ピクロスeシリーズ
【ぴくろすいーしりーず】
ジャンル
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パズル
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対応機種
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ニンテンドー3DS(ニンテンドー3DSダウンロードソフト)
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発売・開発元
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ジュピター
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配信開始日
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e:2011年7月27日 e2:2011年12月28日 e3:2013年6月12日 e4:2013年11月20日 e5:2014年6月11日 e6:2014年12月24日 e7:2016年4月24日 e8:2017年12月20日 e9:2018年8月8日
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価格
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各500円(税込)
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プレイ人数
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1人
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セーブデータ
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1箇所
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レーティング
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CERO:A(全年齢対象)
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判定
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なし
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ポイント
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3DS配信ソフトとしてリリースされたシリーズ続編 「ミクロス」「メガピクロス」を収録(一部作品を除く)
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ピクロスシリーズ
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クラブニンテンドーピクロスシリーズ
【くらぶにんてんどーぴくろすしりーず】
ジャンル
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パズル
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対応機種
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ニンテンドー3DS(ニンテンドー3DSダウンロードソフト)
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発売元
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任天堂
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開発元
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ジュピター
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配信開始日
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クラブニンテンドーピクロス:2012年9月13日 クラブニンテンドーピクロス+:2014年10月10日
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価格
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非売品
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プレイ人数
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1人
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セーブデータ
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1箇所
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レーティング
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CERO:A(全年齢対象)
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判定
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なし
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ポイント
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任天堂に関する問題が収録
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マイニンテンドーピクロス ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス
【まいにんてんどーぴくろす ぜるだのでんせつ とわいらいとぷりんせす】
ジャンル
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パズル
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対応機種
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ニンテンドー3DS(ニンテンドー3DSダウンロードソフト)
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発売元
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任天堂
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開発元
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ジュピター
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配信開始日
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2016年3月17日
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価格
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非売品
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プレイ人数
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1人
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セーブデータ
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1箇所
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レーティング
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CERO:A(全年齢対象)
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判定
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なし
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ポイント
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タイトル通り『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』に関する問題が収録
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概要
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『ピクロスDS』のノンキャラクター路線とルールをそのままに、ニンテンドー3DSのダウンロード専用ソフトとしてリリースされた続編にあたる。
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今現在までに7+3作品がリリースされている。基本的なゲームシステムなどに関しては『ピクロスDS』のページを参照にして頂きたい。
主なルール
『ピクロスDS』との相違点
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ハードスペックが向上した事により、主にグラフィック周りがより綺麗となった。
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問題をクリアしても完成絵のアニメーションはしなくなった。
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仮塗り操作(『e7』で類似の機能が復活)・画面周辺の拡大表示機能が廃止された。画面レイアウトやBGMの選択もできなくなった。
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ヒントマスの数字のオートチェック機能が大幅に強化され、端以外にも対応するようになった。
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端以外でオートチェックが発生したならその列はかなり配置が絞られてきている場合が多く、重要なヒントとなる。ノーヒント解きたい向きには邪魔とも言える。設定でオフにもできる。
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キー操作で(塗り・×付け中でない時のみ)上下・左右の端を超えて反対側へ回り込めるようになった。上手く使うと移動距離が短くなり便利である。
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とはいえ端で止まってほしい場合も多く、良し悪しである。『ピクロスS』では動作が変更され選択式となった。
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ナビゲーション機能が搭載された。
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設定内にてこれをONにすると、「列内に塗り/×が確定するマスがまだ残っている」場合にヒントマスの数字に色が付き、それをチェックしながらプレイすれば問題の攻略がスムーズに進めやすくなる。
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なお、OFFにすればナビゲーションなしのプレイも可能である。
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プレイ中にON/OFFできるので、ノーヒントで解きたい人も、本当に詰まった時や推論に自信がない時にだけ使うという事ができ、便利である。
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e7からは「マーク」機能が搭載された。
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比較として、過去作に存在した「仮塗り」機能は、有効にすると塗り/×付け操作が薄い塗り/×で表示される仮の状態となり、仮の塗り/×は確定で本塗り/×に変換するかまたは削除することができるという機能。開始・終了でいちいちメニューを開かねばならず、使いにくいものだった。
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それに対し本作のマーク機能は、マスに対して通常の塗り/×に加え第3の状態として「マーク」を付けることができるもの。
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仮塗りのようにメニューを開く必要はなく塗り/×と同じ階層で操作できるため、気軽に使えるようになった。一方、塗りと×が使えた仮塗り機能と異なりマークは1種類だけであるので、いわゆる仮定法で本格的に解き進めるために使うのは難しくなった。
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なお、ピクロスeシリーズに搭載されている問題はすべていわゆる仮定法を必要としない問題である。
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ミクロスを除く一部問題はナビゲーション機能とヒント機能が封じられる制限がかかる場合がある。
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ミクロスの問題は例外なくヒント機能が使用できない。
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『e3』のメガピクロスの一部問題はナビゲーション・ヒント機能が使用できないが、『e4』以降のメガピクロスはすべての問題で使用可能となった。
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問題種類は通常ピクロス・及び新モードである「ミクロス」「メガピクロス」の専用問題が収録されている。
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通常ピクロスは「5 × 5」「10 × 10」「15 × 15」「20 × 15(『e4』以降)」のマス問題がある。
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ミクロスに関しては、『e2』『クラブニンテンドーピクロス』と『e4』以降、メガピクロスに関しては『e3』以降の収録となる。
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『ピクロスDS』でいうところの「20 × 20」「20 × 25」の問題は、本シリーズにおいては一切収録されていない。
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本シリーズはピクロスプレイのみに特化しており、「今日のピクロス」や「マイピクロス」などのモードは非搭載。
主なモード
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イージーピクロス
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『e3』以前の作品のみでプレイ可能。『ピクロスDS』でいうところの"イージー"に相当するモード。ノーマルルール。
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ノーマルピクロス
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『e3』以前の作品のみでプレイ可能。『ピクロスDS』でいうところの"ノーマル"に相当するモード。ノーマルルール。
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フリーピクロス
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『e3』以前の作品のみでプレイ可能。『ピクロスDS』でいうところの"フリー"に相当するモード。フリールール。
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エクストラピクロス
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『e3』以前の作品のみでプレイ可能。上記3モードに比べ、問題がより難しい傾向にあるモード。フリールール。
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ピクロス
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『e4』以降の作品でプレイ可能。上記4モードすべてが1つのモードとして統合された。ノーマルルールとフリールールの切り替えが可能。
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ミクロス
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『e』『e3』を除く作品でプレイ可能。本シリーズ初の新モードの一つ。主なゲームの流れは以下の通り。フリールール。
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まずは「8 × 8」(以下:土台問題)のピクロスが出題される。これを解くと、土台問題内の塗りつぶした側のマスを選択できる。
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選択後は「10 × 10」のピクロスが出題されるので、これも解いていく。解き終わると、土台問題の塗りつぶし側マスがプレイした「10 × 10」に変換される。
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土台問題の塗りつぶし側マスすべての「10 × 10」を解けば問題クリアとなる。
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形式上は「80 × 80」のマス問題として扱われるが、実際は「10 × 10」の集合体に過ぎない。問題を分割して解くという意味ではピクロス2に近い。
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メガピクロス
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『e3』以降の作品でプレイ可能。本シリーズ初の新モードの一つ。主なゲームの流れは以下の通り。『e3』のみフリールール固定だが、『e4』以降はノーマルルールとフリールールの切り替えが可能。
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基本的なプレイ感覚・及びクリア条件は通常のピクロスと同じだが、縦横各ヒントマスの一部が「2列一体化」している場面があり、それを考慮したマス塗りが求められる。
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大まかなヒントマスの一例は下記を参照にして頂きたい。なお、実際のゲームにおけるヒントマス表示は、これよりも複雑な配置となっている。
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モード内に「5 × 5」「10 × 10」「15 × 15」「20 × 15(『e7』のみ)」の各マス問題が収録されている。
+
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メガピクロスのヒントマス表示一例
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通常ピクロスの横ヒントマス2列表示は…
横ヒントマス1
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2
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2
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■
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■
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×
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■
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■
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横ヒントマス2
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1
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1
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1
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■
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×
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■
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×
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■
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となるが
↓↓↓↓↓
メガピクロスのヒントマス2列一体化表示は…
横ヒントマス1
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3
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3
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■
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■
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×
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■
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■
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横ヒントマス2
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1
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■
|
×
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■
|
×
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■
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となる。
法則として
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メガ数字のヒントは必ず上下のマスが何処かで繋がっている。
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通常数字のヒントはもう片方のメガ列は空白となる。
といったものがあるため、それを利用して解く事となる。
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設定
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いわゆるオプションにあたる。
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「ピクロス中の操作方法」「ヒント・ナビゲーション機能のON/OFF」「BGM・効果音の音量設定」「セーブデータの消去」が可能。
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『e3』限定で「イージーピクロス"・"ノーマルピクロス"におけるノーマルルールをフリールールに変更するか否か」の設定が可能。
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『e4』以降の作品で「ピクロス・メガピクロスにおけるノーマルルールをフリールールに変更するか否か」の設定が可能。
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『e6』で「マス塗りのアニメーションを3タイプから選べる」設定が可能。
シリーズ一覧
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ピクロスe
【ぴくろすいー】
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2011年7月27日配信開始。『ピクロスeシリーズ』の初作品。イメージカラーは青。全150問。
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5 × 5
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10 × 10
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15 × 15
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イージーピクロス
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10問
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5問
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ノーマルピクロス
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30問
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30問
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フリーピクロス
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30問
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30問
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エクストラピクロス
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5問
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10問
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ピクロスe2
【ぴくろすいーつー】
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2011年12月28日配信開始。イメージカラーは緑。全155問。
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本作から新モード「ミクロス」が収録された。
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5 × 5
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10 × 10
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15 × 15
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80 × 80
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イージーピクロス
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5問
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10問
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ノーマルピクロス
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30問
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30問
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フリーピクロス
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30問
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30問
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エクストラピクロス
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15問
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ミクロス
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5問
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クラブニンテンドーピクロス
【くらぶにんてんどーぴくろす】
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2012年9月13日、任天堂から配信開始。クラブニンテンドー専用タイトル(非売品)。全88問。
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本作限定の特典として、問題の絵柄がすべて任天堂に関係するものとなっている(「イージーピクロス」のみ例外あり)。
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5 × 5
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10 × 10
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15 × 15
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80 × 80
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イージーピクロス
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5問
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5問
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1問
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ノーマルピクロス
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14問
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16問
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フリーピクロス
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8問
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22問
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エクストラピクロス
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15問
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ミクロス
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2問
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以下は出典別の問題数(「イージーピクロス」「エクストラピクロス」を除く)。
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「ノーマルピクロス」ではマリオシリーズとゼルダの伝説シリーズに関する問題が15問ずつ収録されている。
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「フリーピクロス」ではどうぶつの森シリーズを中心に、上記2シリーズ以外の問題が登場。
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「エクストラピクロス」はゲーム機や周辺機器などが採用されている。中にはかつて任天堂が販売していた玩具も。
ピクロスe3
【ぴくろすいーすりー】
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2013年6月12日配信開始。『e2』からおよそ1年半ぶりの本家作品。イメージカラーはピンク。全150問。
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本作から新モード「メガピクロス」が収録された。その代わり「ミクロス」は未収録。BGMは『e2』と同じ。
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5 × 5
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10 × 10
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15 × 15
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イージーピクロス
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5問
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10問
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ノーマルピクロス
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15問
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30問
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フリーピクロス
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15問
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30問
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エクストラピクロス
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15問
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メガピクロス
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5問
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15問
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10問
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ピクロスe4
【ぴくろすいーふぉー】
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2013年11月20日配信開始。イメージカラーは黄色。全152問 + 特典15問。
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本作から「20 × 15」の問題が収録され(通常ピクロスのみ)、「ミクロス」を除く全ての問題でノーマルとフリーの切り替えが可能になった。
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「ミクロス」が復活。ただし、問題数は2問に減少。
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本作以降、プレイ中の3DS本体に『e』『e2』『e3』の各ソフトがダウンロードされていると、「メガピクロス」の収録問題が増える特典がある(解答はダウンロードされているソフトのもの)。
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5 × 5
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10 × 10
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15 × 15
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20 × 15
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80 × 80
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ピクロス
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5問
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35問
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50問
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15問
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ミクロス
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2問
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メガピクロス
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5問
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20問
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20問
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メガピクロス(特典)
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6問
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9問
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ピクロスe5
【ぴくろすいーふぁいぶ】
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2014年6月11日配信開始。イメージカラーは紫。全153問 + 特典15問。
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『e4』からのモードの変更点は特になし。「ピクロス」の問題数が増えた代わりに、「メガピクロス」の問題数が削られている。
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「ミクロス」の問題数が、本作から3問になった。
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5 × 5
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10 × 10
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15 × 15
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20 × 15
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80 × 80
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ピクロス
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3問
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42問
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60問
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15問
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ミクロス
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3問
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メガピクロス
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3問
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12問
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15問
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メガピクロス(特典)
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6問
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9問
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クラブニンテンドーピクロス+
【くらぶにんてんどーぴくろすぷらす】
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2014年10月10日、任天堂から配信開始。クラブニンテンドー2014年度プラチナ会員特典(非売品)。全153問。
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前身と同じく、問題の絵柄が任天堂に関係するものとなっている。
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「20 × 15」の問題には64DDやサテラビューなど、やたらマニアックな周辺機器も収録されている。
その割にはバーチャルボーイは無い。
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新作問題105問に加え、前身の『クラブニンテンドーピクロス』から45問がメガピクロスとして収録。出典も増加し、星のカービィシリーズやファイアーエムブレムシリーズなどに関連した問題が登場。
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5 × 5
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10 × 10
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15 × 15
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20 × 15
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80 × 80
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ピクロス
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3問
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37問
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50問
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15問
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ミクロス
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3問
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メガピクロス
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3問
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22問
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20問
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以下は出典別の問題数(「20 × 15」「メガピクロス」は除外。下記の他「ロゴ」が1問用意されている)。
ピクロスe6
【ぴくろすいーしっくす】
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2014年12月24日配信開始。イメージカラーは黒。全288問(実質153問) + 特典15問。
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「ピクロス」と「メガピクロス」の双方が同じ問題でプレイ可能となった(メガピクロス側は「20 × 15」の問題のプレイは不可)。
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5 × 5
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10 × 10
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15 × 15
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20 × 15
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80 × 80
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ピクロス
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3問
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57問
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75問
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15問
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メガピクロス
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3問
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57問
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75問
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メガピクロス(特典)
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6問
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9問
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ミクロス
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3問
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マイニンテンドーピクロス ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス
【まいにんてんどーぴくろすぜるだのでんせつとわいらいとぷりんせす】
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2016年3月17日、マイニンテンドーのサービス開始と共に任天堂から配信開始。プラチナポイント1000Pと交換。全91問(実質46問) + 練習問題5問。
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「メガピクロス」で初めて「20 × 15」の問題がプレイ可能となった。ただしメガ数字は縦方向にしか存在せず、本作の時点では各問題4行分ずつしかないため、難易度は通常とほとんど変わらない。
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タイトル通り「ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス」の問題が収録。原作は3Dポリゴンなので、全てドット絵に書き起こされている。
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ただし「あそびかた」ではアイロンや雪だるまといったノンジャンル問題が収録されている。
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塗る音が「ピクロス」「メガピクロス」「ミクロス」でそれぞれ異なっていたり、ミドナがいつものSEと共にゲームの案内役を担当、完成時にはいつもの「ゼルダ」謎解きSEが流れるといった形でピクロスの問題以外にもゼルダの要素が多い。
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完成した問題はMiiverseでスタンプとして使う事も可能。
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本作のみ一つも塗らない行・列に「×」が初期配置されておらず、自分で付ける必要がある。
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5 × 5
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10 × 10
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15 × 15
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20 × 15
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80 × 80
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あそびかた
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2問
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3問
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ピクロス
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15問
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25問
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5問
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メガピクロス
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15問
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25問
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5問
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ミクロス
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1問
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ピクロスe7
【ぴくろすいーせぶん】
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2016年4月27日配信開始。『e6』からおよそ1年4か月ぶりの本家作品。イメージカラーは青緑。全303問(実質153問) + 特典15問。
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「メガピクロス」で「20 × 15」の問題が正式にプレイ可能となり、メガ数字が6~10行分配置されるようになった。
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過去作にあった仮塗り操作に類するものとして「マーク」機能が通常操作に統合される形で復活し、タッチペン操作の方法が2種類になった。
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5 × 5
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10 × 10
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15 × 15
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20 × 15
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80 × 80
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ピクロス
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3問
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57問
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75問
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15問
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メガピクロス
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3問
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57問
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75問
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15問
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メガピクロス(特典)
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6問
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9問
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ミクロス
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3問
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ピクロスe8
【ぴくろすいーえいと】
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2017年12月20日配信開始。イメージカラーは青。
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評価点
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洗練されたUI
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端を超えて反対側へ回り込むようになり、移動距離が減り操作が楽になった。
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ナビゲーション機能の追加や強化されたヒント数字のオートチェックで、プレイヤーにあった難易度で問題を解くことができるようになった。
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本シリーズ初登場となる、新しい試みのルール
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繊細な絵が楽しめる「ミクロス」
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従来のピクロスでは画面に収まる範囲でしか問題を作りにくい関係上、どうしても限られたマス数の問題しかプレイできず、完成した絵の描画が粗すぎて一見では何の絵か分からない解答に遭遇する場面も少なくなかった。
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しかし、ミクロスは形式上「80 × 80」の問題形式であり、従来のピクロスよりも壮大さが感じられるワイドな内容となっている。
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問題のマスが数倍相当になった分、その完成絵は従来のピクロスからは想像できない程に繊細であり、完成させる楽しみが非常に大きい。
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新鮮かつ高難易度な「メガピクロス」
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ヒントマスの一部が2列一体化している影響で、塗り(×印)のマス確定が非常に判別し辛く、その難易度は従来のピクロスよりも高い。
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しかし難易度が高い分、問題をクリアした時の達成感は格別である。まさに「従来のピクロスにマンネリ感を覚えてしまったプレイヤー向け」のピクロスといえるだろう。
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任天堂ファンには嬉しい『クラブニンテンドーピクロス』の問題群
問題点
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シリーズの中では小粒なボリューム
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「20 × 20」「20 × 25」の問題が一切ないなど『ピクロスDS』などのジャケットソフトと比べると、グレードダウンしている。低価格ソフトゆえにしかたない面もあるが、やはり少し物足りない。
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シリーズが進むにつれ、着実に問題のバリエーションが増している。水増しバリエーションではあるものの、『e7』(特典を含めれば『e6』から)の問題数は300を超えた。
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「ミクロス」に関する問題点
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従来のピクロスとまた違った楽しみを味わえるものの、所詮「10 × 10」の集合体に過ぎないので、体感的な難易度は大分低い。
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10×10というだけでかなり難易度が低い上に、絵が一部でも掛かっている部分は問題になるため、下手をすると隅の1ドットを塗るだけのような問題とは呼べないほどの低難度のものも含まれている。
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BGMがシリーズを通して共通(『クラブニンテンドー』2作品は別のBGM)のため、少々味気ない。
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『クラブニンテンドーピクロス+』の新作問題における出典の偏り
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前身の『クラブニンテンドーピクロス』では『マリオ』『ゼルダ』『どうぶつの森』からまんべんなく出題されていたが、『クラブニンテンドーピクロス+』の新作問題では『マリオシリーズ』関連が全体の4割弱を占めており、特に『スーパーマリオ』名義だけでも2番目に多い『どうぶつの森』の約3倍もある。逆に『ゼルダの伝説』は「ミクロス」を含めても7問しかない。
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特に後の問題になるほどその傾向は強まり、基本的にパーティーゲームにしか出番が無いデイジーやワルイージは勿論の事、『New スーパーマリオブラザーズ Wii』以降優遇されているクッパ7人衆も全員用意されている。
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処理落ち
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特定の場所で塗りや×付けを行うと処理落ちが発生する。大きな問題の特にメガピクロスで顕著。
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1秒に満たない一瞬だが、発生時はキー入力が受け付けられなくなるため、マス数を数えながら塗っているとき数がずれて数え直しになる、誤った場所を塗ってしまうなど、パズルゲームとしての操作性に大きく影響する。
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本シリーズからのナビゲーション機能の処理によるものと思われるが、OFFにしても計算自体はしているのかやはり処理落ちする。
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数字のチェック処理は相応に重い処理とは思われるが、ヒント数字の色変えが多少遅れても入力への反応を優先するプログラムは容易だろう。
総評
基本的なゲーム内容はいつものピクロスシリーズ同様。『ピクロスDS』に比べると縮小感はあるものの、価格以上の価値は大いにあるだろう。
最終更新:2024年04月30日 09:48