ピアノロール使いこなし術
FL Studioの
ピアノロールの使い勝手の良さは、作曲ソフトとしてFL Studioが選ばれる理由によく上がるほどです。また、Image-Lineが公式で「業界最高峰の
ピアノロール」と公言するほどでもあります。
ただ、その使いやすさも各機能に素早くアクセスする「ショートカット」を使いこなす前提となっているため、ここではそれらショートカットについての情報やそれ以外の便利な機能について紹介します。
主要なショートカット
この動画で紹介されているショートカットは以下のとおりです。
基本
カテゴリ |
ショートカット |
機能 |
補足 |
配置と削除 |
左クリック |
ノートの配置 |
|
右クリック |
ノートの削除 |
右ドラッグで複数ノートをまとめて削除できる |
左SHIFT+ドラッグ |
任意の長さのノートを配置する |
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選択 |
CTRL+左ドラッグ |
ノートの(複数)選択 |
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複製 |
CTRL+B |
選択しているノートの複製 |
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左SHIFT+ノートをドラッグ |
ノートを複製する |
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移動 |
CTRL+上下キー |
選択しているノートをオクターブ移動する |
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左SHIFT+上下左右キー |
選択しているノートを移動する |
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左ALT+ノートをドラッグ |
グリッドを無視したノートの移動 |
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音の確認 |
左ALT+右ドラッグ |
スクラブ再生(ノートの音を確認できる) |
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調整 |
左SHIFT+ホイール |
ノートを左右に細かく移動する |
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左ALT+ホイール |
ノートのVelocityを変更する |
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undoと redo |
CTRL+Z |
操作のundo/redo |
環境設定でCTRL+Zを無限undoに変更可能 |
CTRL+ALT+Z |
操作の無限undo |
CTRL+Zを無限undoにした場合はredo |
切り取り |
CTRL+X |
選択したノートを切り取り |
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コピー |
CTRL+C |
選択したノートをコピー |
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貼り付け |
CTRL+V |
選択したノートを貼り付け |
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右ALT・右SHIFTを使用したショートカット
ショートカット |
機能 |
補足 |
右ALT+左クリック |
クリックしたノートのミュートをON/OFFする |
右ダブルクリック長押しでもミュートできます |
右ALT+右クリック |
クリックしたノートのクオンタイズ |
ノートの前または後ろをクリックすると その部分だけをクオンタイズできます |
右SHIFT+左ドラッグ |
ノートの分割 (カットツール) |
Click-and-holdオプションで右クリック長押しを カットツールにすることもできます |
右SHIFT+右ドラッグ |
分割したノートの短い方を削除 |
|
右SHIFT+ノートの終端の長さを変更 |
前後のノートの長さをまとめて変更。 和音の調整をするのに便利です。 (※事前にCTRL+Lなどでレガートにしておくことが必要です) |
|
- ノートPCなどで右ALTがない場合は、キー入れ替えソフトで右CTRLを右ALTにするのがおすすめです
編集範囲のショートカット
ショートカット |
機能 |
補足 |
ホイールボタン長押し+マウス操作 |
ピアノロールを上下左右に平行移動 |
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ホイール |
上下にスクロール |
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CTRL+ホイール |
横軸の拡大縮小 |
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CTRL+ホイールボタン長押し+マウス操作 |
縦軸の拡大縮小 |
|
CTRL+右クリック |
すべてのノートが収まるようにピアノロールを拡大・縮小 |
拡大しているときは縮小し、縮小している場合は拡大する |
CTRL+右ドラッグ |
ドラッグした範囲を拡大 |
|
複数編集
未選択=全選択
FLらしい独自の仕様として、
何もノートを選択していない状態は「全選択」と同じになります。
このことを利用して、未選択でDELETEキーですべてのノートを削除、未選択でCTRL+Cを押して別の
ピアノロールでCTRL+Vすると、全選択しなくてもすべてのノートをコピーすることができます。
選択した複数のノートのスケーリング変更
ノートを複数選択したときの「右側に表示される矢印」をドラッグで動かすと、フレーズを保ったままスケーリング変更できます。
さらに "ALTキー" を押しながら動かすとグリッドスナップできます。
ノート関連
3連符の入力方法
FL Studioは基本的に4/4拍子前提のDAWであるため、2つの特殊な方法で入力します。
1. 1/3beatにする
1つは磁石アイコンをクリックして「1/3beat」を選びます。
すると
ピアノロールのグリッドの区切りが1/3拍になるので、「SHIFT+左クリック」で適切な長さのノートを配置していきます。
もとに拍子に戻す場合は磁石アイコンから "Main" を選ぶと元の拍子の設定に戻ります。
2. 複数ノートのスケーリングを使う
FL Studioでは複数のノートを選択すると、まとめてスケーリングする機能があります。
例えば下の画像で右側の灰色の矢印です。これを拍の区切り線まで左ドラッグします。
するとノートを3連符のリズムに変更できます。
ノートの長さを左から変更できるようにする
デフォルトでは右側からしかノートの長さを変更できません。
左側から変更できるようにするには、
ピアノロールの左上にある「▶」から「Edit > Allow resizing from left」にチェックを入れます。
すると左側からノートの長さを変更できるようになります。
ゴーストノートの表示 [ALT+V]
スパナアイコンのとなりにある「▶」をクリックして「View」の項目から「Ghost channels」をクリックするとゴーストノートの表示をON/OFFできます。
ゴーストノートを「右ダブルクリック」すると、
そのノートがある[[ピアノロール]]を直接開けるちょっとした裏技があります
ゴーストノートの表示 (Ghost tracks)
ゴーストノートはパターンクリップ内限定の機能でしたが、
プレイリスト間でのゴーストノート (Ghost tracks) が表示できるようになりました。
例えばこのように異なるクリップにノートがあるとします。
任意のクリップのピアノロールを開いて、右上のこのアイコンを右クリックして、Ghost tracksにチェックを入れます。
ただ、参照可能なトラックは最後に開いたパターンとなるようで若干挙動が謎です。また右ダブルクリックでゴーストノートが含まれるパターンを移動することはできません。
ノートのミュートと解除
ノートを選択して「ALT+M」ノートをミュート(無音)にできます。ミュートの解除は「CTRL+ALT+M」です。
もしくは右ダブルクリック長押し(ドラッグ)で複数のノートをミュート・ミュートの解除できます。
空白部分を挿入する
CTLRキー(Cmdキー)を押しながら小節の数字があるところをドラッグして、空白を挿入したい部分を範囲選択します。
ピアノロールの左上にある「▶」ボタンから「Edit > Inser space」を選びます。(ショートカットキーは “CTRL+Insert”)
すると空白部分が挿入されます。
ちなみにこの空白の挿入方法は
プレイリストでも有効です。
ルートノートの変更
正確にはチャンネルラックの設定ですが、シンセ単位でルートノートを変更できます。
「歯車アイコン」から「スパナアイコン」をクリックして、鍵盤を右クリックするとルートノートを変更できます。
初期値に戻したい場合は「Reset」で設定をリセットできます。
通常であれば、ピッチの調整はシンセに用意されている Pitch を変更しますが、±2オクターブ までということも多いので、ピッチを大きく変更する場合はこの方法を使うのが便利なこともあります。
スライドノートのショートカットキー [S]
スライドノートの切り替えは「S」キーで有効・無効を切り替えることができます。
音階関連
ピアノロールに音階をすべて表示する
初期設定だとこのように音階がド(C) のみとなっています。
すべての音階を表示するにはスパナアイコンのとなりにある「▶」をクリックして「View > Key labels > All notes」を選びます。
これですべての音階が表示されました。
スケールハイライトとスケールスナップ
スケールハイライトを有効にするには、スパナアイコンのとなりにある「▶」をクリックして「View > Scale high lighting」を選びます
するとハイライトするスケールとルート音を選ぶことができます(左クリックだと閉じてしまうので、右クリックで選びます)。それと「Snap to scale」にチェックを入れておきます。
例えば Root Note を “C“、Scale を "Minor Harmonic” にすると以下のようになります。
さらに「♪」アイコンをクリックして有効にするとスケールスナップが有効(スケール外にノートを配置できない)となります。
追記:スケールハイライトのショートカット
スケールハイライトは「▶」ボタンからだとかなり階層が深いところにあります。
素早くスケールハイライトの設定を呼び出す場合は
「♪アイコン」を右クリックすると、ハイライト設定を直接呼び出すことができます。
MIDI入力のスケールスナップ
例えば▶ボタンから「Time markers > Add key marker」で "D minor pentatonic" にスケールを設定したとします。
この状態で「♪」アイコンを
右クリック。
"Snap incoming MIDI" にチェックを入れます。
すると MIDI入力がスケールスナップされ、MIDIから入力が「D minor pentatonic」のみになります。
コードスタンプとスケールスタンプ
ピアノロールの左上にある「▶」から "Stamp" のところにスタンプ機能があります。
ここにコードとスケールのスタンプがあります(他にもスタンプの種類はありますが省略)。
おすすめが「スケールスタンプ」で、例えば "Other Arabic" (アラビア音階) を選びます。
これを例えば "D#" に配置すると、キーが「D#」のアラビア音階スケールにノートが並びます。
そして、このノートをミュートしたチャンネルに配置しておくと、ゴーストノートで強調されるので、スケールの入力が楽になります。(もしくは「右ALT+左クリック」「右ダブルクリック長押し」でノートをミュートする)
追記:コード・スケールスタンプ呼び出しボタン
スタンプ機能を呼び出す場合は「▶」ボタンよりも、このアイコンをクリックしたほうが直接機能を呼び出せて便利です。
チャンネルの切り替え
ピアノロール表示中に編集中のチャンネルを変更する
ピアノロールのウィンドウの上部中央に表示されているチャンネル名を左クリックすると、切り替えることができます。
チェックが入っている項目がそのパターンに演奏データが存在するものです。
チャンネル名が表示されて、さらにグループ分けされていればカテゴリーで分類されるので、しっかりチャンネル名やグループ分けを設定しておくと選びやすくなります。
ちなみにここを右クリックするとプラグインを直接表示できる便利機能があります(チャンネルラックに切り替える必要がない)。
ゴーストノートの右ダブルクリック
ゴーストノート表示を有効して、そのノートを「右ダブルクリック」すると、そのチャンネルの
ピアノロールを直接開くことができます。
ピアノロールツール
マウス操作でのツールの呼び出し方法
ショートカットを覚えるのが便利ですが、マウス操作から呼び出す方法が2つ用意されています。
1つはこのスパナアイコンをクリックする方法です。
ただ、マウスをここまで移動させるのが少し手間です。
そこで「ホイールボタン+右クリック」がおすすめです。
これを使ってツールメニューを呼び出した後、マウスホイールを回すとツールの項目にマウスカーソルがワープします。あとは使いたい項目をマウス操作で選びます。
各ツールの説明
ベロシティ調整 (Level Scaling)
ノートのベロシティをまとめて変更したい場合は、"ALT+X" で Level Scalingツールを起動できます。
"Multiply" が掛け算(比率を保ったまま増減)で、"Offset" が足し算(底上げする)パラメータとなります。
チョップツール (Chopper)
"ALT+U" で Chopperツールを起動して "Time mul" の値を小さくするとノートを細かく切り刻むことができます。
Trapでよく聴くあのハイハット(ハイハットロール)を作りたいときに便利です。
より詳しくは以下のページを参考に。
クオンタイズ (Quantize)
音を自動で揃えるクオンタイズについては以下のページにまとめました。
クイックレガート
和音入力などリアルタイムで入力した後、各ノートを滑らかにつなぎたい(レガートしたい)場合には「CTRL+L」でクイックレガートができます。
例えばこのように終端がバラけているような演奏に適用します。
クイックレガートを適用すると、このようにノートの終端が綺麗につながるようにノートの末尾が伸びます。
ストラムツール (strumizer)
"ALT+S"で strumizer を起動できます。ここから各種パラメータを変更することで生演奏っぽくランダムさを出すことができます。
- Start > Time: 開始タイミングをずらす
- Start > Velocity: ベロシティをずらす
- End > Time: 終了の位置をずらす
ヒューマナイズツール (生演奏っぽくする)
Tools > Humanize からヒューマナイズツールを呼び出すと、生演奏のようにパラメータをランダム調整することができます。
このツールのパラメータの説明は以下のとおりです。
パラメータ名 |
説明 |
補足 |
Start Time Range |
発音開始のランダム幅 |
|
Start Time Offset |
発音開始のオフセット値 |
ノートをランダムなしでオフセット |
Duration Range |
ノートの長さのランダム幅 |
|
Duration Offset |
ノートの長さを一括変更 |
ランダムなしで一括変更 |
Velocity Range |
VELのランダム幅 |
|
Velocity Offset |
VELを一括変更 |
|
Distribution |
乱数のアルゴリズム |
|
Start Time Max in |
発音開始をずらす最大値 |
|
Seed |
乱数のシード値を固定化する |
“None” でシード値が常に変化する |
Resetボタン |
各パラメータを初期化 |
|
Regenerateボタン |
ランダムの再抽選を行う |
|
Acceptボタン |
変更を確定する |
|
テキストからコード進行を入力する
まずは
ブラウザの “LIBRARY” から、”Piano roll scripts” のところにある “Text to chord progression” をダウンロードします(画像だと、ダウンロード済みの環境なので虫眼鏡アイコンですが、ダウンロードしていない場合はここにダウンロードボタンが表示されます)。
次に
ピアノロールを開いて、▶ボタンをクリックし、Tools > Text to chord progress を選びます。
するとテキストからコード進行を入力するダイアログが表示されます。
項目 |
説明 |
Chords |
コードの名前。ABC表記とディグリーネームが使用可能。 ・ABC表記: C, G7, Am, F, Eb, G#, Bdim, Daug ・ディグリーネーム: I, IV, V, vi ※ディクリーネームを小文字にするとマイナーコードとなる |
Clear PR first? |
配置済みのノートを消すかどうか |
Tonic Note |
トニック(主音) |
Length |
音の長さ。1が4分音符で、2が2分音符、4が全音符 |
Resetボタン |
初期状態にリセットします |
Acceptボタン |
入力を確定します |
このツールを使用したコード進行の例は以下のページにまとめています。
コード進行生成ツール
配置済みのノートをスケールスナップする (Limiter)
例えば以下のようにランダムでノートを置いた状態であるとします。
この状態で "ALT+K" を押します。(Limiterツールの起動)
するとスケールにスナップするツールが表示されます。
ここでは ペンタトニック・マイナースケールを選んでみました。
なお下の鍵盤を右クリックするとピッチを上下にシフトできます。
"Accept" ボタンで確定すると、スケールに沿った音程となりました。
ノートの音程を同一に揃える
Limiterツールのスナップ機能を利用して、すべてのノートを同一にすることもできます。
例えば以下のような演奏データを "C5" に統一したい、といった場合です。
"ALT + K" で Limiterツールを起動します。
そして少し操作が難しいですが、"Keyboard range" を左ドラッグで左右をグレーアウトします。
そして Accept ボタンをクリックすると、音程が "C5" に固定されました。
ノートの長さをまとめて調整する (Articulator)
例えば以下のようなコードバッキングの演奏データだと、前後の音がつながって聞こえてしまい、グルーブ感を悪くします。
「CTRL+左ドラッグ」でノートを複数選択して 「ALT+左ドラッグ」で長さを調整することもできますが、Articulatorを使うのも良いです。
"ALT+L" を押すと、Articulatorのダイアログが表示されます。
"Multiply" のつまみを左に回すことでノートの長さを調整できます。
ノートを反転する (Fliper)
例えばこのような階段状のアルペジオがあるとします。
こういった階段状のアルペジオを作成する場合にはChopperツールがおすすめです。
これを左右(または上下)に反転したい場合は、"ALT + Y" を押します。
するとScore fliperツールが起動するので、"Accept" で確定します。
項目 |
説明 |
Flip horizontally |
左右反転 |
Flip vertically |
上下反転 |
タイムバー
タイムバーを使用するメリットは以下のとおりです。
なお、タイムバーも他の多くの機能と同様、
プレイリストでも使用することができます。
タイムバーとは
タイムバーとは
ピアノロールの上部にある小節数が表示されている黒い部分のことです。
この部分を「左クリック」または「左ドラッグ」すると再生開始位置を移動することができます。
タイムバーの範囲選択 (ループ区間の指定)
特定区間をループしたい場合には、ここの部分を「CTRL+左ドラッグ」するとループ区間(赤くなる)を設定できます。
また「右クリック」でもループ区間を設定できます。
この2つの操作は一見似ているようですが、大きな違いがあります。
- 「CTRL+左ドラッグ」: クリックした位置からループ区間を開始する
- 「右ドラッグ」:クリックした位置にループ区間が広がる
つまりループ区間を開始したい場合は「CTRL+左ドラッグ」、ループ区間を広げたい(狭めたい)場合は「右クリック」という使い分けとなります。(ループ区間が未設定の場合は「右クリック」で区間を開始できます)
タイムバーの選択解除
選択した範囲を解除するには、ループ区間を「左ダブルクリック」します。
また「CTRL+左クリック(マウスをドラッグしない)」でも消すことができます。
タイムマーカー
タイムマーカーを使うメリットとしては以下のとおりです。
- ループ区間を簡単に設定できるようになる
- 再生位置をマーカー間で即座に移動できる(※テンキーが必要)
- マーカーの区間のノートを交換できる
- マーカーにメモを残せる
- パフォーマンスモードでの再生・停止・ポーズの制御に使える
なお、タイムマーカも他の多くの機能と同様、
プレイリストでも使用することができます。
タイムマーカーの作り方
「ALT+T」でダイアログが表示されるので、文字入力(日本語不可)をして Enterキーで決定します。
するとタイムマーカーが作成されます。
なおタイムマーカーは、最初の1つだけはマウス操作で作成できないようになっています。
1度作成すると、後はマーカーがある段を「右クリック」することでマーカーの追加ができるようになります。
タイムマーカーの削除
タイムマーカーを右クリックして "Delete" を選ぶと削除できます。
ループ区間の設定
マーカーを「左ダブルクリック」または「CTRL+左クリック」でマーカーの区間をループ区間に設定します。
ループ区間を解除するには、再度マーカーを「左ダブルクリック」「CTRL+左クリック」すると解除されます。
タイムマーカー間での再生開始位置の移動
タイムマーカー間で再生開始位置を移動するショートカットキーは以下のとおりです。
- ALT + 「*(テンキー)」
- ALT + 「/(テンキー)」
ただテンキーが手元にないため、動作は未確認です。
タイムマーカー間のノートの移動
例えばこのようなフレーズがあるとします。
後半のフレーズのマーカーを右クリックして "Move content left" を選びます。
するとフレーズを前後で入れ替えることができます。
タイムマーカーをメモ代わりに使う
マーカーの文字は自由な文字を指定できるので、例えばコード進行をメモするために使うのも良いと思います。
タイムマーカーをパフォーマンスモードで使用する
これは
ピアノロールの機能ではありませんが、Ableton Liveのような使い方をするときに、マーカーで再生方法を指定できるようです。
詳しくは以下の記事を参考に…。
その他
拍子を変更する
ピアノロールに波形を読み込む
ブラウザからオーディオデータを
ピアノロールにドラッグ&ドロップすると波形を表示できます。
タイミングを波形に合わせたいときに便利です。
なお、この表示を消すには「ALT + N」を押します。
トラブルシューティング
MIDIファイルを読み込んだときにノートの音が鳴らない
市販のMIDI素材を読み込んだときに、ノートの色が緑色以外になってしまって、ノートの音が再生されないことがあります。
その場合は、緑色でないノートを選択して "ALT+C"で色が緑色になります。
なお、"ALT+C" は
ピアノロール左上の色が基準となります。
ここを緑色以外の色にすると、ALT+Cでその色になります。
[PR] ピアノロールを快適に操作するには多ボタンマウスがおすすめ
ピアノロールはマウスとPCキーボードのショートカットの組み合わせで快適に操作できるようになりますが、多ボタンマウスを使うとより快適になります。
それについては以下の記事にまとめています。
最終更新:2024年12月01日 10:10