このページはFL Studioの情報をまとめていたwiki「[[FL Studio @ ウィキ]]」のアーカイブです。
情報はかなり古い(2008〜2015年ころ)のでご了承ください。
外部プラグイン(VST/DX)
どうやったらVSTi使えるようになるんですか?
指定してあるプラグインフォルダにプラグインのファイルを入れてCHANNELS→Add one→more.を選ぶ。
プラグインの一覧が出るので、その窓の右下にあるRefreshを押して再検索する(Fast scanで可)。
何か新規に出てきたら、それをクリックする。
あとは再びCHANNELから選んでやれば出るはず。
ちなみにFLはVSTもVSTiも一緒にVSTプラグイン扱いするので
本当は別個にフォルダを掘って、OPTION→File setting→VST plugins extra search folderにそのフォルダを指定する方が、あとあと選別するときに良いと思う。
※Fast scanは速いが、拡張子がdllのファイルはプラグイン本体でなくとも全てデータベースに追加する。
Scan & verifyは一つ一つ実際にロードしてみて成功したものだけをデータベースに追加する。大量にロードするので遅いうえ、行儀の悪いプラグインがあるとそこで固まったりするのであまりおすすめできない。
VSTインストとVSTエフェクトを別フォルダにおきたいんですが、どう設定すればよいのでしょうか?
例えば、 C:\Program Files\Plugins\Instrument にインストプラグイン、
C:\Program Files\Plugins\Effect にエフェクトプラグイン。
この状態で、FL のプラグインフォルダーを C:\Program Files\Plugins に指定しておくと、
それ以下のフォルダーもスキャンしてくれます。
FL11にアップデートしたらDXプラグインが使えなくなってしまいました!
FL11よりDX/DXiプラグイン対応は削除されてしまいました…。
開発元のCakewalkの方でもレガシー規格扱いになっててもはやまともにサポートしておらず、いくつかバグがあるのだが修正の見込みもない、というのが理由だそうです。残念ですがあきらめてください。
ChordSpaceやChordMeはどうやって設定するの?
ChordSpaceの使い方
手順1
ChordSpaceをVSTiとして立ち上げ、左上のチェックボックスから「midi out」の設定を任意の数字にする(たとえば1)。
手順2
鳴らしたいVSTi(たとえばsytrus VSTi)を立ち上げて、左上のチェックボックスから「MIDI IN」を手順1で設定した数値と同じ数字にする(この場合は1)
手順3
ChordSpaceの六角を適当にクリックするとあら楽しい (以上過去スレより)
お役立ち情報
(2)GUI右側、Midinoteの列は、midiコントローラーに対応。48→鍵盤のC4に対応、という風に。隣の列のHex#の部分をクリックすると6角形各部に対応コード番号が現われる。つまりこの2列×8マスを、それぞれ鍵盤とコードにアサインして演奏する。
(3)FL純正のジェネレーターはMidi inputポートがないから使えない。つまりSytrusはNGで、Sytrus VSTiやその他フリーのVSTiはおk。
ChordMeは知りません。
サードパーティのVST(VSTi)プラグインで特定のパラメータをオートメーションコントロールするにはどうすればいい?
1.VSTのPlugin optionsをクリックしてBrowseParametersを選べばOK。
左にずらっと出るのでパラメータ名を右クリックすれば好きにオートメーションくめる。
2.LastTweakedParamaterでも行けるよ。たぶんこっちのほうが楽。
まずVSTiのオートメーションしたいツマミをマウスでちょっと動かす。
次にVSTi左上のメニューのLastTweakedParameterからEditEventsかCreateAutomationClipを選ぶ。
たったこれだけ。
VSCやSampleTank等のマルチティンバーのプラグインを多チャンネル同時に鳴らすにはどうすれば良いんでしょう?
SampleTankの例を挙げておこう。
- MIDI outを多チャンネルの数だけ用意
- 各MIDI outのMIDIポート番号を、とりあえず1,2,3…と振っておく
- SampleTankを立ち上げ右上のポート番号を「--」から「0」にする
- SampleTank左下のMIDI番号にそれぞれ割り振りたい音色を定義
また上記の例の他にも
ピアノロール左上の色を選択することで音源へのMIDI出力チャンネル(1~16)を指定する方法があります。
【旧情報】同じプラグインの新旧バージョンを共存させようとしてディレクトリ分けたんだけど、どちらを選んでも古い方がロードされてしまうみたいです
9以前のFL Studioはdllのファイル名のみでプラグインを区別しているため、同じ名前のdllがあると常に最初に見つかった方がロードされてしまいます。
お手数ですが片方のdllをリネームするなどして対処して下さい。
※FL10から、プラグインのdllはフルパスで管理されるようになりましたので使い分けできます。
ただしファイル名が同じだと選択時に区別がつかなくなってしまいますので、やはりリネームはしておいた方がいいでしょう。
俺のお気に入りのVSTがFL上で動かないんだけど!何だよこのDAW不良品だろ!
まあ落ち着け。
VSTの互換性に関するオプションがいくつかあるので、まずは以下の対策を一つずつ試してみて下さい。VSTページには個別の動作確認報告もあります。
スレッドセーフでないプラグイン対策
- 1. プラグインウィンドウ左上の三角の隣にある歯車タブを開き、PROCESSING→「Allow threaded processing」をOFF
- マルチスレッド/マルチコア処理に対応していないことが原因だったらこれで動くようになります。
- 使いたいプラグインがフリーソフトだった場合はまずこちらを疑いましょう。というのはフリーVSTの圧倒的多数は「SynthEdit」というVSTツクール的なシェアウェア(安いうえ旧バージョン時代は無料だったので人気が高い)で作成されており、このソフトがマルチスレッド未対応のdllを吐き出すからです。
- 最新のSynthEditでは修正されてるそうですが、金を払いたくなくて旧バージョンを使い続けてる人とか、単純にメンテを忘れてる人とかがいっぱいいるので今日でも頻繁に遭遇します。
なおマルチスレッド処理を切ることになるので、重いプラグインでは当然パフォーマンスが落ちます。もっとも軽いプラグインではもともとマルチスレッド化するメリットがないので、フリーソフトならほとんど影響ないものの方が多いと思います。
専門的な内容になるので必ずしも読む必要はありませんが、マルチスレッド化についてはgol Tipsでgol自身が詳しく解説していますので、興味のある方はご覧下さい。
- 2. 複数起動したい場合は、dllを必要な数だけコピー&リネームしておき、それぞれ一個ずつ立ち上げる。
- 前述のマルチスレッド問題を抱えたプラグインは、しばしば二個以上立ち上げた場合にも不具合を引き起こします。この問題が発覚した場合は、ちょっと面倒ですが1.に加えてさらにこの対策を取って下さい。
- たとえばDSK Brassだったら「DSK Brass 1.dll」「DSK Brass 2.dll」…のようにたくさんコピーを作っておき、チャンネル毎に異なるdllファイルをロードするようにします。
動的バッファサイズ未対応プラグイン対策
- 1. 歯車タブから PROCESSING→「Use fixed size buffers」をON。
- あくまで目安ですが、音にノイズが入る場合、レンダリングで音ずれが起きる場合などはこちらの可能性を疑ってみて下さい。独自エンジンで最適化している市販製品に多いケースです。
- VST2の仕様では、プラグインが処理すべきサンプル数はホストが毎回APIの引数として送ってくるので毎回それを見るのが正しいのですが、少なくない数のVSTが勝手に「毎回同じだろう」と想定して無謀にも決め打ち処理を行います。このオプションをONにすると、決め打ちされても問題が出ないように常に一定量送るようになります。
- ONにした場合のデメリットとしては、中で一度バッファリングしてから送ることになるのでプラグインによってはレイテンシが増えてしまうことだそうです。でも動かないよりはマシでしょう。
FPCみたいに他のドラム音源でもピアノロールにノート名を表示して欲しいんだけど
VST2.1の仕様に入っているのでVSTi側で対応してくれればすぐにでもできるんですが、どうも放置してるメーカーが多いみたいです。
親切なプラグインだったらちゃんと情報を送ってくれるので表示できます(たとえばLinPlugやd16の製品は対応済み)。
FL Studio側で強制指定することは残念ながらできません。VSTメーカーの方に要望を出して下さい。
FL以外のソフトとの連携
VOCALOID使えますか?
Version 1(MEIKO等)とVersion 2(初音ミク等)で異なります。
Version1:
クリプトン | VOCALOID Ver1.1.0 リリースノートより引用
FL STUDIOシリーズをご使用のユーザー様へ
FL STUDIOの仕様によりVOCALOID VSTiは動作致しません。
VOCALOID VSTiの歌詞/音符情報はNRPNデータにて送信される為、これを正しく送信できないシーケンサーではご使用頂く事ができません。
>VOCALOIDは FL STUDIOにてReWireデバイスとして正しく動作いたしません。
Version2:
Rewireクライアントとして使えます。
- FL StudioでRewireクライアントとしてVOCALOID 2指定
- Vocaloid Editorを立ち上げる(自動的には立ち上がらん)
- Vocaloid Editorの設定で、出力先をRewireにする
ただし、Vocaloid Editorは少々作業し辛いので、最初から最後までRewireで作業するのには向きません。
(FLの問題ではなく、Vocaloidの問題です)
Rewireで行うのはテンポの同期やタイミングのチェック程度と考え
最終的にはWAV出力したものをFLに持って来てミックスするのが良いでしょう。
FRUITYで作った3つWAVファイルをACID XPRESSを使いミックスさせてみたのですが、それらのファイルは共にBPM140なのですが、ACIDでファイルを鳴らすとずれるのですがどうすれば?
wavを書き出すときにACIDIZEボタンをチェック。
外部エディタに波形編集ソフト登録し、それを起動して音を出そうとすると「MMSYSTEM004なんとかこのデバイスは既に使用中です」等と表示され、ソフトを一度終了しないといけなくなってしまう
option -> audioの設定にあるデバイスを選ぶところの右にある「auto close device」を点灯させてみる。
ちなみにSoundForgeだとこの辺はぜんぜん平気。DS(DirectSound)だと衝突しないのかなと。
Amplitube 2以前をインスコしたけど使おうとするとFL Studioがクラッシュしてしまう
※Amplitube 3以降ではこの問題は発生しません。また、下記の説明はFL7頃のものであり、現在のバージョンでは設定方法が異なります。
本家フォーラムでも度々あげられている問題で、環境によって発生する人、しない人がいる。
必ず発生するわけではない。
確認したのは
- Amplitube 2
- Amplitube Live
- Amplitube Metal
- AmpegSVX UNO
なお、SampleTank 2.5 SEやT-RackSでは発生しない。
発生する内容はFL Studio起動後に
ミキサーから問題のあるVSTを選択。
プリセット等を変更しようとすると
"0xffffffff"の命令が"0xffffffff"のメモリを参照しました。メモリが"read"になることはできませんでした。
というエラーメッセージが表示され、FL Studioが異常終了する
特にAmplitube Metal/AmpegSVX UNOにいたっては選択して数秒後に勝手にエラーが発生してまともに使用することができない。
解決方法は
http://forum.image-line.com/viewtopic.php?t=16935&highlight=amplitube
とかにも掲載されているが、FL Wrapperプラグインのオプションで「use fixed buffers」にチェックすることである。
- FL Studioを起動
- ミキサーから問題のあるプラグインを選択(VSTiの場合はChannelから)
- 左上にある▼のうち、下側の▼をクリックすると「compatibility」->「use fixed size buffers」があるのでクリックしてチェックマークをつける(画像参考)
- 一度FL Studioを終了する
- 再度FL Studioを起動すると正常にプラグインが使用できるようになる
- このスレッドにある「pluginfo.zip」をダウンロードする。
- pluginfo.zipを解凍する
- 解凍してできたpluginfo.exeをダブルクリックして起動する。XPやVistaの場合は起動しますかと警告メッセージが表示されるかもしれないが、気にせず起動する
4.画像の順番に操作する
1.問題のあるプラグインを選択
2.retrieve infoボタンをクリック
3.下側に情報が表示されるので「use fixed size buffers」をクリックしてチェックする
4.下側のApply for pluginボタンをクリックして適用する
これでFL Studioを起動すれば、問題なく使用できます。
MIDI・外部機器・ハード音源との連携
MIDI音源持ってないけど、FLだけでMIDIデータを簡単に鳴らす方法は?
- MIDIデータをMIDI outに読み込む
- MIDI out の port を適当に設定
- ミキサーの適当なトラックに Fruity LSD を追加して、ポート番号を合わせる
FLからどっかにMIDIデータを送った振りをして
どっかからFLに送られたMIDIデータを受け取る、みたいな感じ。
midi outを追加してピアノロールからmidiファイルを読みこんだんですが音がでません。
MIDI音源いくつかある場合、オプションのとこでport numberをそれぞれに割り振って、
MIDI outのportのとこをそのnumberに合わせると出ると思いますです。
MIDI鍵盤を使用したピアノロールへのリアルタイム打ち込みが上手く出来ない
メニューの OPTIONS -> Enable MIDI remote control にチェック付いてますか?
OPTIONS->MIDI settings(F10) -> Keyboard input の
Record to step sequencer にチェック付いてませんでした?
それが付いてると、
ピアノロールではなくステップシーケンサーに
MIDI入力データが反映されるので、モノしか受け付けないようですが。
このソフトのシーケンスで他のシンセやリズムマシンはシーケンス組めるのか?
midiで繋げばハードのシンセやドラムシンセのシーケンスが組める。
ソフトならvstiで組める。
しかし、wav録音はできないからpcとかシンセから出た奴を
ミキサーで整えてから録音機器でまとめる必要がある。ボーカルとかのっけたりするときはかなりやりづらいから、ワンショットとか多用するのが基本かつ常套かと。しかし、ボーカルのwavを切って、トラックに乗っけてみたいよな。
FL7の現在ではMIXERでの外部音入力もモノラル、ステレオ自由にルーティング可能であり、波形編集ソストであるEdisonを併用することで録音作業もかなり自在に出来るように改善されている。
外部音源の操作についてはMIDI OUT,Dashboardを利用することでSysEX以外のMIDI情報であれば全て可能。
Fruityから外の音源(例えばPCの内部音源)のベースを鳴らすというのはどうしたらいいのか
外部 MIDI 音源を利用するなら、channel に MIDI out ってのを追加して利用すれば良いですよ。
OPTIONS の MIDI settings で、MIDI OUT が正しく設定されていて、OPTION メニューの
Enable MIDI output にチェックが入っていれば、外部 MIDI 音源が鳴ると思います。
Fruityと外部MIDI音源の発音タイミングがズレるのですが?
MIDI out の Channel settings > Time > Shift を調整して、発音タイミングをわざと遅らせてタイミングを合わせます。
他の方法として、MS GS Wavetable SW Synthe などの、DirectMusic 系の音を鳴らすならば、
http://www.fruityloops.com/documents/302.html
ここの Fruity LSD を使う方法があります。
これだと、DLSファイルを直接再生するので、発音遅延は無いですし export でwav 吐き出しなどしてもちゃんと録音されます。
使用方法はエフェクトウィンドウで適当なトラック(僕の場合は13)にこれを割り当て、チャンネルセッティングとLSDのポート番号を合わせればOKです。
このFruity LSDを使用するのにDirectXが必要です。
Pro-52の音源を弄っていて、マウスではなくツマミでいじくりたくなったんですがMIDIコントローラできる?
ハードウェアのコントローラを所有してないので、試すことはできなかったですが、Pro-52 等でも Link to controller の所に表示されるものは各々MIDI ch と CC# をアサインしてコントロールできる様です。
外部音源を鳴らした際に音が飛びます
オプションのWAVEセッティングでレイテンシー多めに設定(200ms程度等)。
フルーティってBuzzMachineはつかえる?
使える。ただMachineによって使えない物があるから(使うと異常終了するとか)気を付けて。
デフォで入ってるものは全部使える。外部の物の場合目安としては、シンセ系統ならほぼ使える。
外部のMTRと同期させてるんだけど(MTRがマスター)ズレてしまう
自分も同期させて使ってるんですけど(自分はPCのHDRSOFT)
MENUの[Option]→[Enable MIDI remote control]にチェック入れて
MIDI settingでMIDI inputをMTRと繋いでるMIDIインターフェイスに合わせるくらいしか知らんです。
ずれるのは自分もなります。CPUメータ超えたりガタガタってなった時に起こりやすいみたいです。
(最初使っているAUDIO I/Oのせいかと思ってた)
それで再起動すると直ります。
master syncのチェックとかsyncのランプはFruity側をスレーブにする時は気にしなくていいみたいです。
Fruity Loopsから、TRITONやFANTOMを操作できる?
TRITONやFANTOMに限定であればそれらを所有していないので何ともいえませんが、
外部音源を演奏(操作)することはある程度可能です。エクスクルーシブデータでの操作なんかは多分できないです。
MIDIキーボードで入力する際にフットスイッチでサステインって入力できてますか?
MIDI音源の音ならMIDIOUT(CC64)とFruityLSDでサスティンで鳴らすことはできます。
外部の鍵盤からの打ち込みは出来る?
出来る。
尚、実は真中のデータスライダーもコントロール割り当てが可能。
マウスが疲れるなどと言う輩は曲の設定を32STEPにして仮メロを簡易キーボードで打ち込んでから
ピアノロール化していくとよい。
ただし、音符はベタ打ち、ソングは全部2小節区切りになる。
このソフトって4OUTとかついてるIF使えば別々に音出せたりしますか?
ASIO対応ならば可能。
最終更新:2023年10月28日 09:13