Gross Beat
Gross Beatは「ゲート」「グリッチ」「リピート」「スクラッチ」といった一通りのエフェクトを簡単に表現できるエフェクターです。
Gross Beatは "Signature Bundle" 以降に含まれます。
概要
Gross Beat は、楽曲を刺激的にするスタッターやスクラッチ効果を簡単に作り出せるエフェクターです。
このプラグインをエフェクターのスロットに設定して、パラメータを色々試すだけでも楽しいので、FL Studioを買ってよかったと思えるプラグインの1つと言えると思います。
リンク
使い方
TODO
スロットをMIDIから制御する方法
オートメーションから Gross Beatを制御するのはかなり大変なので、MIDI(
ピアノロール)から制御を行うのがおすすめです。
まずは "
Fruity Keyboard Controller" をチャンネルラックに追加します。
"Fruity Keyboard Controller" のPresetのところにある「▶ボタンを右クリック」して、"
Gross Beat - white + black" を選びます。
そうしたら、Gross Beat の "Empty" を右クリックして "Link to controller..." を選びます。
Remote control settings画面が表示されるので、"Internal controller" の項目を "
Fruity Keyboard Controller - Note" に設定して、"Accept" ボタンをクリックします。
これで
ピアノロールの情報に合わせて Gross Beatを制御できます。
なお今回の設定だとGross Beatのスロットへの割当ては以下のようになっています。
スロット名 |
割り当てられるキー |
Time Slot(緑色) |
C4 - B6 (3オクターブ) |
Volume Slot(オレンジ色) |
C1 - B3 (3オクターブ) |
そのため例えば49鍵盤だと±1オクターブ足りないので、リアルタイム演奏する場合はオクターブシフト機能でピッチを調整する必要があります。
プリセット
サイドチェインプリセット
使い方は、“_SideChain.fst” を Gross Beat の preset のフォルダにドラッグ&ドロップします。
Tips
ハイハットに適用してTrapビートを作る
8分音符の単純なリズムのハイハットでも、Gross Beatを通すことでTrapっぽいハイハットとなります。
ただGross Beatが1小節単位でしか作れないため、2小節以上にまたがるようなリズムを作る場合はオートメーションのが必要となって逆に大変です。
そのため、2小節以上のリズムを作る場合は、
ピアノロールでChopperツールを使って刻んでいくのが良いと思います。
最終更新:2023年12月31日 12:27