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ファラ・エルステッド
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ラシュアンにて誕生
- ラシュアン村長であるノリス・エルステッドの娘として誕生。
- リッド、キールとは幼馴染で、彼らをよく振り回して遊んでいた。リッドのことは恋愛対象というより家族というような間柄。
- 望郷の洞窟での回想では、3人がエッグベアに追いかけられた時、キールが転んで泣いてしまいファラが庇ってエッグベアの前に立ち塞がる、リッドが石をエッグベアに投げつけて引きつけていた。リッドがエッグベアを連れて離れてから、ファラもキールにつられて一緒に泣き出してしまう。
テイルズリングエターニア(第19回放送)
- リッド曰く「ファラの遊びは、オレにとって迷惑、キールにとって地獄」とのこと。
+ | キャンプスキット |
+ | そそっかしい女の子リスト |
ウルム山での迷子
小説:リッドのとかげ
+ | 詳細 |
ラシュアンの惨劇
- 父からレグルスの丘には呪われたものが封印されているから近づかないようにと言われていたのにも関わらず、星のカケラ欲しさにリッドとキールを丘に呼び出して奥に向かわせた。
- 何でも1人でこなすリッドが少し癪で、どんどん難しい遊びを考えては張り合った結果の究極が、星のカケラ競争だった(出典:オリジナルオーディオドラマ)。
- 結果、たまたま封印の緩んでいたネレイドに、リッド達を村に帰して見回りをした父ノリスが乗っ取られて「黒いお化け」と化し、村を襲って村は崩壊した。父ノリスはもちろん、リッドの父ビッツも死亡した。
- 10年前のため、リッド8歳、ファラとキール7歳。
オリジナルオーディオドラマ
- この罪がある限り、リッドには敵わない、並ぶことも許されないと悟った。それでも、同じ孤児になったはずのリッドは1人で生計を立てていく。やっぱりリッドとの張り合いを生きる糧にして、元使用人から農業を学び、レグルス道場にも通って強くなった。
THE ANIMATION
- そそっかしい女の子などで「自身が泳げないのに溺れている子供を助ける」というエピソードがあるが、アニメ第4話では「ラシュアン河で散々鍛えた」らしく、泳ぎは得意中の得意と豪語するマローネと張り合っていた。
クレーメルクラフトの墜落、メルディとの出会い
- 両親の死後は伯母の家で畑仕事を手伝っている。最近農家の仕事で忙しかったが、空の色が変だと感じて森の見晴らし台へ行くと、毎日空を眺めに来ているらしいリッドと旗合わせる。
- 「何か起ころうとしているのかも!セレスティアから何かが落ちてくるとか」と、どこか嬉しそうに話すも、リッドは相変わらず「何も起きないのが1番」とのリッド節。
- すると空から閃光がこちらに向かってきて、本当に何かが付近に墜落し、見晴らし台は大破。居ても立っても居られず墜落現場を見に行くと、そこには見慣れない機械と、理解不能の言葉を話す異国の少女が居たのだった。言葉はわからないが助けを求めているのかなと感じ、村へ連れて行く事に。
テイルズリングエターニア(第2回、第3回放送)
- 小さい頃はリッドと一緒に空を眺めたこともあったが、いつしかそういう余裕も無くなってしまっていた。人は自分の役目を果たせばいいという考えのリッド、ラシュアンの生活以外の事を知らないのはどうかと思うと言ってもリッドには「ほっとけ」と言われてしまうが、幼馴染なので放っておけない。
- メルディ助けたことについて、困っていたからというだけではなく、「1人で心細そうだった」ことを理由に挙げている。
ラシュアン追放
- 村長カムランに相談するも、災いの種でないと言い切れないとして追放を命じられる。
- 青い生き物が何か気配を感じ警戒しはじめた。とたんに村長宅の壁が崩れ、謎の男(ヒアデス)が強襲し女の子を突き飛ばす。女の子同様に言葉も通じず目的もわからないまま撃退した。
- 「またお前たちが災いをもたらすのか、あの時のように!」とラシュアンの惨劇の二の舞を恐れた村長の言葉を受け、ファラは動揺。村長は村を守るのが務めと言われ、ファラは女の子と共に村を出ていく事を決意する。
- ファラは女の子の服装がそのままだと目立つため、自分のお古を着せてやる。まずは言葉を理解するため、ミンツ大学学士となっている幼馴染のキールを尋ねる事にした。
- リッドは村を出る気はなかったが、女の子が「ふぃぶりる!」と言いながらリッドと離れたがらなかったため、渋々リッドも同行することに。
+ | キャンプスキット |
レグルス道場
- 道中、桟橋でなんとか名前だけは通じ、名前がメルディであること(一緒にいる青い生き物はクィッキー)がわかった。ファラは、キールに会わなくても案外簡単に通じるかも!と言うが、その後異国の言葉で捲し立てられ、やはりキールを訪ねることに。
- ラシュアン河の桟橋まできたが、土砂崩れにより通行できなくなっていた。その時オルバース界面が大きく波打ち、地面が揺れる。土砂崩れもこれが原因の様子。
- レグルス道場の師範ならば解決策を知っていると聞き、道場へ向かう。中に入るといきなり襲われ、リッドが退けるとフランコ師範が表れて入門試験だったと明かされる。かつて通っていたファラより、入門ではなく桟橋を渡りたいのだと説明する。
- 詳しく話を聞くと、パオロ(ファラの道場の先輩)による水の晶霊術で河の流れを緩やかにし、河をくだれば良いとのこと。そして師範よりファラが、「澄んだ目をしている、信じた道を進むが良い」として治癒功を伝授される。
- なお、パオロはファラに好意があるようだが、当のファラは全く気付いて居ない様子。
ラシュアンの河下り
- パオロの晶霊術にて河の流れは緩やかになる。一行は筏で河を下り、河の終点から徒歩によりミンツへ到着する。
学問の街ミンツでキール探し、岩山へ
- ミンツ大学の受付にてキールを尋ねると、確かに学生番号34604、光晶霊研究室に所属していることがわかる。その時メルディが突然受付台に登って暴れ出してしまい、咄嗟にリッド達は受付を後にして大学内に進む。
- 研究室ではキールを知るサンクと会うが、部屋の外で待ってたはずのメルディが突入して研究室の装置が突如暴走天気爆発してしまう。
- 駆けつけたカーライル学部長に追い出され、ひとまず講堂にてサンクから話を聞く。言葉がメルニクス語であることを聞き、こんなに高度なメルニクス語を話せるなんてメルディはもしかしたら宮廷晶霊術士では?などと話しつつ、とにかくキールは今は岩山の観測所にいること、そして連鎖的世界崩壊仮説の提唱により大学全員を敵に回して休学処分中であることがわかった。
岩山の観測所
- 観測所の中は真っ暗。ファラが誰かいないかと尋ねると、逆に入り口側からキールが表れ、大学の人間だと勘違いされる。幼馴染のリッドとファラであること、そしてメルディの言葉を理解するためにここまで来たことを伝えると、キールは早速辞書と照らしながら会話を試み始めた。ファラは10年ぶりでキールがすっかり立派になり、幼馴染として鼻が高いと話すもリッドの反応は薄い。
- キールによると、セレスティアから来たと話しているとのこと。リッドはどう見ても普通の女の子といい、キールもレオノア百科全書でも人肉を喰らう凶暴な人種と書かれているという。
- キールはメルディのエラーラに不用意に触ろうとしてメルディに突き飛ばされたりしつつも、目的を聞き出そうと奮闘していると、壁に掛けてあるインフェリアとセレスティアの地図の元へメルディが駆けて行き「いんふぇりあ、せれすてぃあ、どかーん!」と言い出した。
- キールはリッド達に望遠鏡を覗かせ、オルバース界面の黒体を見せる。キールは黒体が世界崩壊の予兆であると考えており、メルディのことは調べる価値がありそうだと考えた。
- メルニクス語の権威であるマゼット博士を尋ねることに。今はミンツ大学を離れ、モルルの村で暮らしているらしい。リッドは大陸が違う、話が大きくなりすぎていると言うものの、ほっとけないというファラに結局はついていくことに。
- 岩山の下り道、すぐばててしまったキールのためにキャンプを張る。キールはメルディに触られることも嫌がり、用心するに越したことはないと言いつつ、こいつを使って黒体の危険性を証明できれば大学に戻れる、なんなら王立天文台に招かれるかもしれないと話す。とんだ野心家になったもんだと呆れるリッドに、真の探究には最高の環境が必要なだけだと返すキール。
- 理屈ばかりでスカしたキールに対しリッドは気に食わない様子。
モルルへ渡り、メルディとの意思疎通成功
- 望郷の洞窟では、行商人がエッグベアの卵を狙って命をおとしていた。ファラ達もエッグベアに襲われ、リッドとキールで退ける。このエッグベアはリッドが干し肉にしようとするも、キールからは「栄養価が失われ、保存食に向かない」と食べたこともなく本だけの知識で指摘され、いつも実際に食べていて間違いないというリッドとは反りは合わない。
- 洞窟内ではすぐにへばって遅れてしまうキールを見ながら、昔から変わらないところもあるよねと子供時代を回想する。キールの可愛げはなくなったようだが…。
- 望郷の洞窟を出てモルルの村に到着。メルニクス語(メルディの言葉)の権威であるマゼット博士を訪れた。そこでオージェのピアスを使用することでメルディとの意思疎通なできるかもしれない(本来晶霊と意思疎通する為の道具だが、晶霊の言語もメルニクス語であるため)と提案を貰うが、言葉はわからないまま。
- 突然、メルディがマゼット宅から飛び出してしまう。慌てて追いかけると、モルル奥地でクィッキーをモンスターから守ろうとしているメルディを発見。巨大モンスター・インセクトプラントを退ける。キールは「集団行動で勝手なことをするな、僕たちにまで危険が及ぶ!」と怒鳴ると、メルディは「ごめんな」と王国語(インフェリアの言葉)で謝った。メルディがクィッキー(仲間)を命懸けで守る心を持つ自分たちと同じ存在なのだということ、そして皆で力を合わせて共闘したことで心が通じたのか、メルディの言葉を理解できるようになった(リッドだけ最初は気付かずに普通に会話していたため、「鈍い」とみんなにからかわれていた)。
- 戻りのキャンプにてメルディの口から、グランドフォールが起ころうとしていること、それを阻止するためには大晶霊が必要であることを告げられる。
王都インフェリア
- 王都ではすっかり田舎者扱いで、王立劇場の前では旅芸人と勘違いされたりしていた。
- 国王に報告をしようとするも、城の守衛には門前払いされ、王立天文台に論文を見せても弾き飛ばされてしまう(キールは門番を「体ばかり鍛えているから頭に血が回らない」天文台に対しては「あんな物わかりの悪いヤツが最高学府の研究員とは聞いて呆れる」と言っている)。最後に、黒体の存在に気付いていないはずがないセイファート教会にて大司教に報告。すると「セイファート再臨の吉兆である黒体が世界崩壊などとなんたることか」とむしろ追われる立場になってしまう(この時キールは、自身の説が大学で全く受け入れられなかった理由について悟った)。
- 教会を出たところで、既にリッド達が「不審人物」として報告されていたことにより衛兵隊長・ロエンにて包囲されてしまう。キールは「むしろ直接王に謁見できるチャンスだ」として、一行は大人しく捕まることを選択する。
- しかしながら挽回のチャンスはなく、一行はあわや水責めによる処刑寸前となっていた。その時、王立天文台で提示したキールの論文を見た台長・ゾシモスにより、「殺すのは惜しい。一度こちらで預かる」とされ間一髪救出される。実際に計測したところ、キールの見立ての通り、両世界は2000ランゲも接近していた。
- 釈放され、場内の客室で一夜を過ごすことに。リッドは「国に任せられる、これでやっと旅も終わりだ」と安堵する。しかしメルディにはまだ終わってない!と言われる。ファラも、大晶霊は国に任せたとしても、メルディをセレスティアに帰す方法くらいは私たちで探してあげようという。その夜徹夜でキールとゾシモスが両国の観測を行った。
- 翌日謁見の間へ呼ばれる。謁見の間に行く途中、アレンデ姫とロエンの会話を耳にした。アレンデ姫は誰かを待ち焦がれている様子。
- 謁見の間、国王は「蛮族セレスティア人による謀略。両世界は100スオム後に衝突する」として対セレスティアへ全面戦争を宣言。キールは話が違うと講義するも、ゾシモスに「学問も王国に準ずることを理解しろ」と突き放されてしまう。国は、セレスティア侵攻に利用するべく『光の橋』の調査を行うという。
- 国を頼れなくなり、リッドたちはやむなく自力での大晶霊集めと、謁見の間で耳にしたセレスティアへ渡る手段「光の橋」の探索を継続する事になる。光の橋は、バリルというインフェリア人が渡ったきりで、帰ってきていない、そのため場所も起動方法も調査し直しの状況らしい。
小説:蒼天の星
- 戦争宣言の後の流れは、原作とは異なり玉座の間にてキールと別れることになる。キールはゾシモスに呼ばれ、直々に光の橋に関する研究を手伝わせてやると言われる。キールは(自分のしたことをわかっていないのか)と黙っているとその態度を「うれしいか、恐縮するな」と捉えて高笑いしながら去っていくゾシモス。一方リッド達はロエンから乗船パスを受け取っていた。キールはリッド達とは行けないと話す。怒りに燃えた目を向けるリッド、大きなライトブラウンの瞳から視線を落として「がんばってね」というファラ、リッドとメルディの視線を感じて慌てて顔を背けるキール。
キールは王立天文台に残留
- キールが「ゾシモス台長から光の橋探索に誘われた、王立天文台で働くことは念願の夢だった」として王立天文台に残留。戦争宣言をした王国側に加担するのか、とモヤモヤを残したまま、リッド達3人は新たなる土地・バロールを目指すこととなった。
- バロールへの定期連絡船。メルディはキールが敵になることを恐れるが、ファラは「キールはたくさんのことを知りたいだけ。信じてあげて」と励ます。それを聞いたリッドは、「信じる、か…」と考える。
THE ANIMATION
- マローネは「王都インフェリアを出た時から後をつけていた」と言っている。(となるとバロールやシャンバールへも尾行していたか)
バロール
- バロールでは子供と店のいざこざにファラが首を突っ込み、助けた子供の方が窃盗犯(ベッポ)だった事で責められてしまう。しかしそこに商人・レイスが現れ、逆に店側の不正を指摘して助けてくれて事なきを得た。お礼に食事をご馳走することに。
- レイスは仕事の関係で「風晶霊の空洞」を知っており、道案内と同行をしてもらうことになった。レイスの帽子に付いている花は、この街全体を包む甘い香り、“ドエニスの花”とのことだった。各自準備後に宿屋前で落ち合う、メルディがレイスと接触するとリッドと同じ虹色の光が出た。メルディは「ふぃぶりる!レイスも絶対いっしょでいこうよ!」と訴える。理解ができないレイス、はぐらかすファラ、考え込むリッド。
テイルズリングエターニア(第17回放送)
+ | ファラから見たレイス |
行商人アビー
ツインブレイブ特典CD
+ | 詳細 |
風晶霊の空洞
- 風晶霊の空洞につくと衛兵がいたが、何やらレイスが話すとすんなりと通してくれた。国が管理していて衛兵まで立っているような場所にいち商人が簡単に入れることにリッドは訝しむ(ファラは「風格だよ」と言った)。
- 道中、風は思いの外体力を奪うとしてキャンプに。メルディからの質問で、持っていたコンパスキーを「進むべき道を示してくれるもの。むろん金儲け」とレイスは説明した。
- 彼を信用できると感じたファラが旅の目的を話す。ファラは「ずっとこの時を待ってたのかもしれない、誰かの役に立てると安心する」と話すと、レイスに「これは重症だな。何から逃げている?そこまで君を思い詰めさせているものは何だ」と問われ、どぎまぎしてしまう。ファラは怖いものなんてないと返す。ひからびたスラッグの死体は、ちょっといただけないけど…。
- シルフと契約後、自身と同じ謎の力・フィブリルを持っていたためメルディは別れたがらなかったが、レイスとは別れる事に。
- 入れ違いで、リッド達を探して追ってきたキールが復帰した。王立天文台はもうお役御免か?の問いにはだんまりだった。
- シルフからエアリアルボードを入手し、フィールドを自由に探索出来るようになり自力でイフリート探しを行うことに。
シャンバール、イフリートと契約
- シャンバールは暑いところと聞いていたが予想以上。メルディには特にキツい様子で、セレスティアはもっと涼しくてひんやりとのこと。
- 火晶霊の谷はとても侵入できる温度ではなく、ウンディーネを召喚し一時的に温度を下げてもらい、進んでいく。
- 途中のキャンプ、すぐバテてしまうキールの話に。昔からファラには心配ばかりかけて情けないと言うと、メルディから「足りない所はある、助けるのがトモダチ、ナカマ」と励まされる。ファラはいつも優しくて、怖い親分なだけじゃ無かったよなと昔話をしては、ファラを怒らせたりも。
- イフリートと(ウンディーネの説得で半ば無理やり)契約を達成すると、根源晶霊レムが現れ、グランドフォールは人為的なものである事を聞かされ、ソーサラーリングを与えられる。このリングを使って光の橋を渡れ、と。
- 帰りのキャンプ地にてメルディからも、グランドフォールはバリルによるものと説明された。キールはセレスティア人が元凶かと憤るが、その名は30年前に光の橋でセレスティアに渡ったとされるインフェリア人の名と同じであった。その為、まだセレスティア人が悪と決めつけるのは早いと。うまく説明出来なくて怖くて話せなかったとするメルディ、それでも信じるというファラ、真実を知るために同行するキール、そして光の橋が見つかる『までは』付き合うといるリッド。キールが王立天文台で聞いて来た情報を元に、光の橋を求めて霊峰ファロースへ向かう。
+ | キャンプスキット |
シャンバールでのひととき
ビバ⭐︎テイルズオブマガジン 2014年4月号 メルディショートストーリー
+ | 詳細 |
海上都市ベルカーニュ
THE ANIMATION
- 火晶霊イフリートと契約後〜ファロース山に向かう途中の野営で、賞金稼ぎの女(マローネ)にリッドが拉致される。マローネの落としていった賞金リストから、ベルカーニュへ向かう。
- ベルカーニュにて海の主退治を引き受けていたところ、それを狩にきたマローネ、リッドと再会する。マローネはこの賞金だけ稼げたら良いとしてリッドを解放した。
- 何故かエアリアルボードが使えず(後にコリーナの体質と判明)、嵐により船も大破、みんなで自作した船(キール・ツァイベル号)も沈んでしまい、早く旅を再開したい中で暫くベルカに足止めを受けてしまう。
- マローネとファラは海開きの対決を機にお互いを認め合い、親友の仲となった。
- 領主エクスシアは極光戦争時代から隠れ住んで来たセレスティア人の末裔であり、リッドたちの持つ大晶霊を狙って彼らを襲う。
- 最終的にはエクスシア本体の解放が鍵となり、領主エクスシアを説得。エクスシアは1人に戻り、平和が訪れた。リッドたちはベルカーニュを後にする。
霊峰ファロース、レイスとの対峙
- ファロース山に到着し、その壮大さに圧倒されつつ教会の休憩室で一晩を過ごす。セレスティアの文化や気候について話す3人に対し、リッドはセレスティアにわたる不安や用心はないのか、バリルは帰ってこなかったんだぞと漏らす。しかし楽観的なファラや興味が先行しているキールは行くつもりでいた。
- 出発間際ファラは、司祭より「主は天よりあなたの行いを常にご覧になっておいでです あなたには新たな神の技が授けられるでしょう」と言われ回生功を習得。
- 登山中崖崩れに遭い、ファラだけがはぐれてしまった。気を失う中、ファラは幼い頃の夢を見ていた。リッドとキールと遊んでいたのに、いつのまにか一人ぼっちになる夢。どこからか声がして、ファラは足を怪我しながらもレイスに助けられていた。
- レイスと共に先に進むと、リッドとキールが遠くから見つけてくれた。しかしレイス曰く山頂付近まで合流ができないため、それぞれで山頂を目指すことに。
- ファラは道中、レイスと話す。レイスは、君の言う通り大晶霊の力でグランドフォールが防げるとしたら、それは王国がやるべき仕事だ。しかし君は平民なのだ、平民の関わるべきことではないと問うと、「もう国は頼らない。例え国に背き命を落とすことになっても、誰かの助けになるのなら」と話すファラ。レイスは「あ…いや。今まで君のようなタイプには出会ったことがない」返す(ファラは人を珍しい動物みたいに見ないで、と言った)。
- レイスはどうしてすぐに言葉も通じないメルディを信じられるのか?不用意に人を信じれば、いずれ手痛い仕打ちを受けることになる。かといって誰も信じることができなければ、人は生きていくことさえできないだろう人を信じるとは、そういうことだ。違うかい?」と問うも「信じるのに理由なんて要るの?レイスは誰を信じていた?」と返され、母だと応える。幼い頃に他界したが素晴らしい人だったと。話したのはそこまで、くだらない話をしてしまった先を急ごうとレイスは言う。
- 頂上にはファラとレイスが先に到着し、追ってリッド達も到着。再会を喜びつつリッドは憎まれ口を叩く。キールがレイスを部外者だとし、レイスとは別れることに。
- ソーサラーリングを使って石室に入ると、クレーメルケイジが共鳴し出す。石板に手を翳すとレムが表れる。覚悟を問われ、光の橋が起動。キールは「この光の中に入れば、セレスティアへの道がひらかれる。バリルの残した研究記録には、そう記述されていた」とし、セレスティアに帰れると喜ぶメルディ。しかしレイスが再び現れ、元老騎士である立場を明かす。セレスティアが力を持つことを看過できない、と。
- コンパスキーが今まで沈黙し続けてきたのに、数ヶ月前から何らかの方向を示し始めた。王からの命を受け、セイファートキーが、いったい何を指し示しているのかを調査していた。キーに従い旅をすると幾度となくリッド達と会う、これは偶然ではない。セレスティア全面戦争を宣言した王国側の人間として、逆賊となる彼ら(特にキールについては王立天文台で重要書類を自分の頭にだけ叩き込んで焼却したことから“反逆者”とされている)を行かせる訳にはいかなかった。君達のやろうとしていることは、王国の平和を脅かしており、そのことをセイファートキーが我々に警告している、そう考えるのが自然だろう、と。ファラは、グランドフォールを止めるため、これはインフェリアをまもるためでもある、お願い信じてと言うが、帰ってきた言葉は「私が信じるのは、王の言葉だ。君達じゃない」だった。
- 「…残念だよ、レイス。そこをどいてくれないなら… 無理にでも行かせてもらう!」とファラ。レイスと対決し勝利、光の橋でセレスティアへ渡る。
小説 永遠のきざはし
- ファラは、どうしてリッドもキールもレイスを嫌うの?私を理解しようとしてくれたのに!と問いかける。キールは、理由なんかない。他人に理解してもらわなければ生きていけないのか?僕は自分が理解したいことの為に生きたいね。と返される。
- 小説版では頂上付近は霧が深い。
セレスティア、アイメンへ
- セレスティア、岬の砦に着陸。見上げるとインフェリアがありめまいがしそう。空の色も、海の色も、インフェリアとは違う。太陽は暗いし風も吹いていない。ファラは、「なんでこんなところまで来たのかな」と、ファロースでのレイスとの会話以降思い悩んでしまっていた。リッドは心配になりだいじょうぶか?と声をかけるが、ファラは「わ、なんて顔してんの?ここからが勝負なんだからがんばんなきゃね」と空元気。
- メルディの故郷アイメンへ。キールはセレスティア人はこういう町に暮らしているのかと感想をもらす。町人とは会話ができ、オージェのピアスの効果は絶大。メルディが紹介した町人が武器を取り出したのでキールは腰を抜かすが、「武器屋」だった。武器工房のサグラ、その奥さんであり爆弾製造担当のブレンダ、見習いでまだ接客をしているハミルト。晶霊兵器、晶霊を利用した武器はインフェリアではまだ研究が着手されたばかりなのにセレスティアにすでに技術がある、サグラ曰く「これで30年飯を食ってる」とのこと。ひとまずメルディの家に向かうが、キールの興味は尽きず「後で話を聞かせてくれ」と約束。
- メルディの家では、セレスティアンは10歳で自立すること、2人暮らしのこともあった(ガレノスのこと)などを話す。興味深々のキールを筆頭に、メルディに街案内をしてもらうことになったが、ファラは少し疲れたと家に残る。
- キールとメルディは図書館へ向かい、リッドは部屋に戻ることに。ファラは電気もつけずに考え事をしていた。一度にいろんなことが起きた、メルディが落ちてきて、大晶霊たちと出会って、ファロース山を登って、あげく王国の兵士を倒してセレスティアまで来た。ファラはどうしてメルディを助けたいと思ったのかわからなくなったという。今まで性格のせいにして本能のまま生きてきたけど、レイスの言う通り何かから逃げてるのかな、自分がわからなくなってしまったというファラに、「自分のこと全部わかってる奴なんていないんじゃないか。あのレイスだって迷ってた、俺は隙だらけだったのに」と元気づける。あんだけ立派な地位と頭を持ってるレイスだってやっぱり迷ってたんだ。自分のことを何もかもわかってる人間なんていないんじゃないか。何が正しいとか悪いとか、そんなのすぐにわかるわけない。それにファラが考えごとなんてラシュアンの風車が止まっちまうとからかいながら、リッドは部屋へ戻って行った。その背中を見送りながら、ファラは「おやすみ…。リッド」と呟く。
- 翌朝、キールとメルディは図書館から帰ってきていなかった。セレスティアの習慣や文明、人種について教えてもらい徹夜をしたようで、メルディは倒れるように眠ってしまった。キールはメルディを(素直にはなれないものの)心配し、ファラからも「メルディは“キールのために”徹夜してくれた」といわれ、感謝はしてるという。リッドも、今までが今までだけに、セレスティアに興味を持って貰えたことがよっぽど嬉しかったんだろうと。キールは、マゼット博士の言う、不可知なるものを学べ、本や大学の知識だけではわからないことがたくさんあるから自分の目で世界を見ろという言葉の意味がやっとわかったと感じた。
- メルディが目を覚まし、エラーラ電話でルイシカのガレノスと話していた。ガレノスはバリルの倒し方を研究している晶霊技師、クレーメルクラフトを扱える研究者。竜岩山脈を越えて、会いに行くことに。
+ | 町人の訳せないメルニクス語 |
ガレノスから極光術について教わる
- ルイシカへ向かうために晶霊鉄道を使う(燃料はサグラから売ってもらう)。道中で、ガレノスはメルディの師匠であること、ガレノスは難しい研究で忙しいためメルディがインフェリアに来た、ガレノスにはいっぱい世話になっている、とメルディが説明した(キールはメルディが晶霊技師のたまごであることに驚くと同時に、説明を聞いて「小間使いか。妥当だな」と納得もしていた)。
- 晶霊鉄道では、キールが意気揚々とクレーメルケイジを取り付けて作動させるが、大きな振動音に尻餅をつく。キールは少し休むといい客席へ、運転はリッドかすることに。メルディは手紙配達をついでに頼まれる。ルイシカ駅には着いたが、キールは酔ってしまったらしくフラフラである(本人は「まさか!気持ち良くて寝ちゃったくらいだよ」と強がっていたが)。
- ルイシカへ到着、その町の状態に愕然とするリッド、ファラ、キール。根本から建物が吹き飛んでいる。メルディは口を開く、「これが極光術」。キールはまだ隠してることがあるのかと怒るが、メルディはうまく説明できない、ガレノスに会えば全部わかるという。
- 1番大きな屋敷へ。途中にあった実験室の水槽、キールは調べてみる価値はありそうと興味を示すが、メルディが「早く出ようよ。壊れてるから意味ないよー!ダメー!!」と怒り出した。ファラは危険なのかもと言い部屋を出ることに。
- 地下室のガレノスを尋ねる。久しぶりの再会に喜びつつ、改めて説明の場を設ける。まずグランドフォールは総領主バリルにより人為的に引き起こされていることは事実だが、セレスティアの晶霊では歯が立たないこと(それでメルディを送ってインフェリアの晶霊を集めた)、破壊神ネレイドの「フィブリル(極光術)」によってグランドフォールが引き起こされていること、そしてリッドとメルディが接触した際の虹色の光はそれに非常に良く似た「未知のフィブリル」であることを教わる。フィブリルは広く言うと“力”に類するものとされる(インフェリアには適当な言葉がない)。リッドは少し迷いながらもガレノスに一晩研究されることに(といっても本人はほぼ寝ていただけだが)。
- 寝室に向かうファラとメルディ。メルディが「懐かしい」というので来たことがあるのかとファラが聞くが、そんなことないか!バカみたいよとメルディは誤魔化す。布団に入りながら、ファラはメルディに両親の事を聞く。メルディはおトーサンもおカーサンも居ないと言う。ファラも両親を亡くした、でも今も覚えてる、お母さんから匂うせっけんの香りとか、お父さんにキスした時のヒゲの痛さとか、わたしの心の中にずーっと残ってる。メルディは『おもいで』を聞かれると、水槽で母親に実験される過去がフラッシュバックしてしまい、「ない」「あるけど…悲しいよ」と返す。思い出すと辛いよね、ごめんと言うファラに、今はガレノスもリッドもキールもファラもいるから平気と言う。その夜、メルディは母親と寄り添いながらクレーメルダストを見上げた時の夢を見るのだった。
- ガレノスの調査の方は、真相はオルバースの中、手掛かりは得られなかった。リッドたちはバリルを討つことに協力する、キールはガレノスの知識に敬意を表し、メルディはやる気になってくれて嬉しいと喜ぶ(キールは学術的興味だと焦って否定していたが)。リッドも「行くしかねえだろ。…なんかオレの体も無関係ではなさそうだしよ」と。
- 何か条件が合えば体の中のフィブリルも目覚めるだろうとして、その詳細の調査・分析をガレノスに依頼。その間、バリル城はまず場所がわかっておらず、その情報収集として他にもいるはずのバリルを倒そうとしている人へ接触を試みるべく、西にあるペイルティを目指すことにした。
地晶霊の廃坑
- 晶霊鉄道に乗って終点の廃坑駅に向かうと、地下深くにも関わらず石が光っていて明るい場所だった。地の大晶霊が棲んでいるかもしれないとして、奥に進むことにする。
+ | サブイベント:土砂の撤去 |
- 道中のキャンプでウィスをプレイしつつ(キールは遊びなんてくだらない、哲学的思惟を巡らしていた方が生産的といいつつ、怒鳴ったり悲鳴を上げたりして、休憩どころかむしろ疲れたようだが)、ノームの集落に到着。
- 鈍くてとぼけたノーム、元々人間の仕業だしひとりくらい楽してもいい、ボクのすてきな生活壊すのゆるせないとして戦闘になった。しかし2000ぶりの再開となるインフェリアの大晶霊達、特にウンディーネに「今回の問題は、確かに人間の仕業です。けれど晶霊にまで、その害が及んでいるのはご存知でしょう?わたくし達大晶霊も一致団結せねば、解決への道が断たれてしまう一大事なのです。あなたの時間を少しばかり人間に分けてはもらえないかしら?」諭され、契約に至る。シルフと一緒のクレーメルケイジは「ひじょーにツライ」らしい、シルフも「こっちのセリフさ!」と言い合い。
- ノームに出口を作ってもらい、外へ。
チャットの小屋、バンエルティア号
- 廃坑を出たところ辺りには一面の海しか見えなかったが、小屋を見つけたのでそこでペイルティに渡る船などの手段がないかを聞いてみる事に。怪しいヤツが住んでるくらいなら無人の方がマシとキールは言うが、入り口がひとりでに開けられ、招かれる。
- 外観は尋常じゃないさびれ方、そのボロさに反して内は案外立派。しかし応接間に入ると催眠ガスで眠らされ、出口が無くなってしまった(ドアから出ると、まるで別の空間)。そのまま一行は、アヒルのおもちゃを駆使しながら地下迷宮を攻略させられる。
- 脱出するとアイフリードの子孫を名乗るチャットという少女(最初はリッドたちも男の子に見えて「坊主」と呼んでしまい、ちなみに…ボクの性別を考えると、坊主はふさわしい表現ではありませんねと返される)が現れる。合格、アイフリードのトラップをすべてくぐり抜けるとは、なかなかなの体力と知力、そして時の運だと。
- 裏庭の海賊ゴッコに付き合うつもりは無かったが、「隠し場所が裏庭なら良かったのですが、あいにく大海賊アイフリードの遺産は、世界中にちらばっています。だから船の乗組員が必要なんです」と船(バンエルティア号)を所有しているため(あとバンエルティア号はセレスティア7大秘宝でもあることもあり)、ペイルティに渡るために子分になってやることにした。
- 返事はアイアイサー!古臭いというリッドに「伝統的と言ってください」とチャット。薄暗くて寒いドッグへ降りると、アイフリードの遺産である船「バンエルティア号」が姿を現した。チャット曰く、アイフリード(チャットのひいおじいさん)はこの船を駆って、世界中を荒らしまわった(ただし義賊であり、貧しい人からは何もとらず施したくらいだと伝えられている)。彼の乗ったバンエルティア号は常にチャットと共にあり、バンエルティア号はチャットにとってはひいおじいさんでありアイフリードの血の証であると。
- 船内、チャットは「機械って…崇高です」などと言い出し、キール曰く“個人的趣味の頂点を極めた者のみがはまるこうこつ状態となっていた。機械類が好きなようだった。いざ発進、海賊意識に欠けるため暫くは遺産の件を話せるほど信頼できるかを見るため、にリッド達の目的を優先することになり、港町ペイルティへ。
- チャットはずっと気になっていたが、それは生き物じゃないですよね?近寄ってくるクィッキー、チャットは泣き出してしまった。ここは動物禁止だと。リッド「…やっぱりな」キール「ガキはガキさ」ファラ「他人のこと子供呼ばわりできる立場なワケ?」
氷晶霊の山
- 氷山の中を突き進み、ペイルティに到着。チャットはまだ若いんで命は大切にしたいんですと下船は遠慮するそう。
- ペイルティは氷漬けになっており、メルディ曰く元々寒い場所ではあるが少し異常。キールは凍ってしまった。酒場に行くと誰も飲み食いできておらず、町の人に話を聞くと「つい最近のこと、北から凍てつく風が吹いてきて何もかもを凍らせた。漁船も出せない、畑も全滅。このままだと町人全員飢え死にする」と言う。食材は集まらず、コックも逃げ出してしまった。
- 一方、ガストンという男が言うには氷晶霊の山へ確認に向かった人も戻って来ずの状態。町を凍らせてしまうような相手だが、ファラはそれでも会ってみるしかない、このままじゃ、ペイルティの人達が凍え死んじゃう!!と訴える。リッドは少し考え込み、「…そうだな。オレ達、ちょっと山まで行ってくるよ」とガストンに伝える。契約&氷漬けの街を救うためにセルシウスの元へ向かうことに。街の人(ガストン)の好意で、登山道具屋にて防寒具を入手した。
+ | 防寒具を選ぶリッドたち |
- 氷晶霊の山は町の北。イフリートの力を借りて吹雪をおさめる(イフリートは、ノームとは旧知だったがセルシウスおよび氷晶霊の山は初めての様子。「ずいぶん真っ白いとこに来たもんだな!氷晶霊とやらも派手にやるぜ…で、このちらちら目障りな白をなんとかしろってか?」)。セルシウスはグランドフォールのせいで我を失い暴走しており、グランドフォールの影響が晶霊にまで及んでいることにおどろく一行。戦闘後自我を戻したセルシウス、正気に戻してくれたのだからと世界を救うために喜んで契約を結んでくれた。
- イフリートは「この歌は…何だ?この歌は…おまえが…氷の大晶霊なのか?」と戸惑い、セルシウスに「近寄るな!!」と攻撃されていた。ノーム曰く、「セルシウスはイフリートが苦手」。ショックを受け、小さくなりながらクレーメルケイジに戻っていくのだった(セルシウスがクレーメルケイジに収まる時も、イフリートと同じ側だと「…最低」と言われてしまう。リッド曰く「…大晶霊もいろいろ大変だな」)。
- ペイルティに戻るとすっかり氷解し、街は活気を取り戻していた。防寒具などを提供してくれたガストンがお礼に食事をと言うと無防備にもついて行くリッド。しかし中で話されたのは、バリル討伐を狙う自由軍シルエシカの一員であること、お前達が加われば目的が果たせるからシルエシカに入って欲しいという話だった。たった4人では心許ないしと、会ってみることにする。その後約束通りご馳走についたリッド達は、まずはリーダーのフォッグに会うべくシルエシカのアジト(ティンシア)に向かうことになる。
- しかしその晩、メルディは自身のエラーラに、アイメンからの助けを求める声を受けた。メルディは仲間に心配かけまいと1人夜中に抜け出そうとするが、ファラが気付いて呼び止める。「私達も一緒に行くよ。…もっと信じてよ。仲間なんだから」
- 翌朝、ティンシアには遅れるが必ず行くとガストンにキールが説明した(キールはリッドに「おまえも優しいとこ、あるんだなぁ」と言われ、焦る)。リッド達はティンシアに行く前に、アイメンへ急行する。
ヒアデス襲撃
- アイメンに着くと街は壊滅し、ほとんどの人が息絶えた状態だった。思わず駆け出していくメルディ。
- ククロルにキールは叫ぶ、「セファイド鋼より硬い金属は作れたのか?まだ、おまえは死んじゃいけないんだ!…行こう。…絶対に犯人を見つけてやる」。リッドも「ああ!」と力強く返す。ロッテは朦朧とする中ボンズを案じており、ファラがだいじょうぶ。ここにいるよ。とっても元気と伝えると「ああ、よかったあ。本当によかったあ…」と言い息を引き取った。ブレンダもハミルトも武器を持ったまま…。
- 図書館へ行くと、サグラが吹き飛ばされてきた。ボンズを守るメルディと相対するヒアデス。ヒアデスの所業だと判明、リッドは怒りを露わにし、ヒアデスを再度撃退する。メルディからは「昔は良く遊んでくれたけど、今は全然違う。バリルのせいで変わってしまった」と説明があった。
- 飛び出していくサグラ。ブレンダとハミルトを棺桶に入れて途方に暮れる。キールが必ず仇を討つというが、「そんなものに何の意味もない。弱いもんは強いもんに負ける、それが世界の仕組み」だと言う。なぁなぁ、ロッテは?ロッテはぁ?と言うボンズを、サグラは黙って抱きしめる。
- サグラは「1人なら死んでしまおうかも思ったが、ボンズが居るから」と街の復興を決意。リッド達とは「腰にこねぇようにな」と笑い合い、必ずまた来ると話すメルディとキール。一行は、ティンシアを目指す。
シルエシカとの協力
- ティンシアの奥にある船、ミアキスバッジを見せてシルエシカのアジトの中へ。真っ暗な中いきなり襲い掛かられるが、どうやら一応力を試されたとのこと。「シルエシカ本部へようこそ。われわれは、自由な心に従い、自由な闘争に身をおく革命軍です」とアイラが現れた(リッドは「自由にもいろいろあんだな」と皮肉)。
- シルエシカのバリル城侵攻作戦について聞く、場所は判明している(海に囲まれている)。しかしバリル城の城門は特殊な力で守られた壁が張り巡らされており、通常の大砲などではビクともせず破壊する方法が見つからないという。またその為の強力な晶霊砲は大きすぎて(家一軒分)船に載せれず効果があるかもわからないという。リッド達はそのバリル城の力は恐らく極光術だろうと推測。
- 奥に進み、シルエシカのリーダー「不死身のフォッグ」と対面。アイラの説明によると、氷晶霊を従える実力を持つリッド達に打倒バリルに向けてシルエシカに加わっていただきたい、それが無理ならせめて同盟を結びたい。小型の晶霊砲開発のための技術的な知識も提供してほしいと。
- アイラ「ではボス、みなさんに一言」フォッグ「というわけだ。バリルを倒し、天下をとろうぜ!!」。ファラから、天下を取るつもりはないが打倒バリルに向けて協力する事で合意。キールの提案により、パラソルを用いて大晶霊の活力を使い、晶霊砲を小型化することにした。キールは晶霊砲改良の指揮官として残り、リッド達はフォッグと共に残りの根源晶霊・ヴォルトと契約するために雷晶霊の遺跡へ向かう。
雷晶霊の遺跡
- フォッグの案内(ヒントスキット)によると「海に出て、大陸を迂回しつつ南東へ進め。じき見えてくるでっかい森ん中に遺跡がある」。
- 遺跡入り口で謎解きがあるが解けず、キールが居たら…と思うリッド達をよそ目に、怪力のみで扉を突破するフォッグ。遺跡の中にも扉を開けるための仕掛けがあったが、キールに頼らずともなんとか進んでいく。
- 道中のキャンプで、メルディはぐっすり眠る。ファラは疲れてるんだよ、アイメンの件以降は見てて痛いくらいと。リッドはずっと疑問だったことを口にする。「メルディはどうしてここまで必死なのか。女の子がたった1人で…」。ファラは、世界を救いたいからだ、人間だもん色々あるよ。簡単には割り切れないと答える。リッドには「ファラもか?」と返され、ファラは「かもね」と応えた。にしてもみんなメルディが大好きなんだよ。それはもう1人いる『つたないヤツ』も含めて。
- 最奥へ進むと、ヴォルトもまた苦しんでいた。セルシウスが現れて、ここの空気はつらい、ヴォルトも普通じゃない。救われたがってると。ヴォルトと戦闘後、スロットパズルをクリアしてヴォルトを解放し、契約に成功する。
- 統括晶霊であるレムとシャドウが現れ、全ての根源晶霊の契約したとしてリッドにエクスカリバーを授ける。
バリル城侵攻に向けて英気を養う
- シエルシカに戻り、ヴォルトとの契約およびエクスカリバーの入手を報告。アイラはなぜそんなに大晶霊たちが協力的なのかを聞く、世界を救うためだと。バリルはエターニアを滅ぼそうとしている、だから僕らは戦っているとキールから説明。このことをフォッグに話すかはアイラに委ねた。またアイラはフォッグの無事を喜ぶ(リッドに言わせれば、無事どころか不死身だったが)。
- キールとアイラで開発を進め、晶霊砲をバンエルティア号に積めるようにしていた。積載に一晩掛かると言うことで、決戦前夜、ティンシアのホテルのスイートルームで宿を取ることに。
- スイートルーム、メルディは早々に眠りについた。緊張しているのかもとみんなで話す。リッドはスイートルームからの景色を見ながら、全員で無事帰ってきてまたこの豪華な部屋に泊まろうぜと戦いへの決意を固める。
- ファラ夜に目が覚める。メルディを探してか、屋上に行くとリッドとメルディが話していた。つい姿を隠すファラ。リッドは父親が死んだ時の夢をみた、ファラと共に両親はもういないことを話す。メルディに、「リッドにはおトーサンやおカーサンの“おもいで”、あるか?」と質問され、「普段はほとんど思い出さない、悲しいけど毎日生きてくうちに記憶は薄れてく。ただ、ときどき感じる。やわらかくて、あったかくて、いつもオレを守ってくれてる光みたいなもの…それがオレにとっての思い出ってヤツかな」と答える。メルディは「それならメルディの中にもある。やわらかくて、あったかいもの。これがおもいで、なんだな!」と大きく空を仰いで深呼吸。2人が戻ろうとしたので、ファラは気付かれないようにひと足先に部屋へ戻る。
バリル城侵攻、バリルの真実
- チャット・フォッグと共に晶霊砲が取り付けられたバンエルティア号に乗り込む。フォッグはアイラからリッドたちの目的は聞いていたので、「天下取るついでに、世界を救っときゃいいんだろ?」と意気揚々。
- バリル城へと向かう海上、バリル軍と衝突し艦隊戦へ(操舵はリッドが行った)。艦隊戦を切り抜け、バリル城の城壁に晶霊砲を打ち込み城壁を撃破、内部へ侵入する。フォッグ達シルエシカは別行動となった。
- バリル城内部は、とても行政の中枢として機能しているとは思えない荒れようだった。メルディ曰く、バリルは自分以外信用せず誰も中に入れていないという。
- 最奥、玉座に辿り着くもそこに待っていたのはミイラと化したバリル、驚いて言葉を失うメルディ。そしてそこに女性が現れる、「バリルは十年前に死んだ。だが、彼の心は今も私と共にある」メルディから説明があり、女性の名はシゼル、バリルのツレアイ(妻)。「…ほーぅ、おまえか。ひさしぶりだな、メルディ」
- シゼルは自分がグランドフォールを起こしていることを認め、「物質を求めて欲望の渦巻く世界など価値はない、これは物質にみいられた者たちに殺されたバリルの遺志でもある。これは破壊ではなく『回帰』だ」と言い放った。
- シゼルは強力な術を使いフォッグ達シルエシカを退け、リッド達とも交戦。とどめに“極光の洗礼”を放つ「くくく…もう遅いわ。繰り言はバテンカイトスの彼方でつむぐんだな」。そこにレイスが現れる。「君達の力では、まだヤツの極光術にかなわない! 早く逃げるんだ!!」。放たれるシゼルの術、レイス「極光壁」を発動し、リッド達を守った。
- リッド達は城の外へ吹き飛ばされる。皆意識を取り戻すも、レイスはリッドにセイファートキーを託して息絶えてしまう。リッドにセイファートキーと真の極光の存在、詳細はガレノスを尋ねること、そして「大切なものを守れ。極光術はそのためにあるんだ」という言葉と共に。ファラはその場に泣き崩れる。
- レイスに最後の別れをし、一行はガレノスの元へ。
- 一方、極光の力にてバリルのミイラは崩れ落ち、シゼルは闇の極光の力を纏って真上に存在する黒体へと吸い込まれていった。
メルディとバリル、シゼル
- ガレノスのいるルイシカへ向かう道中、バンエルティア号の甲板にて、バリルはメルディの「おトーサン(父)」、そしてシゼルは「おカーサン(母)」であることをメルディから打ち明けられる。「…そうか。だろうなあ。でなきゃ、普通ここまでやれねぇよなあ」と、リッドは雷晶霊の遺跡でも口にしたずっと思っていた疑問に1人納得しつつも、キールは「なんで黙ってたんだよ!そんなにぼく達は、頼りないか?信用出来ないか?信じてくれなきゃ、ぼくだっておまえを信じることが出来ないだろう」と怒りを露わにする。うまく説明出来なかったというメルディ、母親が敵だなんて悲しすぎると慰めるファラ。
- メルディ曰く、シゼルもバリルも昔は優しかった、メルディにもあたたかい『おもいで』がある。でも…なぜこうなったのか、メルディも離れて暮らしていたのでわからなかった。
- ガレノスに話を聞くと、レイスはセイファートキーの導きでガレノスを訪れ、真と闇の極光について知り、そして導きのままにセイファートの試練を受けたのだという。しかしレイスは、試練を全て終えないままリッド達を助けに行ったことで、シゼルの極光術に力及ばず命を落とすことになった。
- リッドとメルディの間に発生する虹色の光は、フィブリルの素質、レイスとリッドが同じ素質を持っていることを示している。そして、真の極光があればシゼルの闇の極光に対抗できるとのこと。リッドはグランドフォールを止めるため、セイファートの試練を受けることを決意した。
- 試練の前に、役に立てることをしたいというガレノスをシルエシカへ送り届けることに。道中の甲板、考え事をするファラに、ガレノスは「レイスはあんた達に感謝しとった。曇りのない目でありのままの世界を眺めることを教えられた。自分は変われた、どこにも属さない人間として世界のことを考えられた」と伝えられる。レイスがファラ達を助けたのは彼もまた世界を救いたかったから。その想いを絶対に無駄にはしないとファラは硬く決意する。
- ガレノスをシルエシカに送り、バンエルティア号の甲板にてセイファートキーを掲げる。一筋の光が、試練への道を指し示した。
エタポケ4(サブイベント「ホウテイバンリ」)
- ヒアデス襲撃の際にカムラン村長が腰を痛めたため、ファラとリッドは材料を集めて特効薬「ホウテイバンリ」を作って村長に渡す。借りは作りたくないと、カムランから「エタポケ4」をもらう。
- エタポケ4で首振り女王となったことを口実に、ファラはカムランの腰を診に来た。カムランはおかげで元気な様子。カムランは言う、「冒険に疲れたらいつでも戻ってこい。ラシュアンはおまえ達の故郷だ」と。
+ | 会話 |
セレスティア渡航に奮闘するも、記憶喪失・廃人化(ドラマCD Labylinth ~forget me not~ )
- バンエルティア号は世界分裂時に故障中。アレンデ姫がインファリアに作った晶霊鉄道を襲ったビフテク(現実を知らないアレンデによる統治を良しとしない革命軍)の撃退等しながら、セレスティアのキールやメルディとの再会を夢見て活動中。
- レイスの後継であり衛兵隊隊長(ロエンがセレスティアに行って行方不明の為)であるシェルフェン・レーギリングと邂逅。流星のカケラを隠している革命軍黒幕のゼイエン伯爵から奪取し、吊し上げる作戦をリッドたちに持ちかける。しかしこのシェルフェンは革命軍とグルであり、彼もまたレイスの意思を継ぐものとしてアレンデ統治を良しとしていなかった。その戦闘の中、シェルフェンの持つ剣を奪い返そうと無茶をするリッドを庇い、ファラは重症を負う。
- フランコ師範の元に身を寄せるものの、ファラは記憶喪失に。リッドは自分を思い出して貰おうとファラを無理やりレグルスの丘に連れ出し、ファラは発狂の後全く言葉を発さない廃人と化した。
ルイシカの研究所に集まる
小説 リッドのとかげ エピローグ
- グランドフォールから数年。チャットはリッド達の都合に合わせて何度もインフェリアに迎えに行っており、そんな中でメルディの希望もあり、いつの間にか亡きガレノスを偲んでルイシカの研究所に集まるのが恒例となっている。
- 食事や馬鹿話を数日して過ごし、畑仕事の忙しいファラ(とリッド)をインフェリアに送るような感じ。
小ネタ
料理の腕
- 料理上手で、得意料理はオムレツ。
- ゲームの料理システムとしても、全ての料理をマスターするのに必要な回数が(セレスティア料理を含めても)全キャラクターで最も少ない。
テイルズリングエターニア(第3回、第9回放送)
- 得意料理はピヨピヨの卵で作るふわふわオムレツ。
- リッドやキールは、ファラの作る料理は出てくることや美味しいこを「当たり前」と思っているようで、感謝の念が感じられないらしい。
なりきりダンジョン3
- パーティ称号「りょうりじょうず」にはなぜか含まれていない(対象メンバーはミント、マリー、ナナリー、リーガル)。
スカートの中身
THE ANIMATION
- 公式絵ではピンクのタイツを着用しているが、アニメ版では生足にドロワーズのようなインナーを着用している(第1話のデスクラブ戦で確認できる)。
ラフ画
テイルズオブシリーズ いのまたむつみのキャラクター仕事
- カチューシャをつけるなどの案があり、ラフ画でも花飾りを頭につけているバージョンがある。
- 服装については「フォークロアなエプロンスタイル。オレンジ色がエプロンで、後ろで括ってリボンにしている」とのこと。