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アルフォンス・モーディ
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toefan
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路上での芝居
- 王都の路上で仲間たちと即興芝居をし、見物客の投げる小銭でその日暮らしだった。若かったからか貧乏は苦にならず、雨露にさえ濡れなければ外で寝るのも平気だった。
- 先代の王が芝居を見に来た(かなりの評判になっており話の種にとわざわざ城を出て見にきたらしい)。先代の王は現王と違いそんな洒落心を持っていたと。
王国お抱えの劇作家
- それから気に入られ、王国お抱えの劇作家となった。二年ほどは豪華な部屋に住み込み、フィオナ・アノルが侍女として付いた。
- 40代のはじめ、ウルタス・ブイで一躍有名になる。ウルタス・ブイの前にもいくつか書いては王立劇場で上映され、客もそこそこ入り地位を少しづつ確立していった。
王国一の劇作家に
- 『ウルタス・ブイ』の作者、インフェリア王国一の劇作家。インフェリア人にしては珍しくリベラルな考えの持ち主。
- 城に来て2年、先代国王が亡くなり、グルノーレII世の治世に。モーディは城を出て近くの小さな小屋から城へ通う。
- 今より26年前、ウィンディア家がラシュアン染めを献上する場にモーディも参列しており、ロナの姿も確認した。
侍女フィオナ
- フィオナは下級貴族の出身で、行儀見習いの意味もあって城に上がっていた。
- モーディとは恋仲となった。先代王の時からの仲で気心が知れており、モーディの出世を何よりも望んでいた。
- モーディが城を出てからはロナに仕えるように。ロナにまつわる話(故郷の村に想い人(バリル)がいたが国王の命令に逆らえず泣く泣く後宮となったことなど)をモーディにこっそり話していた。
バリルがセレスティアへ
- バリルからロナヘ、セレスティアへ渡るという内容の手紙が届く。嘆くロナを見かねたフィオナは、バリルを止められないのならせめてその旅立ちをロナに見送らせてあげたいとモーディに頼んだ。
- 手紙から2日後、船で動いたバリル、なんとか理由をつけて王国船を出して身なりを変えたロナとフィオナも同乗させることに成功。王国船の上から「ファロース山の頂上から光が登っていく、その中に人が居る」のを見た。中の人がバリルなのは明白だった。ロナは普段おとなしい女性だったがその時ばかりはいきなり「行かないで、トランソム!」と叫ぶ。乗組員に気付かれないよう、モーディは顔を胸に埋めさせて悲鳴を消すので精一杯だった。
- ロナの心の状態がそれからどんどん悪化していったという。
- この出来事を元にして、絵本『空にのぼった男』を出版。
キールとの対面
- アレンデへの挨拶に訪れた。アレンデとはアナの新女優の批評やらセルディアの誘いやらの会話をしつつ、キールにも「話は聞いている、光の橋について調べているそうだね」「宝石は、確かに存在する。だが、幾重にもかけられた、まやかしの布のせいで見えないのだ。きみの捜しているのは、そういう類いのものだよ」と声をかける。
- キールと出会った時55歳。身だしなみのいい初老の白髪の男、がっちりとしていて胸板も厚い。足が悪い訳ではないが細身のステッキを持っておりそれが彼を妙に知的に見せる。
- 世界に唯一の凝った木製チョーカーをつけており、『ウルタス・ブイ』の成功により王立劇場専任となった記念に、王から賜った貴重なものだという。モーディは貴族ではない(祖父は貴族だったが)が、お陰でジョシュアも姫様に可愛がってもらえている。
- ミンツ大学から講演授業を頼まれることが時々あり、カーライル学部長も知っている。
キールを屋敷に招く
- キールに絵本『空にのぼった男』の話をするため、屋敷に招待した。グランドフォールについてどう思っているのかキールに訊ねる。
- まさか私のことを、のほほんと平和ボケした王室お抱え劇作家だと思っているわけじゃあるまいね、正直にいってくれていい、そうでないとこの先の話に支障が出ると。キールは率直に、調子のいい人だと思ったと伝え、モーディは笑いながら「王室に対するあの態度も仕事の一環」だという。要は、平民と王室貴族の両方を理解できる立場だということだった。
- モーディは、陛下や台長の話はとても鵜呑みにできるものではなく、芸術、そして娘や孫の将来を守るために正しい知識を得たいという。キールは経緯を話す、なるほど人為的でなく避けられないのに“戦争”などとはバカげていると、王族に聞かれたら即刻首をはねられそうな台詞を口にするモーディ。
- モーディは、光の橋は存在する、トランソム・バリルが証明していると。ジョシュアにバリルの絵本『空にのぼった男』を持って来させる。開いたページに描かれていたのは、どこかの高い山の頂上より高く浮かんでいる光の玉と、ひとりの若者が玉の上にのって楽しそうにバンザイしている。バリルはインフェリアでは名が知れていて似たような本が出版されているとは思うが、これは25年程前に出た本だと言う。作者は不詳、バリルの友人らしいと説明した。