Growlベースの作り方



初期化

まずはPresetの▶ボタンを右クリックして "Default" から初期化します。

Pitchを2オクターブ下げる

MainタブからPitchを "-24" にして2オクターブ下げます。

マトリックスの設定

OP1のマトリックスから、OP2を "100%"、FXを "60%" にします。

モジュレーションの設定

OP1タブを選び、"MOD > MOD X" から右肩上がりのグラフにします。

これによりFM合成をModulationで動かすことができます。

Mainタブから "Modulation > X" のツマミを右クリックして、"Create automation clip" でオートメーションを作成します。

C3あたりにノートを置いて、プレイリストに配置していきます。


FMをモジュレーションしたベースを作ることができました。

OP2の設定

OP2の波形を "Triangle" にします。

そして "OSC" タブを選んで波形を調整します。
グラフの下にあるスクロールバーで位置を調整しつつ、左クリックでバーを配置します。

バーを配置するところにはうっすらと黒い項目があるので、その中間あたりに置くとGrowlっぽい音になります。
このバーの配置をリセットする方法はプリセットを Default に戻すしか方法がないので、間違ったところに配置しまった場合は左ドラッグで消します。

さらなる調整

OP3でモジュレーションする
さらに音に過激さを増やしたい場合は、マトリックスから OP3 をFM合成します。

OP4を追加して厚みを出す
マトリックスから OP4の行の OP2を "60%"、OUTを "60%" に設定します。

そしてOP4タブを選んで "MOD > MOD X" を右肩上がりのグラフにします。

左端の位置を少し上にしてモジュレーションを残すのがポイントです。

OP5を追加してざらついた音にする
マトリックスから OP5 をFM合成します。

OP5タブを選び、OSCタブから高周波を足してざらついた音にします。(黒いバーの後半部分あたりにバーを足す)

作成したプリセット

作成したプリセットを添付しておきます。
BS_Growl.fst
BS_Growl2.fst

プロジェクトファイルも添付しておきます。
GrowlTest.zip

参考

最終更新:2024年02月24日 10:16