ワイワイガヤガヤ【うるさい様子】
テンションが高いときのチャゲと飛鳥は本当によくしゃべる。これにまたテンションの高いスタッフが加わったりすると、ワイワイガヤガヤと人の迷惑をかえりみず、やかましいったらありゃしない。このワイワイガヤガヤの中心人物のくせに、突然その場を客観的にみて「おまえら本当にうるさいよ」と上に立って注意する癖を、チャゲは絶対直したほうがいいと思う。
和久井映見【C&Aが現在夢中の女優】
デビュー当時から様々なアイドルと、勝手にかつ一方的に浮名を流して喜んでいた二人。好みのタイプが違うため、二人同時に同じ人を好きになることはまずなく、あってもどちらかが譲るという美しい姿勢を見せていた。しかし、この度の和久井映見に関してはお互いが一歩も譲らず、火花を散らし合っている。もちろん彼女はC&Aが騒いでいることを知りもしない。ところで、この件に関してチャゲが飛鳥に言いたいことがあるらしい。
「間違えるな飛鳥。最初に好きになったのはオレなんだ。自分が彼女の魅力を発見したような口をきくな。わかったか。たのむ」
勝手にやってろ。
わからん【つっけんどんで無機質な答え方】
レコーディングの際、どういくべきかを迷ったときに、一緒に考えるのがディレクターの山里剛氏なのであるが、疲れていたり、面倒くさかったりすると、彼はすぐに「わからん」と言い放つ。言い換えれば、山里剛氏がC&Aにそっぽをむく言葉でもある。今回のレコーディングでも3~4回はこの言葉を吐いてくれて、チャゲ、飛鳥とともに山里本人までも途方に暮れてしまうことがしばしばあった。
忘れ物【してはいけないこと】
チャゲは絶対忘れ物をしない。小学生のときランドセルを学校に忘れた記憶があるが、それ以降はしていない。飛鳥はよく忘れ物をする。忘れたことをごまかそうと「盗まれた」と言い訳するが今はもう通用しない。
ところで、最近女性スタッフのひとりがチャゲの帽子を忘れ、そっちのほうが印象深い出来事だったりしたので、飛鳥は忘れ物が多いというイメージは薄れてしまっている。飛鳥はその女性スタッフに感謝すべきである。
私よ【チャゲの嫌いな言葉】
深夜、柴田家の電話が鳴る。ツルルル、ツルルル…。
「もしもし、柴田です」
「あっ、チャゲ?私よ」
「はい?えーと、どちら様でしょうか」
「うふふ、私よ、わ・た・し」
柴田は息を呑む。頭の中の電話帳がバラバラとめくれる。
「いやだー、私だってばぁー。忘れちゃったのー?」
わからない。いったい誰だ。声に聞き覚えがあるような、ないような。知っている女の顔が次から次へと浮かぶ。あいつでもない、こいつでもない。ああ、誰だ、「私よ」というおまえは誰だー!!
心をかき乱す、「私よ」ではじまるこの手の電話が、世の中でいちばん嫌いなチャゲであった。
渡辺徹二【お待たせしました。やっと登場です】
デビュー当時はマネージャーではなく、宣伝課の渡辺としてC&Aに関わっていたナベさん。あるときの会議でマネージャーの辞令が発令。本人の意志とは関係なく、C&Aと行動をともにすることになった。ちなみに辞令が出されたとき、即答しなかった事実をチャゲも飛鳥も知っている。
以来14年間に渡ってC&Aとは二人三脚のコンビネーションで、あらゆる仕事に取り組んできた。現在はリアルキャストの専務であり、チーフマネージャーであり、現場のプロデューサーでもありと、その場その場で立場をうまく使い分けている。
本誌の巻末エッセイなどの印象で、怖い人、厳しい人などの色が濃く出てしまっているが、本当はC&A同様、おちゃめな一面をもつ。「困ったなー、本当はこんなキャラクターじゃないのになー」と言いながら、色を合わせるためについ文が辛口になってしまう事実も、チャゲと飛鳥は知っている。
わっ!【無邪気でくだらないおどかしっこ】
撮影の待ち時間などで退屈になるとムズムズしてくるのがチャゲと飛鳥。何かをしでかしてウキウキとしてみたいと思うのだが、考えるのがめんどくさいときもある。そんなときは、通りがかった人に大声で「わっ!」っとやってみる。職業柄、声はでかい二人。やられたほうはびっくりして「わっ!」。「わっ!」「わっ!」の連続で気分を爽快にしているチャゲと飛鳥であった。
(笑)【うひゃひゃひゃー】
いろいろな雑誌からインタビューを受けているC&A。とても真剣にインタビューに臨んでいるつもりなのに、いざ記事になってみると、やけに目立つのが(笑)マーク。特にチャゲの言葉のあとに多く、ときには(爆笑)なんてのにもなっちゃって、そんなにオレはインタビュー中に笑っているのかと反省したりしている。今、チャゲは記事から(笑)マークをひとつでも減らすことを目標としている。ところで、この(笑)マークを見た読者のみなさんは、一緒になって「あっはっはっー」と笑っているのかどうかを疑問に思っている。また、(笑)があって、なぜ(怒)(悲)(泣)などがないのか、これもまた疑問に思っている。
わりと好きよ【チャゲの口癖】
チャゲがよく使う曖昧な表現。曖昧だけれど、チャゲなりの意味があるらしい。
「ものすごく好きってのと、好きのちょっと上くらいの間って感じかな」
でも、ものすんごく好きなんだけど、認めると悔しいもんだから、「わりと好きよ」と言って逃げているのも知っている。
わりばし【木でできたチョップスティック】
2~3年前、何を思ったかチャゲがいきなりわりばしを使わないと宣言をした。当時、世の中はエコロジーが叫ばれ、木を削って作るわりばしは地球の大事な資源を破壊すると、わりばし追放を唱えていた人々がいた。その考えにチャゲも乗っかって、わりばしを使う飛鳥をにらみながら、ラーメンをフォークで食べたりしていた。
しかし、わりばしは木を削って作るものではなく、木の屑を集めた、いわばリサイクル用品のひとつである。それを知ったチャゲは即座に考えを改める。「やっぱりソバやラーメンはわりばしじゃないとなぁー」。それだけならいいが、うまくパキッと割れないと縁起が悪いと言って、何本も無駄にしていることを飛鳥は知っている。極端すぎる。
わんこそば【盛岡名物そば食い競争】
数年前のツアーで盛岡に行ったときのこと。バンドメンバーとともに、わんこそば屋へくりだした。最初は楽しみながら穏やかに食べていたのだが、当時のベーシストの恵美ちゃんと飛鳥がいつのまにか熱くなっちゃって、気がつけば競い合っているではないか。バンドリーダー近藤氏の「立場を考えろ」の注意にも耳をかさず、恵美ちゃんは飛鳥相手に決してペースを崩さない。結局、76杯をたいらげた恵美ちゃんが優勝。4杯差で負けた飛鳥は死ぬほど悔しがったものだった。
最終更新:2025年06月23日 22:08