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メルディ
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+ | 目次 |
バリルとシゼルの間に生まれる
- インフェリア人の父トランソム・バリル、セレスティア人の母シゼルの間に生まれる。幸せな日々を送り、メルディの中にもシゼルと身を寄せ合いながらクレーメルダストを見上げた『暖かいおもいで』が残っている。
- エラーラは水滴のように盛り上がった逆三角形が中央に1つ、というのが一般的であるが、メルディのエラーラが丸い形をしているのはインフェリア人とのハーフであることが関係しているらしい。
ビリアルの謀反、バリルの死
- 総領主の座を狙ったビリアルの謀反により、一家全員の命が狙われる。バリルが体を張って時間を稼ぐ間、シゼルとメルディはルイシカを脱出・アイメンにいるガレノスとの合流を急ぐ。しかしヒアデスの裏切り(娘を人質に取られた)もあり脱出は叶わず。
- バリルが目の前で蜂の巣にされて殺害された。その時シゼルの負の感情に呼応してネレイドが憑依、ルイシカを町ごと吹き飛ばした(メルディは闇の極光の素質があったため、目の前でシゼル(ネレイド)の極光に晒されたにも関わらず無事だった)。
- ゲーム本編で、メルディはバリルがまだ生きていると認識していること、ネレイド憑依の瞬間を覚えていないことなど、バリル殺害時の記憶はほとんど無いと思われる。
母親に実験台にされる
- それからシゼルは変わってしまい、メルディに度重なる実験を繰り返すようになった。痛みや苦痛を伴い、実験が終わったら放置されるような状況となってしまう。それがトラウマとなって現在も、メルディの精神的成長を幼いまま留めてしまっている。
小説:リッドのとかげ メルディの湯たんぽ
+ | 幼少期、クィッキーとの出会い |
幼少期
- 10歳までおねしょをしていたらしい(キャンプスキットNo.69より)。
メルディの日記
- 時期は不明だがインフェリアに旅立つ前に書いた日記。初めてアイメンに来た時に、メルディ合流前にこっそり読むことができる(メルニクス語だが)。
- 内容は、「What is it that changed Soxal Could the cause have something to do with me.」(シゼルを変えたものは何だろう?それは私の責任なの?)。
インフェリアへの旅立ち
- 暗い森の中、ガレノスに見送られながらクレーメルクラフトでインフェリアへ旅立つ。全ては父であるバリルの引き起こそうとしているグランドフォールを止める解決策を手に入れる為…。
- ガレノスも「全く、なんて事になったものか。無事で居てくれよ」と心配する。クレーメルクラフトはセレスティアの暗雲を抜け、虹色に煌めくオルバース界面を抜け、明るい世界へと落ちていく。
+ | この時点でメルディの知っていることについて |
クレーメルクラフトの墜落、リッド・ファラとの出会い
- クレーメルクラフトはどこかの、明るい森に不時着した。たまたま近くにいた少年と少女と会い、「ここはインフェリアですか?誰かメルニクス語を話せる人は居ませんか?」と聞くも言葉が通じない。
- 少年と接触するとフィブリルに由来する虹色の光が現れ驚愕するも、今は説明する術はない。悪い人たちでは無さそうなので、ひとまず連れられるまま着いていく事に。
ラシュアン追放
- 村の長らしき人と少年少女がやり取りしている中、クィッキーが何かに警戒を始めた。途端、ヒアデスが強襲。自分を殺しに来たのだ。少年少女によりヒアデスは撃退されたが、そのまま話がわからないまま彼らに連れられ別の場所へ移動する事になる。
- 女の子からインフェリアの服を着せて貰い、目立たないようにしてくれた。
レグルス道場
- 道中、桟橋でなんとか名前だけはお互いに認識することができた。
- 河の桟橋まできたが、土砂崩れにより通行できなくなっていた。その時オルバース界面が大きく波打ち、地面が揺れる。土砂崩れもこれが原因の様子。
- どこかへ移動。2人からなにやら話しかけられるが言葉がわからず、ただただグラントフォールへの焦りが募る。リッドの手を取り「ふぃぶりる!」と伝えることしかできない。
- 2人に連れられるまま道場らしき場所へ向かう。中に入る前に怪しい気配を感じて訴えるも言葉が通じず、中に入るといきなり襲われる。しかしリッドが退けてくれた。
ラシュアンの河下り
- リッドとファラは土砂崩れで通れない対策として、河下りの段取りを付けたようだった。
- パオロの晶霊術にて河の流れは緩やかになる。晶霊術の詠唱はメルニクス語のためメルディは食いつくが、とても会話できるレベルではないとわかり落胆する。
- 一行は筏で河を下り、ミンツへ到着する。
ミンツ大学
- 受付で何やら話中、メルディも焦りから受付にメルニクス語で話しかけてしまう。「言葉がわかるか、大晶霊を探さないと」と話しながら受付台に登ってしまったため、受付嬢をびっくりさせてしまつ。リッドたちに引き摺り下ろされ、そのまま大学構内へ。
- リッド達に部屋(光晶霊研究室)の外で待つように言われたが、待たずに中へ。するとエラーラが光り、部屋の中の装置が壊れ始めた(メルディはメルニクス語で「メルディのせいじゃない!わざとじゃないと弁明」)。カーライル学部長に追い出されてしまう。
小説 永遠のきざはし、オンライン
- メルディが受付に登ってしまったのは単なる文化の違いと説明されている。
- カーライルに不審者情報(受付嬢が報告)の連絡が入る中、部屋の外でメルディを見つける。通じぬ言葉を話す相手に「待て」と言うがメルディが怖がって研究室に入ってしまい、不意にフラスコにぶつかって薬品が混ざり、爆発したことになっている。
オンライン
- オンラインでは機器の暴走とされている。
- その後、クエストにて研究室や装置は修理された模様(ウィリアムの依頼で、特別な部品を入手するためにバロールへ向かう)。
テイルズリングエターニア(第4回放送)
- メルディから見れば、学士たちの白いガウンはとても重そうに見えていた。ファラのお古の服も重いらしく、セレスティアの衣服文化(レース素材でふわふわしており軽い)との違いと見られる。
岩山の観測所
- どうやらメルニクス語を少し理解できる人物に会いに来た様子。少しずつ会話ができるも拉致があかず、グランドフォールを伝える為に壁に貼ってあった地図(インフェリアとセレスティアの対面)を使って「いんふぇりあ、せれすてぃあ、どっかーん!」と表現。
- 学士っぽい人には通じたのか、また別の所へ移動するようなのでついていくことに。
モルルへ渡り、メルディとの意思疎通成功
- 望郷の洞窟を抜けてモルルの村に到着。訪ねた博士からピアスを受け取り、みんなに合わせて自分も付けてみるが、特に変わった様子はない。
- ふと、クィッキーがいなくなっていることに気付き、家を飛び出す。慌ててクィッキーを探してモルル奥地へ。クィッキーはモンスター(インセクトプラント)に襲われており、クィッキーを守るべくモンスターの前に立ち塞がる。
- その時、リッドたちが助けに来てくれた。キールに「集団行動で勝手なことをするな、僕たちにまで危険が及ぶ!」と怒鳴られ、メルディは「ごめんな」と王国語(インフェリアの言葉)で謝った。メルディがクィッキー(仲間)を命懸けで守る心を持つ自分たちと同じ存在なのだということ、そして皆で力を合わせて共闘したことで心が通じたのか、リッドたちはメルディの言葉を理解できるようになった(リッドだけ最初は気付かずに普通に会話していたため、「鈍い」とみんなにからかわれていた)。
- 戻りのキャンプにてメルディの口から、グランドフォールが起ころうとしていること、それを阻止するためには大晶霊が必要であることを説明する。
- メルディの話し方は少し特殊だが、これはセレスティア人訛りのようなものではなく、メルディ特有のもの。シゼルの実験のトラウマにより精神年齢が幼いままになってしまっていることが要因とされている。ファミ通公式ガイドブックによると、ティンシアの町でメルディを先頭にしてメルニクス語を読むと「彼女の真の語学力が判明する」と書かれている。テイルズリングエターニア(第6回放送)によると、メルディの言葉間違いをよくファラが読み解いてくれる様子。
テイルズリングエターニア(第4回放送)
- キールとは仲良くなりたいが、気難しい。ファラは「キールって可愛いところあるでしょ」と言うが、メルディの「可愛い」はクィッキーのようなことで、よくわからなかった。
+ | キャンプスキット |
王都インフェリア
- 王都では、セレスティア人は凶暴な人種であり災いの元というのが一般認識であるため、リッド達にはセレスティア人であることは隠し、突拍子もない行動はしないようにと言われる。
- 国王に報告をしようとするも、城の守衛には門前払いされた。王は神聖にして崇高な存在、普通の人間とは根本的に違うというキールに、セレスティアにはそのような王政がない実力主義の世界のため、メルディは不思議に感じた。
- 王立天文台に論文を見せても弾き飛ばされてしまう(キールは門番を「体ばかり鍛えているから頭に血が回らない」天文台に対しては「あんな物わかりの悪いヤツが最高学府の研究員とは聞いて呆れる」と言っている)。最後に、黒体の存在に気付いていないはずがないセイファート教会にて大司教に報告。すると「セイファート再臨の吉兆である黒体が世界崩壊などとなんたることか」とむしろ追われる立場になってしまう(この時キールは、自身の説が大学で全く受け入れられなかった理由について悟った)。
- 教会を出たところで、既にリッド達が「不審人物」として報告されていたことにより衛兵隊長・ロエンにて包囲されてしまう。キールは「むしろ直接王に謁見できるチャンスだ」として、一行は大人しく捕まることを選択する。
- しかしながら挽回のチャンスはなく、一行はあわや水責めによる処刑寸前となっていた。その時、王立天文台で提示したキールの論文を見た台長・ゾシモスにより、「殺すのは惜しい。一度こちらで預かる」とされ間一髪救出される。実際に計測したところ、キールの見立ての通り、両世界は2000ランゲも接近していた。
- 釈放され、場内の客室で一夜を過ごすことに。リッドは「国に任せられる、これでやっと旅も終わりだ」と安堵する。しかしメルディにはまだ終わってない!と言われる。ファラも、大晶霊は国に任せたとしても、メルディをセレスティアに帰す方法くらいは私たちで探してあげようという。その夜徹夜でキールとゾシモスが両国の観測を行った。
- 翌日謁見の間へ呼ばれる。謁見の間に行く途中、アレンデ姫とロエンの会話を耳にした。アレンデ姫は誰かを待ち焦がれている様子。
- 謁見の間、国王は「蛮族セレスティア人による謀略。両世界は100スオム後に衝突する」として対セレスティアへ全面戦争を宣言。キールは話が違うと講義するも、ゾシモスに「学問も王国に準ずることを理解しろ」と突き放されてしまう。国は、セレスティア侵攻に利用するべく『光の橋』の調査を行うという。
- 国を頼れなくなり、リッドたちはやむなく自力での大晶霊集めと、謁見の間で耳にしたセレスティアへ渡る手段「光の橋」の探索を継続する事になる。光の橋は、バリルというインフェリア人が渡ったきりで、帰ってきていない、そのため場所も起動方法も調査し直しの状況らしい。
小説:蒼天の星
- 戦争宣言の後の流れは、原作とは異なり玉座の間にてキールと別れることになる。キールはゾシモスに呼ばれ、直々に光の橋に関する研究を手伝わせてやると言われる。キールは(自分のしたことをわかっていないのか)と黙っているとその態度を「うれしいか、恐縮するな」と捉えて高笑いしながら去っていくゾシモス。一方リッド達はロエンから乗船パスを受け取っていた。キールはリッド達とは行けないと話す。怒りに燃えた目を向けるリッド、大きなライトブラウンの瞳から視線を落として「がんばってね」というファラ、リッドとメルディの視線を感じて慌てて顔を背けるキール。
キールは王立天文台に残留
- キールが「ゾシモス台長から光の橋探索に誘われた、王立天文台で働くことは念願の夢だった」として王立天文台に残留。戦争宣言をした王国側に加担するのか、とモヤモヤを残したまま、リッド達3人は新たなる土地・バロールを目指すこととなった。
- バロールへの定期連絡船。メルディはキールが敵になることを恐れるが、ファラは「キールはたくさんのことを知りたいだけ。信じてあげて」と励ます。それを聞いたリッドは、「信じる、か…」と考える。
THE ANIMATION
- マローネは「王都インフェリアを出た時から後をつけていた」と言っている。(となるとバロールやシャンバールへも尾行していたか)
バロール
- バロールでは子供と店のいざこざにファラが首を突っ込み、助けた子供の方が窃盗犯(ベッポ)だった事で責められてしまう。しかしそこに商人・レイスが現れ、逆に店側の不正を指摘して助けてくれて事なきを得た。お礼に食事をご馳走することに。
- レイスは仕事の関係で「風晶霊の空洞」を知っており、道案内と同行をしてもらうことになった。レイスの帽子に付いている花は、この街全体を包む甘い香り、“ドエニスの花”とのことだった。各自準備後に宿屋前で落ち合う、メルディがレイスと接触するとリッドと同じ虹色の光が出た。メルディは「ふぃぶりる!レイスも絶対いっしょでいこうよ!」と訴える。理解ができないレイス、はぐらかすファラ、考え込むリッド。
ツインブレイブ特典ドラマCD 風に願いを
- リッドとファラがアビーと出掛けている間、算術勝負にハマっており、勝ち続けているのでやめたくないとして別行動をとっていた。宿屋で落ち合う予定。
風晶霊の空洞
- 風晶霊の空洞につくと衛兵がいたが、何やらレイスが話すとすんなりと通してくれた。
- 道中、風は思いの外体力を奪うとしてキャンプに。メルディからの質問で、持っていたコンパスキーを「進むべき道を示してくれるもの。むろん金儲け」とレイスは説明した。
- 彼を信用できると感じたファラとメルディが旅の目的(大晶霊集め、グランドフォールから世界を救う)を話す。
- シルフと契約後、自身と同じ謎の力・フィブリルを持っていたためメルディは別れたがらなかったが、レイスとは別れる事に。
- 入れ違いで、リッド達を探して追ってきたキールが復帰した。王立天文台はもうお役御免か?の問いにはだんまりだった。一方、仲間だからとなんでも話してしまったことはキールに怒られてしまう。
- シルフからエアリアルボードを入手し、フィールドを自由に探索出来るようになり自力でイフリート探しを行うことに。
- この時キールに、フリンジについて教える。
シャンバール、イフリートと契約
- シャンバールは暑いところと聞いていたが予想以上。メルディには特にキツい様子で、セレスティアはもっと涼しくてひんやりとのこと。
- 火晶霊の谷はとても侵入できる温度ではなく、ウンディーネを召喚し一時的に温度を下げてもらい、進んでいく。
- 途中のキャンプ、すぐバテてしまうキールの話に。昔からファラには心配ばかりかけて情けないと言うと、メルディから「足りない所はある、助けるのがトモダチ、ナカマ」と励まされる。ファラはいつも優しくて、怖い親分なだけじゃ無かったよなと昔話をしては、ファラを怒らせたりも。
- イフリートと(ウンディーネの説得で半ば無理やり)契約を達成すると、根源晶霊レムが現れ、グランドフォールは人為的なものである事を聞かされ、ソーサラーリングを与えられる。このリングを使って光の橋を渡れ、と。
- 帰りのキャンプ地にてメルディは、グランドフォールはバリルによるものと説明する。キールはセレスティア人が元凶かと憤るが、その名は30年前に光の橋でセレスティアに渡ったとされるインフェリア人の名と同じであった。その為、まだセレスティア人が悪と決めつけるのは早いと。うまく説明出来なくて怖くて話せなかったとするメルディ、それでも信じるというファラ、真実を知るために同行するキール、そして光の橋が見つかる『までは』付き合うといるリッド。キールが王立天文台で聞いて来た情報を元に、光の橋を求めて霊峰ファロースへ向かう。
+ | キャンプスキット |
シャンバールでのひととき
ビバ⭐︎テイルズオブマガジン 2014年4月号 メルディショートストーリー
+ | 詳細 |
霊峰ファロース、レイスとの対峙
- ファロース山に到着し、その壮大さに圧倒されつつ教会の休憩室で一晩を過ごす。セレスティアの文化や気候について話す3人に対し、リッドはセレスティアにわたる不安や用心はないのか、バリルは帰ってこなかったんだぞと漏らす。しかし楽観的なファラや興味が先行しているキールは行くつもりでいた。
- 登山中崖崩れに遭い、ファラだけが行方不明になってしまう。リッドは動揺して大声で探すも、キールに「叫ぶとモンスターが来てしまう。地道に探すしか無い」と諭される。
- レイスと共に歩くファラを見つけたリッドたち。山頂付近まで合流ができないため、それぞれで山頂を目指すことに。
- 途中のキャンプ、リッドはずっと無口になっていた。キールに「レイスという男、美形で物腰も落ち着いていて、立ち振る舞いに気品がある。ファラも17歳の年頃の女の子、恋愛感情だって…」などと指摘され、そんなんじゃ無いと不機嫌に。
- 崖地帯をクィッキーの活躍もあり登っていき、なんとか頂上へ。頂上にはファラとレイスが先に到着していた。再会を喜びつつリッドは憎まれ口を叩く。キールがレイスを部外者だとし、レイスとは別れることに。
- ソーサラーリングを使って石室に入ると、クレーメルケイジが共鳴し出す。石板に手を翳すとレムが表れる。覚悟を問われ、光の橋が起動。キールは「この光の中に入れば、セレスティアへの道がひらかれる。バリルの残した研究記録には、そう記述されていた」とし、セレスティアに帰れると喜ぶメルディ。しかしレイスが再び現れ、元老騎士である立場を明かす。セレスティアが力を持つことを看過できない、と。
- コンパスキーが今まで沈黙し続けてきたのに、数ヶ月前から何らかの方向を示し始めた。王からの命を受け、セイファートキーが、いったい何を指し示しているのかを調査していた。キーに従い旅をすると幾度となくリッド達と会う、これは偶然ではない。セレスティア全面戦争を宣言した王国側の人間として、逆賊となる彼ら(特にキールについては王立天文台で重要書類を自分の頭にだけ叩き込んで焼却したことから“反逆者”とされている)を行かせる訳にはいかなかった。君達のやろうとしていることは、王国の平和を脅かしており、そのことをセイファートキーが我々に警告している、そう考えるのが自然だろう、と。ファラは、グランドフォールを止めるため、これはインフェリアをまもるためでもある、お願い信じてと言うが、帰ってきた言葉は「私が信じるのは、王の言葉だ。君達じゃない」だった。
- 「…残念だよ、レイス。そこをどいてくれないなら… 無理にでも行かせてもらう!」とファラ。レイスと対決し勝利、光の橋でセレスティアへ渡る(リッドは「まだ心の準備が…」と言っていたが)。
セレスティア、アイメンへ
- セレスティア、岬の砦に着陸。見上げるとインフェリアがありめまいがしそう。空の色も、海の色も、インフェリアとは違う。太陽は暗いし風も吹いていない。キールは一番違和感を感じた空気の違いから棲んでいる晶霊が違うことに気付き、いよいよメルディがセレスティア人であることを信用した。
- メルディの故郷アイメンへ。キールはセレスティア人はこういう町に暮らしているのかと感想をもらす。町人とは会話ができ、オージェのピアスの効果は絶大。メルディが紹介した町人が武器を取り出したのでキールは腰を抜かすが、「武器屋」だった。武器工房のサグラ、その奥さんであり爆弾製造担当のブレンダ、見習いでまだ接客をしているハミルト。晶霊兵器、晶霊を利用した武器はインフェリアではまだ研究が着手されたばかりなのにセレスティアにすでに技術がある、サグラ曰く「これで30年飯を食ってる」とのこと。ひとまずメルディの家に向かうが、キールの興味は尽きず「後で話を聞かせてくれ」と約束。
- メルディの家では、セレスティアンは10歳で自立すること、2人暮らしのこともあった(ガレノスのこと)などを話す。興味深々のキールを筆頭に、メルディに街案内をしてもらうことになったが、ファラは少し疲れたと家で休むことに。
- 錬金工房のククロルはキールと気が会う様子、エラーラとは何かとキールが聞くと、ククロルは「見ての通りの発光体、簡易照明。暗い場所だと意志伝達が出来たりもできる。思うに、寄宿晶霊が生体イオンの変化に反応してるんじゃないか」キールは「とすれば、オージェに似た特性をもつ結晶物質と考えられる」と学術的な会話をしていた。
- 街にはロッテやボンズというまだまだ幼い子達も居て男性陣を「メルディの王子様」とからかう。
- サグラの武器攻防では、クレーメルケイジを利用した雷タイプ・闇タイプの晶霊銃や、大きな岩石も粉々で同時に10人は殺せるという晶霊爆弾を見せてもらう。子供すらも持ち歩き、いつでも争いに巻き込まれ得る戦争の世界だと。
- キールとメルディは図書館へ向かい、リッドは部屋に戻ることに。ファラは電気もつけずに考え事をしていた。一度にいろんなことがキールとメルディは図書館にて、セレスティアの習慣や文明、人種について教えており徹夜をしたようで、メルディは倒れるように眠ってしまった。
- メルディは目を覚ました後、エラーラ電話でルイシカのガレノスと話していた。ガレノスはバリルの倒し方を研究している晶霊技師、クレーメルクラフトを扱える研究者。竜岩山脈を越えて、会いに行くことに。
- 去り際、メルディはハミルトに呼び止められる。「早く1人前になって、…メルディにぴったりの武器作って待っとくからさ」。赤面しながら話すハミルトに、メルディは「ありがとな。楽しみにしてるよ」と明るく返す(キールは何かに気付いたのか、「!」となっていた)。
+ | 町人の訳せないメルニクス語 |
エタポケ2
入手時
+ | 会話 |
クリア後
- (アップロード時)クリア!!アイメンのボンズはどうしているのでしょう?
- ボンズとロッテに話しかけると、メルディが称号「フライングダンサー」を手に入れる。
+ | 会話 |
ガレノスから極光術について教わる
- ルイシカへ向かうために晶霊鉄道を使う(燃料はサグラから売ってもらう)。道中で、ガレノスはメルディの師匠であること、ガレノスは難しい研究で忙しいためメルディがインフェリアに来た、ガレノスにはいっぱい世話になっている、とメルディが説明した(キールはメルディが晶霊技師のたまごであることに驚くと同時に、説明を聞いて「小間使いか。妥当だな」と納得もしていた)。
- なお、晶霊技師の卵として晶霊工学の研究にいそしんでいるが、あまり熱心とは言えないらしい(テイルズオブ大辞典、晶霊技師の項目より)。
- 晶霊鉄道では、キールが意気揚々とクレーメルケイジを取り付けて作動させるが、大きな振動音に尻餅をつく。キールは少し休むといい客席へ、運転はリッドかすることに。メルディは手紙配達をついでに頼まれる。ルイシカ駅には着いたが、キールは酔ってしまったらしくフラフラである(本人は「まさか!気持ち良くて寝ちゃったくらいだよ」と強がっていたが)。
- ルイシカへ到着、その町の状態に愕然とするリッド、ファラ、キール。根本から建物が吹き飛んでいる。メルディは口を開く、「これが極光術」。キールはまだ隠してることがあるのかと怒るが、メルディはうまく説明できない、ガレノスに会えば全部わかるという。
- 1番大きな屋敷へ。途中にあった実験室の水槽、キールは調べてみる価値はありそうと興味を示すが、メルディが「早く出ようよ。壊れてるから意味ないよー!ダメー!!」と怒り出した。ファラは危険なのかもと言い部屋を出ることに。
- 地下室のガレノスを尋ねる。久しぶりの再会に喜びつつ、改めて説明の場を設ける。まずグランドフォールは総領主バリルにより人為的に引き起こされていることは事実だが、セレスティアの晶霊では歯が立たないこと(それでメルディを送ってインフェリアの晶霊を集めた)、破壊神ネレイドの「フィブリル(極光術)」によってグランドフォールが引き起こされていること、そしてリッドとメルディが接触した際の虹色の光はそれに非常に良く似た「未知のフィブリル」であることを教わる。フィブリルは広く言うと“力”に類するものとされる(インフェリアには適当な言葉がない)。リッドは少し迷いながらもガレノスに一晩研究されることに(といっても本人はほぼ寝ていただけだが)。
- 寝室に向かうファラとメルディ。メルディが「懐かしい」というので来たことがあるのかとファラが聞くが、そんなことないか!バカみたいよとメルディは誤魔化す。布団に入りながら、ファラはメルディに両親の事を聞く。メルディはおトーサンもおカーサンも居ないと言う。ファラも両親を亡くした、でも今も覚えてる、お母さんから匂うせっけんの香りとか、お父さんにキスした時のヒゲの痛さとか、わたしの心の中にずーっと残ってる。メルディは『おもいで』を聞かれると、水槽で母親に実験される過去がフラッシュバックしてしまい、「ない」「あるけど…悲しいよ」と返す。思い出すと辛いよね、ごめんと言うファラに、今はガレノスもリッドもキールもファラもいるから平気と言う。その夜、メルディは母親と寄り添いながらクレーメルダストを見上げた時の夢を見るのだった。
- ガレノスの調査の方は、真相はオルバースの中、手掛かりは得られなかった。リッドたちはバリルを討つことに協力する、キールはガレノスの知識に敬意を表し、メルディはやる気になってくれて嬉しいと喜ぶ(キールは学術的興味だと焦って否定していたが)。リッドも「行くしかねえだろ。…なんかオレの体も無関係ではなさそうだしよ」と。
- 何か条件が合えば体の中のフィブリルも目覚めるだろうとして、その詳細の調査・分析をガレノスに依頼。その間、バリル城はまず場所がわかっておらず、その情報収集として他にもいるはずのバリルを倒そうとしている人へ接触を試みるべく、西にあるペイルティを目指すことにした。
地晶霊の廃坑
- 晶霊鉄道に乗って終点の廃坑駅に向かうと、地下深くにも関わらず石が光っていて明るい場所だった。地の大晶霊が棲んでいるかもしれないとして、奥に進むことにする。
- 道中のキャンプでウィスをプレイしつつ(キールは遊びなんてくだらない、哲学的思惟を巡らしていた方が生産的といいつつ、怒鳴ったり悲鳴を上げたりして、休憩どころかむしろ疲れたようだが)、ノームの集落に到着。
- 鈍くてとぼけたノーム、元々人間の仕業だしひとりくらい楽してもいい、ボクのすてきな生活壊すのゆるせないとして戦闘になった。しかし2000ぶりの再開となるインフェリアの大晶霊達、特にウンディーネに「今回の問題は、確かに人間の仕業です。けれど晶霊にまで、その害が及んでいるのはご存知でしょう?わたくし達大晶霊も一致団結せねば、解決への道が断たれてしまう一大事なのです。あなたの時間を少しばかり人間に分けてはもらえないかしら?」諭され、契約に至る。シルフと一緒のクレーメルケイジは「ひじょーにツライ」らしい、シルフも「こっちのセリフさ!」と言い合い。
- ノームに出口を作ってもらい、外へ。
チャットの小屋、バンエルティア号
- 廃坑を出たところ辺りには一面の海しか見えなかったが、小屋を見つけたのでそこでペイルティに渡る船などの手段がないかを聞いてみる事に。怪しいヤツが住んでるくらいなら無人の方がマシとキールは言うが、入り口がひとりでに開けられ、招かれる。
- 外観は尋常じゃないさびれ方、そのボロさに反して内は案外立派。しかし応接間に入ると催眠ガスで眠らされ、出口が無くなってしまった(ドアから出ると、まるで別の空間)。そのまま一行は、アヒルのおもちゃを駆使しながら地下迷宮を攻略させられる。アヒルのおもちゃが動力として活用できることに気付いたキールが口を開くが、メルディに先に言われてしまった(雷晶霊の遺跡でもリッドがファラに仕掛けの解き方を言われてしまうというほぼ同じことになっている)。
- 脱出するとアイフリードの子孫を名乗るチャットという少女(最初はリッドたちも男の子に見えて「坊主」と呼んでしまい、ちなみに…ボクの性別を考えると、坊主はふさわしい表現ではありませんねと返される)が現れる。合格、アイフリードのトラップをすべてくぐり抜けるとは、なかなかなの体力と知力、そして時の運だと。
- 裏庭の海賊ゴッコに付き合うつもりは無かったが、「隠し場所が裏庭なら良かったのですが、あいにく大海賊アイフリードの遺産は、世界中にちらばっています。だから船の乗組員が必要なんです」と船(バンエルティア号)を所有しているため(あとバンエルティア号はセレスティア7大秘宝でもあることもあり)、ペイルティに渡るために子分になってやることにした。
- 返事はアイアイサー!古臭いというリッドに「伝統的と言ってください」とチャット。薄暗くて寒いドッグへ降りると、アイフリードの遺産である船「バンエルティア号」が姿を現した。チャット曰く、アイフリード(チャットのひいおじいさん)はこの船を駆って、世界中を荒らしまわった(ただし義賊であり、貧しい人からは何もとらず施したくらいだと伝えられている)。彼の乗ったバンエルティア号は常にチャットと共にあり、バンエルティア号はチャットにとってはひいおじいさんでありアイフリードの血の証であると。
- 船内、チャットは「機械って…崇高です」などと言い出し、キール曰く“個人的趣味の頂点を極めた者のみがはまるこうこつ状態となっていた。機械類が好きなようだった。いざ発進、海賊意識に欠けるため暫くは遺産の件を話せるほど信頼できるかを見るため、にリッド達の目的を優先することになり、港町ペイルティへ。
- チャットはずっと気になっていたが、それは生き物じゃないですよね?近寄ってくるクィッキー、チャットは泣き出してしまった。ここは動物禁止だと。リッド「…やっぱりな」キール「ガキはガキさ」ファラ「他人のこと子供呼ばわりできる立場なワケ?」
氷晶霊の山
- 氷山の中を突き進み、ペイルティに到着。チャットはまだ若いんで命は大切にしたいんですと下船は遠慮するそう。また酔ってしまったキールと介抱するメルディを見て、「キールさんにはメルディさんが必要なのですね」と言う。なんでそうなると焦るキールに、見たままを言っただけですと。
- ペイルティは氷漬けになっており、メルディ曰く元々寒い場所ではあるが少し異常。キールは凍ってしまった。酒場に行くと誰も飲み食いできておらず、町の人に話を聞くと「つい最近のこと、北から凍てつく風が吹いてきて何もかもを凍らせた。漁船も出せない、畑も全滅。このままだと町人全員飢え死にする」と言う。食材は集まらず、コックも逃げ出してしまった。
- 一方、ガストンという男が言うには氷晶霊の山へ確認に向かった人も戻って来ずの状態。町を凍らせてしまうような相手だが、ファラはそれでも会ってみるしかない、このままじゃ、ペイルティの人達が凍え死んじゃう!!と訴える。リッドは少し考え込み、「…そうだな。オレ達、ちょっと山まで行ってくるよ」とガストンに伝える。契約&氷漬けの街を救うためにセルシウスの元へ向かうことに。街の人(ガストン)の好意で、登山道具屋にて防寒具を入手した。
+ | 防寒具を選ぶリッドたち |
- 氷晶霊の山は町の北。イフリートの力を借りて吹雪をおさめる(イフリートは、ノームとは旧知だったがセルシウスおよび氷晶霊の山は初めての様子。「ずいぶん真っ白いとこに来たもんだな!氷晶霊とやらも派手にやるぜ…で、このちらちら目障りな白をなんとかしろってか?」)。セルシウスはグランドフォールのせいで我を失い暴走しており、グランドフォールの影響が晶霊にまで及んでいることにおどろく一行。戦闘後自我を戻したセルシウス、正気に戻してくれたのだからと世界を救うために喜んで契約を結んでくれた。
- イフリートは「この歌は…何だ?この歌は…おまえが…氷の大晶霊なのか?」と戸惑い、セルシウスに「近寄るな!!」と攻撃されていた。ノーム曰く、「セルシウスはイフリートが苦手」。ショックを受け、小さくなりながらクレーメルケイジに戻っていくのだった(セルシウスがクレーメルケイジに収まる時も、イフリートと同じ側だと「…最低」と言われてしまう。リッド曰く「…大晶霊もいろいろ大変だな」)。
- ペイルティに戻るとすっかり氷解し、街は活気を取り戻していた。防寒具などを提供してくれたガストンがお礼に食事をと言うと無防備にもついて行くリッド。しかし中で話されたのは、バリル討伐を狙う自由軍シルエシカの一員であること、お前達が加われば目的が果たせるからシルエシカに入って欲しいという話だった。たった4人では心許ないしと、会ってみることにする。その後約束通りご馳走についたリッド達は、まずはリーダーのフォッグに会うべくシルエシカのアジト(ティンシア)に向かうことになる。
- しかしその晩、メルディは自身のエラーラに、アイメンからの助けを求める声を受けた。メルディは仲間に心配かけまいと1人夜中に抜け出そうとするが、ファラが気付いて呼び止める。「私達も一緒に行くよ。…もっと信じてよ。仲間なんだから」
- 翌朝、ティンシアには遅れるが必ず行くとガストンにキールが説明した(キールはリッドに「おまえも優しいとこ、あるんだなぁ」と言われ、焦る)。リッド達はティンシアに行く前に、アイメンへ急行する。
ヒアデス襲撃
- アイメンに着くと街は壊滅し、ほとんどの人が息絶えた状態だった。思わず駆け出していくメルディ。
- ククロルにキールは叫ぶ、「セファイド鋼より硬い金属は作れたのか?まだ、おまえは死んじゃいけないんだ!…行こう。…絶対に犯人を見つけてやる」。リッドも「ああ!」と力強く返す。ロッテは朦朧とする中ボンズを案じており、ファラがだいじょうぶ。ここにいるよ。とっても元気と伝えると「ああ、よかったあ。本当によかったあ…」と言い息を引き取った。ブレンダもハミルトも武器を持ったまま…。
- 図書館へ行くと、サグラが吹き飛ばされてきた。ボンズを守るメルディと相対するヒアデス。ヒアデスの所業だと判明、リッドは怒りを露わにし、ヒアデスを再度撃退する。メルディからは「昔は良く遊んでくれたけど、今は全然違う。バリルのせいで変わってしまった」と説明があった。
- 飛び出していくサグラ。ブレンダとハミルトを棺桶に入れて途方に暮れる。キールが必ず仇を討つというが、「そんなものに何の意味もない。弱いもんは強いもんに負ける、それが世界の仕組み」だと言う。なぁなぁ、ロッテは?ロッテはぁ?と言うボンズを、サグラは黙って抱きしめる。
- サグラは「1人なら死んでしまおうかも思ったが、ボンズが居るから」と街の復興を決意。リッド達とは「腰にこねぇようにな」と笑い合い、必ずまた来ると話すメルディとキール。一行は、ティンシアを目指す。
シルエシカとの協力
- ティンシアの奥にある船、ミアキスバッジを見せてシルエシカのアジトの中へ。真っ暗な中いきなり襲い掛かられるが、どうやら一応力を試されたとのこと。「シルエシカ本部へようこそ。われわれは、自由な心に従い、自由な闘争に身をおく革命軍です」とアイラが現れた(リッドは「自由にもいろいろあんだな」と皮肉)。
- シルエシカのバリル城侵攻作戦について聞く、場所は判明している(海に囲まれている)。しかしバリル城の城門は特殊な力で守られた壁が張り巡らされており、通常の大砲などではビクともせず破壊する方法が見つからないという。またその為の強力な晶霊砲は大きすぎて(家一軒分)船に載せれず効果があるかもわからないという。リッド達はそのバリル城の力は恐らく極光術だろうと推測。
- 奥に進み、シルエシカのリーダー「不死身のフォッグ」と対面。アイラの説明によると、氷晶霊を従える実力を持つリッド達に打倒バリルに向けてシルエシカに加わっていただきたい、それが無理ならせめて同盟を結びたい。小型の晶霊砲開発のための技術的な知識も提供してほしいと。
- アイラ「ではボス、みなさんに一言」フォッグ「というわけだ。バリルを倒し、天下をとろうぜ!!」。ファラから、天下を取るつもりはないが打倒バリルに向けて協力する事で合意。キールの提案により、パラソルを用いて大晶霊の活力を使い、晶霊砲を小型化することにした。キールは晶霊砲改良の指揮官として残り、リッド達はフォッグと共に残りの根源晶霊・ヴォルトと契約するために雷晶霊の遺跡へ向かう。
- メルディに「キールもがんばってー!」と応援されて、キールも「あ、ああ。…その、なんだ、つまりまあ…気を…つけろよ、な」と答える。
雷晶霊の遺跡
- フォッグの案内(ヒントスキット)によると「海に出て、大陸を迂回しつつ南東へ進め。じき見えてくるでっかい森ん中に遺跡がある」。
- 遺跡入り口で謎解きがあるが解けず、キールが居たら…と思うリッド達をよそ目に、怪力のみで扉を突破するフォッグ。遺跡の中にも扉を開けるための仕掛けがあったが、キールに頼らずともなんとか進んでいく。
- 道中のキャンプでは、メルディはぐっすり眠っていた。
- 最奥へ進むと、ヴォルトもまた苦しんでいた。セルシウスが現れて、ここの空気はつらい、ヴォルトも普通じゃない。救われたがってると。ヴォルトと戦闘後、スロットパズルをクリアしてヴォルトを解放し、契約に成功する。
- 統括晶霊であるレムとシャドウが現れ、全ての根源晶霊の契約したとしてリッドにエクスカリバーを授ける。
バリル城侵攻に向けて英気を養う
- シエルシカに戻り、ヴォルトとの契約およびエクスカリバーの入手を報告。アイラはなぜそんなに大晶霊たちが協力的なのかを聞く、世界を救うためだと。バリルはエターニアを滅ぼそうとしている、だから僕らは戦っているとキールから説明。このことをフォッグに話すかはアイラに委ねた。またアイラはフォッグの無事を喜ぶ(リッドに言わせれば、無事どころか不死身だったが)。
- キールとアイラで開発を進め、晶霊砲をバンエルティア号に積めるようにしていた。積載に一晩掛かると言うことで、決戦前夜、ティンシアのホテルのスイートルームで宿を取ることに。キールとアイラは互いを認め、「キール…あなたの分析力は、素晴らしいです」「あんたの着眼も最高だよ。いろいろ教えられた。…ありがとう」(メルディ(…))。
- スイートルーム、メルディは早々に眠りについた。だか夜、眠れなくて屋上へ。するとリッドが様子を見にきた。リッドは父親が死んだ時の夢をみた、ファラと共に両親はもういないことを話す。メルディに、「リッドにはおトーサンやおカーサンの“おもいで”、あるか?」と質問され、「普段はほとんど思い出さない、悲しいけど毎日生きてくうちに記憶は薄れてく。ただ、ときどき感じる。やわらかくて、あったかくて、いつもオレを守ってくれてる光みたいなもの…それがオレにとっての思い出ってヤツかな」と答える。メルディは「それならメルディの中にもある。やわらかくて、あったかいもの。これがおもいで、なんだな!」と大きく空を仰いで深呼吸。2人は明日に備えて部屋に戻ることにする。
バリル城侵攻、バリルの真実
- チャット・フォッグと共に晶霊砲が取り付けられたバンエルティア号に乗り込む。フォッグはアイラからリッドたちの目的は聞いていたので、「天下取るついでに、世界を救っときゃいいんだろ?」と意気揚々。
- バリル城へと向かう海上、バリル軍と衝突し艦隊戦へ(操舵はリッドが行った)。艦隊戦を切り抜け、バリル城の城壁に晶霊砲を打ち込み城壁を撃破、内部へ侵入する。フォッグ達シルエシカは別行動となった。
- バリル城内部は、とても行政の中枢として機能しているとは思えない荒れようだった。メルディ曰く、バリルは自分以外信用せず誰も中に入れていないという。
- 最奥、玉座に辿り着くもそこに待っていたのはミイラと化したバリル、驚いて言葉を失うメルディ。そしてそこに女性が現れる、「バリルは十年前に死んだ。だが、彼の心は今も私と共にある」メルディから説明があり、女性の名はシゼル、バリルのツレアイ(妻)。「…ほーぅ、おまえか。ひさしぶりだな、メルディ」
- シゼルは自分がグランドフォールを起こしていることを認め、「物質を求めて欲望の渦巻く世界など価値はない、これは物質にみいられた者たちに殺されたバリルの遺志でもある。これは破壊ではなく『回帰』だ」と言い放った。
- シゼルは強力な術を使いフォッグ達シルエシカを退け、リッド達とも交戦。とどめに“極光の洗礼”を放つ「くくく…もう遅いわ。繰り言はバテンカイトスの彼方でつむぐんだな」。そこにレイスが現れる。「君達の力では、まだヤツの極光術にかなわない! 早く逃げるんだ!!」。放たれるシゼルの術、レイス「極光壁」を発動し、リッド達を守った。
- リッド達は城の外へ吹き飛ばされる。皆意識を取り戻すも、レイスはリッドにセイファートキーを託して息絶えてしまう。リッドにセイファートキーと真の極光の存在、詳細はガレノスを尋ねること、そして「大切なものを守れ。極光術はそのためにあるんだ」という言葉と共に。ファラはその場に泣き崩れる。
- レイスに最後の別れをし、一行はガレノスの元へ。
- 一方、極光の力にてバリルのミイラは崩れ落ち、シゼルは闇の極光の力を纏って真上に存在する黒体へと吸い込まれていった。
メルディとバリル、シゼル
- ガレノスのいるルイシカへ向かう道中、バンエルティア号の甲板にて、バリルはメルディの「おトーサン(父)」、そしてシゼルは「おカーサン(母)」であることをメルディは打ち明けた。「…そうか。だろうなあ。でなきゃ、普通ここまでやれねぇよなあ」と、リッドは雷晶霊の遺跡でも口にしたずっと思っていた疑問に1人納得しつつも、キールは「なんで黙ってたんだよ!そんなにぼく達は、頼りないか?信用出来ないか?信じてくれなきゃ、ぼくだっておまえを信じることが出来ないだろう」と怒りを露わにする。うまく説明出来なかったというメルディ、母親が敵だなんて悲しすぎると慰めるファラ。
- シゼルもバリルも昔は優しかった、メルディにもあたたかい『おもいで』がある。でも…なぜこうなったのか、メルディも離れて暮らしていたのでわからなかった。
- ガレノスに話を聞くと、レイスはセイファートキーの導きでガレノスを訪れ、真と闇の極光について知り、そして導きのままにセイファートの試練を受けたのだという。しかしレイスは、試練を全て終えないままリッド達を助けに行ったことで、シゼルの極光術に力及ばず命を落とすことになった。
- リッドとメルディの間に発生する虹色の光は、フィブリルの素質、レイスとリッドが同じ素質を持っていることを示している。そして、真の極光があればシゼルの闇の極光に対抗できるとのこと。リッドはグランドフォールを止めるため、セイファートの試練を受けることを決意した。
- 試練の前に、役に立てることをしたいというガレノスをシルエシカへ送り届ける。その後バンエルティア号の甲板にてセイファートキーを掲げると、一筋の光が、試練への道を指し示した。
ルイシカの研究所に集まる
小説 リッドのとかげ エピローグ
- グランドフォールから数年。チャットはリッド達の都合に合わせて何度もインフェリアに迎えに行っており、そんな中でメルディの希望もあり、いつの間にか亡きガレノスを偲んでルイシカの研究所に集まるのが恒例となっている。
- 食事や馬鹿話を数日して過ごし、畑仕事の忙しいファラ(とリッド)をインフェリアに送るような感じ。
ガレノスの書籍・論文整理
小説:リッドのとかげ メルディの湯たんぽ
- ガレノスの死後数年経ち、アイメンの図書館にてガレノスの遺した著書等をひとりで整理していた。キールに頼まれて、ガレノスの著書、論文、評論やたった一度名前が書かれているもの、彼の全てを吸収したいと言われセレスティア中の図書館から取り寄せていた。メルニクス語が読める自分が適任で引き受けたものの、量が多すぎて遅々として進まない(ちなみにこの時キールはインフェリアにおり、メルディには来るなと言われていたよう)。
- ずいぶん身長も伸びて大きくなったボンズが、小さい子たちとクィッキーと遊んで図書館に入ってきてしまい、そのどたばたで本の山が崩れてしまう。メルディは疲れてしまい、サグラの帰りを待つ方がいいかな、と考える。
- サグラたち技師は、ティンシアで星間連絡船を造っていた(数日後にチャットを講師とした操縦士の養成訓練が始まる)。その間メルディがボンズや他の子の面倒を見ている。寂しがるボンズだが、サグラたちが帰ってくるのは9日後とまだ先。
- 1人で静かな夜、メルディは膝を抱えて座り込む。淋しい時には膝を抱えるのが1番、それを発見したのはシゼルの元からルイシカに移ってくるよりずっと前から。こうすると胸の暖かみを感じ、自分が丸ごと1つの心臓のように感じる。嫌な感情にとらわれそうになったとき、こうすることでなんとかバランスを失わなかったのかもしれない。
+ | 余談:ゲームOP |
セリシアの訪問
小説:リッドのとかげ メルディの湯たんぽ
- クィッキーはクッションの裏で眠っていた。そっと抱きかかえてクィッキーと出会った頃に想いを馳せていると、突然ドアが激しく叩かれる。「さっさと開けなさいよ、グズっ!」と聞きなれた声がして、帰ってもらうことを諦めて観念したメルディはドアをあけ、セリシアを招き入れる。
- セリシアはインフェリアに芸術品の売り込みに行ってきたらしい。ついでとして寄ったラシュアンでファラから沢山の子供服のお古(前にルイシカで集まった時にファラが、子供達の面倒を見ているメルディにと話してくれていた)と、ファラが焼いたフルーツケーキ(尤もセリシアが半分つまみ食いしていた)が届けられた。
- そして王都の王立天文台にも行き、キールに芸術品を安く売り込んだと言う。『グランドフォールにおける破壊と再生』と題されたそれは、キールに「『落下した泥だんごにおける破壊と飛沫』かと思った。しかも洗濯してもなかなか落ちないような嫌な泥ハネ」と酷評されてご立腹の様子。
- なんでキールについていかなかったのか聞かれると、来るなと言われたからとメルディは答える、セリシアは「そんなの無理してたのに決まってるじゃない」という。今からメルディに会いに行くと言うとキールが羨ましそうにしてたと聞いて「ほんと…か?」と聞くも、感極まって泣き出した、などと言うので嘘だとわかり、もう付き合うのはやめよう…などと言っている間にセリシアは眠ってしまっていた。
- クィッキーとファラの懐かしいケーキを食べながら、ガレノスの言葉を思い出す。今、自分は我慢してる。自分から“ちょーだい”と言わなければ手に入らないものがあることをあの夜、知ったはず。そして一歩踏み出しさえすれば、案外望んだ通りになることも。(メルディ、ほんとはキールに会いたい。会いたいよーーー!)
小ネタ
天真爛漫
THE ANIMATION
- 第5話、お金を稼がないといけないし手持ちも無いのにアイスを買おうとしてマローネに止められたり、商品であるベルカソーダを飲み干しておいて店主に「おかわり」を求めてクビになったりしている。
髪をほどいたメルディ
テイルズリングエターニア(第2回放送)
- 髪をほどくと、天真爛漫な女の子から大人の女性に変身するくらい、見間違えるらしい(ファラの感想)。