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  • 新ジャンル「幼女980円(税)」SSまとめ@wiki
  • 富男の幼女日記3

新ジャンル「幼女980円(税)」SSまとめ@wiki

富男の幼女日記3

最終更新:2008年03月05日 13:24

匿名ユーザー

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メンバー限定 登録/ログイン
834 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/02/29(金) 23:47:47.28 ID:maJXL7U0
~富男の幼女日記、恋人達のミッドナイト、ホワイトアウト~ ぱーと34

富男「う・・・わ・・・す、すみません・・・」

俺は力の入らぬ体で、何とか言葉を捻り出す

オバ「・・・・・・はぁ・・・坊ちゃまの匂い・・・堪らない・・・///」
あやめ「あ・・・私・・・もう・・・///」

くちゅくちゅ・・・

富男「!!」

何と、オバさんは自らの割れ目を愛撫し始めた!

オバ「あ、うん・・・坊ちゃま・・・ワタクシ・・・あ・・・もう・・・欲しい・・・」

あやめ「お兄様・・・私も・・・我慢・・・できないよぅ・・・///」

あやめは太ももを擦り合わせている・・・

富男「・・・・・・・・」

目の前の、この世の物とは思えない程に秀麗で淫靡な光景に
俺の心の奥底にある何かがプツリと切れた・・・

もう、罪悪感とかどうでも良いや!!
行く所まで行ってしまえい!!!
835 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/02/29(金) 23:49:16.16 ID:maJXL7U0
~富男の幼女日記、恋人達のミッドナイト、ホワイトアウト~ ぱーと35
俺の欲望はもう止められなかった・・・

あやめ・・・オバさん・・・どちらから味わおう・・・

俺は悩ましい選択に突き当たる・・・

そうだ!どちらも同時に味わってしまえ!

俺は二人に手を片方ずつ伸ばし・・・
そして、あやめとオバさんの胸を片方ずつ触る・・・

オバさんの豊かな胸は柔らかく、程よい重みが心地よい
あやねの幼い胸は適度に張りが有り、プリンの様にプリプリで気持ち良い

二人の胸を揉みしだく・・・

オバ「あ、あんぅ・・・」
あやめ「ひゃ・・・んんっ・・・」

しばらく、二人の胸を揉んだ後・・・
俺は試みにあやめの乳首を舐めてみる・・・

ぺろぺろ

あやめ「あ・・・うぅん・・・」

一舐めすると、口の中に甘い香りが広がる・・・

富男「いい香りだ・・・ぺろ」
オバ「ふふっ・・・美味しそう・・・あやめ様・・・ワタクシもお舐めしますわ・・・」

オバさんは、怪しげな笑みを浮かべた・・・
二人であやめの乳首をいじめる・・・

あやめ「ひゃああ!だ、だめぇぇ!おっぱい溶けちゃうぅ!!」

あやめは背をのけ反らせて快感に身を任せる・・・

俺はふと、オバさんの胸が、オバさんが動く度にぷるぷると揺れる事が目に付いた・・・

富男「こっちも美味しそうだ・・・」

俺はオバさんの乳首に下から吸い付いた・・・
チューチュー

オバ「んんっ!坊ちゃま!吸い付きが強くて・・・ああっ!」
富男「うわぁ・・・オバさんのおっぱいも美味しいですよ・・・?」

二人のおっぱいをある程度堪能すると・・・
俺は二人を並べて、座らせた・・・
836 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/02/29(金) 23:50:21.48 ID:maJXL7U0
~富男の幼女日記、恋人達のミッドナイト、ホワイトアウト~ ぱーと36

富男「ほら・・・二人とも・・・自分で広げて・・・」
オバ「・・・はい・・・///」
あやめ「は、恥ずかしいよぅ・・・///」

オバさんはすぐさまM字開脚の形をとり、両手を太ももの外側から股間の方へ入れ込み
自らの大陰唇を、その綺麗な指で広げる・・・くぱぁ・・・

綺麗なサーモンピンクだ・・・

まさに、神秘的な光景である・・・
粘膜がヌラヌラと光沢を放ち、女性の熱気に満ちている様だった・・・

俺はオバさんのそれをじっくりと見てから
あやめの方に視線を向ける・・・

あやめは、オバさんを真似て同じ様にM字開脚の姿勢をとった

富男「さあ、広げてごらん?」
あやめ「・・・・・・・・はい///」

あやめは恥ずかしがりながら、割れ目を左右に広げた・・・くぱぁ・・・

まだ小さなその割れ目は、ねっとりと潤んで・・・
愛液を垂れ流している・・・

俺は二人の神秘の世界を交互に眺めて・・・

富男「さて・・・二人のココはどんな味がするのかな?」

先ず、オバさんのそこから舐めていく・・・

ぺろぺろ

オバ「ああっ!・・・い、良いぃ!・・・あん!」
富男「ぺろ・・・じゅる・・・じゅば、じゅぶ・・・れろれろ・・・じゅるる!」
オバ「うんぁ!・・・そんなに激しくされたら・・・ワタクシ・・・あ、いっちゃいそうぅ!!」

俺はオバさんをイカさんと、さらに激しく舐めしゃぶる!

富男「ジュル、じゅぶ、ズルル、ジュジュップ・・・ジュジュジュジュジュジュルーー!!!」
オバ「あ、あぅ!!・・・い!あうぅ!!・・・あああああああああああああああああ!!!!」

オバさんは大きくのけ反り、ビクンビクンと震えて絶頂に達した
オバさんの部分からは大量の愛液が吹き出している・・・

オバ「あ・・・はぁ・・・う・・・あ・・・」

オバさんはぐったりと床に横になった・・・
837 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/02/29(金) 23:51:23.38 ID:maJXL7U0
~富男の幼女日記、恋人達のミッドナイト、ホワイトアウト~ ぱーと37

次はあやめだ・・・

俺はあやめの方に向き直る

あやめ「お兄様ぁ・・・私・・・切ないようぅ・・・///」
富男「今、楽にしてやる・・・」

あやめの部分まで顔を降ろす・・・

あやめ「あ・・・あんまり・・・見ないで下さい・・・///」
富男「いや、よく見させてもらうよ・・・」
あやめ「うぅ・・・いじわる・・・///」

ぺろ

あやめ「ひゃうぅ!」

俺はあやめの割れ目を上下に舐め回す
どんどん溢れ来る愛液を、俺は舐め吸う・・・

富男「ふふっ・・・オバさんとあやめ・・・味が違って美味しいよ・・・」
あやめ「やぁ・・・そんなの・・・飲んだら・・・汚いですよぅ・・・///」
富男「君に汚い所なんて無いさ・・・ぺろぺろぺろ、ちゅ、チュバ・・・チュー!」

あやめの部分に激しく吸い付く

あやめ「ん!ああっ!!あ・・・頭真っ白になるぅぅぅぅ!!!」

あやめの部分がヒクヒクとわななき出す・・・
俺はさらに激しく吸い付く・・・

富男「ペロペロペロペロペロペロ・・・じゅるじゅるチュバじゅる・・・ジューーー!!!」

あやめ「ああっ!!来るぅ!!何か来ちゃうう!!!んっ、あ・・・ああああああああああああああああああ!!!!!」

あやめは体をビクンと震わせ、手足をピンと伸ばして絶頂に達した・・・
それと同時に、あやめの割れ目の中から透明な液体が飛び出す・・・

ビクンビクン

プシャアアアアアアア!

あやめはガクガクと震えて床に横たわる・・・
そして、熱っぽい表情で告げる・・・
838 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/02/29(金) 23:53:07.90 ID:maJXL7U0
~富男の幼女日記、恋人達のミッドナイト、ホワイトアウト~ ぱーと38

あやめ「お兄様・・・私の・・・はぁ・・・初めても・・・貰ってください・・・///」
富男「ああ・・・分かった・・・」

俺はあやめの両足を持ち、左右に広げる・・・

富男「入れるぞ?」
あやめ「はい・・・///」

そして、紳士をあやめの割れ目に侵入させる・・・

チュク・・・ズッ・・・ズプッ・・・

あやめ「あ・・・うあぁ!・・・ジンジンするよぅ・・・」
富男「う・・・きついな・・・一気に行くぞ?」
あやめ「・・・・・・はい・・・」

ズプ・・・ズププ・・・ズ・・・

俺はあやめの足を掴み、力を込める・・・

ズ・・・ズ・・・ズ・・・ズププ・・・ズ・・・ズリュ・・・

紳士はあやめの初めての証に突き当たる・・・

ズ・・・ズ・・・ズ・・・

あやめ「あああああ!痛い!痛いいいいい!!!」
富男「もう少し・・・我慢してくれ・・・!はぁ!!」

ズ・・・ズリュ!!

紳士はある一瞬を境に、一気にあやめの中に侵入した!
839 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/02/29(金) 23:54:33.68 ID:maJXL7U0
~富男の幼女日記、恋人達のミッドナイト、ホワイトアウト~ ぱーと39

あやめ「あああっ!!!!」

風呂場にあやめの声が響き渡る・・・

富男「クッ、はぁっ!し、締まるぅ・・・!」

あやねの中はウネウネして締まり、暖かく、紳士にチューチューと吸い付いてくる・・・

やっとあやめの中にはいれた時、オバさんが起き上がった・・・
そして、こちらを向く・・・

オバ「はぁ・・・はぁ・・・あやめ様・・・大丈夫ですか?」
あやめ「い、痛いです・・・」
オバ「坊ちゃまを信じて・・・頑張って・・・」
富男「しばらく、このままで居るからな?」

俺はそう言ってあやめに優しくキスする・・・

あやめ「ん・・・んあ・・・ちゅ・・・ぷはぁ・・・///」
富男「落ち着いたら言ってくれよ?」
あやめ「・・・はい・・・///」
オバ「ふふっ・・・坊ちゃま・・・優しいですわ・・・ご褒美ですわ♪チュ」

オバさんは、俺に優しくキスしてくれた・・・

あやめの中の気持ち良さと、キスの気持ち良さが相まって・・・
紳士が快感に震え・・・ビクンと跳ねる・・・

あやめ「は・・・はん!・・・お、お兄様のが・・・私の中で震えてる・・・///」
富男「あ・・・う・・・す、スマン・・・気持ち良くて・・・つい・・・」
あやめ「・・・う・・・動いても・・・良いですよ?///」
富男「で、でも・・・大丈夫か・・・?」
あやめ「はい・・・大丈夫です・・・動いて・・・下さい・・・///」
富男「分かった・・・動くよ・・・?」
オバ「坊ちゃま・・・優しく・・・包み込む様に・・・ですわ」
富男「やってみます・・・」

俺はゆっくりとピストンを開始した・・・

ジュプ・・・ジュプ・・・ジュプ・・・ジュプ・・・

出し入れの度に愛液が溢れ出す・・・

あやめ「あ・・・わ、私・・・体の芯が・・・じんじんするぅ・・・!」
オバ「いいわ・・・あやめ様・・・その調子ですわ・・・」
富男「う、うぅぅ!す、すごい締め付けだ・・・!」

俺は、余りの気持ち良さに、腰が勝手に動き出し始めた
840 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/02/29(金) 23:55:50.82 ID:maJXL7U0
~富男の幼女日記、恋人達のミッドナイト、ホワイトアウト~ ぱーと40

富男「あ・・・ダメだ!・・・腰が!腰が勝手に動くっ!」
あやめ「わ・・・私・・・私も・・・勝手にぃ・・・」

気付けば、あやめも激しく腰を動かしている・・・

オバ「はぁ・・・激しいですわ・・・あ・・・ワタクシも・・・切なく・・・なる・・・ん・・・」

オバさんも自らの割れ目を愛撫している・・・

激しく腰を動かす

あやめ「あっ・・・来る!んっ!・・・あん・・・また・・・あっ、何か・・・きちゃうぅぅぅ!!!!!」
富男「お、俺も・・・俺も行きそうだ!!」

あやめ「あっ!あっ!あんっ!!んあ!・・・はぁん!・・・あああああああああああああああああああ!!!!!!」
富男「くはぁああああ!い、いくううううう!!!」

ドクン!ドクン!ドクン!!

ビュル!ビュル!ビュル!!

俺はあやめの中に全て吐き出した・・・

あやめ「んあ・・・ん・・・あふ・・・はぁ・・・はぁ・・・」

あやめは再び絶頂に達して、最早、力なくグタっと横たわる・・・

ずりゅ・・・

俺は紳士をあやめから引き抜く・・・

ぴとっ・・・

引き抜いたその刹那、また、新たな感覚が紳士に走る・・・
841 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/02/29(金) 23:57:14.12 ID:maJXL7U0
~富男の幼女日記、恋人達のミッドナイト、ホワイトアウト~ ぱーと41

オバ「んふふっ・・・今度はワタクシの番ですわね♪」

オバさんが紳士を掴んで、自らの割れ目にあてがっている・・・

富男「お、オバさん?・・・俺、今いったばかりなんですが・・・?」

とは言ったものの、俺はオバさんの胸、割れ目が目に付いて・・・
何と、何事も無かったかのように、またもや紳士がやってくれた・・・

オバ「!・・・ふふっ・・・やっぱり・・・元気ですわね~♪」
富男「ははは・・・元気ですね・・・」
オバ「・・・坊ちゃま・・・入れて・・・くださいな・・・///」
富男「はい・・・」

俺は、オバさんの足を掴むと、割れ目に紳士を押し込んでゆく・・・

ズッ・・・ズプッ・・・ズププッ・・・

あやめとは違い、そこまできつくもなく、スムーズに入ってゆく・・・
だがしかし・・・暖かくて・・・ウネウネと、まるで意思が有るかのように
俺の紳士に絡み付くオバさんの中は、あやめに負けず気持ち良い・・・

俺の腰は例の如く勝手に動き出した・・・

富男「んっ・・・くはぁ!!」

ズップズップズップ!

オバ「もっとぉ!もっと奥!!突いてぇぇ!!!」

ズンズンズン!!

俺の紳士と、オバさんの奥の淑女がキスを交わしている

富男「あっ!くぁあああ!」
オバ「あっ!ああん!!良い!気持ち良いぃぃ!!!」

オバさんも下から腰を激しく動かす・・・

俺とオバさんの腰が激しくぶつかり合う・・・
842 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/02/29(金) 23:58:25.02 ID:maJXL7U0
~富男の幼女日記、恋人達のミッドナイト、ホワイトアウト~ ぱーと42

オバ「あ!ああんっ!!い・・・良いっ!!いくっ!!ひゃああ!!!いっちゃうう!!!」
富男「お、俺も・・・!で!でる!!もう!でるぅっ!!」
オバ「な、なかに!なかにだしてえええええええええ!!!!!」
富男「うっ!くっ!でる!!くっ・・・うあああああああああ!!!」

ドクンドクンドクン!

ビュルビュルビュル!!!

もう4回目だと言うのに、俺の紳士は大量のホワイトリカーを吹き出す!

オバ「あああっ!!坊ちゃまの・・・熱い!熱くて・・・はっ、くぅ・・・ああああああああああああああああああ!!!!」

オバさんは俺に一歩遅れて体を激しく震わして絶頂に達した!

オバ「あ・・・あふぁ・・・坊ちゃま・・・チュ・・・ん・・・んぅ・・・」

オバさんは俺にキスしてくれる・・・

俺達は舌を絡ませ合った・・・
843 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/02/29(金) 23:59:13.03 ID:maJXL7U0
~富男の幼女日記、恋人達のミッドナイト、ホワイトアウト~ ぱーと43

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15分後

俺たちは三人で浴槽につかっていた・・・

俺を真ん中に、右にあやめ、左にオバさんが座っている・・・

富男「なんか・・・わるかったな・・・最後は、結局、情欲に流されたし・・・」
あやめ「・・・本当ですよ!私と結婚するって言っておきながらぁ・・・」
富男「ぐはっ・・・す、すまん!!」
オバ「あ、あのですね・・・あやめ様、あれはワタクシが迫って・・・」
あやめ「分かってます。・・・良いんです・・・オバさまなら仕方ないと思います・・・。私なんかよりずっと長い間・・・お兄様の事・・・想ってたんですよね・・・」
オバ「あ・・・・あやめ様ぁ・・・(感涙)」
あやめ「それに・・・お兄様の初めて・・・もらえましたから・・・///」
富男「・・・・・・・・///」
オバ「ほほほっ、若いって良いですわねぇ~♪」
富男「さっきの態度からすれば、普段のオバさんは冗談みたいですね・・・」
オバ「ええ、真剣になると、ああなってしまうんですよねぇ~・・・」
富男「はぁ・・・」
オバ「う~ん!さて、明日は早朝に出発しますので、そろそろ寝ませんとね!」

オバさんが伸びをしながら言った・・・
しかし、本当に40に見えん人だ・・・

あやめ「そうですね!・・・ドキドキして眠れそうに無いですけど・・・」
富男「うっし!じゃあ、寝ますか!!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

こうして、波乱のお風呂タイムはやっと終わり・・・
俺達は眠りに就いたのだった・・・
844 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/03/01(土) 00:01:24.61 ID:exm2dvI0
~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと1

翌日・・・早朝・・・・・・・

遠くで音がする・・・

「・・・様!・・・・・・さい!!」

富男「ん~??スースー」

眠い・・・

「お・・・・様・・・・さい!!」

富男「う~ん・・・スースー」

眠い・・・

「むぅ・・・・・」

ドスン!!

富男「ぐぼはぁあああ!!」

腹に強い衝撃!!
俺は身の危険を感じ、やっと目を覚ました・・・

975 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/03/02(日) 18:45:20.07 ID:6Ze09NI0
~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと2

あやめ「お兄様!起きてくださ・・・・・」
富男「ぐほっ・・・げはっ・・・」
あやめ「わわっ!ご、ごめんなさい!大丈夫ですか!?」
富男「あ~・・・ぐはっ・・・何故か・・・腹が痛いが・・・まぁまぁ良い目覚めだ・・・」
あやめ「そ、そうですか・・・よ、良かったです・・・」
富男「おはよう・・・あやめ・・・」
あやめ「はいっ!おはようございます♪」
富男「よっしゃ・・・そんじゃ、起きるか!」
あやめ「はい!」

俺とあやめはリビングへと向かう・・・・

富男「さて・・・今日の朝飯、何にしようか?」
あやめ「・・・もう、とっくにオバ様が起きてますけど・・・」
富男「なっ!?だ、だってまだ5時半じゃないか!?」
あやめ「オバ様は4時、私は4時半に起きましたよ!・・・お兄様は寝ぼすけさんです・・・」
富男「うぐっ・・・!ま、全く反論出来なくて辛い・・・」
あやめ「・・・でも・・・お兄様のお世話するのも楽しいですから・・・えへへ♪」
富男「あやめ・・・///」
あやめ「ただ、一応、貸しにしておきますね♪」
富男「ええぇ!?」
あやめ「だから・・・その分、たくさん幸せにしてください・・・///」
富男「あやめ・・・///ああ!飽きるほど幸せにしてやらぁ!」
あやめ「えへへ///」
976 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/03/02(日) 18:47:17.57 ID:6Ze09NI0
~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと3

リビング・・・

オバ「あ!坊ちゃま~お早うございます~!」

トテテッ

オバさんは、俺を見つけるや否や、小走りにこちらに近付いて・・・

チュッ♡

富男「な!?」
オバ「ふふっ・・・お早うのキス・・・ですわ♪」
富男「お・・・ふぁ・・・///」
あやめ「あ~!!オバ様!ズルイですよぅ!」
オバ「ほほほ・・・あやめ様、油断は禁物ですわ~。何せ、ワタクシみたいな中年は、積極的でないと若い娘には敵いませんからねぇ~♪」
あやめ「むぅ・・・・・・お兄様!!」
富男「はひぃ?」
あやめ「んっ・・・///」

あやめは上を向いて唇を突き出している・・・
977 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/03/02(日) 18:48:18.81 ID:6Ze09NI0
~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと4

あやめ「ん~・・・キスゥ~///」

この上目遣い・・・勝てる奴が居たら会ってみてぇ・・・

富男「わ、わかた・・・・///」

チュ・・・

俺はあやめに口付ける・・・

ちゅく・・・ちゅっ・・・ちゅ・・・

あやめが舌を絡めてくる・・・

あやめ「んっ・・・ん・・・ぷはぁ・・・・・・お兄様///」
富男「・・・あやめ・・・///」
オバ「まぁ!こうなったら・・・ガサゴソ・・・富男さみゃ~あたしも欲しいにゃ~♪」
富男「ちょっ!オバさん!アンタそんなキャラじゃないじゃないですかっ!」
オバ「ふふふ・・・これこれ♪」チョイチョイ

オバさんは自分の頭を指差す・・・

そこには・・・いつの間にか・・・
978 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/03/02(日) 18:49:06.92 ID:6Ze09NI0
~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと5

富男「猫耳・・・?」
オバ「にゃ~♪」
あやめ「こ・・・これは・・・!」
富男「ネコミミメイド・・・キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
オバ「にゃにゃ♪流石にこの歳でこれは恥ずかしいにゃ♪///」
富男「40なのに若くて、しかもネコミミメイド・・・!!正に、ギャップのデパート!!」
オバ「今だけでも・・・アンって呼んでほしいにゃ~♪」
富男「呼びますとも!!アンさん萌え!!!」
オバ「富男さみゃに・・・初めて萌えて貰えたにゃ♪」
富男「アンさん!ここはご主人様でお願いしますよっ!!」
オバ「は~い♪ご主人さみゃ~♪」
富男「キタ━━(゚∀゚)⌒Y⌒(。A。)⌒Y⌒(゚∀゚)⌒Y⌒(。A。)⌒Y⌒(゚∀゚)━━!!!」
あやめ「オバ様・・・お兄様のツボをおさえてます・・・むぅ・・・負けないもん!」ドタドタ

あやめは自分の部屋に戻って行ったようだ・・・
979 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/03/02(日) 18:50:12.45 ID:6Ze09NI0
~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと6

オバ「・・・ご主人さみゃ~チューしてにゃ~///」
富男「・・・・・ゴクリ」

俺は徐々に唇を近づける・・・

あやめ「お兄様!私も見てください!」
富男「え?」

突然、大きめの声でそう言うあやめの方を反射的に見る

富男「!!!!!!」
980 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/03/02(日) 18:50:59.62 ID:6Ze09NI0
~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと7

そこに居たのは、白の上衣に赤の袴で身を包んだあやめの姿!!

富男「ロリ巫女キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
あやめ「お、お兄様の為に・・・異界からやって来たコン・・・///」

異界?コン?・・・まさか・・・

俺は恐る恐るあやめの頭に目を向ける・・・

富男「妖狐キタ━━(゚∀゚)⌒Y⌒(。A。)⌒Y⌒(゚∀゚)⌒Y⌒(。A。)⌒Y⌒(゚∀゚)━━!!!」

狐耳!!!!!

オバ「こ、これは手強いにゃ・・・」
あやめ「お兄様・・・私にもっとキスしてコン///」
オバ「ご主人さみゃ~♪」

その後、30分に亘って俺を巡るコスプレ紛争が勃発・・・
俺は危うく萌え氏にそうになった・・・
981 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/03/02(日) 18:51:54.23 ID:6Ze09NI0
~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと8

30分後・・・

食卓・・・

オバ「にゃにゃ♪必要以上に時間を食ってしまったにゃ♪」
富男「楽しそうに言わないで下さいよ・・・」
あやめ「ご飯も冷えたコン・・・」
富男「二人ともいつまでそうしているつもりですか?」
あやめ「ずっとこのままでも良いコン?」
オバ「こっちの方が面白いにゃん♪」
富男「いや・・・いい事はいいんですがね?このままじゃ、何と言うか・・・理性が持たないっていうか・・・終いには精神が崩壊しそうで怖いんですよ・・・」

オバ「起きる時、キツかったよにゃ~?もう、腰が立たにゃかったにゃ」
あやめ「本当ですコン・・・お兄様は絶倫過ぎるコン・・・///」
富男「って、話聞いてない上に、話がディープ過ぎますよぅ・・・」

・・・・

富男「はぁ~冷えてもこれ程美味しいとは・・・本気で店やれるな・・・これは・・・」
オバ「ほほほ・・・お世辞を言っても何も出ませんよ?・・・胸一杯の愛情くらいしか・・・」
富男「むしろ、出すぎですよ。と言うかお世辞じゃないですよ」
あやめ「えへへ♪でも、これが食べられる男の人は・・・お兄様だけですよ?///」
富男「キュン///・・・二人とも・・・本当にご馳走様!」
あやめ「はいっ!」
オバ「ほほほ、お粗末様ですわ!」
982 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/03/02(日) 18:54:11.51 ID:6Ze09NI0
~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと9

・・・・30分後・・・出発の時間・・・

富男「さて、二人とも・・・準備は済んだ?」
オバ「坊ちゃまが最後ですわ♪」
あやめ「お兄様、遅いです♪」
富男「す、すまん・・・」
あやめ「じゃあ、出発しましょう!」
富男「おう!」

俺たちは元気良く歩き出した!

オバ「ほほほ、歩いて行く気ですか?駅まで車で行きますわよ~」
富男「な・・・そうか・・・車で行かんと遠いよな・・・」
あやめ「えへへ・・・張り切りすぎました///」

かくして、俺達を乗せて最上級のベンツは走り出すのであった・・・

87 名前:SS@ビックバン[] 投稿日:2008/03/03(月) 22:55:47.13 ID:EflW.es0
~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと10

駅・・・

あやめ「はぁ~広いですねぇ・・・」
富男「あれ?駅は初めて?」
あやめ「はい!・・・あの・・・私、幼女の中でも出来は良くない方でしたから・・・待遇は余り良くなかったんです・・・」
オバ「・・・少し分かりますわ・・・ワタクシも自由に散歩したり、旅行したりなどと言う事が出来るようになったのは、坊ちゃまのご両親に仕えてからですもの・・・」
富男「・・・・・・」
あやめ「だから・・・お兄様・・・ありがとうございます・・・お兄様に出会わなければ・・・ずっと私は・・・」
富男「分かってる・・・もう言うな・・・俺はあやめの事も、オバさんの事も一生護ってみせるからな・・・!」
オバ「ふふっ、客観的に見ると頼りないですけど・・・何故か凄く頼もしいのは、坊ちゃまの不思議な所ですわね♪」
富男「たはは・・・ちゃんと客観的にも頼もしくなれる様、頑張るよ!」
あやめ「はい!頑張ってくださいね♪」
オバ「ほほほ、期待しないで待ってますわ~♪」

アナウンス「一番ホームに電車が参ります。白線の内側まで下がってお待ち下さい。」

富男「お!電車が来たようだぞ!」
あやめ「実は、ちゃんとした電車に乗るのも初めてだったりします♪」
オバ「まあ~それならきっと楽しいですわよ~♪流れ行く景色、美味しい駅弁、心地よい振動・・・電車の醍醐味ですわ~♪」
あやめ「わぁ~♪ワクワクします♪♪」
富男「ふふふ♪ニコニコ(両手に花状態でこんな旅が出来るなんて・・・素晴らしい事だねぇ///)」

93 名前:SS@ビックバン[] 投稿日:2008/03/04(火) 00:11:49.51 ID:EbphSS60
~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと11

・・・・・・・電車内・・・

あやめ「あはは~速い♪速~い♪」

あやめはハシャイでいる
もう、無邪気で可愛すぎる

オバ「~♪僕らを乗せ~て遠~くへ~♪僕らを乗せ~てみら~いへ~♪」

オバさんはあやめと一緒に景色を見て
どこかで聞いた様な鼻歌を歌っている
こちらも年齢に見合わず可愛くて困る・・・

俺はと言うと・・・
二人を眺めてニヤニヤしている・・・
俺きめぇwwww

流石にこの絶世の美女二人は周囲の注目を集めている様だった・・・

俺はちょっと見せ付ける様にラブラブしてみようとする・・・

オバ「ほほほ、坊ちゃまと遠出なんて何年振りでしょうか~楽しいですわ~♪」
あやめ「お兄様~見て見て♪あの山の景色すっごく綺麗ですよぅ~♪」

・・・・何だか周囲の妬みの視線が消えた様な気がした・・・・

95 名前:SS@ビックバン[] 投稿日:2008/03/04(火) 00:13:26.12 ID:EbphSS60
~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと12

・・・3時間後・・・到着・・・

東北・・・某都市・・・

あやめ「懐かしい・・・あの頃とは少し変わってしまいましたけど・・・」
富男「ここが・・・あやめの故郷か・・・」
オバ「・・・ここ数年、政府の打ち出したユニバーサルコアシティー集権政策によって、この都市は首都にも劣らぬ発展を遂げていますわね・・・」
あやめ「私の家は反対派でしたから・・・」
富男「いわゆる、制裁か・・・政治の世界は随分と過激だな・・・」
オバ「このご時勢ですもの・・・それに私達はその恩恵を受けていますしね・・・」
富男「難しい世の中だな・・・」
あやめ「あのぅ・・・とりあえず・・・難しい話は置いておきませんか?」
富男「あ、ああ、そうだな・・・すまない・・・」
オバ「では、行きましょう・・・」

俺達は街を歩む・・・

俺達の住む首都と同じくらい発展している・・・

ただ、景観は僅かに劣るだろうか・・・

まさに、コンクリートジャングルである・・・

オバ「情報によると・・・あやめ様のお母様は三級市民街区にお住まいの様ですわ」
あやめ「三級市民街区・・・」
富男「・・・ほとんどスラムの様な所じゃないか・・・」
オバ「ええ・・・」
あやめ「早く・・・早く行ってあげたいです・・・」
富男「そうだな、急ごう」

96 名前:SS@ビックバン[] 投稿日:2008/03/04(火) 00:16:00.11 ID:EbphSS60
94
正直、ホッとした・・・ww

97 名前:SS@ビックバン[] 投稿日:2008/03/04(火) 00:16:49.22 ID:EbphSS60
~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと13

三級市民街区・・・

ここは余り治安が良くない・・・

確かに日本は他の国と比べれば幾分か治安は良いのだが・・・
少なくとも、夜は出歩かない方が利口な街だ・・・

オバ「3丁目・・・5の19・・・あの角を曲がった所ですわね・・・」
富男「・・・」
あやめ「あの角の先に・・・お母様が居る・・・」

俺達はゆっくりと角を曲がる・・・

そこには、多少古びているものの、それなりに普通の家が有った・・・

富男「良し、先ずは俺が行って安全確認してくる・・・。オバさん、合図したらあやめを連れて来て下さい・・・」
オバ「りょうか・・・わかりましたわ」
富男「あやめ、お母さんの名前は?」
あやめ「“あざみ”です・・・」
富男「分かった」

俺は恐る恐るその家の玄関前に行く・・・

98 名前:SS@ビックバン[] 投稿日:2008/03/04(火) 00:17:46.19 ID:EbphSS60
~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと14

ピンポーン・・・

??「はい、どちら様でしょうか?」
富男「突然、申し訳御座いません・・・自分は富杉富男と申しますが・・・今、あざみさんという方を探しておりまして・・・ご存知ありませんか?」
??「・・・・・・ご用件は?」
富男「実は、あやめさんという方の依頼でその方を探しておりまして・・・」
??「!!・・・あなた・・・あやめとどういったご関係で?」
富男「こう言っては何ですが・・・本人同士で婚約した仲です」
??「!?こ、婚約?あの・・・あなた一体・・・」

インターホン越しだが感じる・・・
この態度・・・明らかに動揺している・・・

あやめを引き合わせてみよう・・・
オバさんに合図を出す・・・

富男「少々、お待ちを・・・」

あやめが来る・・・

あやめがインターホンに話し掛けた

99 名前:SS@ビックバン[] 投稿日:2008/03/04(火) 00:18:29.28 ID:EbphSS60
~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと15

あやめ「あ、あの・・・」
??「!!!そ、その声・・・は・・・」
あやめ「!!お母様!間違いない・・・お母様の声です!」
??「すみません!少々お待ちください!」

カチャ・・・

インターホンが切れる・・・

・・・・・

ガタガチャ・・・

ドアが開く・・・チェーンがかかり、僅かではあるが・・・

その隙間からあやめが覗く・・・

あやめ「お母様・・・?」
??「あやめ・・・あやめ!」

ガチャ・・・チェーンが開く・・・

あざみ「あやめ!嗚呼、本当に・・・あやめなのね・・・」

あやめのお母さんはあやめに抱き付く・・・

あやめ「お母様・・・お母様ぁ・・・グス」
あざみ「あやめ・・・ごめんね・・・ごめんね・・・」

大粒の雫を零しつつ・・・
互いの失われた時間を埋めあう様に抱き締めあう二人・・・

俺とオバさんは、そんな親子の再会を見守っていた・・・

100 名前:SS@ビックバン[] 投稿日:2008/03/04(火) 00:19:43.24 ID:EbphSS60
~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと16

・・・15分後・・・

あざみさん宅・・・

あざみ「まぁ、それでは、あやめは幼女として・・・」
富男「申し訳ありません・・・あやめさんを買う様な真似をしました」
あざみ「いいえ、とんでもありません・・・それが貴方であって本当に良かった。・・・あやめの顔・・・とても幸せそうです・・・。富男さん・・・本当にありがとうございます・・・」
富男「あ、いえ・・・///」

そう言って微笑むあざみさんの顔を見て・・・
俺は少なからずドキリとしてしまった・・・

肩まで伸ばした綺麗な黒髪・・・
正に、優美をそのまま人の形したような人だ・・・

この人は確かにあやめの母親である・・・
美しい所がそっくりさ!

101 名前:SS@ビックバン[] 投稿日:2008/03/04(火) 00:21:50.09 ID:EbphSS60
~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと17

あやめ「あのね・・・それで、お母様・・・私達と一緒に暮らしませんか?」
あざみ「え?」
富男「是非、自分からもお願いします!」
あざみ「ですが・・・私が行ってご迷惑では?」
オバ「こう見えても我が家は十分な経済的余裕があります。どうかご心配などなさらないで下さいな」
あざみ「そうですか・・・本当に願っても無い事で・・・」
あやめ「じゃあ・・・お母様・・・一緒に暮らしてくれるの!?」
あざみ「ええ、喜んで・・・。ただ・・・」
あやめ「ただ?」
あざみ「引っ越すにも、少ししなければならない事が有りまして・・・時間も掛かりますし・・・今すぐには・・・」
オバ「あの、我々もしばらく滞在出来ますし、あらゆるコネも有ります・・・宜しければご協力申し上げますわ」
あざみ「ええ、ありがとうございます・・・。その・・・この地を離れる前に・・・主人と息子の墓前に参りたいと思いまして・・・」
オバ「そうでしたか・・・」
富男「しかし、時間が掛かると言うことは・・・この近くでは無いのですか?」
あざみ「ええ、ここから少し離れた所にある、ディ伊山という山の山麓の霊園にあります」

102 名前:SS@ビックバン[] 投稿日:2008/03/04(火) 00:22:45.62 ID:EbphSS60
~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと18

あやめ「お母様!ディ伊山にお父様とお兄様のお墓が!?」
あざみ「ええ、苦労したけれど・・・なんとか・・・あの丘に葬る事ができたわ」
あやめ「お母様・・・。ごめんなさい・・・私・・・手助け出来なかった・・・」
あざみ「あやめは優しい子ね。でもね、あやめ・・・私はあなたが幸せであれば何より嬉いの。私は今とても嬉しい・・・。あなたが幸せそうに笑っているから・・・。それに、本当に謝るべきは私の方。ごめんね、あやめ・・・私はあなたを護りきれなかった。だから、あやめはそんな事言わなくていいの・・・。」
あやめ「お母様ぁ・・・グスッ」
富男「はは・・・あやめ、泣くくらいならお母さんに精一杯甘えろ。甘えられるのは幸せな事なんだからな!」
あやめ「ふぁい!」

あやめはあざみさんに抱き付く

そうそう、それがお前位の歳なら自然な事さ・・・

俺は心の中でそう呟くと、自然に頬が緩む
暖かくっていい

あざみ「ふふ・・・いい子いい子・・・ナデナデ」
あやめ「・・・・・・ふにゅ」

あやめはあざみさんの腕の中で幸せそうにしている
ちょっと羨ましい・・・

オバ「ふふふ・・・」

オバさんも暖かに笑っている
家族の情景ってこんなのを言うんだろうな・・・
俺も凄く幸せだ・・・

オバ「ともあれ、ディ伊山となると・・・割と遠いですわね」
あざみ「ええ、そうなんですよ・・・ここからだと・・・一日は掛かります」
富男「では、行くならば・・・早くとも明日以降ですね・・・」
あざみ「ええ、明日、早速出発させて頂きます。・・・あの、そこでお願いなのですが、あやめも連れて行って構いませんでしょうか?」
富男「いえ、それどころか・・・宜しければ我々もご一緒させて頂きたいのですが・・・」
オバ「ええ、ワタクシもそう思いますわ・・・」
あざみ「!まぁ・・・本当ですか!是非、お願いします!主人も息子も喜びますわ!」

・・・・・・一時間後・・・

・・・・その日はあざみさん宅に泊まらせてもらう事に相成った


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