HiHatの作り方

このページでは 3x Osc を使用したハイハットの作り方を解説します。
なおここでは「クローズハイハット」の作り方を紹介するのみです。
オープンハイハットを作るのは難しいので、Sampler でサンプル素材を読み込むのが早いです。


波形をノイズにする

ハイハットはノイズで再現できるので、波形をノイズのみにします。オシレーターの2番と3番は不要なので無効にしておきます。

Volume Envelopeを設定する

左上の歯車アイコンをクリックして "Volume Envelope" を開き、"DEC (Decay)" を "12%" ほどにしておき、それ以外のパラメータを "0%" にします。

また "Decay tension" を "-60%" くらいにしておきます。

ステップシーケンサーにパターンを作成

音を確認しやすいようにステップシーケンサーにパターンを設定します。

カットオフ・レゾナンスを設定する

ミキサーに割り当てて、Parametric EQ 2で帯域を確認します。

ハイハットは "2kHz" あたりを基準に Highcut するのがおすすめです。

Parametric EQ 2でHighcutするのが良いですが、今回は 3x Oscだけでハイカットしてみます。
3x Oscに戻って、右側のFilter設定 (初期状態だと "Fast LP" になっている部分) から "HP" を選びます。

これにより、Filter の "MOD X" で Highpass フィルターの指定ができます。
  • MOD X: 40%
  • MOD Y: 60%
おおよそこのあたりにすると良い音になります。
ただ 3x Osc の Highpass だと中音域が少し残ってしまうので、Parametric EQ 2で中音域を削るのがおすすめです。

作成したプリセット

今回作成したプリセットを添付しておきます。
Hat.fst
最終更新:2024年05月06日 12:07