シンプルなPluckの作り方

ここではKepler Exoを使ったシンプルなPluckの作り方について紹介します。


Pluckの作り方

初期化
まずは プリセットから "Default" を選んで初期化します。
VCF: カットオフの設定
VCFセクションから FREQを 100Hzあたり、ENV1を50% あたりにして高音を削ります。

Filter slope は 24dB のままで上げなくても良いです。
ENV1: ボリュームエンベロープの調整
次にENV1セクションから S (Sustain) を0%にすることで、Pluck感のある音にします。

さらに D (Decay) を 420ms に下げて歯切れの良い音にします。

VCFの調整
VCFに戻って、FREQとENVの値を調整します。このパラメータで音の張りを鋭くしたり優しくしたりできます。

DCO1: パルス波の有効化
低域に厚みを出すために パルス波を有効にして、PWM (パルス幅) を 30% ほどにします。

HPF: ハイパスフィルターの設定
HPF > FREQ を 15Hzに上げて、低域を少しカットします。

Delayの設定
Delayを有効にして、Timeを250ms、Cutoffを 35% に減らします。

Reverbの設定

Reverbを有効にして、High Dampを0%にします。

VCA Sourceの設定
最後に VCA から Source を "Env1" に設定して完成です。

作成したプリセット

作成したプリセットを添付しておきます。
Pluck_001.fst
  • ModX: VCFのカットオフとエンベロープの変更
  • ModY: DelayとReverbの Amountの変更

参考

最終更新:2025年03月15日 22:01