ハイハイ【人を小バカにしたような、よくない返事】
いつもたくさんの仕事を抱えているC&Aだから、スタッフと打ち合わせすることも山のよう。
チャゲは人の話を聞いていないようなそぶりを見せながらも、実はしっかり頭に入っていて、打ち合わせしたことをきちんと守る。
飛鳥は人の話を聞いているようなそぶりを見せながらも、実は頭の中は違うことを考えていることが多く、打ち合わせしたことを守れない。そんなときの飛鳥の返事は「ハイハイ」。この「ハイハイ」にだまされ、スタッフが次に仕事を進めると、そりゃもう大変。
飛鳥と打ち合わせするときは、「ハイ」という返事が出るまで引き下がっちゃいけないことを、身近なスタッフは教訓としている。
歯痛【はいた】
小学生の頃、親子そろって歯コンクールで優勝したチャゲ。歯に関しては絶大なる自信をもち、本人は一生虫歯と無縁だと思っていた。しかし20歳になって生まれて初めて虫歯が出現。それもかなり悪化していて、お湯を口に含んで痛みを麻痺させながら歯医者へ駆け込んだ経験がある。あのときの痛みはもうゴメンと、以来朝晩の歯磨きは欠かさず、大切に歯を保存している。
一方、飛鳥は子どもの頃から歯が弱く、小学2年生から現在の33歳になるまで、歯医者と縁が切れたことがない。集中的に治療すれば治るのに、1回通院したきり、1~2年間そのまま行かないというのにも原因があるのだが。それにしても先天的に歯は弱い。カルシウム不足をチラリと考えたこともあるが、母親のお腹にいるときからどうやら不足していたらしく、すっかりカルシウムを吸収できない体質になって、歯が弱くなってしまったらしい。
女性ファンのみなさん。チャゲのような歯の丈夫な子どもを産みたければ、妊娠初期からガンガン小魚を食べましょう。
博多【C&Aの生まれ故郷】
チャゲと飛鳥は御存知博多出身。デビュー当時、いろーんな雑誌社の人から"博多出身のデュオ"というコピーをつけられ、ファンクラブの初期の会報誌まで"博多っこ"にして、博多出身を前面に押し出していた。
しかし、今にしてふと飛鳥は思う。
確かに飛鳥は博多で生まれた。でも、チャゲは小倉出身だ。博多に生まれても育ってもいない。なのになぜ、博多博多と言うのか。なんなんだろう、あいつ…。
きっと周りの人から"博多"と言われすぎて、気分がそうなってしまったんじゃないか。つまり、出身地便乗型。まあいいさ、今さら。
飛鳥は10年以上出身地をズラしていたおちゃめなチャゲの横顔に微笑むだけ。
バーカ【C&Aが年下のスタッフに言う口グセ】
スタッフがボケをかますと、即座にC&Aの"バーカ攻撃"がはじまる。その場に居合わせた部外者は、なんてきついアーティストなんだろうとガクゼンとするが、二人が言う「バーカ」は、博多弁の愛情のこもったけなし言葉なのである。ニュアンスとして、大阪弁の「アホッ」と近いものがあるだろう。
しかし「バーカ」と伸ばしているうちはいいが、「バカッ」になると本気なので注意が必要。
はじまりはいつも雨【ロングランヒット中】
飛鳥ソロ3作目にして大ヒットした作品。ソロアルバム『SCENE II』もよろしく。
八曜社【アーティスト本で有名な出版社】
『PRIDE I・II』『けれど空は青』を出版している会社。担当の長谷川氏は、次回作の企画をC&Aに持ちこみ、あれやこれやとアイディアを出してはいるが、今のところ次のC&Aの単行本の予定はない。
ちなみにこの長谷川氏、本当にいい人間だが、昨年、ロンドン最大のディスコ"ヒッポロドーム"で何かを振り払うかの如く踊りまくり、その様を見ていたスタッフは、彼の解消できないストレスの多さを痛感した。
原理事【ヤマハの偉い人】
日夜C&Aの為に一生懸命仕事をして下さっているヤマハ音楽振興会の理事です。
昔の二枚目タイプで、わりといい男。きっともてるでしょう。
ハンターチャンス【午前中の密かな楽しみ】
夜、仕事をすることが多いので、朝はだいたい午前10時に起床する飛鳥。午前中は眠気が覚めずボーッとしているが、最近、頭をシャキッとさせる方法を得た。テレビ朝日系列で放映している『百万円クイズハンター』を見ることだ。柳生博さんが司会で、解答者はほとんど主婦。簡単な出題ばかりだが、眠気を覚ますにはもってこい。
今朝も飛鳥はテレビに向かって叫ぶ。「ハンターチャンス!」今、彼がもっとも欲しいのが、ゴールデンハンマーである。
バンザイ【一人じゃ恥ずかしくてできない】
数年前まで、コンサートが終了するたびに会場で「バンザイ」コールが出て、終わったあともとてもにぎやかだった。現在はなくなって、すでに伝説と化したが、飛鳥はまたまたふと思う。あれはなんだったんだろう。誰がやり出したんだろう。
そして結論。発生源は、やっぱりチャゲだった。
最終更新:2025年06月23日 22:02