FutureBassシンセの作り方



初期化

まずはPresets > Defaultを選んで初期化します。

OP1

オシレーターをSawにします。

MAINタブを選んで、Unisonを以下のように設定してSuperSawにします。
  • ORD: 9
  • VL: 80%
  • PT: 60%
  • PH: 100%

FILTER 1

マトリックスを以下のように設定して、OP1をFilter1に流し込みます。

F1 (Filter1) タブを選んで、CUTを100%でカットオフを開いた状態にします。

FX1

マトリックスからFX1の値を 30% ほどにします。

Sytrusのエフェクトはデフォルトでコーラスがかかっているので、それ以外の設定は不要です。
必要に応じて、FX1の値を増やしたり、リバーブをかけたりすることができます。

MOD X

"OP1 > VOL > MOD X" の値を右肩上がりに修正します。

これにより Modulation X を動かすことで、音量の変化を作れるようになります。
後は、MAINタブの Modulation X を右クリックして "Create automation clip" でオートメーションを作成します。

こんな感じのオートメーションを作ってみました。

プロジェクトファイルを添付しておきます。
Future Bass Test.zip

作成したプリセット

動画を参考に作成したプリセットを添付しておきます。
LD_FutureBass2.fst

さらなる調整

OP2を追加する (オクターブユニゾン)
OP2を追加してSawをオクターブユニゾンします。
上に重ねるか下に重ねるかで音の印象は大きく変化します。

今回の音の場合は、オクターブ上に重ねる場合は音を大きくしても良さそうでした。

逆にオクターブ下に重ねる場合は音を小さくした方が良さそうでした。

それぞれのプリセットを添付しておきます。

Fruity Peak ControllerのLFOで音量を揺らす
Fruity Peak ControllerFruity Balance を組み合わせることで音量を揺らす方法もあります。

例えばミキサーのスロットに以下のように設定します。

Fruity Balanceの Volumeを右クリックして "Link to controller" を選び以下のように設定します。
  • Internal controller: Peak ctrl - LFO (Peak Controllerの "LFO" 設定を使用する)
  • Mapping formula - Inverted (逆数を使用する)

次に Fruity Peak Controllerを以下のように設定します。
  • LFO > BASE: 100%
  • LFO > VOL: -100%
  • LFO > SPEED: 右クリックして "Set" から "4 steps" あたり

あとは SPEEDの値を "4 steps" から "1 steps" の間で動かすと良い感じに音が揺れてくれます。


参考

最終更新:2024年04月17日 09:56