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ボールK型 - (2018/02/03 (土) 16:11:49) の編集履歴(バックアップ)


ボールK型  RB-79K

4本のマニピュレーターを持つオレンジ色のボール
優れた格闘性能とコストの低さが特徴。

基本データ
兵種 前衛/格闘型
出撃可能地域 地上:×
宇宙:○
コロニー:×
アーマー値 256
コスト 120
バランサー/よろけ/基礎バランサー 低/60/180
着地硬直
オーバーヒート時の回復速度 やや速(約4.5cnt?)
再出撃レベル LV5
支給ポイント 16勝利pt.

連邦軍待望の宇宙対応コスト120の格闘型機体

威力は近距離戦型機体と同等ながら、通常より5m長く格闘ロックを取れるマニピュレーターを装備している。
サブ射撃に機動低下付与のワイヤーランチャーを装備できるほか、射撃武装はコストの割になかなか豊富。
ボールと一線を画す機動力があり、またボール同様ジャンプ性能が高いが、ダッシュ性能は同クラスの格闘型機体の中では若干見劣りする。

支給条件は公式ページ【F】のMS全てを取得済み/軍曹以上。


■メイン

武器名 弾数 ダメージ ダウン値
よろけ:
ダウン
リロード
速度
QD処理値 備考
連装
機関砲A
24/
3連射
密着3
最長2
20/1発
低3:9発
中4:12発
高5:15発
8.3cnt 40
2発ダウン
赤ロック127m
射程152m
180mm
キャノン砲
4/
単発
密着 22
最長 40
160
低1:2発
中1:2発
高1:2発
8.9cnt 60
1発ダウン
赤ロック 127m
射程107m
連装
機関砲B
30/
3連射
密着 4
最長 3
15/1発
低4:12発
中6:16発
高7:20発
7.4cnt 40?
3発ダウン
フルオート可
赤ロック127m
射程167m

《連装機関砲A》

1トリガー3連射、装弾数24発。
横幅が広いものの、集弾率と連射速度が高く癖のない3連射マシンガン。
横2列で発射するが、片方がバラ当たりすることはない模様。
扱いやすい武装だが、見た目の割に威力はバルカン砲と大差なく、限界射程では極小ダメージ。
1トリガーでよろけが取れるのは低バランサーのみ。
低バランサーへのQSに適しており、QD外しもしやすい。

《180mmキャノン砲》

1トリガー1発発射、装弾数4発。
装備するとカラーリングは違うものの、ボールと似た姿になる。
単発で機関砲より高いダメージを与えられ、瞬間火力の底上げに有効。
名前はキャノン砲だが、弾道は直線的で射角調整はできず射程も短い。
弾速も非常に遅いが誘導性があり、ザクIのバズーカとほぼ同等の性能。
着弾時に複数の敵MSにHIT表示が出たため爆風あり。
射撃硬直があるため、使用の際には注意が必要。

ダメージはQD含めて密着は22、100m前後で40。
QDでのダメージは、バックブーストしてもほとんど変わらない。
おそらく限界射程前後でダメージが急上昇すると思われる。

アンチに用いる場合、180mmキャノン砲のQSは、ヅダ(対艦砲装備型)以外の宇宙に出撃可能なジオン遠距離砲撃型機体は低バランサー以下のみであり、
相手編成次第ではあまり効果が無い(低バランサーはQSから1撃でダウン、超低バランサーはキャノン砲のみでダウンする)ため、レギュレーションによる相手編成の読みや立ち回りを明確にする必要がある。

対拠点能力あり。

《連装機関砲B》

1トリガー3連射、装弾数30発。
トリガーを引き続けるとフルオート連射が可能。
Aより蓄積バランサーダメージが低く、弾道がばらけて命中率が低い。
QDに使うと3発ダウンなので、2発をかすらせるように当てて拘束しながらタックルを決めると良いだろう。
フルオートで10セット30発を約5cntで撃ち切る。

QS3連からカス当てタックルを習熟していれば、3つのメインのうち比較的タンクを処理するのに最も向いている。
{メイン6発(24ダメ)→3連撃(66ダメ)→QD2発カス当て(8ダメ)→タックル(40~50ダメ)で138~148ダメ。}
これは超低バラ機相手にも入るコンボであり、カス当てによるよろけ継続のため外しの最中に拠点弾を撃たれることもなく、コスト120機体としては申し分ないポテンシャルを秘めていると言える。
タンク処理に向かっていける高コスト格闘機が他にいる状況ならば素直に譲った方がよいが、再出撃レベルの高い本機がタンク処理をする場面も往々にしてある。上記コンボを確実に出せるようにしておくと良いだろう。


■サブ

武器名 弾数 ダメージ ダウン値
よろけ:
ダウン
リロード
速度
QD処理値 備考
ハンド・
グレネイド
2/
単発
20 1発ダウン 8.9cnt 60
1発ダウン
射程137m
ワイヤー
ランチャー
1/
単発
5 120
低1:2発
中1:2発
高1:2発
12.2cnt 130
1発よろけ
射程127m

《ハンド・グレネイド》

1トリガー1発発射、装弾数2発。
下投げ式の投擲武装。
陸戦型ジムのハンド・グレネイドBのような性能。近接信管範囲は狭めだが、格闘型のハンド・グレネイドとしては威力が高め。
転がるタイプなので、置くように使うも良し、QD外しに使うも良し。
QDに使う際は180mmキャノン砲とダメージはそう変わらない。
リロードが若干長いため、敵が近くにいない時は早めに撃ち切って、リロードしておくと良いだろう。

《ワイヤーランチャー》

単発式。
命中した敵機に「機動低下」の効果を与えるワイヤーランチャー。
射撃前硬直はないが、誘導性はほとんどない。
重要な点として、発射後は収納までタックルを含むあらゆる攻撃ができない。
そのため、単機での活用は難しい。ダメージもほとんどないため、連携用の武装と思って良いだろう。

敵が無敵中でも、命中すれば機動低下を与えられる。
ただし、無敵時間が切れる前に機動低下効果が切れてしまうため、無敵時間中の牽制程度にしか使用できない。

QDに使用すると「よろけ+機動低下」のみでダウンしないが、収納時間があるため単機での追撃は不可能。
しかも相手のバランサー値が10しか残らず、タックルやBR程度がせいぜいのため使用するメリットがない。

REV.3.53より追加コスト削除、弾速減、誘導性能向上、機動低下効果時間短

■格闘

武器名 ダメージ ダウン値
連撃回数
備考
マニピュレーター 22→22→22
(理論値22→28→35)
60→0→0
4回
格闘ロック距離64m
合計威力66
タックル 50 1発ダウン 装甲・N:50
機動:40

《マニピュレーター》

左ストレート→右フック→左アッパー(QD未使用時はそのまま右回転する)の3連撃。
格闘ロック距離・ダメージ共に陸戦型ジムの持つビーム・サーベルAと同等。
ただし格闘装備はこれだけのため、サーベルBを持つ陸戦型ジムとは違い威力の底上げはできない。

だが宇宙空間に出撃可能な連邦機体で格闘ロック距離65mが可能な機体は当機だけである。
ともすれば平面的な動きになりやすい地上と比較し、立体的な動きがしやすい宇宙空間では格闘ロック距離+5mは地上時以上に効果的。
自身のジャンプ性能を生かし敵機との高低差から65m~61mの距離を作りだし噛み付くことが出来れば、敵からしてみれば非常に厄介な存在となり得る。

有効打となりえる射撃武器がほとんどないため、特にタックルの威力が下がる機動セッティング時は本機運用時の生命線。
低コストを生かして戦場を引っ掻き回してやろう。

《タックル》

機体を回転させ体当たりする、ボールと同じモーション。
格闘2連撃とほぼ同等の威力を持っているので、状況に応じて使い分けると良い。
宇宙のコスト120格闘型機体として対になるザクIとは違い、装甲セッティングでもタックル威力は上がらない。

タックル追尾距離は65m。

■セッティング

セッティング名 アーマー
ダッシュ
速度
ダッシュ
時間
ダッシュ
距離
ジャンプ
速度
旋回
速度
硬直
時間
タックル
ダメージ
歩行
速度
備考

(旋回)
256 238km/h 1.0cnt ?m 170km/h 10.9rpm 44f 40 102km/h

(硬直減)
258 236km/h 1.0cnt ?m 168km/h 10.3rpm 40f 40 102km/h

(歩行)
265 233km/h 1.0cnt ?m 166km/h 10.3rpm 44f 40 113km/h

(ジャンプ)
250 229km/h 0.9cnt ?m 191km/h 10.3rpm 45f 40 102km/h

(ダッシュ)
240 258km/h 1.0cnt ?m 162km/h 10.3rpm 46f 40 102km/h

(機動)
230 249km/h 1.0cnt ?m 183km/h 10.6rpm 45f 40 102km/h

(ブースト)
268 215km/h 1.0cnt ?m 153km/h 10.0rpm 44f 40 102km/h

(タックル)
270 204km/h 1.0cnt ?m 145km/h 9.7rpm 44f 50 102km/h

(装甲)
315 192km/h 1.0cnt ?m 137km/h 9.7rpm 44f 40 102km/h

旋・硬・歩セッティング

全セッティングで全パラメーター(装甲値、ダッシュ速度・時間、ジャンプ速度、旋回速度、小ジャンプ硬直、歩行速度)、陸戦型ジムと同等である。

跳・走・機セッティング


推・突・装セッティング



+ REV.3.38まではこちら
REV.3.38まではこちら(この白文字テキストは折り畳みによって生じる改行の位置を調整するためのものですのでこのまま残してください)

■セッティング

セッティング名 アーマー
旋回
速度
ダッシュ
性能
ダッシュ
距離
ジャンプ
性能
備考
機動重視4 230 +2 +4 XXXm +4 ブースト消費14-25%
機動重視3 240 +1 +3 XXXm +2 ブースト消費13-24%
機動重視2 245 +1 +2 XXm +3 ブースト消費12-22%
機動重視1 255 +1 +1 XXm +1 ブースト消費12-21%
ノーマル 260 0 0 XXXm 0 ブースト消費12-21%
装甲重視1 265 -1 -1 XXm -1 ブースト消費11-20%
装甲重視2 272 -1 -2 XXm -2 ブースト消費11-19%
装甲重視3 280 -1 -3 XXm -3 ブースト消費11-18%
装甲重視4 290 -2 -4 XXm -4 ブースト消費11-17%
機動4、装甲4のセッティング項目があり、アーマー値はいずれのセッティングも陸戦型ジムと同等。

■ノーマル

機動力はコスト相応だが、ジャンプ性能はまずまず。
タックルダメが50のセッティングの中で最速であり、APもそれなり。
もともと高くはない機動力を可能な限り低下させなくないが、QSタックルの瞬間的火力も捨てがたいというなら十分選択肢に入るだろう。

■機動重視

陸戦型ジムとほぼ同等。
ダッシュ性能は陸戦型ジムに劣るが、ジャンプ性能は本機が優れている模様。

■装甲重視

ザクIとは違い、装甲セッティングでもタックル威力は上がらない。
そのため特に装甲1セッティングはノーマルと比較し、AP5上昇と機動性各項目1段階ダウンの不釣り合いなトレードとなってしまう。
耐久性は上昇するものの元から高くなかった機動力がさらに低下する。
こちらのコストを考え「構うのは時間の無駄」と判断した敵高機動機に置いて行かれてしまうと切り離された先の味方が枚数不利となる。
装甲セッティングを選ぶなら目の前の相手だけではなく戦場全体の敵味方の数、位置をおおよそ把握しておき機動力低下を補えるようにしたい。

■支給(コンプリートまで5700)

支給順 武装名称 必要ポイント
初期 連装機関砲A
ハンド・グレネイド
マニピュレーター
旋回セッティング
-
1 ワイヤーランチャー 700
2 硬直減セッティング 300
3 歩行セッティング 300
4 180mmキャノン砲 700
5 ジャンプセッティング 400
6 ダッシュセッティング 400
7 連装機関砲B 700
8 機動セッティング 500
9 ブーストセッティング 500
10 タックルセッティング 600
11 装甲セッティング 600

+ REV.3.38まではこちら
REV.3.38まではこちら(この白文字テキストは折り畳みによって生じる改行の位置を調整するためのものですのでこのまま残してください)

■支給(コンプリートまで5700)

支給順 武装名称 必要ポイント
初期 連装機関砲A
ハンド・グレネイド
マニピュレーター
-
1 ワイヤーランチャー 700
2 セッティング1 300
3 セッティング2 300
4 180mmキャノン砲 700
5 セッティング3 400
6 セッティング4 400
7 連装機関砲B 700
8 セッティング5 500
9 セッティング6 500
10 セッティング7 600
11 セッティング8 600

■運用

連邦軍には今までに無かった宇宙で出撃可能な120コストの格闘機として登場。低コストを活かしての体を張ったライン上げ運用が可能。
格闘ロック距離の長さや、コストの割には優秀なジャンプ能力を活用すれば、他の両軍120コスト格闘機と同様にコスト以上の活躍を見込める。
機動性はコスト相応なので、長い戦場移動や高機動の敵機へは対応が難しい。
低コスト機体である事を逆手に取り、被撃破によるリスタートを利用して別エリアへ復帰し、数的有利、コスト的有利を作り出すといった戦術ももちろん有効。

■その他

コロニー内出撃不可のため、出撃可能なステージは限られる。
出撃時の演出はボールと違い、通常のMSと同じである。
ボールと本機は、通常移動時に宇宙船の姿勢制御スラスターのような独特の音がする。

同コスト帯での比較

連装機関砲はそれぞれ陸戦型ジムのマシンガンAとBに類似した性能だが、180mmキャノン砲はザクIのバズーカに近く、陸戦型ジムには無かった射撃によるダメージの底上げが可能。
180mmキャノン砲を選択すれば性能的に陸戦型ジムより射撃戦によるライン上げやライン維持、チャンスがあればQDで纏まったダメージを与えることが可能になる。

反面、格闘に選択武装が無くダメージの底上げができないといった点が異なり、キャノン砲からのQSでダメージ効率を求める際はザクIに若干及ばない。また、タックル威力も装甲設定で底上げされない点も相違点の一つ。しかしこれについてはあまり大きな問題ではないだろう。
よって射撃で牽制しチャンスをうかがい、格闘ロック距離64mという5mの差を利用し格闘を仕掛けるという格闘型機体を扱う上でのセンスが問われる。
5mの差を利用するにあたって、ジャンプ性能は宇宙専用機体という事も相まって良好だが、ダッシュスピードがやや劣る点も運用する上で注意が必要な点の一つ。
APに関しては陸戦型ジムと同等、ザクIより全体的に10程高い。ジャンプ性能も高いので、粘り強くラインを維持することができる。
ただ戦況次第では、低コストを活かし速やかにリスタートした方が有利を生む場合もある。

キャノン砲からのQSタックルで60(N設定では70)前後のダメージを瞬間的に与えられるのは、120コスト機体としては不足は無い。
中バランサー以上の敵機体にはキャノン砲からのQS3連撃、QD外しタックルで120から130程のダメージを与えられる。これも不足は無いだろう。
注意点として、ジオン軍の宇宙に出撃可能な遠距離砲撃型機体は、主力が低バランサー以下だということに気をつけたい。特に、ザクI後期型はキャノン砲1発でダウンしてしまう点には注意。
ヅダ(対艦砲装備型)が出てくる事を読む事が出来るならメタ機体になる可能性もあるが、それは高機動力を有したタンクであるため、真正面から向かっても捕まえる事は難しいだろう。

一つ一つを検証すると一長一短な点も散見されるが、本機の最大の長所はコスト120で宇宙に出撃可能という事。それこそが宇宙という戦場において本機に求められていたものであり、それを生かして戦いたい。

設定など

ボールの先行量産型。
初登場作品であるOVA「第08MS小隊」では、シロー・アマダが操縦し、宇宙用高機動試験型ザクIIと相討ちにまで持ち込む活躍を見せた。
詳細はWikipedia:先行量産型ボールを参照。