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B.D.3号機 - (2014/06/08 (日) 08:11:46) の編集履歴(バックアップ)


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B.D.3号機  RX-79BD-3


2号機奪回を目的に実戦投入された予備機体。
EXAM発動後は格闘距離での戦闘に強くなる。

基本データ
兵種 前衛/射撃型
出撃可能地域 地上:○
宇宙:○
アーマー値 295
コスト 240・260
被撃墜時の-pt 57・67 pt
バランサー/よろけ/基礎バランサー 中/80/240
着地硬直 小(EXAM発動時:極小)
ブーストゲージ回復速度 遅~極遅
(機動??cnt.)
(ノーマル↓6cnt.)
(装甲??cnt.)
支給ポイント 勝利ポイント 40BS

REV.2.52にて実装されたブルーディスティニーシリーズの3号機。
EXAM発動の前後で武装・機体特性が変化する特殊な機体。

軍勢力戦「スプリングバトル2011」に参戦し
【少尉】以上で以下の条件のどちらか一つ、もしくは両方を満たすことで支給された。
【勝利数】30勝以上(CPU戦を含む)
【貢献ポイント】220ポイント以上

2011年オフィシャル全国大会の地区予選に出場が決まっていたチームに先行支給された。Rev.3.01にて正式支給。
Rev.3.08から各種硬直がはっきり分かるほど増加、BRの威力が大きく引き下げられた。
Rev.3.23よりよろけ耐性が向上、通常の中バランサーになった。

《EXAMシステム》

アーマー値が6割前後(セッティングにより若干異なる)を切ると発動し、従来のEXAM機同様に機動性能が向上する。
本機のEXAMシステムは発動すると機体性能が格闘型機体に近くなるという特性を持つ。
武器の性能とFCSが大幅に変化し、レーダー範囲が格闘型機体と同等に縮小され、FCS稼働角は拡大される。
そして本機のEXAMシステムの最大の特徴として、格闘威力が向上すると共にQD、QD外しが可能となる。

また、EXAMが発動しても格闘型機体特有のブーストリミッターは適用されず、ブーストの回復性質は射撃型機体のままである。
その点はB.D.1号機と似ているが、性質に大きな差がある。
B.D.1号機はブースト量とブースト速度の増加により移動距離が大幅に伸びるが、本機はブースト量がほとんど増えずにブースト速度が大幅に増加する。移動距離は伸びるもののブースト持続時間は短くなるので、B.D.1号機と比べて劣る。
またブースト消費が激しいため、丁寧なブーストワークが必要となり、ふわジャンの性能は良好とは言いがたいので注意が必要である。

また、受動的発動により別の機体と言って良いほど性質が変わってしまう事から、安定した運用が難しいものとなっている。
射撃型機体と格闘型機体の両方の特徴をあわせ持つとは言え、本機を選ぶ前に、格闘型としての運用が似通っているB.D.2号機や、同様に射撃型としての運用が似通っているガンダム(G-3)という選択肢がある事も視野に入れておきたい。


■メイン


EXAM発動前
武器名 弾数 ダメージ ダウン値
よろけ:
ダウン
リロード
速度
対拠点
能力
備考
ビーム・
ライフル
5/
単発
密着 43
最長 70
160
超低 1発ダウン
低 1:2発
中 1:2発
高 1:2発
13cnt
4VS4
1セット
約9pt
コスト+20
青ロック214m
赤ロック217m
射程 233m
100mm
マシンガン
18/
3連射
20 100/1発
低 1:2発
中 1:3発
高 1:3発
約10~11cnt ?? 青ロック214m
赤ロック217m
射程 239m

EXAM発動後
武器名 弾数 ダメージ ダウン値
よろけ:
ダウン
リロード
速度
QD処理値 備考
ビーム・
ライフル
5/
単発
密着 37
最長 52
1発
ダウン
13cnt 60
1発ダウン
コスト+20
貫通あり
青ロック134m
赤ロック137m
射程 157m
100mm
マシンガン
18/
3連射
密着 7
最高 ??
34/1発
低 2:6発
中 3:7発
高 3:9発
約9cnt 40?
2発ダウン
青ロック??m
赤ロック??m
射程??m

《ビーム・ライフル》

1トリガー1発発射、装弾数5発。
装備時、コスト+20。撃ち切りリロード。

EXAM発動前は1発よろけ。与ノックバックは5m
Rev3.23でEXAM発動前における威力面の上方修正を受ける。
最少威力は37→43、最大威力は60→70となったが、反面、最長射程距離は238m→233mとなった。
距離が離れる事と比例して与ダメージは上昇し、131m以上射程限界まで最大の70ダメージとなる。

EXAM発動後は、以下の点で性能が変化する。
  • 全バランサーに対して1発ダウン
  • ロック距離が短縮
  • 最大射程が短縮
  • 1発あたりの威力が低下
  • 威力上昇が早くなる
  • 発射間隔が短縮

EXAM発動後は141m以遠射程限界まで最大57ダメージが出る。
最大射程は157m(Rev3.23の調整で167m→157mへ短くなった模様)。

EXAM発動前後で全く異なる立ち回りを求められるため、運用には細心の注意を。

☆本武装を選択する際に、1ランクコストが低いジム・スナイパーII(WD隊)の試作BRやBRの運用も視野に入れて行きたい。

  • 運用(EXAM発動前)
本機のBRの性能に類似する武装をそれぞれ比べると、弾速こそ大差ないがジム・スナイパーII(WD隊)の試作BRは130mから、ガンダム6号機のBRAは150mから最大65ダメージ以上の威力が出るのに対し、Rev3.23の調整の結果、本機のBRは最大70ダメージが131m以上から出せる仕様となっている(従来は最大の60ダメージが150m以上の距離が必要だった)。威力が上がったものの、それでもEXAM発動前の性能はコスト+20にしては物足りない。

本武装の弱点の一つは撃ち切りリロード式であるため、どうしても撃てない時間が発生する点。
ただし、この点は、撃てば撃つほど発射可能回数は増えるため、利点と言えなくもない。

サブ武装とEXAMによって左右する立ち回りを、本武装でどう生かすかが活躍の鍵を握るだろう。

  • 運用(EXAM発動後)
本武装は撃ち切りリロードなので全5発をまとめて装填でき、BR装備の格闘機に見られる10cnt程度での常時リロードと比較すると、2~3cnt/1発という破格のリロード性能を誇る。
アレックスのBRが13cnt/1発であるのに対して、本機の13cnt/5発はその手数の多さが実感できる武装と言えるだろう。
反面、上述の通り、撃ち切りリロードの弱点として撃てないタイミングが必ず発生する点は依然残っている他、手数が多くとも、単発ダウンであるために格闘型機体として見るならばこの仕様はやはり一長一短と言える。

本機は高コスト機体であるという事をくれぐれも忘れないように立ち回りを行いたい。つまり、乱戦に身を置く事で、容易に撃墜されても良い機体ではないという事である。
EXAMが発動したからといって格闘へ固執するのではなく、本武装の特色(射撃硬直もそれほど大きく、かつ、手数の豊富さ)に加えて、機体の特色(ブーストリミットが無い事)を生かし、引き続き射撃戦に徹した上で、格闘のチャンスをうかがうという戦法を取るなど、より柔軟な対応を行うべき機体(行う事ができる機体)と言える(そもそもEXAM発動時には残りアーマー値が少なくなっている事に留意)。

なお本機のEXAM発動中のBRは、ロック外でも52ダメージが出る(射程限界は157m)。EXAM発動後の性能と近いジム・ライトアーマーのBRはコスト+30である。それに対して本機のBRはコスト+20であるのでEXAM発動後の性能は優秀である。

またQD外しも可能だが、BRでのダメージを捨ててまで外しを行う事はあまり好ましくない。
タンク処理時や意表を突きたい時、作戦時間終了間際の攻防に留めておこう。

わずかに対拠点能力あり。
EXAM発動前:4VS4 1セット約9pt
EXAM発動後:4VS4 1セット約14pt

《100mmマシンガン》

1トリガー3連射、装弾数18発。
青い弾を発射する。

通常時はジム・カスタムのジム・ライフル並みの威力の弾丸を3連射で放つことができ、マシンガンとしては驚異的な威力。
射撃中にジム・スナイパーII(WD隊)のマシンガン同様、ブーストが止まり動けなくなるが、こちらは3連射で1トリガーあたりの射撃時間が短いことから硬直も短いため、比較的近距離型機に近い動きが可能。
それでも軽微とはいえ硬直(0.2カウント程度?)及び遅延が発生するので注意。
集弾性能も上述の武装と同じく、ややばらまく仕様になっている。
ダウン値が高く、高バランサー機体も1トリガーでダウンする。
単発20ダメージという両軍のマシンガン系武装の中で最も単発威力の高いマシンガンであるが、QSはダウン値の高さから難しく、実用性は低い。
距離減退がない武装なので、距離を問わず高ダメージを取ることが可能。
4対4での単機アンチの際の射撃戦において削り/遅延などに活かしやすい。
サブに胸部有線ミサイルを装備することによって、平地での戦いも優位に進めることが可能となる。

REV.2.5x以降の射撃機のメイン射撃にはよろけ武装が多い中、本武装はダウンに特化した武装と言える。
1トリガーという比較的軽い硬直と拘束時間で全バランサーに対しダウンを奪える事から、瞬間的な枚数有利を稼ぎやすい。
もちろんマシンガンのため、射撃中に旋回を行う事も可能。
単発よろけなので牽制としても有効。
ただしロック内では集弾の良さが災いし、ダウンを取ってしまう事が多い。
発動前は、ダメージソース役よりも枚数不利を捌く役割の方が運用しやすいが、BRのダメージ効率が低下したことからこちらで射撃戦に徹する役目も考えられるようになった。

ザクキャノンやギガン等の低バランサ-のタンクと対峙した場合は、ダメージ効率の悪さに泣かされる。
タンクの処理は味方に任せて、護衛の相手をしよう。

EXAM発動後は、以下の点で性能が変化する。
  • 発射硬直が無くなる(ブーストが止まらなくなる)
  • ロック距離が短縮
  • 1発あたりの威力が大幅に低下
  • リロードが短縮
  • 3連射の間隔が短縮
  • ダウン値が低下、高バラまで1トリガーでよろけが取れる。低バラに対してQSから3連撃が入る。

発動後は一転枚数不利をさばくのが難しくなるが、一方で1対1はこなしやすい。
格闘機はコストが高い機体ほど武装がQSに適さなくなる傾向があるが、本武装は低・中・高バランサー相手に1トリガーでQS3連撃が可能となっている点が魅力。
ジオン軍のリック・ドムIIが持つMMP-80マシンガンと、1トリガーの発射数やダウン値などの点で似通っている。
REV.3.23でEXAM発動後の弾速が向上したため、命中(よろけ取り)の信頼性が向上した。

枚数不利をさばく事を意識し過ぎると、EXAM発動後に手も足も出なくなる点に注意。
超低バランサーに対して3HIT後のQSは格闘1撃目でダウンしてしまうので注意。2HITからのQSは可能。

以上から、BR装備以上に極端にEXAM発動と枚数合わせに左右される装備と言える。
一概には言えないが、本装備を選択時には発動前でも極力1対1で戦闘を行った方が、EXAM発動後に性能を生かせないという事態を避けられるだろう。
EXAM発動前の性能を生かし枚数不利を捌き続ける運用を考える場合、機動ではなく装甲3を選択しておく事や、EXAMが発動する付近にまで耐久が減少したら早めに後退するなど、各々対策を講じておく必要がある。

なお、本武器装備の場合QD外しは装甲設定でも容易に可能。
マシンガン自体の威力が下がっており、3連撃の威力もギャンと同程度なので、QDよりも外しを狙うべき。

BRよりも柔軟性が高く、EXAM発動前後を問わず見所のある武装のため、今後の研究に期待したい。


■サブ


EXAM発動前
武器名 弾数 ダメージ ダウン値
よろけ:
ダウン
リロード
速度
対拠点
能力
備考
胸部
有線ミサイル
4/
2連射
密着 13
最長 11
150/1発
低 1:2発
中 1:2発
高 1:2発
13cnt ?? 白表示??m
射程 170m
胸部
バルカン砲
24/
4連射
密着 ??
最長 6
100/1発
低 1:2発
中 1:3発
高 1:3発
10cnt ?? 持ち替え動作無
白表示??m
射程147m

EXAM発動後
武器名 弾数 ダメージ ダウン値
よろけ:
ダウン
リロード
速度
QD処理値 備考
胸部
有線ミサイル
4/
2連射
密着 10
最長 8
150/1発
低 1:2発
中 1:2発
高 1:2発
13cnt 160
2発ダウン
白表示??m
射程 163m
胸部
バルカン砲
24/
4連射
密着 ??
最長 4
100/1発
低 1:2発
中 1:3発
高 1:3発
10cnt 200
2発ダウン
持ち替え動作無
白表示??m
射程140m

《胸部有線ミサイル》

1トリガー2連射、装弾数4発。
本機の要とも言える優秀な誘導兵器。
EXAM発動前はほぼ同時に2発発射し、EXAM発動後は2号機と同様に右→左と1発ずつ交互に発射する。
微細な発射硬直があり、ブーストが止まるが、歩き合いでは特段の問題はない。
EXAM発動前は有線ミサイルの中では最長の射程を持っており、誘導性も高いので、敵にブーストを強要できる。
上下左右に対して誘導性が高く、甘いジャンプでは避けられないので宇宙ステージでは一段と心強い武器になる。
本武装を主体に攻めの起点に、メイン武装を当てていくのが主なダメージソースとなるだろう。

攻め方としては、下記のような例もある

1:1発目に本武装で敵のジャンプ/ブーストを行わせる
2:相手のブーストが残り30%程度まで消費するくらいで2発目を発射
3:避けて着地したところにメイン武装を撃ちこむ

2:の項目で、相手が着地ズラしに使用するブースト残量を極限まで削るのがポイント。
また、ロック対象の敵MSが格闘距離からほど遠い位置(100m~)に着地するというのに、
ビームサーベルやヒートホークなどの格闘武器を構えた場合は切り払いを狙っている可能性があるので注意すること。


EXAM発動後はダメージとバランサーダメージが減少し、発射間隔がB.D.2号機の同武装と同レベルまで長くなる。

《胸部バルカン砲》

1トリガー4連射、装弾数24発。
格闘型、射撃型のものと同じダウンが取りやすいタイプのバルカン。
こちらを装備すると敵機の歩きに対し攻め手を欠くことになるが、自衛力を上げたい場合はこちらを選んだほうが良い。

EXAM発動前は中バラ以上の相手に対して、ジム・スナイパーII(WD隊)のバルカン・ポッドやフルアーマーガンダムのバルカンのようにカス当てからのBRコンボを狙う事ができる。
EXAM発動後はバルカンカス当てからのQSを仕掛ける事が可能になる。EXAM発動中の攻めの起点として使用できるが、複数機の相手は難しいため使いどころを見極める必要がある。
QDに使用した場合2発目でダウンするため、QDカス当て外しは不可能である。


■格闘

武器名 ダメージ ダウン値
連撃回数
備考
ビーム・サーベル 10→18→30 60→50→ダウン
3回
合計威力58?
追尾距離59m
25→29→30 60→0?→0?
6回
合計威力84
追尾距離59m
タックル 40 1発ダウン 機動:30(-10)
装甲1:50(+10)
40 機動:30(-10)
装甲1:50(+10)
※上段はEXAM未発動、下段はEXAM発動中

《ビーム・サーベル》

モーションはB.D.2号機と同様。
発動前は射撃機相応の威力だが、EXAM発動後はダウン値が格闘型のものになり、1・2撃目の威力が大きく向上。
外しを含めて6連撃まで可能になる。

Rev3.08で発動後の威力が大きく低下し、QD外しを駆使しないと大ダメージを狙えなくなった。
ダメージ配分は多少異なるが連撃回数や威力など、EXAM非発動中のB.D.2号機と似た格闘性能となる。

EXAM発動後、
3連撃QDBRで合計121ダメージ
6連撃で合計168ダメージ

爆発力を求めるならQD外しを絡めたマシンガンを装備するのも視野に入るが、本機体の特性上、格闘性能重視に偏重するならB.D.2号機なども選択肢に入れたい。
本機体はあくまで射撃型機体であり、EXAM発動したとしても格闘性能は同コスト帯の格闘型機体には若干及ばない。(しかもRev.3.08現在、連邦軍にコスト240格闘型機体は存在しない。)

格闘性能偏重でもなく射撃性能偏重でもない本機体ならではの特性を生かし、柔軟な運用を心がけるように。


《タックル》

盾を前に出しながら突進する一般的なもの。
威力は他前衛機体と同等で、N設定で40、機動設定で30である。
EXAM発動後もダメージは変化しない模様。

最近実装された他機体(近距離型・射撃型)と同様に、装甲重視1でのみ威力が上昇する。



■セッティング

セッティ
ング名
アーマー
旋回
速度
ダッシュ
性能
ダッシュ
距離
ジャンプ
性能
備考
機動重視4 251(150?/150) +2 +4 156m(160m?) +4 総合強化
ブースト消費28%(?%)
機動重視3 262(???/150) 0 +5 170m(159m?) +1 ダッシュ重視
機動重視2 282(180/189) 0 +1 147m(150m?) +5 ジャンプ重視
ジャンプ距離約73.3m(約76.6m)
ダッシュ速度約63.67m/s(約79.6m/s)
ダッシュ持続約138f(約138f)@60fps
(3.07測定)
機動重視1 290(180?/189) +4 +1 151m(166m?) +1 旋回重視
ノーマル 295(190/199) 0 0 141m(160m?) 0
装甲重視1 300(???/189) -1 -1 132m -1 タックル強化
装甲重視2 310(???/189) -1 -1 132m -1 バランサー上昇
装甲重視3 310(???/189) -1 -1 147m -1 ブースト量強化
装甲重視4 335(180/189) -1 -3 146m?(152m?) -3 アーマー値強化
ジャンプ距離約70.3m(約70.7m)
ダッシュ速度約58.9m/s(約74.1m/s)
ダッシュ持続約175f(約148f)@60fps
(3.07測定)
()はEXAM発動時のダッシュ距離と発動耐久値/解除耐久値。
REV.3.23で「特化セッティングになりました」と公式で告知されたが、特化セッティング自体は以前から導入されている。
実際の変更としては、一部機動設定の機動性上昇値や、一部装甲セッティングの特徴が入れ替えられた。
上記の表は装甲4のみ未対応

《ノーマル》

挙動全体が少々重めで、240コスト相応の性能とは言いがたい。

特徴と言えば、EXAM発動/停止のアーマー値が一番高いことと、タックルダメージが40ある事だ。
EXAM発動後の格闘機寄りの機体特性を重視とした運用なら、選択肢の一つにあり得るだろう。

《機動重視》

1:旋回重視
2:ジャンプ性能重視
3:ダッシュ性能重視
4:全体的に機動力上昇

機動1は旋回重視。REV.3.23より旋回の上昇値が倍になったほか、ダッシュ・ジャンプも一段階ずつ上昇するようになった。
偏差撃ちや、接近戦時のロック取りなどがやりやすくなるが、移動力はノーマルとほぼ変わらない。

機動2はジャンプ重視となっており、ふわジャン合戦や、敵機の頭上を取る時には重宝する。
EXAM発動前の射撃戦で優位に立つことを優先するなら、見所のあるセッティングであると言える。
機動3と比較してアーマー値が20多いことも地味にメリット。
機動2のEXAM時はブーストを91%消費するところで制限が掛かる(他のセッティングは要検証)
REV.3.23で特に修正を受けなかった模様?

機動3ではEXAM発動前から十分に素速いダッシュが可能。
REV.3.23の調整により、以前と比べダッシュ-1、ジャンプ+1となった。

機動4は全体的に機動力が上昇し、EXAM発動前でもコスト相応の動きが可能。
REV.3.23で旋回・ダッシュ・ジャンプすべてについて上昇値が+1された。

機動3・4は耐久力が急激に減少する。自分に合ったものを選ぶと良いだろう。
また、本機は他のEXAM機に比べ、機動振りでもEXAMが発動する体力に十分余裕があり、機動4に至ってもアーマー値を6割程度残した状態で発動する。
機動セッティングのメリットとも言えるが、一方射撃機の性能を生かすには向いていない。
EXAMが発動すると機動3・4ならアレックスとほぼ同速度のダッシュ力を持ちながら、150mを越える移動距離を1.8カウント以下で踏破する。
しかしブーストの持続時間が2.3→1.8カウントに減り、リミッターも無いため、EXAM発動状態に慣れないうちは非常にオーバーヒートを起こしやすいので注意しよう。

《装甲重視》

REV.3.23より、装甲1以外について以下のように特化内容が変更された。

1:タックル威力強化
2:硬直減
3:ブースト量増
4:装甲特化

多くの特化セッティング機体同様、タックルダメージは「装甲1でのみ」上昇する。

装甲2では硬直が軽減される。

装甲3はブースト量強化のため、他のセッティングと比べてブースト量に余裕ができる。
フワジャンを多用する状況や長距離ブーストを活かせるMAPでは、メリットがでやすい。
装甲セッティングはアーマー値180程度でEXAMが発動するが、アーマー値が増えた割にはEXAM発動の条件が厳しい。
機動振りでも150前後でEXAMが発動する点を考えると、EXAMを前提とする場合はメリットが薄い。
いずれにせよ装甲セッティングである以上、機動性が鈍化する点は注意したい。

装甲4は驚異的にアーマー値が上昇するが、その分EXAMを生かすのには向いていない。
逆に発動前の能力を生かしたい場合は十分選択の余地がある。

また、いずれも発動前は陸戦型ガンダム程度の機動力のため注意が必要。
EXAM発動後は他の240コスト格闘機体並の機動力になる。
ただしマシンガン装備の場合、QSで敵に踏み込むには心許ない。
ダメージは格闘機としてはそれなりなので武装、発動の有無に関わらず射撃主体の運用が良いだろう。


■支給(コンプリートまで 12200)

順番 武装名 ポイント
初期 ビーム・ライフル
胸部有線ミサイル
ビーム・サーベル
-
1 セッティング1 500
2 セッティング2 600
3 セッティング3 700
4 胸部バルカン砲 2400
5 セッティング4 800
6 セッティング5 900
7 セッティング6 1000
8 100mmマシンガン 3000
9 セッティング7 1100
10 セッティング8 1200


まとめ

BRはコストアップがある上に射撃型機体のBRとしては威力が低く、有線ミサイルを生かさないとコスト相応の活躍は難しい。
またダウン兵器を持たないため立ち回りを誤ると、途端に危険になるデメリットがある。
一方マシンガンは非常に強力だがダウンさせやすく、一般的な射撃機に求められるダメージソース役となるのが難しい。
射撃機というよりは格・近の一枚として立ち回る方が性能を引き出しやすいだろう。

しかし、本機はEXAMの発動で性能が変化するという、他にはない特殊な機体である。

EXAMの発動を考慮した上での機体運用であれば、以上のデメリットを覆す事も可能と思われる。取り扱いが難しいこの特性は、敵にとっても対処が難しいことと表裏一体である。
通常の射撃機とは大きく異なる、独特の運用を心掛けたい。格闘機と射撃機双方の扱いに優れた者が扱えば、より良く活躍できるだろう。

一般的な運用の一例としては基本的に単機で行動し、時間を使って射撃戦を行い、EXAMが発動したら間合いを詰めてプレッシャーをかける…といった運用法が考えられる。
また発動後は味方と連携すると火力を生かしやすいため味方機と合流するのも良いだろう。
機体の性質から、アンチタンクにも非常に向いている。
以上の運用は、マシンガンとBRのどちらでも安定して本機の性能を発揮できる。
どのような運用にしても、EXAM発動後は不用意に撃墜されない事が重要になるだろう。
敵機から格闘攻撃を受けてEXAMが発動することも多々ある。
起き上がった際は格闘機特性と足回りの強みに加え無敵時間を利用して、敵機に強力なプレッシャーを与えることができる。
本機独特の立ち回りではあるが、そればかりを期待して安易に格闘を受けるのは当然好ましくない。

BR装備時には、格闘機にはないリロードの回転の早さと手数の多さ、間合いを取った時の火力を武器に立ち回りたい。
EXAMシステムが発動したからと言っても、敵が格闘機であれば射撃戦で優位に立ち回れることを忘れずに間合いを測ることで、ブーストリミッターに縛られない点も大きな武器となるだろう。

当初はEXAM発動前後を通して非常に高いレベルの攻撃性能と機動性を持ち合わせ、4VS4でも十分選択肢に入る射撃型機体として活躍していたが、REV.3.08で大幅に弱体化され、長らく使用率が低迷していた。
REV.3.23の射撃型強化の一環としてよろけ耐性・メイン射撃の性能・機動性に上方修正を受けた。今後の研究に期待。

その他

名称は他の2機同様「B.D.(ブルーディスティニー)」ではあるが、元々は1,2号機のパーツ取り用の予備機だったものを、奪取された2号機奪回のため急遽実戦投入されたので、他の2機と違いカラーリングは陸戦型ガンダムと同系の白を基調としたものになっている。

詳しい設定はWikipedia:陸戦型ガンダムを参照。