PoiZoneを使ったSuperSawの作り方
このページでは
PoiZoneを使ってSuperSawを作る方法を書きます。
SuperSawの作り方
プリセットの初期化
まずは Presetsの▼ボタンから "Default" を選んでプリセットを初期化します。
それと
ミキサーに Soundgoodizerなどのコンプをインサートしておきます。
オシレーターの設定
オシレーターはデフォルトがSaw波なのでバランスとピッチだけ変更します。
"BALANCE > OSC" を "60%" にします。これは A:B = 40%:60% で混ぜる設定です。
そして "OSCILLATOR B" の "PITCH" を 186 にします。これは1オクターブ上のピッチです(PoiZoneはピッチについて 116 を基準として 1オクターブ上が +70 であるためこの値となります)
それと "DETUNE" の値を 60 にします。
ユニゾン設定
UNISONを "16" に増やしてSaw波を増やします。
UNISON DETUNE を 30%、UNISON PAN を 80% にします。
このあたりは好みで増やしても良いと思います。
これでSuperSawとしての音は完成ですが、エフェクトやカットオフで少し調整します。
ディレイとコーラス
DELAYのところのONにチェックを入れてディレイを有効にします。好みで FDBK (フィードバック) を増やします。
またコーラスにチェックを淹れてコーラスを有効にします。少しパラメータは小さくした方が良いかもしれません。
トランスゲート
TranceでのSuperSawといえばトランスゲートです。
WETの値を100%にして、音を鳴らすとリズムを刻むフレーズとなります。
これは右側にある「PATTERN」という部分で作られるシーケンスフレーズです。ここが赤くなっているところが音がなる部分です。
なお "TMP SYNC" が "1/32" なので、32分音符の細かさのステップとなるため、16ステップで2少節分となります。
ちなみにこのゲートエフェクトは GrossBeat のデフォルトプリセットに含まれる "Trance Gt 1" と同じ効果です。
つまり、PoiZoneの "PATTERN" で赤い丸を連続するとゲートがつながりこのようなゲートエフェクトとなります。
ゲートエフェクトは好みで有効・無効を設定します。
カットオフの設定
最後にカットオフを設定します。
FILTERセクションから CUTOFF を 70%、RESO を 15% に設定します。
またENVELOPE (CUTOFF) から AMOUNT を 40%、D (Decay) を 800ms にします。
それ以外は一番下までツマミを移動させます。
そして、AMPLIFIERの D (Decay) を 1500ms、R (Release) を 50ms にします。
GAINの調整
少し音が大きくなってしまったので、GAINを -10dB に減らしました。
ノイズの追加
それと音の味付けとして、ノイズを足しておきます。15%ほどで良いと思います。
作成したプリセット
最終更新:2025年03月20日 19:57