ヴォルフガング・クラウザー

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ヴォルフガング・クラウザー - (2015/08/23 (日) 20:06:54) の編集履歴(バックアップ)





“ I'll chisel your
               gravestone,
                         sleep well.”
貴君の墓石には私が名を刻んでやる。安らかに眠るがいい


職業: シュトロハイム城城主
格闘スタイル総合格闘術
誕生日: 不明(年齢不詳)
出身地
血液型: A型
身長: 200cm
体重: 145kg
趣味: 中世の骨董品集め
好きな食べ物:
   なんでも(餓狼2、SP、KOF'96)
   血のしたたるステーキ(RBS、RB2)
得意スポーツ:
   興味なし(やれば何でも出来る)
特技: ギャンブル全般(意外とセコイ)
大切なもの: 騎士道精神
嫌いなもの: 虚栄・虚構


餓狼伝説』の登場人物。
フルネームは「ヴォルフガング・クラウザー・フォン・シュトロハイム」。
担当声優はマイケル・ビアード氏(餓狼2・餓狼SP)、B.J.LOVE氏(RBS・RB2・KOF96・KOF98UM)。
モデルは「プロレスの神様」ことカール・ゴッチ。

ギース異母兄弟
モーツァルトやゴッホなどの芸術家を崇拝しており、彼らが音楽や絵画の天才であるのと同様に自分は格闘の天才であると自負している。
邪魔する者を容赦なく抹殺する冷酷非情な性格だが、敵と認めた者には正面から戦いを挑む騎士道精神の持ち主。
ギースを子供の身でボコボコにし、ジェフ・ボガードと不知火半蔵を2対1でありながら圧倒した経歴を持つ。
更に鬼と呼ばれていた若い頃の山田十平衛とも戦い勝利している。

額の傷はその際にジェフの(地を這う技であるはずの)パワーウェイブを受けたことによるものという公式設定がある。
これはバーンナックルパワーウェイブを間違えて表記してしまったことが真相なのだが、
面白かったので修正しなかった」とのことらしい。
ちなみに漫画(MONDO.恵によるSNK公式ストーリー)などでは、止めを刺そうとして「RB餓狼」や「KOF96」のような
前傾姿勢でダッシュをした所に不意打ちでパワーウェイブを食らったという形が見られる。
再現をする際にどの漫画家も苦労しそうな部分ではありそうだ。

あのギースもクラウザーを恐れていて対決を避けていたため、餓狼シリーズにおいて最強の存在として君臨している。
だが、クラウザーもまたギースを難敵と警戒しており、ギースとの戦いに関してはかなり慎重になっていたようだ。
しかし、餓狼2~RB餓狼でギースが死ぬまでの間、直接対決は一度も無いので、壮年期に戦ったらどちらが強かったのかは不明である。
どちらにせよ共に餓狼伝説を代表する二大巨頭であり、ギースと比べて外部出演作は少ないものの、その魅力は今なお衰えていない。

餓狼伝説2において、ギースが死亡した(実際は死んでないが)という報を受け表社会にのし上がる為にKOFを開催。
だが最終的にテリーに敗れ、その後に自害したとされている。
その際に直属の部下の闘士の一人であるビリー・カーンはその隙に彼の持つ秘伝書を奪うのだがそれは又別の話。
SP系やRB2、ストーリー展開のあるPS版DOMINATED MINDにはパラレルということで出演している。

一方でSNK携帯サイトでギースの死後の小説が出されているが、其処では健在でボブ・ウィルソンを瞬殺する実力を見せ付けている。
これも公式の設定として出されたものなので上記の行動との矛盾が混ざるが、
こうして公式で出したならば生きていたものとして考えるのが妥当だろう。(餓狼2の頃はクラウザーの設定が完全じゃなかったし)
同作ではギースの死後のサウスタウンを支配下に置こうと乗り込んでくるが、
ギースのいないサウスタウンに魅力を感じず気が削がれた模様で結局手は出さず、もう一つの目的であるテリーとの再戦に臨んでいる。
そこの描写ではギースという異母兄に複雑な感情を抱いていたようだった。

性格は貴族その物で傲岸不遜であるが、決して見栄や虚飾の類ではなく、
王者の風格と覇気、更に最強の名を欲しいままにしている実力を兼ねての余裕からである。
クラウザーにとって自身の戦いは芸術其の物であり、完璧な勝利はもちろんその過程も大切で、
クラウザー自らが戦うという芸術を完成させる為に、戦うべき相手もまた超一流でなければならないと考えている。
その為、普段から好戦的なわけではないが、自分が戦うに足ると認めた相手は容赦なく叩き伏せる。
そうして倒した相手が再び立ち向かってくるのを、一種の娯楽として楽しんでいるらしい。

デビュー作の『餓狼伝説2』では、ストーリーデモで初代『餓狼伝説』の出場キャラを倒していき、
最後に壮大な実際のクラシック音楽(モーツァルト作曲、レクイエム・ニ短調『怒りの日』)と共にプレイヤーの前に登場した。
また、この時からSNKは試合前の開始デモを強く意識した作りとなっており、
天井からのカメラアングルのダウン、そしてクラウザーの台詞と、まさに最後の闘いたる演出を施し、今なお強く印象に残るステージとしても有名となった。
格ゲーにおいてSNKの革新的な手法はこの頃から異彩を放っていたとも言えるだろう。
これ以降、様々なゲームでステージ演出にも力を入れたゲームが増えていき現在に至る。

同作では弾速が凄まじく速いブリッツボールと 必殺技 でありながら巨大な飛び道具であったカイザーウェイブを持ち、
また、その巨大な体から放たれるレッグトマホークをはじめとする通常技などが強く、まさにラスボスに相応しい強さと貫禄を備えて君臨していた。

ちなみに、SFC・MD版餓狼伝説2では裏技で三闘士共々使用可能になっており、特にMD版では、カイザーウェイブがSPよりも先に超必殺技に格上げされ、
レッグトマホークの必殺技版とも言える『激レッグトマホーク』という必殺技が追加された。
この激レッグトマホークは、見た目は単純に足先にオーラを纏わせたレッグトマホークでMD版だけの必殺技なのだが、
KOF98UMにて通常版アンリミテッドデザイアーのフィニッシュにこれと似た炎を縫わせたレッグトマホークが使われている。

餓狼SPではプレイヤーキャラとなり、通常技だったレッグトマホークが必殺技に格上げされた事以外は弱体化が目立ち、
当て身投げ 「立ちガードできる通常技」しか取れなくなったり (餓狼2ではもっと高性能だった)、
ライン移動攻撃がなぜか しゃがまれると当たらなかったり (このためライン逃げされると詰む。ガチ対戦ではライン逃げはほぼ禁止事項)、
さらには有効な連続技がほとんど無かったりと、様々な欠点がついて前作の威厳は何処へやら。

特にカイザーウェイブは超必殺技に格上げされ発生が早くなったものの、なぜか 通常飛び道具と相殺する 仕様はそのままな上、
コマンドが←タメ↗+ACと少し奇抜なため、慣れないと ジャンプが暴発 してしまい、大きな隙を晒すことになる。
後に「カイザージャンプ」と通称ができるほど有名であり、当時は昇りジャンプ攻撃を繰り返しては相手の迎撃の的になるお茶目な皇帝の姿も散見された。
このコマンドについて、スタッフは、
「簡単なためコマンドにしました。2でCPUがガンガン使ってましたので新鮮味がなくコマンドも慎重に考えませんでした。
  防御の形から偶然に出てもいいかみたいなノリで」(ガロスぺムックより)
…ジャンプが暴発するようなコマンドで 簡単な溜めコマンド とはこれいかに。

これらの要素からかつてはガロスペ最弱説が流れていた…が、後の研究により弱Kの判定の強さやリーチの長さの優位などが評価され、
現在のダイヤグラムでは中の上あたりにまでランクがアップしたのだった。(ちなみに現在の最弱はベア)

クラウザーで餓狼SP大会優勝。もちろん相手はキムばかり
なんというか、ギースといい、ルガールといい、天草といい、ミヅキといい、初期のSNKのボスは一度は最弱になる宿命でもあるのだろうか。

#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (krauser-rbs.jpg)
RBSで復活を果たした時には、最初の頃の痩身が異常ともいえるほど体がごつくなっており、プレイヤーを驚かせた。
が、↑の餓狼2画像と←のRBS画像を見比べると、前者の方が筋肉モリモリだったり
性能もボスキャラにふさわしい強化を受け、高性能追加技も相まってまさしく完全復活といっても過言ではない強さになった。

特に潜在能力のコマンド投げであるギガティックサイクロンは格闘ゲーム史上 初の100ドット越えの吸い込みを成し遂げた技 である。
その法外な投げ間合いと文字通り相手を吸い込む演出、
そしてそれに見合った破壊力を兼ね備えた非常に人気の高い技であり、
クラウザーにキャラが吸い込まれていく様は食らったプレイヤーに「終わった…」と思わせるに十分な貫禄を見せた。

KOFでは'96でボスチームとしてギースMr.BIGと共に出場。
餓狼シリーズとは異なり、通常投げとコマンド投げがプロレスの投げ技、
超高速で飛ぶインパクト大のドロップキック等、プロレスラーのようなキャラタイプにされている。*1

KOF98UMではボスチームが復活。クラウザーはとともに強キャラとして猛威を奮った。
更に研究の結果、庵を離し1強と言われる程の圧倒的な強さを確立し、使用率もダントツであった。
ゲージ依存が若干激しいが、逆転力は強い方なので大将に向いている。
そのため調整版の98UMFEでは弱体化調整を受け、地位が下がった。

96では一応、ギースが何を企んでいるのかを探るために彼の誘いに乗ったはずだが、
BIGのようにギースに利用されている事を激怒する事もなく、EDではギースを暗殺しようとしたBIGとは違い
満足してギースにいずれまた会う事を告げて帰って行った。
また、KOFといえばルガールがクラウザーのカイザーウェーブと、ギースの烈風拳を使用している事などから、
「実はルガールはギースとクラウザーの兄なのでは」とかいう噂が流れたことも。
(実際、ルガールの方にも「敵対する弟がいる」という設定が初期に存在したが、関連は不明)
ちなみに、98UMではvsSPキャラ特殊イントロがあり、餓狼2・SPの声で冒頭の台詞を言うが、
直後に鎧を脱ぎ捨てる際は96の気の抜けたかけ声のため、違和感ありまくりだったりする。

過去の勝負で付けられた傷がある、帝王という二つ名、上下に撃ち分ける飛び道具、上半身裸、高身長、続編で異様にビルドアップ等、
いろいろとストリートファイターのサガットと共通点が多々あるが、
主人公への執着が強くないためにストーリーにいまいち絡めず、よく出演機会を逃すという点で両者の個性は大きく分かれる。
正々堂々と戦う強大な武人という括りで上手く対比できるため、カプエスで並ぶことができれば良かったのだが……。

+ その慢心 当主の名においていさめてやろう
ボンボン餓狼においても2のラスボスとして君臨している。
原作の(その設定は無いが)の他にも、チンKOFのクローン人間を作って配下にしている。
このクローン人間を使って、各国首脳をクローンと交換させることで表の世界を支配し、
裏の世界はKOF選手の暴力によって支配するC計画を極秘に進めていた。
だが、クラウザーの真意はそれだけではなかった。
+ そこを…… どけ!わたしの息子を リヒャルトをわたせ!!
チンを使ってアンディをさらい、彼をシュトロハイム家の次期当主にすると宣言するクラウザー。
かつて、彼にはアンディに瓜二つな容姿を持つリヒャルト・シュトロハイムという息子がいた。しかし、悲劇は4年前に起こった。
親子での修行のための真剣勝負の最中にお互いの技が暴発し、
クラウザーの額をえぐり、リヒャルトの首の骨を折ってしまったのだ。壮絶なリヒャルトの最期である。
息子を失ったクラウザーは一心不乱に科学者達にクローン人間の研究をさせたが、
既にこの世にいないリヒャルトのクローンはどうしても作れなかった。
そこで彼は容姿がそっくりなアンディをさらい、息子と呼んでいた。
狂ってしまった一人の男の狂気と、そこに渦巻く幹部達の野望。これがボンボン版餓狼伝説2の闇だったのである。

怪物 と称されるだけあってその力は異常であり、作中ではテリー以外は自分が手にかけたキャラは全て一撃で倒している。
ただ、代名詞であるカイザーウェイブはアンディを一撃で倒してはいるものの、
鋼霊心(?)を復活させたテリーには片手ではじかれており、イマイチ強さがわかりづらかった。
なお、第一話のみアニメ版準拠の姿で描かれている。
また、外伝である「若き狼の野望」では かなりの美男子 で描かれていた。作中ではギースの元を訪れるのは2回目であり、サウスタウンを掌握しきれていない彼にタン大人の始末を唆している。また、1回目の来訪でギースに出生の秘密を教え、彼を覇道に走らせる原因を作ったのもクラウザーであった。

アニメ版では異様に若い姿で登場。
額の傷や口ひげがなかったり、カイザーウェイブの発動モーションが光の巨人そっくりだったりと色々と素敵な仕様だった。
圧倒的なまでの力は変わらず、それどころかスクリューアッパーで無傷だったり、波動旋風脚を初見でコピーして相殺したりとやりたい放題だった。
ちなみに声は今は亡き鈴置洋孝氏。


MUGENでのクラウザー

昔からかなりの数が存在していたが、AIの関係かはたまたルガールとキャラが被っているからか、
以前は余り出番が無かったが、虻蜂氏の物が公開されてからはそこら中の動画に顔を出している。
ロックの叔父扱いでトーナメントに出たりもしている。

  • 餓狼2~SP
+ laiso_7氏作(餓狼SP仕様)
DOS版のキャラだがsffファイルの色バケを直せば問題ない。
ディフォのATKが120になっているが、それでも原作よりマイルドな火力になっている。
AIも搭載されており、遠距離では上段ブリッツボール、近距離では当身投げ中心の立ち回りをする。
体力が減るとカイザーウェーブを連発してくるが、通常飛び道具で相殺されてしまうので撃ち合いは苦手。
サイト消失により正規入手不可。
+ MASA@DAS氏作(餓狼SP仕様)
原作再現。餓狼2モードも搭載。
ニコMUGENスレ内でAIが配布された。
また、小物ロダにてAIが公開されている。winではエラーを吐く。
  • RB餓狼SP~2
+ CCI氏作(RBS仕様)
+ Duracelleur氏作(6ボタンアレンジ仕様)
上記CCI氏(David Demianoff氏)のものの改変キャラで、カプコン式6ボタン操作になっている。
連打キャンセル、チェーンコンボ、エリアルレイブを搭載。マーヴル系っぽいコンボを繰り出す事が可能。
超必殺技のコマンドもマーヴル式に236+PPや236+KKになっている。

連打キャンセルは弱技にしか付けないのが普通だが、このクラウザーは全ての技に連打キャンセルが効き、
立ち強キックが前進しながら蹴るので一発入ったら同じ技を連打するだけで永久コンボになってしまう。
またブリッツボールのコマンドが波動拳でレッグトマホークが竜巻コマンドになっていたり、
カイザーウェーブがキックボタンで出す技になっていたり、少し違和感がつきまとう。
ギースの烈風拳もよく波動と竜巻が変わって混乱したものだが

AIは搭載されていない。
+ 虻蜂氏作(RB2+DM仕様)
『餓狼伝説』シリーズや『月華の剣士』などのキャラで有名な虻蜂氏の最初の作品。
基本的には『RB2』の原作再現だが、『DM』のファイナルインパクトやクイックアプローチを搭載。
さらに潜在能力のコマンド投げ「ギガティックサイクロン」の吸い込みが『RBS』並だったり、
小ジャンプ中でも空中コンビネーションが可能だったりと、細かい相違点もいくつか見られる。

AIもデフォルトで搭載されており、8段階のレベル調節が可能(Lv8は攻撃力が15%上昇)
遠距離では隙の小さいブリッツボールを連発し、中距離ではライン移動やクイックアプローチで敵の攻撃を捌きつつ、
あるいは攻撃判定の強いレッグトマホークで突っ込んでくる。
近距離になるとデンジャラススルーやリフトアップブローで容赦なく崩してくる非常に強いAIである。
何とか体力を減らしても、間合いを取ると今度は元祖カイザーウェイブを狂ったように乱射してくるので余計に始末に負えなかったりする。
ギガティックサイクロンで凄まじい間合いから、文字通り「吸い込んで」きたりもするので油断は禁物。
+ 動画ネタバレ
某トーナメントにおいて、番人として立ち塞がるゼットンを、
ライフ回復速度すら上回る威力のカイザーウェーブ連発でファイナルビームを出す機会すら与えず瞬殺する という大戦果を挙げた。
凶・狂キャラが並み居るこの大会において、ゼットンを撃破したのは(戦っていないチームもあるものの)彼一人である。

その後ボスの順位を決める最終戦におまけとして乱入。
ゼットンを同じく大会のボスキラーとして人気の東方不敗マスター・アジアとのタッグで撃破。
他のボスも全て単独で撃破した
(ただし、ゼットンとの戦いは相手がAIや能力を自重していたことや運の要素があるため、
普通に戦ったならばあっさりやられてしまう可能性が高いことを忘れてはいけない)。

また神々への挑戦トーナメント第3回において「可能性」チームの大将として出場。
最終回にて挑戦者チーム最後の一人として、最後の神Phantom(1Pカラー)に挑んだ。
範馬勇次郎ですら倒す事の叶わなかった神を相手に、挑戦者チームで最後に残ったのはクラウザー。
今までの狂凶ランクの挑戦者と比べれば、明かにキャラランクの低い彼に視聴者の誰しもが絶望し諦めかけていたが
彼はライン移動を上手く使った立ち回りでPhantomと互角に渡り合い、そして見事に挑戦者チームを勝利に導いた。

様々な要因が重なった上での勝利だったとはいえ、彼とうp主は視聴者に無限の可能性を見せ付けたのである。


また、ライン移動によって相手の飛び道具などを回避し、奥ラインで接近して攻撃する戦法が多くの大会で猛威を奮ったことから
「軸のアルカナの契約者」と呼ばれることも。しかし軸移動は「餓狼伝説」シリーズ特有のシステムであり、
他のゲームのキャラから見れば「無敵時間付きで自由行動可能、相手に隙ができるまで逃げ放題」という状況。
基本性能が同クラスでも、ライン移動に対して対応していないキャラは手も足も出ないことが多々あるので、多用は禁物である。
上記の大会も、ほとんどは 軸移動ありでなんとか互角くらい の凶・狂クラス自重なし大会である。

しかし、餓狼Spでは相手にライン逃げをされて悲しい思いをしていたクラウザーが、
MUGENでは全く逆の立場になるとは誰が予想できただろうか……。
  • KOF96~98UM
+ J.Lee氏作(KOF'96仕様)
原作を再現したもの。
+ CCI氏作(KOF'96仕様)
SNKキャラなどでお馴染みのCCI氏によるKOF版。
ヒットエフェクトなどは原作と違うが、完成度は低くなく、それなりの強さのAIもあるので
以前まではちょくちょく動画にも出ていたが、サイトが閉鎖したため現在は入手不可能。
+ or2=3氏作(KOF'98UM仕様)
仕様としては98UM版に最も近いクラウザー。システムはアドヴァンストとエキストラを統合したものになっている。
氏のキャラの例によってヒットエフェクトは搭載されていないが、三日間で製作したにも関わらず、原作の技を全て搭載して尚且つ、
98UMには搭載されてないアンリミテッドデザイア2まで搭載されている等、非常に高い完成度を誇っている。
その火力は高く、アンリミテッドデザイア2などは相手の体力の7割を持っていく。
ちなみに製作した動機は「誰も作ってくれないから」だそうな。ちなみに改変自由。
現在はinfoseekのサービス終了により、サイトの閲覧不能。氏の他のキャラと違い、アフロン氏のサイトでも代理公開はされていない。
蓬莱氏の手による強力なAIが存在したが、こちらも現在は公開されていない。
遠距離で飛び道具を打つと高速のカイザーウェーブ、中距離で手を出すと無敵時間のあるアンリミテッドデザイアを超反応でブッ放してくる。
AIは自重して使用しないがカイザーウェーブ→カイザーウェーブというコンボも可能。

2012年6月、ikuiku氏によってエフェクトとAIを追加するパッチと共に代理公開された。
AIレベルは3段階で調節可能。氏恒例の遊び要素を含みつつ最大レベルにすると凶下位程度の強さとなる。
2014年7月更新。ボツ技であるカイザーインフェルノ、餓狼時代の技の搭載、ゲージ溜め速度の調節、更に特殊カラーも追加された。

+ Jin氏作(KOF'98UM+XI仕様)
『98UM』のグラフィックや技をベースに、『XI』のドリームキャンセルなどを加えたアレンジ仕様。
同製作者のルガールとの特殊イントロも搭載されている。
何故か隠し技として、餓狼SP版カイザーウェイブや、KOF'96の没技であるカイザーインフェルノまで搭載されている。
前者はガロスペ性能なので通常飛び道具であっさり消され、後者はその見た目(側転してボディプレス)から、使いたいと思うかと問われると微妙な技だったりする。
コケココ氏、VENOM氏、斑鳩氏によるAIパッチが存在している。
コケココ氏のAIパッチは2012年4月にHP閉鎖し、現在は入手不可。
斑鳩氏のAIパッチは後述の98版が製作されたため、公開されていない。動画での使用も禁止されている。
+ 大会ネタバレ
紳士トーナメントではオズワルドを画面端に追い込み、カイザーインフェルノをフルヒットさせるも
受身+裏回り→フルコン(超必殺技込み)と見事に反撃を決められ、敗退してしまった。
…なんとも不憫な技である。
+ ストーリー動画ネタバレ
某ストーリー動画ではクラ太郎・クラ次郎・クラ三郎・クラ四郎の四つ子でチームを組んでKOFに出場しネスツチームの前に立ちはだかるが、
兄弟で赤服を取り合ってラチがあかなくなった末に下半身を脱いだ「真の姿」となった。当然公然猥褻罪で逮捕。
また、某ストーリー動画では、1秒間に10カイザーという離れ技も披露している。
+ 斑鳩氏作(KOF'98仕様)
98UMではなく、本来は出場していない98無印の仕様。
アドバンスドモードとエキストラモードを選択可能。
98UMで追加された技はほとんど揃っているが、ギガティックサイクロンは削除。
アンリミテッドデザイアは自動追撃式ではなく、手動で追加入力をしていく方式になり、途中で止めて別の技に繋ぐテクニックも搭載されている。
8段階に調節可能なAIも搭載。
+ OPIRUS氏作(ナイトメア・クラウザー)
「もし、クラウザーがナイトメアとして復活したら・・・」をコンセプトにCCI氏作ベースのKOFMLV2仕様を改変したもの。
高性能なAIも搭載されている。
ただし、新MUGEN専用なので注意。

出場大会

ヴォルフガング・クラウザー

シングル
タッグ
チーム
その他
削除済み
更新停止
凍結
非表示

マスタークラウザー

シングル
タッグ
  • 「[大会] [タッグ] [マスタークラウザー]」をタグに含むページは1つもありません。
チーム
その他
削除済み
凍結

出演ストーリー



*1 広くアマチュア・レスリングも含めるならば、レスリングはヨーロッパで非常に長い歴史を持つ格闘技である。
そうした伝統レスリングからプロに転向、『プロレスの神様』と呼ばれたカール・ゴッチ氏は、『カール・クラウザー』という
リングネームを用いていたことがある。
これらを考え合わせると、格闘技スタイルのベースがレスリングであってもおかしくない……か?