ビリアル（100年前） - テイルズオブエターニア まとめファンサイト @ ウィキ

目次

メルニクスの遺跡を巡る、アイフリードとの騒乱

小説：外伝　聖エルモの灯

詳細

領主ビリアル

• ティンシア領主。48歳。ティンシアにて、大晶霊の動きを部下に探らせている。
• ルイシカの南西の海岸に遺跡を発見した報告を受け、「自分を認めなかった者たちに、目にものを見せてやる」と呟く（総領主選出会議にて、目的のためには手段を選ばず、自身の行いを全人類の総意と考える、あまりに傲慢で独善的な人間性を危険視されて外されてしまった）。

廃坑の視察、メルニクス文明発進

• ビリアルは廃坑にメルニクスの船発掘の視察、一週間かかる発掘作業を三日でやれと指示するなどしていた。ティンシアは軍事演習にてアイメンとルイシカの目を引き付けている間に鉄の要塞を奪うつもりであったが、アイフリードに奪取される。

モーガンの酒場、アイフリード拘束

• ペイルティで座礁後、徒歩でルイシカに到着したアイフリード。マクストンが突然酒場に現れた。
• 船を動かす為、そして空を飛べる機械でロザニアをインフェリアに帰す為、アイフリードはマクストンに協力を要請する。船が今ペイルティで座礁していることを話したところで、ビリアル率いるティンシア軍が現れ、アイフリードは拘束された。
• ビリアルをアイフリードに引き合わせたのは他でもない、マクストンだった。マクストンには船のありかを聞き出す報酬として、ティンシアにて専用の工房を持ち軍の受注を請け負いながら好きに研究もできるという話で懐柔していた。もちろん、そんなつもりは鼻からないが。

ノームの制御

• マクストンはビリアルに呼び出されて廃坑の横道の突き当たりにある袋小路に向かうと、無数のクレーメルケイジ、晶霊の制御装置と共に、半身が岩盤に埋まり耳障りな鳴き声を発してもがくノームの姿があった。
• ノームは呪縛から逃れようと膨大な力を放出し、装置を破壊しようと暴走を始めていた。そうなれば大地は揺れ大災害が起こり、アイメンとルイシカは地図上から消えてしまう。それがビリアルの目的だった（先の侵攻で抵抗されたため、「手に入らぬものなど存在させておく必要はない」と）。

エネルギー移送

• ティンシア軍が撤退作業を進めるとともに、メルニクスの船の修繕・再稼働を急いでいたが、ずっとティンシア兵に偽装して潜んでいたチャーリー達に銃口を突きつけられ、ビリアルは拘束。
• アイフリードはビリアルに、船の名前を『バンエルティア』にすると突然言い出した。
• ノームのエネルギーを逃すためにポンプチューブを担ぐマクストンたち。メルニクスの船の動力炉をノーム暴走の力を逃す器にすることに。
• エネルギー移送開始、暴れるチューブを抑えるために人手が離れた瞬間、ティンシア軍は反撃に転じる。ビリアルは、海岸の先に待ち構える艦隊に指示を出し、避難の後砲撃すると宣言。これじゃ狙い撃ちだと焦るアイフリードは船を出した。まだ大晶霊の力は移送しきっていないにもかかわらず、船はチューブを引きずりながら出航。

晶霊砲発射

• ティンシア軍はアイフリードを砲撃するが、アイフリードも負けじと地晶霊の力による大砲を打ち返す。砲撃は爆裂し巨大な火球はどんどん大きくなり、辺りの海を真っ赤に染めた。一方でメルニクスの船もあちらこちらから閃光を放ち、火柱を上げた。

その後

• ビリアルはメルニクスの船による晶霊砲を受けたものの、手下を盾にして逃走し生きのびている。

子孫

• 後の、バリル殺害を企てた前総領主ビリアルは同名の子孫にあたり（小説：外伝　聖エルモの灯のあとがきより）、8年前のパイルティの海戦でシルエシカと交戦し敗北・死亡したギリアムは前総領主ビリアルの祖先にあたるとされる（テイルズオブ大辞典より）。
• つまりビリアル（アイフリードと対峙）→ギリアム→ビリアル（バリル殺害）の血縁関係となっている。