えなくても!



カロス地方にて活動していたフレア団のリーダー。
世界のための人類の殺戮を目的としていた。
フレア団以外の人間を根絶しようと最終兵器を起動させた瞬間に現れた謎の光によってこの世界に飛ばされて来た。
異世界に飛ばされても自分のすべきことは変わらないと語る。

『屋敷の奥の部屋へ進む為のスイッチ』と『世界を終わらせる最終兵器のスイッチ』の2つのスイッチを用意し、主人公が「未来を変える可能性を持つ選ばれしものか」を確かめるべく主人公にスイッチを押すことを強要してくる。
主人公が最終兵器のスイッチを押してしまった場合、「残念ながら、君は選ばれし者ではない」と言うと、もう片方のスイッチを急いで押せば最終兵器の起動が停止する事を教え、「君の未来と私の未来、どちらが正しいのか確かめる」ために主人公にバトルを挑んでくる。
ちなみにそのスイッチはレインボーロケット団員に運ばせていたとのこと。自分も運ぶのを手伝ったのならまだしも、団員を酷使させただけならシー〇ン✕ツもびっくりの酷使ぶりである。

結果的にバトルで主人公に戦闘に敗北し、主人公が最終兵器を停止したことで、フラダリはこの世界では自身の目的を達成することはできなくなった。
この際、「君のようなトレーナーと出会っていれば、私は別の道を…」と一瞬心情を吐露するが、それでも自分の考えは変わらないことを主人公に告げた。

ちなみに、XYでは片方だけが最終兵器の起動スイッチで、主人公が起動スイッチを押さなかった場合はクセロシキが最終兵器を起動させていたのだが、
本作ではどちらのスイッチを主人公が押しても最終兵器が起動し、もう片方を押せば止まるようになっている。
選ばれしものとはなんだったのか。

使用ポケモン






どうしても逆らうおつもりですか?
では!負けて華々しく散れ!



イッシュ地方で活動していたプラズマ団の幹部にして同組織の事実上のリーダー。
他の歴代ボス達4人を撃破してきた主人公とリーリエの前に姿を現す。
元いた世界と同様に異世界のトレーナー達からもポケモンを開放し、全ての世界で自分だけが力を持つことを目的としてRR団に手を貸している。
また、元の世界でもそうしたように、RR団の首領であるサカキを傀儡として操ることで自らが影で全てを支配することを企む。
そのためにはサカキを主人公に倒されるわけにはいかないため、邪魔になる主人公を倒すべく主人公に戦いを挑む。

主人公に敗北後も決して自身の負けを認めようとはせず、それどころか、なんとリーリエを人質にとり、主人公に全てのモンスターボールを捨てるように強要するという卑劣な手段にに出る。
しかし、ビッケから連絡を受けて駆けつけていたアクロマがリーリエを助けたことでそれも失敗に終わり、アクロマによって「あなたが嫌いだ」と明言された挙句、アクロママシーン1102号の力が発動したことで元の世界に強制送還された。

使用ポケモン






全てのポケモンを利用して、世界を収めるロケット団
それすらも超える大組織がレインボーロケット団!
私がそのリーダー サカキだ!



カントー地方を中心に活動していたポケモンマフィアであるロケット団のリーダー。
上述の通り、それを再構成しレインボーロケット団を立ち上げた。
ただし、レッドグリーンと出会っていない事を匂わせている事から、我々の知る(初代〜BW2までの)サカキとは別人である。
構成員がしたっぱだけで幹部連中が一人もいない事から、そういう意味で再構築したのかもしれない。

エーテル財団の持つ技術を使って全異世界からウルトラビーストを集めて軍団を構成し、世界を手中に収めることを目的としている。
また、エーテル財団を完全に掌握するためにUBの力でルザミーネに催眠をかけ、自身の忠実な部下にしようともしていた。

他のボスを打ち倒したトレーナーがまだ子供であることに驚きつつも主人公の実力を称え、野望の障壁となる主人公を排除すべく戦いを挑む。

主人公に敗れると潔く負けを認め、「君とはまたどこかで戦いたいものだ」と言い残して退いた。
その後はエピローグにて、解決を喜ぶ主人公達の様子を離れた場所から見ながら、まだ野望を諦めたわけではないことを話しつつ、不敵な笑みを残していずこかへと去っていった。


使用ポケモン



追記・修正は並行世界の悪の組織の首領達を集められる人がお願いします。

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