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装甲強化型ジム RGM-79F
リアクティブアーマーで防御力を向上させたジム。ホバーエンジンにより、高速移動が可能
兵種 |
前衛/近距離戦型 |
出撃可能地域 |
地上:○ 宇宙:× |
アーマー値 |
290 |
コスト |
200・210 |
被撃墜時の-pt |
40・44 pt |
バランサー/よろけ/基礎バランサー |
高/100/300 |
着地硬直 |
中 44f |
オーバーヒート時の 回復速度 |
やや早~普通 [装甲3]:約4.5cnt. |
支給ポイント |
先行支給 |
公式大会「戦場の絆 頂上決戦~乱~2014」決勝戦開催に合わせて先行支給されたMS。
連邦軍2機目のホバー移動可能なMSである。
配備申請可能条件(Rev3.28)
支給申請後は勝利ポイントを60P貯めれば支給される。
ホバー移動について
ホバー移動とはダッシュ後の硬直中、硬直後に慣性のような移動をする状態のことを指し、滑走のような体感から「すべり状態」とも呼ばれる。
ダッシュ後に硬直自体は存在するが、この「すべり状態」を利用して遮蔽物の陰に隠れたりすることが可能。
また敵機に対し横方向(歩き合い方向)への「すべり状態」では、硬直狙いの高集弾性のマシンガンやBR等による被弾を低減できる。
この「すべり状態」は武器発射後の硬直、オーバーヒート後の硬直、QDC時やタックルのバックブースト後にも適用される。
そのため、他機体のように硬直で完全に静止する事がない。
ただしそれは裏を返せば、適時立ち止まることができないという事の為、格闘距離のような細かな制動が求められる状況での立ち回りは苦しいので注意しよう。
ホバー機体のその他の特徴としては、オーバーヒートからの回復時間がやや長い、ダッシュ距離が長いが速度は遅い、ジャンプ速度が遅くジャンプ時間に対して到達高度は低め、と言ったものがあり、タクラマカンを始めとした段差が少なく平坦な地形で運用しやすい。
■メイン
武器名 |
弾数 |
ダメージ |
ダウン値 よろけ: ダウン |
リロード 速度 |
対拠点 能力 |
備考 |
100mmマシンガン |
42/ 6連射 |
密着 8 最長 6 |
20/1発 低3:9発 中4:12発 高5:15発 |
8.3cnt |
▲ |
フルオート可 青ロック214m 赤ロック217m 射程距離235m |
ハイパー・バズーカA |
6/ 単発
|
18 |
60 低1:3発 中2:4発 高2:5発 |
6.7cnt |
▲ |
青ロック184m 赤ロック187m 射程距離215m |
ブルパップ・マシンガン |
36/ 3連射 |
密着 8 最長 7
|
30/1発 低2:6発 中3:8発 高4:10発 |
6.7cnt |
▲ |
青ロック214m 赤ロック217m 射程距離235m |
(REV.3.28)
《100mmマシンガン》
1トリガー6連射、装弾数42発。フルオート可。
弾速が早く集弾性が低いため、カス当たりを狙いやすく、弾幕形成による牽制力が高い。
本機のホバー性能を相まって、壁の無い平地戦では総合的にかなりの性能を見せる。
一方でダウン値が低く、高バランサーに5発入れなければよろけが取れないので注意。
集弾率も悪い為、着地硬直を狙ってもまとまったダメージを取るのが難しい。
マンセルを行うには難しい性能の為、本装備時は単騎運用が基本となるだろう。
敵との距離が近い程ダメージが高いため乱戦での総合火力自体は高い。
(高バランサーに14HIT→装甲1タックルで162ダメージ)
ただしダウン値が低いため、集弾性を補おうと間合いを詰め過ぎると反撃を受けやすい。
機体特性を鑑みるに極力控えたほうが良いが、相手がこちらを見ていない状況等には有効なので覚えておくと良いだろう。
QS対応表
低:3HIT→3連撃(88ダメージ)
中高:6HIT→3連撃(112ダメージ)
《ハイパー・バズーカA》
1トリガー1発、装弾数6発。
微誘導性を持ち、弾速・連射性能・トリガーレスポンスが高め。また撃ってもブーストが止まることはない。
着地を刺しやすい性能と言えるが単発ダメージが18と高くなく、ダウン値が低いため中バランサー以上には一発でよろけが取れないため注意が必要。
見た目はずいぶん違うが、他近距離機体が持つビームスプレーガンに近い性能を持つ。ただし、FCS距離はマシンガンより短い。
18という単発ダメージの低さを補うためにも相手の硬直に対し、一気に撃ち込むようにしたい。
2~3発命中からのQS3連撃のダメージは中コスト近距離機としては中々高威力(82~118)。
ただしホバー機体である本機は接近戦が得意な方ではないため、返り討ちに遭わないように仕掛けるタイミングを見極めよう。
QS対応表
低バランサー機:1Hit→3連撃(82ダメージ)
中バランサー機:2Hit→3連撃(100ダメージ)
高バランサー機:3Hit→3連撃(118ダメージ)
《ブルパップ・マシンガン》
1トリガー3連射、装弾数36発。
陸戦型ガンダムのものと全く同じで、集弾の高さから着地を取りやすい。
同様にダウン値が低め、弾幕を張れないなどのデメリットも目立つ。
本機のバズーカBはマルチ・ランチャーと似通っているので、同様の運用は可能。
他のメイン武装は一癖あるので、扱いにくさを感じたらこれを使用するのも手だろう。
また集弾率・弾速が優秀で1セットの連射力も高いので、他のメイン武装よりはカットに信頼性がある。
そのため平地で味方が突撃するケース等が想定される場合、選択肢に入る。
だが、そのような場合は他の機体を選ぶ勇気も必要。
■サブ
武器名 |
弾数 |
ダメージ |
ダウン値 よろけ: ダウン |
リロード 速度 |
対拠点 能力 |
備考 |
ハンド・グレネイド |
3/ 単発 |
24 |
一発ダウン |
8.9cnt |
▲ |
フルオート不可 射程 124m |
ハイパー・バズーカB |
3/ 単発 |
21 |
100/1発 低1:2発 中1:3発 高1:3発 |
11.1cnt |
▲ |
コスト+10 最大射程 165m |
(REV.3.28)
《ハンド・グレネイド》
1トリガー単発、装弾数3発。
ジム・コマンドとほぼ同性能だが、射程が40m短くフルオート出来ないなど、若干異なる。
他のグレネイドと同様、進攻してくる敵機の足止めやカット、枚数さばき、ライン後退時など、幅広い運用が可能。
同様に、無誘導で弾速も早くなく一発ダウンのため、不用意に投げ込んでもリターンは見込めない。
しかし本機唯一のダウン武装なので、立ち回りに応じてハイパー・バズーカBと上手く使い分けよう。
《ハイパー・バズーカB》
1トリガー1発、装弾数3発。選択時、コスト+10。
ドムのジャイアント・バズーカBと非常によく似た性能。
同機より、こちらの方が最大射程が15m長い。
弾速は早くなく、視認性も高いが、強烈な誘導性が最大の特徴。
命中判定も相まって、下手なジャンプにも命中が見込める程。
しかしロック距離こそメイン武装に依存するが射程はいずれの武装よりも短いため注意。
強力な武装だが、本機はメイン武装で大きなリターンが見込めない上に接近戦に長けていないため、命中を焦る余り間合いを詰めすぎるのはリスクに見合っていない。
本武装使用時には間合い管理に注意して、反撃を受ける事がないよう気を付けたい。
■格闘
武器名 |
ダメージ |
ダウン値 連撃回数 |
備考 |
ビーム・サーベル |
20→22→22 |
60→50→ダウン 3回 |
追尾距離59m 合計威力64 |
タックル |
40 |
1発ダウン |
機動:-10 装甲1:+10 N,装甲2-4:±0 |
《ビーム・サーベル》
《タックル》
一般的なショルダーチャージ。
装甲1でのみ威力が上昇する。
■セッティング
セッティ ング名 |
アーマー 値 |
旋回 速度 |
ダッシュ 性能 |
ダッシュ 距離 |
ジャンプ 性能 |
備考 |
機動重視4 |
250 |
+2 |
+4 |
166m |
+4 |
総合強化 |
機動重視3 |
260 |
+1 |
+5 |
172m |
+1 |
ダッシュ重視 |
機動重視2 |
275 |
+1 |
+1 |
158m |
+5 |
ジャンプ重視 |
機動重視1 |
285 |
+4 |
+1 |
162m |
+1 |
旋回重視 |
|
|
|
|
|
|
|
ノーマル |
290 |
0 |
0 |
150m |
0 |
|
|
|
|
|
|
|
|
装甲重視1 |
295 |
0 |
-1 |
m |
-1 |
タックル強化 |
装甲重視2 |
305 |
0 |
-1 |
m |
-1 |
バランサー上昇 |
装甲重視3 |
305 |
0 |
-1 |
m |
-1 |
ブースト量増加 |
装甲重視4 |
330 |
0 |
-1 |
m |
-1 |
アーマー値強化 |
《ノーマル》
支給直後の状態。
ガンダム6号機などはすべり距離などを考慮すると選択肢に入るが
本機は完全なホバー機体のため、このセッティングで出撃することはないだろう。
《機動重視》
機動1で旋回性能向上。
各種硬直が少なめで、弱点である旋回性能が強化されるので扱いやすい。
機動2でジャンプ性能向上。
本機はジャンプ性能が悪いが、それを補うためのセッティング。
着地硬直もホバーでごまかせるため、MAP次第では選択肢に入る。
機動3はダッシュ性能向上。
本機最大の特徴である、ホバーを最も活かせるセッティング。
ダッシュにより間合い調節が容易で、最も本機の性能を引き出せるだろう。
機動4は総合性能向上。
旋回、ジャンプ、ダッシュをバランスよく向上させるセッティング。
本機はホバーにより然程硬直が気にならないため、バランスよく向上させたい場合に。
《装甲重視》
装甲1はタックル威力向上。
装甲2は各種硬直軽減。
装甲3はブースト量増加。
装甲4は装甲強化。
ただでさえ重めの機体性能が更に鈍重になるが、状況に応じては選択肢に入るだろう。
■支給(コンプリートまで10000)
順番 |
武器名 |
ポイント |
初期 |
100mmマシンガン ハンドグレネイド ビーム・サーベル |
- |
1 |
ハイパー・バズーカA |
700 |
2 |
セッティング1 |
500 |
3 |
セッティング2 |
500 |
4 |
ハイパー・バズーカB |
1000 |
5 |
セッティング3 |
700 |
6 |
セッティング4 |
700 |
7 |
ブルパップ・マシンガン |
1500 |
8 |
セッティング5 |
1000 |
9 |
セッティング6 |
1000 |
10 |
セッティング7 |
1200 |
11 |
セッティング8 |
1200 |
本機の100mmマシンガンは密着ダメージが高めでダウン値が低いため
トレーニングモードでは装甲1にして密着打ち→タックルを繰り返すだけで支給が容易
■まとめ
ドム・トローペン(サンドブラウン)の対抗馬として追加されたであろう機体。
同機と同じ、高いホバー性能を活かせる障害物が少ない平地戦を得意とするが
武装自体は似ても似つかず、どれも一癖あるため、同様に使用するのは困難。
最も本機を活かせるメイン武装は100mmマシンガンと思われるが良くも悪くも扱いが難しい。
ドム・バラッジ同様、付かず離れずで運用するには適するが、同機と比べ弾幕を張り続ける事は出来ず
放置されて他へ動かれると、集弾率の悪さが仇となり味方への負担が著しくなる。
かといって、他のメイン武装は他の機体で事足りる性能なので、本機を使用する利点が少ない。
よって、運用によるデメリット解消が最も妥当であると考えられ
単騎運用しつつ、味方への負荷を掛けない立ち回りを行うのが良いだろう。
コスト200帯で被撃墜1以下に抑えられる本機のアドバンテージは大きい。
扱いが難しい機体ではあるが、ポテンシャルはあると言えるだろう。
また、ホバー機全般に言える事だが、本機での壁越しでの戦闘は厳禁である。
本機は瞬発力にかける上に、ホバーにより機体の微調整が利かない。
更に言えば本機は瞬間的によろけが取れる武装を持たず
格闘間合いの戦闘に長けていないので尚更である。
敵がこちらの被弾率の低さを嫌って、壁から出てこなくなっても
応じずに揺さぶりをかけて引きずり出すのがベター。
■備考
本機は「戦場の絆 頂上決戦~乱~2014」決勝大会のアーカイブ放送をバンダイチャンネルで視聴したユーザ会員、250名に先行支給され、その後正式支給は2014年5月19日に行われた。
詳細な設定は
装甲強化型ジム(wikipedia)を参照。