Padの作り方

このページはHow to Make Pads in FL Studio | Sytrusの内容を個人的にまとめたページです。


Sytrusを初期化する

まずは Presets > Default で初期化します。

OP1タブから波形を Sawにする

OP1タブを選んで波形を "Saw" にします。

MAINタブで Unison設定をする

UNISON設定から ORDを「9」、PTを70%、SBを100%、PHを100%にして Supersawにします。

OP1タブからEnvelopeカーブを設定する

OP1に戻って、"VOL > ENV" から Envelopeカーブを設定します。

Padの基本的な例としては、なだらかなカーブになることが多いです。

FILTER1 の設定

Matrixを以下のように設定して、OP1 を FILTER1 に流し込みます。

CutoffのEnvelopeを設定する
"CUT > ENV" からなだらかなカーブを設定すると、Cutoffが徐々に開くようになって「しゅわーん」とした立ち上がりになります。

FXタブから Reverbを設定する

まずはMatrixから FX を FILTER1 にかけあわせます。

そしてFXタブを選び、Reverbを深めにかけたいので、Chorusを無効にしておきます。

Reverbを有効にして、Decayを大きく増やして残響を長くします。
  • HD: 2.0kHzに減らす
  • DE: 5.0secに増やして残響を長くする
  • DF: 20まで大きく減らす

これでいったん完成です。
PAD_BasicSawPad.fst

おまけ

LFOでピッチを変化させる
OP1タブから "PITCH > LFO" を選んで、ポイントを削除して以下のようなジグザグするカーブを作ります。

ただこれをこのまま再生してもピッチが変化しすぎてしまいます。

これを適切なピッチにするには "PE" のつまみを "20 cent" とかなり小さくします。

かなり小さいため調整が難しいので、つまみを右クリックして "Type in value" を選んで直接数値入力するのがおすすめです。


波形を変える
OP1の波形を変化させることで別のPadを作ることができます。
  • Triangle: Strings Pad
  • Sine: Choir Pad

参考

このページは以下の動画を参考にしました。
最終更新:2024年01月29日 22:39