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シゼル
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toefan
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バリルとの出会い
- セレスティアの優秀な女性晶霊技師。身長171cm、体重59kg、スリーサイズは90/66/93。自他ともに厳しい、強い信念を持つ。ガレノスの下でアシスタントとして研究を続けていた(アシスタント時代にガレノス、バリル、シゼルで撮った写真がメルディ宅に飾られている)。
- 光の橋でセレスティアに渡ってきたものの、海岸に流れつき傷ついて倒れているところを偶然シゼルが救出。以後ともに研究を進めることになる。
- なお、シゼルのエラーラはセレスティア人の中でも最大とされる。ただネレイドの憑依により、憑依前よりかなり大きくなっているように見える。
バリルとの婚姻、メルディの誕生
- バリルの使う光晶霊術に驚かされ、ただけでなく、彼の根底を貫く平和主義に夢中になる。いつしか2人は惹かれあい婚姻、メルディが誕生した。
- 作中でも、「寒くないか」とシゼルが幼少期のメルディに寄り添いクレーメルダストを共に見上げるシーンがあり、メルディは愛情深く育てられた。
バリルの死、ネレイドの憑依
- 愛する夫バリルと共に、彼の掲げる平和への革命を、争いのない理想の世界を作ろうと努力していた。
- 現在より10年前、バリルの人気(平和主義への賛同)に脅威を感じた総領主ビリアルの罠にかかり、バリルは謀反の冤罪を着せられる。
- ルイシカのバリル邸にビリアル兵が襲撃。バリルは「私の額にエラーラは無いが、セレスティアの流儀は心得ているつもりだ。挑まれた戦いには、真正面から応えよう」と剣を抜く。理想の世界の実現の為に、2人で倒れるわけにはいかない。ましてやメルディを巻き込むなど、と。シゼルとメルディに、ヒアデスを頼れと伝えて2人を逃す。
- バリルが食い止めている間にシゼルはメルディを連れてルイシカからの脱出を試みる。シゼルはメルディに、「別れは終わりではない。とこしえに想うことこそ共にあるということなのだ」と語る。道中、エラーラ電話で連絡を取り、アイメンのガレノスの元へ向かおうとするが、味方だと思っていたヒアデスの裏切り(娘を人質に取られていた)によりあえなく捕まってしまう。
- ホールにてシゼルとメルディはビリアル兵に囲まれ、銃を突きつけられる。出てこいと言われバリルも姿を表し、そのままシゼルの目前でバリルは多数の銃弾を浴びて殺されてしまう。
- シゼルの負の感情にネレイドが呼応し、憑依。『汝の心を我にゆだねよ』『汝の心を我にゆだねよ』『汝の心を我にゆだねよ』…。闇の極光術を発動することでビリアルを倒したが、ルイシカの町は吹き飛び、シゼルネレイドに意識を乗っ取られてしまった。
- ルイシカからシゼルとメルディを逃す際に話した「別れは終わりではない。とこしえに想うことこそ共にあるということなのだ」は、「人というものは心も大事だから、物欲を捨て争いを止めよう」といったニュアンスがある(テイルズオブ大辞典より)。もちろんシゼルも同じ意味で理解はしていた。しかしバリルの死を目の当たりにしたシゼルは、すべての元凶が物質の存在にあると確信してしまう。その論理と激情は非物質世界の神であるネレイドとシンクロし、闇の極光術の能力を目覚めさせる。これを発動することでビリアルを倒したが、シゼルはそのままネレイドに意識を乗っ取られてしまった。
ネレイドに支配、グランドフォール
- 以後、ネレイドの支配から逃れられず、物質世界を破壊し、非物質世界への回帰、セイファートを倒すためにグランドフォールを画策する。
- ビリアルを滅ぼしたのちは、バリルがセレステイアの次代の総領主に納まったかのように見せかけ、自らの存在を隠していた。
- ネレイドの支配を受けたシゼルは人間的な感情を失ない、自らの娘に闇の極光の素質があると見るや人体実験を繰り返し(メルディの回想シーンでは、水槽室の中に閉じ込められて実験されていた)、挙げ句の果てに使いものにならないと拾ててしまった。メルディはガレノスに引き取られた(小説:リッドのとかげ メルディの湯たんぽ)。
- 同様にヒアデスにも人体実験を繰り返した結果、本来気が小さく人の良い性格だった彼の精神を破壊、殺人鬼に変えてしまった。
メルディ達がバリル城へ
- 目の前に現れたメルディを娘とも思わず、闇の極光術にめ一行を葬りさろうとする。しかし突如現れたレイスの極光壁により、メルディ達は吹き飛ばされてしまうものの一命を取り留める。
- その後黒体へと吸収され、その中でシゼル城(バテンカイトス)を形成する。
リッド達により倒され、セイファートリングを破壊
- シゼル城にてリッド達と戦闘する中、ネレイドの心の中に自らの行為を悔いるシゼルの気持ちがうずきとなって邪魔をはじめる。
- リッド達に倒され体から黒い影(ネレイド)が出て行った後もグランドフォールは止まらず、リッド達は真と闇の極光術のフリンジによりセイファートリングの破壊を試みる。しかしメルディは意識を失いかけてしまう。
- 正気に戻ったシゼル。メルディを下がらせ、最後の力をふりしぼってセイファートリングの核を破壊した。優しい母親の顔をして人の心を訴えるシゼルの最期の言葉は、「メルディ、怖れるな。別れは終わりではない。とこしえに想うことこそ共にあるということなのだ」だった。
ザレイズ
- ネレイドと共にティル・ナ・ノーグに具現化されるが、エンコードの影響でネレイドが弱体化しシゼルから分離。メルディを狙われてシゼルの中に再び封じ込められる。シゼルは封印に伴い石化。
- シゼルがネレイドから大切なもの『メルディとのおもいで』を守りぬく。リッドたちがシゼルの中にスピルリンクして魔物を討伐し、石化を解く。ネレイドはシゼルを再び乗っ取るが、リッド達と戦闘する(具現化時点で原作のラスボス戦より手前なので、この世界のリッドたちにとっては初戦闘)もネレイド敗北。シゼルの体からは居なくなった。
- その後は『シゼル』として、メルディの母親として、この新しい世界で新しい道を歩むと決意する。娘とたくさん想い出を作る、と。