シンセベルの作り方

このページでは3x Oscでシンセベルを作る方法について書きます。


Sine波のみのベル

Sine波のみのベルの作成手順
波形はすべてSine波にして、"coarse pitch" を上から順番に "+24", "0", "-12" にします。

次にVolume Envelopeを以下のように設定します。
  • DELAY: 0%
  • ATT: 0%
  • HOLD: 15%
  • DEC: 30%
  • SUS: 45%
  • REL: 35%
Decay, Sustain, Releaseを少し長めにして余韻を大きくします。もし細かいフレーズに使いたいときはもう少し短くしても良いと思います。

Filter > MOD X を "75%" くらいにして 耳障りな高域を削ります。

スパナアイコンをクリックして、ルートノートの "C4" を右クリックして、1オクターブ音程を上げておくとベルらしい音になります。

後は好みでリバーブとディレイのエフェクトをかけて完成です。

例えば Fruity Delay 2 をインサートして、"VOL" を "40%" あたりにします。

Fruity Reeverb 2 は "SIZE" を "20" に減らしてみました。

プリセットを保存するときの注意点
今回はルートノートを変更したので、プリセットを保存する場合は "Save channel state as" を選ぶ必要があります。

Sine波のみのシンセベルのプリセット
プリセットを添付しておきます。
LD_BellSine.fst

三角波を混ぜたシンセベル

三角波を混ぜると、少し張りのあるシンセベルになります。
三角波を混ぜたシンセベルの作成手順
2番目・3番目は三角波にして、coarse pitch を上から "+12", "+12", "-12" にします。

Volume Envelope を以下のように設定します。
  • DELAY: 0%
  • ATT: 0%
  • HOLD: 20%
  • DEC: 10%
  • SUS: 20%
  • REL: 30%

FilterをLow pass にして、MOD X を "70%" あたりにして高域をカットします。

ルートノートを "C3" にしておきます。

後はDelay や Reverb をかけて完成です。
三角波を混ぜたシンセベルのプリセット

参考

最終更新:2024年05月09日 00:27