テイルズオブエターニア ファンサイト @ ウィキ
インフェリア
最終更新:
toefan
-
view
+ | 目次 |
環境・人種
- 光、水、風、火の晶霊が棲んでいる。光晶霊の恩恵を受けて明るい陽光があふれ、風晶霊の影響で常に春一番のような強風が吹くため、温暖で植物の成長が早く住みやすい気候。
- 肌は白め(日焼けすると赤くなりやすい)、髪色は暗めの人が多い。
セイファート教
- インフェリアにおいて、極光戦争において世界を滅ぼそうとするネレイドを封印した善神として信奉されている(ネレイドは邪神)。かつてはセイファート神殿(セレスティアにある)の像ような魔術師的な容姿で伝えられていたが、インフェリアにて長年に渡り英雄視された宗教的影響から、今のような勇士ある姿に変わっていっている。
- インフェリアにはセイファート神の信仰、それによる「人事を尽くして天命を待つ」という考え方が浸透している(リッドもセイファートの試練の時に「セイファートの導きのままに」という慣用句を使った)。宗教も信仰心もないセレスティア人には無い文化である。
- 教典は真環聖典で、寛容と博愛を説いている。インフェリア人には運命や境遇に耐え忍びながら、大切な人を守ろうとする自己犠牲の傾向がある(レイスやビッツなど)。このインフェリア人独特の美徳概念と尊厳は真環聖典の教えによるものである。ミンツ大学1階にある教室の黒板に書かれていた講義内容も、故にウルタス・ブイのようなヒーロー像は人気があり、ミンツ大学でも『ウルタス・ブイの物語に見るインフェリアンの美徳と尊厳』という講義が行われている。
- 発祥の地は霊峰ファロース。シンボルマークはセイファートリングの形状をあしらっている。
- セイファート教は王国の国教として認可されている為、政治への影響力も大きい(物語においても、黒体について教会が「セイファート再臨の吉兆(地上からのセイファートリングの見え方を、セイファートの意思と解釈しているため)」としたことで、それを世界崩壊に結びつけたリッド達が王国側から逮捕される理由となっている)。
- 最高位は大司教ガルヴァーニ。
- インフェリアの住民は「セイファートのご加護がありますように」という挨拶文句がある。ゲーム中ではレグルス道場の店の店員やパオロが言ってくれる。セイファートの力を正式に継承したレグルスの門下生達は信仰深く、旅人に伝えるのが習わしの様子とされるが、テイルズリングエターニア(第9回放送)によると道場に限らずインフェリア全体の挨拶とのこと。
絶対王政
- 単一国家である王都インフェリア(インフェリア王国)による全国統治がされている。テイルズリングエターニア(第16回放送)においても『国』にあたるのは王都インフェリアのみとされている。
- 貴族と平民の格差は絶対的で、階級制度が浸透している。王は神聖にして崇高な存在、王族と貴族は特権階級で幅を効かせ、普通の生まれの平民とは根本的に違うという考え方が当たり前となっており、身分をわきまえない行動は批判の対象となる。貧富の差も激しいが、それが当然と教えられているため現状の生活に満足し明るくのんびり過ごしている。
- 反逆や革命は意識になく、穏やかでおとなしい人が多い。もっぱら保守的で、信仰心に厚く、身分や家柄・血筋を重んじる。テイルズリングエターニア(第25回放送)においても、インフェリアでの恋愛はあまり情熱的ではなく、お見合い結婚的とのこと。
- ファミ通方式ガイドブックのインタビューにて、キールは初対面、異物とも言えるメルディに強い拒否反応を示すあたりがとてもインフェリア人らしいとされている(一方で異説を唱えてインフェリア国内で異端児扱いされてもいるが)。
政治と学問の矛盾
- セレスティアほど技術や文明は発達していない(後述の通り、晶霊を神聖視するあまり道具やエネルギーとする研究に結びつかなかったため)が、歴史を重んじるため学問や芸術は大きく発展した。
- しかし学問もまた王政の一部とされており、グランドフォールについてもキールとゾシモスによって人為的なものではないと判断したにも関わらず、国王はセレスティアの陰謀として全面戦争を宣言。ゾシモスは「学問も王国に準ずる」としてキールの訴えを一蹴した。
- 小説:蒼天の星においても、アレンデがキールを労いとしてウルタス・ブイ観劇に招待したのに、国王と王妃から「死刑から救ってもらったのに観劇に惚けている」と真実を捻じ曲げて厳しく叱責されキールは取り付く島も無かった。ゾシモスに言わせれば、「矛盾にたてついた研究者は皆消えていった。王国が黒だと決めたものを、白だと主張するな」。
法律等一例
- インフェリア商法第87条:雇用の権限は、両者の意志に基づいてのみ、これを行使されねばならない。また、商品箱が公道に1.5ランゲはみ出していると禁固3年もしくは罰金1000ガルド、価格の二重表記は弁護の余地なし。
- ミンツ大学のクイズ上級試験室では、「他人の答案を覗き見することは王国憲章で堅く禁じられています」と書いてある。
晶霊への信仰、晶霊術
- 晶霊を神格化している宗教背景、クレーメルケイジを製造する技術を失っていることから、セレスティアとは異なり晶霊を利用する技術(晶霊工学)が進歩していない(ゲーム本編時点で、まだ着手されたばかり)。アイメンの晶霊灯をリッドが「晶霊を道具として利用してるってことか」というとキールも「確かに、晶霊への冒涜と捉えて怒るインフェリアの晶霊術士もいるだろうな」と考えた。
- その代わり晶霊術(クレーメル・アーツ)の行使に長け、クレーメルケイジと多少の関連で身につけられる(セレスティアには晶霊術士の概念自体が希薄で、晶霊術を使う者もごく一部)。インフェリア人の晶霊術士が晶霊力を引き出す(晶霊術を使う)際には詠唱を行う。
+ | 詠唱について |
軍事力
- 現国王の戴冠以降戦争はなく、平和な時代が続いている。
- 衛兵の詰所の兵士によると、平和が長く続きそのおかげで実践経験のある兵は1人もいないとのこと。
小説:蒼天の星
- モーディによれば、現国王は先代の敷いた治世の下で平和な時代となり運がいいとのこと。先代王の時から国も安定してきておりようやくウルタス・ブイなど芸術方面にも充分手がまわるようになっている様子。
ドラマCD LEVEL ONE
- ロエンも、レイスからは『藁人形しか斬ったことが無い』と皮肉を言われている。
チョーカーによる身分表示
- 男性は木、女性は布。漁師が茶色、農民は赤、学者は白、商人は緑。
- 王族は金、貴族は銀、軍人は銅となっている。ちなみにゲーム中では「きんのチョーカー」はきちょうひんとして手に入れることができる。
公用語
インフェリアで使われている公用語。
文法的にも発音的にもメルニクス語とはかなり異なる。
元々エターニアではメルニクス語が古代より使われていたのだが、長い歴史の中でインフェリア独自の言語が発達したと思われる。
引用:テイルズオブ大辞典
- キャンプスキットNo.82でも王国語という表現が出てくる。セレスティアの公用語はメルニクス語。
- ゲーム中に王国語の表記が出てこないため、どのような言語なのか詳細は不明。
+ | 王国語考察 ※考察ネタなので注意 |
メルニクス文明の遺産
- セレスティアと違い高度な文明・技術は失われて久しいが、種々遺跡や遺産は出土している。インフェリアで使用されているクレーメルケイジもその1つ(セレスティアと違い製造技術がない)。
THE ANIMATION
- 度々遺跡や石板が描写され、キールも「メルニクス文明の硬貨は何枚か見たことがある」と遺産に触れたことがあるようである。
都民の感覚
+ | 考察注意 |
2000年交流の途絶えた、セレスティアから見たインフェリア
はるかなる世界は灼熱の地獄である
氷晶霊の恩恵を受けられないため
地表と大気は熱せられるばかりで決して冷めることがない
はるかなる世界にも人は住んでいるが恐らく何も身にまとうことなく
屋外で暮らしていることだろう
(アイメン図書館『はるかなる世界より』)
小説:外伝 聖エルモの灯
- アイフリードも全く同じことを言っている(大地が燃え盛る灼熱の世界。陸は燃え、海は煮え、空は灼熱の暴風が荒れ狂う地獄のような世界。衣服すらつくれないサル並の人類が住み、大地の熱に耐えられず、走り回りながら生活している)。100年前と現代とではこの認識は何も変わっていない様子。
テイルズリングエターニア(第6回放送)
- 子供に「セレスティアに送るぞ」と言って躾けることがある様子(リッドも小さい頃これで怖がっていた)。
実際
- アイメンの人たちが初めてインフェリア人(リッド達)を見た時は、肌の白さやエラーラが無いことに驚きや興味(子供達は「おでこツルツルー!」とはしゃいだり)こそあれど、「意外とそんなにセレスティアンと変わらない」と感じる人もおり、少なくとも畏怖のような感情は抱いていない様子。
その他
衣服
- インフェリアの生地はごわごわしており、わりと分厚く重たいためラシュアンの強風にもびくともしない。
- ファラのスカートも、飛んだり跳ねたりしても簡単にはめくれないらしい。故にファラは安心して戦っている、決して「恥じらいがない」わけではないとのこと。
出典:テイルズ通信(名取佐和子さん返信コメント)
食文化
- エッグベアは食用として非常にポピュラーで、「ベアの肉」はエッグベアの中であり乾燥させると非常食になる、卵も妙薬になる。
ツインブレイヴ特典ドラマCD 風に願いを
- サンドイッチにハンバーガー、ステーキ、イカリングはインフェリアの定番料理。
店舗
- 宿屋、道具屋、武具屋(武器&防具)、武器屋、防具屋、装備屋、食材屋、船具屋がある。
- 防具屋(防具だけを専門とする店)や武器屋(武器だけを専門とする店)の店舗数は多くないが、テイルズオブ大辞典によるとその町に武器だけを専門に扱う武具屋があるなどの場合は、別の客層を狙って出店しているようだ。
- 装備品の専門店もバロールのアナガチのみ。
インフェリアのキャッシュレス
- バロールの宿屋の支払いで、カードだと金銭感覚が麻痺すると話す町人がいる。
慣用句
- ラシュアンの風車が止まる
- グミはグミ屋(シャンバールの町民より)
- だいこん:女性の美しい足を表現する野菜とされている(説明文より)。インフェリアにしかない野菜。なお現実では「太い足」を指すと誤用されがちだが、「白くて細い足」が本来の意味。
- えび:エターニアでは長寿の象徴とされる(テイルズオブ大辞典より)。
ことわざ
- 豚に真珠:レグルス道場の道具屋が「豚真珠」。
四字熟語
- 百戦百勝:レグルス道場の武器屋。100回戦って100回勝つこと。 戦うたびごとに勝利をおさめること。「百戦百勝、善の善なる者に非らず也」(連勝することが必ずしもよいことではなく、戦わずして勝つのが最上であるという意味)の孫子の言葉から。
- 金城鉄壁:レグルス道場の防具屋。簡単には攻め落とせない、難攻不落、守りの固い城のこと。
ギルド
- 商工ギルド(ファンダムvol.1カオベンチャー、裏口入学したアルサーの父親のギルド)や犯罪者ギルド(ドラマCD テイルズオブファンダム ちょっとしあわせにっき)などが、リッドたちの旅以前から存在している。どれも割と黒い。
- オンラインにてプライヤーたちもギルドを作ることができた。