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アイフリード
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小説:外伝 聖エルモの灯
+ | 内容紹介(小説裏表紙の説明文より引用) |
+ | アイフリード 紹介文 |
+ | 各キャラクターの年齢 |
+ | サブタイトル(聖エルモの灯)について |
ロザニア、マクストンとの出会い
小説:外伝 聖エルモの灯
- 盗賊をやっており、アイメンの領主の邸宅を襲撃して追われ、仲間は捕まりながらも1人逃げ延びて岬の廃屋へ辿り着く。なお、アイフリードは銃(クレーメルウェポン)を携帯している。
- 廃屋の向こう側からブツブツと何か聞こえると思ったら変なやつ(マクストン)がいた。自前の装置で、インフェリアに光(対話)を送れないか試しているらしい。
- そこに謎の光と共に少女(ロザニア)が空から降りてきた。何やらわちゃわちゃとやりとりをするアイフリードとマクストンを尻目にロザニアは去ろうとするも、アイフリードを追ってきたサーチライトに見つかり、3人はマクストンの小舟で脱出することに。
- なお、アイフリードはマクストンの名前を一切覚える気はなく、以降「マク○○○」といった調子で適当に呼び続けている。
逃げ回るアイフリード一向
- 逃走する流れで、本来離れるべきアイメンに辿り着いてしまい、マクストンの家に隠れる。女の子はロザニアという名前以外は何もわからない状況。マクストンは、自分と同い年くらい、肌が白くエラーラもないものの、インフェリア人とも断定できないと考える。
- 部屋は食い物を探すアイフリードに好き放題荒らされている。興味でロザニアのカバンにも手を出そうとすると、手練れた身のこなしでロザニアに投げ飛ばされてしまった。
- 部屋を荒らされたマクストンが泣き疲れて眠っている隙に、アイフリードはマクストンの工具やクレーメルケイジをくすねて立ち去った。
仲間の救出
- アイフリードはマクストンから拝借した工具やクレーメルケイジで爆弾を作り、アイメンの街外れにある拘置所を爆破する。
- その混乱に乗じて内部に侵入し、捕まっていた盗賊団の仲間であるチャーリーとスレイターを救出する(救出といってもチャーリーが針金で解錠した。自ら逃げなかったのは、むしろ「アイフリードを探そうにもどこにいるかわからないから、逆に助けにこっちへ来るのを待ってた」とのこと)。
- 同じく仲間であるサザーランドは、アイメンでは目をつけられたためルイシカのモーガンの酒場に身を隠しているとのこと。アイフリード達もそこへ向かうことに。
+ | 余談 |
モーガンの酒場へ
- アイメンとルイシカは和平条約結んでおり、領主権限を共有している。その理由は、ビリアルが治め過激派であるティンシアに対抗するため(ティンシアはセレスティアいちの技術力を待つ軍事国家で、近年もアイメン・ルイシカ領側の海岸に軍艦を集めていた。軍事演習の名目だが空砲の一度も放たれておらず、警戒体制を敷いている)。その代わりに内部の監視は緩くなっており、アイフリード達はあっさりルイシカに鉄道で入り、モーガンの酒場へ辿り着くことができた。
- モーガンは元ルイシカ軍出身の老兵で、今は自警団を率いている。アイフリードは昔はルール無用の無法者だったが、モーガンに半殺しにされたことがある。それ以来、弱者を踏みにじっても力は手に入らないと学び、力を持つもののみを標的としている(これはアイフリード一派のルールとなっている)。サザーランドと合流し、モーガンに辟易されながらも今晩は酒盛り。
- アイフリード夜の街をぶらつきながら、今後のことに想いを巡らせる。どうやって名を上げるか…ペイルティは気候柄、セルシウスもいるし国勢も国交も低空飛行横ばいで旨みはない。店じまいする雑貨屋の姿を見ながら、転職という手もある、普通の生活もしてみたいが、いや、仲間はどうする。どいつとこいつも手配されているような連中ばかり。いっそインフェリアへ…。
- などと考えていると、今や指名手配となったマクストン、そして何かから逃げているロザニアとばったり会い、まとめて役人に捕えられてしまう。
宝探しへ
- ロザニアは鉄道で身分開示を断り、アイメンとルイシカの領境の検問を強行突破したため。3人はモーガンによって釈放される。アイフリードはモーガンやマクストンに元凶として締め上げられ、ロザニアは小さく吹き出す。
- 夜、酒場で爆睡。モーガンとアイフリードが2人、ロザニアがインフェリア人かもしれないこと、「穴掘り」共(メルニクス文明(ルイシカでは頻繁に見つかる)の盗掘団)を街で見かけた話をする。廃坑を掘り進めると棲みついていた晶霊(ノーム)と鉢合わせたため封鎖、その抜けた先の海岸に、遺跡が見つかったらしい。
- ロザニアは1人、ルイシカで再びセイファートキーをかざす。するとはるか南の山をさす。食事の準備を知らせにきたマクストンもそれを見る。
- アイフリード一行は遺跡へ宝探し。方向が南なのでマクストンも、ロザニアを無理やり引きずって同行したいと願い出る(ロザニアの目的に興味があるため。同行というより用心棒目的)。アイフリードはロザニアに自分と似た臭いを感じて拒否する(背中をしてた途端にやられそうだしとのこと)、泣き落とされて渋々同行させることに。
- 道中は晶霊鉄道にて廃坑駅まだ向かう。終着付近、ティンシア軍が多くいることを確認し、アイフリード一行はやむなく車掌を脅してルイシカへの逆戻りを選択。しかし車両内は既にティンシア軍が乗客人数の半分以上乗り込んでおり、逆にアイフリード達が銃を突きつけられる。マクストン・ロザニアもともに、捕縛・連行されてしまう。
廃坑
- 他の盗掘者と共に、アイフリード一行はティンシア兵に廃坑内に監禁されてしまう(リチャードやスレイターはティンシアに指名手配されているため、スカーフで顔を隠したり砂埃を全身にまぶしたりしている)。
- 盗掘者達も含めて脱出を諦めた頃、アイフリードはロザニアがセイファートキーをこっそり使用しているところを目撃し、何かの道標のようなものかと訝しむ。
- しばらくして、檻から出されて再び歩かされる。道中、大型のクレーメルケイジなどを抱える技師たちとすれ違う。マクストン曰く、晶霊を制御しようとしているのではとのこと。
- 坑道を抜けて外へ、海岸沿いの岬のような高台の、その横穴に入ると大きな空洞と共に巨大なメルニクス文明の遺跡(鋼鉄の建造物のような)が現れた。その発掘作業にアイフリード達はあてられた。
- メルニクス文明の遺産を手に入れる気マンマンのアイフリード、一方でマクストンはロザニアと脱出したいと言うが、当のロザニアは既に行方をくらませていた。ロザニアのセイファートキーは、鋼の要塞を光差していた。
ビリアル到着
- ビリアルが突然、廃坑に視察に来た(一週間かかる発掘作業を三日でやれと指示する)。領主自らが敵国に来たことから、アイフリードはティンシアが軍事演習にてアイメンとルイシカの目を引き付けている間に鉄の要塞を奪うつもりであることを察した。そして、こんな巨大なものは持ち出せない、ということは『動く』ということも。
メルニクス文明、発進
- アイフリードは技師の作業着と銃を奪取し、チャーリー・サザーランドと共に内部に侵入・ティンシア兵を脅迫して外に出す。ボタンを適当にいじくりまわし、起動に成功。ティンシア兵は外で見張っていたスレイターが銃撃戦で追い返し、発進。どうやらまるまるメルニクス時代のドッグだったようで、崩壊することもなく、扉を開いて要塞は突き進んでいく。
- 最後、ティンシア兵に阻まれて両手をあげるアイフリード、だがティンシア兵を薙ぎ倒して現れたのはロザニアだった。そのままロザニアは要塞に乗り込み、共に海へ。一方マクストンは要塞に見惚れていたせいで乗り遅れてしまうのだった。
ペイルティへ座礁
- 船は舵が壊れていたらしく、うまく操縦できずにペイルティの氷山へ座礁。チャーリー達が徒歩で町を探しにいく傍ら、アイフリードは甲板に残って文句を垂れていた。ロザニアは、セイファートキーの光の指すままに動力炉の裏へ。そこの穴に、クレーメルケイジが数本束ねられた装置を押し込む。
- ふとアイフリードに声をかけられ、ロザニアはカバンの中身をばら撒いてしまう。アイフリードには、「無茶をしに来たんだろうが、死なない程度にな。バカをやった挙句野垂れ死にじゃあくだらない生き方だ」と諭される(もっとも言葉は通じていない)。
- アイフリードは、ロザニアが回収し損ねたセイファートキーを拾う。光の導くまま部屋を訪れると、そこには空を飛べそうな機械が眠っていた。
- アイフリードはひとり、船を無理やり動かそうとするがあわや大砲を発射しそうになった。チャーリー達が戻って宴会中も、ロザニアはひとりうずくまっていた。チャーリーは「イライラする」と言いながら無理やりロザニアを輪に加えて果物をよこす。
- サザーランド曰く、ペイルティはティンシア軍の話で持ちきり。遺跡での件が露見したからか、遺跡の船という切り札を失ったにも関わらずルイシカ領へ侵攻を始めた。アイメン・ルイシカ領権を要求しているようだが、流石に2国相手では痛み分けがせいぜいではないか?。
- アイフリードは1人で「ルイシカの様子を見てくる。2〜3日で戻る」と雪原を歩き出した。チャーリー達はついて行かずどうしたものかあぐねているとロザニアが来て、深い眉間のシワを寄せてチャーリーたちを見上げ、ロザニアもまた雪原へ飛び出して行ったのだった(ロザニアとしては、おそらくセイファートキーを拾って持っているだろうと思われて取り返す必要があった)。
モーガンの酒場再び
- ルイシカに到着したアイフリード。ルイシカは戦争の真っ只中で、モーガンの酒場にも誰もいなかった。隠し階段の地下にはモーガン率いる自由軍の武器庫があるが、クレーメルケイジ1つ落ちていない。モーガン達は武器を手に戦いに出かけたらしい。
- アイフリードはモーガンの状況を理解しつつ、もう一つの目的、船を動かす為にマクストンを探しに行こうとする。と、そのマクストンが突然酒場に現れた。
- 船を動かす為、そして空を飛べる機械でロザニアをインフェリアに帰す為(アイフリード曰く、あいつは『崖っぷち』の顔をしてる。その癖踏ん張ってやがるのが気に食わない)、マクストンに協力を要請する。船が今ペイルティで座礁していることを話したところで、ビリアル率いるティンシア軍が現れ、アイフリードは拘束された。
- ビリアルをアイフリードに引き合わせたのは他でもない、マクストンだった。マクストンは報酬として、ティンシアにて専用の工房を持ち軍の受注を請け負いながら好きに研究もできるという話で懐柔されていた。アイフリードを売ったことに対して嘆くように引き攣らせた笑顔で「僕の立場なら誰だってこうする」と言うと、アイフリードは文句も言わず静かに立ち去る。その背中に、「あなたには力がある!仲間もいる!でも僕にはない、こうでもしなきゃ何もできない!文句があるのかよ!」と叫びながら地面を踏み、看板を投げ、荒れ狂い怒声を撒き散らしていた。
アイフリード救出
- モーガンとロザニアにより救出される。何故ロザニアがいるのかとモーガンに問うと、「チャーリー達と同じ、赤ん坊を連れた親の心境。危なっかしくてつい、ついて回ってしまう。そんなとこだろ」と高笑いされる。
- アイフリードは返し損ねていたセイファートキーを投げてよこす。「さっさとインフェリアに帰りやがれ」
- ティンシア軍はあっさりと撤退。追撃は政府軍に任せて、自由軍や町人はモーガンの指示で復興に対応。大した被害もなく簡単に撤退したティンシア軍にモーガンとアイフリードは違和感を感じ、アイフリードは廃坑に捕えられた時の技師たちのことを思い出す。廃坑に奥の手があるのかもしれない。
飛行機械の起動
- アイフリードは遺跡の海岸を様子見する。ビリアル率いるティンシア軍が撤退作業を進めるとともに、メルニクスの船の修繕・再稼働を急いでいた。マクストンも駆り出されており、技師としては扱われずに雑用ばかりをさせられていた。
- 倉庫の奥で飛行装置をいじっていたマクストンに銃を突きつけてからかいながら、ティンシア兵に変装したアイフリードも現れた。
- アイフリードはさっさとロザニアを送り返そうと提案。装置が起動するかもわからない、もしかしたらセレスティアに逃げてきたのかもしれないし、インフェリア人かもそもそもわからないと並べるマクストンにアイフリードは怒鳴る。「鍵がこの機械を指してるんだから間違いない。あいつは放っておけば墓穴を掘って勝手に転がり落ちる。そうなる前に引き返した方がいい、転げ落ちたヤツがここにいるから」と自分を指差した。
- 通信機によって近くまでモーガンとロザニアが来ているらしく迎えない行くというアイフリードに、マクストンはビリアルのやろうとしていることを伝えようとする。アイフリードはそれを静止し、「それを言うのはまずい、折角のチャンスが、お前の工房の話がなくなる。こっちはこっちで何とかやるから、お前はお前で上がれるとこまではい上がって掴み取れ」と言い残す。
- 外に出ると不意に地震が起こる。ティンシア兵の様子もおかしく、アイフリードは前言撤回しマクストンから事情を聞き出す。そしてマクストンには秘密計画でなんとか阻止しろ(もちろんそんな計画はない)と言い放ち、自身はモーガンとの合流を急ぐ。
モーガン・ロザニアとの合流
- 既に撤退済みのティンシア軍に、アイメン・ルイシカ連合軍は戸惑う。アイフリードが(アイメンでは指名手配だったこともあり)捕まってきて、モーガンに状況を説明。自由軍はメルニクスの船確保に(山を迂回する方が近いとして廃坑は通らず)、アイフリード・モーガンは坑道の方へ。ロザニアは言葉が通じないにも関わらず、モーガンからの同行要請に頷き、共に行動する。
ノーム救出
- 晶霊制御装置まで進むと、悶え苦しむノームと、制御に四苦八苦するマクストンがいた。元から装置には大晶霊を制御できるほどの能力はなく、無い機能をひねりだすなど無理な話とマクストンは諦めてしまう。無理やり装置を止めると大晶霊の力が解放されてしまう、放置しても同じ事。
- なんとかしろと取っ組みかかるアイフリード。ロザニアが地下より、アイフリードを蹴飛ばしマクストンを引っ叩いて胸ぐらを掴み上げる。モーガンにも葉っぱをかけられ、マクストンは「…吠え面かかせてやる」と再度思考を巡らせにかかる。
- どこかに力だけを移せれば装置を停止できるが、そんな『器』はない(移すためのチューブはある)というと、アイフリードが「用意する」と言い出した。
『バンエルティア号』
- ビリアルはティンシア兵と共に、メルニクスの船での帰還指示をだす。直後、ずっとティンシア兵に偽装して潜んでいたチャーリー達に銃口を突きつけられ、ビリアルは拘束。ビリアルを失うとティンシアはたちまち後釜狙いの自治領モドキで内部分裂が始まり崩壊してしまうことから、兵たちはビリアルを失う事を恐れあっさり武器を捨てる。
- アイフリードはビリアルに、船の名前を『バンエルティア』にすると突然言い出した。
- ポンプチューブを担ぐマクストン、ロザニア、モーガンが到着。メルニクスの船の動力炉をノーム暴走の力を逃す器にすることに。チューブが足りないことに対してマクストンはすぐさま、「船を後退させて砂浜に乗り上げさせる」といい、迷いのない姿にモーガンは含み笑い、ロザニアも肩をすぼめる。
エネルギー移送
- チューブを接続し、メルニクスの船へエネルギー移送開始。強大なエネルギーにチューブは暴れ、全員で抑えにかかる。ビリアルは拘束されながらもアイフリードを勧誘するなど余裕を見せていたが、ティンシア兵を監視している自由軍達もチューブを抑えざるを得なくなり人手が離れた瞬間、ティンシア軍は反撃に転じる。
- ビリアルは、海岸の先に待ち構える艦隊に指示を出し、避難の後砲撃すると宣言。これじゃ狙い撃ちだと焦るアイフリード一行。船の動力炉が砲撃されて爆発すればエネルギーは暴走する。地晶霊の干渉を受けないような遠い海洋でなければ。
- アイフリードは船を出す事を決意、まだ大晶霊の力は移送しきっていないにもかかわらず、無理やり発進。マクストンもやむなくバルブを閉じ、ノームを制御している装置の電源をOFFにする。
- 船はチューブを引きずりながら出航、しかしそのチューブにはロザニアがしがみついており、モーガンが止める隙もなく海へと突っ込んで行ってしまった(動力炉に爆弾を仕掛けてしまっているため)。
ロザニアをインフェリアへ
- アイフリードが振り返ると、海岸は大災害とは言わずとも解放された大晶霊の力で大きな被害が出ているだろうと思われる。通信機も雑音ばかりで繋がらない。後先を考えていなかったアイフリード、ティンシア兵にも気付かれて蜂の巣にされそうになる。慌てふためいていると通信機にマクストンから連絡が入る、「動力炉のエネルギー解放がてら、大砲をティンシア兵へぶっぱなす」。アイフリードは「ナイス。俺好み」と返し、マクストンの説明の通り大砲を起動する。モーガン達も無事らしい。
- 突然警報が鳴るが、それはロザニアを不法侵入者とみなしたからだった。突然現れたロザニアはアイフリードを無理やり階下の動力炉へ、動力炉は暴走して物資を燃やし雷光を放ちながら暴れ狂っていた。下位雷晶霊と地晶霊の力が反発しているらしい。ロザニアの示すまま炉の裏をみると爆弾のようなものがある、マクストン曰くこれが必要以上に力を活性化させているらしい。炉内は暴走しており取り外すのは難しい、ロザニアが自分のことを必死に指差し何かを訴えるがよくわからない。
- アイフリードはロザニアを無理やり、インフェリア行きの飛行装置に載せる。反発するロザニアと押し合いになるが風防が閉まっていく、ロザニアはセイファートキーを隙間にねじ込み、アイフリードに渡す。突如激しいエンジン音が轟音で鳴り響き、装置は火花を散らして遥か彼方へ打ち上げられていった。
- アイフリードが操舵席に戻るとティンシア兵から砲撃を受ける、負けじと地晶霊の力による大砲を打ち返す。砲撃は爆裂し巨大な火球はどんどん大きくなり、辺りの海を真っ赤に染めた。一方でメルニクスの船もあちらこちらから閃光を放ち、火柱を上げた。
- ロザニアは燃える海を遥か虚空から見下ろし、拳を握りしめた。
メルニクスの船、大破
- 動力炉が爆発し操舵室含めて消し飛んだため、航行能力は失った。所々船体には穴が空き、頑丈なつくりだったためかろうじて海面に浮かんでいる。降りしきる雨の中、アイフリードは甲板に寝転びながら進出する場所が海にもある、次は海賊をやろうと決める。修理はマクストンにやらせればいい。
- エラーラ通信機は失っているし、陸がどっちかもわからず叫んでいると、ロザニアから受け取ったペンライドが服から落ちた。ペンライトは光を伸ばし、その先には別の光がまたたいている。光は遠い空へ立ち昇り、立ちこめた雷雲に手を伸ばしている。それはアイフリードを探すマクストン達が作った照明装置だった。アイフリードはその光を目指して海に飛び込むのだった。
世界を股にかける大海賊に
引用、参考:ファミ通公式ガイドブック、テイルズオブ大辞典
- セレスティアでのロザニアとの出会いにて、2人が互いに恋に落ちていたとされている。
- ロザニアと別れた直後から愛艦バンエルティア号を駆って世界中を荒らし回って略奪を繰り返し、その暴れっぷりからセレスティアにおいて数々の伝説を残している。不動の地位と名声を手に入れ、次なる目的地はインフェリア。遠征の橋を使用して渡り、再会を果たす。
- その後、アイフリードの心の中で変化が起こり、今までの行いを悔い改め義賊となることを誓い、セレスティアに戻ってロザニアと結婚。出会ってから結婚までわずか数ヶ月の出来事だったという。
- その後、インフェリアを含めて世界中を股にかけて活躍する。
小説:外伝 聖エルモの灯
- あとがきによると、歴史に名を残すにはあと二十年程の時を有するとのこと(アイフリード37歳)。
- 略奪を行なっていたとテイルズオブ大辞典のロザニアの項にあるが、小説ではロザニアと出会う前既に(モーガンにボコボコにされたことで)弱き者から奪うのではなく強き者にのみ挑むと決めていたようである。
- マクストンは歴史に残る晶霊機関を開発し、メルニクスの船に搭載。アイフリード活躍の一端を担った影の功労者。
- ロザニアはアイフリードが海賊を引退するきっかけ(結婚)となり、アイフリードの海賊家業はロザニアに始まりロザニアに終わっている。いつになっても精神年齢が幼く好き勝手遊び歩くアイフリードに「いいかげんにしろ」とツッコミをいれたのではないかと思われる(あとがきより)。アイフリードはしっかりと尻に敷かれている模様。なお、カバンを持ち歩くのはチャットへと繋がっている。
晩年の姿、最期
- 設定ラフ(ファンダムvol.1ギャラリー等で確認)によると、恰幅がよく髭を蓄えた姿となっている。ゲーム本編におけるアイフリードの墓の像同様の姿。髪の色は水色、髭が水色とオレンジの2色になっている。
- 「ワシは〜じゃ!」が口癖の豪快な性格だった。パンツ一丁で雪山に登るほど強靭な体を持ち、ピンと上を向いた立派な口ひげが自慢だった模様。
+ | アイフリードの墓の像(上)と、晩年の姿ラフ(下) |
- 後世に残る話では、恨みを持った者達に襲われ、向かってくる砲弾、迫り来る火の粉、それらすべてを真正面から浴びて、妻を守り壮絶な最期を迎えたという。逃げなかった理由については諸説があるらしいが、チャットは「自分の妻を守るためだった」と信じている。
後年の評価
- アイメンの図書館の本(アイフリード伝説)によると、伝説の大海賊として語り継がれている。
- キャンプスキットにて、チャットよると、氷の山にパンツ一丁で登ったとされている。目的は不明だが、それだけ豪傑だということだろうか。
後世に遺したもの
- 遊び心に溢れるセンスは、チャットにしっかりと受け継がれている。
モニュメント
- 世界中に散らばっている。座標を示すもの(アジトへの誘導)、海賊秘伝の技を伝授するもの(フィールド上、セレシーアジト、晶霊温泉に点在)がある。
アイフリードのアジト
- アイフリードが後継者の為に世界各地に遺した基地で、アイフリードの洞窟を一般的には指すが、両世界の海底アジトも含む。洞窟はすごろく状になっており奥には改造ドッグがあり、バンエルティア号を第二段階へ改造した(展望室、潜水艇および空き部屋2つ追加)。なおロザニアの肖像画が飾られている。
+ | アイフリードの洞窟にある胸像の台詞 |
遠征の橋(アイフリードの台座)
- セレスティア海底にあるアイフリードの台座に、シルバーケイジを嵌め込むことで起動される。海面にアイフリードのマークが浮かび上がり、オルバース界面にある中継基地に移送される。なおインフェリア側からは起動できない(台座が無い為)。
- テイルズオブ大辞典より、遠征の橋はメルニクス時代に製造された遺産であるとのこと。
中継基地
- 反転ドームにより両世界の移動が可能。また改造ドッグがあり、バンエルティア号を第三段階に改造できる(飛空挺および空き部屋2つ追加)。
+ | 中継基地にある胸像の台詞 |
インシーアジト、セレシーアジト
- 海底の洞窟。インシーは4つあり、世界中から集めた大量の宝が眠っている(テイルズオブ大辞典より)。セレシーは5つあり遠征の橋機動のためのシルバーケイジが安置されている。なおセレシーアジト1には何故かS•D(ソーディアン・ディムロスのこと)が刺さっている。
アイフリードの墓
- アイフリードとロザニアが眠る。内部にはバンエルティア号改造に必要な「ひかりのたま」が安置されている。侵入者を試すトラップは遊び心が溢れており、洋館風・地獄風・お化け屋敷風と内装は別世界をモチーフとしていると思われ(ナムコネタ)アイフリード節全開である(キールからは、「趣味が悪い。色彩と造形に秩序も統一感も感じられない内装、芸術とは程遠く技巧的にも稚拙な中年男の裸像、どんな奴がこんな場所を作ったのか顔が見てみたい」と酷評を受けている)。
- ロザニアのドレスも安置されている。
- 銅像に取り付けるアイテムは、服(真っ赤なマントと伝統的な海賊服)、ひげ(よく自慢していたとされる)、帽子(伝統的な海賊帽のレプリカと思われる(テイルズオブ大辞典より))。
海賊7つ道具:ピコハンリベンジなど。詳細は本wikiのディスカバリー参照。
+ | 小説版 暁の約束 |
参考リンク
-I LOVE CHAT!!-様
アイフリード(外伝小説)について考察されています。
アイフリード(外伝小説)について考察されています。
他テイルズ作品のアイフリードについて
アイフリードの晩年考察 ※全て妄想ネタなので注意
+ | 妄想ネタ |