ユーディン・アノル - テイルズオブエターニア まとめファンサイト @ ウィキ

目次

レイシスとの出会い

小説：キールの希望　レイスの花

詳細

レイシスの使用人として登城

• レイシスが青年と呼べる年の頃（既に肩書は元老騎士）、かつて母ロナの付き人であったフィオナの息子ユーディン・アノルはレイシスの使用人として迎え入れられた。この時ユーディンは11歳で、父は平民の出である。母フィオナの意向で、レイシスに仕えることは名誉であり王国への忠誠であると、5年前（ユーディン6歳）から勝手に決めてしまっていたことだった。
• 仕えるといっても何をしたらいいかわからない、父が病で伏せているので商店の手伝いや畑仕事など貴族らしからぬ生き方をしてきた。
• それからユーディンは日中は老師による学問の習得、剣の稽古は夜に行われた。レイシスは多忙のため限られた時間にしか稽古をつけてもらえず、それ以外は老師とメイドとすら会話しない味気ない生活だった（城で働く人はあまり話さないよう命じられているのだと思い込んでいた）。レイシスにも剣の稽古をと頼んでも決まって「三年経って学問がひと段落したら昼間の外出を認める」と言われる。

城内で知る真実

• 14歳になり、外出許可が得られ場内に出ると、貴族や衛兵が好きなように雑談や業務をしているのを目の当たりにする。金髪の少年とその取り巻き（ロエン。身なりからして高級貴族の御曹司とユーディンは感じた）に絡まれ、自身が「レイシスが幽閉している」と噂されていることを知る。
• ユーディンは色々な疑問が浮かびながらも、話題を変えようと先ほどの金髪の嫌味な少年に幽閉の話を聞いたとはなすと、レイシスは笑い出した。そして、「では、幽閉などではないと知らしめる為にも、仕事をしてもらおう」と、ユーディンに明晩アレンデ姫の誕生祝賀会に代理で出席してほしいと頼まれた。

アレンデ姫の祝賀会

• 祝賀会に代理で参列したユーディン、アレンデはレイシスがまた顔を出さないことに涙を溜め、耐えているようだった。
• 金髪の少年の取り巻きに絡まれ、「幽閉ではなく私怨。レイシス様の母親は毒で死んだ、城の中の毒ではなく、当時出入りしていたのはユーディンの母くらい。自身は陛下に愛されずロナばかり…と、侍女風情の聞いて呆れる逆恨み」と言われた。

ロナとフィオナの真実、極光術

• 部屋に戻り、レイシスにロナを毒殺したのは自身の母なのかと問い詰める。レイシスは知らないと、いやしくも元老騎士の自分が母親の死に加担した者の息子を城に上げ剣の手ほどきまでするものかと。
• それからロナについて話す2人。ユーディンの知るのは、元々は劇作家アルフォンス・モーディ付きの侍女だったこと、バリルが光と共に消えてからロナの状態がどんどん悪くなっていったこと。レイシスは、母が城に献上し、その果てに自身を産んでくれることになったきっかけである「ドエニスの花」は恨むまいと決めていた。この話をユーディンが耐えられるのには、11歳のころからみてあと3年はかかるだろうとして外に出さなかったと語った（ユーディンは、レイシスが守ってくれていたのだと感じた）。
• レイシスは、ユーディンには極光術の才能があることを説明する。神の力、だがまだ私たちには使いこなせない。たぶん、訪れずに終わるだろうが…と。
• アレンデについては、彼女が何も知らないこと（レイシスとは腹違いの兄妹であること）を悟り、ユーディンはたまらなくなった。

両親の死

• ユーディンが18歳の時、両親は立て続けに亡くなってしまった。フィオナは一度も城には顔を出さなかったが、恨みも寂しさもこの7年間ほとんどなく、むしろ毒の出所を確かめることができなくなり、レイシスの心を軽くしてやることのできない自分が悲しくなった。

編集中ページ：レイシスの関係者