EDM Pluckの作り方

このページはHow to Make EDM Plucks in FL Studio | Sytrusの個人的なまとめです。


コード進行

今回のPluckに合うコード進行のスコアデータを添付します。
Key_G#_Fm7-C#9-C#-D#-Cm-Cm11.fsc
House EDMのようなコードバッキングとなります。

初期化

まずは "Preset > Default" を選んで初期化します。

OP1

波形を右クリックして「Saw」を選びます。

"Freq ratio" を "1.0000x" にして1オクターブ下の音程にします。

マトリックスを以下のように設定して、OP1 を FILTER1 に流し込みます。

FILTER 1

FILTER1 タブを選択して "Filter Type" を "LP2"、"Filter Mode" を "ALT x3" に設定します。

"CUT > ENV" から、カットオフ・エンベロープを以下のように設定します。

これにより "ENV (Cutoff envelop - LFO Amount)" の値を動かすことで音の硬さや柔らかさを制御できるようになります。
ここでは "ENV" の値は "20%" にしておきます。

なおカットオフ・エンベロープの傾きによって音の印象は変わるので、色々な傾きを試して好みの音を探すことができます。

モジュレーションで動かせるようにするために、"CUT > MOD X" を選び、右肩上がりにします。

これで "MAIN" タブから "Modulation > X" を動かすことで音の変化が出せます。

MAIN

MAINタブを選んで、Unison設定から "ORD" の値を "3" にすると音にデチューンがかかり広がりがでます。

FX

マトリックスから FX を有効にします。

FXを有効にするとChorusが有効になりますが、今回は不要なので "CHR > ORD" の値は "0"にします。
その代わりに、"R" を "ON" にしてリバーブを有効にします。

そして "VOL > MOD Y" の右肩上がりのグラフにします。

これにより "MAIN" タブの "Modulation > Y" でリバーブの強弱がコントロールできるようになります。

作成したプリセット

今回作成したプリセットを添付しておきます。
PL_EDM.fst

参考

最終更新:2024年04月19日 00:43