Kickの作り方

このページでは3x Oscを使用したKickの作り方を解説します。


Volume Envelope

波形はデフォルトのサイン波のままにして、左上の歯車から Volume Envelope を開きます。

"DEC (Decay)" の値のみ 20% 程度にして、それ以外のパラメータは 0% にします。

Pitch Envelope

"Pitch" の項目を選んで Pitch Envelope を表示します。

"AMT" を最大にするとピッチを大きく変化できるようになります。

"DEC" の値を 30% ほどにして、それ以外のパラメータは 0% にします。

"Decay tension" の値を 80% にするとエンベロープのカーブが曲線になります。

全体のピッチを変更する

ステップシーケンサーから使用するために全体のピッチを変更します。
スパナアイコンをクリックして、鍵盤の "C7〜C9" あたりを右クリックしてピッチを変更します。

これでステップシーケンサーからKickの音を使用できます。

音量の調整

後はエフェクターに Fruity Compressor などをインサートして音量を調整します。
Kickはおおよそ「-4dB」あたりにすると良いです。

プリセット

今回作成したプリセットを添付しておきます。
Kick.fst

追記:音量を上げる方法

音量を上げるだけであれば、"Levels adjustment" から "VOL" の値を増やすと音量を上げられます。

ただ "Root note" の設定と同様に、"Levels adjustment" の値はプリセットには保存されないことに注意する必要があります。

参考

最終更新:2024年05月06日 12:35