EDM制作初心者にありがちなプロとの違い7選【DTM制作】
1. Volume Balance (音量バランス)
EDMは低域が重要なので、低域を厚くする。「低域:中域:高域」を「5:3:2」にすることがおすすめとのこと。
2. Sidechain (サイドチェイン)
サイドチェインはグルーヴ感を作るのに重要なので、しっかりサイドチェイン処理をする。
「ダッキングの深さ」「ダッキングがかかるタイミング」この2つを意識してしっかり微調整する。
3. Unwanted Effect (過剰なエフェクト)
空間を埋めようとして Delay や Reverb を音像が濁るほどかけすぎない。
市販のプリセットはすでにエフェクト処理されているので、ちゃんとエフェクトの設定を見て取捨選択を行う。
例えば「OTT などで音を持ち上げた後、それでも空間が埋まらないなら徐々に足していく」という方針が簡単とのこと。
4. Layer (音のレイヤー)
同じような音をレイヤーしても意味がない。足りない部分を埋める音をレイヤーして厚みを出すこと。
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レイヤー1 |
+ |
レイヤー2 |
例1 |
広がりのある音 |
+ |
中心で鳴らす音 |
例2 |
音程の高い音 |
+ |
音程の低い音 |
5. Type notes (ノートの打ち込み方)
ベタな打ち込みではなく、音の特性を利用し打ち込みを工夫する。
問題点 |
→ |
解消法 |
音が間延びする |
→ |
ノートを短くしてグルーヴ感を良くする |
サンプル音源の長さもしっかり調整する |
音やリズムが単調に聞こえる |
→ |
モノラル・ポルタメントでしゃくるような音にする |
6 EQ Tuning (EQによる帯域の調整)
各音の帯域を調整する。
- ベース:高域をカットする
- サブベース:低域のみにする
- リード:低域をカットする
帯域をカットせずに音がぶつかると、音の抜けが悪くなり音圧も出なくなる。
7. Fill & Other (フィル、その他)
地味な作業となるが、FillやFilterで細かく処理すのも大切。
- Fillを細かく入れる
- Fillで他のパートをカットする
- Filterでカラーを変える
最終更新:2023年12月10日 08:35