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  • キール・ツァイベル

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キール・ツァイベル

最終更新:2025年05月15日 09:34

toefan

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+ 目次
  • ラシュアンの村で誕生
  • ウルム山での迷子
  • ラシュアンの惨劇
  • ミンツへの引っ越し
  • ミンツでの暮らし
  • 小説:蒼天の星(幼少期)
  • ミンツ大学での生活
  • 探偵部への(無理やりな)所属
  • ドラマCD テイルズオブファンダム ちょっとしあわせにっき
  • 連鎖的世界崩壊仮説による休学処分〜幼馴染との出会い
  • モルルへ渡り、メルディとの意思疎通成功
  • 王都インフェリア
  • 王立天文台に残留
  • 小説:蒼天の星
  • 風晶霊の空洞でリッド達と合流
  • シャンバール、イフリートと契約
  • シャンバールでのひととき
  • 霊峰ファロース、レイスとの対峙
  • セレスティア、アイメンへ
  • アイメンでのひととき
  • ガレノスから極光術について教わる
  • 地晶霊の廃坑
  • チャットの小屋、バンエルティア号
  • 氷晶霊の山
  • ヒアデス襲撃
  • シルエシカとの協力
  • バリル城侵攻に向けて英気を養う
  • バリル城侵攻、バリルの真実
  • メルディとバリル、シゼル
  • 第一の試練
  • 第二の試練に向かうため、インフェリアへ
  • 第二の試練
  • ドクターミンツ(サブイベント)
  • ウィスバトル
  • 大晶霊との契約
  • 世界分裂後
  • ネレイドの迷宮
  • ゲームマスターの使徒
  • ルイシカの研究所に集まる
  • その後
  • 小ネタ

ラシュアンの村で誕生

  • ギズロ、ラミナの間に生まれる
  • リッド、ファラとは幼馴染になる。
  • 彼らと違って活発ではなく、遊びもいつも置いてけぼりで、コンプレックスとなる。
  • 望郷の洞窟での回想では、3人がエッグベアに追いかけられた時、キールが転んで泣いてしまいファラが庇ってエッグベアの前に立ち塞がる、リッドが石をエッグベアに投げつけて引きつけていた。リッドがエッグベアを連れて離れてから、ファラもキールにつられて一緒に泣き出してしまう。
  • 12年前(現在17歳なので5歳の頃)、玄関に飾っておいた模型(キール曰く“傑作”)が何者かによって壊されていたらしい。それを聞いたリッドがなぜかしどろもどろしていたが…。(インフェリア港で模型を見た時の会話より)

オリジナルオーディオドラマ

  • 体が小さく虚弱体質で、木登りや川遊びができるリッドやファラにとっては足手纏い、“みそっかす”扱いだったに違いないと思っている。次第に、「待ってて」「休んでていいよ」など遠回しに遊びに入れてもらえないことも増えていった。
  • 悔しかったし悲しかった、でもファラの考え出す遊びは難しいけれど楽しかった。

テイルズリングエターニア(第19回放送)

  • リッド曰く「ファラの遊びは、オレにとって迷惑、キールにとって地獄」とのこと。

ウルム山での迷子

小説:リッドのとかげ

+ 詳細
  • 本小説にて、「リッドが2歳の頃に母親を亡くしてから5年」とあるので、リッド7歳・ファラとキール6歳。
  • 朝、部屋で本を読んでいるとリッドが窓から覗いてきて、おかしなことを言ってきたが彼の言うことはいちいち気にしないことに決めていた。リッド曰く、ファラの家の様子がいつもと違うらしく、リッドと聞きに行くことにした。この頃から、走りながら軽く振り向くだけで転んでしまう運動神経だったようだ。
  • どうやらファラの父ノリスが高熱を出したらしい。医者のローティスも別の患者を診にいって不在のため母が看病していて、その間少しだけファラも遊びに行くことにした。
  • 3人で裏山(と言っても小高い程度のなだらかな丘)に行き、みんなで朝食。キールはあちこちの草を漁り、解熱に効くというキリアシュトリメラ草という熱冷ましを探すが見つからなかった。
  • 翌朝、ハーシェル家とツァイベル家でお見舞いや医者の手配を行うことになったが、子供たちが居ても出来ることはなくキールの家に遊びに行くことに。この時キールはまたおねしょをして怒られてしまっていた(夜更かしして本を読んでいたため)。
  • キールの家で図鑑を広げながら、キリアシュトリメラ草は村からわずか東のウルムの山に自生していることを調べた。どうやらリッドとファラは自分達で採りに行くつもりらしい。山に行くまでに半日はかかるが、陽が落ちるまでに採ってすぐ下りれば大丈夫と。
  • リッドがキールに「少し喉が変」と言うのでお茶を入れてあげる(リッドにキッチンを無茶苦茶にされない為にしぶしぶ)。途中でファラも通せんぼして意地悪してくるし、なんだったのか。
  • キリアシュトリメラ草を採りに大人に黙って村の裏手にあるウルム山に登る。キールがもたもたしたせいですぐ夕方になり、迷子になってしまい子供3人で一晩を明かすことに。
  • ファラが食事の支度をしていると、どこからか笑い声が聞こえる。野宿を怖がって泣いてばかりのキールが珍しく冷静に、「カタカタもんふんふも個体差。これはナキトカゲの声」と説明する。
  • 突然、手のひらサイズの光が何十何百と光り始めた。キールはこれもトカゲの特性と説明し、自分は焚き火の灯りを頼りに草の仕分けに戻る。ファラが作ってくれた干し肉のスープを飲みながら(灰が少し入ってしまったのでうわずみだけ飲んでと言われた)。
  • 焚き火を囲みながら、ファラの父の容態を心配する。ふと、焚き火が燃え尽きてしまい、そのまま3人は身を寄せ合って眠りにつく。翌朝、キールがおねしょをしていなかったことを喜ぶリッドとファラ、昨晩トカゲをスープに入れていたことを聞いた。それは夜尿症に効くとされるトカゲではなく、別のダンダラドクトカゲだった。それを聞いたキールは吐き気がするような気がした。
  • その時、ノリス・ビッツがリッド達を探しに来た。ノリスは、ファラ達がしたことは人間として大切なことだと諭し、皆んなで村へ戻った。

ラシュアンの惨劇

  • ファラに付き合わされてレグルスの丘に遊びに行った際、(ほぼたまたま)ネレイドの封印が解ける。ネレイドはファラの父・ノリスに憑依しラシュアンを襲わせて、村は崩壊する。両親共々生還。
  • 10年前のため、リッド8歳、ファラとキール7歳。

ミンツへの引っ越し

オリジナルオーディオドラマ

  • キールは高熱を出して何日も寝込む。目を覚ますとミンツへ引っ越すことになったと両親から伝えられる。村人たちからあとあとまでキールが責められることを危惧してのことで、小さな村の一大事など知らない大きな町に引っ越すと(キール7歳)。
  • 夜逃げ同然でリッドやファラに挨拶も出来なかったが、みそっかすがいなくなれば遊びやすくて嬉しいだろうといじけた考えを持ってもいて、この転機を「好機」とも捉えていた。

小説:蒼天の星

  • 両親に手をひかれながら、何度も振り返ってはラシュアン森を見つめた。こうして離れてしまうと、あの日起こった悲しみの気配は少しも感じられない。
  • 両親には「よそ見はするな、前を向いて歩け」「これからミンツでたくさん勉強するんだから、早く歩きなさい」と言われる。
  • 峠を越えるともう二度とラシュアンを目にすることはない、キールはもう一度だけ振り返ろうとしたが諦めた。ラシュアンの村にまつわる記憶のすべてが、眠りにつく直前のような、もやもやとした時間の中へと沈んでいく。深追いを躊躇させるなにかが、キールの心を支配していた。(リッド、ファラ…さよなら)

ミンツでの暮らし

オリジナルオーディオドラマ

  • 大きな町に来ても、同年代と遊ぶ時は“みそっかす”扱いは続いた。そんな中で本との出会いは彼にとって革命となる。1人で何気なく入った図書館で本を読むことを覚えた。自分のペースで読める、友達と遊ばなくてもいいしゆっくり読んだって誰にもノロマなんて言われない。なんて楽しい遊びなのだ、と。
  • ぼんやりくすんでいた日々の焦点が合って、よく喋り積極性も出たように思う。みそっかす扱いするようなヤツらには最初から近づかない選択肢も持てた。

小説:蒼天の星(幼少期)

+ 詳細

家庭教師ケントとイリア

  • 両親の勧めでミンツ大学を目指す。なお、両親は現在もミンツにて健在の様子。
  • 現役ミンツ大学生のケント、イリアを家庭教師とする(この時キールもうすぐ8歳)。両親がわざわざ学生課まで出向き、厳選した上に高いバイト代を払っているようだ。2人とも成績は優秀。ケントは地質学教室の2年生、イリアは音響学という珍しい学問を志す入学したての1年生。
  • 第一回目の授業の日。2人はミンツ中の店を回って、少し暗めのダークブルーのインク瓶をキールにプレゼントした。自分の髪と同じ色で勉強できるなんてステキでしょ?と。両親に言われたからではなく2人の好意。キールは素直にありがとうと伝える。
  • 積み上げられる子供向けの参考書。本棚に父が買ってくれたレオノア百科全書もあるがまだこの時はキールは「それ、おもしろいの?」という感じだった。ゆっくりやればいいからと言われてキールは心の中で、(僕はのろまで何をやっても遅いし、どうせ家庭教師にも時期に呆れられる)と考えていた。
  • 高い授業料を負担させ続けるのも、と思い勉強に取り組むキール。急に本を読みたくなり、たったの4日で本を全て読み要点・疑問点を区別して整理し、貰ったインクも空っぽになり新しい青いインクを使っていた。驚くイリア、キールは読み返さなくても内容を忘れるなんてあり得ない、本来調べ物に使うレオノア百科全書を読んでいてまだまだページがあって嬉しいと続ける。

ファンダムvol.1 オールスタースキット キールのひみつ

  • レオノア百科全書は7歳の頃から持ち続けているとあり、このころに買ってもらったと思われる。

マゼット博士への紹介

  • それから2月後、ケントとイリアはニコラ・マゼット博士の研究室に訪れ、キールをマゼットの子ども達向けの勉強会に参加させて欲しいと頼む。他の生徒は15〜16歳、キールはまだ8歳。でも記憶力、集中力、洞察力。並みのものではないと。それに博士に見出されるとみんな出世すると。マゼットは、キールを出世させたいのですか?と歯切れ悪く尋ねる。穏やかな笑顔を崩さずに続ける、早すぎる教育というのは、危ない。その子が本来持っている個性や嗜好性、将来の希望などをことごとく潰してしまう可能性がある。キールに会うのはかまわないが、輝かしい未来を潰さないよう数年後、条件として『キールが純粋に学問を好きであること』と話した。
  • キールは世界中の本を読み尽くすが如くの読書生活を送った。ケントに片っ端から大学の図書館の本を借りてきてもらう。キールの両親と話し合い、ケントは見聞を深める意図もあり外に連れ出すが仮病でもなく顔を真っ青にしてすぐ息切れしてしまう、イリアは寝てる間にこっそり髪の毛や爪を切ってやっているとキール「勝手に伸び縮みする、蛋白質異常体質だ」と悩み出して(こんなところがヌケてる)と笑われたりしていた。キールが次第に偏屈になっていったのはこの頃からで、4年経つ頃(キール12歳)にはすっかり変わり者の少年になっていた。
  • 12歳のころ、初めてマゼット博士に会う。質問に答えるという体になっており、キールは光と風の晶霊に興味があるがメルニクス語の解読が難しいというところから始まり、日が暮れてマゼットが降参してもなお新しい知識を欲しがった。マゼットには「私の勉強会に半年(13歳まで5ヶ月半だったため)通いなさい。きみは、もっと深く学問すべきですよ」と言われ、ケントも驚くような、飛び上がって喜ぶ・とろけるような笑顔という感情表現を初めて見せた。

オリジナルオーディオドラマ

  • 図書館に通い詰めてレオノア百科全書を全巻読破したキールに、両親が大学への飛び級入学を勧めた。もっと沢山の本、凄い先生や学生達。キールは“行く”と即決した。受かるかどうかなんて考えていなかった、行く、と決めた。

ミンツ大学へ入学

  • そしてきっかり半年後、マゼットの強力な後押しで、13歳でミンツ大学に飛び級合格。特例中と特例にだぶだぶの制服を着た少年を見るために教室の外に人だかりができるくらいだった。(やったぞ!ぼくはもうのろまなキールじゃない。誰よりも優秀で、期待されているミンツ大学の学生なんだ!)
  • ミンツ大学入学が決まり、両親は博士と家庭教師を呼んで祝いの宴を設けた。イリアがわざわざ王都から駆けつけるも時間に遅れてしまったことにキールはひどく苛つき、ラミナの「おめでとうキール、マゼット博士と先生たちのおかげね」と言われた際には「これは、ぼくの実力だ。あなたたちのおかげなんかじゃないよ!」と憎まれ口を叩いてしまった。
  • マゼット博士と共に、教授に入学の挨拶に出向いた(キールの回想では一度にたくさんの教授と引き合わされた様子)。その中にカーライル学部長も含まれ、やけに痩せていてひどく不健康そうな少年に見えていたようである(今もそれままひょろりと背が伸びただけのようだがとも言っている)。

ミンツ大学での生活

  • 学生番号は34604。キールの着ている服やガウンは、ミンツ大学学士であることを表す制服。

オリジナルオーディオドラマ

  • 自信も付いていき、幼馴染やラシュアンの惨劇なんて忘れかけていた。飛び級入学の光晶霊学士、自説は曲げない、どんな教授も論破してみせる。
  • そんなふうに必要以上に肩肘を張っていたせいか、陰で“話がまどろっこしくて面倒くさいヤツ”と言われ、学生の宴席に呼ばれていなかった事を後で知ったり、結局みそっかす扱いは大学でも変わっていないと感じていた。
  • それでも大学は楽しかった。マゼット博士のような尊敬する恩師にも出会え、数は少ないが同じ志を持つ友人も何人かできた。このままここで、学究の徒となるものと思っていた。

探偵部への(無理やりな)所属

テイルズオブファンダムvol.1 カオベンチャー 晶霊探偵!~キール・ツァイベル最後の事件?~

  • 数少ない友人(?)としてプリムラ・ロッソと出会う。同時期に、ゲーム本編でも登場したサンク・リサジューとも友人に。
  • キーファ・パッカートからの挑戦状(爆弾処理)などをやっている最中、試験問題漏洩の嫌疑(罠による冤罪)をかけられ、このままだと投獄される状況に。しかしプリムラの活躍にて黒幕がはっきりして釈放に。
  • 詳細はこちら

ドラマCD テイルズオブファンダム ちょっとしあわせにっき

  • 冒頭にプリムラが言うタイトルは「連続冒険活劇 プリムラ・ロッソの晶霊事件簿」。
+ 詳細

〜晶霊探偵現る〜

  • 場所は王都インフェリア、プリムラは花売りに変装し、殺人鬼を誘き出す。少女を誘拐して人形に変える、現れるのは今日のような『月の見えない寒い夜』。話しかけてきた男性に花(バラ、ユリ、ジャスミン、カーネーション)を売ろうとする。男性は声を一段低くして、「花の命は短い、その美しさは一瞬だ。様々な穢れが花の美を台無しにしてしまう。だが安心したまえ、私が永遠をあげよう。人形になって、永遠の若さを誇るがいい」。この男こそが、人呼んで“死の芸術家 呪いの人形師”だった。
  • プリムラは正体を現す。ある時は町角の花売り少女、ある時は眼鏡の見習い司書、ある時はちょっとエッチな酒場のお姉さん。その実態は、晶霊探偵プリムラ・ロッソ!しかし、煙幕で逃げられてしまう。
  • 仲間に待機させていた馬車に乗り脱出する人形師、教授にどやされるぞ!と。しかし町の門にはキールが「どうせ取り逃すと思って見張っていたら案の定」と待機していた。轢き殺すと突っ込んでくる馬車を、ウィンドカッターで蹴散らす。全治2ヶ月、もう2、本折れていてもおかしくなかった。晶霊探偵め!と言われて慌てて否定する。
  • プリムラが駆けつけ、衛兵隊へ連絡をと言うところでどこからともなく声が。「その男は犯罪者ギルドに所属している、身柄を預からせてもらう」。犯罪王モール・アッチ教授。この前の借りを返させてもらう、とキールとプリムラを囲う。詠唱の時間はない、衛兵が来るまで12分かかる、万事休す。

〜王都激震!怪獣戦車!!〜

  • そこに戦車が突っ込んでくる、出てきたのはサンク。ミンツから海に落ちたり迷ったりしているうちに王都へ突っ込んできたらしい。怪獣戦車、オージェのピアスでモンスターと意思疎通しているらしい。プリムラは「幸運は晶霊探偵の最大の武器!」といい、キールに「頭脳じゃないのか!?」とツッコまれる。
  • しかしモール・アッチは、「ウィスをする時は常に2手先を見据えている。怪獣戦車は君達の専売特許じゃない」と逃走。衛兵の詰所に向かっているようで、監獄を破壊して犯罪者たちを連れ去ろうとしているのかもしれない。阻止すべく、サンク・リサジュー号発進(プリムラにプリムラ・ロッソ号と言われてしまったが)。
  • サンクがアイアイサーと返事しており、チャットに先駆けてアイアイサーが登場した(両世界共通の海賊的挨拶の模様。アイフリードが両世界を跨いだ証かは不明)。

〜迷探偵VS犯罪王〜

  • 深夜に衛兵隊の詰所へ呼び出された衛兵隊長ロエン。そこにモール・アッチの怪獣戦車が突っ込む。何者だ貴様は問われたロエン、いつもの口上をしようというところに今度はサンクの怪獣戦車が突っ込んできて中断させられる。サンク達に怪獣戦車で攻撃してくるモール・アッチ、動力としているダイナソーによる火炎放射。一方、サンクの戦車は陸海空の探索用で攻撃手段など積んでいないという。
  • キールは、一つ手段があると(プリムラが「それに決定!」というがキールは「まだ何も言ってない!」と突っ込む)。キールとプリムラが敵に姿を晒す上、成功確率はかなり低い賭けだという。プリムラは、言ったでしょ。幸運は晶霊探偵の最大の武器。それに、あなたも一緒なんでしょ?晶霊探偵がコンビを組むんだもの、向かうところ敵なし!
  • モール・アッチは「虹の宝石事件で味あわされた屈辱、今こそ晴らしてくれる」と。姿を現すキールとプリムラ、駆け出しの晶霊術師の晶霊術など効かない。好きにさせて、その後に完璧な絶望をくれてやろう。
  • しかしこれもキールの作戦の内、相手のプライドの高さを利用して攻撃を止めさせた。勝機はこれにかかっている、1枚のレンズ「スペクタクルズ」で戦車の情報を採取。耐久力は高いが、水属性が弱点であることを見抜く。詠唱、ダブルのアクアエッジによって敵戦車はショートした。
  • しかしモール・アッチは高度な風晶霊の晶霊術にて空へ逃げていった。陸海『空』の探索用戦車、サンク・リサジュー号で後を追う。
  • ちなみにダイナソー(ダイナソア)は、ゲームではファロース教会地下に出てくるかなり高レベルなモンスターである。また飛行する風の晶霊術はエアリアルボード?

〜決戦!空飛ぶ晶霊探偵〜

  • ドレイクを動力とするサンクの戦車、モール・アッチを追いかける。戦車(ロエン・ラーモア号と呼んでいた)の上で口上を叫びカッコつけるロエンだったが揺れに煽られて落下していってしまった。
  • 先の攻撃でドレイクにもダメージがあり、速度で追いつけそうもない。ここまで追い詰めたことを良しとしてキール・ツァイベル号を着地させようと言うキール。しかしプリムラは、「晶霊探偵の最大の武器、幸運じゃなかった。諦めない心!」と、大学入学時に父親からプレゼントで貰った指輪を取り出す。希少鉱石・あかのかけらが宝石に使われており、そして動力のドレイクも火晶霊属性。火晶霊の反応を増大することができる。
  • スピードアップ、かくしてモール・アッチ教授は衛兵隊に逮捕、犯罪者ギルドは壊滅した。
  • ちなみに、キール・ツァイベル号と銘打たれた乗り物は多数存在する(本CDの戦車、ドラマCDテイルズリングアーカイブでのインフェリア帰還装置、THE ANIMATIONでの自作の船)。

連鎖的世界崩壊仮説による休学処分〜幼馴染との出会い

  • 黒体の出現により観測を行った結果として、連鎖的世界崩壊仮説を提言。しかし教授会は受け入れず揉めてしまい、休学処分となる。その後はミンツの岩山の観測所に籠り観測を続けていた。(ちなみにカフェの学生からは「光晶霊学部の奴らはヤな感じ、エリート面しててムカつく」「カーライル学部長に逆らって休学処分になった人がいる、だっさ〜」などと言われてしまっている)
  • ある時、知らない人物が尋ねてきた。大学の人間だと思い追い返そうとすると、幼馴染のリッドとファラであること、そしてメルディの言葉を理解するためにここまで来たことを伝えられた。メルニクス語を話す少女に対し、キールは早速辞書と照らしながら会話を試みる。
  • 解読すると、セレスティアから来たと話しているとのこと。リッドはどう見ても普通の女の子といい、キールもレオノア百科全書でも人肉を喰らう凶暴な人種と書かれていることを知っている。
  • キールはメルディのエラーラに不用意に触ろうとしてメルディに突き飛ばされたりしつつも、目的を聞き出そうと奮闘していると、壁に掛けてあるインフェリアとセレスティアの地図の元へメルディが駆けて行き「いんふぇりあ、せれすてぃあ、どかーん!」と言い出した。
  • キールはリッド達に望遠鏡を覗かせ、オルバース界面の黒体を見せる。キールは黒体が世界崩壊の予兆であると考えており、メルディのことは調べる価値がありそうだと考えた。
  • メルニクス語の権威であるマゼット博士を尋ねることに。今はミンツ大学を離れ、モルルの村で暮らしているらしい。
  • 岩山の下り道、すぐばててしまったキールのためにキャンプを張る。キールはメルディに触られることも嫌がり、用心するに越したことはないと言いつつ、こいつを使って黒体の危険性を証明できれば大学に戻れる、なんなら王立天文台に招かれるかもしれないと話す。とんだ野心家になったもんだと呆れるリッドに、真の探究には最高の環境が必要なだけだと返すキール。
  • 理屈ばかりでスカしたキールに対しリッドは気に食わない様子。

ドラマCD LEVEL ONE

  • 大学追放前、カーライル学部長と連鎖的世界崩壊仮説について話すシーンがある。黒体を敵視することが危険なこと(キールはこの時まだ知らなかったが、セイファート教が黒体を神聖視していた為)、これ以上危険な思想の研究は辞めるよう言われる。

漫画版

  • 大学を追放され、意思固く出ていくキールと、呼び止める友人たちのシーンが描かれる。
  • リッドたちとの再会時は、ロックゴーレムが観測所の入り口までリッドたちに付いて来てしまっているが、キールがウインドカッターで倒すという登場の仕方となっている。
  • 観測所を出発してすぐコケて、成長したように見えて結局昔と変わってなかったり…。

小説:永遠のきざはし

  • メルディと対面時、突然のメルニクス語に、「この動物(クィッキー)もしゃべれるのか?」と少し混乱気味。リッドに呆れられている。

ファンダムvol.1

  • プリムラの調査によると、キール以外にもミンツ大学内にはセイファート教会の見解に意義を唱える者がいるようだが、表立ってはいない様子。

ファミ通公式ガイドブック インタビュー記事

  • キールはインフェリアにとっては「異物」であるメルディに強い拒否反応を示すあたり、とてもインフェリア人らしいとも言える一方で、異説を唱えて異端児扱いされてもいたりする。

モルルへ渡り、メルディとの意思疎通成功

  • 望郷の洞窟では、行商人がエッグベアの卵を狙って命をおとしていた。リッド達もエッグベアに襲われ、リッドとキールで退ける。このエッグベアはリッドが干し肉にしようとするも、キールからは「栄養価が失われ、保存食に向かない」と食べたこともなく本だけの知識で指摘され、いつも実際に食べていて間違いないというリッドとは反りは合わない。
  • 洞窟内ではすぐにへばって遅れてしまうキールを見ながら、昔から変わらないところもあるよねと子供時代を回想する。キールの可愛げはなくなったようだが…。
  • 望郷の洞窟を出てモルルの村に到着。メルニクス語(メルディの言葉)の権威であるマゼット博士を訪れた(キール曰く3年ぶり。現在17歳なので14歳以来ということになる)。再会するも流石恩師、早々に本題に入ろうとするキールは「変わりませんね、新しい発見をするといてもたってもいられなくなる」と見透かされてしまう。
  • オージェのピアスを使用することでメルディとの意思疎通ができるかもしれない(本来晶霊と意思疎通する為の道具だが、晶霊の言語もメルニクス語であるため)と提案を貰うが、言葉はわからないまま。
  • 突然、メルディがマゼット宅から飛び出してしまう。慌てて追いかけることに、その時にキールはマゼットに「彼女も、あなたと同じ人間です。自分と同じである、と考えるのです。いいですか?」と諭されるが、キールはピンときていなかった。
  • モルル奥地でクィッキーをモンスターから守ろうとしているメルディを発見。巨大モンスター・インセクトプラントを退ける。キールは「集団行動で勝手なことをするな、僕たちにまで危険が及ぶ!」と怒鳴ると、メルディは「ごめんな」と王国語(インフェリアの言葉)で謝った。メルディがクィッキー(仲間)を命懸けで守る心を持つ自分たちと同じ存在なのだということ、そして皆で力を合わせて共闘したことで心が通じたのか、メルディの言葉を理解できるようになった(リッドだけ最初は気付かずに普通に会話していたため、「鈍い」とみんなにからかわれていた)。
  • 戻りのキャンプにてメルディの口から、グランドフォールが起ころうとしていること、それを阻止するためには大晶霊が必要であることを告げられる。
  • マゼット博士からキールは「不可知なるものを学びなさい」「いずれ、私が大学を去った理由が、あなたにもわかるかも知れませんね」とアドバイスを受けるが、この時はよく理解が出来なかった。

王都インフェリア

  • 王都では、セレスティア人は凶暴な人種であり災いの元というのが一般認識であるため、リッド達にはセレスティア人であることは隠し、突拍子もない行動はしないようにと言われる。「はいな」と返事をするメルディに対して、キールは「なは余計だ!言葉がなってない」と怒る。町中ではリッド達はすっかり田舎者扱いで、王立劇場の前では旅芸人と勘違いされたりしていた。
  • 国王に報告をしようとするも、城の守衛には門前払いされ、王立天文台に論文を見せても弾き飛ばされてしまう(キールは門番を「体ばかり鍛えているから頭に血が回らない」天文台に対しては「あんな物わかりの悪いヤツが最高学府の研究員とは聞いて呆れる」と言っている)。最後に、黒体の存在に気付いていないはずがないセイファート教会にて大司教に報告。すると「セイファート再臨の吉兆である黒体が世界崩壊などとなんたることか」とむしろ追われる立場になってしまう(この時キールは、自身の説が大学で全く受け入れられなかった理由について悟った)。
  • 教会を出たところで、既にリッド達が「不審人物」として報告されていたことにより衛兵隊長・ロエンにて包囲されてしまう。キールは「むしろ直接王に謁見できるチャンスだ」として、一行は大人しく捕まることを選択する。
  • しかしながら挽回のチャンスはなく、一行はあわや水責めによる処刑寸前となっていた。その時、王立天文台で提示したキールの論文を見た台長・ゾシモスにより、「殺すのは惜しい。一度こちらで預かる」とされ間一髪救出される。実際に計測したところ、キールの見立ての通り、両世界は2000ランゲも接近していた。
  • 釈放され、場内の客室で一夜を過ごすことに。リッドは「国に任せられる、これでやっと旅も終わりだ」と安堵する。しかしメルディにはまだ終わってない!と言われる。ファラも、大晶霊は国に任せたとしても、メルディをセレスティアに帰す方法くらいは私たちで探してあげようという。
  • ゾシモス預かりにて、徹夜で世界が接近しているとなると様々再測定が必要と言われ従事する。始めて覗く王国一の天体望遠鏡、そしてはっきり見えるセレスティアに感動し、ゾシモスに話しかけられているのも気付かない程だった。ゾシモスにグランドフォールの予見に至った理由を聞かれるが、メルディがセレスティア人だと話すわけにもいかず、ひらめきだと答えた。
  • 翌日謁見の間へ呼ばれる。謁見の間に行く途中、アレンデ姫とロエンの会話を耳にした。アレンデ姫は誰かを待ち焦がれている様子。
  • 謁見の間、国王は「蛮族セレスティア人による謀略。両世界は100スオム後に衝突する」として対セレスティアへ全面戦争を宣言。キールは話が違うと抗議するも、ゾシモスには「学問も王国に準ずることを理解しろ」と突き放されてしまう。国は、セレスティア侵攻に利用するべく『光の橋』の調査を行うという。
  • 国を頼れなくなり、リッドたちはやむなく自力での大晶霊集めと、謁見の間で耳にしたセレスティアへ渡る手段「光の橋」の探索を継続する事になる。光の橋は、バリルというインフェリア人が渡ったきりで、帰ってきていない、そのため場所も起動方法も調査し直しの状況らしい。
  • 城から追い出される時、ロエンから乗船パスを受け取ると共に、キールだけ呼び出され、ゾシモスが光の橋を見つけるために手を貸して欲しいと言っていることを伝えられる。

小説:蒼天の星

  • 王立天文台でキールが論文を弾かれたとき、ゾシモスはうるさいと怒りながら自室から出てきた(ゾシモスが騒音で執務を妨害されるのを嫌っている)。論文を弾いたのはカービルという研究員で、ゾシモスによりキールが王立天文台所属になってからはキールの元で働く形になった(キールに対して敬語で接している)。
  • 戦争宣言後のゾシモスとのやりとりでは、ゾシモスは憐れみともつかない表情を浮かべてキールに説いていた描写がある。ファラは横にいるメルディの手を握るが、メルディはゾシモスに視線を当てたまま唇を噛みしめていた。
  • 戦争宣言の後の流れは、原作とは異なり玉座の間にてキールと別れることになる。キールはゾシモスに呼ばれ、直々に光の橋に関する研究を手伝わせてやると言われる。キールは(自分のしたことをわかっていないのか)と黙っているとその態度を「うれしいか、恐縮するな」と捉えて高笑いしながら去っていくゾシモス。一方リッド達はロエンから乗船パスを受け取っていた。キールはリッド達とは行けないと話す。怒りに燃えた目を向けるリッド、大きなライトブラウンの瞳から視線を落として「がんばってね」というファラ、リッドとメルディの視線を感じて慌てて顔を背けるキール。

王立天文台に残留

  • その後、キールは「ゾシモス台長から光の橋探索に誘われた、王立天文台で働くことは念願の夢だった」として王立天文台に残留。大晶霊探しに向かうリッド達と別れ、ゾシモスに誘われて夢だった王立天文台残留を決意。

小説:蒼天の星

  • (以前学説の書類をはたき落としたカービルや、マニスら共に)結局学問は国に準ずることを痛感しながら仕事をこなす。アレンデ姫からのウルタス・ブイ観劇の誘いも受けなければならず。なおこれをきっかけに、劇作家アルフォンス・モーディ(ウルタス・ブイの作者)、マリエラ、ジョシュアと出会う。
  • キールはモーディから絵本(バリルが光の橋でセレスティアに登る様子を見たモーディによるもの)を受け、バリルが元王立天文台職員であったこと、光の橋について独自で調査を進める。
  • カーライル学部長とも会食し、欲にまみれた学者たちの現状に辟易する。
  • 何者かに暗闇で足を掬われ、階段から落下。これはゾシモスからの差金である同僚のマニスによるものであり暗に調査を進めるキールの処分目的であった。病床の母が居る彼の心情も汲みながら、キールはいよいよ「ここに学問は無い」と悟り、バリルの研究記録を自分の頭だけに叩き込んで燃やし、リッドたちの後を追う。
  • なおマリエラの夫(ジョシュアの父)であるダン=ロウとは懇意になり、セレスティアへ徴兵へ向かう彼とは再会を誓い合った。

小説:蒼天の星

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ゾシモスと対談

  • キールは王都のざわめきを感じながら天文台に入る、カービル(初めて来た時に論文をはたき落とした職員)に「お帰りなさい」と言われて唇が綻びそうになる。キールは珍しいことに息切れもせず最上階まで登り切る、自分でも昂揚していることがわかる。
  • とうに頭に入っている天体観測の手引書などを手持ち無沙汰に読みながら、ようやくゾシモスが観測室に。先代の王から賜った黒い革張りの椅子に座りながら、キールに「望めば最高の施設を自由に駆使して最新の情報が得られる、今後の道(正式な研究員)も開ける。むろん、ワシの元で誠実に働けば」と話す。キールは(大した政治力、断れるやつなんているわけない)と考えながら、「王国の秩序にも従うよう努力します」と答え、ゾシモスは満足そうに頷き鋭かった眼差しに初めて優しい光を宿らせた。
  • ゾシモスに観測を頼まれたが、もっと重要な仕事(場所の特定や現地調査など)をさせて欲しいと頼むキール。自分のやりたいことが鮮明に、そしてそれが両世界への戦争にも近づくことも理解し、メルディの顔が浮かんでは消えた。ゾシモスは「蔵書から光の橋に関する記述の調査、見落とせば命取り」「観測も、1ランゲでも近づいているのならそれも重要な任務である」とキールに指示した。

職務、アレンデ姫からの誘い

  • カービル始め3人の研究員がゾシモス指示の資料をどんどん運んでくる。それでも観測室には収まらない程だった。よ翌日の昼頃にロエンがやってきて、アレンデ姫がキールをウルタス・ブイに招待したいという。キールは「馬鹿な!きのう城で聞かなかったのか?今の緊急事態にのんびり芝居見物などしている暇はない!」と怒るが、そこにゾシモスがやって来て「喜んで伺うと伝えてくれ」とロエンに託けた。キールは驚くが、「将来ここで働きたいなら、王室の機嫌を損ねるのは得策ではないぞ。これは命令だ」とゾシモスは言う。

ウルタス・ブイ観劇

  • 夕刻、闇が深くなる中苛立ちながら王立天文台へ。遅いと怒られれながらロエンに引っ張られ、案内される。
  • アレンデは明るい茶色の髪を今夜はおろし、豊かにカールさせ胸もとに咲き誇る花をあしらったドレスは鮮やかなピンク色で、まるでアレンデ自身が花であるかのように見えた。自分でもそれと意識せずに深々と礼をしたキールは、私情をはさむ余地のない、絶対的な血筋の良さというものがあるのだと認めざるを得なかった。
  • 誘いは、ひとり天文台で働くキールをお慰めしなくてはというアレンデの厚意だった。他の王族が参列しなかったことを「平民臭さが移るから」というロエンを、ゆっくりキールと話がしたいと言いカーテンの外へ出しながら、観劇が始まる。
  • キールは(くだらない)とこっそりため息をつきながら、結局集中して見ることはできなかった(ゾシモス台長の手前あらすじだけでも頭に入れてはいたが)。アレンデからも仕事の邪魔じゃなかったかと聞かれ、本心ではこうしている間に両世界の距離が刻々と縮まっていることが観測されるはずだと思いながらも「いえ」と答え、嘘つきな自分に腹が立った。アレンデは数え切れないくらい見ているが、本当に心に鮮やかに残っているのは去年の一度きりだという(キールは特にそれ以上の事は聞かなかった。)

アルフォンス・モーディ

  • アルフォンス・モーディが挨拶に訪れた。『ウルタス・ブイ』の作者、インフェリア王国一の劇作家。身だしなみのいい初老の白髪の男、がっちりとしていて胸板も厚い。足が悪いようには見えないが、細身のステッキを持っておりそれが彼を妙に知的に見せた。アレンデとはアナの新女優の批評やらセルディアの誘いやらの会話をしつつ、キールにも「話は聞いている、光の橋について調べているそうだね」と話しかける。
  • モーディはキールに、「宝石は、確かに存在する。だが、幾重にもかけられた、まやかしの布のせいで見えないのだ。きみの捜しているのは、そういう類いのものだよ」と声をかける。キールはモーディの言葉を反芻しつつ、劇場を後にした。すっかり冷えた夜の空気が首筋から忍び込んでくる。

第二夜

  • キールは観劇の第二夜へ。ゾシモスに第一夜は陛下も王妃様も来なかった旨を伝えると「当たり前だ。インフェリアの一大事なのだからな」と言われ、キールは「…」となる。
  • 早めに劇場に着いたキール、七つか八つくらいの栗色の髪の少年がはしゃぎながら客席に入り、非難の視線を浴びる。キールも(しつけのなってないガキだな)と。ロエンとアレンデも到着する、アレンデは光源でのみごく薄いピンクだとわかるほとんど純白に近いドレスを纏い、睡眠不足のキールにも昨夜より可憐に映った。王妃はやはり来ないと聞き、キールは(自分の母親がぼくやリッドたちを水牢で溺れさせようとしていたのを忘れたのだろうか)と不思議に思った。そしてロエンに「キール、さっさと席につけ」と嫉妬まじりに言葉を投げられる(キールのことを「学士」と呼ぶことが多いが、ここでは名前で呼んでいる)。
  • 興味なく先を読んでしまうキールに、「そうとわかっていても騙されるのが、お芝居を楽しむコツ」というアレンデ。アレンデは誰かを慕っている様子、想われるアナを羨ましがったり、涙を流していた。
  • 終幕後、「万年ふられ衛兵長〜」と小馬鹿にしながらさっきの栗色の少年が入ってきた。母親に呼び止められる、なんとモーディの孫だという。先ほどの無礼は身内の特権か。ロエンはキールに、モーディがお前を食事に招待している、断る権利はないと。モーディの孫・ジョシュアが、「行こう。マリエラに案内するように言われているから」とキールに手を差し出す。すぐにでも天文台は戻りたかったが、アレンデからゾシモスには(ロエンが)伝えておくと言われ、向かう事に。母親を名前で呼ぶ事を不思議に感じながら。

モーディ邸

  • モーディ邸は王都のほぼ外れと言っていい場所にあった。ジョシュアはキールのことをツァイベルと呼ぶ。道中、ジョシュアに父親かと聞かれ、年齢的にもそんなわけないだろうと咳き込むキール。父親は濃いブルーの髪で、生まれてすぐ死んだのだそう。
  • 家に着くまでに木の根に足を取られて泥だらけになったキール、マリエラ曰く地面がでこぼこしてるのは“そこだけ”らしく、ジョシュアのいたずらにはまっていたのだった。
  • キールとモーディは観劇(にキールは興味が無いことを見透かす)やキールの学部(ミンツ大学からモーディは講演授業を頼まれることが時々あり、カーライル学部長も知っている)、酒を勧めるがキールは未成年であり大学は飛び級だったことなどを話す。
  • ジョシュアの父(マリエラの夫)は行方不明なのだが、ここへくる道中にジョシュアは「腕の良い染物屋だが溺れて死んだ」などと言っていた。全部作り話らしい(ジョシュア本人も意に介していない)。他にもマリエラのジョシュアの呼び方が「ジョシュア、ジョッシュ、ジョシー」など色々あり、これは名前など記号でしかなく気分で呼んでいるなど自由な発想を大事にしている。のびのびと育つジョシュアを、キールはうらやましいような気もした。
  • モーディは本題、とグランドフォールについてどう思っているのかキールに訊ねる。まさか私のことを、のほほんと平和ボケした王室お抱え劇作家だと思っているわけじゃあるまいね、正直にいってくれていい、そうでないとこの先の話に支障が出ると。キールは率直に、調子のいい人だと思ったと伝え、モーディは笑いながら「王室に対するあの態度も仕事の一環」だという。モーディは世界に唯一の凝った木製チョーカーをつけており、『ウルタス・ブイ』の成功により王立劇場専任となった記念に、王から賜った貴重なものだという。モーディは貴族ではない(祖父は貴族だったが)が、お陰でジョシュアも姫様に可愛がってもらえている。要は、平民と王室貴族の両方を理解できる立場だということだった。
  • モーディは、陛下や台長の話はとても鵜呑みにできるものではなく、芸術、そして娘や孫の将来を守るために正しい知識を得たいという。キールは経緯を話す、なるほど人為的でなく避けられないのに“戦争”などとはバカげていると、王族に聞かれたら即刻首をはねられそうな台詞を口にするモーディ。
  • モーディは、光の橋は存在する、トランソム・バリルが証明していると。ジョシュアにバリルの絵本『空にのぼった男』を持って来させる。開いたページに描かれていたのは、どこかの高い山の頂上より高く浮かんでいる光の玉と、ひとりの若者が玉の上にのって楽しそうにバンザイしている。バリルはインフェリアでは名が知れていて似たような本が出版されているとは思うが、これは25年程前に出た本だと言う。作者は不詳、バリルの友人らしい。
  • 光の橋が本当は球体で、空をふわふわ飛ぶというのか。内容を見て、キールはこんな子供だましの本の中光の橋に関する重要かつ正確な情報が書かれているとは思えない、創作の中に真実はないと判断し、モーディ家を後にした(帰り道にしっかりとジョシュアに道案内を騙されて転んでしまうが)。

ケントとイリア

  • 備品が古く、ペンから青いインクがこぼれてしまう。その青いインクをふと指で伸ばし、机に足を投げ出して目を瞑り昔のことを思い出す。自分がミンツに来たのも、ジョシュアと同じ7歳の頃だった。
  • いつのまにか眠ってしまい、ケントとイリアの夢を見ていた。マゼット博士のことも思い出す、そういえばなぜモルルで隠遁生活をしているのだろう?あの穏やかな博士が隠遁を決意したのだからよっぽどのことなのだろう。
  • 博士と家庭教師に「あなたたちのおかげじゃない、自分の実力だ」と言い放ったことを思い出し、少し赤面する。大学入学は、生まれてからずっとグズだののろまだの、劣等感のかたまりだった中で初めて優越感にひたることができた大きな出来事で舞い上がっていた。もしここで首尾よく光の橋を発見したら、また優越感にひたることができるのだろうか。…人は成長するし状況は戦争だ、もう無理だろうなと首を振る。
  • マニスという小太りの研究員が顔を覗かせた、代えのペンを依頼し、今夜もまた退屈な芝居に付き合わなければならないと窓の外が明るくなっても研究の手を止めなかった。

政治と学問の矛盾

  • 翌日の昼前、国王からの使いで呼び出され、死刑を助けられたことへの恩を忘れたか!と、王立劇場へ足を運んでいたことを激怒される。ゾシモスは知らないと言っている、姫をたぶらかすどころか王妃まで連れ出そうと、モーディまで使って…。キールは最初は反論するも、王族ならば真実など曲げてしまえる、勝ち目などないと黙してしまう。
  • アレンデも入ってくるが、姫の話を王と王妃は信用していない様子だった。ゾシモスも嘘の進捗を報告し、キールは内心(嘘をつけ、また責任を僕になすりつけるつもりじゃないだろうな)と毒づく。キールは演劇の最終夜は許されず、城に留まることを命じられた(キールは「頼まれたって行くものか」という内心だったが)。
  • 以前リッド達と泊まった西棟にある客室に通されたが、以前と違い硬いベッドとソファのみの殺風景な部屋。キールはゾシモスに詰め寄るが、逆にゾシモスこそひやひやしたと言う。同じように政治と学問の矛盾にたてついた者は誰1人として残っていない。キール、お前を買っているからこそ、王国が黒と決めたものを白と主張するな。

マリエラの訪問

  • 夜、突然マリエラとジョシュアが訪問。マリエラは父のせいでもあるらしいしと、チキンとレタスのサンドイッチを差し入れ。ジョシュアは「王様に怒られるなんてカッコイイ」など相変わらずの憎まれ口。
  • 相当まいっている様子のキールに、2人は“ゆっくり鼓動”を紹介する。自分の鼓動より、少しだけゆっくりのリズムで鳴らせばいいと、花瓶をヘアピンで弾く。眠ってしまうからやめてくれというキールに、だからいいんじゃないか、心のささくれがなめらかになって落ち着く、治癒効果っていうのがあるんだってとジョシュア。前にウルタス・ブイの音効をやっていた女性から聞いた、ミンツ大学で音の勉強をしていた、二、三年前に結婚して移り住むと言って辞めていったらしい。
  • モーディより、光の橋について話があるから今夜天文台へ行くと伝言。マリエラの勘だと、あの絵本を描いたのは、父だと言う。
  • アレンデが謝罪に来た、キールにはそっけなく追い返されるが暇が去ったあと、マリエラは姫は元老騎士に夢中だと話す。結構なことじゃないかと言うキールに突然大きな声で「ルエイン様とはダメよ!」というのでキールは驚く。いろいろある、気持ちとか、身分とか…。マリエラは歯切れ悪く、口をつぐむ。

その夜、モーディが天文台へ

  • モーディは、ウルタス・ブイの次回作は光の橋とバリル、セレスティアに着想したいからデータを提供してほしいとキールに話す。キールはグランドフォールは遊びの道具じゃない、不謹慎だと怒る。モーディは、私はセレスティアに渡ってバリルの消息が知りたい、『空に登った男』が自身の作品であること、メインキャストにバリルがいる実話を元にしていることを語る。
  • モーディは話を続ける。ロナが城に上がった時のこと、フィオナと恋仲でロナの話(バリルやビッツとの関係、ただしキールたちの調査書から、ビッツがリッドの父親である可能性が高いとしてモーディは“ビリー”という仮名で)を聞いていたこと、バリルが光の橋でセレスティアに渡る瞬間を目の当たりにしたこと、それからのロナのこと。
  • 結局バリルは戻って来ず、ロナが陛下との子供を産んだ頃、この絵本を出版した。バリルがこの本を読んで、名乗りを上げてくれればロナと再会が叶うかもしれない。しかし14年前、王妃に事を知られ、ロナは服毒自殺してしまった。この悲しい結末をバリルは真摯に受け止めるべきなのではないか…。モーディが光の橋の情報が欲しいのはこの為だった。
  • キールとモーディは、光の球がファロース山から登った可能性についてや、バリルが元研究員だったこと、ビリーの後日談を聞いてリッドのようだと笑ったり、ロナの子供が複雑な生い立ち故に高い身分を与えられたこと(この時点ではレイシスとは結びつかなかった)などを話した。
  • 気がつくともう夜明け、小鳥が囀っていた。モーディは去り際、「まやかしの布の端を、押さえている人間がいる。布ごと宝石をつかみとれ。宝石をひと目にさらしてはいけない。キール、きみにならそれができる」と言い残していった。

ゾシモスを問い詰める

  • キールは、バリルがかつて王立天文台の研究員だったことを問い詰める。ゾシモスは吹き込んだのはあの劇作家かと呆れながらも認める、頭脳明晰で優秀だった、光の橋について研究していたがその資料を処分して勝手に単身セレスティアへ渡ったと。その管理不行き届として、真実は捻じ曲げられバリルのことは『最初から天文台にはいなかった』ことになっていた。ゾシモスはただ、「大勢に影響はない、お前は自分の仕事をしろ」と言い放つ、キールは重苦しくうつむいて返事をするのみだった。
  • あんなに憧れていた天文台が、なんだか薄汚れた存在に思えて、キールの心に焦りと失望が広がっていった。
  • マニスが報告に来て、夕方に謁見するようにとのことだった。

謁見

  • キールはゾシモスと共に謁見。ゾシモスはキールの資料をひったくってはセレスティアによって接近がコントロールされていると何の根拠もない説を話出す、キールはもう怒る気もしない。
  • 呆れ果て、重臣に目を向けている(ロエンとも目が合ったが露骨に嫌悪を表情をされる)と王妃セルディアによそ見を咎められてしまう。下手な言い訳はしない方が得策かと、素直に「ルエイン様という方がいらっしゃらないかと。腕の立つ方だと聞いてつい」と答える。セルディアは汚らわしいと発狂、キールはゾシモスに目配せを受けたロエンによって「貴様はつくづく下賤、礼儀を知らなすぎる」とつまみ出されてしまった。
  • 帰り道、キールは疲労による眩暈と闘いながら考える、そんなに汚らわしいとまで言われることだったのか。ひどい動揺ぶり、ルエインとやらは相当王妃に嫌われているようだ。ともかくも何か食べないと倒れると食堂に入るも、若い学生だからこってりメニュー3人前とサービスされて食べる前から胸を抑える。
  • 食べ過ぎでふらつきながら帰る中、キールは「毛糸の帽子を被った、生魚をさげた大きな男」とジョシュアが連れて歩いているのを目撃するが、すぐ見失ってしまった。

殺人未遂?

  • 夜、天文台でキールは再び調査を進める。ファロース山に光の橋がある可能性から、地図や海図、潮流…セイファート教会が麓にあり(発祥の地の為)何か関係があるのか…。光の橋が見つからなくて困るのは台長のはずなのになぜのらりくらりとしていられるのか(以前のように純粋に尊敬できなくなっている)…思考を巡らせる中、階下から物音がした。
  • 様子を見に行き階下を覗き込んだ瞬間、何者かに両足を救われて1階まで落下してしまう。胸を強く打ち呼吸ができないまま、キールの叫び声を聞いて駆けつけた研究員、医者を呼ぶマニスの姿、犯人について考えを巡らせようとしたが、キールの意識は途切れてしまった。
  • キールは平民だがゾシモス台長の、ひいては国王の意思でここにいると解釈してカービル・マニスが王立病院の医者を手配した。診察に来たのはニルセムという医者でもない人材で、“平民には平民用の人材”という感じだった。ニルセムは応急処置だけして夜が明けたらなんとかするというがいまいち頼りない。

王立病院

  • キールが目を覚ますと、そこは王立病院付属研究所の音響研究所(キールにあてがう病室が無かったため)。ニルセムの診察によると手足に擦り傷と打ち身が数か所。いちばんひどいのは胸の打撲だが幸い骨はどこも折れていなかった。キールは呼吸の度に胸に激痛が走り、起き上がることもできない。
  • ニルセムはキールに、今が昼前であること、天文台の多くの備品が破損したこと、晶霊術と薬草による特別治療を受けたことを説明した。キールは破損についてゾシモスの苦りきった顔を想像して心が暗くなりつつも、晶霊術と薬草の相関関係に関する文献・論文を依頼した。ニルセムが去った後、湿布の成分が植物性であるなど考察していたが、手繰り寄せた毛布を被って痛みをひとり叫ぶのだった。
  • モーディ宅ではモーディがマリエラにキールの現状を報告。セルディアの逆鱗に触れてしまった訳だが、マリエラから確かにルエインの話をしたもののキールの中ではルエインとレイシス・フォーマルハウトが同一人物というところまでは繋がってはいなさそう。
  • 一方でジョシュアが夕刻遅くやっと帰ってきた、お金も持たせて無いのにお腹いっぱいで帰ってきてご飯は要らないという。ジョシュア曰く、ウンディーネに会うには海の水を飲み干して呪文を唱えればいいと本で見た、お腹には水がいっぱい入ってるのだそう。ジョシュアが部屋に消えてから、どこかで餌付けされているのかと心配になるマリエラ、意に介さないように笑い続けるモーディ。
  • キールは夢を見ていた。グランドフォールが間に合わず、メルディとファラを少しでも安全な場所へ、頼むとリッドに叫んだところで目を覚ます。音響研究所へカービルとマニスが看病・見舞いで来ていた。落下時の事を話しているとゾシモスも病室に来て、今回の件は足を滑らせたということで片付けるとのこと。ゾシモスが去ってからキールは(今更怒るな、学習したことのはずだ)と思いながらも悔しくて食事のスプーンをつい投げようとするところをニルセムに止められる。
  • ニルセムは、気持ちをゆったり持たないと治りも遅くなるとスプーンを皿に何度も打ち付ける。キールは「“ゆっくり鼓動”なんて聞いてる気分じゃない!」と叫ぶ。ニルセムは驚く、イリアのことを知っているのかと。家庭教師だったことを話すと、ニルセムはイリアがこの研究所にいたことなどの経緯、そして自分がイリアを好きだったのに他の男と結婚してしまったと嘆き出す。ニルセムが帰った後、冷えて固まった粥は酷い味。熱々のファラの料理を想い、もう一度味わえるよな、同じ夜の闇の中にいる仲間たちはもう眠っただろうか、とキールは目を閉じた。

カーライル学部長

  • 翌日、痛む体を押してやっとの思いで天文台に戻ったキール。シャンデリアなどはすっかり元通りになっており、重要な展示物は破損させずに済んだようだった。天体望遠鏡の部屋に登ると、そこにはゾシモスと、望遠鏡を覗くカーライル学部長の姿。キールは自身の代わりかと心が激しく波立つ。
  • ミンツ大学にも光の橋に関する資料提出の指示が出ていたらしく、サンクたちにも手伝わせたが資料は特に出てこず、ただしゾシモスに呼ばれて明日陛下に謁見するのだという。要はゾシモスの点数稼ぎに利用されているとキールにははっきりわかった。
  • 夕刻、カーライルの宿を訪ねることになり街を歩くキール。マリエラに呼び止められ、ジョシュアが毎日誰かと食事をして遅く帰ってくるから探しているという。以前、生魚を持った大男と歩いていることを話すが、それが誰かはやはりわからない(マリエラは魚など使いに頼んでいないという)。
  • カーライルはホテルインフェリアの最上階(平民では通常泊まれない部屋)をゾシモスの払いで泊まっていた。ゾシモスからウルタス・ブイ観劇の特等切符を貰っていたがそれよりも教え子と語り明かす方を選んだという。要はキールがここに居る理由、嫉妬に値するものかどうかを値踏みするためだった。モーディと知り合いでありアレンデから紹介されたという話を聞いて嫉妬と羨望を向けられたり、台長に上手く売り込んだんだろうが私の方が適任だと言われたり。なんにせよキールが将来的に天文台での職を約束されている訳ではないことに、カーライルは珍しく優しい口調で「頑張っているようだ、精一杯やりなさい」などと声をかける。
  • 酒が回ってきたカーライル、初めてキールと会った時のことを思い出す。マゼット博士と入学の挨拶に来た(キールとしては一度にたくさんの教授に挨拶に出向いたようである)、やけに痩せていてひどく不健康そうに見えていた。そんな話の中、キールのオージェのピアスを目にして問い詰める。高位の晶霊術士ならともかくお前のような若造が、マゼット博士の秘蔵っ子の甘やかしには困ったものだと。それから、あの人も何かに希望を託さねばやりきれないのだろうと語る。キールはマゼット博士が突然ミンツを引き払いモルルにこもってしまった理由を問いただす。
  • 博士本人が本当の理由を語っていないためカーライルも憶測になる。親としては将来有望な進路であるミンツ大学に我が子を入学させたい、ツァイベル家は羨望の対象であり、キールの入学後マゼット博士への面談依頼が後を絶たなくなった。ケントとイリアにも家庭教師の依頼が殺到したという。
  • カーライルは続ける。マゼット博士は、自分が子供に入学を許すという特例を作ってしまったために、学生であるケントの周辺を騒がせてしまったことにも責任を感じていたと思う。そしてそういう風潮が、学問とは逆の方向へ子供たちを流す奔流となったこに、次第に嫌気がさしていったのじゃないだろうか。たとえば自分のメルニクス語の知識が、出世の道具として他人に扱われること…それでも、出世しか望まぬ学生たちに講義をしなければならない、そんなこんながつらくなって隠遁生活を選んだのじやないだろうか。現状、大学は一部腐ってきている、神聖な学問の気持ちを抱いて入学しても、出世や天文台就職への関心にすり替わり消えていく。キールはそれを聞いて、自分の入学が博士の隠遁の一因になっているかもしれないことに複雑な気持ちになった。

風晶霊の空洞でリッド達と合流

  • レイスと入れ違いで、リッド達が風晶霊の空洞に向かった話を聞いて、合流。見知らぬ人物を仲間だとして全て話したメルディに「なんでバラすんだ、僕たちをまた罪人にする気か」と怒るも、王立天文台はもうお役御免か?の問いには何も答えられずにいた。
  • シルフからエアリアルボードを入手し、フィールドを自由に探索出来るようになり自力でイフリート探しを行うことに。
  • この時メルディから、フリンジについて教わる。

シャンバール、イフリートと契約

  • シャンバールは暑いところと聞いていたが予想以上。メルディには特にキツい様子で、セレスティアはもっと涼しくてひんやりとのこと。
  • 火晶霊の谷はとても侵入できる温度ではなく、ウンディーネを召喚し一時的に温度を下げてもらい、進んでいく。
  • 途中のキャンプ、すぐバテてしまうキールの話に。昔からファラには心配ばかりかけて情けないと言うと、メルディから「足りない所はある、助けるのがトモダチ、ナカマ」と励まされる。ファラはいつも優しくて、怖い親分なだけじゃ無かったよなと昔話をしては、ファラを怒らせたりも。
  • イフリートと(ウンディーネの説得で半ば無理やり)契約を達成すると、根源晶霊レムが現れ、グランドフォールは人為的なものである事を聞かされ、ソーサラーリングを与えられる。このリングを使って光の橋を渡れ、と。
  • 帰りのキャンプ地にてメルディからも、グランドフォールはバリルによるものと説明された。キールはセレスティア人が元凶かと憤るが、その名は30年前に光の橋でセレスティアに渡ったとされるインフェリア人の名と同じであった。その為、まだセレスティア人が悪と決めつけるのは早いと。うまく説明出来なくて怖くて話せなかったとするメルディ、それでも信じるというファラ、真実を知るために同行するキール、そして光の橋が見つかる『までは』付き合うといるリッド。キールが王立天文台で聞いて来た情報を元に、光の橋を求めて霊峰ファロースへ向かう。
+ キャンプスキット
  • 寝入るメルディに、違う世界の人間だから理解できないこともあるよなと話すリッドとキール。ファラは、メルディは仲間だと信じてる。信じてるよ…と、自分に言い聞かせるように繰り返す。(No.95)

シャンバールでのひととき

ビバ⭐︎テイルズオブマガジン 2014年4月号 メルディショートストーリー

+ 詳細
  • ファラがビストロシャンバールの料理対決で、はりきりすぎて右手に火傷を負ったため、町近くの砂地にキャンプを張って長逗留となっていた(ファラは平気というがリッドが中断を決めた)。
  • メルディが料理当番の時、キンキンに冷たくてニガいクリームシチューを熱い砂の上に吐き出すキール、カラすぎるサンドイッチにむせるファラ、腹に溜まればなんでもいいと食べるリッド。メルディはがっくり肩を落として落ち込む。キールは、「インフェリア人は繊細、こんな味覚の突出した香辛料(ソディ)は没収。許可なしに使ったら『絶交』」という(それを聞いて小さく吹き出すリッドとファラ)。メルディは絶対使わないと必死に謝る。メルディはみんなのチカラになりたいと、家事を請け負っていた。
  • キールは対照実験を繰り返し、素材の味を破壊しない料理の作り方をデータで証明した。バカでも読めるこの数値こそ、インフェリア料理での使うべきソディの正確な量だと、紙束をメルディに突きつける。
  • メルディは絶交されて話してくれなかったというと、キールは実験で忙しかった、『許可なく使ってない』んだから絶交なんてしていない!と頰を赤らめる。そしてソディを返す。
  • メルディは「メルディのためにありがとな!」とキールに飛びつく。キールは「僕のローブで涙と鼻水を拭くな!礼を言われる筋合いはない、僕の健康のためだ」と目を白黒させて怒っていた。

霊峰ファロース、レイスとの対峙

  • ファロース山に到着し、その壮大さに圧倒されつつ教会の休憩室で一晩を過ごす。セレスティアの文化や気候について話す3人に対し、リッドはセレスティアにわたる不安や用心はないのか、バリルは帰ってこなかったんだぞと漏らす。しかし楽観的なファラや興味が先行しているキールは行くつもりでいた。
  • 登山中崖崩れに遭い、ファラだけが行方不明になってしまう。リッドは動揺して大声で探すも、キールに「叫ぶとモンスターが来てしまう。地道に探すしか無い」と諭される。
  • レイスと共に歩くファラを見つけたリッドとキールだが、都合よく現れたレイスを訝しむ。古代文明の遺産が出土するため何度も来ている、と言うが…。山頂付近まで合流ができないため、それぞれで山頂を目指すことに。
  • 途中のキャンプ、リッドはずっと無口になっていた。キールに「レイスという男、美形で物腰も落ち着いていて、立ち振る舞いに気品がある。ファラも17歳の年頃の女の子、恋愛感情だって…」などと指摘され、そんなんじゃ無いと不機嫌に。
  • 崖地帯をクィッキーの活躍もあり登っていき、なんとか頂上へ。頂上にはファラとレイスが先に到着していた。再会を喜びつつリッドは憎まれ口を叩く。キールがレイスを部外者だとし、レイスとは別れることに。
  • ソーサラーリングを使って石室に入ると、クレーメルケイジが共鳴し出す。石板に手を翳すとレムが表れる。覚悟を問われ、光の橋が起動。キールは「この光の中に入れば、セレスティアへの道がひらかれる。バリルの残した研究記録には、そう記述されていた」とし、セレスティアに帰れると喜ぶメルディ。しかしレイスが再び現れ、元老騎士である立場を明かす。セレスティアが力を持つことを看過できない、と。
  • コンパスキーが今まで沈黙し続けてきたのに、数ヶ月前から何らかの方向を示し始めた。王からの命を受け、セイファートキーが、いったい何を指し示しているのかを調査していた。キーに従い旅をすると幾度となくリッド達と会う、これは偶然ではない。セレスティア全面戦争を宣言した王国側の人間として、逆賊となる彼ら(特にキールについては王立天文台で重要書類を自分の頭にだけ叩き込んで焼却したことから“反逆者”とされている)を行かせる訳にはいかなかった。君達のやろうとしていることは、王国の平和を脅かしており、そのことをセイファートキーが我々に警告している、そう考えるのが自然だろう、と。ファラは、グランドフォールを止めるため、これはインフェリアをまもるためでもある、お願い信じてと言うが、帰ってきた言葉は「私が信じるのは、王の言葉だ。君達じゃない」だった。
  • 「…残念だよ、レイス。そこをどいてくれないなら… 無理にでも行かせてもらう!」とファラ。レイスと対決し勝利、光の橋でセレスティアへ渡る(リッドは「まだ心の準備が…」と言っていたが)。

小説 永遠のきざはし

  • ファラに、どうしてリッドもキールもレイスを嫌うの?私を理解しようとしてくれたのに!と問いかける。キールは、理由なんかない。他人に理解してもらわなければ生きていけないのか?僕は自分が理解したいことの為に生きたいね。と返した。
  • 小説版では、頂上付近は霧が深い。

セレスティア、アイメンへ

  • セレスティア、岬の砦に着陸。見上げるとインフェリアがありめまいがしそう。空の色も、海の色も、インフェリアとは違う。太陽は暗いし風も吹いていない。キールは一番違和感を感じた空気の違いから棲んでいる晶霊が違うことに気付き、いよいよメルディがセレスティア人であることを信用した。一方、これからセレスティアで暮らさないといけないのかと感動より心配が勝っているリッドに、キールは憤る。
  • メルディの故郷アイメンへ。キールはセレスティア人はこういう町に暮らしているのかと感想をもらす。町人とは会話ができ、オージェのピアスの効果は絶大。メルディが紹介した町人が武器を取り出したのでキールは腰を抜かすが、「武器屋」だった。武器工房のサグラ、その奥さんであり爆弾製造担当のブレンダ、見習いでまだ接客をしているハミルト。晶霊兵器、晶霊を利用した武器はインフェリアではまだ研究が着手されたばかりなのにセレスティアにすでに技術がある、サグラ曰く「これで30年飯を食ってる」とのこと。ひとまずメルディの家に向かうが、キールの興味は尽きず「後で話を聞かせてくれ」と約束。
  • メルディの家では、セレスティアンは10歳で自立すること、2人暮らしのこともあった(ガレノスのこと)などを話す。興味深々のキールを筆頭に、メルディに街案内をしてもらうことになったが、ファラは少し疲れたと家で休むことに。
  • 錬金工房のククロルはキールと気が会う様子、エラーラとは何かとキールが聞くと、ククロルは「見ての通りの発光体、簡易照明。暗い場所だと意志伝達が出来たりもできる。思うに、寄宿晶霊が生体イオンの変化に反応してるんじゃないか」キールは「とすれば、オージェに似た特性をもつ結晶物質と考えられる」と学術的な会話をしていた。
  • 街にはロッテやボンズというまだまだ幼い子達も居て男性陣を「メルディの王子様」とからかう。
  • サグラの武器攻防では、クレーメルケイジを利用した雷タイプ・闇タイプの晶霊銃や、大きな岩石も粉々で同時に10人は殺せるという晶霊爆弾を見せてもらう。子供すらも持ち歩き、いつでも争いに巻き込まれ得る戦争の世界だと。
  • キールとメルディは図書館へ向かい、リッドは部屋に戻ることに。キールとメルディは図書館にて、セレスティアの習慣や文明、人種について教えてもらい徹夜をしていた。リッドとファラが探しにきた時に、メルディは倒れるように眠ってしまった。キールはメルディを(素直にはなれないものの)心配し、ファラからも「メルディは“キールのために”徹夜してくれた」といわれ、感謝はしてるという。リッドも、今までが今までだけに、セレスティアに興味を持って貰えたことがよっぽど嬉しかったんだろうと。キールは、マゼット博士の言う、不可知なるものを学べ、本や大学の知識だけではわからないことがたくさんあるから自分の目で世界を見ろという言葉の意味がやっとわかったと感じた。なおキールは徹夜だったため、ロッテとボンズに「ボサボサあたま」と笑われてしまった。
  • メルディが目を覚まし、エラーラ電話でルイシカのガレノスと話していた。ガレノスはバリルの倒し方を研究している晶霊技師、クレーメルクラフトを扱える研究者。竜岩山脈を越えて、会いに行くことに。
  • 去り際、メルディはハミルトに呼び止められる。「早く1人前になって、…メルディにぴったりの武器作って待っとくからさ」。赤面しながら話すハミルトに、メルディは「ありがとな。楽しみにしてるよ」と明るく返す(キールは何かに気付いたのか、「!」となっていた)。
+ 町人の訳せないメルニクス語
  • 物語の核心になる内容が含まれている。「バリルはインファリア人(リッド達の同郷と言っていた)」「バリルを尊敬していたのだが…」

アイメンでのひととき

ビバ⭐︎テイルズオブマガジン 2015年2月号 ているずおぶのかまど ザラメライスでおもてなし

+ 詳細
  • セレスティアに来たばかりのアイメン、メルディの部屋。キールがメルディを徹夜させてしまった次の日の朝。ここがセレスティアだと思うといろいろ考えたりしてすぐ目が覚めていたリッドとファラ、メルディはまだ寝ているが、セレスティアに興味を持ってもらえてメルディは嬉しそうだったよなと回想していた。ファラも「これからは仲良くやっていける気がするね」と笑う。
  • リッドはさっきから視線を感じるというと、部屋の装置に化けていたワンダーシェフが登場。ザラメライスの作り方を教えてくれる(紙のレシピをくれた)。ザラメライスはゲーム中においても初めて出会うセレスティア料理である。
  • メルディが目を覚ますと、ザラメライスを作ってくれると張り切る。キールが図書館から帰ってきてさっそく3人に振る舞うが、甘すぎると言われる。キールからはさらにレシピ通り作れだの味覚の違いだのと言われ、「もういいよ!キール嫌い!」と部屋を出て行ってしまう。
  • リッドには言い方があるだろ、あとでちゃんと謝っとけよと言われるが、キールはその前に調べたいことがあると再び図書館へ。キールはレシピを調べていたのだった。
  • そのレシピをメルディに渡す、改めてレシピ通りに作ってセレスティア料理食べて欲しいとお願いするメルディ。今度は4人みんなで、レシピを見ながら作ってみる。その味はリッドとファラも絶賛、キールも「…おいしい」と言いメルディは大喜び。
  • 「おいしいは うれしいな」。メルディとリッドたちとの思い出が、またひとつ。
  • なおこの時のザラメライスは、同雑誌内の「ているずおぶのかまど」で紹介されているレシピ・盛り付けと同様のものである。バターライスとルーの他、タスクの肉を再現したローストビーフをトッピング。

ガレノスから極光術について教わる

  • ルイシカへ向かうために晶霊鉄道を使う(燃料はサグラから売ってもらう)。道中で、ガレノスはメルディの師匠であること、ガレノスは難しい研究で忙しいためメルディがインフェリアに来た、ガレノスにはいっぱい世話になっている、とメルディが説明した(キールはメルディが晶霊技師のたまごであることに驚くと同時に、説明を聞いて「小間使いか。妥当だな」と納得もしていた)。
  • 晶霊鉄道では、キールが意気揚々とクレーメルケイジを取り付けて作動させるが、大きな振動音に尻餅をつく。キールは少し休むといい客席へ、運転はリッドかすることに。メルディは手紙配達をついでに頼まれる。ルイシカ駅には着いたが、キールは酔ってしまったらしくフラフラである(本人は「まさか!気持ち良くて寝ちゃったくらいだよ」と強がっていたが)。
  • ルイシカへ到着、その町の状態に愕然とするリッド、ファラ、キール。根本から建物が吹き飛んでいる。メルディは口を開く、「これが極光術」。キールはまだ隠してることがあるのかと怒るが、メルディはうまく説明できない、ガレノスに会えば全部わかるという。
  • 1番大きな屋敷へ。途中にあった実験室の水槽、キールは調べてみる価値はありそうと興味を示すが、メルディが「早く出ようよ。壊れてるから意味ないよー!ダメー!!」と怒り出した。ファラは危険なのかもと言い部屋を出ることに。
  • 地下室のガレノスを尋ねる。久しぶりの再会に喜びつつ、改めて説明の場を設ける。まずグランドフォールは総領主バリルにより人為的に引き起こされていることは事実だが、セレスティアの晶霊では歯が立たないこと(それでメルディを送ってインフェリアの晶霊を集めた)、破壊神ネレイドの「フィブリル(極光術)」によってグランドフォールが引き起こされていること、そしてリッドとメルディが接触した際の虹色の光はそれに非常に良く似た「未知のフィブリル」であることを教わる。フィブリルは広く言うと“力”に類するものとされる(インフェリアには適当な言葉がない)。リッドは少し迷いながらもガレノスに一晩研究されることに(といっても本人はほぼ寝ていただけだが)。
  • ガレノスの調査の結果、真相はオルバースの中、手掛かりは得られなかった。リッドたちはバリルを討つことに協力する、キールはガレノスの知識に敬意を表し、メルディはやる気になってくれて嬉しいと喜ぶ(キールは学術的興味だと焦って否定していたが)。リッドも「行くしかねえだろ。…なんかオレの体も無関係ではなさそうだしよ」と。
  • 何か条件が合えば体の中のフィブリルも目覚めるだろうとして、その詳細の調査・分析をガレノスに依頼。その間、バリル城はまず場所がわかっておらず、その情報収集として他にもいるはずのバリルを倒そうとしている人へ接触を試みるべく、西にあるペイルティを目指すことにした。

地晶霊の廃坑

  • 晶霊鉄道に乗って終点の廃坑駅に向かうと、地下深くにも関わらず石が光っていて明るい場所だった。地の大晶霊が棲んでいるかもしれないとして、奥に進むことにする。
  • 道中のキャンプでウィスをプレイしつつ(キールは遊びなんてくだらない、哲学的思惟を巡らしていた方が生産的といいつつ、怒鳴ったり悲鳴を上げたりして、休憩どころかむしろ疲れたようだが)、ノームの集落に到着。
  • 鈍くてとぼけたノーム、元々人間の仕業だしひとりくらい楽してもいい、ボクのすてきな生活壊すのゆるせないとして戦闘になった。しかし2000ぶりの再開となるインフェリアの大晶霊達、特にウンディーネに「今回の問題は、確かに人間の仕業です。けれど晶霊にまで、その害が及んでいるのはご存知でしょう?わたくし達大晶霊も一致団結せねば、解決への道が断たれてしまう一大事なのです。あなたの時間を少しばかり人間に分けてはもらえないかしら?」諭され、契約に至る。シルフと一緒のクレーメルケイジは「ひじょーにツライ」らしい、シルフも「こっちのセリフさ!」と言い合い。
  • ノームに出口を作ってもらい、外へ。

チャットの小屋、バンエルティア号

  • 廃坑を出たところ辺りには一面の海しか見えなかったが、小屋を見つけたのでそこでペイルティに渡る船などの手段がないかを聞いてみる事に。怪しいヤツが住んでるくらいなら無人の方がマシとキールは言うが、入り口がひとりでに開けられ、招かれる。
  • 外観は尋常じゃないさびれ方、そのボロさに反して内は案外立派。しかし応接間に入ると催眠ガスで眠らされ、出口が無くなってしまった(ドアから出ると、まるで別の空間)。そのまま一行は、アヒルのおもちゃを駆使しながら地下迷宮を攻略させられる。アヒルのおもちゃが動力として活用できることに気付いたキールが口を開くが、メルディに先に言われてしまった(雷晶霊の遺跡でもリッドがファラに仕掛けの解き方を言われてしまうというほぼ同じことになっている)。
  • 脱出するとアイフリードの子孫を名乗るチャットという少女(最初はリッドたちも男の子に見えて「坊主」と呼んでしまい、ちなみに…ボクの性別を考えると、坊主はふさわしい表現ではありませんねと返される)が現れる。合格、アイフリードのトラップをすべてくぐり抜けるとは、なかなかなの体力と知力、そして時の運だと。
  • 裏庭の海賊ゴッコに付き合うつもりは無かったが、「隠し場所が裏庭なら良かったのですが、あいにく大海賊アイフリードの遺産は、世界中にちらばっています。だから船の乗組員が必要なんです」と船(バンエルティア号)を所有しているため(あとバンエルティア号はセレスティア7大秘宝でもあることもあり)、ペイルティに渡るために子分になってやることにした。リッドは船をいただいたら、こっちが主導権握っちまえばいいんだとこっそり話し、キールにおまえ、悪党だな…と言われる。
  • 返事はアイアイサー!古臭いというリッドに「伝統的と言ってください」とチャット。薄暗くて寒いドッグへ降りると、アイフリードの遺産である船「バンエルティア号」が姿を現した。チャット曰く、アイフリード(チャットのひいおじいさん)はこの船を駆って、世界中を荒らしまわった(ただし義賊であり、貧しい人からは何もとらず施したくらいだと伝えられている)。彼の乗ったバンエルティア号は常にチャットと共にあり、バンエルティア号はチャットにとってはひいおじいさんでありアイフリードの血の証であると。
  • ドッグ内ではキールが、これほどの大型かつ複雑な装置を作り出す技術があったなんて、しかも、しっかりと整備されてはいるもののかなり古い装置のようだと興奮を隠せない。リッドに少しはセレスティアを見直したか?と聞かれて、「ぼ、ぼくは最初からセレスティアの技術を評価しているさ!」と答える。
  • 船内、チャットは「機械って…崇高です」などと言い出し、キール曰く“個人的趣味の頂点を極めた者のみがはまるこうこつ状態となっていた。機械類が好きなようだった。いざ発進、海賊意識に欠けるため暫くは遺産の件を話せるほど信頼できるかを見るため、にリッド達の目的を優先することになり、港町ペイルティへ。
  • チャットはずっと気になっていたが、それは生き物じゃないですよね?近寄ってくるクィッキー、チャットは泣き出してしまった。ここは動物禁止だと。リッド「…やっぱりな」キール「ガキはガキさ」ファラ「他人のこと子供呼ばわりできる立場なワケ?」

氷晶霊の山

  • 氷山の中を突き進み、ペイルティに到着。チャットはまだ若いんで命は大切にしたいんですと下船は遠慮するそう。また酔ってしまったキールと介抱するメルディを見て、「キールさんにはメルディさんが必要なのですね」と言う。なんでそうなると焦るキールに、見たままを言っただけですと。
  • ペイルティは氷漬けになっており、メルディ曰く元々寒い場所ではあるが少し異常。キールは凍ってしまった。酒場に行くと誰も飲み食いできておらず、町の人に話を聞くと「つい最近のこと、北から凍てつく風が吹いてきて何もかもを凍らせた。漁船も出せない、畑も全滅。このままだと町人全員飢え死にする」と言う。食材は集まらず、コックも逃げ出してしまった。
  • 一方、ガストンという男が言うには氷晶霊の山へ確認に向かった人も戻って来ずの状態。町を凍らせてしまうような相手だが、ファラはそれでも会ってみるしかない、このままじゃ、ペイルティの人達が凍え死んじゃう!!と訴える。リッドは少し考え込み、「…そうだな。オレ達、ちょっと山まで行ってくるよ」とガストンに伝える。契約&氷漬けの街を救うためにセルシウスの元へ向かうことに。街の人(ガストン)の好意で、登山道具屋にて防寒具を入手した。
+ 防寒具を選ぶリッドたち
+ リッドの服

リッド

店員「どういった服がお好みですか?」
リッド「え、いや、別に…」
店員(💡)「これなんていかがでしょう?」
店員「とても良くお似合いですよ」
リッド(💦)「ど、どうも」
+ 更衣室へ

ファラ

(🌀)「どうせならあったかいのがいいんだけどなぁ」「ふかふかであったかい服ないかなぁ」

キール

(🌀)「好きなものを選べって言われてもなぁ…」「軽くて保温力もある服が理想なのだが…」

メルディ

(🌀)「こんなにいっぱいあると悩んじゃうなー」「あったかくなくても動きやすいのがいいなー」
+ ファラ

渡す時(共通)

リッド「ファラ。これなんかどうだ?」
ファラ「ん? どんなの?」
リッド(///)
リッド「どうだ?」
ファラ(…)

着てくれる時(共通)

ファラ(♪)「イケるかもっ!」

断られた後(共通)

リッド(🌀)

ポンチョ(着衣)

ファラ「うん。ふかふかであったかいぞ。これで決まり~っと!」「ありがとね、リッド!」

とうぞくのふく(着衣)

ファラ(♪)「お金、お金! サーチガルド!」「どう、似合う?」
リッド(///)「あ、ああ。似合ってる…ぜ」
ファラ(💢)「今、おへそ見てたでしょ!」
リッド(💧)「い、いや…その」
ファラ「リッドは好きなんだ。おへその出てる服が!」「やっぱりねぇ…」

サンタのふく(着衣)

ファラ(♪)「世界に平和を! 子供たちには夢を!」「どう、似合う?」
リッド(.,.)「ああ。似合ってるぜ」
ファラ(💢)「うそっ!」
リッド(?)「へ?」
ファラ「今、いっしゅん間があったもん!」「ほんとは似合ってるなんて思ってないんだ!おせじ言ってるんだ!」
リッド「い、いや…その」
ファラ(🌀)「言われてみれば、この服。戦いに行くにはハデすぎるかもね」

オーバーマント、スタジャン

ファラ「ふっかふかがいいの!」

ケープ

ファラ「かわいいけど寒そうだよぉ」

ダウンジャケット

ファラ「うん、あったかそう! でも…」「モコモコして動きにくいよ」

ネコニン

ファラ(💢)「リッド! 本気で選んでる?」

ガウン

ファラ(🌀)「なんか…プロレスラーみたい」

ししまい、バニーちゃん

ファラ(💢)「なに着せようってのよお!」

トレンチコート

ファラ(💢)「リッド! これ、男物じゃない!」
+ キール

渡す時(共通)

リッド「キール。これなんかどうだ?」
キール「ん? 見せてくれ」
リッド「決まったか?」
キール(…)

着てくれる時(共通)

キール(♪)「これ、いいじゃないか!」

断られた後(共通)

リッド(💢)「…ったく文句の多いヤツだ」
※着衣後のみ:リッド(💢)「あんのやろ~」

オーバーマント(着衣)

キール(♪)「これだ! 長めの裾は外気を遮断しそれでいて通気性がある」「素材は防御力と保温力を兼ねそなえ、なおかつ柔軟性にも優れている」「形状や色彩には大人の落ち着きがあり実に知的だ!」「さぁ、決まったぞ!」「ぼやぼやしている暇はない! 氷晶霊の山に乗り込むぞ!」

トレンチコート(着衣)

キール(♪)「なかなかシブい服だな」
リッド「似合ってるぜ。いいんじゃねぇの?」
キール「う~ん」(💢)「だめだ、だめだ!」「生地は薄いし首回りが開いていて保温力が不十分だ!」「しかも丈が長くて膝を高く上げることができず登山には向かないときている」「こんな服! まったくもってぜんぜん、だめだよ!」

スタジャン(着衣)

キール(♪)「なかなか動きやすい服だな」
リッド「おーぴったりじゃねぇか! その服で決まりだな!」
キール「む~う」(💢)「だめだ、だめだ!」「体育会系クラブのユニフォームじゃあるまいしハデすぎる!」「狂ったような色彩! 優雅さのかけらもない安易な仕立て!」「およそ知的な人物にはまったく不似合いな服だなこれは!」

ポンチョ、ガウン

キール「ぼくには…その」「重すぎるな…これは」

ケープ

キール(💢)「こんなんじゃ寒くて死んじゃうよ!」

ダウンジャケット、サンタのふく

キール「だぁめだ、こんなの。重くて息がつまるよ!」

ネコニン、ししまい

キール(💢)「リッド! 真面目に選んでくれよ!」

とうぞくのふく、バニーちゃん

キール(💢)「女物じゃないか!」
+ メルディ

渡す時(共通)

リッド「メルディ。これなんかどうだ?」
メルディ「ん? 見せて、見せて!」
リッド(///)
リッド「ど、どうだ?」
メルディ(…)

着てくれる時(共通)

メルディ(♪)「スバらしいな!」

断られた後(共通)

リッド(🌀)

ケープ(着衣)

メルディ(♪)「メルディ、これに決めたよ!」「ケープ、ケープ! あったかね!」「ありがとな、リッド!」

ダウンジャケット(着衣)

メルディ(♪)「ハクギンはマネくよどこまでも!」
リッド「お。なかなか似合ってるじゃねぇか!」
メルディ「そうか? ありがとなー、リッド」(///)
リッド(?)「メルディ。その服、お前にはあつすぎるんじゃねぇの?」
メルディ(💦)「そ、そんなこと…」「だめなー! あつくて頭がボーっとなってきたよー」

ネコニン(着衣)

メルディ(♪)「ネコニンだにゃ~!」
リッド(💧)
メルディ「にゃ~、にゃ~」
リッド(///)「わりぃな、メルディ」「別の服をもってきてやるよ」
メルディ(🌀)「どうしてにゃ~?」

ポンチョ、ガウン、サンタのふく

メルディ「メルディにはあつすぎるなー」

オーバーマント、トレンチコート

メルディ「メルディはいちおう女の子だよー」

とうぞくのふく、バニーちゃん

メルディ(💢)「リッドのエッチ!」

ししまい

メルディ(🌀)「リッド… どうゆうセンスで選んでるか?」

スタジャン

メルディ(🌀)「これ… メルディには似合わないなー たぶん…きっと」
+ 全員の防寒具決定後
リッド(🌀)「…ったく。疲れたぜ」
  • 氷晶霊の山は町の北。イフリートの力を借りて吹雪をおさめる(イフリートは、ノームとは旧知だったがセルシウスおよび氷晶霊の山は初めての様子。「ずいぶん真っ白いとこに来たもんだな!氷晶霊とやらも派手にやるぜ…で、このちらちら目障りな白をなんとかしろってか?」)。セルシウスはグランドフォールのせいで我を失い暴走しており、グランドフォールの影響が晶霊にまで及んでいることにおどろく一行。戦闘後自我を戻したセルシウス、正気に戻してくれたのだからと世界を救うために喜んで契約を結んでくれた。
  • イフリートは「この歌は…何だ?この歌は…おまえが…氷の大晶霊なのか?」と戸惑い、セルシウスに「近寄るな!!」と攻撃されていた。ノーム曰く、「セルシウスはイフリートが苦手」。ショックを受け、小さくなりながらクレーメルケイジに戻っていくのだった(セルシウスがクレーメルケイジに収まる時も、イフリートと同じ側だと「…最低」と言われてしまう。リッド曰く「…大晶霊もいろいろ大変だな」)。
  • ペイルティに戻るとすっかり氷解し、街は活気を取り戻していた。防寒具などを提供してくれたガストンがお礼に食事をと言うと無防備にもついて行くリッド。しかし中で話されたのは、バリル討伐を狙う自由軍シルエシカの一員であること、お前達が加われば目的が果たせるからシルエシカに入って欲しいという話だった。たった4人では心許ないしと、会ってみることにする。その後約束通りご馳走についたリッド達は、まずはリーダーのフォッグに会うべくシルエシカのアジト(ティンシア)に向かうことになる。
  • しかしその晩、メルディが自身のエラーラにアイメンからの助けを求める声を受けた。翌朝、ティンシアには遅れるが必ず行くとガストンにキールが説明した(キールはリッドに「おまえも優しいとこ、あるんだなぁ」と言われ、焦る)。リッド達はティンシアに行く前に、アイメンへ急行する。

ヒアデス襲撃

  • アイメンに着くと街は壊滅し、ほとんどの人が息絶えた状態だった。思わず駆け出していくメルディ。
  • ククロルにキールは叫ぶ、「セファイド鋼より硬い金属は作れたのか?まだ、おまえは死んじゃいけないんだ!…行こう。…絶対に犯人を見つけてやる」。リッドも「ああ!」と力強く返す。ロッテは朦朧とする中ボンズを案じており、ファラがだいじょうぶ。ここにいるよ。とっても元気と伝えると「ああ、よかったあ。本当によかったあ…」と言い息を引き取った。ブレンダもハミルトも武器を持ったまま…。
  • 図書館へ行くと、サグラが吹き飛ばされてきた。ボンズを守るメルディと相対するヒアデス。ヒアデスの所業だと判明、リッドは怒りを露わにし、ヒアデスを再度撃退する。メルディからは「昔は良く遊んでくれたけど、今は全然違う。バリルのせいで変わってしまった」と説明があった。
  • 飛び出していくサグラ。ブレンダとハミルトを棺桶に入れて途方に暮れる。キールが必ず仇を討つというが、「そんなものに何の意味もない。弱いもんは強いもんに負ける、それが世界の仕組み」だと言う。なぁなぁ、ロッテは?ロッテはぁ?と言うボンズを、サグラは黙って抱きしめる。
  • サグラは「1人なら死んでしまおうかも思ったが、ボンズが居るから」と街の復興を決意。リッド達とは「腰にこねぇようにな」と笑い合い、必ずまた来ると話すメルディとキール。一行は、ティンシアを目指す。

シルエシカとの協力

  • ティンシアの奥にある船、ミアキスバッジを見せてシルエシカのアジトの中へ。真っ暗な中いきなり襲い掛かられるが、どうやら一応力を試されたとのこと。「シルエシカ本部へようこそ。われわれは、自由な心に従い、自由な闘争に身をおく革命軍です」とアイラが現れた(リッドは「自由にもいろいろあんだな」と皮肉)。
  • シルエシカのバリル城侵攻作戦について聞く、場所は判明している(海に囲まれている)。しかしバリル城の城門は特殊な力で守られた壁が張り巡らされており、通常の大砲などではビクともせず破壊する方法が見つからないという。またその為の強力な晶霊砲は大きすぎて(家一軒分)船に載せれず効果があるかもわからないという。リッド達はそのバリル城の力は恐らく極光術だろうと推測。
  • 奥に進み、シルエシカのリーダー「不死身のフォッグ」と対面。アイラの説明によると、氷晶霊を従える実力を持つリッド達に打倒バリルに向けてシルエシカに加わっていただきたい、それが無理ならせめて同盟を結びたい。小型の晶霊砲開発のための技術的な知識も提供してほしいと。
  • アイラ「ではボス、みなさんに一言」フォッグ「というわけだ。バリルを倒し、天下をとろうぜ!!」。ファラから、天下を取るつもりはないが打倒バリルに向けて協力する事で合意。キールの提案により、パラソルを用いて大晶霊の活力を使い、晶霊砲を小型化することにした。キールは晶霊砲改良の指揮官として残り、リッド達はフォッグと共に残りの根源晶霊・ヴォルトと契約するために雷晶霊の遺跡へ向かう。
  • メルディに「キールもがんばってー!」と応援されて、キールも「あ、ああ。…その、なんだ、つまりまあ…気を…つけろよ、な」と答える。

バリル城侵攻に向けて英気を養う

  • リッドたちがシエルシカに戻り、ヴォルトとの契約およびエクスカリバーの入手を報告。アイラはなぜそんなに大晶霊たちが協力的なのかを聞く、世界を救うためだと。バリルはエターニアを滅ぼそうとしている、だから僕らは戦っているとキールから説明。このことをフォッグに話すかはアイラに委ねた。またアイラはフォッグの無事を喜ぶ(リッドに言わせれば、無事どころか不死身だったようだが)。
  • キールとアイラで開発を進め、晶霊砲をバンエルティア号に積めるようにしていた。積載に一晩掛かると言うことで、決戦前夜、ティンシアのホテルのスイートルームで宿を取ることに。キールとアイラは互いを認め、「キール…あなたの分析力は、素晴らしいです」「あんたの着眼も最高だよ。いろいろ教えられた。…ありがとう」(メルディ(…))。
  • スイートルーム、メルディは早々に眠りについた。緊張しているのかもとみんなで話す。リッドはスイートルームからの景色を見ながら、全員で無事帰ってきてまたこの豪華な部屋に泊まろうぜと戦いへの決意を固める。ファラとメルディが女性部屋に戻った後、「自分が情けない、いざとなったら怖くなってしまった。他人を思いやる余裕もない」というキールを、リッドは「俺だって手が震えてる。平気な方がどうかしてる。バリルが100パーセントの力でくるなら俺たちは400パーセントの力で応戦すりゃあいい」と勇気付ける。仲間と戦うって、そういうことだろ?。キール「…ああ!単純な計算だな」。キールは床につく。

バリル城侵攻、バリルの真実

  • チャット・フォッグと共に晶霊砲が取り付けられたバンエルティア号に乗り込む。フォッグはアイラからリッドたちの目的は聞いていたので、「天下取るついでに、世界を救っときゃいいんだろ?」と意気揚々。
  • バリル城へと向かう海上、バリル軍と衝突し艦隊戦へ(操舵はリッドが行った)。艦隊戦を切り抜け、バリル城の城壁に晶霊砲を打ち込み城壁を撃破、内部へ侵入する。フォッグ達シルエシカは別行動となった。
  • バリル城内部は、とても行政の中枢として機能しているとは思えない荒れようだった。メルディ曰く、バリルは自分以外信用せず誰も中に入れていないという。
  • 最奥、玉座に辿り着くもそこに待っていたのはミイラと化したバリル、驚いて言葉を失うメルディ。そしてそこに女性が現れる、「バリルは十年前に死んだ。だが、彼の心は今も私と共にある」メルディから説明があり、女性の名はシゼル、バリルのツレアイ(妻)。「…ほーぅ、おまえか。ひさしぶりだな、メルディ」
  • シゼルは自分がグランドフォールを起こしていることを認め、「物質を求めて欲望の渦巻く世界など価値はない、これは物質にみいられた者たちに殺されたバリルの遺志でもある。これは破壊ではなく『回帰』だ」と言い放った。
  • シゼルは強力な術を使いフォッグ達シルエシカを退け、リッド達とも交戦。とどめに“極光の洗礼”を放つ「くくく…もう遅いわ。繰り言はバテンカイトスの彼方でつむぐんだな」。そこにレイスが現れる。「君達の力では、まだヤツの極光術にかなわない! 早く逃げるんだ!!」。放たれるシゼルの術、レイス「極光壁」を発動し、リッド達を守った。
  • リッド達は城の外へ吹き飛ばされる。皆意識を取り戻すも、レイスはリッドにセイファートキーを託して息絶えてしまう。リッドにセイファートキーと真の極光の存在、詳細はガレノスを尋ねること、そして「大切なものを守れ。極光術はそのためにあるんだ」という言葉と共に。ファラはその場に泣き崩れる。
  • レイスに最後の別れをし、一行はガレノスの元へ。
  • 一方、極光の力にてバリルのミイラは崩れ落ち、シゼルは闇の極光の力を纏って真上に存在する黒体へと吸い込まれていった。

メルディとバリル、シゼル

  • ガレノスのいるルイシカへ向かう道中、バンエルティア号の甲板にて、バリルはメルディの「おトーサン(父)」、そしてシゼルは「おカーサン(母)」であることをメルディから打ち明けられる。「…そうか。だろうなあ。でなきゃ、普通ここまでやれねぇよなあ」と、リッドは雷晶霊の遺跡でも口にしたずっと思っていた疑問に1人納得しつつも、キールは「なんで黙ってたんだよ!そんなにぼく達は、頼りないか?信用出来ないか?信じてくれなきゃ、ぼくだっておまえを信じることが出来ないだろう」と怒りを露わにする。うまく説明出来なかったというメルディ、母親が敵だなんて悲しすぎると慰めるファラ。
  • メルディ曰く、シゼルもバリルも昔は優しかった、メルディにもあたたかい『おもいで』がある。でも…なぜこうなったのか、メルディも離れて暮らしていたのでわからなかった。
  • ガレノスに話を聞くと、レイスはセイファートキーの導きでガレノスを訪れ、真と闇の極光について知り、そして導きのままにセイファートの試練を受けたのだという。しかしレイスは、試練を全て終えないままリッド達を助けに行ったことで、シゼルの極光術に力及ばず命を落とすことになった。
  • リッドとメルディの間に発生する虹色の光は、フィブリルの素質、レイスとリッドが同じ素質を持っていることを示している。そして、真の極光があればシゼルの闇の極光に対抗できるとのこと。リッドはグランドフォールを止めるため、セイファートの試練を受けることを決意した。
  • 試練の前に、役に立てることをしたいというガレノスをシルエシカへ送り届ける。その後バンエルティア号の甲板にてセイファートキーを掲げると、一筋の光が、試練への道を指し示した。

第一の試練

  • セイファート神殿。キールは今までいったい何人のヤツがここまで来れたんだろうな?と疑問を口にするが、リッドは「レイスは間違いなくここに来た。そして、オレはレイスに続く。それで十分だ 進もう」と歩を進める。
  • 内部、巨大な像があった。セイファートだろうと推察し、「インフェリアを破壊しようとしたネレイドをセイファートが自らの命と引き換えに封印」というインフェリアの常識に対しメルディは首を傾げる。セレスティアでは「ネレイドは弾圧されていた民を救う為、自由を求めて立ち上がった」とされており、歴史が食い違っている様子。
  • リッドしか通れない透けた扉に阻まれる。メルディだけは大きく後ろに弾き飛ばされた(闇の極光の素質を持つため)が、メルディはヘーキ!と言い張っていた。セイファートの導きのままに、リッドだけで奥に進む。キールも研究の足しにもなるし頑張ってこいとしどろもどろ言う。
  • 外に出てきたリッドは咄嗟に身構えてしまう、試練の影響で頭が少し混乱していたようだった。第1の試練が終わったがまだ試練があること、セイファートの使者から極光壁をレイスがオレ達を救ってくれた技を授かったことを報告、ファラ「そう…そうなんだ」。

第二の試練に向かうため、インフェリアへ

  • 第二の試練を示したセイファートキーの光は、真っ直ぐに上空を指した。すなわち、次の試練はインフェリア(かオルバース海面)ということであり、リッド達はインフェリアへの帰還方法を探すことに。リッドは、「セイファートキーが指してるんだ。きっと方法はどこかにある!」と前向き。クレーメルクラフトはガレノスでも数年かかるという。
  • 最寄りの街で情報収集したいとチャットに相談すると、バンエルティア号は船なので空なんて飛べない…が、光の「橋」について心当たりがある。かつてアイフリードは世界中を荒らしまわったのだ。ということは世界を渡る手段があるはずだ。として、チャットの小屋にあったモニュメントの座標『204,98』を頼りに、アイフリードの洞窟(アジト)を探し当てる(なお、この数字はチャットが5年かけても解読できなかったが、キールは一瞬で言い当ててジーピーエスをチャットに要求した)。
  • 隠しアジトを発見、内部はアイフリードお手製の巨大なスゴロク部屋となっていた(チャットは「さすが! ボクのおじいさん! 考えることが違います」と感心しきり)。クリアすると、最奥にはアイフリードのモニュメントと共に「気高き海賊の血を引く者たちよ。遺産を授けよう」とのメッセージが流れ、さらに奥に進むとそこにはチャットの小屋にあるものと同じ改造ドッグがあった。バンエルティア号は第二形態へ。展望室と、海底を探索できる「潜水艇(アイフィッシュ)」が実装され、チャットは「機械の匂いだ!」と大はしゃぎする。
  • チャットの「ここからは海を探索した方が良さそう」との提案の末、潜水艇にてアイフリードの台座を見つけ出す。セレスティア海底に散らばるアイフリードのアジト(セレシーアジト)からシルバーケイジを回収して設置すると、遠征の橋が起動。セレスティア海上に浮かぶアイフリードのマークに船を重ねると、空高く浮上。オルバース海面にある中継地点を経て、リッド達はインフェリアへ渡ることに成功する(チャットは初めてのインフェリア。「空気が違う」)。

第二の試練

  • セイファートキーの導きのままに、インフェリアの海底に潜り、セイファート庭園へ辿り着く。1番奥でリッドは第二の試練へすすむ。
  • キールは(様子のおかしいメルディを試練から遠ざける意図もあり)道中にあった映写室のような結晶・装置の起動をメルディと共に行うことに。メルディにありがとなと言われ、キールはなは余計だといってるだろうと王都の時のように怒りつつも、「忘れるな。お前は…ひとりじゃないんだ」と声をかけた。
  • キール達は装置の起動に成功し、世界の成り立ちを知ることとなる(この時リッドは、先の試練の直後もあって起動に成功したキールを「天才だ」と褒めちぎるが、キールに「ふざけてる場合じゃないぞ」と呆れられてしまう)。先にネレイドの支配によるバテンカイトスが存在していたこと、その後にセイファートが生まれ生命や物質が誕生し、バテンカイトスが閉じられて現在に至ること。
  • シゼルの言う、「破壊ではなく回帰」の意味がわかった。それでも、リッドは「セイファートのやったことを信じる。でなきゃ俺たちは何のために悩んで苦しんで傷ついて、それでも生きてるんだよ」ファラは「私も、この世界と、この世界に住んでる人が好きだから」キールは「セイファートを支持する。物質のない世界なんて研究対象としてつまらない(捻くれているが、試練直後のリッドには「気持ちは同じだろ、信じてるぜ」と返される)」と、妥当シゼルの意思を固める。

ドクターミンツ(サブイベント)

  • ゲーム本編終盤、メルニクス語の知識を充分に身につけた。カーライル学部長に改めて認められて、博士号を正式に与えられた。
  • ゲーム本編では、この称号によりメルニクス語を読むことができる。メルディでも読めない文を解読しており、キールの地頭(文面の解釈や推測等)が見て取れる。
例:レグルスの丘ではメルディは亀裂が酷く読めないとしていたが、キールは「虚なるもの、ここに封印す」と解読。リッドはそれを聞いて「…そう書いてあんのか」と苦い感情を示した。またティンシアのホテルの看板では、メルディは「夜景を楽しめ、100万ガルド!?」と直訳したが、キールは「100万ガルドの夜景をお楽しみ下さい」と翻訳する柔軟性を見せた。
+ エタポケ3会話
(クリア時)ゲームクリア!!カーライル学部長の研究は進んだのでしょうか?ミンツ大学に行ってみましょう。
キール「カーライル学部長!メルニクス語の翻訳についてお話したいことが…」
カーライル(?)
(場面転換、教室)
カーライル「キール・ツァイベル!本日をもって、貴殿をミンツ大学の博士とす!またひとり、新しいドクターミンツが生まれたことを誇りに思うぞ」
キール「ありがとうございます」
(他の学生たち拍手)
女学生「あの!これ!みんなからお祝いの品です!!!」
キール「ありがとう。ぼくの好物ばかりだ」
女学生(///)(走り去る)
(ライス、チーズ、たまご、ミルク、パスタ、ベアのにく、たまねぎ、えびを手に入れました)
メルディ「✨キール!おめでとな!」
ファラ「✨キールって、意外と隠れファンが多いんだね」
リッド「ファンは、本性知らねぇからなぁ」
キール「なんか言ったか💢」
カーライル「キール 研究したいことがあればミンツ大学の設備を自由に使っていいからな」(去る)
キール「学部長…」
ファラ「よかったね。キール」
リッド「さ。行こうぜ」
キール「あ、ああ」
※女学生は金髪。プリムラではなく一般学生だと思われる。

ウィスバトル

テイルズオブウィスバトル(モバイル)

  • ストーリーモードにて、色々な理由でウィスによる対戦を楽しんでいた様子。

大晶霊との契約

+ シャドウ

シャドウ

  • 闇の洞窟は、海底ゆえに光が届かないことを考慮しても、リッド曰く「ぞくぞくするような寒さ」があった。
  • 怖がってとっとと帰ろうというリッド、キールは「恐怖心は目を曇らせる。怖がっていると何も見つけられないぞ」と返すと闇の中から「人は闇に怯える…己の心に潜む、真の闇に気づくこともなく」とシャドウが現れた。
  • 「我が深遠なる闇を乱したことには相応の理由があるのだろうな?」との問いに、力を借りたいと答え、力を見せる。
  • 勝利後、シャドウは感服と言い契約に応じてくれた。感激するキール、一方リッドは「暗闇って、慣れると結構見渡せるもんだな!」と別の意味で感激していた。
+ マクスウェル

マクスウェル

  • ファロース教会、セイファートキーが共鳴して地下への隠し通路が開く。大司教にもセイファートの導きの言われ下へ降りると、そこは太古の神殿となっていた。
  • 1番奥に進むと高位晶霊マクスウェルが現れた(呼んだのはぬしらかな?と聞かれ、「呼んでない」とリッドが答えてファラとキールに突っ込まれた)。
  • 「人間に頼まれ事をするとは何百年ぶりじゃろうか しかし、知っておるかな?大晶霊に物を頼むと少々痛い思いをするのじゃぞ」と、戦闘。勝利後、こんなに動いたのは久しぶりでなと咳き込んでいたり、入るクレーメルケイジをうっかり間違えたりとまるで人間のお茶目なおじいさんのようであった。
+ ゼクンドゥス

ゼクンドゥス

  • シゼル城の中、時の間に進むとゼクンドゥスが現れた。どんな勇者が現れたのかと思えば少年少女の集団かと言いつつも、ここまでたどり着いたというだけでもたいしたものだと戦闘もせず契約。力を示す必要のないことに戸惑っていると、これ以上時を浪費するつもりなら即刻叩きつぶしてもよいのだぞと言われてリッドたちは契約を決める。
  • 再度時の間に来ると、ゼクンドゥスに挑むことができる。他の大晶霊とは比較にならぬと言われながらも、「くどいぜ。時間を無駄にしたくないんだろう?」とリッドは返す。
  • 勝利後、これほどの力がどこからくるのか、人間とはつくづく理解しがたい生き物と言いデリスエンブレムを授けてくれる。

世界分裂後

小説:暁の約束

  • ペイルティ近く、氷晶霊の山に落下。何故か怪我はない。雪山だったのがもはや暑いくらいの天変地異に驚きながらペイルティの街へ。

ネレイドの迷宮

ドラマCD:Labyrinth ~forget me not~

※暁の約束とは時系列の矛盾が多い
  • メルディとは明確に恋仲になっており、新築を建てて同居する予定。インフェリアに向けて通信ボールを射出、リッド達と星間の通信を可能としている。
  • シルエシカ軍敵対組織アオークによりアイラが誘拐され、奪還作戦の折にメルディが闇のフィブリル再発、魂をネレイドの迷宮に引きずりこまれてしまう。

ゲームマスターの使徒

ドラマCD:テイルズリングアーカイブ EPIC TWO 〜英雄の飛翔〜

  • この時点ではインフェリアへの道がまだ繋がっておらず、メルディ・ロエン・アイラと共に「キール・ツァイベル号」を開発中。なおここでもメルディとは恋仲の描写をされる。
  • キールが「インフェリアに帰ってメルディと暮らす」ことに執着するが、故郷を離れることに抵抗のあるメルディの心に気づいてあげられず、仲違い。
  • ロエンから「男なら勝手を認め素直に謝れ」と諭され、和解する。なおこの時にゲームマスターの使徒が邪魔をしに来たが、逆に「(仲直りの)邪魔だー!」と全員にワンパンでぶっ飛ばされて星になった。

ルイシカの研究所に集まる

小説 リッドのとかげ エピローグ

  • グランドフォールから数年。チャットはリッド達の都合に合わせて何度もインフェリアに迎えに行っており、そんな中でメルディの希望もあり、いつの間にか亡きガレノスを偲んでルイシカの研究所に集まるのが恒例となっている。
  • 食事や馬鹿話を数日して過ごし、畑仕事の忙しいファラ(とリッド)をインフェリアに送るような感じ。

その後

小説:キールの希望

  • ゾシモスが変わらず不在の為、台長代理

小ネタ

ダジャレ

  • 周囲を凍らせるほどの、セルシウスを笑い転げさせるほどの、ダジャレセンスを持つ。
  • キールが木を切ーる:代表的なダジャレ。原作では氷晶霊の山で寒さを紛らわせるためにファラが発案した「ダジャレでポン(順番にダジャレを言っていく)」より。その他、多数の作品でも発言している(ザレイズの1コマ漫画など)。ザレイズの「ウィスとオモチャの迷宮」にて本人曰く、“韻の踏み方・語感・わかりやすさ、全てにおいて完璧”とのこと。
  • 熊がミンツで冬眠つー:初出はファンダムvol.1のスキット「セルシウスのひみつ」。その後、ザレイズのセルシウスのスキット「セルシウスの弱点」でも披露。
  • 教授の白い犬:ダジャレではないが、キールの話した「面白い話」。キャンプスキットNo.31より。
+ 詳細
リッドに「いつも難しいことばっか言ってねえでたまには笑い話の1つもできねえのか?」と言われたキールが、「笑いだって科学の範曙だ」として話した物語。
全文は以下の通りになる。
「昔、 ミンツ大学の校門前に、いつも白い犬が座っていた。ある教授の飼い犬でね。教授が講義を終えて出てくるのを待つのが、その犬の日課だった。
ある日、教授が死んだ。だが白い犬は、死というものが理解出来なかったんだろうな。大学に来ればまた教授と会えると信じて、雨の日も風の日も…校門の前で待ちつづけたんだ。自分が死ぬまでね」。
リッドも泣きだすほど悲しく、とても笑い話とは思えないが、おそらく白い犬ということで、「尾も白い」話ということのようだ。
引用:テイルズオブ大辞典より
  • キールが術を撃ちキール:キール本人ではなく、ザレイズ公式X(2017.4.18)によるもの。

メルニクス語の読解力

会話

  • 会話については、メルディと出会った時点では辞書を引きながら片言で、聞き取りもあまりできてはいなかった。
  • それ以降オージェのピアスを抜きにしたメルニクス語会話はないが、ザレイズの1部7章「大晶霊と2つの世界」ではメルディのメルニクス語は理解はできないまま『長い付き合い』の力で意思疎通していた(キールたちがティル・ナ・ノーグに転送されたのはシゼル戦直前のほぼ終盤である)。

読み取り

  • インフェリアでは晶霊術の詠唱や文献に名残があり、ミンツ大学でもメルニクス語の試験があることから、キールもいくらか読解ができる可能性がある。アイメンに到着した時点ではメルディに教わりながら図書館の本の「change(変化、わあえむぐん)」がやっと読めていた。
  • 最終的にはサブイベント「ドクターミンツ」にて、セレスティア人であるメルディにすらできない『意訳』を含めてかなり高度なメルニクス読解力を身につけた。
  • なおTHE ANIMATIONの(ファロース山からセレスティアへ渡る直前の時点)にて、メルニクス語の書かれたコインを辞書なしで読解していた(しかも「日出る方より日落つる方へ」と直訳以上の読解力である)。

寒いのは苦手?

  • セルシウスの暴走で氷結したペイルティに訪れた時、キールだけ凍ってしまった(リッドとファラは寒がりながらもそこまでではない)。また、チャットがコチハンを習得し試してみるかと聞かれた時は「寒いのはたまらん」と拒否している。

旅の準備

目覚まし時計

  • ティンシアのホテルイベントにて、ネジ巻き式の目覚まし時計を何個もセットしている(リッドは朝になったら勝手に目覚める、フォッグは誰かに起こしてもらう)。

ゴム

  • リーディングライブオンライン、メルディのマグログミ差し入れお礼メッセージにて。髪留めを3つ持ち歩いているとのこと。

朝の散歩

THE ANIMATION

  • 第5話、キール曰く「知的探究心溢るる僕にとって、朝の清々しい空気は何よりの清涼剤」とのことで、散歩しながら花を見たりしていた。
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