Dubstepのドラムパターン
このページではDubstepのドラムパターンについてまとめています。
基本事項
- BPMは 130〜150
- ハーフタイムのリズム (1拍にKick、3拍にSnare) がループの中心となる
Loop (Kick & Snare)
- Kickは自由に動かせる
- Snareはあまり動かさない方が良い
基本パターン
1拍にKick、3拍にSnareを入れるパターンで、これがDubstepの基本のリズムパターンになります。
2-4拍Kickパターン
1.5拍、4.5拍Kickパターン
Kickを1.5拍 または 4.5拍に配置するパターンです。
0.5拍に置いたKickは「ドドン」と、後ろに続くKickと連続するリズムにするのがポイントです。
16分音符を最後に入れる
ループの最後に16音符のKick,Snareを入れてアクセントにします。
このとき、最初の1拍にClapを入れることで自然につながるようにできます。
Snare省略パターン
Dubstepの大きな特徴であるSnareを一時的に省略することで、リズムにエモい空間を作り出すパターンです。
ClapをSnareに重ねる
SnareにClapをレイヤーすることで、アタック感を強くする方法もあります。
KickのGlitchパターン
Kickの32分音符連打でGlitchにするパターン。
Loop (Hat & Cymbal)
- Closed Hi-Hatは自由に動かせる
- Open Hi-Hatはアクセントに使う
- Rideは基本的に拍の頭に入れる
基本パターン
最初のループの1拍目にCymbalが入って、4分音符でHatを刻むパターン。
Hatは8分音符にして手数を増やしても良いです。Velocityで抑揚をつけるとさらに良くなります。
裏拍にHatを入れるパターン
Technoなどでよく使われる裏拍にHatを入れるパターン。少し無機質な印象を受けます。
裏の裏に入れると少し勢いのあるリズムになり、手数を増やして激しめのリズムにするときに使えます。
またVelocityで抑揚をつけても良いと思います。
16分音符連打・頭を抜く
部分的に16分音符連打を挟んだり、拍の頭を抜いてみるのも良いと思います。
この場合、Velocityの強弱は交互に繰り返すようにすると良いです。
Closed Hi-Hatの代わりにOpen Hi-Hatを入れる
Closed Hi-Hatの一部のリズムを Open Hi-Hatにしてアクセントを付けるパターンです。
KickやSnareが入らない裏拍に入れておくと、Open Hi-Hat特有のグルーヴ感が生まれて良いです。
ループと言うよりもFill-inになりますが、ディスコミュージックで良く使われる「チキチー」というリズムにする方法もあります。
拍の頭にRideを入れる
664パターンでRideを入れる
Rideを2拍の裏、4拍の表に入れると少し跳ねたリズムになります。
Fill-in
16分134パターン
「ドンドコ、ドンドコ」というように16分のリズムで「2を抜く」パターンです。
Dubstepは基本「4分音符」「8分音符」で構成されるゆったりとしたリズムのため、そこに急に16分音符が入ると独特の疾走感が得られます。
Snareの16分のFill-in
Snareを16分のリズムでFill-inするパターンです。
DubstepのSnareは大きい音なので、Velocityを少しずつ上げていくのがコツです。
Kickの332パターン
Kickを「3 (付点8分)」「3 (付点8分)」「2 (8分)」の順で配置するパターンです。
ループの後半に置くと Fill-inとしても使えますし、ループの前半にすると始まりのリズムに勢いがつきます。
Snareの332パターン
Snareで332パターンを入れるとインパクトがあるので、ループのキメの部分で使うとかなり良い感じになります。
複合332パターン
KickとSnareの組み合わせで 332パターンを使ってみても良いと思います。
DrumのFill-inのループ素材を使う
Fill-inにループ素材を使うのも有効です。
生ドラムっぽい素材を使うのがおすすめです。
最終更新:2024年02月17日 11:36