Fruity Delay 3


Fruity Delay 3は、その時間を自動化し、プロジェクトのBPMが変更されているときにテンポ同期遅延を実行できる高度な「アナログ」スタイルの遅延プラグインです。遅延エコーのフィルタリングと歪みのオプションが含まれており、特殊効果のために自己振動 (フィードバック) に駆動することができます。


概要

リンク


TIps

ピッチのヨレたLo-Fiサウンドを作る方法

まず Fruity Peak Controllerをインサートしておきます。

これは LFO でピッチをずらすためのものです。

次に Fruity Delay 3をインサートして以下のように設定します。
  • DELAY TIME:
    • TIMEを "0"
    • Tempo syncを "無効"
  • FEEDBACK
    • LEVELを "0"
  • MODULATION
    • RATEを "0"
この設定の意味は「ディレイをWETのみ」「フィードバックしない」「入力をそのままのタイミングでOUTする」となります。なので上記の設定ではインサート前と同じ音になります。
この状態で "DELAY TIME > TIME" を動かすと時間のズレが発生して、ピッチのズレを引き起こすことができます。

この動きはオートメーションで制御しても良いですが、Fruity Peak Controller の LFO で動かすのが楽です。
右クリックで "Link to controller" を選びます。

最初に作成した Fruity Peak Controller の LFO にリンクします。

Fruity Peak Controllerを開いて以下のように設定します。
  • LFO > VOL: 少し上げる
  • LFO > SHAPE: ランダム(サイコロ)
  • LFO > SPEED: 小さくする

これによりランダムでヨレるピッチの音になります。

あと、"LFO > PHASE" の値を少し上げるとジッター効果が得られるとのことです。


後はお好みで Fruity PanOMaticでPanを揺らしても良いかもしれません。


"AMT"の値が大きすぎるので、もう少し小さくても良いかも…。
最終更新:2024年01月16日 23:46