Sendのルーティング方法




基本的なSend方法

ミキサーのSendをルーティングする

FL Studioはミキサーに指定したオーディオは、通常マスターにそのまま流れます。

各インサートに共通のエフェクトをかけたい場合には、エフェクト用の別のインサートを経由してマスターへ流すこともできます。
別のインサートへ経由するには、経由したいインサートの「▲」をクリックします。

すると線で結ばれルーティングされました。

Sendする量はツマミをドラッグして増減できます。

Sendを解除する場合はツマミの上にある「▲」をクリックすると解除できます。

Sendトラックのみにルーティングする方法

通常のルーティングを行うと、MasterとSendトラックの両方に送られますが、Sendトラックのみに送ることもできます。

「▲」を "右クリック" して "Route to this track" を選ぶと、マスターへのSendが切断されてSendトラックのみ送られるようになります。

もしマスターへのSendを復活させたい場合は、マスタートラックの「▲」を左クリックすることで再びSendが送られるようになります。

Sidechainのルーティング方法

Sidechainのルーティング方法について、Fruity Limiterを使用した例を以下のページに書いています。

Fruity Send

"Fruity Send" で Sendを割り込ませる

Fruity Sendを使うと、Slotの途中でSendを割り込ませたり、Panを指定できます。
Fruity Sendを使うにはあらかじめSendのルーティングが必要で、Fruity Sendでのみ送る場合には値を 0 にしておきます。

マスターには何も送らないようにするために、Fruity Limiterでミュートしてみます(なぜか Fruity Mute2がなかったので代用)。

そして Fruity Send を リミッターの前に差し込んで、Insert 4 に Send します。

これで、Insert1からInsert4にSendし、Insert4からマスターに送るルーティングが作れました。

Fruity Sendをあえて使うメリットとしては、
  • スロットの特定位置から Sendできる
  • Panを指定できる
となります。
最終更新:2023年12月25日 08:21