常人には何がなんだかわからない薬品。多分ドラえもんもわかってない。
とにかくなんでもかんでも強引にこじつけられるらしく、登場話の「酒の泳ぐ川」では、酒を鮭とこじつける事で、酒に卵を産ませて繁殖させた。
何気に凄い事をやってるが、いかんせん効果が限定的過ぎて他に使い道があるかも怪しい。
ちなみにこの道具が出る話は何故か文庫版○○編シリーズの感動編に収録されている。感動……?
わさドラ「シンデレラはどこ行った?」に登場。かゆい所を探して自動でかいてくれる。確かに便利だが・・・
「
百苦タイマー」、「
のび太の宇宙漂流記」に登場。
ニワトリの形をした目覚まし時計で、文字通り遠くの人を起こしてくれる。
……而してその実態は「
遠くまで聞こえる程の超大音量で『コケコッコー』と鳴く」だけ。
それはただの騒音では?
『ドラえもんひみつじてん』で紹介された道具。
生地が透明なパンツ。
以上。
ロリコンには興奮モノだろうが、普通に考えれば捕まってもおかしくない。
実は
ドラえもんの四次元ポケットにプリセットされている=最初から持っている道具の一つ。公式で「役に立たない」と断言されている。
じゃあなんで作って持たせたのか……22世紀の理屈はよくわからない。
「海坊主がつれた!」に登場。
この上に魚を乗せると瞬時に魚拓がとれる。釣ってすぐに魚拓が取れるのは便利だが、よほどの釣り好きしか使わないであろう道具。
というか22世紀になってもまだ魚拓で記録を取る人がいる方が意外である。
『ドラえもんひみつじてん』で紹介されたひみつ道具。とう明パンツ同様、ドラえもんの四次元ポケットにプリセットされている「役に立たない」ひみつ道具。
チューインガムの意義を正面から否定する存在。
大山版「はらぺこおにぎり」に登場。この
おにぎりをひと口かじると、その数十倍空腹になる。このおにぎりを食べれば食べるほど空腹になる。
グルメで色々食べたいけど大食い選手みたいに食べられない人には有用……かもしれない。
大食いのためにマイクロブラックホールを仕込む話は原作初期にあるが、こちらはブラックホールを分解した場合トイレに全部出てしまうし、無差別的に吸い込んでしまう。
そのため消化能力の変動用と割り切ればマイクロブラックホールより安全で使いやすいかもしれない。
「ママをたずねて三千キロじょう」に登場。
一粒飲むと300メートル歩くまで母親と会えなくなる…ということで、ケンカや鬼ごっこなどで訳あって母親に会いたくない状況の時に飲むべきなのだろう。300メートル程度では効果がきれるまで早すぎてあまり意味がない気もするが。
なお、300メートル歩いたら確実に会えるため、人探しには役に立つのかもしれない。
ちなみにひと瓶には3000÷0.3=1万粒あるが、のび太はやけくそになって
残る9999粒を全部飲んだ。窒息死しなかったのか。
ちなみに3000kmは
日本列島の端から端までの直線距離に等しい。
なお、効力は飲んだその場からどこまで離れたかのみを勘案し、移動手段は問われないため、どこでもドアで解決可能。
だが、他人の子どもに飲ませれば絶対に母親には発見されずに連れ去ることができる危険なひみつ道具なのかもしれない。
え?
お父さん? 悪いことはできないし、しちゃいけませんね。
大山版「プレミアシール」に登場する。これを貼った物品は3日間だけプレミア品として扱われるようになる。
原作の「のび太は世界にただ一匹」を物品版にしたようなものか。
詐欺や株の売り抜けのような手にも使えはするが、そう使った場合どっちかというと危険なひみつ道具では……?
大山版「ホメールライト」に登場する。この道具から出る赤い
光が当たった者は、使用者をほめずにはいられなくなる。
どんなに悪い状況でも強引にほめる為、テストで0点を取った時に使うと「取ろうと思って取れる点数じゃない」「いつも遊んでばかりいるからこそ取れた」など強引なほめ方をされてしまう。
自分自身に使うと激しく自画自賛するようになる。自尊心をまぎらわすくらいしか使い道がない。
ジャイアンのような相手へのおべっかが尽きた、という人や語彙や喋る意欲などがあまりない人が接待を行う時には適しているか。
活動的でない人を活発にするタイプの道具はあるが、そちらだと「おべっかなんてやめた!歌へたくそゴリラにもみ手なんかするか!」
→殴り合いという未来もありうる。
実際「思いきりハサミ」では「いつまでもあいつにばかにされてだまっていられるか!」といじめられっ子が反撃を思い立ち、
「あんな会社やめてやる!」と独立を迷っていた人が独立方向に決断を行っている。
大山版「ウラヤマしい」に登場する。ボタンを押すと、先端から光線が出る。その光線に当たった者は、使用者をうらやましがるようになる。
自尊心をまぎらわすくらいしか(ry
「ドラえもん大事典」で紹介された道具。
ちべた~い水が満載されたビニールの着ぐるみ。終わり。君はこれを着て往来する度胸はあるか?
「物体変換銃」に登場する。
銃口を向けてマイクに指令すると、対象を元素レベルで変換して別のものに変える。
指令方法は言葉あわせで、例えば大根に対して「ダイコン、マイナスダイ、プラスラジ」と言えば「ラジコン」のおもちゃの車になる。
逆の手順で指令すれば元に戻る。
便利そうではあるが変換先に制限がある上、制限時間もたったの15分と全体的に中途半端。
作中ではドラえもんがドラム缶に変身したりもしたが、もし逆にドラム缶に「ドラムカン、マイナスムカン、プラスエモン」と言ったらドラえもんになってしまうのだろうか?
ちなみに、ドラム缶に変化した後でも元のドラえもんの意識はあり、喋ることもできるという謎の状態であった。
『藤子不二雄先生のまんが入門』で、ドラえもんが用事で外出した時、代理においていった「トラえもん」が出した道具。
名前からすると力が強くなりそうだが実際は全く効果なし。
「ドラえもん大事典」で紹介された道具。
飲むと
体が硬くなって大工道具がなくても大工仕事ができるようになる……それ大工なのか?
アニメではわさドラ版で二度登場し、「骨川マイスターの Do It Yourself」でメインのひみつ道具として登場。大事典にはなかった電動工具のスキルも見せ、ショベルの誤操作で破損したスネ夫の自宅を修理し、見事
天守閣付きのお城にリフォームさせた。
アニオリの「リアルキャップ」に登場。恐竜の足音がするスリッパ。と、ただのメガホン。
作中では寝ている相手に「悪夢」を見せるための効果音作り用に取り出されたが…メガホンの意味はあったのか?
日テレ版の挿入歌「ドラえもん いん できしいらんど」に登場。昨日みた夢をもう一度みる。
ちなみに後に原作にも同名の道具が出てくるが、こちらは「人の思い描いている夢を映し出す」道具である。
「なんでも空港」に登場する。
マットの道具で、広げて敷くと空を飛んでいるものがなんでも降りてくる。
しかし
対象を選べないという致命的な欠点を持つ。
劇中では昆虫採集のために使おうとしたが、Q太郎(原作)、
魔美、デンカに
パーマン(アニメ版)or怪物くん(原作)と藤子作品の主役達がどんどん降りてきた。
よく見るとアニメではA先生組(オバQはA・F双方だが)が消えている。
なお、オバQはモブキャラとして普通にドラ世界の空を飛んでいる。また水田わさび版では上の面々に+して『
チンプイ』・『
T・Pぼん』・『すすめロボケット』のキャラも降りて来た。
スネ夫曰く「日本の空にはへんなのが飛んでるんだなあ」。
オチでは
本物の飛行機まで降りてくるというとんでもない事態にまで発展。
こんなおもちゃで着陸を許可させるとは22世紀の航空管制はどうなっているのだろうか
一応「タイムホールとタイムトリモチ」のような瞬間移動型ではなく、空港なのであくまでもゆっくりとした誘導である。
そのため距離が近い目的物を呼び寄せた後は収納、という事は可能。
つまり「
のび太の恐竜」で
恐竜ハンターが使う飛行機械や「
魔界大冒険」で
悪魔が乗っていた翼竜など、元から接近してくる上に捕獲・撃墜してもいい飛行体を誘導する手段にはできる。
一般利用でも
しずかちゃんの逃げたカナリア捕獲など、近所を飛んでいるだろうものを何とかしようとする時に使えなくはない。
カナリアや虫は微妙だが、上記のようにパーマンなど大型で抵抗能力が高いなど、「とりよせバッグ」の手に物理的に余る代物への対応可なのが違い。
ただし、これらの用途でも最終的に
対象を選べないという点がどうにも足を引っ張る。
わさドラ冒頭のように、「紙飛行機を飛ばして遊ぶ玩具」としてならそこそこ有用。ただ、この場合も前述の欠点から危険性が拭えないという難点がある。
「ふつうの男の子にもどらない」に登場する。
プラスとマイナスがあり、それぞれ拾った拍手の音を増幅・減少させる。
使っててむなしくならないのだろうか。
ジャイアンに対する嫌がらせのように、拍手の音が賛成や評価を示す場面では使えなくはないだろうが……。
アニオリの「タイガーキャップ」に登場する。
虎の形をした帽子。手書き文字の書かれたものを虎の口に入れると、かぶっている者がその文字を書いたと認識される。
遺言状とか契約書をその場でごまかす……にしたって、「
ソノウソホント」とかで都合よく何か書かせれば……。
アニオリの「スネ夫のロマンス」に登場する。
鈴の道具。誰かの近くで鳴らすとやっていることが堂々巡りになる。
一応嫌がらせや時間稼ぎくらい程度になら使える。
ママが叱りにくる前の行動を延々続けさせるとか。
「メンコプリンター・無敵メンコレータム」に登場する。
チューブ式の薬。めんこに塗ると叩き付けた時の風がとても強くなり、他のめんこの攻撃を受けなくなる。
とりあえず未来世界でもめんこは人気らしい。
「写真入りこみスコープ」に登場する、モーターとスクリューのついた人が乗れる直径1mほどのたらい。
…何故にボートでなくたらいなのか?
というか、コンパクトな割にそこそこ運動性はあるが「ひみつ道具」というほどではなく、20世紀の科学で十分作れるだろう。
アニオリの「海賊大決戦 ~南海のラブロマンス~」に登場。
航海ごっこのための遊びの嵐「ほどほど嵐」の上位版で本当に沈没するレベルの嵐が起きる。おそらく本来は山火事など大規模な火災を止めるための道具と思われるが、このご時世シャレにならなくなりつつある。
大山版アニオリの「名画しらべ機」に登場する。
飲んで名乗ると、誰でも「ハイル・○○!」と叫んで
ナチス式の敬礼をし、飲んだものに従ってしまう。
放送していいのか、コレ。
ちなみに「コーモン錠」という道具もあり、こちらは飲んで「〜であるぞ」と名乗ると、水戸黄門に出会ったかの如く恐れ入ってしまう効果がある。
「ユメかんとくいす」に登場する。
夢を映画の撮影に見立て、その配役や展開に口を出せる。
本項目も含めひみつ道具は大半現実に影響するが、これはもはや意味不明。
夢の続きを現実に持って来る「ユメ完結チップ」があるので、それと合わせればいけるか?
「おにロボット」に登場する。
節分の豆が足りない時に使う。家々を回っては投げられた豆を受け止めて回収。お腹を開くと豆が取り出せる。
回りくどいうえにみみっちいにも程がある。本来はそういうイベント用のジョークグッズなのかもしれない。
「マジックハンド」に登場する。
遠くに居る人のおしりを蹴れる(叩ける)という、制作者の私怨がひしひしと伝わってくる道具である。
同人誌向けとか
アナルとか思った貴方は病気です。尻ではなく
マジだがそういう同人誌はあったりする。
なお原作道具で上の方に名前が記載されている「コーモンじょう」は (*) マジでこんな感じである。F先生……?
類似品に、感覚を繋げる為の手段(
マジックおへそを相手の腹に付ける必要)がある分より使いづらい「マジックおなか」がある。
「ドラえもん大辞典」で紹介された道具。
羽の様なつばを持つ帽子で、それが羽ばたいて涼しくなる。被った本人は涼しくならない。ただの帽子型扇風機である。
大山版「あげま賞」に登場。
この道具で○○をしたで賞という感じで賞をつくり、実際にそれをやると賞がもらえる。自己満足とか子供だましとか禁句。
「おそだあめ」に登場。飴状のひみつ道具で、一粒なめるごとに10分間、声が遅れて聞こえるようになる。
作中では現在部屋にいないのび太にメッセージを伝えるのにつかわれているがメモに書くか録音しておけばいいだけである。
ただ「機材なしでその場に」音声が再生できる、というのは一つの利点である。
劇場版『銀河超特急』のワンカットでもしずかちゃんにのび太たちが音声メッセージを残すシーンがあるが、
それは宿泊施設でもある客車の伝言用マイクに向かってコメントしている。
逆に言えば「一切機械も何もない荒野だろうが、電気すら来ていなかろうが無関係に」音声メッセージを託せるのは強みなのだ。
それこそ同じく『銀河超特急』では、機材もボロボロのものがほとんどの遺棄された鉱山星に不時着しているため、
機材が足りない、故障している等の事態には無意味でもない。
なおジャイアンに「声がよくなる飴」と偽って飲ませることでリサイタルを先延ばしにするという使い方をされたことがあり、
その時はジャイアンが1箱全部食べたために
真夜中に3時間も
あの
歌声が町中に響き渡り、町中の人たちが抗議に向かうことになった。
「人気スターがまっ黒け」に登場する。
人間にインクを頭からかけ、それを用紙に押し付けることで手形ならぬ人形を取る。かけたインクは3分経過すると揮発してなくなる。
インクのこの性質は確かに便利ではあるが、未来では人形に需要があるのだろうか?
「ドラえもん大辞典」で紹介された道具。
ラケットが二つついた巨大なマシーンで羽は使用者本人。ラジコンでラケットを操作しつつ一人でバトミントンをする。
打ち損ねたらタダではすまない。てか、どうやって降りるんだ? いや、打たれてる時点で危険ではないか?
ミニドラのかさ以外は「おかしなおかしなかさ」に登場。
●「筋肉増強ガサ」腕力が鍛えられる鉛でできた
傘。そりゃ鍛えられる…というか鉛は危ない。
●「オルゴールがさ」ガラガラは付いてるわピンク模様だわ派手だわ強烈な傘。赤ちゃんが喜ぶとか。
●「こうもりがさ」飛ぶ傘。
飛ぶんです。常人には制御できない。迂闊に手を離すとどこかに行っちゃいます。
●「パラシュートがさ」高いとこから安全に降りれる傘。非常用に便利だが絶対安全傘があればとか言わない。
●「おいわいガサ」さすと大量の紙テープをかぶる羽目になる。
●「台風ガサ」1号から18号まであるが、効果は全部同じでさすと台風が来る。アニメオリジナルの道具。
●「マラソンがさ」さすと勝手に走り出す。疲れないが止まれず、手放しても拾った人がまた走る。アニメオリジナルの道具。
●「おばけが出る傘」さすと多くの妖怪が飛び出す。名称不明。アニメオリジナルの道具。
●「ミニドラのかさ」ミニドラの道具。さすと支柱がものすごくのびる。
名の通りさすと(傘の中から)雨が降るという、傘の存在意義を全力で否定する傘。上記の残念傘シリーズだが登場回数は段違い。
これでは使い道がわからない…と思われたが、「無人島へ家出」という話でのび太は漂流した時、これを上手く活用し飲み水としたことで有名。
さすがはひみつ道具の運用に定評のあるのび太である。
余談だが、現実世界にもサルバドール・ダリ作のオブジェに「雨降りタクシー」なる似たようなものがある。
タクシーの中で雨が降るというもので、こちらもタクシーの存在意義を全力で否定している。
「うらないカードボックス」に登場。
占いたいことを口にしながらこの箱を振ると絵のかかれた3枚のカードが出てきて、それを見ることで自分の運命を知ることができるのだが、その解釈はこじつけが強い。「☆」が「夜」ではなく「
殴られて星が出る比喩」の意味なんて誰が判断できるのか。
現実の
タロットカードも似たようなもんではあるが……。
ヘーイ、この道具は見た目はタイヤの無い掃除機といった感じだけど、ノズルを上に向けることで自分の上に降る雨を吸い取るって代物なんDA☆
…傘を買えばいいだろって?その通りです…
道具百科の描写を見るに、かなり重量があるらしく、持って歩くのは大変そう。
ちなみに吸い込んだ雨はボール状に固められ、捨てる事が可能。そのボールを開けると吸い込んだ雨が降ってくる。
雨季が酷い地域の雨を吸い込んで雨が滅多に降らない地域に雨を降らせる、貯蔵しておいて火事や干魃の際に雨を降らせる等の使い方をするのだろうか?
「あめんぼう」に登場する。
食べると水面に立てる昆布。どんな体勢でも沈まないが、効果中はどんな水にも入れない上、(過剰摂取した場合の)制限時間が1ヶ月とやたら長い。
スネ夫とジャイアンが大量に服用した結果、風呂にも入れないしシャワーも全部弾いてしまう身体になり、モーレツに不潔になってしまった。未来の世界では風呂に入らなくてもきれいになる道具とかもあるんだろう。
そもそも生物の大部分は水だが、その辺はどう処理されるのだろうか?
「どっちがウソか! アワセール」に登場する。
ライフル型の道具。発射される不可視の光線に当たると、当たった相手は所持者の意見を常識として会話・行動する。
どうも生物的構造や本能なども一切無視して行動するらしく、「セミが木の上で子育てをする」と勘違いしたのび太が恥をかかないために使用した時、最終的にセミに撃ったところ本当にセミが木の上に巣を作った。更に、わさドラではセミがしゃべり、綱渡り等の芸をしていた。
「ソノウソホント」系の下位互換。
「ぼくのまもり紙」に登場する。
拝むと守ってくれる「まもり紙」という道具があるが、これはその逆。拝むと不幸を次々に運んでくる上、抵抗力はまもり紙並みに高いという代物。
わさドラ版では「やくびょう紙」という名前になっていた。
作った人間は何を考えているのか。
ホテルのボーイに恥をかかせないよう、運ばせる荷物。
映画「
ブリキの迷宮」で手ぶらでブリキンホテルを訪問した時に、ホテルマンに荷物を差し出すように言われた時にこの道具を渡した。
ひみつ道具として
根本的に何かがおかしい。のび太も「
変な道具」と一蹴している。
おそらくひみつ道具ではなくドラえもんが慌てている時に出てくるヤカンやトイレットペーパーの類だと思われる。
「ペッター」に登場する。
掃除機を訓練してペットにするためのフード。
何故に掃除機なのか……それとも今でいうルンバ製造的な感覚か?
類似品として石をペットにする「ペットクリーム」「ペットペンキ」があるが、これらは石を
犬などに擬せられるため、この道具とは一線を画する。
しずかちゃんはきれいな水晶玉で犬を作っていたので、クリスタル製の犬とか芸術的生物も製造可能なのだ。
「ドラえもん大事典」で紹介された道具。
すいかの中身だけを食べれるストロー。種はどうするんだろう?
ハロウィンのランタンのように、すいかの皮で何か工作する時には便利。
すいか以外はどうなのかだろうか?
現在でもカット済み食品が販売されている事から、「道具に頼りすぎると包丁もろくに使えない人間になるぞ」という作者の警告…の可能性はある。未来では
包丁も使えないのかもしれない。下手したら死後になっているのかもしれない…
ちなみに「進化退化放射線源」で進化したパパの説明文や、『のび太とブリキの迷宮』での発明まで機械に任せたチャモチャ星人の末路、更にはモジャ公・21エモン等のギャグには「便利な生活をしすぎて能力が低下している」という面がある。
当時のSF・宇宙人観の概念の一種である。
(実はF作品以外でも島耕作や黄昏流星群の作者が描いてたSF漫画「ザ・スペース」に同じネタがある)
「ふくわらい石けん」に登場する。
顔を洗うと目鼻口が落ち、それで福笑いができる……なんか怖いよね。
性能的には「つけかえてぶくろ」の下位互換。
普通に福笑いを買って遊べばいいんじゃないかな。
「ドラえもん大事典」で紹介された道具。
22世紀でもスカートめくりは文化なのか?
しかも慣れないと難しいと。
上記とは別物の巨大マジックハンド。
ドラえもんがしずかちゃんの家に行こうとした
のび太を引き止めるのに使用した。
引き止めるならもっとマシな道具があるだろうに……
ただし出てきた話「ドラえもんの大予言」が
連載2話目なので仕方ない面もあるか。
なお、日テレ版のアニメOPではひみつ道具はタイムマシンとヘリトンボ(=タケコプター)と(微妙に漫画版と形状が違うが)なぜかこいつが登場し、
のび太を追いかけるジャイアンを捕まえてお仕置きとばかり銭湯の煙突の上に置く目的に使用された。こういう用途にもできるなら便利かもしれない。
「コチョコチョ手ぶくろ」「ドタバタ虫歯逃亡記」に登場する。
遠くから相手をくすぐれるが、「マジックハンド」(上記二つとは別物)という完全上位互換道具があるので無用の長物である。
「横取りジャイアンをこらしめよう」に登場する。
吹き付けたものは置かれている場所を定位置と認識し、10分間離れるとその場に戻る。
例えばタンスの中の服に使い、それを着て外出して10分経つとタンスに戻ってしまう。
つまり外に持ち出すことは不可能。なんの役に立つんだろうね。ちなみに有効期限の言及もなく、効果を消す薬も登場していない。
位置固定系道具は他にもあり、おもちゃを強奪するジャイアンや勝手に漫画を捨てようとするママなどには効果がある。
ようは「対象物を持っていく望まない相手」用ならば意味があり、美術館などの泥棒対策になら使えるはず……。
逆に2013年の映画「ひみつ道具博物館」では警察が敵のバラまいたひみつ道具の部品に「落とし物カムバックスプレー」を吹きかける事で
”犯人=道具の用意者”の元へ道具が帰るよう仕向けた。
名前からして免許証などと違い個人特定が出来ない遺失物(金銭とか)の特定用でも使えるのだろうが、位置系道具の用法の一つといえる。
「仮病薬」に登場する。
飲むと高熱になったり低体温になったりする。使いすぎると
幽霊(ただし偽物)になる副作用あり。
なお、幽霊化は単行本収録時に内容をマイルドに変更したものであり、初出時には「
おでこにこぶができ、顔が青くなり、鼻水が出て、頬が腫れて、おできが多数できる」と複数の病気の症状がいっぺんに顔に出現するという不気味な代物であった。
大山版「プレゼントルーツ」に登場。
その名の通り、プレゼント品やパッケージにアンテナを取り付けるとその出所を調べて、到着するまでの様子を映像で再生してくれるもの。
作中ではのび太のパパがママにプレゼントしたネックレスの出所を調べ、安売りのセール品だったことが発覚しのび太・ドラえもん共々唖然とさせた。
「オトコンナを飲めば?」に登場する。
スプレー剤で、かけると男は女らしく、女は男らしくなる。
どこぞの
オカマ王みたいに女/男体化する……のではなく、正確には女は超乱暴に、男は女々しい
オネエになる。
それだけ。
ちゃんとした効果なら需要もあったろうに。主に俺らから。
というか21世紀現在でも倫理的側面から批判を受けそうなのに大丈夫なのか未来。
敵の男に吹きかけて無力化……別の道具でおk。「自信ぐらつ機」とか。
「お金がきらいになるくすり」と「気まえのよくなるくすり」の二種類。
両方とも「お金なんか大きらい!」に登場。
ドラえもんは小遣いを欲しがるのび太とそれに困ったパパに対し、それぞれ前者と後者を渡した。
おかげでパパはのび太にお小遣いを渡そうとし、のび太は
お金を怖がって逃げ回るというカオスな状態になり、最終的にパパは自分の
家をホームレスにあげようとした。
というか問題の流れは把握していたはずなのに
なぜ両方とも渡した。
ちなみに赤色の中和剤がある。
「ゆめふうりん」に登場する。
付けられると意に反しておねしょをしてしまうという代物らしい。
原作では皆を脅すだけで実際に使用されることはなかったがわさドラ版アニメでは股間に実際に取り付けられて水が出ていた。
「最新ドラえもん百科」では、しょうもない道具として一番最初に挙げられていた。本当にしょうもない。
まずスイッチを押します→ほほを掴まれます→機械が動きだし、引っ張られます→痛くなければ夢です!
これがなんの役に…でも映画で度々登場し
重要な役割を果たした事もある。
「トレーサーバッジ」に登場。
バッジをつけた相手がどこにいるかモニターで確認できるというもの。
はっきりいってただのGPSであり、外して一か所においておけばすぐ攪乱できる。
「ドラえもん大事典」収録。
ボートの底面に網が仕掛けられており、その前方に餌を吊るすと、餌に釣られた魚が網を押し、それによってボートが推進する仕組みになっている。
要は人参を吊るされた
馬ということですな。
「時限バカ弾」、「
ドラえもん のび太とロボット王国」に登場する。
起爆すると装着した相手はバカなことをする。恥をかかせるための道具らしいが、モタモタしてると自分が……。
ドラえもん のび太の宝島でも使用されており、透明マントで背後に回ったスネ夫が相手をバカ行動させるデバフ道具として用いている。
その後一行はピンチになっているが、バカ弾自体が無意味だったわけではない。
「けん銃王コンテスト」に登場。
塗った指を向けて「バン」と言うと空気の弾が発射され、被弾すると気絶する。ただし指1本につき1発しか撃てない。「バン」が言葉に付けば「
晩ご飯」でも発射される。
……実はそのまんま「
空気ピストル」という銃口型の道具があり、こっちは使用回数無制限。
わざわざ素を作った理由は何だ。
手に道具を持っているようには見えないため、劇場版で敵に捕まったりした時など緊急時の限定武器としては便利かも?
あるいは現在で言うサバゲーグッズなのか。
「くろうみそ」に登場する。
舐めると何をするにも通常以上に苦労する。しかも割に合わないレベルで。
大量に舐めた場合はちょっとした買い物をすることさえも困難になってしまう。
「
百苦タイマー」といいこれといい、ひみつ道具は意味不明なものが多すぎる。ついでにこの道具には「くろうみそアメ」というキャンディー型の亜種が存在。
まずそう
「見えなくなる目ぐすり」に登場する。
これを使うと他人
が見えなくなるんだ!
…その通り「
他人から見えなくなる」わけじゃない。自分が消える道具と違って人の着てる服も見えなくなる。
とある道具百科本では、「あがり症の人が人前で何かする時に使う」という用途が示されていたが…
映画館や美術館で前の人が邪魔というときには出番もあるかもしれないが、見えないだけなのでスペースが空くわけではない。
大きな美術館では椅子に座って模写する美大生みたいな人もいるので、一応限定性は高いがまあ……うーん。
けんかができる手ぶくろ。「一人で」けんかができるようになるグローブである。
要は自分で自分を殴る道具。
登場話の「ねがい星」や「最新ひみつ道具大事典」では「使いものにならない道具の一つ」と明記されてしまっている。
「のび太の0点脱出作戦」でのび太は過去の自分を殴るのに使用していたので「チャンピオングローブ」と混同されている節あり。
まあ自分をロックオンして自動的に殴るという点ではあっているが。
アニオリの「どこでもドアを作ろう!」に登場する「
ハツメイカー」で作った「
どこでもドア」。ハワイ行きが中止となったしずかちゃんの為に作ったが、
最終的に中止にならなかった上、空港に出たせいで飛行機(しかもしずかちゃんが乗っている)の風圧でドアが破壊された。ちなみにこの時本家「どこでもドア」は修理中。
読んで字のごとく。「どこでもドア」の行き先を限定する事に何の意味があると言うのか。
映画「
大魔境」で「移動した距離だけ座標を動かしてセーブ(一回帰宅してからジャングル探検をするため)」したり、本編後期で
屑星(使い道のあまりない小惑星)が福引で振る舞われており、宇宙のその指定座標へ飛んでいったりといった用法はある。
なお普通の「どこでもドア」やオプション装置で何とかなるので、専用ドアは別に……。
「うそつきかがみ」に登場する。
しゃべる
鏡。どんな変な顔をした相手でも綺麗に写す上、相手を世界一とか言ってその気にさせ、もっと美しくなると言って変顔をさせる。
しかも催眠効果があるのか、相手は鏡の言う事を信じてしまう上に、鏡を見る事に中毒になってしまう。水田わさび版では
中田譲治声で扇動された。
壊すぞと脅すと、逆に変な顔を写す。どちらにせよ全く役に立たない。
『
ハリー・ポッター』にも「みぞの鏡」という似たようなものが出てくる(こちらは「心の奥底にある本人の強い望み」を映し出すもので、場合によっては本人以外の人物・光景も鏡面に現れる。中毒になってしまうのは同様)。
「うそつき鏡」の亜種。幻の日テレ版アニメのエピソード「おせじ鏡の巻」に登場したとされる。
前者はうそつき鏡同様だが、けなし鏡は映った相手を徹底的にバカにする。
…何のためにあるんすかね。
スネ夫のように「美形自慢」がウザい相手を懲らしめるのだろうか。
「ドラえもん大辞典」で紹介された道具。
春に植えると正月に門松になるタケノコ。
門「松」なのにタケノコとはこれいかに…竹筒の部分が本体判定?
「カミナリになれよう」に登場する。
電灯のヒモがついた黒雲で、紐を引くと落雷する。ママがうっかり電灯と間違えて引いて黒こげになっていた。
サブタイ通りのび太を
雷に慣れさせるために出してそれ自体は成功したが、一体何のためにあるのやら。
「
続ドラえもん全百科」では「護身用に持ち歩くのはどうかな」とドラえもんが言ったものの「雷の方がよっぽど怖いじゃない!」と言われてしまった。
自分に当たらないか?
ちなみに武器として雷雲を大量に発生させる「ミニ雷雲」という道具があり、こちらは映画「
夢幻三剣士」で敵の怪物軍団を一掃している。
両方とも「世の中うそだらけ」に登場する。
飲むとあらゆるものを疑ってかかる薬と、飲むと何でも信じ込む薬。
その疑いっぷりは「50円のアイスを50円玉1枚と交換、その後気が変わってアイスを返却して100円のアイス一個と交換しました」という古典的な詐欺に対し
①最初に君(ジャイアン)からもらった50円玉1枚は僕(のび太)がお菓子屋に払った代金と同じである。
②僕(のび太)はお菓子屋に150円払ってアイスを買ったわけだ
③つまり①で渡した50円玉は貰ってないのと同じ
④君が持って行った100円のアイスは僕がタダでやったのと同じだ、
100円よこせさあよこせ
という冷静に読み返してみれば
牽強付会そのものな理屈をこねまわし、ジャイアンがどんなに抵抗しても追いすがる始末。
ジャイアンが逃げ出したら犬小屋をひっくり返し、静香ちゃんのスカートの中に隠れていると疑ってスカートをめくり、はては
スネ夫を「変装している」と決めつけて襲いかかり、
車がクラクションを鳴らしても「車なんか来てないくせに」と道路のど真ん中を歩き、
「危険 立ち入り禁止」という看板を目にすれば「嘘つけ」と吐き捨ててそのまま穴に転落するなど、
(ドラえもんが言及している通り)人の発言や書いてあることをすべてウソと断じるこの薬は
正真正銘命に係わる。
危険なひみつ道具でもある。
スナオンはその逆で、この回のカオスっぷりは歴代ドラえもん史上屈指のレベル。
この2つを併用すると中和になる。
「
のび太のパラレル西遊記」に登場する。
蝙蝠の群れに向けて発射すると、自動的に捕獲して蝙蝠傘に変えるというダジャレ系道具。
洞窟探検に行く時くらいしか使い物にならなさそうだし、その用途で使うとしても傘にする意味はいったい…。
ちなみにひみつ道具図鑑によると傘に変えても鳴くらしくのび太からは不気味がられていた。
「空中歩行シューズ」に登場する。
ビームに当たった相手は次から次へと
不幸に見舞われる。しかも前後の状況完全無視。
何のためにあるんすかね?
劇場版「ひみつ道具博物館」でころばし屋を改造した敵もいたので、攻撃道具にはなるかも知れない。
標的というか属性攻撃としては、ツキの月服用で逃げる泥棒に当たれば効果が少し落ちたりするかも。
不幸にまつわるひみつ道具としては他にも「悪運ダイヤ」やジョーカー一枚の「しあわせトランプ」などがあるが、
これらは分かっていれば他人に押し付けたりが可能なので性質は全く違う(悪運ダイヤに至っては自分に起きた不幸を他人に押し付ける道具である)
「
2112年 ドラえもん誕生」に登場するドリンクの薬。
飲むと途轍もなく悲しい気分になる。
耳を失ったドラえもんが「元気の素」と間違えてこれを飲んでしまい、三日三晩泣き続けた結果現在のガラガラ声(大山のぶ代氏の声)と青色のボディになってしまった。
一応、
泣くことはストレス成分を体内から流す効果があるというが、当時はほとんど知られていなかった。
目薬で泣いたフリという芸のガチ版というのが一番それらしいか。それにしたって効果が三日三晩続くのではやりすぎだが…
架空の選挙に出馬できる。ただし投票も自分でやる(〇ボタン連打)。
原作でもアニメでも映画でもなく、学習漫画の「ドラえもんの社会おもしろ攻略 (8)政治のしくみがわかる」に登場した道具。
光線を当てると裏側が表と同じ形や色になる。スイッチを逆にすると、両面が裏になる。
両面が画面のテレビを作る事も出来る。
「ドラえもん うらないのふしぎ」という学習本(?)に登場した道具。
「アベコンベ」に登場する。 カタコンベ("地下墓所"の意味)ではない。
この道具で突いたものは全てアベコベになる。
例えば、
- 消しゴムが紙を汚す
- 扇風機が熱風を出す
- 物干し竿は洗濯物がぬれる
- タバコは吸うほど長くなる
- 掃除機はゴミを吐きだす
- カミソリはヒゲを生やす
- 冷蔵庫は熱を発する
- 風船は重くなる
- 運転者が自動車を担いで走る
- ドラえもんの頭の上下が逆転する
- 傘から雨が降る
- 泥棒が警官を追いかける
- 帽子を足に履いて靴を頭にかぶる
- 金魚鉢に入った猫を金魚が狙う
- 犬が飼い主を散歩させる
- のび太の頭が良くなったりする
…と、大半が全く意味が無い。
「頭を突いた場合」の効果がドラえもんとのび太で違うことから、効果はランダムなのかもしれない。
何気に別の話に再登場し、ひみつ道具に対しても効果があることが判明した。
また、水田版のオリジナルエピソード「天才のび太の飛行船ゆうえんち」では何とこれがキーアイテムとなり、アベコンベで偶然頭を触ったのび太が初登場回のオチと同様に頭が良くなった結果ドラえもんの誕生日記念に遊園地を作るという話となっている。
寒冷地で体が温かくなるという効果で映画でも活躍した「あべこべクリーム」の上位互換なので、
「
ツキの月」など運をコントロールする道具と使えば「理想的な反転効果」を引き出せるかも。
それこそ「さすとあめがふるかさ」を「傘の外だけ雨にする」天候操作兵器や「傘の外側から水を発射する」ウォーターバズーカにするとか。
「ねがい七夕ロケット」に登場する。
短冊に書いた願いと
反対の願いが叶う。ひねくれすぎにもほどがある。
似たような道具に
ウソ800がある。
また、これとは別に普通に願いの叶う「ねがい七夕ロケット」もある。
なお、どちらも「書いた本人だけではなく、他人の願いを叶えることもできる」という機能のため、他人を不幸に陥れることも可能で、使い方によっては
危険なひみつ道具でもある。
「ドラえもん大事典」で紹介された道具。
顕微鏡をのぞきながら原子でおはじきをする。まさにハイテクによるローテク。
というか核反応とか大丈夫なのかコレ。
原子サイズである事以外は普通のおはじきなのかもしれない。
「ドラえもん大事典」で紹介された道具。
山登りの最中に面倒になった場合、今いる場所を頂上にしてしまう。
そんな理由で地形を変えられるなら「どこでもドア」を使えばいいんじゃ……。
「具象化鏡」に登場するが、名前と裏腹に「鏡」要素はない不思議な道具。
比喩表現が現実化する道具。
例えば「真っ赤な嘘」をつけばその人が全身
真っ赤になり、
「嫉妬の炎」を燃やせばその人が実際に
燃える(ただし燃えたのび太自身はヤケドなどはしていない)。
「暗い気持ち」でいるとその人が闇に包まれ、
「この”胸も張り裂けそうな苦しみ”が」と叫ぶと、胸元から「
ビリ」という音が…。
ましてや、「はらわたが煮えくり返る思い」や「断腸の思い」を感じたり、職場で「首を切られる」ことになったりしたら……多分諸君の考えてるような事になるのだろう。
「ハイキングに出かけよう」に登場する。
一見敷き物のような道具だが、ボタンを押すと「あわれなこじき」の札、お金を入れてもらう皿、スピーカーが出現し、スピーカーからは「右や左の旦那様~」という乞食の決まり文句が流れ、誰でも乞食になれる。
…だが、マジモンのホームレスならこんなもん買う余裕があるまいし、買ったところで費用対効果はゼロに等しいだろう。
「記憶映写トンカチ」の回に登場した記憶喪失おじさんがその場しのぎに言った「こういうのが趣味」の人か?
なお現在では「乞食」自体が違法なので、単行本の道具百科からは存在が抹消されたり、大全集でも札が「お金はこちらへ」に改変され、
台詞も改められて「自動コジ機」の名前が出ないようにされたりしている。現在は放送コード的にも「乞食」は使用不可能。
…
別作者だが『
鉄腕アトム』80年代版で「乞食のため物乞いロボを導入・全技術を投入して磁石ロボとして改良」という話があるのだが、
そっちは規制されていない。
「代用シール」に登場する。
物の名前を書いて物体にシールを貼ると、貼られた物体はその名前の物になる。なおロボット・生き物にも有効。
例えばシールに「郵便ポスト」と書いてドラえもんに貼ると、ドラえもんの見た目のまま郵便ポストになってしまう…のだがどういうわけか異様に接着力が弱い。
機密書類を盗まれた時の撹乱、エロ画像入りの記憶デバイスを見られそうになった時には使えるかもしれない。
「ダイリガム」に登場する。
言いにくいことを言わなければならない時、このガムを噛んでカスを他の誰かにくっつけることでカスをくっつけた相手に代わりに言いにくいことを言ってもらえる。
回りくどいし汚らしいし、相手と相対している真っ最中では使用できない。ガム噛んで話してるやつと真剣な話したい人もそうそうおるまい。
一応、自分の罪を人におしつけることは可能だが。
また、自分にくっついても効果は出る。
わさドラ「夜空に輝くピザ・ギョーザ」に登場。星を自由に動かせ、
好きな星座を作ることが可能。
下手に星を動かすと地球と他の星が激突する恐れもあるので
危険なひみつ道具に含むべきだろう。
「地震なまず」に登場。
近くにいる人間を名指しして「くっつけ」と指示を出すと地中に潜って相手の下に張りつき、くっついた相手が「じしん」(「自身」「自信」でもアウト)というとその相手にだけ地震を発生させるナマズ型ロボット。
「ふろしきタクシー」に登場する。
これを下に敷くと、一番近くにいる人は何が何でも「ふろしきタクシー」に包まれた人を持ち上げ、目的地に運ばなければならなくなる。
のび太でも129.3㎏のドラえもんをヒーヒー言いながら2階から玄関まで運べたので、重力操作だか筋力増強だかの作用もあるのかもしれないが、だったらその能力を使用者本人の肉体にかけろとか言ってはいけない。
オマケに普通のタクシー同様、行き先を知っていなければ運搬者はそこに辿り着けないため、その場合はいちいち乗っている人に指示してもらわねばならない。
こんなの嫌がらせ以外の何だというのだろう。
「ツモリナール」に登場する。
なんでもやった「つもり」になる道具。本人のみならず音を聞いた人も「つもり」になる。
あくまで「つもり」なので、例えば食事をした「つもり」になっても実際には腹が満たされることは無い。
それでも作中でのび太がやったように、遊びや暇つぶしや人的危機の回避にはなかなか有用。
二次元の嫁と本当にデートしたつもりとかにもなれるだろうし。元はそういう娯楽用の道具なのだろう。
なお、大山版のアニオリ回に「やった木」という下位互換の道具が出てくる(自分を対象にできない・回数制限あり)。
「ひさしぶりトランク」に登場する。設定ボタンやダイヤルの付いたトランク状の道具。
この道具を持った人や、この道具の上に載せた物を懐かしがるようになる。その時期は数日~数十年単位で設定可能。
ただし、自分(もしくは対象)の年齢以上の年数に設定すると、誰からも「知らない人」と認識されるようになる。
美味しいものを食べるときなんかに使うとそれなりに便利。
でも「ハジメテン」を使えばいいよね。
それぞれ「ジャイ子の恋人=のび太」、「ニクメナイン」と「しずちゃんさようなら」に登場。
スカンタコはしかめっ面をしたタコの形をした道具で口から出る墨を浴びると、虫スカンは錠剤状の道具で服用すると、誰彼構わず訳もなく嫌われるようになるという、どちらもわざわざ
相手に嫌われたい人のために作られた道具。
もちろん、特定の相手だけではなく周囲の全ての人間(ドラえもん含む)にまで嫌われるため、
ジャイアンのように短気な人といあわせると暴力の対象にされる可能性すらある。
一体誰が何のために作ったのだろうか、二種類も…。
ちなみに「ムシスカン」の方は正確には「不愉快放射能」を発して人を追い払う道具であり、
強い動機を持っている人間は突っ切ってくることもある。
ムシスカンが「追い払う」ものなのであれば、宝くじにあたったのでたかりに来た輩とか何らかの動機がある者を
不愉快放射能で嫌な気持ちにして「なんだあんなやつ」とどこぞに行かせることは可能かも知れない。
暴力の対象になってしまうと相手が強盗化しかねないので、犯罪者としてハメる場合くらいにしか使い道がないのでスカンタコよりはムシスカンの方が穏便。
「ドラえもん大事典」で紹介された道具。
白い旗。大晦日に飾ると元旦に日が昇って日本の国旗になる。
素直に元旦に旗を飾ればいいだろうに、そもそも22世紀でも元旦に国旗をだす家などあるのだろうか。なんなら21世紀でも出す人はおるまい。
わさドラ「お箸はのびるよどこまでも」に登場。
前後左右自由自在に動かせる箸だが、普通に食事する分には普通の箸で十分だろう。
台風の進路を教えてくれる。のはいいが、ここでいう「台風」とは「台風トラップと風蔵庫」で捕獲した台風。
登場話の「台風トラップと風蔵庫」ではのび太がまとって街に出たので役に立ったが、普通捕獲した台風はちょっとずつ使うのでチャートの使い道は本来ない。
自然の台風にも使えるかは不明。
「おおかみ男クリーム」、わさドラオリジナル「寒い日は雪女になろう」に登場。
これをつけるとおおかみ男になり、ドラ二コフのように丸いものをみると
狼になるようになる。
普通におおかみになれる「月光灯」あるのに。ちなみに女性にも有効。
類似品に「雪女クリーム」があり、こちらはぬると
雪女になる。
のび太がこれをぬりすぎた結果、
ちょっと息をしただけで辺り一面を凍らせてしまった。こちらは
危険なひみつ道具である。
大山版「あべこべの星」に登場。
"ただの"鏡。
「かがみのない世界」に登場する。
「鏡を見たことがない人が、初めて鏡を見たらどんな反応をするか」を調べるための実験道具。
これ自体ではなく使ったシチュエーションが問題で、「もしもボックス」で実現させた「鏡のない世界」で使った。つまりこの鏡である必要性ゼロ。
要するにブティックの試着室そのもの。使い時は考えましょう。
「主役はめこみ機」に登場する。
漫画やテレビ等の主人公を自分と差し替えられる。内容によっては違和感バリバリなのでその満足感すら得られるかも怪しい道具。
(一例)
ドラえもん「ちょっとのび太君でやってみよう。」
「(マヌケ面で)アババー」in ギャグマンガ
「警察は野比のび太容疑者を銀行強盗の疑いで指名手配しました。」in テレビのニュース
のび太「ちょっと、こんなのに差し替えないでよ。」
ちなみに『21エモン』世界の漫画は皆この道具の機能が内蔵され、誰でも「自分が主人公」気分を味わうことができる……夢小説の発展系か?
「本物電子ゲーム」に登場する。
画面が空洞になっているレトロなゲーム機。
対象人物を画面に入れるとその人物をキャラクターとしてゲーム(落ちてくる物を避けながらゴールまで行く)が開始される。
上から落ちてくる槍や手裏剣が刺さっても別に死なないしケガもしないが、痛いことは痛い。
実際スネ夫は対象がジャイアンだったのをいいことにわざとミスをして普段の仕返しをしている。
ゲーム内容や対象人物への効果が他のゲーム系道具と比べてかなりマイルドかつチープなので、
未来デパート製ではなく個人やインディースメーカーの商品であると思われる。まず未来デパートなら本気で殺しにかかる
1期アニメでは、落ちてくる物が金槌・スパナ・鉄球に変更されている(恐らくこのゲームの元ネタの「ゲーム&ウォッチ ヘルメット」に基づいたもの)。
2期アニメでは「モンスターを踏んだりアイテムを使ってやっつける」ゲームに変わっており、マルチプレイにも対応している。尚、ジャイアンの母親が道具による拘束を気合いで無力化しており、精神力が強ければ回避できる模様。
- 自動鼻くそ取り機
- しゃっくり止めびっくり箱
- 夜間布団の中からおしっこできるホース
ドラえもんプラス2巻収録の「大きくなってジャイアンをやっつけろ」に登場した。
「まんが家ジャイ子先生」に登場する。
こいつから伸びているコードを家庭の電話に繋ぐと、その電話でかけた通話は、どこにかけても「通話よこどり電話」に繋がるようになる。
わさドラ「はしれ、流しそうめん」に登場。
最低でも東京~京都間の超長距離にのばせる流しそうめんだがそんな長距離で流しそうめんをやる機会がいつあるというのだろう。TOKIOも流石にここまでやってない。
しかも未来の道具なのにめんのほうは自分で用意する必要があるのでますます出番が……。
ギネスブックに登録されている流しそうめんの最高記録は3317mである。
「初日の出セット」に登場する。
「寝坊のくせにどうしても初日の出が見たいという人のためのセット」らしい。
太陽型のラジコンと、顔に噴霧すると辺りが夜に見える夜ガスのセット。
ガスの煙に頭を突っ込みながら、ラジコンをゆっくり上昇させて初日の出を味わう。
その使用風景はあまりにも滑稽である。
ドラえもんはこのラジコンのペンキを塗り替えて乾かしておいていた。なぜ塗り替えが必要な程摩耗していたのだろうか。
のび太にはストーブと間違えられて餅を焼かれ、ジャイアンにはのび太にぶつけたり通行人を驚かすためのラジコンとして利用されるなど、ロクな使われ方をしていない。
ほぼ同じ目的の道具に「
ぐ~たらお正月セット」の付属品のひとつ「初日の出ジオラマ」がある。こちらはミニチュアの輝く太陽が水平線のジオラマから自動的に昇ってくるのを明るい部屋で眺めるだけ。
「風船がとどけた手紙」に登場する。
手紙をつけた風船を空へ飛ばして、名前も知らない誰かに拾ってもらう…というのを、あろうことか風船を操作することで手動で行うことができる装置。
モニター(風船の形をしておりやけにオシャレ)に風船の様子が映るので、手紙を拾ってほしい相手の前に風船を降ろす。だがたまたま近くを通った人間に横取りされる可能性もあり、作中でも狙った相手に拾わせるのは難しいと描写されていた。
これだけでも十分夢のない道具だが、のび太は「もはん手紙ペン(模範的な手紙の文章を自動で描いてくれる道具)」まで併用。だが最終的に手紙は意外な者の手に渡り…
学習本「まんがで おぼえる 二年生の かん字じてん」に登場する。
使用すると静電気が帯電しやすくなる。ある一定量貯まると自身が電池のようになり、
鼻の穴をコンセントにして貯めた
電気を使えるようになる。見た目が悪すぎる。
同様の効果を持つ道具として原作にも「蓄電スーツ」というものがあるが、こちらはアースを忘れると放電が始まるやばい代物。
映画『
ドラえもん のび太のひみつ道具博物館』の記念企画「ひみつ道具大作戦」で最優秀賞に輝いたひみつ道具。
尿意を催した時にこのバトンを人に渡すと、その人が自分のかわりにおしっこしたくなる。
「運動会で間違っておしっこバトンを受け取ってしまうと誰よりも早く走れるけど、ゴールしないでトイレに直行してしまうかも」
ちなみに投稿者は
50歳。……まあ恐らくトイレが近いのだろうが、夢がない……
これが最優秀賞になってしまったことはネット上を震撼させた。
一応、同作者の「エスパー魔美」でもおしっこテレポートで他人に代理放尿してもらうというネタ自体はある。
膀胱の内容物そのものを押し付けるのと尿意のパスだとだいぶ意味が違うけれども。
わさドラ「ボクのび子ちゃん」に登場。
これをつけるとポニーテールになり、声が女の子らしくなり、周囲が女の子扱いしてくれるというもの。男の娘ですね。
現実にあったらトランス女性の人や、芝居の女装、女性キャラのコスプレなどに重宝しそうだが、
ひみつ道具には「もしもボックス」で「もしもぼくが女の子だったら」という手段がある。(大山ドラ時代のアニオリ回で実際にのび太がこれで女になる話がある)
大山版アニオリ回「盗塁ゲーム」に登場。
ホームベースの位置を指定すると、現在地とホームベースの間に3つのベースが出現する。
全てのベースを通過してホームベースを目指す。ベースの上にいる間だけは無敵状態で、他者からの攻撃を受けない。
名称からして実用性を度外視した遊戯用の道具なのだろうが、そういうゲームをするなら普通のベースで十分であり、わざわざこの道具を使う必要性はない。
なお、この回は大山ドラ末期のカオスっぷりを象徴する回として今でも語り草である。
ドラえもんで「G線上のアリア」が流れる回なんてこれくらいだろう。