SuperSawの作り方
このページでは、
GMSでSuperSawを作る方法について説明します。
SuperSawの作り方
パラメータの初期化
まずはパラメータを初期化するためにこのあたりをクリックしてプリセットライブラリを表示します。
"User > Default" を選んでパラメータを初期化します。
なおデフォルトのプリセットを ▼ボタンから「Save as preset」で保存しておくと右上の "Presets" から初期化できるようになって便利です。
なお GMS にはコンプがないので、
ミキサートラックに Soundgoodizer (または他のコンプ) をインサートしておくのがおすすめです。
Unison設定
SuperSawおなじみのUnison設定は以下のとおりです。
- Voices: 8
- Stereo: 0.8%
- Detune: 0.5%
Detuneに関しては、好みでもう少し大きくしても良いと思います。なおDetuneを大きくするほど不安定で歪んだ音になります。
オシレーター設定
オシレーター |
波形 |
PITCH |
FINE |
MIX |
説明 |
1 |
Saw |
0 |
-15 |
- |
FINEを少し下げることでデチューン効果を強調 |
2 |
Saw |
+12 |
0 |
0.6% |
1オクターブ上に加えることで高温を強調 |
3 |
Sine |
-12 |
0 |
0.3% |
1オクターブ下に足して低音を補強 |
- |
ノイズ |
- |
- |
0.1% |
ノイズを少しだけ加えてバランスを補強 |
Filter設定
CUTOFFを "0.7%" にして高音を削ります。そしてRESは "0.1%" にして音を少し歪ませます。
アタックが弱くなってしまうので "KBD: ON" にして立ち上がりの音を少し残します。
DIST (ディストーション) 設定
DISTをクリックしてディストーションの設定を開きます。
初期状態では無効なので、右下の「GLUE」を点灯させて有効化します。
そしてPARAM Xを 0.25%、PARAM Yを 1.0% にして少しだけディストーションをかけます。
LPF (ローパスフィルター) 設定
LPFをクリックしてローパスフィルターを設定します。GLUEをクリックして有効化します。
PARAM X: 0.95%、PARAM Y: 0.7% で少しだけ高域をカットしました。
ECHO (ディレイ) 設定
ECHOをクリックしてディレイの設定をします。GLUEをクリックして有効化しておきます。
PARAM X: 0.65%、PARAM Y: 0.7%、LFO Rateを「1/1 (4分音符ディレイ」にします。
LFO Rateはフレーズによって、「3/4」「1/2」と細かくしても良いと思います。
RERB (リバーブ) 設定
RERB (リバーブ) をクリックして、GLUEを有効化します。
PARAM X: 0.75%、PARAM Y: 0.6% としてやや強めのリバーブとなっています。
RM (リングモジュレーション) の有効化
Modulation設定から「2 to 1 RM」を ON にして、オシレーター2をオシレーター1で周波数モジュレーションします。
それと Filter Envelopeの設定を忘れていたので、設定しておきます。
そして Amountを0.7%、Filter Envelope設定から DECを 0.4、AMNT を 0.1% にします。
より激しい音にする場合は、AMNTの値を大きくしても良いと思います。
EQ設定
最後にイコライザーの設定です。
イコライザーは「MIDI/EQ」をクリックします。
ENABLEをONにしてイコライザーを有効にします。
- LOW: -6dB
- SEMI: -4dB
- MIDDLE: +2dB
- Treble: +2dB
- High: -2dB
としました。
作成したプリセット
最終更新:2025年03月16日 16:01