月光洞開拓域のエネルギー事情

乏しいエネルギー事情

月光洞開拓域のエネルギー状況はかなり絶望的である。その理由が月光洞内の太陽は永遠の月夜と言われるほど発熱量が少なく(農産物の育成には耐えるが発電には向かない)太陽光発電に不向きであり、化石燃料がほぼなく、今の開拓域では大規模河川がない上に、風力発電に向いた安定した風力の土地がハグルマコンビナートを除くとほぼない状況である。

主なエネルギー源と環境対策

主にエネルギーは人力、動物力、そして木炭によるバイオマスによるものに頼る形になっている。(63話)特に木炭の可能性は大きく、日本本土でのとある理由による炭焼きブームもあり、様々な団体が古典的なものからドラム缶式の簡易なものまで炭焼きに励んでいる。

環境保護の観点から民俗学研と園芸部、生態学研の共同プロジェクトにより、現地種であるテーブルツリー(20mにもなるテーブル型の枝葉を持つ急成長する樹木、水分を蓄える他、木材としても使える)やフォークウッド(これも数年で大きくなる巨大樹木。巨大なフォーク型をしていて50m以上の高さになる)の植林栽培に成功した。(この成功には交易人経由で収集した東方の帆走人の知識によるところが大きい。なお代価はわからせ音頭とアニメ紙芝居であった)

『雷樹』…電気エネルギーの実用化に向けて

最近山岳部と探検部が現地種の雷樹を再発見し、その電力を利用しようと化学部及び地球科学部、研究部物理学館が共同で研究しているが今のところ産業化はできていない。しかし、たたら炉研究会が雷樹の根元に鉄が集まることを利用し、民俗学研との合同で早期栽培に挑んでおり、木炭によるたたら炉製鉄への道を開こうとしている。

その他

豆縞特区では現地植物からのバイオエタノール精製研究を始めたとの噂もあるが定かではない。

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最終更新:2021年08月15日 20:18