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リッド・ハーシェル
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ラシュアンにて誕生
- ビッツ・ハーシェルの息子として生まれる。なお母親は幼い頃(2歳の時)に病気で亡くしている。
- ファラ、キールとは幼馴染。小さい頃からファラに振り回されてばかりで、今のリッド節もその果てに行き着いた考え方である。
- 望郷の洞窟での回想では、3人がエッグベアに追いかけられた時、キールが転んで泣いてしまいファラが庇ってエッグベアの前に立ち塞がる、リッドが石をエッグベアに投げつけて引きつけていた。リッドがエッグベアを連れて離れてから、ファラもキールにつられて一緒に泣き出してしまう。
テイルズリングエターニア(第19回放送)
- リッド曰く「ファラの遊びは、オレにとって迷惑、キールにとって地獄」とのこと。
小説:リッドのとかげ
- ハーシェル家では、「朝食前はおはよう、食べたらこんにちは」らしい。
ウルム山での迷子
小説:リッドのとかげ
+ | 詳細 |
ラシュアンの惨劇
- ファラが考えた「レグルスの丘にある星のカケラをとってくる」という遊びで、キールと競争して丘の地下まで入り込む。ここには村長であるノリスから、入ってはいけないと言われていた。
- 星のカケラを見つけたところでノリスに見つかり、入り口へ返される。異変がないか見回りを行ったノリスに、たまたま封印が溶けていたネレイドが憑依。
- ノリスは悪魔化(子供の頃のリッド曰く「黒いお化け」)し、ラシュアンを襲う。村は壊滅し、リッドの父ビッツ、ファラの父ノリスは死亡。他の村人にも多大なる死者が出た。
- 10年前のため、リッド8歳、ファラとキール7歳。
オリジナルオーディオドラマ
- 両親を失って孤児なったが、大人たちも生きるのに精一杯で、ましてや惨劇の張本人であるリッドの面倒まで見られなかった。そんな中同じく張本人であり孤児であるファラが、村長の娘から一転ひとりぼっちになったものだから気になって仕方がなかった(なおキールはミンツは引っ越した)。
- 壊れた家でボロ雑巾の様に眠るファラを見て「なんでこんなことになったのだろう、俺たち幸せになんなきゃ嘘だ」と強く思い、自分とファラの分を狩れるくらいの力を付けたくて子供ながらに鍛錬を積み、強くなった。
クレーメルクラフトの墜落、メルディとの出会い
- ラシュアンの惨劇から10年、父の死後は狩りで生計を立てる。
- リッドは「何も起きないが1番、何も変わらないのが1番の幸せ(ファラ曰く“リッド節”)」を理念としてその日その日の狩りができれば十分という生活を送っていた。
- 午前中に1日分の狩りの仕事を終え、やることのない午後は空を見上げてぼーっとするのが好き。
- いつも通り空を眺めに小さい頃から毎日通う森の見晴らし台に行くと、幼馴染のファラがいた。空の色が変だという彼女が「セレスティアから何かが落ちてくるのかも!」などと話していると本当に何かが付近に墜落し、見晴らし台は大破。ファラすぐさま墜落現場を見に行ってしまい、危険なのでリッドも後を追う。
- 森の奥には、見たことのない青い生き物がおり、後をついていくとそこには見慣れない機械と、理解不能の言葉を話す異国の少女が居たのだった。彼女に触れられると虹色の光が出るが、それがフィブリルだとは当のリッドはまだ知る由もない。
- 助けを俺たちに求めている、と解釈し、ひとまずは村に連れ帰り村長の判断を伺うことに。
- なお、この時にリッドが装備している「ハンドアックス」は店売りしていない武器で、説明文によると「狩猟用の斧」とされている。
小説 永遠のきざはし
- 太陽が西に傾きかけている=時間帯としては昼過ぎあたりと想定される。
- 獲物として赤茶色の鳥とバグベアの仔を担いでいる。
漫画版
- クレーメルクラフト墜落現場に向かうファラを追う道中、ウルフ型のモンスターに邪魔されるが一掃していく。「晩飯になりたくなければどけー!」と割とノリノリ。
- 参考リンク:公式HP「物語のはじまり」
ラシュアン追放、キールを頼る
- 村長カムランに相談するも、災いの種でないと言い切れないとして追放を命じられる。
- 青い生き物が何か気配を感じ警戒しはじめた。とたんに村長宅の壁が崩れ、謎の男(ヒアデス)が強襲し女の子を突き飛ばす。女の子同様に言葉も通じず目的もわからないまま撃退した。
- 「またお前たちが災いをもたらすのか、あの時のように!」とラシュアンの惨劇の二の舞を恐れた村長の言葉を受け、ファラは同様。村を守るのが務めと言われ、ファラは女の子と共に村を出ていく事を決意する。
- ファラは女の子の服装がそのままだと目立つため、自分のお古を着せてやる。まずは言葉を理解するため、ミンツ大学学士となっている幼馴染のキールを尋ねる事にした。
- リッドは村を出る気はなかったが、女の子が「ふぃぶりる!」と言いながらリッドと離れたがらなかったため、渋々リッドも同行することに。
レグルス道場
- 道中、桟橋でなんとか名前だけは通じ、名前がメルディであること(一緒にいる青い生き物はクィッキー)がわかった。
- ラシュアン河の桟橋まできたが、土砂崩れにより通行できなくなっていた。その時オルバース界面が大きく波打ち、地面が揺れる。土砂崩れもこれが原因の様子。
- レグルス道場の師範ならば解決策を知っていると聞き、道場へ向かう。道中ファラと、メルディは何者なのか、旅芸人…?などと話していてもメルディは「ふぃぶりる!」としか言わず、謎は深まるばかりでキールの元へ急ぐ。
- 中に入るといきなり襲われ、リッドが退けるとフランコ師範が表れて入門試験だったと明かされる。かつて通っていたファラより、入門ではなく桟橋を渡りたいのだと説明する。
- 詳しく話を聞くと、パオロ(ファラの道場の先輩)による水の晶霊術で河の流れを緩やかにし、河をくだれば良いとのこと。そして師範よりファラが、「澄んだ目をしている、信じた道を進むが良い」として治癒功を伝授される。
- なお、フランコ師範はリッドの腕を見込み、何度もスカウトしてきていた。
ラシュアンの河下り
- パオロの晶霊術にて河の流れは緩やかになる。一行は筏で河を下り、河の終点から徒歩によりミンツへ到着する。
オンライン
- オンラインでの地理としては、イザル湾のやや内陸側か。
漫画版
- 下流に着いて、リッドかじとり名人!などとはしゃいでいたがベアやウルフに襲われる。掌底破で応じるもメルディが襲われる、しかしライトニングで反撃。メルディがこんなことができたのかと驚く2人。
小説:永遠のきざはし
- 着いたのは夕刻。いかだは吸い寄せられるように岸につく、どうやら船着場のようだ。
+ | キャンプスキット |
学問の街ミンツでキール探し、岩山へ
- ミンツ大学の受付にてキールを尋ねると、確かに学生番号34604、光晶霊研究室に所属していることがわかる。その時メルディが突然受付台に登って暴れ出してしまい、咄嗟にリッド達は受付を後にして大学内に進む。
- 研究室ではキールを知るサンクと会うが、部屋の外で待ってたはずのメルディが突入して研究室の装置が突如暴走天気爆発してしまう。
- 駆けつけたカーライル学部長に追い出され、ひとまず講堂にてサンクから話を聞く。言葉がメルニクス語であることを聞き、こんなに高度なメルニクス語を話せるなんてメルディはもしかしたら宮廷晶霊術士では?などと話しつつ、とにかくキールは今は岩山の観測所にいること、そして連鎖的世界崩壊仮説の提唱により大学全員を敵に回して休学処分中であることがわかった。
岩山の観測所
- 観測所の中は真っ暗。ファラが誰かいないかと尋ねると、逆に入り口側からキールが表れ、大学の人間だと勘違いされる。幼馴染のリッドとファラであること、そしてメルディの言葉を理解するためにここまで来たことを伝えると、キールは早速辞書と照らしながら会話を試み始めた。ファラは10年ぶりでキールがすっかり立派になり、幼馴染として鼻が高いと話すもリッドの反応は薄い。
- キールによると、セレスティアから来たと話しているとのこと。リッドはどう見ても普通の女の子といい、キールもレオノア百科全書でも人肉を喰らう凶暴な人種と書かれているという。
- キールはメルディのエラーラに不用意に触ろうとしてメルディに突き飛ばされたりしつつも、目的を聞き出そうと奮闘していると、壁に掛けてあるインフェリアとセレスティアの地図の元へメルディが駆けて行き「いんふぇりあ、せれすてぃあ、どかーん!」と言い出した。
- キールはリッド達に望遠鏡を覗かせ、オルバース界面の黒体を見せる。キールは黒体が世界崩壊の予兆であると考えており、メルディのことは調べる価値がありそうだと考えた。
- メルニクス語の権威であるマゼット博士を尋ねることに。今はミンツ大学を離れ、モルルの村で暮らしているらしい。リッドは大陸が違う、話が大きくなりすぎていると言うものの、ほっとけないというファラに結局はついていくことに。
- 岩山の下り道、すぐばててしまったキールのためにキャンプを張る。キールはメルディに触られることも嫌がり、用心するに越したことはないと言いつつ、こいつを使って黒体の危険性を証明できれば大学に戻れる、なんなら王立天文台に招かれるかもしれないと話す。とんだ野心家になったもんだと呆れるリッドに、真の探究には最高の環境が必要なだけだと返すキール。
- 理屈ばかりでスカしたキールに対しリッドは気に食わない様子。
オリジナルオーディオドラマ
- リッドは自分なんかより、ゼロからでもちゃんと努力できるファラやキールの方がすごいと感じている節がある。キールへの反感もこういった感情の影響もある。
モルルへ渡り、メルディとの意思疎通成功
- 望郷の洞窟では、行商人がエッグベアの卵を狙って命をおとしていた。リッド達もエッグベアに襲われ、リッドとキールで退ける。このエッグベアはリッドが干し肉にしようとするも、キールからは「栄養価が失われ、保存食に向かない」と食べたこともなく本だけの知識で指摘され、いつも実際に食べていて間違いないというリッドとは反りは合わない。
- 洞窟内ではすぐにへばって遅れてしまうキールを見ながら、昔から変わらないところもあるよねと子供時代を回想する。キールの可愛げはなくなったようだが…。
- 望郷の洞窟を出てモルルの村に到着。メルニクス語(メルディの言葉)の権威であるマゼット博士を訪れた。そこでオージェのピアスを使用することでメルディとの意思疎通ができるかもしれない(本来晶霊と意思疎通する為の道具だが、晶霊の言語もメルニクス語であるため)と提案を貰うが、言葉はわからないまま。
- 突然、メルディがマゼット宅から飛び出してしまう。慌てて追いかけると、モルル奥地でクィッキーをモンスターから守ろうとしているメルディを発見。巨大モンスター・インセクトプラントを退ける。キールは「集団行動で勝手なことをするな、僕たちにまで危険が及ぶ!」と怒鳴ると、メルディは「ごめんな」と王国語(インフェリアの言葉)で謝った。メルディがクィッキー(仲間)を命懸けで守る心を持つ自分たちと同じ存在なのだということ、そして皆で力を合わせて共闘したことで心が通じたのか、メルディの言葉を理解できるようになった(リッドだけ最初は気付かずに普通に会話していたため、「鈍い」とみんなにからかわれていた)。
- 戻りのキャンプにてメルディの口から、グランドフォールが起ころうとしていること、それを阻止するためには大晶霊が必要であることを告げられる。
- マゼット博士からキールは「不可知なるものを学びなさい」とアドバイスを受けるが、この時はよく理解が出来なかった。
大晶霊集めの旅
- マゼットから水晶霊の河について情報を得た。リッドはどんどんラシュアンから遠のく旅路に愚痴ると、メルディから「メルディの責任。ヒアデスが村を襲ったから」と説明があった。しかしその目的などについてはメルディからはまだ語られず、一先ず河へ向かうことに。
- 河を進むと、世界の危機を察しているウンディーネが姿を表した。そして覚悟を示せ、と戦闘の果てに契約を果たす。
- 戻り道、リッドはグランドフォールを国王に報告することを提案する。事が大きすぎる、国の一大事なのだから国に任せるべきだと。ファラは自分たちでもきっとできる!というが、下手に勝手に動いてあらぬ嫌疑をかけられないとも限らないというキールの意見もあり、王都インフェリアへ向かうこととなった。
- 王都への船(ミンツ発)は平民には利用できず、徒歩で、死者が集まるとされる場所「いざないの密林」を抜けることに。途中のキャンプで、メルディは大晶霊を集めたらセレスティアに帰るが方法がわからないと話す。大晶霊は国にまかせつつも、帰り方は見つけてあげようとファラは意気込むのだった(一方、クレーメルクラフトが大破し、浮遊という夢のような技術が失われたことをキールは嘆いていた)。
王都インフェリア
- 王都では、セレスティア人は凶暴な人種であり災いの元というのが一般認識であるため、リッド達にはセレスティア人であることは隠し、突拍子もない行動はしないようにと言われる。「はいな」と返事をするメルディに対して、キールは「なは余計だ!言葉がなってない」と怒る。町中ではリッド達はすっかり田舎者扱いで、王立劇場の前では旅芸人と勘違いされたりしていた。
- 国王に報告をしようとするも、城の守衛には門前払いされ、王立天文台に論文を見せても弾き飛ばされてしまう(キールは門番を「体ばかり鍛えているから頭に血が回らない」天文台に対しては「あんな物わかりの悪いヤツが最高学府の研究員とは聞いて呆れる」と言っている)。最後に、黒体の存在に気付いていないはずがないセイファート教会にて大司教に報告。すると「セイファート再臨の吉兆である黒体が世界崩壊などとなんたることか」とむしろ追われる立場になってしまう(この時キールは、自身の説が大学で全く受け入れられなかった理由について悟った)。
- 教会を出たところで、既にリッド達が「不審人物」として報告されていたことにより衛兵隊長・ロエンにて包囲されてしまう。キールは「むしろ直接王に謁見できるチャンスだ」として、一行は大人しく捕まることを選択する。
- しかしながら挽回のチャンスはなく、一行はあわや水責めによる処刑寸前となっていた。キールはウンディーネに助けを求めるも応えず、大晶霊は人間の召使いじゃない、無駄なあがきはやめよう。逃れることのできない死ならせめて穏やかな気持ちで迎え入れるべきだと諦めだす。ファラが底にバルブを見つけ、リッドが開けに行くも水圧で開かず、戻ってくると梯子がかけられていた。王立天文台で提示したキールの論文を見た台長・ゾシモスにより、「殺すのは惜しい。一度こちらで預かる」とされ間一髪救出される。実際に計測したところ、キールの見立ての通り、両世界は2000ランゲも接近していた。
- 釈放され、場内の客室で一夜を過ごすことに。リッドは「国に任せられる、これでやっと旅も終わりだ」と安堵する。しかしメルディにはまだ終わってない!と言われる。ファラも、大晶霊は国に任せたとしても、メルディをセレスティアに帰す方法くらいは私たちで探してあげようという。その夜徹夜でキールとゾシモスが両世界の観測を行った。
- 翌日謁見の間へ呼ばれる。謁見の間に行く途中、アレンデ姫とロエンの会話を耳にした。アレンデ姫は誰かを待ち焦がれている様子。
- 謁見の間、国王は「蛮族セレスティア人による謀略。両世界は100スオム後に衝突する」として対セレスティアへ全面戦争を宣言。キールは話が違うと講義するも、ゾシモスに「学問も王国に準ずることを理解しろ」と突き放されてしまう。国は、セレスティア侵攻に利用するべく『光の橋』の調査を行うという。
- 国を頼れなくなり、リッドたちはやむなく自力での大晶霊集めと、謁見の間で耳にしたセレスティアへ渡る手段「光の橋」の探索を継続する事になる。光の橋は、バリルというインフェリア人が渡ったきりで、帰ってきていない、そのため場所も起動方法も調査し直しの状況らしい。
小説:蒼天の星
- 王立天文台でキールの論文を弾いたのはカービルという研究員で、ゾシモスによりキールが王立天文台所属になってからはキールの元で働く形になった(キールに対して敬語で接している)。
- 戦争宣言の後、原作とは異なり玉座の間にてキールと別れることになる。キールはゾシモスに呼ばれ、直々に光の橋に関する研究を手伝わせてやると言われる。キールは(自分のしたことをわかっていないのか)と黙っているとその態度を「うれしいか、恐縮するな」と捉えて高笑いしながら去っていくゾシモス。一方リッド達はロエンから乗船パスを受け取っていた。キールはリッド達とは行けないと話す。怒りに燃えた目を向けるリッド、大きなライトブラウンの瞳から視線を落として「がんばってね」というファラ、リッドとメルディの視線を感じて慌てて顔を背けるキール。
キールは王立天文台に残留
- キールが「ゾシモス台長から光の橋探索に誘われた、王立天文台で働くことは念願の夢だった」として王立天文台に残留。戦争宣言をした王国側に加担するのか、とモヤモヤを残したまま、リッド達3人は新たなる土地・バロールを目指すこととなった。
- バロールへの定期連絡船。メルディはキールが敵になることを恐れるが、ファラは「キールはたくさんのことを知りたいだけ。信じてあげて」と励ます。それを聞いたリッドは、「信じる、か…」と考える。
THE ANIMATION
- マローネは「王都インフェリアを出た時から後をつけていた」と言っている。(となるとバロールやシャンバールへも尾行していたか)
バロール
- バロールでは子供と店のいざこざにファラが首を突っ込み、助けた子供の方が窃盗犯(ベッポ)だった事で責められてしまう。しかしそこに商人・レイスが現れ、逆に店側の不正を指摘して助けてくれて事なきを得た。お礼に食事をご馳走することに。
- レイスは仕事の関係で「風晶霊の空洞」を知っており、道案内と同行をしてもらうことになった。レイスの帽子に付いている花は、この街全体を包む甘い香り、“ドエニスの花”とのことだった。各自準備後に宿屋前で落ち合う、メルディがレイスと接触するとリッドと同じ虹色の光が出た。メルディは「ふぃぶりる!レイスも絶対いっしょでいこうよ!」と訴える。理解ができないレイス、はぐらかすファラ、考え込むリッド。
行商人アビー
ツインブレイヴ特典ドラマCD 風に願いを
+ | 詳細 |
- 余談だが、オクトスライミーはちゃんとバロール地域の水辺に棲むモンスターである。
風晶霊の空洞
- 風晶霊の空洞につくと衛兵がいたが、何やらレイスが話すとすんなりと通してくれた。国が管理していて衛兵まで立っているような場所にいち商人が簡単に入れることにリッドは訝しむ(ファラは「風格だよ」と言っていたが)。
- 道中、風は思いの外体力を奪うとしてキャンプに。レイスはリッドの剣の腕を認めて流派を聞くが、猟師だから自己流と答える。メルディからの質問で、持っていたコンパスキーを「進むべき道を示してくれるもの。むろん金儲け」とレイスは説明した。
- 彼を信用できると感じたファラが旅の目的を話す。ファラは「ずっとこの時を待ってたのかもしれない、誰かの役に立てると安心する」と話すと、レイスに「これは重症だな。何から逃げている?そこまで君を思い詰めさせているものは何だ」と問われ、どぎまぎしてしまう。ファラは怖いものなんてないと返す。ひからびたスラッグの死体は、ちょっといただけないけど…。
- シルフと契約後、自身と同じ謎の力・フィブリルを持っていたためメルディは別れたがらなかったが、レイスとは別れる事に。リッドはレイスの剣の腕を認めながらも怪しい奴だと感じ、ファラとメルディが彼に懐いていたりグランドフォールについて話したことを快くは思っていない一方、「やっと旅を任せられる」とも思っていた。
- 入れ違いで、リッド達を探して追ってきたキールが復帰した。王立天文台はもうお役御免か?の問いにはだんまりだった。
- シルフからエアリアルボードを入手し、フィールドを自由に探索出来るようになり自力でイフリート探しを行うことに。
シャンバール、イフリートと契約
- シャンバールは暑いところと聞いていたが予想以上。メルディには特にキツい様子で、セレスティアはもっと涼しくてひんやりとのこと。
- 火晶霊の谷はとても侵入できる温度ではなく、ウンディーネを召喚し一時的に温度を下げてもらい、進んでいく。
- 途中のキャンプ、すぐバテてしまうキールの話に。昔からファラには心配ばかりかけて情けないと言うと、メルディから「足りない所はある、助けるのがトモダチ、ナカマ」と励まされる。ファラはいつも優しくて、怖い親分なだけじゃ無かったよなと昔話をしては、ファラを怒らせたりも。
- イフリートと(ウンディーネの説得で半ば無理やり)契約を達成すると、根源晶霊レムが現れ、グランドフォールは人為的なものである事を聞かされ、ソーサラーリングを与えられる。このリングを使って光の橋を渡れ、と。
- 帰りのキャンプ地にてメルディからも、グランドフォールはバリルによるものと説明された。キールはセレスティア人が元凶かと憤るが、その名は30年前に光の橋でセレスティアに渡ったとされるインフェリア人の名と同じであった。その為、まだセレスティア人が悪と決めつけるのは早いと。うまく説明出来なくて怖くて話せなかったとするメルディ、それでも信じるというファラ、真実を知るために同行するキール、そして光の橋が見つかる『までは』付き合うといるリッド。キールが王立天文台で聞いて来た情報を元に、光の橋を求めて霊峰ファロースへ向かう。
+ | キャンプスキット |
シャンバールでのひととき
ビバ⭐︎テイルズオブマガジン 2014年4月号 メルディショートストーリー
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海上都市ベルカーニュ
THE ANIMATION
- 火晶霊イフリートと契約後〜ファロース山に向かう途中の野営で、コリーナと出会うも初めはすぐにどこかへ行ってしまう。また、リッドは賞金稼ぎの女・マローネに拉致されて、ベルカーニュ島へ。
- 何故かエアリアルボードが使えず(後にコリーナの体質と判明)、嵐により船も大破、みんなで自作した船(キール・ツァイベル号)も沈んでしまい暫く足止めを受ける。
- 領主エクスシアは極光戦争時代から隠れ住んで来たセレスティア人の末裔であり、リッドたちの持つ大晶霊を狙って彼らを襲う。
- 最終的にはエクスシア本体の解放が鍵となり、領主エクスシアを説得。エクスシアは1人に戻り、平和が訪れた。リッドたちはベルカーニュを後にする。
霊峰ファロース、レイスとの対峙
- ファロース山に到着し、その壮大さに圧倒されつつ教会の休憩室で一晩を過ごす。セレスティアの文化や気候について話す3人に対し、リッドはセレスティアにわたる不安や用心はないのか、バリルは帰ってこなかったんだぞと漏らす。しかし楽観的なファラや興味が先行しているキールは行くつもりでいた。
- 出発間際ファラは、司祭より「主は天よりあなたの行いを常にご覧になっておいでです あなたには新たな神の技が授けられるでしょう」と言われ回生功を習得。
- 登山中崖崩れに遭い、ファラだけが行方不明になってしまう。リッドは動揺して大声で探すも、キールに「叫ぶとモンスターが来てしまう。地道に探すしか無い」と諭される。
- ファラは幼い頃の夢を見ていた、リッドとキールと遊んでいたのに、いつのまにか一人ぼっちになる夢。どこからか声がして、ファラは足を怪我しながらもレイスに助けられていた。
- レイスと共に歩くファラを見つけたリッドとキールだが、都合よく現れたレイスを訝しむ。古代文明の遺産が出土するため何度も来ている、と言うが…。山頂付近まで合流ができないため、それぞれで山頂を目指すことに。
- ファラは道中、レイスと話す。レイスは、君の言う通り大晶霊の力でグランドフォールが防げるとしたら、それは王国がやるべき仕事だ。しかし君は平民なのだ、平民の関わるべきことではないと問うと、「もう国は頼らない。例え国に背き命を落とすことになっても、誰かの助けになるのなら」と話すファラ。レイスは「あ…いや。今まで君のようなタイプには出会ったことがない」返す(ファラには人を珍しい動物みたいに見ないで、と言われてしまう)。
- 途中のキャンプ、リッドはずっと無口になっていた。キールに「レイスという男、美形で物腰も落ち着いていて、立ち振る舞いに気品がある。ファラも17歳の年頃の女の子、恋愛感情だって…」などと指摘され、そんなんじゃ無いと不機嫌に。
- 再びファラとレイス、レイスはどうしてすぐに言葉も通じないメルディを信じられるのか?不用意に人を信じれば、いずれ手痛い仕打ちを受けることになる。かといって誰も信じることができなければ、人は生きていくことさえできないだろう人を信じるとは、そういうことだ。違うかい?」と問うも「信じるのに理由なんて要るの?レイスは誰を信じていた?」と返され、母だと応える。幼い頃に他界したが素晴らしい人だったと。話したのはそこまで、くだらない話をしてしまった先を急ごうとレイスは言う。
- 崖地帯をクィッキーの活躍もあり登っていき、なんとか頂上へ。頂上にはファラとレイスが先に到着していた。再会を喜びつつリッドは憎まれ口を叩く。キールがレイスを部外者だとし、レイスとは別れることに。
- ソーサラーリングを使って石室に入ると、クレーメルケイジが共鳴し出す。石板に手を翳すとレムが表れる。覚悟を問われ、光の橋が起動。キールは「この光の中に入れば、セレスティアへの道がひらかれる。バリルの残した研究記録には、そう記述されていた」とし、セレスティアに帰れると喜ぶメルディ。しかしレイスが再び現れ、元老騎士である立場を明かす。セレスティアが力を持つことを看過できない、と。
- コンパスキーが今まで沈黙し続けてきたのに、数ヶ月前から何らかの方向を示し始めた。王からの命を受け、セイファートキーが、いったい何を指し示しているのかを調査していた。キーに従い旅をすると幾度となくリッド達と会う、これは偶然ではない。セレスティア全面戦争を宣言した王国側の人間として、逆賊となる彼ら(特にキールについては王立天文台で重要書類を自分の頭にだけ叩き込んで焼却したことから“反逆者”とされている)を行かせる訳にはいかなかった。君達のやろうとしていることは、王国の平和を脅かしており、そのことをセイファートキーが我々に警告している、そう考えるのが自然だろう、と。ファラは、グランドフォールを止めるため、これはインフェリアをまもるためでもある、お願い信じてと言うが、帰ってきた言葉は「私が信じるのは、王の言葉だ。君達じゃない」だった。
- 「…残念だよ、レイス。そこをどいてくれないなら… 無理にでも行かせてもらう!」とファラ。レイスと対決し勝利、光の橋でセレスティアへ渡る(リッドは「まだ心の準備が…」と言っていたが)。
小説 永遠のきざはし
- 崖崩れは、戦闘時のファイアボールで崩れたことになっている。
ドラマCD Level2
- 本編と違いリッド達が先に着き、未だセレスティアに行く覚悟が固まっていないリッドと早く世界を救うべくセレスティアに戻りたいメルディとのギクシャクしたやりとりがある。
セレスティア、アイメンへ
- セレスティア、岬の砦に着陸。見上げるとインフェリアがありめまいがしそう。空の色も、海の色も、インフェリアとは違う。太陽は暗いし風も吹いていない。キールは一番違和感を感じた空気の違いから棲んでいる晶霊が違うことに気付き、いよいよメルディがセレスティア人であることを信用した。
- 一方、これからセレスティアで暮らさないといけないのかと感動より心配が勝っているリッド、そして「なんでこんなところまで来たのかな」と、ファロースでのレイスとの会話以降何かに思い悩んでいるファラ。リッドは心配になりだいじょうぶか?と声をかけるが、ファラは「わ、なんて顔してんの?ここからが勝負なんだからがんばんなきゃね」と空元気。
- メルディの故郷アイメンへ。キールはセレスティア人はこういう町に暮らしているのかと感想をもらす。町人とは会話ができ、オージェのピアスの効果は絶大。メルディが紹介した町人が武器を取り出したのでキールは腰を抜かすが、「武器屋」だった。武器工房のサグラ、その奥さんであり爆弾製造担当のブレンダ、見習いでまだ接客をしているハミルト。晶霊兵器、晶霊を利用した武器はインフェリアではまだ研究が着手されたばかりなのにセレスティアにすでに技術がある、サグラ曰く「これで30年飯を食ってる」とのこと。ひとまずメルディの家に向かうが、キールの興味は尽きず「後で話を聞かせてくれ」と約束。
- メルディの家では、セレスティアンは10歳で自立すること、2人暮らしのこともあった(ガレノスのこと)などを話す。興味深々のキールを筆頭に、メルディに街案内をしてもらうことになったが、ファラは少し疲れたと家で休むことに。
- 錬金工房のククロルはキールと気が会う様子、エラーラとは何かとキールが聞くと、ククロルは「見ての通りの発光体、簡易照明。暗い場所だと意志伝達が出来たりもできる。思うに、寄宿晶霊が生体イオンの変化に反応してるんじゃないか」キールは「とすれば、オージェに似た特性をもつ結晶物質と考えられる」と学術的な会話をしていた。
- 街にはロッテやボンズというまだまだ幼い子達も居て男性陣を「メルディの王子様」とからかう。
- サグラの武器攻防では、クレーメルケイジを利用した雷タイプ・闇タイプの晶霊銃や、大きな岩石も粉々で同時に10人は殺せるという晶霊爆弾を見せてもらう。子供すらも持ち歩き、いつでも争いに巻き込まれ得る戦争の世界だと。
- キールとメルディは図書館へ向かい、リッドは部屋に戻ることに。ファラは電気もつけずに考え事をしていた。一度にいろんなことが起きた、メルディが落ちてきて、大晶霊たちと出会って、ファロース山を登って、あげく王国の兵士を倒してセレスティアまで来た。ファラはどうしてメルディを助けたいと思ったのかわからなくなったという。今まで性格のせいにして本能のまま生きてきたけど、レイスの言う通り何かから逃げてるのかな、自分がわからなくなってしまったというファラに、「自分のこと全部わかってる奴なんていないんじゃないか。あのレイスだって迷ってた、俺は隙だらけだったのに」と元気づける。あんだけ立派な地位と頭を持ってるレイスだってやっぱり迷ってたんだ。自分のことを何もかもわかってる人間なんていないんじゃないか。何が正しいとか悪いとか、そんなのすぐにわかるわけない。それにファラが考えごとなんてラシュアンの風車が止まっちまうとからかいながら、リッドは部屋へ戻って行った。その背中を見送りながら、ファラは「おやすみ…。リッド」と呟く。
- 翌朝、キールとメルディは図書館から帰ってきていなかった。セレスティアの習慣や文明、人種について教えてもらい徹夜をしたようで、メルディは倒れるように眠ってしまった。キールはメルディを(素直にはなれないものの)心配し、ファラからも「メルディは“キールのために”徹夜してくれた」といわれ、感謝はしてるという。リッドも、今までが今までだけに、セレスティアに興味を持って貰えたことがよっぽど嬉しかったんだろうと。キールは、マゼット博士の言う、不可知なるものを学べ、本や大学の知識だけではわからないことがたくさんあるから自分の目で世界を見ろという言葉の意味がやっとわかったと感じた。なおキールは徹夜だったため、ロッテとボンズに「ボサボサあたま」と笑われてしまった。
- メルディが目を覚まし、エラーラ電話でルイシカのガレノスと話していた。ガレノスはバリルの倒し方を研究している晶霊技師、クレーメルクラフトを扱える研究者。竜岩山脈を越えて、会いに行くことに。
- 去り際、メルディはハミルトに呼び止められる。「早く1人前になって、…メルディにぴったりの武器作って待っとくからさ」。赤面しながら話すハミルトに、メルディは「ありがとな。楽しみにしてるよ」と明るく返す(キールは何かに気付いたのか、「!」となっていた)。
+ | 町人の訳せないメルニクス語 |
ガレノスから極光術について教わる
- ルイシカへ向かうために晶霊鉄道を使う(燃料はサグラから売ってもらう)。道中で、ガレノスはメルディの師匠であること、ガレノスは難しい研究で忙しいためメルディがインフェリアに来た、ガレノスにはいっぱい世話になっている、とメルディが説明した(キールはメルディが晶霊技師のたまごであることに驚くと同時に、説明を聞いて「小間使いか。妥当だな」と納得もしていた)。
- 晶霊鉄道では、キールが意気揚々とクレーメルケイジを取り付けて作動させるが、大きな振動音に尻餅をつく。キールは少し休むといい客席へ、運転はリッドかすることに。メルディは手紙配達をついでに頼まれる。ルイシカ駅には着いたが、キールは酔ってしまったらしくフラフラである(本人は「まさか!気持ち良くて寝ちゃったくらいだよ」と強がっていたが)。
- ルイシカへ到着、その町の状態に愕然とするリッド、ファラ、キール。根本から建物が吹き飛んでいる。メルディは口を開く、「これが極光術」。キールはまだ隠してることがあるのかと怒るが、メルディはうまく説明できない、ガレノスに会えば全部わかるという。
- 1番大きな屋敷へ。途中にあった実験室の水槽、キールは調べてみる価値はありそうと興味を示すが、メルディが「早く出ようよ。壊れてるから意味ないよー!ダメー!!」と怒り出した。ファラは危険なのかもと言い部屋を出ることに。
- 地下室のガレノスを尋ねる。久しぶりの再会に喜びつつ、改めて説明の場を設ける。まずグランドフォールは総領主バリルにより人為的に引き起こされていることは事実だが、セレスティアの晶霊では歯が立たないこと(それでメルディを送ってインフェリアの晶霊を集めた)、破壊神ネレイドの「フィブリル(極光術)」によってグランドフォールが引き起こされていること、そしてリッドとメルディが接触した際の虹色の光はそれに非常に良く似た「未知のフィブリル」であることを教わる。フィブリルは広く言うと“力”に類するものとされる(インフェリアには適当な言葉がない)。リッドは少し迷いながらもガレノスに一晩研究されることに(といっても本人はほぼ寝ていただけだが)。
- ガレノスの調査の結果、真相はオルバースの中、手掛かりは得られなかった。リッドたちはバリルを討つことに協力する、キールはガレノスの知識に敬意を表し、メルディはやる気になってくれて嬉しいと喜ぶ(キールは学術的興味だと焦って否定していたが)。リッドも「行くしかねえだろ。…なんかオレの体も無関係ではなさそうだしよ」と。
- 何か条件が合えば体の中のフィブリルも目覚めるだろうとして、その詳細の調査・分析をガレノスに依頼。その間、バリル城はまず場所がわかっておらず、その情報収集として他にもいるはずのバリルを倒そうとしている人へ接触を試みるべく、西にあるペイルティを目指すことにした。
地晶霊の廃坑
- 晶霊鉄道に乗って終点の廃坑駅に向かうと、地下深くにも関わらず石が光っていて明るい場所だった。地の大晶霊が棲んでいるかもしれないとして、奥に進むことにする。
+ | サブイベント:土砂の撤去 |
- 道中のキャンプでウィスをプレイしつつ(キールは遊びなんてくだらない、哲学的思惟を巡らしていた方が生産的といいつつ、怒鳴ったり悲鳴を上げたりして、休憩どころかむしろ疲れたようだが)、ノームの集落に到着。
- 鈍くてとぼけたノーム、元々人間の仕業だしひとりくらい楽してもいい、ボクのすてきな生活壊すのゆるせないとして戦闘になった。しかし2000ぶりの再開となるインフェリアの大晶霊達、特にウンディーネに「今回の問題は、確かに人間の仕業です。けれど晶霊にまで、その害が及んでいるのはご存知でしょう?わたくし達大晶霊も一致団結せねば、解決への道が断たれてしまう一大事なのです。あなたの時間を少しばかり人間に分けてはもらえないかしら?」と諭され、契約に至る。シルフと一緒のクレーメルケイジは「ひじょーにツライ」らしい、シルフも「こっちのセリフさ!」と言い合い。
- ノームに出口を作ってもらい、外へ。
チャットの小屋、バンエルティア号
- 廃坑を出たところ辺りには一面の海しか見えなかったが、小屋を見つけたのでそこでペイルティに渡る船などの手段がないかを聞いてみる事に(リッドとしては喉が渇いて死にそう、できれば腹ごしらえも兼ねて)。怪しいヤツが住んでるくらいなら無人の方がマシとキールは言うが、入り口がひとりでに開けられ、招かれる。
- 外観は尋常じゃないさびれ方、そのボロさに反して内は案外立派。しかし応接間に入ると催眠ガスで眠らされ、出口が無くなってしまった(ドアから出ると、まるで別の空間)。そのまま一行は、アヒルのおもちゃを駆使しながら地下迷宮を攻略させられる。アヒルのおもちゃが動力として活用できることに気付いたキールが口を開くが、メルディに先に言われてしまった(雷晶霊の遺跡でもリッドがファラに仕掛けの解き方を言われてしまうというほぼ同じことになっている)。
- 脱出するとアイフリードの子孫を名乗るチャットという少女(最初はリッドたちも男の子に見えて「坊主」と呼んでしまい、ちなみに…ボクの性別を考えると、坊主はふさわしい表現ではありませんねと返される)が現れる。合格、アイフリードのトラップをすべてくぐり抜けるとは、なかなかなの体力と知力、そして時の運だと。
- 裏庭の海賊ゴッコに付き合うつもりは無かったが、「隠し場所が裏庭なら良かったのですが、あいにく大海賊アイフリードの遺産は、世界中にちらばっています。だから船の乗組員が必要なんです」と船(バンエルティア号)を所有しているため(あとバンエルティア号はセレスティア7大秘宝でもあることもあり)、ペイルティに渡るために子分になってやることにした。リッドは船をいただいたら、こっちが主導権握っちまえばいいんだとこっそり話し、キールにおまえ、悪党だな…と言われる。
- 返事はアイアイサー!古臭いというリッドに「伝統的と言ってください」とチャット。薄暗くて寒いドッグへ降りると、アイフリードの遺産である船「バンエルティア号」が姿を現した。チャット曰く、アイフリード(チャットのひいおじいさん)はこの船を駆って、世界中を荒らしまわった(ただし義賊であり、貧しい人からは何もとらず施したくらいだと伝えられている)。彼の乗ったバンエルティア号は常にチャットと共にあり、バンエルティア号はチャットにとってはひいおじいさんでありアイフリードの血の証であると。
- ドッグ内ではキールが、これほどの大型かつ複雑な装置を作り出す技術があったなんて、しかも、しっかりと整備されてはいるもののかなり古い装置のようだと興奮を隠せない。リッドに少しはセレスティアを見直したか?と聞かれて、「ぼ、ぼくは最初からセレスティアの技術を評価しているさ!」と答える。
- 船内、チャットは「機械って…崇高です」などと言い出し、キール曰く“個人的趣味の頂点を極めた者のみがはまるこうこつ状態となっていた。機械類が好きなようだった。いざ発進、海賊意識に欠けるため暫くは遺産の件を話せるほど信頼できるかを見るため、にリッド達の目的を優先することになり、港町ペイルティへ。
- チャットはずっと気になっていたが、それは生き物じゃないですよね?近寄ってくるクィッキー、チャットは泣き出してしまった。ここは動物禁止だと。リッド「…やっぱりな」キール「ガキはガキさ」ファラ「他人のこと子供呼ばわりできる立場なワケ?」
氷晶霊の山
- 氷山の中を突き進み、ペイルティに到着。チャットはまだ若いんで命は大切にしたいんですと下船は遠慮するそう。
- ペイルティは氷漬けになっており、メルディ曰く元々寒い場所ではあるが少し異常。キールは凍ってしまった。酒場に行くと誰も飲み食いできておらず、町の人に話を聞くと「つい最近のこと、北から凍てつく風が吹いてきて何もかもを凍らせた。漁船も出せない、畑も全滅。このままだと町人全員飢え死にする」と言う。食材は集まらず、コックも逃げ出してしまった。
- 一方、ガストンという男が言うには氷晶霊の山へ確認に向かった人も戻って来ずの状態。町を凍らせてしまうような相手だが、ファラはそれでも会ってみるしかない、このままじゃ、ペイルティの人達が凍え死んじゃう!!と訴える。リッドは少し考え込み、「…そうだな。オレ達、ちょっと山まで行ってくるよ」とガストンに伝える。契約&氷漬けの街を救うためにセルシウスの元へ向かうことに。街の人(ガストン)の好意で、登山道具屋にて防寒具を入手した。
+ | 防寒具を選ぶリッドたち |
- 氷晶霊の山は町の北。イフリートの力を借りて吹雪をおさめる(イフリートは、ノームとは旧知だったがセルシウスおよび氷晶霊の山は初めての様子。「ずいぶん真っ白いとこに来たもんだな!氷晶霊とやらも派手にやるぜ…で、このちらちら目障りな白をなんとかしろってか?」)。セルシウスはグランドフォールのせいで我を失い暴走しており、グランドフォールの影響が晶霊にまで及んでいることにおどろく一行。戦闘後自我を戻したセルシウス、正気に戻してくれたのだからと世界を救うために喜んで契約を結んでくれた。
- イフリートは「この歌は…何だ?この歌は…おまえが…氷の大晶霊なのか?」と戸惑い、セルシウスに「近寄るな!!」と攻撃されていた。ノーム曰く、「セルシウスはイフリートが苦手」。ショックを受け、小さくなりながらクレーメルケイジに戻っていくのだった(セルシウスがクレーメルケイジに収まる時も、イフリートと同じ側だと「…最低」と言われてしまう。リッド曰く「…大晶霊もいろいろ大変だな」)。
- ペイルティに戻るとすっかり氷解し、街は活気を取り戻していた。防寒具などを提供してくれたガストンがお礼に食事をと言うと無防備にもついて行くリッド。しかし中で話されたのは、バリル討伐を狙う自由軍シルエシカの一員であること、お前達が加われば目的が果たせるからシルエシカに入って欲しいという話だった。たった4人では心許ないしと、会ってみることにする。その後約束通りご馳走についたリッド達は、まずはリーダーのフォッグに会うべくシルエシカのアジト(ティンシア)に向かうことになる。
- しかしその晩、メルディは自身のエラーラにアイメンからの助けを求める声を受けた。翌朝、ティンシアには遅れるが必ず行くとガストンにキールが説明した(キールはリッドに「おまえも優しいとこ、あるんだなぁ」と言われ、焦る)。リッド達はティンシアに行く前に、アイメンへ急行する。
ヒアデス襲撃
- アイメンに着くと街は壊滅し、ほとんどの人が息絶えた状態だった。思わず駆け出していくメルディ。
- ククロルにキールは叫ぶ、「セファイド鋼より硬い金属は作れたのか?まだ、おまえは死んじゃいけないんだ!…行こう。…絶対に犯人を見つけてやる」。リッドも「ああ!」と力強く返す。ロッテは朦朧とする中ボンズを案じており、ファラがだいじょうぶ。ここにいるよ。とっても元気と伝えると「ああ、よかったあ。本当によかったあ…」と言い息を引き取った。ブレンダもハミルトも武器を持ったまま…。
- 図書館へ行くと、サグラが吹き飛ばされてきた。ボンズを守るメルディと相対するヒアデス。ヒアデスの所業だと判明、リッドは怒りを露わにし、ヒアデスを再度撃退する。メルディからは「昔は良く遊んでくれたけど、今は全然違う。バリルのせいで変わってしまった」と説明があった。
- 飛び出していくサグラ。ブレンダとハミルトを棺桶に入れて途方に暮れる。キールが必ず仇を討つというが、「そんなものに何の意味もない。弱いもんは強いもんに負ける、それが世界の仕組み」だと言う。なぁなぁ、ロッテは?ロッテはぁ?と言うボンズを、サグラは黙って抱きしめる。リッドは1人外に出る。「許さねぇ…」と、今までどこか人任せの旅だったはずのリッドに、新たな感情が芽生え始める。
- サグラは「1人なら死んでしまおうかも思ったが、ボンズが居るから」と街の復興を決意。リッド達とは「腰にこねぇようにな」と笑い合い、必ずまた来ると話すメルディとキール。一行は、ティンシアを目指す。
シルエシカとの協力
- ティンシアの奥にある船、ミアキスバッジを見せてシルエシカのアジトの中へ。真っ暗な中いきなり襲い掛かられるが、どうやら一応力を試されたとのこと。「シルエシカ本部へようこそ。われわれは、自由な心に従い、自由な闘争に身をおく革命軍です」とアイラが現れた(リッドは「自由にもいろいろあんだな」と皮肉)。
- シルエシカのバリル城侵攻作戦について聞く、場所は判明している(海に囲まれている)。しかしバリル城の城門は特殊な力で守られた壁が張り巡らされており、通常の大砲などではビクともせず破壊する方法が見つからないという。またその為の強力な晶霊砲は大きすぎて(家一軒分)船に載せれず効果があるかもわからないという。リッド達はそのバリル城の力は恐らく極光術だろうと推測。
- 奥に進み、シルエシカのリーダー「不死身のフォッグ」と対面。アイラの説明によると、氷晶霊を従える実力を持つリッド達に打倒バリルに向けてシルエシカに加わっていただきたい、それが無理ならせめて同盟を結びたい。小型の晶霊砲開発のための技術的な知識も提供してほしいと。
- アイラ「ではボス、みなさんに一言」フォッグ「というわけだ。バリルを倒し、天下をとろうぜ!!」。ファラから、天下を取るつもりはないが打倒バリルに向けて協力する事で合意。キールの提案により、パラソルを用いて大晶霊の活力を使い、晶霊砲を小型化することにした。キールは晶霊砲改良の指揮官として残り、リッド達はフォッグと共に残りの根源晶霊・ヴォルトと契約するために雷晶霊の遺跡へ向かう。
雷晶霊の遺跡
- フォッグの案内(ヒントスキット)によると「海に出て、大陸を迂回しつつ南東へ進め。じき見えてくるでっかい森ん中に遺跡がある」。
- 遺跡入り口で謎解きがあるが解けず、キールが居たら…と思うリッド達をよそ目に、怪力のみで扉を突破するフォッグ。遺跡の中にも扉を開けるための仕掛けがあったが、キールに頼らずともなんとか進んでいく。
- 道中のキャンプで、メルディはぐっすり眠る。ファラは疲れてるんだよ、アイメンの件以降は見てて痛いくらいと。リッドはずっと疑問だったことを口にする。「メルディはどうしてここまで必死なのか。女の子がたった1人で…」。ファラは、世界を救いたいからだ、人間だもん色々あるよ。簡単には割り切れないと答える。リッドには「ファラもか?」と返され、ファラは「かもね」と応えた。にしてもみんなメルディが大好きなんだよ。それはもう1人いる『つたないヤツ』も含めて。
- 最奥へ進むと、ヴォルトもまた苦しんでいた。セルシウスが現れて、ここの空気はつらい、ヴォルトも普通じゃない。救われたがってると。ヴォルトと戦闘後、スロットパズルをクリアしてヴォルトを解放し、契約に成功する。
- 統括晶霊であるレムとシャドウが現れ、全ての根源晶霊の契約したとしてリッドにエクスカリバーを授ける。
バリル城侵攻に向けて英気を養う
- シエルシカに戻り、ヴォルトとの契約およびエクスカリバーの入手を報告。アイラはなぜそんなに大晶霊たちが協力的なのかを聞く、世界を救うためだと。バリルはエターニアを滅ぼそうとしている、だから僕らは戦っているとキールから説明。このことをフォッグに話すかはアイラに委ねた。またアイラはフォッグの無事を喜ぶ(リッドに言わせれば、無事どころか不死身だったが)。
- キールとアイラで開発を進め、晶霊砲をバンエルティア号に積めるようにしていた。積載に一晩掛かると言うことで、決戦前夜、ティンシアのホテルのスイートルームで宿を取ることに。キールとアイラは互いを認め、「キール…あなたの分析力は、素晴らしいです」「あんたの着眼も最高だよ。いろいろ教えられた。…ありがとう」(メルディ(…))。
- スイートルーム、メルディは早々に眠りについた。緊張しているのかもとみんなで話す。リッドはスイートルームからの景色を見ながら、全員で無事帰ってきてまたこの豪華な部屋に泊まろうぜと戦いへの決意を固める。ファラとメルディが女性部屋に戻った後、「自分が情けない、いざとなったら怖くなってしまった。他人を思いやる余裕もない」というキールを、リッドは「俺だって手が震えてる。平気な方がどうかしてる。バリルが100パーセントの力でくるなら俺たちは400パーセントの力で応戦すりゃあいい」と勇気付ける。仲間と戦うって、そういうことだろ?。キール「…ああ!単純な計算だな」。
- 夜、リッドはラシュアンの惨劇の夢を見ていた。黒いおばけが村をメチャクチャにしていく、父に家の地下の物置へ連れて行かれ、父は「出るんじゃないぞ、必ず戻る」と村へ向かう。行っちゃだめだ…父さーん!!うなされ、叫びながら目が覚めたリッド。
- みんなの様子を見に行くとメルディがいなくなっていた。メルディは屋上にいた、リッドは父親が死んだ時の夢をみた、ファラと共に両親はもういないことを話す。メルディに、「リッドにはおトーサンやおカーサンの“おもいで”、あるか?」と質問され、「普段はほとんど思い出さない、悲しいけど毎日生きてくうちに記憶は薄れてく。ただ、ときどき感じる。やわらかくて、あったかくて、いつもオレを守ってくれてる光みたいなもの…それがオレにとっての思い出ってヤツかな」と答える。メルディは「それならメルディの中にもある。やわらかくて、あったかいもの。これがおもいで、なんだな!」と大きく空を仰いで深呼吸。2人は明日に備えて部屋に戻ることにする。
バリル城侵攻、バリルの真実
- チャット・フォッグと共に晶霊砲が取り付けられたバンエルティア号に乗り込む。フォッグはアイラからリッドたちの目的は聞いていたので、「天下取るついでに、世界を救っときゃいいんだろ?」と意気揚々。
- バリル城へと向かう海上、バリル軍と衝突し艦隊戦へ(操舵はリッドが行った)。艦隊戦を切り抜け、バリル城の城壁に晶霊砲を打ち込み城壁を撃破、内部へ侵入する。フォッグ達シルエシカは別行動となった。
- バリル城内部は、とても行政の中枢として機能しているとは思えない荒れようだった。メルディ曰く、バリルは自分以外信用せず誰も中に入れていないという。
- 最奥、玉座に辿り着くもそこに待っていたのはミイラと化したバリル、驚いて言葉を失うメルディ。そしてそこに女性が現れる、「バリルは十年前に死んだ。だが、彼の心は今も私と共にある」メルディから説明があり、女性の名はシゼル、バリルのツレアイ(妻)。「…ほーぅ、おまえか。ひさしぶりだな、メルディ」
- シゼルは自分がグランドフォールを起こしていることを認め、「物質を求めて欲望の渦巻く世界など価値はない、これは物質にみいられた者たちに殺されたバリルの遺志でもある。これは破壊ではなく『回帰』だ」と言い放った。
- シゼルは強力な術を使いフォッグ達シルエシカを退け、リッド達とも交戦。とどめに“極光の洗礼”を放つ「くくく…もう遅いわ。繰り言はバテンカイトスの彼方でつむぐんだな」。そこにレイスが現れる。「君達の力では、まだヤツの極光術にかなわない! 早く逃げるんだ!!」。放たれるシゼルの術、レイス「極光壁」を発動し、リッド達を守った。
- リッド達は城の外へ吹き飛ばされる。皆意識を取り戻すも、レイスはリッドにセイファートキーを託して息絶えてしまう。リッドにセイファートキーと真の極光の存在、詳細はガレノスを尋ねること、そして「大切なものを守れ。極光術はそのためにあるんだ」という言葉と共に。ファラはその場に泣き崩れる。
- レイスに最後の別れをし、一行はガレノスの元へ。
- 一方、極光の力にてバリルのミイラは崩れ落ち、シゼルは闇の極光の力を纏って真上に存在する黒体へと吸い込まれていった。
メルディとバリル、シゼル
- ガレノスのいるルイシカへ向かう道中、バンエルティア号の甲板にて、バリルはメルディの「おトーサン(父)」、そしてシゼルは「おカーサン(母)」であることをメルディから打ち明けられる。「…そうか。だろうなあ。でなきゃ、普通ここまでやれねぇよなあ」と、リッドは雷晶霊の遺跡でも口にしたずっと思っていた疑問に1人納得しつつも、キールは「なんで黙ってたんだよ!そんなにぼく達は、頼りないか?信用出来ないか?信じてくれなきゃ、ぼくだっておまえを信じることが出来ないだろう」と怒りを露わにする。うまく説明出来なかったというメルディ、母親が敵だなんて悲しすぎると慰めるファラ。
- メルディ曰く、シゼルもバリルも昔は優しかった、メルディにもあたたかい『おもいで』がある。でも…なぜこうなったのか、メルディも離れて暮らしていたのでわからなかった。
- ガレノスに話を聞くと、レイスはセイファートキーの導きでガレノスを訪れ、真と闇の極光について知り、そして導きのままにセイファートの試練を受けたのだという。しかしレイスは、試練を全て終えないままリッド達を助けに行ったことで、シゼルの極光術に力及ばず命を落とすことになった。
- リッドとメルディの間に発生する虹色の光は、フィブリルの素質、レイスとリッドが同じ素質を持っていることを示している。そして、真の極光があればシゼルの闇の極光に対抗できるとのこと。リッドはグランドフォールを止めるため、セイファートの試練を受けることを決意した。
- 試練の前に、役に立てることをしたいというガレノスをシルエシカへ送り届ける。その後バンエルティア号の甲板にてセイファートキーを掲げると、一筋の光が、試練への道を指し示した。
第一の試練
- セイファート神殿。キールは今までいったい何人のヤツがここまで来れたんだろうな?と疑問を口にするが、リッドは「レイスは間違いなくここに来た。そして、オレはレイスに続く。それで十分だ 進もう」と歩を進める。
- 内部、巨大な像があった。セイファートだろうと推察し、「インフェリアを破壊しようとしたネレイドをセイファートが自らの命と引き換えに封印」というインフェリアの常識に対しメルディは首を傾げる。セレスティアでは「ネレイドは弾圧されていた民を救う為、自由を求めて立ち上がった」とされており、歴史が食い違っている様子。
- リッドしか通れない透けた扉に阻まれる。メルディだけは大きく後ろに弾き飛ばされた(闇の極光の素質を持つため)が、メルディはヘーキ!と言い張っていた。セイファートの導きのままに、リッドだけで奥に進む。キールも研究の足しにもなるし頑張ってこいとしどろもどろ言う。
- 中では、セイファートの使者を名乗る人物がどこからともなく現れた。その声は、レイスと同じ姿と声していた(使者の姿は見る者によって変化する。テイルズオブ大辞典によると、リッドにとってレイスが完璧過ぎる人間に見えていたことは無関係ではない、とのこと)。
- 使者は「私はここにあって、ないもの」といい、続けて「フィブリルを持つものであっても試練は過酷。覚悟はあるか。世界はお前の全てを犠牲にしてまで守るものなのか」と問われる。リッドは「シゼルを倒すため。世界を滅ぼそうとしている、この世界には大切な人が生きてんだ。潰させやしねぇ」と返す。
- セイファートの使者が光と共に消え、第一の試練に。リッドはエッグベアとなり、望郷の洞窟にいた。奥に進むとエッグトレーダーに襲われ返り討ちにする、さらに奥のキャンプ場にはリッド達一行と鉢合わせる。その光景は、過去自分たちがエッグベアに襲われた時の全く逆の立場での光景だった。
- 戦うも敵わず、もう1人の自分にあっさりと干し肉にされてしまうところで、リッドは神殿へ帰還。使者は「心の中に渦巻くもの、それを忘れぬこと。お前が気付かず、あるいは避けて通ってきた道がそこにはある」と。リッドは、俺は猟師だ、生きていく為には仕方ないんだ!と返す。
- 使者に「誰も咎めはせぬ。知ること、目を逸らさず立ち止まること」と言われ、リッドは、「誤魔化したり正当化せず事実を事実として受け入れる」と返答し、第一の試練を乗り越えて「極光壁」を習得する。時空の地平線を作り出し、あらゆるものから身を守る極光術、レイスがリッド達を守った技。
- 使者には次なる試練へ向かえ、内容は定まっていないと伝えられる。今のおまえにとって避けては通れぬ道が示されるだけだ、と。
- 外に出ると仲間たちがいるが、リッドは咄嗟に身構えてしまう、まだ頭が少し混乱していた。第1の試練が終わったがまだ試練があること、セイファートの使者から極光壁をレイスがオレ達を救ってくれた技を授かったことを報告、ファラ「そう…そうなんだ」。
第二の試練に向かうため、インフェリアへ
- 第二の試練を示したセイファートキーの光は、真っ直ぐに上空を指した。すなわち、次の試練はインフェリア(かオルバース海面)ということであり、リッド達はインフェリアへの帰還方法を探すことに。リッドは、「セイファートキーが指してるんだ。きっと方法はどこかにある!」と前向き。クレーメルクラフトはガレノスでも数年かかるという。
- 最寄りの街で情報収集したいとチャットに相談すると、バンエルティア号は船なので空なんて飛べない…が、光の「橋」について心当たりがある。かつてアイフリードは世界中を荒らしまわったのだ。ということは世界を渡る手段があるはずだ。として、チャットの小屋にあったモニュメントの座標『204,98』を頼りに、アイフリードの洞窟(アジト)を探し当てる(なお、この数字はチャットが5年かけても解読できなかったが、キールは一瞬で言い当ててジーピーエスをチャットに要求した)。
- 隠しアジトを発見、内部はアイフリードお手製の巨大なスゴロク部屋となっていた(チャットは「さすが! ボクのおじいさん! 考えることが違います」と感心しきり)。クリアすると、最奥にはアイフリードのモニュメントと共に「気高き海賊の血を引く者たちよ。遺産を授けよう」とのメッセージが流れ、さらに奥に進むとそこにはチャットの小屋にあるものと同じ改造ドッグがあった。バンエルティア号は第二形態へ。展望室と、海底を探索できる「潜水艇(アイフィッシュ)」が実装され、チャットは「機械の匂いだ!」と大はしゃぎする。
- チャットの「ここからは海を探索した方が良さそう」との提案の末、潜水艇にてアイフリードの台座を見つけ出す。セレスティア海底に散らばるアイフリードのアジト(セレシーアジト)からシルバーケイジを回収して設置すると、遠征の橋が起動。セレスティア海上に浮かぶアイフリードのマークに船を重ねると、空高く浮上。オルバース海面にある中継地点を経て、リッド達はインフェリアへ渡ることに成功する(チャットは初めてのインフェリア。「空気が違う」)。
第二の試練
- セイファートキーの導きのままに、インフェリアの海底に潜り、セイファート庭園へ辿り着く。1番奥でリッドは第二の試練へすすむ。
- キールは(様子のおかしいメルディを試練から遠ざける意図もあり)道中にあった映写室のような結晶・装置の起動をメルディと共に行うことに。メルディにありがとなと言われ、キールはなは余計だといってるだろうと王都の時のように怒りつつも、「忘れるな。お前は…ひとりじゃないんだ」と声をかけた。
- リッドはセイファートの使者に、なぜ試練なんかするのかと問う。使者は、極光術は世界を生み出すも滅ぼすも自由な力故と答える。
- リッドは子供の頃のキールになっていた。ファラを追いかけてレグルスの丘に辿り着き、リッドとキールは星のカケラを洞窟に取ってくる競争をして遊ぶことに。キールは村長さんがここに入ってはいけないと言っていたというが、ファラは「村長の娘がいいっていったらいいんだもん!!」と遊びを始める。先に駆けていったリッドを追いかけるが、道中モンスターにも襲われ、キールのひ弱な身体はなかなか言うことを聞かず苦労し、キャンプ場所でもリッドに小馬鹿にされる。
- やっと奥に辿り着くと過去の通りにノリスに見つかって、退散。しかしそのまま見廻りに向かったノリスは、ネレイドに乗っ取られてしまった。
- 庭園に帰還したリッド。キールは環境に恵まれ、実力もあって悩みなんてないと思っていた、この痛みに俺は何もしてやれないのかと使者に問う。使者からは「人は誰でも痛みを持っている。それを視る力のない内は、本当に知ったことにはならぬ。人の痛みを知ること、ただそれだけで救いになるのだ」と言われ、第二の試練を乗り越えたとして「極光剣」を習得。
- キール達は装置の起動に成功しており、世界の成り立ちを知ることとなる(この時リッドは、先の試練の直後もあって起動に成功したキールを「天才だ」と褒めちぎるが、キールに「ふざけてる場合じゃないぞ」と呆れられてしまう)。先にネレイドの支配によるバテンカイトスが存在していたこと、その後にセイファートが生まれ生命や物質が誕生し、バテンカイトスが閉じられて現在に至ること。
- シゼルの言う、「破壊ではなく回帰」の意味がわかった。それでも、リッドは「セイファートのやったことを信じる。でなきゃ俺たちは何のために悩んで苦しんで傷ついて、それでも生きてるんだよ」ファラは「私も、この世界と、この世界に住んでる人が好きだから」キールは「セイファートを支持する。物質のない世界なんて研究対象としてつまらない(捻くれているが、試練直後のリッドには「気持ちは同じだろ、信じてるぜ」と返される)」と、妥当シゼルの意思を固める。
- 1人メルディは、「シゼルは…シゼルのままなのなか?」と呟く。
インフェリアに投獄、アレンデの意思
- 次の試練に向かおうとバンエルティア号に乗り込む。キールの「残る試練はあとひとつ、気を引き締めろ」という言葉にチャットが「では早速ですが気を引き締めて頂けますか」と言う。インフェリア王国の軍艦に囲まれていたのだ。セレスティアから来た蛮族の一味として捉えられ、死刑宣告を受けてしまう。
- 牢屋にアレンデが現れ、リッド達はレイスの遺したものについて説明。アレンデはレイスの遺志を継ぐを決意し、リッド達を逃すことに。
最後の試練
- セイファートキーが次に指すのは再び上空。遠征の橋から、オルバース界面に向かうことに。
- オルバース界面には観測所が存在し、その中に最後の試練が待ち受けていた。キールとメルディは観測所の装置を起動させるため残り、リッドとファラは試練に赴く。
- 最後の試練は子供の頃のメルディとなり、シゼルとルイシカからの脱出劇。バリルが身を挺して守ってくれるも、総領主の座を狙うビリアルに捕まってしまう。銃殺されるバリル、そして自身やメルディも…というところで、ネレイドがシゼルの負の感情に呼応して憑依。闇の極光により、ビリアルやルイシカの街は消し飛んでしまうのだった。
- 観測所に帰還したリッド。シゼルの戦う理由、正義を知ってしまった。使者はそれでも、成すべきを成せという。「極光波」を習得。
- キールは装置のセイファートキーを鍵として装置を起動すると、セイファートリングの一部が結界。装置はセイファートリングの制御装置だった。これで黒体へ、バンエルティア号で攻めることができる。
セイファートリング制御、黒体への突入
- シルエシカは黒体への突入に向けて、バリル城跡に巨大な晶霊砲を構えていた。
- バンエルティア号でオルバース界面から黒体へ侵入を試みる。バンエルティア号とバリル城跡、両方の晶霊砲を同時に黒体へ発射。しかし黒体が破れることはなく、オルバース界面が大きく波立ちバンエルティアニ号は転覆。セレスティアへ落下したのだった。
ヒアデスの最期
- リッドは燃え盛るラシュアンにいた。子供の頃の夢。
- 目を覚ますとそこはシルエシカのアジトだった。ファラに心配されながらもフォッグの元へ行くと、バリル城跡にインフェリア兵が強襲し、アイラが人質になったと報告を受ける。
- 急いで向かうと、そこにはヒアデスと、そしてインフェリア衛兵隊長のロエンがいた。リッド達も敵と認識している(インフェリアでは反逆者扱い)ため、ロエンは挟み撃ちかと言うが、ヒアデスこそが共通の敵であると説得し、ヒアデスと戦闘。
- ヒアデスは最期、メルディに「お前も同じようになる」と言い残し、消滅。アイラも解放された。
- ガレノスからロエンに、レイスの最期な言葉(手紙)がつたえられる。「ウルタス・ブイは君に委ねる」。それは姫(アレンデ)を守ることを託したメッセージであり、それはまたこれからのインフェリア、これからの世界を託す言葉でもあった。
両世界の同盟
- ロエンはレイスの言葉を受け止め、セレスティアと同盟を組むことを決意。シルエシカとインフェリア軍とで同盟が結ばれた。またインフェリアの知識も結集すべく、王立天文台台長ゾシモスも召集された。
- 次の行動として、黒体を破る方法としてフリンジ砲が提案される。その為には大量のクレーメルケイジが必要なため、その収集をインフェリア軍が担当。シルエシカはフリンジ砲の作成に取り掛かる。
- しかし1つ足りない素材があり、かなりの強度をもつレンズが必要であった。リバヴィウス鉱と呼ばれる鉱石が必要でセレスティア中を掘り当てているが入手できていない。
- それは乳白色で星のように光る球体の鉱石、ファラには心当たりがあった。その鉱石を手に入れるため、リッド達はインフェリアに戻り、ラシュアンの近く「レグルスの丘」へ。
レグルスの丘
- キャンプ地まだ進むと、ファラからリバヴィウス鉱の心当たりが子供の頃ここでの遊びで取りにいった「星のカケラ」であること、そして過去のラシュアンの惨劇が自分のせいだと告白される。
- リッドは、ここでこうして傷口を曝け出した。もう十分償ったと許し、キールもまた同じ気持ちだった。
- 奥に進むと、メルディの様子が少しおかしい。
- 最奥にはレムが待ち構えており、ここから先がどういう場所なのか、進む覚悟があるのか問われ、戦闘に。その後、レムと契約。
- 奥には高純度のリバヴィウス鉱が眠っていた。それはネレイドを封印していたもの。回収しようとしたのも束の間、メルディが黒い霧に包まれ、聞き取れないメルニクス語を口走る。それは憎しみが込められているようだった。
- レムにより一時的に霧が退けられ、その隙にキールがメルディを抱えて脱出。一時、ラシュアンのファラの家に身を寄せる。
フリンジ砲の完成
- メルディが意識を取り戻すまだの間、リッド達はメルディにもシゼルと同じ闇の極光の素質が備わっていることについて、そしてシゼルにもネレイドが憑依しているのではないかと話し合う。
- いつのまにか目を覚ましたメルディ。シゼルはシゼルかも知れないし、ネレイドかも知れない。それでもやる事は変わらないと決意を新たにする。
- リバヴィウス鉱をシルエシカに持ち帰り、フリンジ砲が完成する。再びオルバース界面へ向かうリッド達、ガレノスも観測所にて調べたいことがあるということで同行する。
最終決戦前、ティンシアでのひと時
リーディングライブ
- 決戦前の買い出しに、ティンシアへ。
- チャットの帽子に鳥のフンが落ちてしまい、シルエシカのアジトを借りて干していたところ風に飛ばされて行方不明になり皆んなで探すことに。
黒体破壊、シゼル城侵入
- オルバース界面、観測所でガレノスと、気になる調べたいことがあるからとキールも残る。リッド達はバンエルティア号の試運転としてオルバース界面を回ることにする。
- フリンジ砲により黒体の破壊に成功。中からは禍々しい形をした居城が姿を表した。
大晶霊との契約
+ | シャドウ |
+ | マクスウェル |
+ | ゼクンドゥス |
最終決戦、世界分裂
- 最奥にはシゼルが待ち構えていた。想定していた通りやはりネレイドに支配されており、バテンカイトスへの回帰を目論んでいた。
- 闇の極光術に対して真の極光術で対抗し、シゼルを撃破。途端に、シゼルが作り出していた城が消滅し、目の前にはセイファートリングの「核」が姿を表した。
- 既に臨界点を超え、それぞれの重力で引き合う両世界。唯一の方法は、セイファートリングを破壊することによる両世界の分断だった。そして、真と闇、2つの極光術をフリンジすることでそれができるかもしれなかった。
- メルディはネレイドに支配されるかもしれない、それを承知の上でフリンジを実行。メルディが力尽きようとするその時、シゼルが起き上がり、メルディの代わりにフリンジを行う。
- 結果、セイファートリングの核は破壊され、両世界は分断された。リッドとファラは暖かな光に包まれ、ラシュアンの村、見晴らし台の近くにそっと降り立ち、帰ってきたのだった。
ネレイドの試練
ドラマCD Labyrinth ~forget me not~
ルイシカの研究所に集まる
小説 リッドのとかげ エピローグ
- グランドフォールから数年。チャットはリッド達の都合に合わせて何度もインフェリアに迎えに行っており、そんな中でメルディの希望もあり、いつの間にか亡きガレノスを偲んでルイシカの研究所に集まるのが恒例となっている。
- 食事や馬鹿話を数日して過ごし、畑仕事の忙しいファラ(とリッド)をインフェリアに送るような感じ。
小ネタ
ウエストポーチの中身
ファンダムvol.1 リッドのひみつ
- ナイフや食糧の干し肉の他に、母親の形見のチョーカー(これはビッツが「将来プロポーズする相手に渡すんだぞ」とリッドに遺言していた)を持っているらしい。
籠手の下
+ | THE ANIMATIONより |
音痴
- 歌は好き(ファンダムvol.1での「歌はいいよなぁ」というセリフより)なようだが、音痴である。自覚はない模様。
- 音痴ぶりは、キャンプスキットNo.11、ファンダムvol.1「宴会の夜」、テイルズオブフェスティバル2003にて確認できる。
- なお、他のメンバーはある程度歌えるようである。コラボでアイドルにもなっている。
キャンプ
- 重要なシステムだが、ストーリー上ではテントを張っている様子は殆ど描写されない。THE ANIMATIONの第1話を含めて、焚き火を囲むのみ。
- ビバ⭐︎テイルズオブマガジン 2014年4月号 メルディショートストーリーにて、『キャンプを張る』という描写がされた。
+ | テント。普段から持ち運んでいるのだろうか。 |
- テイルズオブ大辞典『食堂』の項目によると、リッドたちはキャンプで自炊するため本来の目的(飲食)で食堂を訪れることはなく、人が集まるので情報収集には役立ったとのこと。
旅の準備、キャンプ道具
- ほぼファラが準備を管理している様子。
- レイスからセイファートキーを受け取り、ガレノスをシルエシカに送り届けた際、リッドがキーをなくさないように『きちょうひん袋』に入れたと言っている。
- THE ANIMATION:リュック、シュラフ、着替え、薬、すり減った靴は替えて、剣とナイフは研ぎに出す。保存食はエッグベアのベーコンと干しスライム。
- ツインブレイヴ特典ドラマCD 風に願いを:剣は1本あれば十分と言うリッドに、ちゃんと選ばないと倒せる相手も倒せないとファラ。風晶霊の空洞に向けてスティールソードを買ってあげたいし、レイスにはブレスレットを用意して、マジックミストもあるに越したことはない。
- ティンシアのホテルイベントでは、キールがネジ巻き式の目覚まし時計を何個もセットしていた。