アットウィキロゴ

黒いヒーロー/白い怪人

登録日:2011/07/09 Sat 13:44:21
更新日:2026/08/08 Sat 17:40:34
所要時間:約 6 分で読めます





目次

■黒いヒーロー/白い怪人

「黒いヒーロー/白い怪人」とはロマン
所謂ギャップ燃えの類である。
無論、正式名称では無く特撮やアニメを論じるコラムに於て時折見掛ける言葉でこそあるものの、未だ市民権を得ている名称、概念とは言えないと思われる。

……しかし。
意外や意外……と云うか、この法則に当て嵌まったキャラクター、敵キャラクターと云う物は非常に多く、もはや一つの価値観、設定としてクリエイターやアーティストに刷り込まれていると言っても過言では無い普遍的な価値観なのだと思われる。

……そもそもが、そうしたフィクションの原形たる神話や伝説に同様の概念が存在するのだから、恐らくは共通認識、共同幻想の類として刷り込みがされているのであろうと思われる。
ただ、ここではそれらの解説をして行くつもりは無い。

……多過ぎてキリが無いからである。

よって、主に有名作品と思われる作品について解説を述べるので「ああ、そうだなあ」とか「こんなのもあるぞ」とか思っていただければ幸いである。
また、ダークヒーローの項目を見てみることもお勧めする。

※追記願う。

【黒いヒーロー】


名称通りの漆黒を纏うヒーロー、或いは闇を抱えるダークヒーロー、悪から生まれたヒーローの事である。
……近年、ロボット物でも悪側から作られた存在……と云う概念が大流行りである。
尚、上記では色と概念を一応は分けているが、大概はそうしたキャラクターは生まれが黒ければ色も黒い事が多い。

……何故か、やはりロマンなのだろう。
色自体は全体的に黒くなくてもアクセントに入れられていたり、身体にオーラの様に纏う事も多い。

黒いヒーローの歴史は古い……。
それこそ神話にまで溯れるが、近代に限ればバットマン辺りが元祖であろうか?
単純明快な人類の夢を描いた光の存在たるスーパーマンの最大のライバルにして、ただの人間であり乍ら神に匹敵するスーパーマンに並ぶ存在として認識されているバットマン……。
日本ではそもそもが仮面ライダーの元祖たる旧1号が黒いヒーローであったし、その原案たるスカルマンもまた黒いヒーローであった。

ちなみに「デザイン的な意味で黒い」ケースは近年だと撮影上の都合(薄暗いところで撮影すると見づらい画になる)も出てしまっているようだ。
どっちみち大半のカットが背景はセット設営か合成だから、という力技で解決した『王様戦隊キングオージャー』ハチオージャーのような作品もあるけど。

【黒いヒーロー名鑑】


黒騎士/エドワード黒太子

現代創作界にも山ほどいる黒い鎧の戦士は、そもそも史実人物が元ネタ。中世ブラックヒーローの筆頭格。
王子様で、騎士で、百年戦争で活躍して、40代で王位に就けず病気にかかり死亡。そりゃあ人気も出るわけである。
「黒太子」=Black Prince自体がほぼエドワードを特定する称号となっており、『World of Tanks』など戦車もののゲームでおなじみ、ブラックプリンス歩兵戦車や『アズールレーン』に収録されているHMSブラックプリンスは彼に由来する命名である。
一方、フリーランスの(自称)騎士で、こじれた一身上や財布の事情から黒騎士然となる者たちもいたという。
そっちはそっちでワケありアウトローっぽいロマンの塊である。

バットマン

ゴッサムシティを守る闇の騎士。

パニッシャー

恐怖の私刑執行人。

ゴーストライダー

現代に蘇った死の天使。
燃え上がる髑髏である。

ブレイド

吸血鬼と人間との間に生まれた最強の吸血鬼ハンター。

デビルマン

永井豪が生み出した究極のダークヒーロー。

ハカイダー

基本的に悪役で、しかも漫画版後半・アニメ版 では悪の首領用サイボーグボディになってしまったが、
イメージが男前過ぎてヒーローにされてしまった究極のライバルキャラクター。

●スカルマン

髑髏の仮面を身に付けたピカレスク(悪漢)ヒーロー。
原作は最早悪人。

仮面ライダー1号

初期作品では本当に闇を纏っていた元祖仮面ライダー。

仮面ライダーBLACK

正に黒い仮面ライダー。
原作では魔王としての設定が強調されている。

仮面ライダーBLACK RX

最強ライダー候補に必ずと言っていい程その名が挙がる「太陽の子 / 光の王子」。

仮面ライダークウガ アルティメットフォーム

みんなの笑顔の為に闇に染まった聖人。

仮面ライダーカリス

全ての生命を滅ぼす53体目のアンデッドでありながら、「人間」として生きる道を選んだハートの戦士。

仮面ライダーディケイド

多くの意味で物議を醸した世界の破壊者
設定的には完全な悪役。
あとピンクじゃなくてマゼンタ。

仮面ライダースカル

左翔太郎の師匠である「おやっさん」にして、「ハードボイルド」を体現する骸骨の戦士。

仮面ライダージョーカー

切り札は常にここにある。

仮面ライダープロトドライブ

グローバルフリーズから世界を救った孤高にして偉大なる戦士。

仮面ライダージオウ

全ライダーの力を受け継ぎ、時空を超え、過去と未来をしろしめす時の王者にして最高最善の魔王。

仮面ライダーバイス

お節介なライダーから生まれた相棒の悪魔。

●仮面ライダーウインド

現代における最高位クラスの錬金術師。バハムート×ブラックホールという組み合わせの悪役っぽさは異常。

バトルケニアゴーグルブラック

戦隊シリーズ初のブラック。もともとあまり色にこだわらず作劇された『バトルフィーバーJ』のケニアの成功を経て、『大戦隊ゴーグルファイブ』で史上初の明確なブラックが登場した。
それぞれ変身する四郎、官平のキャラ造形から、スーパー戦隊における「黒の戦士」はあまり暗い・クールなイメージが固定されておらず、前者のような明るく優しい人物や後者のような頭脳派ながらもわかりやすく正義に燃えるタイプが戦士に選ばれたチームも数多い(わかりやすいクールガイが選ばれたケースももちろん多い)。
近年ではブラックの女の子もいるとか。


ザビタン

アクマ族と人間とのハーフ。

サンレッド

体は赤いが中身が黒い。
怪人達が可哀想になる。
…なんやかんやいってヒーローらしい倫理観や価値観を持っていないわけでは断じてないのも困りどころ。

マジンガーZ

神にも悪魔にもなれる力。
名前が名前なだけに、瞳の無い眼、牙を隠すかのようなマスク、脳味噌としてのホバーパイルダー、
悪役然としたロケットパンチ・口から酸を噴く・熱線等の武器、原作の血の涙のような顔面の意匠、
大魔神を彷彿とさせる出動シーン等デビルマンを産み出した永井豪らしいヒーロー。
後続にZをよりシャープかつスタイリッシュにしたグレートマジンガーと神を超え悪魔を倒せる究極のマジンガー・マジンカイザーがある。
マジンガーではない「第三のマジンガー」グレンダイザーも角の量が凄い。
近年になって大きな話題となったマジンガーZEROは遂に正義の味方を止めたマジンガー。

ガンダムデスサイズ/デスサイズヘル

貴族主義で地球圏を搾取しているOZに対し叛逆するガンダムの一機で、ジャミング能力を活かしたステルス行動による一撃離脱戦法を得意とする。デスサイズヘルはデスサイズの改修型である
機体色が真っ黒&得物が大きなというどう見ても死神な格好だが、こう見えてれっきとした弱者の味方である。公式二次創作やコラボだと悪役を割り当てられることも多いが

ディス・アストラナガン

主人公機の癖に設定、デザインが完全にラスボスのそれ。むしろ主人公機なのが不思議な位。ぶっちゃけ出るゲームを間違えちゃった機体。

ジェネシックガオガイガー

ご存知僕らの勇者王。破壊神。勇気の究極の姿。新生の為の破壊を司る。パルパレーパとの決闘、ゴルディオンクラッシャーによって遊星主達との戦いに決着をつけるシーンなどどれも印象深く、出番の少なさを感じさせない。

ティガダーク

本来は光の巨人であったが、一時的に闇堕ちしていたウルトラマンティガ

トリガーダーク(二代目)

初代トリガーダークが光堕ちして人類の守護神となりウルトラマントリガーに転生し、後に自身の闇と対決した後残された闇の力を吸収したイグニスが、勝手に拝借したスパークレンズで変身する闇の巨人。
見た目はダークヒーローの中でも特に禍々しい。

しかし、動機が「自身の種族を滅ぼした俊敏策士ヒュドラム」への復讐であり、ヒュドラムのような外道を嫌悪していた上に、ケンゴらGUTS-SELECTとも交流を深めていき彼らと手を取り合い悪と戦うヒーローとなった。上記の変身アイテムも細かい再調整を受けて改めて正式な所有権が認められ譲渡されている。
少なくとも光の戦士達からは自分たちの味方と見なされており、『ニュージェネレーションスターズシリーズ』において案内役を務めた*1ことまである(厳密には『Z』のオオタ・ユカ隊員との共同)。

●ベヨネッタ

天使も泣いて逃げ出す我らが痴j(ry……もとい魔女。

湊斗景明

項目参照。
呪いだから仕方無いが

ゲキカラ

胸のアクセサリーがROCKに変わると・・・

●怪傑ゾロ

黒い服装とマントを纏い、サーベルによる剣術で戦う。
ピカレスク(悪漢)ヒーローとしてはおそらく世界一有名。

●ゴキヴリマン

天然戦士G』の主人公。大自然の宿命により(嫌々)ゴキヴリを友として戦う。
怪人を倒すも名は体を表す格好のせいで怪人が起こした被害も自分のせいにされる悲劇のヒーロー。
黒いアイツの能力を持つため本気を出せばかなりチート。クライマックスは激熱。

●スカルソルジャー

復讐のために髑髏の仮面と黒いスーツを纏った元刑事。

ダーク・シュナイダー

中味と名前の黒い少年ジャンプ主人公。
中味の白い黒髪ショタに変身するという隙を生じぬ二段構え。

キュアブラック

変身ヒロインとしては珍しい黒がメインカラーの肉弾戦マニア。
「ヒロインでしょ?」
シリーズ内でも黒基調の姿のプリキュアに変身するケース自体が少なく、『キミとアイドルプリキュア♪』でキュアキッスが登場するまでの間は『ハピネスチャージプリキュア!』で日本チームの共通イメージカラーが黒らしきコスチュームデザインが採用されたくらいだった。
定期的にBLACKオマージュデザインや「初代」のオマージュデザインが採用される*2ライダーとの考え方の違いはどこなのだろう?

緑谷出久

僕のヒーローアカデミア』の主人公。
物語終盤手前、雄英高校を出奔し、「コスチュームε」を着用していた時期が該当。
オール・フォー・ワンの脅威を防ぐために全てを背負い、血と泥に塗れた戦いに明け暮れた結果、スーツが真っ黒に染まってしまい、「とてもヒーローとは思えない」と言われるほどになった。
やってることは退廃した社会でも全うなヒーロー活動中(敵退治)なのに、周りを巻き込みたくないあまりに徐々に拒絶するかのような言動になってしまい、元々すり減り始めていた出久の精神は更に悲鳴を上げていく……

この期間は話数にしてもそこまで長くはならなかったが作品内では一際シリアスな展開となっており、公式で「黒いヒーロー編」としている。

武藤遊戯闇遊戯

遊☆戯☆王』の主人公。
千年パズルを解いた事により闇の力*3を手に入れ、それを以って非道を働く輩に「闇のゲーム」を仕掛け、敗者・ルール違反者を罰ゲームで成敗するダークヒーロー
根は善人であるが、作中序盤はその「罰」がやたら重かったり過激だったりとまさに毒を以て毒を制すやり方であった。
誰が呼んだか「魔王様」。


【白い怪人】


黒いヒーローに比べれば数は減るが、確かに特撮やアニメの歴史において伝統的に受け継がれている存在である。
白=神聖な物。
という概念があるのか、白い怪人(敵キャラクター)は非常に強くなる事が多い。
……無論、弱い雑魚的な存在に白が使われる事もあるが、そこはそれ、別に否定意見とする程に強い物では無い。
白をカラーリングでは無く、属性と見なす事も可能だが、やはり純白とは言わずとも白銀等があしらわれる事が多いようだ。
神話等には概念こそ存在するが(神と悪魔に値するものの合いの子等)、ハッキリと白い敵としてデザインされた存在は、近代における創作にこそ多い気がする。
……そういう意味では、まだまだ認識が新しい概念なのだとも考えられる。

【白い怪人名鑑】


〇サタン

デーモン一族から神と崇められるデビルマン最後の敵。
元天使なだけあってその姿は美しく神々しい。

イカデビル

厳密には並べられないが、白い怪人のデザインをもたらした存在。

ジェネラルシャドウ

事実上の第一期ライダーシリーズの最強幹部。
完成度の高いデザインとキャラクターは今もなお人気が高い。

〇幽霊博士

ジンドグマ4大幹部の一人で白い服を着用。
なお正体であるゴールドゴーストは黒い服を着用。

シャドームーン

仮面ライダーBLACK最大の宿敵。
単純な白ではなく『銀』と云う概念を持ち込んだ。
ダークヒーローのカテゴリーに入れて紹介される場合も多い。

ン・ダグバ・ゼバ

仮面ライダークウガ』のラスボス。
クウガも最終的には黒いヒーローとなった。
神を意識した堂々たる姿は新たな伝説を呼んだ。

ローズオルフェノク

仮面ライダー555』に登場。
デザインモチーフ自体は昭和の企業マスコット兼ヒーロー・光速エスパーながら、その姿と振る舞いを見た視聴者にダークヒーローの代表格であるハカイダーをも連想させた上級オルフェノク

仮面ライダーサイガ

映画『劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト』に登場。
天のベルトにより変身する。

アルビノジョーカー

映画『劇場版 仮面ライダー剣 MISSING ACE』に登場。
アルビローチを率いる、破滅の象徴。

ウカワーム

仮面ライダーカブト』に登場。
ワーム軍団を率いる一人であったが、最後は人間として風間大介を愛してしまい……。

ジーク

仮面ライダー電王』シリーズに登場。
「世界は私の為に回っている」と豪語するプリンス気取りの手羽野郎。
ライダーシリーズからの紹介では珍しい、「正義サイドにいる*4白い怪人」。

ウェザー・ドーパント

仮面ライダーW』に登場。
中盤の強敵として物語を盛り上げた。
神に類する存在をイメージされた典型的な白い怪人である。

仮面ライダーエターナル

映画『仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ
仮面ライダーながら完全なる悪役。むしろダークヒーローか。

レオ・ゾディアーツ

仮面ライダーフォーゼ』に登場。
ホロスコープスきっての武闘派であり、最後までに忠実であり続けたしし座の幹部。

ワイズマン(カーバンクル)/白い魔法使い

仮面ライダーウィザード』に登場。
最愛の娘を蘇らせる為だけに多くの者達の運命を狂わせた全ての元凶。

ロシュオ

仮面ライダー鎧武』に登場。
世界を作り変える力を持ちながら、自分達の文明を滅ぼしてしまったフェムシンムの王。

眼魔ウルティマ

仮面ライダーゴースト』に登場。
幹部クラスの強敵怪人だった……筈だが、何時の間にやら単なるかませに。

アナザージオウ

仮面ライダージオウ』に登場。
仮面ライダージオウの力を持つ怪人で、全てのアナザーライダーを統べる裏のライダーの王。

カリュブディス

仮面ライダーセイバー』に登場。
腹部の巨大な口であらゆるものを喰らい、倒されても新たな力を得て成長・進化する厄介なメギド

ノロイ

説明不要、史上最凶最悪の白イタチ。というかお前のようなイタチがいるか!

シェゾ・ウィグィィ(魔導物語・ぷよぷよシリーズ)

白銀の髪に白いトーガを纏い、主人公の魔導力を狙う闇の魔導師。
流石に属性が分かりづらいせいか、『ぷよぷよ〜ん』以降は属性と同じ黒基調衣装になっている。

バイオハンター・シルバ

バイオマンを幾度となく苦しめたウz…白銀の狩人

初代艦長シュバリエ

白い鎧兜にマントを着用。

ゴードム文明

ネガティブシンジケートの一つで、メンバーは白で統一されている。

〇シュヴァルツ(重甲ビーファイター)

白い体に白い服を着用。

ミカエル(人造人間ハカイダー)

正義の名の元にジーザスタウンの公安を統括するが、逆らう奴は容赦なく殺す。
一見優雅でヒロイックな外見によく目を凝らすと酷薄な本性が見えてくる、天使の皮を被った悪魔。

パルパレーパ

勇者王ガオガイガーFINALにおける凱のライバル的存在。再生と創造を司る自分達遊星主を神と称し、自分達のアンチプログラムであるジェネシックガオガイガーを破壊神、若しくは悪魔と称した。ロボット形態であるパルパレーパ・プラスは天使を感じさせるデザイン。

シブヤ

入院中の盟友には手を出しません。

キュゥべえ

かわいさにだまされた人は死にます。

〇太陽の神、ヘリオッド/Heliod, God of the Sun

Magic the Gatheringの次元の一つ、テーロスにおける太陽神。カラーパイも当然
…であるのだが、その実態は「自分がテーロスの至高神であるということに固執し些細なことで激昂して諍いを起こすし、それの弊害となると判断した存在は自分に尽くしてきたものですら躊躇なく粛清する」と歴代の白の悪役の仲でもとりわけ自己中心的な為、ヘリカスという蔑称までつけられたほど。

テーロスブロック初代ではマナを集めて神となり騒乱を引き起こしたゼナゴスを自分が女勇者に仕立て上げたエルズペスに討伐させるも、今度は彼女が自分よりも称えられることを危惧し弱った隙をついて彼女を刺殺するという外道を働く。

その後第二ブロックのテーロス還魂記にて、自分の神としての地位を確保すべく他の神の痕跡を消そうとするという愚挙に出て諍いを起こしたあげく、悪夢の影響からよみがえったエルズペスにフルボッコにされた。

更に後の対ファイレクシア戦役では信者がファイレクシアの油で汚染された影響で完成化してテーロスで暴れ回ったが、ケイやとニューカぺナ天使の連携で討伐された。

怪盗キッド

昔主人公今ライバル。
シルクハットにタキシードという如何にもな姿だが、怪盗(=犯罪者)なのに闇夜に紛れない純白の出で立ちで善悪両面兼ね備える。

シリウス(爆ボンバーマン)

白と金の鎧に身を包む、ボンバーマンのお助けキャラ……に見せかけた真のラスボス。
巧妙にカムフラージュされた外見や演出のおかげで、初見では彼こそが傲慢な黒幕と見破るのは難しい。
彼をモチーフにデザインされたボンバーガール*5・プラチナもヒールかつ白基調のデザインが採用されている。

〇ハンス王子

アナと雪の女王』に登場。
「善人に見える悪人」というディズニーでは希有の存在。
ディズニーヴィランズの色は黒・赤・紫と相場が決まっており、白い礼服を着たこいつはなおさらヴィランズには見えない。

〇フロロー(ミュージカル版)

『ノートルダムの鐘』の悪役。ディズニー映画と異なり純白のローブを纏う。
言動も清廉潔白で、映画版と違って良い人そうに見えるが、その本性はやはり傲慢、独善、そして狂気で満ちている。自分を聖職者だと思い込んでいる怪物。

〇マグニフィコ王

ウィッシュ』に登場。
若くして家族や国を失いながらも、独学で各国の魔法を極め、一代で願いが叶う理想郷のような国を建国したという、稀に見る傑物。
しかし、弟子になるための面接に訪れたアーシャに国家機密を明かしたことがきっかけで、運命が大きく狂っていくのだった……
作中の扱いは悪役だが、視聴者目線では「(人格・行為共に)成敗されるほど悪だったか?」と盛んに議論の的になる人物であり、定義しにくい部分も。

〇伯牙天慌

『髑髏戦士ザ・スカルソルジャー 復讐の美学』の悪役。名前の読み方が「はくがてんこう」。
無邪気かつ残虐非道で部下をも平気で殺す狂人*6アメコミ的に言えばジョーカーに近い人物像。
スカルソルジャーからは「妹の仇」と憎まれており、終盤では白い衣装を纏ってスカルソルジャーの前に立ちはだかった。

〇デビー・ジェリンスキー

アダムス・ファミリー2』の悪役。
アダムス一家の財産を狙う悪女でその人物像がアダムス一家のアンチテーゼと言える(アダムス一家の「ゴシックな黒服」「不健康な白い肌」「浮世離れした感性と人間味溢れる家族愛」に対し、デビーは「エレガントな白いドレス」「血色感のある健康的な肌」「外面が良い社交性と心が怪物同然の自分本位」)。

〇怪奇ロリータ

『イビツ』に登場。
都市伝説となっている白いロリータ服の少女であるが、その本性は悪魔的なサイコパスストーカーであり、彼女と関わったら最後、確実に不幸のどん底に落ちて破滅するといっても過言ではない。

伍行壊(鉄鍋のジャン!)

薬膳に長け、万物を操る聖人「五行道士」……の皮を被った毒膳料理人。着ている白い調理衣自体はごくありふれたもの。
だが大谷とテレビ局の陰謀によって「聖人五行に倒される悪魔」のレッテルを貼られたジャンが開き直って血染めの「醤」印を刻んだ悪魔のように黒いコックコート」を着用。
奇しくも「衆評に縛られない黒いヒーロー」「聖人の皮を被った白い怪人」という構図の対決となる。
黒い怪人と白い怪人の間違いだろと突っ込んではいけない

ブラックナイトスコードカルラ

『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』のラスボス機体。
いかにもコッテコテの悪役らしく黒に染めた部下や戦艦とは真逆の、金縁にパールホワイトという神々しい配色が特徴。
「それまでの敵が暗い色だったのにラスボスは白と金」「監督がクウガ好き」「最期はマイティストライクフリーダムに倒され*7、この討ち死にが組織壊滅と決定的に直結するシナリオ」という点から、上記のダグバがモチーフではないかとも言われたり。

一星龍

ドラゴンボールGT』のラスボス。
邪悪龍の一体。


追記、修正
お願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2026年08月08日 17:40

*1 つまり商業的にも善サイドの戦士への変身者と扱われているフシが見られた

*2 1号だけではなく、『アギト』のG3は作中設定含めて平成シリーズ1番手・クウガの外見を模倣したデザインとなっているなどのケースもある

*3 詳細はキャラクターの項にて

*4 一応デンライナーチーム基準であれば不品行は多いほうだが、ジークなりに一般的な意味での正義や善に沿った目的があったことも多め

*5 主人公組以外では珍しい「ボンバーマンシリーズが元かつデザイン画で明言されている」ガールでもある。

*6 劇中ではスカルソルジャーこと鳴海達也を拉致した際に気まぐれで近くにいた部下を惨殺して斬首、その生首を見せびらかして達也を絶句させた。

*7 ただし『クウガ』でダグバの撃破に成功したフォームは(ライジング)マイティではなくアルティメット。