Tranceリードの作り方
スコアデータ
初期化
まずは "Presets" の▼ボタンを右クリック、"Default" を選んで初期化します。
オペレーターの設定
オシレーターの設定
OP1〜4それぞれのオシレーターを「SAW」にします
Unison設定
まずは "MAIN" タブを選択。
Unisonを以下のように設定します。
パラメータ |
値 |
ORD |
5 |
VL |
100% |
PT |
70% |
PH |
100% |
OP1, OP2, OP3のマトリックス設定
OP1の OUT を無効にして、F1の OP1, OP2, OP3, OUT を有効にします。(それぞれ100%)
OPの Volume Envelopeを調整
オペレーターの Volume Envelopeを調整して Pluck サウンドにします。
OP1とOP2の Volume Envelope (VOL > ENV) をそれぞれ以下のようなカーブにして Pluck サウンドにします。
ただ OP3 だけは以下のような山なりのカーブにします。
OPのFreq ratio
OP1〜3の Freq ratio をそれぞれ以下のように設定します。
パラメータ |
値 |
説明 |
OP1 > Freq ratio |
1.9780 x |
デチューン |
OP2 > Freq ratio |
2.0220 x |
OP3 > Freq ratio |
1.0000 x |
低域 |
エフェクトの設定
モジュレーションマトリックスから F1 の FX を「75%」にして、エフェクトを有効にします。
エフェクトタブを選びます。
コーラス設定
コーラス設定は "ORD" を「3」にしてコーラス本数を減らします。
ディレイ設定
"D1" をクリックしてディレイ設定を開き、ONをクリックしてディレイを有効にします。
パラメータ名 |
値 |
FB |
45% |
TM |
4.00 |
SO |
0% |
VL |
60% |
Delay feedback mode |
PONG |
リバーブ設定
"R" をクリックしてリバーブ設定を開き、ONをクリックしてリバーブを有効にします。
パラメータ名 |
値 |
説明 |
COLOR |
W |
Warmにして暖かみの音にする |
HC |
12kHz |
ハイカット。大きく上げる |
PD |
80ms |
少し上げる |
RS |
65 |
少し上げる |
DF |
20 |
ディフュージョン。大きく下げる |
DE |
2.5sec |
少し上げる |
VL |
30% |
少し上げる |
フィルター設定
"FILTER 1" タブをクリックして、フィルター設定を開きます。
ローパスフィルター
"Filter type" を "LP" にしてローパスフィルターにします。また "RES" を "25%" にします。
MOD X
FILTER 1の "CUT > MOD X" から「-50〜100%」のグラフにします。
これで MAINタブの MOD X でカットオフを変えられるようになりました。
ただ、カットオフを閉じているときでも低域が残ってしまってねっとりした音になります。これはローパスでは低域が残ってしまうためです。
そこで、OP3 > VOL > MOD X で音量の変化をつけます。
逆にカットオフを開いたときに OP1, OP2 の音がレゾナンスによって耳障りとなるので、それぞれ以下のように修正します。(下がるように修正)
MOD Y
作成したプリセット
その他の改造ポイント
ノイズの追加
ハイエンドにノイズを追加することでアタック感が増えます。
- OP1, OP2 の "NS" を25%に増やしてノイズを追加する
- OP4 の "NS" を100%にして エンベロープはPluck。50%ほど Filter 1 に追加する
サイン波の追加
Filter 2に サイン波を追加する。または SK (Skew) で形状を変えて加算することで多彩な音になります。
EQでハイエンドを持ち上げる
ノイズを追加してもアグレッシブさが足りない場合に EQ でハイエンドを持ち上げます。
位相を変えて音の広がりを増やす
PHASEの値を書くOPごとに変えると音がより広がります。
参考
最終更新:2024年07月27日 12:11