きりもみ回転(技)

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きりもみ回転(技) - (2019/04/08 (月) 02:08:58) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2019/03/06 (水) 21:09:52
更新日:2024/04/28 Sun 18:54:09
所要時間:約 16 分で読めます



【概要】

きりもみ(錐揉み)とは、穴をあけるための道具である錐を手を使って回し、穴を空けること。
また転じて、飛行機が機体を横倒しにしつつそのまま回転しながら飛行、または落下していく様子を表す言葉としても用いられる。
そして後者のような「きりもみ回転」の動作でドリルの如く敵に向かって突撃する技」というのは様々なフィクションに多く登場する。
本項ではこちらををひとまずの定義として、これらの技やその使い手達を紹介していきたい。
アニメや特撮だと大抵フィニッシャー用の大技という位置づけになっており、
その場合ドリル系の技と同様に「風穴をあけられた敵を背にポーズを決める主役」という構図もお馴染みであろう。

なお先述の理由により、

は取り扱わないものとする。

【きりもみ回転する技及び使用者の皆さん】


漫画・アニメ

コン・バトラーV(超電磁ロボ コン・バトラーV)

「超電磁スピン」
まず「超電磁タツマキ」で相手の動きを封じた後、
頭上で両手を構えて超電磁ギムレット(クリスタルカッター)を出現させた状態で高速回転しながら突撃し敵を貫く。
これによって多くの敵を倒してきており、まさに「電磁の必殺の技」。
その一方でエネルギーの消費も激しく、連続使用となると全機能停止のリスクも抱えているという諸刃の剣でもある。


ボルテスV(超電磁マシーン ボルテスV)

「ボルトマシン・スピン」
マッハ16を超える合体前のボルトマシンに追いつき合体を邪魔する敵機に対し、V字編隊で全機体を錐揉み回転しながらさらに先頭のボルトクルーザーの周囲を螺旋回転して弾き飛ばした。
つまり周囲4機に至っては二重回転である。
名前はスーパーロボット大戦Lでの命名。


ラーメンマンキン肉マン闘将!!拉麺男

「頭骨錐揉脚」
「心突錐揉脚」
倒れた相手の頭部を踏み砕く「頭骨粉砕脚」と、
相手の心臓を貫くような蹴りを繰り出す「心突釘裂脚」にそれぞれ回転を加えたと思われる技。
字面だとどちらも『闘将!!』由来の技に見えるが後者は『キン肉マン』の王位争奪編にて初披露されたもの。


ウォーズマンキン肉マン

「スクリュードライバー」
ベアークローを装着した片手を突出しながらきりもみ回転で相手に突っ込む。
ラーメンマンの左頭部をえぐるシーンはトラウマもの。
また、バッファローマン戦でウォーズマン理論から繰り出された「二刀流スクリュードライバー」はもはや伝説。
後に、ロビンマスクの息子であるケビンマスクも、クロエと名を変えたウォーズマンの指導でこれに似た技「マッハパルヴァライザー」を習得している。


スクリュー・キッド&ケンダマン(同上)

「地獄のネジ回し」
スクリュー・キッドとケンダマンのコンビが繰り出すツープラトン技。
まずスクリューキッドが両足をドリル状に変化させてドロップキックで敵に突き刺さり、
そこへケンダマンが靴底から出した突起をスクリュー・キッドの頭部のマイナスの窪みに合わせ、回転して貫く。
この技でブロッケンJrウルフマンを戦闘不能に追いやった。
なお、位置的にブロッケンのほうがダメージ大きそうなのにその後死んでいたのはウルフマンのほうだった。


アーロンONE PIECE

(シャーク)・ON・歯車(トゥース)
気を付けポーズで鼻を突き出し突撃する「(シャーク)・ON・DARTS(ダーツ)」の強化技。
家をも引き抜くその怪力で床などを掴んで勢いをつけ、鉄をも切り裂くサメの牙と石にも突き立つ自慢の鼻を突き出し、相手に回転しながら突撃し切り刻む技。
言うなれば現実のワニも使用する「デスロール」の超強化版といえる。


ブルックfeat.ナミ&ウソップ&ロビン(ONE PIECE)

「雷骨剣 革命舞曲(ガボット)ボンナバン」
スリラーバーク編で使用した戦法。
ウソップがシャレで作った特大ゴムパッチン「クワガタ」にリングロープのようにもたれかかり、ロビンの「回転蔓」でコマのように回転させられて発射。
更に離脱直前にナミの作った雷雲から雷を浴びて感電したまま相手に剣を突き立て貫くという、ブルック以外誰が出来るんだという技。
絵面は悪いが、オーズの右肩を貫通するほどの威力があった。


村雨良/仮面ライダーZX仮面ライダーSPIRITS

「ZX穿孔キック」
バダン(仮面ライダーZX)時代に交戦した仮面ライダー一号からラーニングしたきりもみシュートと立花藤兵衛による特訓で会得した本作オリジナルの技。
高速回転し、文字通り孔を穿つ貫通力を誇るキックを放つ。


流派東方不敗機動武闘伝Gガンダム

「超級覇王電影弾」
自らの体の周りに渦巻き状の気を纏わせつつ頭だけを出して突撃して全てを吹き飛ばす。
厳密なきりもみ回転ではないがエネルギーは軸回転している。
一人が気を与えつつもう片方を弾として飛ばすやり方もある。


ライナーダグオン(勇者指令ダグオン

「ライナータックル」
回転しながらの突撃。高速回転して吹雪を起こすライナーブリザードとのコンボで敵宇宙人を倒したこともある。


宇宙戦艦ヤマト(宇宙戦艦ヤマトⅢ)

ダゴン艦隊との決戦で、上昇した後に急降下しながらきりもみ回転しつつ主砲とミサイルを連続発射する戦法で敵艦隊を壊滅させた。
宇宙空間で上昇とか急降下とかあるのかとか、きりもみ回転しながら照準なんてできるのかとかツッコミどころ満載だが気にしてはいけない。


氷魔、ゴールドアイ(銀牙-流れ星 銀-

「滅 変異抜刀牙」
抜刀牙の一つで、牙をむきだして軸回転しながら突撃する。
無数の顎で構成された正面の姿には十字架が幻視される。


ウィル・A・ツェペリジョジョの奇妙な冒険 Part1 ファントムブラッド

波紋乱渦疾走(トルネーディオ・オーバードライブ)
波紋エネルギーを纏い、空中からきりもみ回転しながら放つ飛び蹴り。
一回しか使用しておらず、その一回さえ避けられたため威力は不明。
全体的に大技な感の強いきりもみ回転技にあって珍しくパッとしない技。


キャシャーン/東鉄也(新造人間キャシャーン

「フライングドリル」
きりもみ回転しながら体当たりする必殺技。
格ゲー時には空中から斜め下に回転しながら飛び込む系の必殺技として扱われる。


マグナムシリーズ爆走兄弟レッツ&ゴー!!

「マグナムトルネード」
マシンがカーブで吹っ飛び、回転しながら一直線に狙いのところへかっ飛んで行く必殺技。
回転はジャイロ効果によって空中で安定させるために加えている。
原作は拳銃のマグナムのジャイロ効果によるところから発案し、アニメではジュンの野球のボールの回転から着想を得ている。


ガル~系の術(金色のガッシュ!!

「ガルゾニス」「ガルレドルク」etc
きりもみ回転しながら魔物が頭や足から突進する術。
呪文の頭に「ガル」と付いている点が共通し、使い手が多数存在する。
威力はそこまででもなく、せいぜい初級~中級くらいの威力しかない。


犬塚キバ、赤丸(NARUTO‐ナルト‐

「通牙」
高速回転で突撃していく犬塚一族の専門の術。
擬人忍法時の赤丸とともに繰り出せば「牙通牙」
人獣混合変化して撃てば「牙狼牙」
など彼らの攻撃はほぼこの派生術による。


星飛雄馬(新・巨人の星)

「スクリュースピンスライディング」
代走専門野手として復帰した飛雄馬がビッグ"・ビル・サンダーから体得した殺人技。
きりもみドロップキックで野手を吹っ飛ばすスライディング。
当たり前だが守備妨害である。
阪神の掛布は地対空のスクリュースピンによってこれを破った。掛布すげえ


岬越寺秋雨(史上最強の弟子ケンイチ

「岬越寺蛙(かわず)ひねり」
逆立ちからの錐揉み上昇蹴り。


レイチェル・スタンレイ(〃)

「トルネードドロップキック」
きりもみのドロップキック。


ゲーム

ベガストリートファイター

「サイコクラッシャー」
サイコパワーを全身に纏い、両手を突き出して回転しながらの低空飛行で突撃する、ベガを代表する技。
強化版として「メガ・サイコクラッシャー」「ファイナルサイコクラッシャー」などが存在する。
なお初出のスト2だと「サイコクラッシャーアタック」と微妙に名前が違っていた。


ケン・マスターズ(〃)

「神龍拳」
要するに回転し燃えながら放つ昇龍拳で、多段ヒットとなる。
Ⅳのみ初撃が決まれば蹴りの連打の後にいつもの神龍拳となる


キャミィ(〃)

「スパイラルアロー」
真横にドリル回転しながら蹴りで突っ込んでいく。空中可。
海外では「キャノンドリル」ムービー版では空中で打つと「エアキャノンドリル」
真上に突っ込むと「リバースシャフトブレイカー」となる。
ベガ親衛隊のユーニやキャミィのクローン、ディカープリなども同名の技を使うがなぜかタメ技。
空中で放つと「エアスパイラルアロー」となる。
リバースシャフトブレイカーはベガ親衛隊のユーリも用いる。

ダルシム(〃)

「ドリルキック」
「ドリル頭突き」
要するに空中から斜め下に脚または頭を向けてドリルのように回転しながら落下する。
ドリル頭突きは軸線は水平線と平行なまま降下。
初出時は角度・高さともに固定だったが現在までにちゃんと使い分けができるようになった。
EXシリーズのみ多段ヒットする「ヨガドリルキック」も実装。
一部の技が被るネクロもドリルキックが実装。


ダッドリー(〃)

「ロケットアッパー」
要するにジェットアッパーの連発だが、最後の一発が神龍拳のように回転する。
「サンダーボルト」
上空にジャンプしてのきりもみ回転落下パンチ。
ストIII2ndにはあったが3rdで削除。
スパIVではあったがウルIVオメガで削除とあったりなかったりが忙しい。


デミトリ・マキシモフ(ヴァンパイアシリーズ)

「デモンクレイドル」
「バットスピン」
シリーズ通しての多分主人公。
デミトリの対空技と、瞬間移動してからの突進技。
デモンクレイドルはダッシュ中に繰り出すと斜め方向の軌道に変化する。
コマンド投げのネガティブストーレンも通常投げにきりもみ回転を加えた技。


オルバス(〃)

「スクリュージェット」
「トリックフィッシュ」
前者は下半身をねじり上げ、爪を前方に出す突進技。
後者はバックステップからの対空回転飛び蹴り。


ザベル・ザロック(〃)

「ラウドネススクリュー」
「デスハリケーン」
前者は下半身を虫化してドリル回転しながら空中から直線状に降下する通称「虫ドリル」
後者は下半身を独楽化して回りながら斜め上に突撃する。空中だと斜め下に向く。


レイレイ(〃)

「放天撃」
「斬破」
放天撃はコマンド投げで、落下する相手をその場で回転して爪で受け止める
斬破はダウン追撃技で、倒れる相手に逆さ向きになりつつ爪を当てて回転する。


ジョン・クローリー(龍虎の拳シリーズ)

「フライングアタック」
「スパイラルレッグボマー」
フライングアタックは初代からの必殺技で、相手の頭上に飛び付いての回転攻撃。『龍虎』らしい、割と無茶な技。
スパイラルレッグボマーは『2』からの必殺技で、軽くジャンプした後にバレリーナの如く回転し足先からきりもみキックを食らわせる渋いイメージに見合わぬ技。


ジャック・ターナー(〃)

「ヘルダイビング」
2での隠し必殺技で、投げ飛ばして落ちた相手に頭から飛び乗り回転する。


テリー・ボガードロック・ハワード(餓狼伝説シリーズ)

「ライジングタックル」
何故か逆立ちした状態できりもみ回転しながら上昇する対空技。
一見ドリルキック的な技かと思いきや、実はテリーの父の師匠タン・フー・ルーが使う
ダブルラリアットのような技「旋風拳」を基にしており、つまり腕で攻撃している技だったりする。
テリーの養子であるロックも使用するが、『MOW』ではテリーの方は所持していない。


アンディ・ボガード(〃)

「空破弾」
「超烈破弾」
前転から倒立で技に入る回転ドロップキック。
初代では入りかたで難敵ライデンを瞬殺出来た。
SFC版や雑誌等で昇龍弾と技名を勘違いされていた時期がある。
超烈破弾はアンディ初の超必殺技で空破弾の強化技。
KOFシリーズでは昇龍弾もきりもみ回転軌道になっていた、このタイプの昇龍弾は餓狼伝説3が初出。


ローレンス・ブラッド(〃)

「ブラッディスピン」
片手を突き出して回転突撃するタメ必殺技。


秦崇雷、秦崇秀(〃)

「帝王天耳拳」
要するに逆立ちでないライジングタックル。無敵付き。
初出の3では特に違いはないが、兄・崇雷は単発ヒットで横の判定、弟・崇秀は多段ヒットで縦の判定が広いという感じに差別化されてきている。


不知火舞(〃)

「花嵐」
扇子を構えた突進が成功すれば、腕と扇子を横に広げて錐揉み上昇する超必殺技。
ボタン操作で突進なしで放つこともでき、対空に便利。


双葉ほたる(餓狼-MARK OF THE WOLVES-

「転身翔」
要するに回転頭突きで飛び上がる昇龍拳。
女の子がやるにしてはシュールすぎる技な気も…


牙刀(〃)

「龍牙」
蹴りによる上昇技だが潜在能力版で回転していく。


ラルフ・ジョーンズ(KOFシリーズ

「ラルフキック」
要するに捻りながら放つドロップキック。元ネタは下記の「RXキック」
発動位置の低い「低空ラルフキック」も後に実装。


鎮元斎(〃)

「騰空飛天砲」
頭突きによる回転突撃の超必殺技。


ブライアン・バトラー(〃)

「ブライアントルネード」
きりもみ回転しつつ短時間ながら水平飛行して頭から突撃する。
ポーズも相まってなかなかにシュールな絵面の技。


二階堂紅丸(〃)

「フライングドリル」
名前はキャシャーンから効果はダルシムからパkオマージュしたと思われる技。
キックは両足でなく片足で突き込み、多段ヒットする。


チョイ・ボンゲ(〃)

「飛翔空裂斬」
「旋風飛猿刺突」
「真!超絶輪回転突刃」
前者は三角飛びで相手に跳び、中者はその場で横跳びして相手に両腕の鉤爪を向けつつ回転突撃する技。
『KOF'96』以降はレバー入力で方向を自由に制御できるようになり、応用性が高い。
後者は空中で下/斜め下に動揺に突っ込む超必殺技。


ルガール・バーンシュタイン(〃)

「デッドエンドスクリーマー」
相手の頭の上に飛び乗り、押し潰した後で高速回転してからマッチョポーズを決める技。
MAX版は、相手を倒す際に首を折る動きが加わる。
KOFシリーズを代表するボスキャラクターであるルガールの超必殺技の一つなのだが、
実装された作品が『98』『98UM』のみと少ないうえ『98』では性能もイマイチだったためか知名度が低い。
一応『98UM』では普通に使える性能になっているが、技の要領とポージングからネタにされがちである。


マチュア(〃)

「サクラリッジ」
斜め上に回転突撃していく。対空技としてよりも奇襲用の技。


ククリ(〃)

「熱砂極突破」
要するに砂を纏いながら放つサイコクラッシャー。


ミアン(〃)

「飛燐円舞」
転身翔ぽい超必殺技。


アッシュ・クリムゾン(〃)

「フリメール・フォルティフィエ」
要するにドリルキック。会社的にはフライングドリル。


椎拳崇(〃時のみ)

「龍顎砕」
開脚倒立しながら回転して斜め上に飛ぶ対空技。
「神龍天舞脚」「神龍凄煌裂脚」と言ったキック系超必殺技の締めにも使う技。


溝口誠(ファイターズヒストリー)

「通天砕」
シリーズのどう見ても主人公顔、喧嘩百段溝口の必殺技の一つで『ダイナマイト』から実装。
天に登りながら多段式の回転ジャンピングアッパーを食らわせるという技で、現在は前述の神龍拳と絡めて説明されたりするが、実はこっちの登場の方が早い
元々は「ごっついタイガーバズーカ」と共にアホみたいな威力なのに通常必殺技の扱いだった(そもそもこのゲームに超必殺技の概念がない)。


愛乃はぁと(アルカナハートシリーズ)

「すっごいはーとふるぱんち」
要するに昇龍拳である「はーとふるぱんち」の神龍拳版。
最後は炎ではなくハートをまき散らす。


安栖頼子(〃)

「降り注ぐ魔界の報復」
「天地を焦がす魔界の劫火」
マントをドリル化して斜め下に突っ込む必殺技と燃えながら大規模に回転突撃するクリティカルハート。
「天地(ry」はいったん敵を通過した後に飛び跳ねながら戻ってくるがこれも当たり判定が出る。


アヴゥ(マーシャルチャンピオン)

「アラビアンドリル」
大体ブラッディスピン

デューク・エドワーズ(バーニングファイト)

「サブマリンスクリュー」
飛び込んで回転アッパーを放つメガクラッシュ。
KOF2000でストライカーとして出演した時も同じように発動する。
『ネオバトルコロシアム』のユウキはメモリーカードスラッシュ発動時に同名の技が同じような攻撃となる。


ヴァルケンハイン=R=ヘルシングBLAZBLUEシリーズ)

「ケーニッヒ・ヴォルフ」
「アイゼン・ヴォルフ」
ドライブ「ヴェーア・ヴォルフ」発動時の必殺技。
それぞれ真横・斜め上/斜め下へ回転突撃する。


セリアII改(カオスコード)

「デッドリー・スパーク」
羽根を出しつつ高速で回転突撃する。空中可。


サーベラス・ブラック(〃)

「シャル・ウィー・ダンス」
相手事巻き込んで錐揉み回転で真上に上がっていく無敵対空。壁際でやられるときつい。


ユダAC版北斗の拳

「血粧嘴」
原作では不発に終わった南斗紅鶴拳奥義。後にメディアミックスに登場した際も作品によりその全貌は異なるのだが
世紀末バスケことAC版ではテーレッテーもとい一撃必殺奥義に位置付けられ、
「衝撃波を放って相手の動きを封じ、人差し指を立てた状態で腕を突き出してきりもみ回転で突撃する」
という解釈がされている。


ウルヴァリンX-MEN。但し格ゲー時)

「ドリルクロー」
片手の爪を向けて回転突撃する。レバー入力で真上や斜め上なども狙える。


サイロック(〃)

「サイブレイドスピン」
「サイメールシュトロム」
「サイスラスト」
前者二つはサイエネルギーの剣を構えて斜め上に回転上昇する必殺技と垂直上昇のみの超必殺技。
後者は大体ブラッディスピン。


真祖アルクェイド(MELTY BLOOD Actress Again Current Code)

「とり」
「おおとり」
斜め上に回転突撃する対空技とそのEXエッジ版。ある意味直球な技名。


ティファニー・ローズ(ジャスティス学園シリーズ

「ビューティフルスピン」
逆立ちで回転し上昇する対空蹴り技。
斜め上に打ったり「ワンダフルキック」の締めに使ったりも。


アカツキ電光戦記

「騰空螺旋脚」
錐揉み上昇しながらの蹴りで多段ヒットさせる完全神殺。
横の当たり判定もあるが案の定リーチは狭いので使いづらい。


キカイオー(超鋼戦紀キカイオー)

「超ド級トルネードキック」
空中で斜め下に飛び蹴りする「キカイオーキック」の回転強化技。


エビルタローン(パーフェクトソルジャーズ)

「エビルクラッシュ」
ほぼサイコクラッシャー。


バティスタ(UNDER NIGHT IN-BIRTH)

「トラス ウォーラス」
空中から放つリーチ短めの錐揉みキック。正確には武器の「紅翼・七花」を足元に構えている。
技名読み上げが「ドリルー」に聞こえる(幻聴)


ハンゾウ(ワールドヒーローズ

「光龍破」
「飛龍裂空破」
光のオーラを纏った秘刀マサムネによる要するに神龍拳とその強化版。


カズマ(ギャラクシーファイト ユニバーサル・ウォーリアーズ)

「疾風回身 裂斬殺 」
コマンド投げだが、相手を気絶させたのち上空に上がって錐揉み落下で踏みつける多段ヒットの必殺技。
連打で気絶から回復されて外れることもある。


ヴリトラ(カオスブレイカー)

「ビシャスキラー」
初撃が当たればそのまま回転上昇し、最後は飛び蹴りにつなぐマナ・バースト。


李刀龍/王劉凱(ブレイカーズ

「練糾腿」
真上に蹴り込む「穿弓腿」の回転強化技。


ティア・ラングレー/シェリー・ターラー(〃)

「バーニング・リボルバー」
キックボクサーということで要するに拳によるサイコクラッシャー。空中可。


曹操(真・恋姫†夢想〜乙女対戦★三国志演義〜

「旋輪転」
「奸雄の疾風」
おおむねサイコクラッシャーとメガ・サイコクラッシャー。


九紋稚(ファントムブレイカー)

「絶槍・龍縛陣 」
薙刀での対空技「紅龍刃」の回転強化技。
横斬りというわけではないので見た目の範囲は割と狭め。


霞(ニンジャマスターズ)

「緋燕閃 」
ひも付きの刀「緋桜」を構えつつ繰り出す真超力。
要するにサイコクラッシャー。


カムイ(〃)

「殺鬼」
連続技に派生すれば捻りながらの横飛び蹴りとなる必殺技。
他に、闇コンボの「闇火炎陣・鬼縛」ではスパイラルアローっぽい蹴りが挟まる。


不知火幻庵(サムライスピリッツシリーズ)

「魔道ダイビングクロー」
突進で倒せればそのまま鉤爪を逆立ちしながら突き立てて回転する武器破壊技。


ファウストGUILTY GEARシリーズ)

「ごーいんぐまいうぇい」
空中でメスを抱えつつ頭を向けてドリル頭突き風に回転突撃する。
名称はないが空中での下Kはドリルキック風。フォルキャンすると垂直落下となる(通称ドリキャン)。


クリフ=アンダーソン(〃)

「頭蓋砕」
空中で斬竜刀を抱えつつサイコクラッシャー風に回転突撃する。


ミリア=レイジ(〃)

「ウィンガー」
髪を翼に変えて相手を巻き込みつつ垂直回転上昇した後斜め下に突撃する。それぞれの単独版もある。


御津闇慈(〃)

「天神脚」
ほぼデッドエンドスクリーマー。


エル・スティンガー(スーパーマッスルボマー)

「スクリューダイビング」
回転頭突きで真横に突進する。怒り状態の時のみ多段ヒットする。
また、ロープにぶつかると跳ね返る。


エリザベート・バートリー[ブレイブ]Fate/Grand Order

鮮血竜巻魔嬢(バートリ・ブレイブ・エルジェーベト)
2016年のハロウィンイベントで登場したエリちゃんの宝具。
その嵐の如き勇者力…もとい音痴な歌声ドラゴンブレスで動きを封じた相手に対し、
剣を突き出して高速回転し突進する「超雷鳴スクリュー斬り」を浴びせ、決めポーズと共に相手は爆発する。
どう見ても先述の「電磁の必殺の技」です、本当にありがとうございました。

Busterの単体宝具、且つ防御無視ということもあってダメージ量はかなりのもの。
また、5ターンのやけど状態付与もある。


ロニ・デュナミステイルズ オブ デスティニー2

「空破特攻弾」「スパイラルドライバー」
空破特攻弾は斧を頭上に掲げた形で錐揉み突進する奥義。
スパイラルドライバーは空破特攻弾から派生する秘奥義で、基本的な形は変わらないが速度や回転数が激しくなり威力が強化されている。
原作においては戦闘システムの都合上、敵より右側に立つと不利になってしまうので、敵(特に小柄な相手)を飛び越える危険の高いこの技の使い勝手はあまりよろしくない。
加えて全ヒットする背丈の敵もそう多くはなく、ロニ自身の命中率の関係でこれまたオールヒットとはいかない。
決まれば快撃というロニらしいド派手な技だが、どこか抜けているのもまた彼らしいといったところか。


大乱闘スマッシュブラザーズシリーズに参戦しているファイターの皆様

空中ワザ、とりわけ下空中攻撃できりもみ回転するというファイターは非常に多い。
基本的に連続ヒット且つダメージ重視で吹っ飛ばし力は低いが、何人かは下空中がメテオになっていたりもする。
珍しいところではピカチュウやファルコやディディーの前空中攻撃、ゼニガメの後ろ空中攻撃なども。
必殺技としてはメタナイトの横必殺ワザ、リザードンの上・横必殺ワザ(X除く)などがきりもみ回転技となっている。


オニドリルドードリオなど一部の鳥系ポケモン(ポケットモンスターシリーズ)

「ドリルくちばし」
「くちばしを ちゅうしんに からだを かいてんさせて てきに とっしんする」ひこうタイプの安定物理技。
しかしメディアによってはつのドリルのごとくくちばしのみが回転してたり。
ちなみにひこうタイプ以外で覚えるのはエンペルト系統しかいない。


オニドリルドサイドンノコッチドリュウズなどのポケモン(〃)

「ドリルライナー」
「ドリルのように からだを かいてん しながら あいてに たいあたりする。きゅうしょに あたりやすい」じめんタイプの物理技。
シングルでは威力・命中率ともにじしんに劣るが、ダブルバトルでは威力低下がなく味方を巻き添えにしないこちらが有利。
また、スピアーなど「じしんは覚えられないがドリルライナーは覚えられる」というポケモンも多く、サブウェポンとしての需要も高い。

ワーム(モンスターファーム)

「きりもみアタック」
初代においてワームが習得する超必殺技の一つ。モスラ幼虫のごとく巨大な芋虫であるワームがスパークしながら突撃する。
90年代のゲームらしくパロディがそこかしこに見られる作品の中でもわかりやすく、間違いなく冒頭の超電磁スピンを元ネタにしている。ていうかほぼまんま
2では「シェルアタック」という、丸まって突進する技に変更された。流石に問題視された……のかは定かではない。別のパロディも追加されてるし……

特撮

ウルトラマンレオウルトラマンレオ

「きりもみキック」
兄弟怪獣・レッドギラスとブラックギラスの合体技「ギラススピン」を破るべくモロボシ・ダンとの特訓で編み出した技。
大ジャンプしてギラススピンの死角となる上方から回転しながら急降下し、キックでギラス兄弟の首を刎ね飛ばした。


ウルトラマンガイアウルトラマンアグル(ウルトラマンガイア)

「ガイア突撃戦法」
「スピニングクラッシャー」
両手を頭上に突き出し、身体を高速できりもみ回転させて突進する。
ガイアがガンQの体内に閉じ込められた際にはこれで脱出した。ウルトラシリーズ伝統・回ればなんとかなる。
ちなみにアグルも似たような技を持つが、名前がガイアより若干しゃれている。
第25話におけるガイアとアグルの直接対決時、この技同士でぶつかり合うというシーンがある。


ウルトラマンメビウスウルトラマンメビウス

「メビウスピンキック/バーニングメビウスピンキック」
光線技が通用しないリフレクト星人に対抗すべく、先述のレオから特訓を課せられていたメビウスだったが
摩擦熱を利用した火おこしの様子を見たことで習得した新たな技。
通常のキックとして放ち敵に受け止められたところから、炎が燃え上がるほどの勢いで高速回転しダメージを与えた。
また、この炎を纏いバーニングブレイブに変身することもできる他、
バーニングブレイブがメビュームバーストの炎を纏いながら繰り出すものは「バーニングメビウスピンキック」と呼ばれる。


ウルトラマンエックス・ゼットンアーマー(ウルトラマンX

「ゼットントルネード」
モンスアーマーの1つ、ゼットンアーマーから繰り出される技。
バリア(形状はマックス版のゼットンシャッターに近い)を張ったあと、なんと高速できりもみ回転して体当たりするというもの。
本来防御用の能力を攻撃に転用するというのはシリーズ全体で見てもかなり珍しい。
これで敵のゼットンのバリアを破るという快挙を成し遂げている。


テレスドン(ウルトラマンX)

これまで身体の硬さを活かした格闘戦や口から吐く溶岩熱線(デプス火炎)を武器にしてきた地底怪獣テレスドンだが、
2015年『ウルトラマンX』に登場した個体は一味違った。
なんと、ドリルのように高速回転しながら突撃するという、地底怪獣の名にふさわしい新技を披露したのである。
12万トンという巨体から繰り出されるそれはエックスと大地を大いに苦しめた。


ウルトラマンジードウルトラマンジード

「コークスクリュージャミング」
鉤爪状の武器・ジードクローを用いて繰り出す必殺技で、トリガーを2回押して発動させる。
全身にエネルギー(形態によって源は異なる)を纏い、ジードクローを突き出して高速回転しながら突進する。
また、キメラベロスとの戦いでは相手の攻撃を受け流すのにも利用していた。


RVロボ激走戦隊カーレンジャー

「激走斬り・ハイパークラッシャー」
最終回における暴走皇帝エグゾスの巨大化・エグゾス・スーパーストロング戦でのみ使われた大技。
RVロボの必殺技である激走斬りの高速回転を利用しながらRVソードを真上に掲げてきりもみ回転。
ドリルのごとく突貫してエグゾスの胴体に大きな風穴を開けた。
……が、全宇宙の邪悪なエネルギーで強化されたエグゾス・スーパーストロングの再生能力の前では無意味で、逆に返り討ちにあいRVロボは大破する。
結局、勝負を決めたのはボーゾックの総長ガイナモがとっさに投げつけた、賞味期限が切れて腐った芋長の芋羊羹だった……まあカーレンジャーにはよくあること。


ゴ・ガドル・バ仮面ライダークウガ

「ゼンゲビ・ビブブ」
作中でも屈指の強敵である「閣下」最強の必殺技。
ザキバス・ゲゲルを見据えて、クウガライジングフォームを元に、自らも大量の電気を浴びることで新たに身につけた電撃体時に使用可能となった、高速回転ドロップキックである。
その破壊力は、中盤までの最強フォームであったライジングマイティを一撃で変身解除に追い込んだ程。
尚、クウガもメ・ガドラ・ダ戦にて一度だけきりもみ回転マイティキックを見せたことがある。


仮面ライダーナイト仮面ライダー龍騎

「飛翔斬」
5000APの威力を持つファイナルベント。
契約モンスターであるダークウイングと合体、構えたウイングランサーを軸にダークウイングの翼で身を包み巨大なドリルと化し、相手に急降下突撃を食らわせる。


仮面ライダーフォーゼ ロケットステイツ仮面ライダーフォーゼ

「ライダーきりもみクラッシャー」
両腕のロケットモジュールの力で加速、錐揉み回転しながら突撃するフォーゼ版きりもみキック。


その他の主なきりもみライダーキック

一文字隼人/仮面ライダー2号(仮面ライダー)「ライダー卍キック」
風見志郎/仮面ライダーV3(仮面ライダーV3)「V3スクリューキック」
仮面ライダーストロンガー(登場キャラクター)(仮面ライダーストロンガー)「超電子ドリルキック」
仮面ライダーBLACK RX(仮面ライダーBLACK RX)「RXキック」
浅倉威/仮面ライダー王蛇(仮面ライダー龍騎)「ドゥームズデイ」
仮面ライダーカリス(仮面ライダー剣)「スピニングアタック/スピニングダンス」
仮面ライダーG(仮面ライダーG)「スワリング・ライダーキック」


その他

柴犬

時折首を高速で回している様子が写真や動画としてアップされることがあり、ネット上で見る人々を和ませている模様。


追記・修正はきりもみ回転でキーボードを貫くくらいの勢いでお願いします。

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